JP2007267790A - 遊技用集計装置及び遊技場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 図柄変動中信号やリーチ信号などの特殊な信号が遊技機から出力されていなくとも、通常出力されている信号を用いて、スーパーリーチによる遊技結果を遊技者に提示し、さらに演出の効果を高める。
【解決手段】 遊技用集計装置(遊技用管理装置50)が、アウト信号の非検出状態が所定時間以上継続したときに、当該非検出状態がロングリーチ止め打ち状態か否かを、図柄停止信号を用いて判定するロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1と、ロングリーチ止め打ち状態における停止図柄が大当りの場合をロングリーチ大当り状態と判定するとともに、ロングリーチ止め打ち状態における停止図柄が大当り以外の場合をロングリーチはずれ状態と判定するロングリーチ大当り状態判定手段53−2とを有した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機を含む遊技用装置から所定の信号を受信するとともに、この受信した各種信号の示す遊技関連情報を集計・管理する遊技用集計装置、及びこの遊技用集計装置を備えた遊技場管理システムに関し、特に、図柄変動中信号やリーチ信号が出力されない遊技機についても、リーチ状態に関する遊技関連情報を集計し、遊技者に提示可能とする遊技用集計装置及び遊技場管理システムに関する。
一般に、パチンコ機は、始動口入賞によって可変図柄表示装置が変動し、所定の時間後停止して抽選結果図柄を表示する。そして、この表示された図柄が特定の停止図柄の場合には、遊技者が有利となる大当り状態になる。
普通スタートと呼ばれる可変図柄表示装置の作動信号は、作動が停止して図柄が確定したときには、図柄停止信号としてパルス信号が遊技機から出力されている。このため、可変図柄表示装置の作動時間による演出は、従来から行われていたがリーチ状態の判定ができず、リーチ演出に関する遊技情報は取れなかった。
しかし、リーチ時間演出の結果についての集計データを遊技者に提示する技術が提案されている。
例えば、遊技機のルーレットがリーチ信号を出力し、表示装置の計数回路がそのリーチ信号の入力回数をカウントし、この表示装置の表示手段が、そのカウント値をリーチ状態の発生回数として表示するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、例えば、選択されたリーチ演出(4種類)で図柄が開始されたとき、リーチ演出の総数とそのときのリーチ演出で大当りになった回数の比率を遊技機内の表示装置に表示するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
これらは、いずれも一つ又は複数のリーチ信号が出力されていて、その信号を用いたものとなっている。
特開2000−288216号公報 特開2001−137467号公報
しかしながら、リーチ信号は、特許文献に開示されてはいるものの、遊技場に実際に設置されている遊技機にはほとんど採用されないのが実状である。
これは、遊技機に取り付けられた出力端子板の端子数に制限があること、そして、アウト信号やセーフ信号、大当り信号などの主要な信号を出力端子板から出力させるようにすると、それだけで出力端子がすべて使用されてしまうため、図柄変動中(リーチ時間)の信号やリーチ信号までは出力できないからである。また、出力されていても集計装置側に入力手段が不足して受信できない状態もあった。
一方、遊技者にとって、リーチの演出によって停止図柄がどのように変化しているかは大きな関心事である。このため、リーチ状態に関連する情報を遊技者に提示することは望ましいことである。
また、最近では規則の技術基準が改正されて、可変表示装置の作動様態による演出が多様化して、ノーマルリーチ、スーパーリーチ、発展型リーチなど、作動時間が長くなる傾向にある。このとき、遊技者の中には止め打ちを行う者もおり、そのリーチ状態における止め打ちに関する情報を収集することは遊技ホール側にとって有益である。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、図柄変動中信号やリーチ信号が遊技機から出力されていなくとも、通常、遊技機から出力されている信号を利用して、ロングリーチによる遊技結果を遊技者に提示し、さらに演出の効果を高めることを可能とする遊技用集計装置及び遊技場管理システムの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の遊技用集計装置は、遊技用装置から所定の信号を受信して集計する遊技用集計装置であって、遊技用装置から、少なくともアウト信号,図柄停止信号,大当り信号を受信する受信手段と、アウト信号の非検出状態が所定時間以上継続したときに、当該非検出状態がロングリーチ止め打ち状態か否かを、図柄停止信号を用いて判定するロングリーチ止め打ち状態判定手段と、ロングリーチ止め打ち状態における停止図柄が大当りの場合をロングリーチ大当り状態と判定するロングリーチ大当り状態判定手段とを有した構成としてある。
遊技用集計装置をこのような構成とすると、いずれのリーチ状態であるかの判定を、アウト信号,図柄停止信号,大当り信号といった、遊技機から通常出力されている信号を用いて行うことができる。
このため、本発明は、図柄変動中信号やリーチ信号を出力する特定の遊技機に限定されることなく、いずれの遊技機についても本発明を適用できる。そして、それら遊技機のスーパーリーチに関連する情報を集計し、その遊技結果を遊技者に提示することができる。
しかも、リーチ状態の種類として、ロングリーチ止め打ち状態、ロングリーチ大当り状態、ロングリーチはずれ状態に区別可能なため、ロングリーチに関連する情報を詳細かつ正確に算出して遊技者に提示できる。これにより、各リーチ状態に応じた演出を行うことで、さらに演出の効果を高めることができる。
また、本発明の遊技用集計装置は、ロングリーチ止め打ち状態判定手段が、アウト信号の非検出状態が所定時間以上継続しており、この継続中であって図柄停止信号が検出された場合を、ロングリーチ止め打ち状態と判定するとともに、アウト信号の非検出状態の継続中に図柄停止信号が検出されないでアウト信号が検出された場合を、通常の非稼動状態と判定する構成とすることができる。
遊技用集計装置をこのような構成とすれば、アウト信号と図柄停止信号とを用いて、アウト信号の非検出状態がロングリーチ止め打ち状態か、あるいは通常の非稼動状態かを的確に判定できる。
また、本発明の遊技用集計装置は、所定期間内での通常の非稼動状態の発生回数を通常非稼動状態回数として集計するとともに、所定期間内でのロングリーチ止め打ち状態の発生回数をロングリーチ止め打ち状態回数として集計し、通常非稼動状態回数とロングリーチ止め打ち状態回数との和に対する、ロングリーチ止め打ち状態回数の比をロングリーチ止め打ち状態発生率として算出するロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段を有した構成とすることができる。
遊技用集計装置をこのような構成とすると、ロングリーチ止め打ち状態の発生率を正確に算出できる。
また、本発明の遊技用集計装置は、所定期間内でのロングリーチ止め打ち状態の発生回数をロングリーチ止め打ち状態回数として集計するとともに、所定期間内でのロングリーチ大当り状態の発生回数をロングリーチ大当り状態回数として集計し、ロングリーチ止め打ち状態回数に対する、ロングリーチ大当り状態回数の比をロングリーチ大当り発生率として算出するロングリーチ大当り状態発生率算出手段を有した構成とすることができる。
遊技用集計装置をこのような構成とすれば、ロングリーチ大当り状態の発生率を正確に算出できる。
また、本発明の遊技場管理システムは、遊技用装置から所定の信号を受信して集計する遊技用集計装置を備えた遊技場管理システムであって、遊技用集計装置が、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用集計装置からなる構成とすることができる。
遊技場管理システムをこのような構成とすると、当該遊技場管理システムに設置される遊技機が図柄変動中信号やリーチ信号を出力しない場合であっても、その遊技機から出力される信号を用いてスーパーリーチによる遊技結果を集計し遊技者に提示することができる。
以上のように、本発明によれば、図柄変動中信号やリーチ信号が出力されていない場合でも、リーチ演出が行われた結果の大当り発生率を、遊技客に提供し、興趣を盛り上げることができる。
また、遊技機固有のリーチ演出の特性を把握することができ、管理装置側から演出を、遊技機対応の表示装置に行うことができる。例えば、「来たぞ、来たぞ」などを表示させることができる。
さらに、特に長くなったリーチ時間別の止め打ち損失を把握することができる。
以下、本発明に係る遊技用集計装置及び遊技場管理システムの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の遊技場管理システムの実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
(遊技場管理システムの構成)
同図に示すように、遊技場管理システム1は、遊技機10と、遊技媒体貸出機20と、台コントローラ30と、島コントローラ40と、遊技用管理装置50と、情報表示端末60とを備えている。
遊技機10には、パチンコ機,スロットマシン,アレンジボール機,雀球機等、玉やメダルなどの所定の遊技媒体を使用して遊技を行う各種の遊技機が含まれる。
遊技媒体貸出機20には、遊技球を貸し出す遊技球貸出機(玉貸機)や、メダルを貸し出すメダル貸出機がある。
この遊技媒体貸出機20には、表示装置21が取り付けられている。表示装置21は、遊技者に対して遊技機10に関する情報等を提示するためのモニタである。この表示装置21には、集計データ一覧表や遊技機別データ表などを表示させることができる。それら集計データ一覧等については、後記の「情報表示端末の構成」で詳述する。
なお、本実施形態において、「遊技用装置」には遊技機10や遊技媒体貸出機20が含まれる。ただし、遊技用装置は、それら遊技機10等に限るものではなく、遊技場に設置される種々の装置、例えば、遊技媒体計数機などを含む。
台コントローラ30は、一又は二以上の遊技機10等から遊技に関連する所定の信号を入力し、その入力した信号に対して所定の処理を行い、島コントローラ40を介して遊技用管理装置50へ送信する。
島コントローラ40は、一又は二以上の台コントローラ30から送信されてきた所定の信号を遊技用管理装置50へ送信する。
なお、台コントローラ30や島コントローラ40は、省略することもできる。
また、遊技用管理装置50については、次に説明する。さらに、情報表示端末60については、後記の「情報表示端末の構成」で説明する。
(遊技用管理装置の構成)
次に、遊技用管理装置の構成について、図2を参照して説明する。
遊技用管理装置(遊技用集計装置)50は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、図2に示すように、通信手段51と、記憶手段52と、演算手段53と、制御手段54と、表示手段55と、入力手段56と、出力手段57とを有している。
通信手段(受信手段)51は、台コントローラ30や島コントローラ40を介して遊技用装置から所定の信号を受信する。その所定の信号には、例えば、アウト信号(投入数信号)、図柄停止信号、大当り信号などが含まれる。
なお、アウト信号は、遊技機10がパチンコ機の場合には、打ち込んだ遊技球が排出されて、アウトタンクに集められ、このアウトタンクから島に排出還元される遊技球を計数し、10個に1パルスの信号として出力されるものである。
図柄停止信号とは、図柄が停止表示されたことを示す信号である。
大当り信号とは、遊技機10が現在大当り状態であるか否かを示す信号をいう。例えば、RB信号やBB信号などが含まれる。
また、通信手段51は、ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3(後述)で算出された発生率、ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4(後述)で算出された発生率、集計手段53−5(後述)で集計された各種情報を情報表示端末60や遊技媒体貸出機20の表示装置21へ送信する。
記憶手段52は、遊技用管理装置50の有する各種機能に関するデータやプログラムなどを記憶する。また、記憶手段52は、通信手段51で受信された各種の信号にもとづき集計・算出された種々の遊技関連情報を記憶する。この遊技関連情報には、例えば、遊技媒体の投入に関連する情報、図柄停止に関連する情報、大当りに関連する情報、その他各種情報が含まれる。
さらに、記憶手段52は、本発明に関する、演算手段53のロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1(後述)における判定の結果、ロングリーチ大当り状態判定手段53−2(後述)における判定の結果、ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3(後述)で算出された発生率、ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4(後述)で算出された発生率、その他の集計手段53−5(後述)で集計された各種遊技情報を記憶する。
演算手段53は、ロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1と、ロングリーチ大当り状態判定手段53−2と、ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3と、ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4と、集計手段53−5とを有している。
ロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1は、アウト信号が検出されない状態(非検出状態)が所定時間以上継続しているか否かを判定するとともに、その所定時間以上継続している非検出状態が、ロングリーチにおける止め打ち状態か、あるいは通常の非稼動状態かを判定する。
この判定の具体例を、図3、図4を参照して説明する。
まず、アウト信号の非検出状態が、所定時間以上(例えば、同図においては30秒以上)継続しているか否かを判定する。
判定の結果、非検出状態が所定時間以上継続している場合には、打ち込み停止を検出したものと判定する。一方、非検出状態が所定時間以上継続していない場合には、打ち込み停止を検出していないものと判定する。
なお、図3、図4においては、非検出状態が所定時間以上継続しているため、打ち込み停止が検出された状態となっている。
打ち込み停止を検出したものと判定すると、次いで、その非検出状態が継続して、図柄停止信号を検出したか否かを判定する。
判定の結果、図柄停止信号を検出したときは、ロングリーチ止め打ち状態と判定する。
一方、図柄停止信号を検出する前にアウト信号を検出したときは、通常の非稼動状態と判定する。
図3においては、アウト信号の非検出状態の継続後に図柄停止信号が検出されているため、ロングリーチ止め打ち状態と判定される。
一方、図4においては、アウト信号の非検出状態の継続後、図柄停止信号が検出される前に当該アウト信号が検出されているため、通常の非稼動状態と判定される。
なお、本実施形態においては、所定時間を30秒とする。これは、次の理由による。
遊技機(パチンコ機)10の打ち込みは、100玉/1分と規制されている。
また、打ち込み玉の検出が10:1であることから、
1玉あたり 60秒/100玉=0.6秒
10玉検出に 0.6秒×10玉=6秒
盤面上の時間差、10秒を加算しても16秒。安全係数で倍を計算すると、32秒の時間が計算される。
これにより、所定時間は、30秒とする。
なお、所定時間は、30秒に限るものではなく、遊技ホールの管理者等により任意に変更可能とすることができる。
また、ロングリーチ止め打ち状態の判定に用いられるアウト信号は、通常アウト玉10個に1信号のアウトメータから出力されているが、アウト玉1個に1信号が出力されるアウトメータであれば、止め打ちが開始されたことを確認する所定時間30秒を少なくすることができる。
ロングリーチ大当り状態判定手段53−2は、ロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1においてロングリーチ止め打ち状態と判定されたときに、そのロングリーチ止め打ち状態が、ロングリーチ大当り状態か、あるいはロングリーチはずれ状態かを判定する。
この判定の具体例を、図5、図6を参照して説明する。
ロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1においてアウト信号の非検出状態がロングリーチ止め打ち状態であると判定されると、その非検出状態における停止図柄が大当りか否かを大当り信号の検出/非検出により判定する。
例えば、図5に示すように、アウト信号の非検出状態において検出された図柄停止信号の出力タイミングにて大当り信号が検出されたときは、ロングリーチ大当り状態であると判定する。
一方、図6に示すように、その図柄停止信号の出力タイミングにて大当り信号が検出されなかったときは、ロングリーチはずれ状態であると判定する。
ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3は、所定期間内における打ち込み停止の検出回数に対する、ロングリーチ止め打ち状態の検出回数を、ロングリーチ止め打ち状態発生率として算出する。
この算出の手順については、後記の「ロングリーチ止め打ち状態発生率の算出手順」において詳述する。
ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4は、所定期間内におけるロングリーチ止め打ち状態の発生回数に対する、ロングリーチ大当り状態の発生回数の比をロングリーチ大当り発生率として算出する。また、発生率の逆数である、大当り1回あたりのロングリーチ止め打ち状態発生回数を算出する。
この算出の手順については、後記の「ロングリーチ大当り発生率の算出手順」において詳述する。
集計手段53−5は、本発明に関して、ロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1で判定された、ロングリーチ止め打ち状態、通常非稼動状態を遊技機毎に集計し、ロングリーチ大当り状態判定手段53−2で判定された、ロングリーチ大当り状態、ロングリーチはずれ状態を遊技機毎に集計する。その他、各種遊技関連情報の集計を行う。
また、集計手段53−5は、ロングリーチ止め打ち状態中の時間を計測又は推定して、止め打ちによる、遊技場の損失金額(推定損失玉)を集計することもできる。
制御手段54は、遊技場管理装置50の有する各種機能を動作させるために、所定の処理を行い、また、遊技場管理装置50の構成各部を制御する。
また、制御手段54は、通信手段51で受信された信号をデータに変換して記憶手段52へ送り記憶させることができる。
表示手段55は、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)、プラズマディスプレイなどのうちいずれか一以上で構成されており、所定のデータを画面表示することができる。
なお、この表示手段55には、後述する集計データ一覧表や遊技機別データ表などを表示させることができる。それら集計データ一覧等については、後記の「情報表示端末の構成」で詳述する。
入力手段56は、複数のボタンやキーなどで構成されており、遊技場管理装置50の有する各種機能の実行に関する命令や各種データ等を入力する。
出力手段57は、遊技場管理装置50の周辺機器(例えば、印刷装置や外部記憶装置など)との間でデータの送受信を行う。
なお、本実施形態においては、遊技用管理装置50がロングリーチ止め打ち状態の判定,ロングリーチ大当り状態の判定,ロングリーチ止め打ち状態発生率の算出,ロングリーチ大当り発生率の算出を行うことから、「遊技用集計装置」としての機能を有している。
ただし、その機能は、遊技用管理装置50に限るものではなく、台コントローラ30や島コントローラ40などが有することができる。この場合、それら台コントローラ30等が「遊技用集計装置」に該当する。
(情報表示端末の構成)
次に、情報表示端末について、説明する。
情報表示端末60は、遊技場内に設置される装置であって、遊技用管理装置50で集計・算出された各種の遊技関連情報を受信して表示する。特に、ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3で算出された発生率、ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4で算出された発生率、集計手段53−5で集計された各種遊技情報を遊技用管理装置50から受信して表示する。
この情報表示端末60に表示される遊技関連情報は、例えば、図7に示すような集計データ一覧表としてまとめることができ、あるいは、図8に示すような遊技機別データ表のように遊技機別に表示することができる。
集計データ一覧表は、遊技機ごとに算出されたロングリーチの発生回数、ロングリーチ発生率、ロングリーチ大当り発生回数、ロングリーチ大当り発生率、特賞1回当りのロングリーチ、推定損失玉などが一覧としてまとめられた表である。
遊技機別データ表は、集計データ一覧表に表示される遊技関連情報のうち、遊技機1台に関する遊技関連情報を、1画面で表示するものである。また、遊技機別データ表には、前回の大当りから現在までのロングリーチ発生回数を「現在の回数」として表示させることもできる。
なお、このように情報表示端末60に表示される情報は、遊技媒体貸出機20の表示装置21や、遊技場管理装置50の表示手段55に表示させることもできる。
ただし、図8に示す遊技機別データ表については、主として遊技媒体貸出機20の表示装置21に表示することが想定される。
(遊技用管理装置の動作)
次に、本実施形態の遊技用管理装置の動作について、図9を参照して説明する。
同図は、本実施形態の遊技用管理装置の動作を示すフローチャートである。
営業時間中においては、遊技機10を含む遊技用装置から遊技用管理装置50へ所定の信号が送信される。これにより、遊技用管理装置50においては、その受信された所定の信号にもとづく遊技関連情報が収集される(ステップ10)。
本発明に関して、遊技用管理装置50のロングリーチ止め打ち状態判定手段53−1において、アウト信号と図柄停止信号とを用いて、アウト信号の非検出状態がロングリーチ止め打ち状態であるか、あるいは通常の非稼動状態であるかが判定され、集計される(ステップ11)。判定された状態は、遊技機毎に集計、記憶される。
次いで、ロングリーチ止め打ち状態については、ロングリーチ大当り状態か、あるいは、ロングリーチはずれ状態かが、ロングリーチ大当り状態判定手段53−2において判定され、集計される(ステップ12)。判定された状態は、遊技機毎に集計、記憶される。
続いて、ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3において、ロングリーチ止め打ち状態発生率が算出される(ステップ13)。
さらに、ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4において、ロングリーチ大当り発生率として算出される(ステップ14)。
次に、ロングリーチ止め打ち状態発生率の算出手順について、図10を参照して説明する。
同図は、ロングリーチ止め打ち状態発生率を算出する処理手順を示すフローチャートである。
ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段53−3において、集計、記憶された所定期間内での通常の非稼動状態の発生回数と、ロングリーチ止め打ち状態の発生回数との和が算出される(ステップ20)。
そして、その和に対するロングリーチ止め打ち状態回数の比がロングリーチ止め打ち状態発生率として算出される(ステップ21)。
なお、所定期間は、例えば、一営業日、一営業日における任意の時間帯、数営業日、一週、数週などとすることができる。また、所定期間は、稼動した期間(例えば、図柄変動回数3000回など)としてもよい。この所定期間は、遊技ホール側が任意に設定することができる。
また、このロングリーチ止め打ち状態発生率については、遊技機ごと、機種ごとに算出される。
次に、ロングリーチ大当り発生率の算出手順について、図11を参照して説明する。
同図は、ロングリーチ大当り発生率を算出する処理手順を示すフローチャートである。
ロングリーチ大当り状態発生率算出手段53−4において、集計、記憶された、所定期間内でのロングリーチ止め打ち状態の発生回数に対する、ロングリーチ大当り状態回数の比がロングリーチ大当り発生率として算出される(ステップ30)。また、その逆数も、大当り1回当りの平均ロングリーチ発生回数として算出される。
なお、このロングリーチ大当り発生率については、遊技機ごと、機種ごとに算出される。
以上説明したように、本実施形態の遊技用集計装置及び遊技場管理システムによれば、遊技機から図柄変動中信号やリーチ信号が出力されない場合でも、アウト信号,図柄停止信号,大当り信号を用いることで、リーチ演出によるロングリーチを判定して、この判定したロングリーチにおける、大当りの発生に関する指標を遊技者に提示して、リーチ演出の興趣を高めることができる。
なお、以下の各実施形態における遊技用集計装置や遊技場管理システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより実現することができる。プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、たとえば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
以上、本発明の遊技用集計装置及び遊技場管理システムの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技用集計装置及び遊技場管理システムは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、遊技用管理装置や情報表示端末を1台ずつ備えてあるが、それら遊技用管理装置等は一台ずつに限るものではなく、複数台備えることもできる。
また、上述の実施形態においては、パチンコ機について説明したが、ゲーム性により他の遊技機においても適用可能である。
本発明は、ロングリーチの止め打ち状態に関する発明であるため、ロングリーチが行われる遊技機が接続された遊技場管理システムや、この遊技場管理システムに備えられた遊技用管理装置に利用可能である。
本発明の実施形態における遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。 遊技用管理装置の構成を示すブロック図である。 ロングリーチによる止め打ちの場合を説明するための図柄停止信号及びアウト変化信号の波形図である。 通常非稼動の場合を説明するための図柄停止信号及びアウト変化信号の波形図である。 ロングリーチ後の大当りが発生した場合を説明するための大当り信号、図柄停止信号及びアウト変化信号の波形図である。 ロングリーチ後の大当りが未発生の場合を説明するための大当り信号、図柄停止信号及びアウト変化信号の波形図である。 集計データ一覧表の構成を示す図表である。 遊技機別データ表の構成を示す図表である。 本発明の実施形態における遊技用管理装置の動作を示すフローチャートである。 ロングリーチ止め打ち状態発生率算出処理の動作手順を示すフローチャートである。 ロングリーチ大当り状態発生率算出処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技場管理システム
10 遊技機
20 遊技媒体貸出機
21 表示装置
50 遊技用管理装置
51 通信手段
52 記憶手段
53 演算手段
53−1 ロングリーチ止め打ち状態判定手段
53−2 ロングリーチ大当り状態判定手段
53−3 ロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段
53−4 ロングリーチ大当り状態発生率算出手段
53−5 集計手段
55 表示手段

Claims (5)

  1. 遊技用装置から所定の信号を受信して集計する遊技用集計装置であって、
    前記遊技用装置から、少なくともアウト信号,図柄停止信号,大当り信号を受信する受信手段と、
    前記アウト信号の非検出状態が所定時間以上継続したときに、当該非検出状態がロングリーチ止め打ち状態か否かを、前記図柄停止信号を用いて判定するロングリーチ止め打ち状態判定手段と、
    前記ロングリーチ止め打ち状態における停止図柄が大当りの場合をロングリーチ大当り状態と判定するロングリーチ大当り状態判定手段とを有した
    ことを特徴とする遊技用集計装置。
  2. ロングリーチ止め打ち状態判定手段が、
    前記アウト信号の非検出状態が所定時間以上継続しており、この継続中であって前記図柄停止信号が検出された場合を、ロングリーチ止め打ち状態と判定するとともに、
    前記アウト信号の非検出状態の継続中に前記図柄停止信号が検出されないで前記アウト信号が検出された場合を、通常の非稼動状態と判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技用集計装置。
  3. 所定期間内での前記通常の非稼動状態の発生回数を通常非稼動状態回数として集計するとともに、前記所定期間内での前記ロングリーチ止め打ち状態の発生回数をロングリーチ止め打ち状態回数として集計し、前記通常非稼動状態回数と前記ロングリーチ止め打ち状態回数との和に対する、前記ロングリーチ止め打ち状態回数の比をロングリーチ止め打ち状態発生率として算出するロングリーチ止め打ち状態発生率算出手段を有した
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技用集計装置。
  4. 所定期間内での前記ロングリーチ止め打ち状態の発生回数をロングリーチ止め打ち状態回数として集計するとともに、前記所定期間内でのロングリーチ大当り状態の発生回数をロングリーチ大当り状態回数として集計し、前記ロングリーチ止め打ち状態回数に対する、前記ロングリーチ大当り状態回数の比をロングリーチ大当り発生率として算出するロングリーチ大当り状態発生率算出手段を有した
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用集計装置。
  5. 遊技用装置から所定の信号を受信して集計する遊技用集計装置を備えた遊技場管理システムであって、
    前記遊技用集計装置が、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用集計装置からなる
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
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