JP2007266822A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取付作業および接続作業が簡単で容易にでき、且つ所定波長の電波を感度良く受信することができるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】 合成樹脂製の保持部材17の上面に第1端子部25を有する第1電極板18を設けると共に、保持部材17の下面に第2端子部28を有する第2電極板19を第1電極板18に対向させて設け、第1、第2端子部25、28を保持部材17の側方に並べて延出させ、この延出した第1、第2端子部25、28の各先端部を回路基板14に取り付けた。従って、第1、第2電極板18、19を保持部材17によって所定間隔で対向させることができ、これにより所定波長(例えば短い波長)の電波を感度良く受信することができる。また、第1、第2端子部25、28を回路基板14に直接取り付けて電気的に接続することができ、これにより取付作業および接続作業が簡単で容易にできる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子腕時計などの携帯型の電子機器に用いられるアンテナ装置に関する。
例えば、電子腕時計においては、アンテナ装置を内蔵した電波時計がある。この種の電子腕時計は、特許文献1に記載されているように、合成樹脂製の腕時計ケースの外周部にバンド取付部を外側に突出させて設け、この突出したバンド取付部に対応する腕時計ケースの内周部にアンテナ収納部を設け、このアンテナ収納部内にアンテナ装置を収納し、この状態でアンテナ装置を腕時計ケース内の回路基板に接続線によって電気的に接続するように構成されている。この場合、アンテナ装置は、バーアンテナであり、コアの外周にコイルを巻き付けた構成になっている。
特開2002−98780号
しかしながら、このような従来のアンテナ装置では、コアの外周にコイルを巻き付けた構成であるから、波長の長い電波を受信する場合に有効であっても、波長の短い電波、例えば高周波の電波を受信することは難しく、このため人口衛星などからの波長の短い電波を受信して居場所を特定するGPS用としては不向きであるばかりか、アンテナ装置をアンテナ収納部に収納した状態で回路基板に接続線によって接続しなければならないため、その取付作業および接続作業が面倒であるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、取付作業および接続作業が簡単で容易にでき、且つ所定波長の電波を感度良く受信することができるアンテナ装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図17に示すように、合成樹脂製の保持部材(17)の上面(17a)に第1端子部(25)を有する第1電極板(18)を設けると共に、前記保持部材の下面(17b)に第2端子部(28)を有する第2電極板(19)を前記第1電極板に対向させて設け、前記第1、第2端子部を前記保持部材の側方に並べて延出させ、この延出した前記第1、第2端子部の各先端部を回路基板(14)に取り付けたことを特徴とするアンテナ装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図17に示すように、前記保持部材(17)の下側に、ストッパ部材(30)が前記保持部材に接近して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置である。
請求項3に記載の発明は、図18〜図21に示すように、合成樹脂製の保持部材(17)の上面に端子部(第1端子部25)を有する第1電極板(18)を設けると共に、回路基板(14)に前記第1電極板と対向する第2電極板(41、51)を設け、前記保持部材の下面を前記回路基板の前記第2電極板に対応させた状態で、前記保持部材を前記回路基板に取り付けたことを特徴とするアンテナ装置である。
請求項4に記載の発明は、図18および図19に示すように、前記第2電極板(41)が、前記回路基板(14)の上面に設けられて、前記回路基板の上面に設けられた接続配線(接続端子14a、14b)と電気的に接続され、前記第1電極板の前記端子部(第1端子部25)が、前記回路基板の上面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置である。
請求項5に記載の発明は、図20に示すように、前記第2電極板(41)が、前記回路基板(14)の上面に設けられて、前記回路基板に設けられたスルーホール(47)を介して前記回路基板の下面に設けられた接続配線(接続端子14a、14b)と電気的に接続され、前記第1電極板(18)の前記端子部(第1端子部25)が、前記回路基板に設けられた貫通孔(46)を通して前記回路基板の下面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置である。
請求項6に記載の発明は、図21に示すように、前記第2電極板(51)が、前記回路基板(14)の下面に設けられて、前記回路基板の下面に設けられた接続配線(接続端子14a、14b)と電気的に接続され、前記第1電極板(18)の前記端子部(第1端子部25)が、前記回路基板に設けられた貫通孔(46)を通して前記回路基板の下面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置である。
請求項1に記載の発明によれば、合成樹脂製の保持部材の上面に第1端子部を有する第1電極板を設けると共に、保持部材の下面に第2端子部を有する第2電極板を第1電極板に対向させて設けたので、第1電極板と第2電極板とを保持部材によって所定間隔で対向させることができ、これにより所定波長(例えば、短い波長)電波を感度良く受信することができる。このため、人工衛星などからの電波を確実に受信することができ、居場所を特定するGPS用のアンテナなどとして良好に使用することができる。
特に、第1、第2端子部を保持部材の側方に並べて延出させ、この延出した第1、第2端子部の各先端部を回路基板に取り付けているので、第1、第2端子部を回路基板に直接取り付けて電気的に接続することができ、これにより取付作業および接続作業が簡単で容易にできる。この場合、第1、第2端子部を所定角度に折り曲げることにより、保持部材の設置位置を調節することができると共に、保持部材の上面に設けられた第1電極板の向きを調節することができ、これにより最適な受信状態で設置することができるので、受信感度を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持部材の下側にストッパ部材が保持部材に接近して配置されていることにより、外部から衝撃を受けて保持部材が位置ずれを起こしても、ストッパ部材によって保持部材の位置ずれを抑制することができ、これにより常に保持部材および第1電極板を所定位置に配置することができるので、安定した受信感度を確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、合成樹脂製の保持部材の上面に端子部を有する第1電極板を設けると共に、回路基板に第1電極板と対向する第2電極板を設け、保持部材の下面を回路基板の第2電極板に対応させた状態で、保持部材を回路基板に取り付けているので、第1電極板と第2電極板とを保持部材によって所定間隔で対向させることができるので、請求項1に記載の発明と同様、所定波長の電波を受信することができる。これにより、人工衛星などからの電波を確実に受信することができ、居場所を特定するGPS用のアンテナとして良好に使用することができる。
この場合、第2電極板が回路基板に設けられているので、第2電極板を別部材として形成する必要がなく、回路基板の接続端子などの接続配線をパターン形成するときに、これと同時に第2電極板を形成することができ、これにより製造の簡素化を図ることができるほか、保持部材を回路基板の第2電極板と対応する箇所に配置して端子部を回路基板の接続配線に接触させて固定するだけで、第1電極板と回路基板とを電気的に接続することができ、これにより取付作業および接続作業の簡素化を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2電極板が回路基板の上面に設けられて回路基板の上面に設けられた接続配線と電気的に接続され、第1電極板の端子部が回路基板の上面の接続配線と電気的に接続されていることにより、請求項3に記載の発明と同様の作用効果があるほか、特に回路基板の上面にのみに第2電極板および接続配線をパターン形成すれば良いので、回路基板の製作が容易にでき、生産性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2電極板が回路基板の上面に設けられて回路基板に設けられたスルーホールを介して回路基板の下面に設けられた接続配線と電気的に接続され、第1電極板の端子部が回路基板に設けられた貫通孔を通して回路基板の下面の接続配線と電気的に接続されていることにより、請求項3に記載の発明と同様の作用効果があるほか、特に第2電極板および配線を回路基板の上下両面に設けることができ、これにより回路基板の高密度実装を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、第2電極板が回路基板の下面に設けられて回路基板の下面に設けられた接続配線と電気的に接続され、第1電極板の端子部が回路基板に設けられた貫通孔を通して回路基板の下面の接続配線と電気的に接続されていることにより、請求項3〜4に記載の発明と同様の作用効果があるほか、特に第1電極板と第2電極板とを保持部材と回路基板との両者によって所定間隔で対向させることができるので、保持部材を回路基板の厚みだけ薄く形成することができ、これによりアンテナ装置のコンパクト化を図ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図14を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明を適用した電子腕時計の拡大正面図、図2はそのA−A矢視における要部の拡大断面図、図3は図2のアンテナ装置を示した拡大斜視図である。
この電子腕時計は、図1および図2に示すように、合成樹脂製の腕時計ケース1を備えている。
この腕時計ケース1は、12時側と6時側との外周部にバンド取付部2がそれぞれ設けられ、このバンド取付部2に時計バンド(図示せず)が取り付けられ、この時計バンドによって腕に着脱可能に取り付けられるように構成されている。また、この腕時計ケース1の上部には、図2に示すように、時計ガラス3が取り付けられており、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール4およびGPS用(グローバル・ポジショニング・システム用)のアンテナ装置5が収納されている。さらに、この腕時計ケース1の下面には、裏蓋6が防水リング6aを介して取り付けられている。
この場合、腕時計ケース1は、図2に示すように、ABS樹脂などの硬質の合成樹脂からなるケース本体7と、このケース本体7の外周面に設けられたウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなる第1ベゼル8と、ケース本体7の上部外周に設けられた装飾用の第2ベゼル9とで構成されている。また、時計モジュール4は、時計機能およびGPS機能に必要な各種の電子部品を備え、時刻情報を表示するほか、受信した電波情報に基づいてGPS情報をも表示するように構成されている。
すなわち、時計モジュール4は、図2に示すように、上部ハウジング10と下部ハウジング11とを備えている。この上部ハウジング10には表示パネル12およびバックライトパネル13が設けられており、この上部ハウジング10と下部ハウジング11との間には回路基板14が配置されている。また、上部ハウジング10と下部ハウジング11とは、下部ハウジング11の下面に配置された地板15によって回路基板14を挟んで相互に取り付けられている。この状態で、時計モジュール4は、腕時計ケース1内に組み込まれている。
GPS用のアンテナ装置5は、図2に示すように、時計モジュール4の回路基板14に取り付けられ、この状態で12時側のバンド取付部2に対応する腕時計ケース1の内周部に設けられたアンテナ収納部16内に収納されている。すなわち、このアンテナ装置5は、図3〜図9に示すように、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体からなるほぼ三角柱の箱状の保持部材17と、この保持部材17の上面17a側に設けられた第1電極板18と、これに対向する保持部材17の下面17b側に設けられた第2電極板19とを備え、これら全体がチップ形状に形成された構成になっている。
この場合、保持部材17は、図6および図7に示すように、断面形状がほぼ直角三角形で、全体がほぼ三角柱の箱状に形成され、その直角部に対向する上面17a側が下面17b側に対して傾斜する傾斜面に形成されている。また、この保持部材17は、図5に示すように、その両端部がほぼ三角形状に切欠され、これにより後部(図5では下辺部)が長く、前部(同図では上辺部)が短く形成され、上方から見て全体がほぼ台形状に形成されている。
この保持部材17の内部には、図6および図7に示すように、空洞部20が上下に貫通して形成されていると共に、この内部における中間部には、空洞部20を左右に仕切る隔壁21が空洞部20の貫通方向に沿って設けられている。この隔壁21は、図7(a)および図7(b)に示すように、その上端面21aが保持部材17の上面17aと同一平面内に位置し、この上端面21aに第1電極板18の中間部分が支持され、また下端面21bが保持部材17の下面17bと同一平面内に位置し、この下端面21bに第2電極板19の中間部分が支持されるように構成されている。
また、この保持部材17の上面17aにおける前後部(図3では左右部)には、図3および図7(a)に示すように、保護突起部22が第1電極板18の上方に突出して設けられている。また、この保持部材17の下面17bにおける所定箇所、つまり図7(b)に示すように、下面17bの後部両側(同図では上辺部の両側)および前側中間部(同図では下辺の中間部)の3箇所には、第2電極板19を溶着によって固定するための溶着ボス23がそれぞれ設けられており、この下面17bにおける後部の右側には、図4および図7(b)に示すように、端子固定部24が設けられている。
第1電極板18は、アンテナ電極であり、厚みが0.2mm程度の銅などの薄い金属箔からなり、図3、図5、および図8に示すように、保持部材17の上面17aとほぼ同じ大きさの台形状に形成されていると共に、スリット18aによって全体が渦巻形状に形成され、この状態で図3、図5、および図6に示すように第1電極部18の前後の縁部が保持部材17の上面17aにインサート成形によって埋め込まれた状態で固定されている。また、この第1電極板18の後部側(図8では上辺側)の端部には、図8に示すように、第1端子部25が一体に形成されている。
この第1端子部25は、アンテナ端子25aとグランド端子25bとからなり、図3、図4、および図5に示すように、それぞれ保持部材17の上面17aから保持部材17の後部の壁中を通して保持部材17の下面17bの端子固定部24に導かれ、この導かれたアンテナ端子25aとグランド端子25bとの各先端部が端子固定部24から後方(図4では上辺側)に向けて並んで延出されている。この場合、アンテナ端子25aとグランド端子25bとは、第1電極板18で受信した電波によって発生する電流が交流であることにより、第1電極板18のほぼ同じ箇所に接近して設けられ、その両者の間隔でインピーダンスを調整するように構成されている。また、このアンテナ端子25aとグランド端子25bとの各先端部には、ビス孔26がそれぞれ設けられている。
第2電極板19は、グランド電極であり、第1電極板18と同様、厚みが0.2mm程度の銅などの薄い金属箔からなり、図4および図9に示すように、保持部材17の下面17bとほぼ同じ大きさの台形状に形成されていると共に、その所定箇所に複数の取付孔27が保持部材17の下面17bに設けられた複数の溶着ボス23に対応して設けられ、この複数の取付孔27に保持部材17の各溶着ボス23が挿入して溶融されることにより、この溶融した溶着ボス23によって保持部材17の下面17bに固定されている。
また、この第2電極板19の後端部におけるほぼ中間部分は、図4および図9に示すように、第2端子部28が一体に形成されている。この第2端子部28は、グランド端子であり、幅広の板状に形成され、図4に示すように、保持部材17の下面17bにおける後端部(図4では上辺部)から後方に向けて延出されている。この場合、第2端子部28には、複数のビス孔28aと複数のボス孔28bとが設けられている。また、第1電極板18の第1端子部25と第2電極板19の第2端子部28とは、図3および図4に示すように、保持部材17の下面17bにおいて後方(図3では左側)に向けてそれぞれ並んで延出されている。
そして、このアンテナ装置5は、図2、図10、および図11に示すように、第1、第2端子部25、28が所定角度θ1に折り曲げられて時計モジュール4内の回路基板14の各接続端子14a、14bに電気的に接続された状態で取り付けられている。すなわち、第1、第2端子部25、28は、図14に示すように、保持部材17の下面17bと同一平面に沿って後方(図14では左上)に向けて延出されているが、アンテナ装置5を回路基板14に取り付けるときに、図6(a)に示すように、所定角度θ1で折り曲げることにより、アンテナ収納部16内の所定位置、つまり図2に示すように、保持部材17の傾斜した上面17aに設けられた第1電極板18が腕時計ケース1の外面とほぼ平行に配置されると共に、アンテナ収納部16内に浮いた状態で配置されるように構成されている。
この場合、第1、第2端子部25、28のうち、第1端子部25のアンテナ端子25aとグランド端子25bとは、図11および図12に示すように、ビス29によって回路基板14の接続端子14aと接続端子14bとにそれぞれ固定されている。また、第2端子部28は、複数のボス孔28bに回路基板14のボス29aが挿入して位置決めされ、この状態で複数のビス孔28aがビス29によって回路基板14の接続端子14bに取り付けられている。
従って、このアンテナ装置5は、時計モジュール4を腕時計ケース1内に組み込むときに、これと同時にバンド取付部2に対応する腕時計ケース1の内周部に設けられたアンテナ収納部16内に浮いた状態で収納されるように構成されている。この場合、アンテナ装置5の下側に位置する裏蓋6の上面には、図2および図13に示すように、ストッパ部材30が接着剤30aによって設けられている。このストッパ部材30は、緩衝部材からなり、アンテナ装置5の下面に接近して配置され、腕時計ケース1が外部から衝撃を受けたときに、その衝撃によってアンテナ装置5が上下方向に位置ずれしないように構成されている。
このように、この電子腕時計のアンテナ装置5によれば、空洞部20が上下に貫通して設けられた保持部材17の上面17a側に第1端子部25を有する渦巻状の第1電極板18を設けると共に、保持部材17の上面17a側に対向する保持部材17の下面17b側に第2端子部28を有する平板状の第2電極板19を設けているので、保持部材17によって第1電極板18と第2電極板19とを接触させることなく所定間隔を置いて対向させることができる。これにより、所定波長(例えば、短い波長)の電波を受信することができると共に、保持部材17に設けられた空洞部20によって誘電率の低い空気空間を第1、第2電極板18、19間に設けることができるので、所定波長(例えば、短い波長)の電波を感度良く受信することができる。
この場合、特に第1電極板18は渦巻状に形成されていることにより、第1電極板18の設置面積が狭くても、第1電極板18の全長を十分に長くすることができ、このため保持部材17を小さく形成しても、周波数の調整ができ、受信感度を高めることができる。これにより、波長の短い電波、例えば高周波の電波を受信できるので、人工衛星などからの電波を確実に受信することができ、居場所を特定するGPS用のアンテナとして良好に使用することができるほか、特に従来例のようにコアにコイルを巻き付けた構成のアンテナ装置に比べて、その製作が簡単で重量も軽く、波長の短い電波を感度良く受信することができる。
また、第1電極板18が設けられた保持部材17の上面17a側が、これに対向する保持部材17の下面17b側に対して傾斜していることにより、第1電極板18の設置面積を広くすることができ、これによっても受信感度を高めることができるほか、特に腕時計ケース1内に組み込むときに、保持部材17の傾斜した上面17a側に設けられた第1電極板18を腕時計ケース1の外部に向けやすくことができ、これにより電波受信の指向性を高めることができるので、より一層、受信感度を高めることができる。
また、保持部材17の内部に空洞部20を左右に仕切る隔壁21が設けられ、この隔壁21の上端面21aが保持部材17の上面17aと同一平面内に位置し、また下端面21bが保持部材17の下面17bと同一平面内に位置しているので、この隔壁21上端面21aと下端面21bとによって第1、第2電極板18、19の中間部分を保持することができ、これにより第1、第2電極板18、19を銅などの薄い金属板で形成しても、第1、第2電極板18、19を安定した状態で保持部材17に固定することができるので、安定した受信性能を確保することができる。
この場合、特に第1電極板18が渦巻状に形成されて変形しやすいが、この渦巻状に形成された第1電極板18の中間部分を隔壁21の上端面21aによって保持することができるので、第1電極板18が変形しやすい渦巻状に形成されていても、第1電極板18の変形を防ぐことができると共に、第1電極板18を安定した状態で確実に且つ良好に保持部材17に固定することができる。
また、図4に示すように、保持部材17の上面17aおよび下面17bのうち、少なくとも下面17bに第2電極板19を溶着により固定する溶着ボス23が設けられていることにより、保持部材17の下面17bに第2電極板19を配置し、この状態で溶着ボス23によって第2電極板19を保持部材17の下面17bに確実に且つ強固に固定することができ、これにより第2電極板19を安定した受信状態に保つことができるので、これによっても安定した受信性能を確保することができる。
さらに、図3および図4に示すように、第1電極板18の第1端子部25と第2電極板19の第2端子部28が保持部材17の下面17bにおける後方にそれぞれ並んで延出されていることにより、第1、第2端子部25、28を一箇所に集中させて配置することができ、この延出した第1、第2端子部25、28の各先端部を回路基板14に取り付けているので、第1、第2端子部25、28を回路基板14に直接取り付けて電気的に接続することができ、これにより取付作業および接続作業が簡単で容易にできる。
この場合、第1、第2端子部25、28を所定角度θ1に折り曲げることにより、保持部材17の設置位置を調節することができると共に、保持部材17の上面17aに設けられた第1電極板18の向きを調節することができ、これによりアンテナ装置5を最適な受信状態に設置することができるので、受信感度を確保することができる。
また、アンテナ装置5は、腕時計ケース1の内周部に設けられたアンテナ収納部16内に浮いた状態で配置されているので、アンテナ装置5の周囲に誘電率の最も低い空気空間を設けることができ、これによってもアンテナ装置5の受信精度を向上させることができると共に、アンテナ装置5がアンテナ収納部16内に浮いていることにより、外部からの衝撃が直接アンテナ装置5に加わることがないので、耐衝撃性の高いものを得ることができる。
また、アンテナ装置5の下側に対応する箇所の裏蓋5には、ストッパ部材30が配置されているので、腕時計ケース1が外部から衝撃を受けたときに、その衝撃によってアンテナ装置5が上下方向に位置ずれを起こしても、アンテナ装置5がストッパ部材30に当接することにより、アンテナ装置5の上下方向への位置ずれを抑制することができ、これによりアンテナ装置5を常に所定位置に位置規制することができるので、これによっても安定した受信性能を維持することができる。
特に、このアンテナ装置5は、図1に示すように、12時側のバンド取付部2に位置する腕時計ケース1の内周部に形成されたアンテナ収納部16内に収納されているので、受信性能に影響を及ぼす電子部品や金属部品からアンテナ装置5を十分に離すことができると共に、腕時計ケース1を腕に取り付けて時計モジュール4の表示を見るときに、アンテナ装置5を使用者の身体(図1中の6時側のバンド取付部2の方向)と反対側(図1中の上側)に位置させることができるので、アンテナ装置5が使用者の身体による影響を受けにくくすることができ、このため6時側に設けた場合に比べて、受信性能を高めることができる。
(実施形態2)
次に、図15〜図17を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図14に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子腕時計のアンテナ装置35は、図15に示すように、保持部材17の上面17aに第1電極板18を溶着ボス36によって第2電極板19と同様に固定した構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この保持部材17の上面17aにおける所定箇所、つまり図16に示すように、上面17aの後部両側(同図では左上辺部の両側)および前側中間部(同図では右下辺部の中間部)には、溶着ボス36がそれぞれ設けられている。また、第1電極板18の所定箇所には、保持部材17の各溶着ボス36が挿入する取付孔37がそれぞれ設けられており、この第1電極板18の後端部(図16では左上辺の一端部)にも、第1端子部25が設けられている。この第1端子部25も、実施形態1と同様、アンテナ端子25aとグランド端子25bとからなり、第1電極板18の端部からほぼL状に屈曲形成された構成になっている。
そして、この第1電極板18は、図16に示すように、保持部材17の上面17aに上方から配置するときに、図17に示すように、各取付孔37に保持部材17の各溶着ボス36を挿入させ、この状態で図15に示すように溶着ボス36を溶融させることにより、保持部材17の上面17aに固定されるように構成されている。この場合、第1電極板18の第1端子部25は、保持部材17の上面17aにおける後端部(図15では左上辺部)から後部(同図では左側)の外面に沿って垂下されて、この垂下された先端部が実施形態1と同様に保持部材17の下面17bにおける後方に向けて延出されている。
このようなアンテナ装置35においても、保持部材17の上面17aに第1電極板18を溶着ボス36によって確実に且つ強固に固定することができるので、実施形態1と同様、第1電極板18を安定した受信状態に保つことができ、これによっても安定した受信性能を確保することができる。この場合にも、実施形態1と同様、第1端子部25が保持部材17の下面17bに取り付けられた第2電極板19の第2端子部28と共に保持部材17の下面17bにおける後方に向けて並んで延出されているので、第1、第2端子部25、28を時計モジュール4の回路基板14に直接取り付けて電気的に接続することができ、これにより取付作業および接続作業が簡単で容易にできる。
(実施形態3)
次に、図18および図19を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図14に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子腕時計のアンテナ装置40は、図18に示すように、時計モジュール4の回路基板14上に第2電極板41を設け、この第2電極板41上に保持部材17を設けた構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、時計モジュール4の回路基板14は、図18に示すように、時計モジュール4から側方に突出するアンテナ搭載部42が設けられ、このアンテナ搭載部42が12時側のバンド取付部2に対応する箇所の腕時計ケース1の内周部に設けられたアンテナ収納部16内に挿入するように構成されている。この回路基板14のアンテナ搭載部42の上面には、第2電極板41が銅などの金属箔によってパターン形成されている。この第2電極板41に対応する回路基板14のアンテナ搭載部42上には、保持部材17が固定されている。
この保持部材17は、実施形態1と同様に構成されており、この保持部材17の上面17aには、実施形態1と同様、第1電極板18が固定されている。この場合にも、第1電極板18の第1端子部25は、保持部材17の上面17aにおける後端部(図18では左端部)から後部(同図では右側)の外面に沿って垂下され、この垂下された先端部が実施形態1と同様に保持部材17の下面17bにおける後方に向けて延出され、この延出した先端部が図19に示すように回路基板14の接続端子14a、14bに半田などで電気的に接続されて取り付けられている。
このような電子腕時計のアンテナ装置40によれば、合成樹脂製の保持部材17の上面17aに第1端子部25を有する第1電極板18を設けると共に、回路基板14のアンテナ搭載部42に第1電極板18と対向する第2電極板41を設け、保持部材17の下面17bを回路基板14のアンテナ搭載部42の第2電極板41に対応させた状態で、保持部材17を回路基板14のアンテナ搭載部42に取り付けているので、実施形態1と同様、第1電極板18と第2電極板41とを保持部材17によって所定間隔を置いて対向させることができ、これにより波長の短い電波を効果的に受信することができるので、人工衛星などからの電波を確実に受信することができ、居場所を特定するGPS用のアンテナとして良好に使用することができる。
この場合、第2電極板41が回路基板14のアンテナ搭載部42に設けられているので、第2電極板41を別部材として形成する必要がなく、回路基板14の接続端子14a、14bなどの各種の接続配線をパターン形成するときに、この接続配線と同時に回路基板14のアンテナ搭載部42に第2電極板41を形成することができ、これにより製造の簡素化を図ることができる。また、保持部材17を第2電極板41と対応する回路基板14のアンテナ搭載部42上に配置して第1電極板18の第1端子部25を回路基板14の接続端子14a、14bに接触させて半田で固定するだけで、第1電極板18と回路基板14とを電気的に接続することができるので、その取付作業および接続作業が簡単で容易にできる。
(実施形態4)
次に、図20を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態4について説明する。この場合には、図18および図19に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子腕時計のアンテナ装置45は、図20に示すように、時計モジュール4の回路基板14の側方に突出したアンテナ搭載部42上に第2電極板41を設け、この第2電極板41上に保持部材17を設けると共に、第1電極板18の第1端子部25を回路基板14の下面に延出させて固定した構成で、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、回路基板14のアンテナ搭載部42には、図20に示すように、第1端子部25が挿入する貫通孔46が設けられ、この貫通孔46を通して第1端子部25が回路基板14の下面に延出している。また、回路基板14のアンテナ搭載部42の上面には、第2電極板41が設けられており、この回路基板14の下面には、図19に示した実施形態3と同様、接続端子14a、14bが設けられている。この場合、第1電極板18の第1端子部25は、回路基板14の下面に設けられた接続端子14a、14bに半田などで接続されている。また、第2電極板41は、回路基板14に設けられたスルーホール47を介して回路基板14の上面から下面に導かれてグランド用の接続端子14bに接続されている。
このようなアンテナ装置45においても、実施形態3と同様の作用効果があるほか、特に第2電極板41が回路基板14のアンテナ搭載部42の上面に設けられて回路基板14のスルーホール47を介して回路基板14の下面に設けられた接続端子14a、14bなどの各種の接続配線と電気的に接続され、第1電極板18の第1端子部25が回路基板14に設けられた貫通孔46を通して回路基板14の下面の接続端子14a、14bと電気的に接続されているので、第2電極板41および接続端子14a、14bを回路基板14の上下両面に設けることができ、これにより回路基板14の高密度実装を図ることができる。
(実施形態5)
次に、図21を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態5について説明する。この場合にも、図18および図19に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子腕時計のアンテナ装置50は、図21に示すように、時計モジュール4の回路基板14の側方に突出したアンテナ搭載部42の下面に第2電極板51を設け、この第2電極板51に対応するアンテナ搭載部42の上面に保持部材17を設けると共に、第1電極板18の第1端子部25を回路基板14の下面に延出させて固定した構成で、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、回路基板14のアンテナ搭載部42の下面には、図21に示すように、第2電極板51がパターン形成され、この第2電極板51に対応する回路基板14のアンテナ搭載部42の上面には、保持部材17が固定されている。この保持部材17の上面17aに設けられた第1電極板18の第1端子部25は、実施形態4と同様、回路基板14のアンテナ搭載部42の貫通孔46を通して回路基板14の下面に図19に示された実施形態3と同様に設けられた接続端子14a、14bに半田などで接続されている。
このようなアンテナ装置50においても、実施形態3、4と同様の作用効果があるほか、特に第2電極板51が回路基板14のアンテナ搭載部42の下面に設けられていると共に、この回路基板14の下面に設けられたグランド用の接続端子14bと電気的に接続され、第1電極板18の第1端子部25が回路基板14に設けられた貫通孔46を通して回路基板14の下面の接続端子14a、14bと電気的に接続されているので、第1電極板18と第2電極板51とを保持部材17と回路基板14との両者によって所定間隔で対向させることができ、これにより保持部材17を回路基板14の厚みだけ薄く形成することができるので、アンテナ装置50のコンパクト化を図ることができる。
なお、上記実施形態1〜5では、電子腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも電子腕時計である必要はなく、トラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができるほか、携帯電話機やPDA(携帯情報端末機)などの各種の電子機器にも広く適用することができる。
この発明を適用した電子腕時計の拡大正面図である。(実施形態1) 図1のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図2のアンテナ装置を示した拡大斜視図である。 図3のアンテナ装置を下面側から見た拡大斜視図である。 図3のアンテナ装置を示した拡大平面図である。 図5のアンテナ装置の断面を示し、(a)は図5のB−B矢視における断面図、(b)は図5のC−C矢視における断面図である。 図3のアンテナ装置の保持部材を示し、(a)は保持部材を上面側から見た斜視図、(b)は保持部材を下面側から見た斜視図である。 図3の第1電極板を示した斜視図である。 図4の第2電極板を示した斜視図である。 図3のアンテナ装置を時計モジュールに取り付けた状態の斜視図である。 図10を下面側から見た斜視図である。 図10におけるアンテナ装置と回路基板との接続状態を示した拡大平面図である。 図2の裏蓋を示した斜視図である。 図12においてアンテナ装置を回路基板に取り付ける前の状態を示したアンテナ装置の断面図である。 この発明のアンテナ装置を示した拡大斜視図である。(実施形態2) 図15の保持部材に第1電極板を取り付ける状態を示した分解斜視図である。 図16の第1電極板の取付孔に保持部材の上面に設けられた溶着ボスを挿入した状態の斜視図である。 この発明を適用した電子腕時計の時計モジュールにアンテナ装置を取り付けた状態を示した要部の拡大断面図である。(実施形態3) 図18におけるアンテナ装置と回路基板との接続状態を示した拡大平面図である。 この発明を適用した電子腕時計の時計モジュールにアンテナ装置を取り付けた状態を示した要部の拡大断面図である。(実施形態4) この発明を適用した電子腕時計の時計モジュールにアンテナ装置を取り付けた状態を示した要部の拡大断面図である。(実施形態5)
符号の説明
1 腕時計ケース
2 バンド取付部
3 時計ガラス
4 時計モジュール
5、35、40、45、50 アンテナ装置
6 裏蓋
14 回路基板
16 アンテナ収納部
17 保持部材
18 第1電極板
19、41、51 第2電極板
25 第1端子部
28 第2端子部
30 ストッパ部材
42 アンテナ搭載部
46 貫通孔
47 スルーホール

Claims (6)

  1. 合成樹脂製の保持部材の上面に第1端子部を有する第1電極板を設けると共に、前記保持部材の下面に第2端子部を有する第2電極板を前記第1電極板に対向させて設け、前記第1、第2端子部を前記保持部材の側方に並べて延出させ、この延出した前記第1、第2端子部の各先端部を回路基板に取り付けたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記保持部材の下側には、ストッパ部材が前記保持部材に接近して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 合成樹脂製の保持部材の上面に端子部を有する第1電極板を設けると共に、回路基板に前記第1電極板と対向する第2電極板を設け、前記保持部材の下面を前記回路基板の前記第2電極板に対応させた状態で、前記保持部材を前記回路基板に取り付けたことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 前記第2電極板は、前記回路基板の上面に設けられて、前記回路基板の上面に設けられた接続配線と電気的に接続され、
    前記第1電極板の前記端子部は、前記回路基板の上面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第2電極板は、前記回路基板の上面に設けられて、前記回路基板に設けられたスルーホールを介して前記回路基板の下面に設けられた接続配線と電気的に接続され、
    前記第1電極板の前記端子部は、前記回路基板に設けられた貫通孔を通して前記回路基板の下面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第2電極板は、前記回路基板の下面に設けられて、前記回路基板の下面に設けられた接続配線と電気的に接続され、
    前記第1電極板の前記端子部は、前記回路基板に設けられた貫通孔を通して前記回路基板の下面の前記接続配線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
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