JP2006287369A - アンテナ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造が簡単で重量も軽く、受信性能の高いアンテナ装置を提供する。
【解決手段】 誘電体からなる保持部材10と、この保持部材10の外表面に配置される銅系の金属材料からなる薄板状の電極部11とを備えたチップ形状のアンテナ装置6である。従って、幅広い周波数の電波に対応することができ、これにより人口衛星などからの電波を受信しやすく、居場所を特定するGPS用として良好に用いることができる。また、保持部材10の外表面に電極装着部12を凹部形状に形成し、この電極装着部12に電極部11を嵌着させて固定した。従って、圧入により簡単に電極部11を保持部材10の電極装着部12に固定できる。このため、製作が簡単で重量も軽いばかりか、誘電率の変化が激しい両面接着テープや接着剤を用いていないので、受信性能の高いものが得られる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電子腕時計などの携帯型の電子機器に用いられるアンテナ装置に関し、更に詳しくはGPS(グローバル・ポジショニング・システム)に用いられるチップ形状のアンテナ装置およびその製造方法に関する。
例えば、電子腕時計においては、アンテナ装置を内蔵した電波時計がある。この種の電子腕時計は、特許文献1に記載されているように、合成樹脂製の腕時計ケースの外周部にバンド取付部を外側に突出させて設け、この突出したバンド取付部内にアンテナ収納部を設け、このアンテナ収納部内にアンテナ装置を収納した構成になっている。この場合、アンテナ装置は、バーアンテナであり、コアの外周にコイルを巻き付けた構成になっている。
特開2002−98780号
しかしながら、このような従来のアンテナ装置では、コアの外周にコイルを巻き付けた構成であるから、幅広い周波数の電波に対応することが難しく、このため人口衛星などからの電波を受信して居場所を特定するGPS用としては不向きであるばかりか、コアの外周にコイルを巻き付けなければならないため、その製作が面倒で、製造コストも高く、重量も重いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、製造が簡単で重量も軽く、受信性能の高いアンテナ装置およびその製造方法を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図17に示すように、誘電体からなる保持部材(10、21、31)と、この保持部材の外表面に配置される金属材料からなる薄板状の電極部(11、22、32)とを備えたチップ形状のアンテナ装置であって、
前記保持部材の外表面には電極装着部(12、25、35)が凹部形状に形成され、この電極装着部には前記電極部が嵌着により固定されていることを特徴とするアンテナ装置(6、20、30、40)である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図7に示すように、前記保持部材(10)の内部に、空洞(13)が形成されていると共に、前記電極部(11)の一部を保持するための保持壁(14)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図17に示すように、前記電極部(11、22、32)が、アンテナ電極(15、36)とグランド電極(16、37)とを備え、これらが前記保持部材(10、21、31)の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置である。
請求項4に記載の発明は、図8〜図17に示すように、前記保持部材(21、31)の外表面に傾斜面(23、33)が形成され、この傾斜面にも前記電極装着部(25、35)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ装置である。
請求項5に記載の発明は、図11〜図17に示すように、前記電極部(32)が、渦巻き形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアンテナ装置である。
請求項6に記載の発明は、図11〜図17に示すように、前記保持部材(31)が、その両端部をそれぞれ斜めに切り落として平面形状がほぼ台形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアンテナ装置である。
請求項7に記載の発明は、図15〜図17に示すように、前記保持部材(31)には、機器ケース(腕時計ケース1)の内周面に形成されたアンテナ収納部(5)内に前記保持部材を浮かした状態で位置決めする位置決め部(41)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のアンテナ装置である。
請求項8に記載の発明は、図1〜図17に示すように、誘電体からなる保持部材(10、21、31)の外表面に金属材料からなる薄板状の電極部(11、22、32)を設けるチップ形状のアンテナ装置の製造方法であって、
前記保持部材の外表面に電極装着部(12、25、35)を凹部形状に形成し、この電極装着部に前記電極部を圧入により嵌着させて固定することを特徴とするアンテナ装置の製造方法である。
請求項9に記載の発明は、図1〜図17に示すように、前記電極部(11、22、32)がアンテナ電極(15、36)とグランド電極(16、37)とを備えており、これらアンテナ電極とグランド電極とを前記保持部材(10、21、31)の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ個別に固定することを特徴とする請求項8に記載のアンテナ装置の製造方法である。
請求項1に記載の発明によれば、誘電体からなる保持部材と、この保持部材の外表面に配置される金属材料からなる薄板状の電極部とを備えたチップ形状のアンテナ装置であるから、幅広い周波数の電波に対応することができ、これにより人工衛星などからの電波を受信しやすく、居場所を特定するGPS用として良好に用いることができるほか、特に保持部材の外表面に電極装着部が凹部形状に形成され、この電極装着部に電極部が嵌着により固定されているので、両面接着テープや接着剤を用いずに、圧入などにより簡単に電極部を保持部材の電極装着部に嵌着させて固定することができる。このため、従来例のようにコアにコイルを巻き付けた構成のアンテナ装置に比べて、その製作が簡単で重量も軽いばかりか、誘電率の変化が激しい両面接着テープや接着剤を用いていないので、受信性能の高いものを得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持部材の内部に、空洞が形成されていると共に、電極部の一部を保持する保持壁が形成されていることにより、保持部材に形成された空洞によって誘電率の最も低い空気空間を電極部間に形成することができ、このため、より一層、受信性能の高いものを得ることができると共に、重量も更に軽くすることができるほか、特に保持部材内に空洞を設けても、保持壁によって電極部を安定させた状態で保持部材に固定することができ、これにより電極部の変形を防ぐことができるので、受信性能の安定したものを得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、電極部がアンテナ電極とグランド電極とを備え、これらが保持部材の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ固定されていることにより、アンテナ電極とグランド電極とからなる電極部によって、受信性能を向上させることができると共に受信性能を安定させることができるほか、特にアンテナ電極とグランド電極とを個別に保持部材に固定することにより、電極部の製造のばらつきや、組み込み時における電極部の変形を軽減することができ、これにより電極部を保持部材に精度良く固定することができると共に、安定した受信性能を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、保持部材の外表面に傾斜面が形成され、この傾斜面にも電極装着部が設けられていることにより、保持部材の傾斜面に設けられた電極装着部に電極部を嵌着させて固定することができ、この状態で腕時計ケースなどの携帯型の機器ケース内にアンテナ装置を組み込むときに、保持部材の傾斜面を機器ケースの外側に向けやすくすることができるので、保持部材の傾斜面に固定された電極部を確実に且つ良好に機器ケースの外側に向けることができ、これによりアンテナ装置における電波の指向性を高めることができ、これによっても受信性能を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、電極部が渦巻き形状に形成されていることにより、保持部材を小さく形成して電極部の設置面積を狭くしても、アンテナとしての電極部の全長を十分に長くすることができ、このため保持部材を小さく形成しても、受信性能を最大限に高めることができると共に、装置全体の小型化をも図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、保持部材がその両端部をそれぞれ斜めに切り落として平面形状がほぼ台形状に形成されていることにより、例えば腕時計ケースなどの機器ケースの内周面に形成されたアンテナ収納部に収納して、機器ケースの下面に裏蓋をビスによって取り付けるときに、ビスを保持部材の両端部から十分に離して取り付けることができ、これによりビスによる電波障害を軽減することができるので、これによっても受信性能を高めることができると共に、装置全体の小型化をも図ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、保持部材には、機器ケースの内周面に形成されたアンテナ収納部内に保持部材を浮かした状態で位置決めする位置決め部が設けられていることにより、この位置決め部によって保持部材を機器ケースのアンテナ収納部内に浮かした状態で取り付けることができるので、アンテナ装置の周囲に誘電率の最も低い空気空間を設けることができる。このため、アンテナ装置の受信性能を更に高めることができると共に、アンテナ装置がアンテナ収納部内に浮いていることにより、外部からの衝撃が加わっても保持部材および電極部の変形を防ぐことができ、これにより安定した受信性能を確保することができると共に、耐衝撃性の高いものを得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、誘電体からなる保持部材の外表面に金属材料からなる薄板状の電極部を設けるときに、保持部材の外表面に凹部形状に形成された電極装着部に電極部を圧入により嵌着させて固定するので、両面接着テープや接着剤を用いずに、簡単に電極部を圧入により保持部材の電極装着部に嵌着させて固定することができる。このため、従来例のようにコアにコイルを巻き付けた構成のアンテナ装置に比べて、その製作が簡単で重量も軽いばかりか、誘電率の変化が激しい両面接着テープや接着剤を用いていないので、受信性能の高いものを得ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、電極部がアンテナ電極とグランド電極と備え、これらアンテナ電極とグランド電極とを保持部材の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ個別に固定するので、アンテナ電極とグランド電極とを別々に保持部材に固定することができ、このため電極部の製造のばらつきや、組み込み時における電極部の変形を軽減することができ、これにより電極部を保持部材に精度良く固定することができるので、安定した受信性能を確保することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図7を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明を適用した電子腕時計の要部を示した斜視図、図2はそのA−A矢視における拡大断面図、図3は図2のアンテナ装置を示した拡大平面図である。
この電子腕時計は、図1および図2に示すように、合成樹脂製の腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、12時側と6時側との外周部にバンド取付部2が設けられ、このバンド取付部2に時計バンド(図示せず)が取り付けられ、この時計バンドによって腕に着脱可能に取り付けられるように構成されている。
この腕時計ケース1の上部には、図2に示すように、時計ガラス3が取り付けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール4が配置されていると共に、12時側のバンド取付部2に位置する腕時計ケース1の内周部にアンテナ収納部5が形成され、このアンテナ収納部5内にGPS(グローバル・ポジショニング・システム)用のアンテナ装置6が収納されている。さらに、この腕時計ケース1の下部には、裏蓋7が防水リング8を介して取り付けられている。
この場合、裏蓋7は、図2に示すように、腕時計ケース1の下面全体に対応して配置される樹脂部7aと、アンテナ装置6の下側に対応する部分を除いて樹脂部7aに一体に形成された金属部7bとからなり、この金属部7bで腕からの静電気をシールドすると共に、この金属部7bによる影響を受けずに斜め下方からの電波をも取り込めるように構成されている。また、時計モジュール4は、時計機能およびGPSに必要な各種の電子部品を備え、時刻情報を表示するほか、アンテナ装置6で受信した電波情報に基づいてGPS情報をも表示するように構成されている。
アンテナ装置6は、超小型のチップ誘電体アンテナであり、図2〜図7に示すように、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体からなるほぼ箱状の保持部材10と、この保持部材10の外表面に配置される銅系の金属材料からなる薄板状の電極部11とを備え、これら全体がチップ形状に形成されている。すなわち、保持部材10は、図3および図4に示すように、長方形の箱状に形成されており、その上下に対向する長方形の外表面には、電極部11が装着する電極装着部12が形成されている。
この電極装着部12は、薄板状の電極部11の厚みとほぼ同じ深さの凹部形状に形成され、薄板状の電極部11が圧入により嵌着して固定されるように構成されている。また、保持部材10の内部は、図4に示すように、空洞13が形成されていると共に、電極部11の一部、つまり電極部11の中間部分を保持するための保持壁14が空洞13内における所定箇所(図4では中間部)に位置して形成されている。
一方、電極部11は、図4〜図6に示すように、アンテナ電極15とグランド電極16とを備え、これらが保持部材10の電極装着部12にそれぞれ圧入により嵌着され、これによりアンテナ電極15とグランド電極16とが保持部材10の相反する面に互いに所定距離を隔ててそれぞれ固定されている。すなわち、この電極部11は、図3および図4に示すように、アンテナ電極15とグランド電極16との各周縁部が電極装着部12の内周面に圧接した状態で固定されると共に、アンテナ電極15とグランド電極16との各中間部分が保持壁14に圧接して保持され、この状態で電極装着部12内に安定して固定されるように構成されている。
この場合、アンテナ電極15は、銅系の金属材料で薄板状に形成され、保持部材10の一面(図4では上面)に形成された電極装着部12に嵌着して、アンテナ電極15の中間部が保持壁14に保持された状態で固定されている。グランド電極16は、アンテナ電極15と同様、銅系の金属材料で薄板状に形成され、アンテナ電極15に対向する保持部材10の他面(図4では下面)に形成された電極装着部12に嵌着して、グランド電極16の中間部が保持壁14に保持された状態で固定されている。
また、このアンテナ装置6は、図2および図7に示すように、アンテナ電極15とグランド電極16とからなる電極部11が保持部材10の側面から延出されて腕時計ケース1内の時計モジュール4に電気的に接続されている。さらに、このアンテナ装置6は、図7に示すように、受信性能に影響が及ばない程度の距離Sを隔てビス17によって時計モジュール4に仮固定されている。なお、このアンテナ装置6は、必ずしもビス17で時計モジュール4に仮固定される必要はなく、腕時計ケース1に仮固定されていても良い。
このような電子腕時計のアンテナ装置6によれば、合成樹脂製の誘電体でほぼ箱状に形成された保持部材10と、この保持部材10の外表面に配置される銅系の金属材料で薄板状に形成された電極部11とを備え、これら全体がチップ形状に形成されているので、全体をコンパクトに構成することができるばかりか、幅広い周波数の電波に対応することができ、これにより人工衛星などからの電波を受信しやすく、居場所を特定するGPS用として良好に用いることができる。
この場合、特に保持部材10の外表面にアンテナ装着部12を凹部形状に形成し、このアンテナ装着部12に電極部11を圧入により嵌着させて固定しているので、両面接着テープや接着剤を用いずに、圧入により簡単に電極部11を保持部材10のアンテナ装着部12に固定することができる。このため、従来例のようにコアにコイルを巻き付けた構成のアンテナ装置に比べて、その製作が簡単で重量も軽いばかりか、特に誘電率の変化が激しい両面接着テープや接着剤を用いていないので、受信性能の高いものを得ることができる。
また、この保持部材10の内部には、空洞13が形成されていると共に、電極部11の中間部を保持する保持壁14が空洞13内の所定箇所つまり空洞13内の中間部分に位置して形成されていることにより、保持部材10の空洞13によって誘電率の最も低い空気空間を電極部11の間、つまりアンテナ電極15とグランド電極16との間に形成することができる。このため、より一層、受信性能の高いものを得ることができると共に、重量を更に軽くすることができるばかりか、保持部材10内に空洞13を設けても、保持壁14によって電極部7を安定させた状態で保持部材10に確実に固定することができるので、電極部11の変形を防ぐことができ、これにより安定した受信性能を確保することができる。
また、電極部11は、アンテナ電極15とグランド電極16とを備え、これらを保持部材10の異なる面、つまり保持部材10の上面と下面とに所定距離を隔ててそれぞれ固定しているので、アンテナ電極15とグランド電極16とからなる電極部11によって、受信性能を向上させることができると共に受信性能を安定させることができる。この場合、アンテナ電極15とグランド電極16とを個別に保持部材10に固定することにより、電極部11の製造のばらつきや、組み込み時における電極部11の変形を軽減することができ、これによっても電極部11を保持部材10に精度良く固定することができるので、安定した受信性能を確保することができる。特に、受信性能を調整する必要が生じた場合には、保持部材10の形状、例えば厚みや大きさを調節することにより、容易に受信性能を調整することができる。
さらに、このアンテナ装置6では、電極部11が、図7に示すように、アンテナ装置6の受信性能に影響を及ぼさない程度の距離Sを隔てビス17によって時計モジュール4(または腕時計ケース1)に仮固定されているので、アンテナ装置6が位置ずれを起こさないように、確実に且つ良好にアンテナ装置6を固定することができ、これによっても、GPS用のアンテナ装置6として、受信性能を安定させることができる。
この場合、特にアンテナ装置6は、12時側のバンド取付部2に位置する腕時計ケース1の内周部に形成されたアンテナ収納部5内に収納されているので、受信性能に影響を及ぼす電子部品や金属部品からアンテナ装置6を十分に離すことができると共に、腕時計ケース1を腕に取り付けて時計モジュール4の表示を見るときに、アンテナ装置6を使用者の体と反対側に位置させることができるので、アンテナ装置6が使用者の体による影響を受けにくくすることができ、このため6時側に設けた場合に比べて、受信性能を高めることができる。
(実施形態2)
次に、図8〜図10を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子腕時計は、アンテナ装置20の全体形状が実施形態1と異なる構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、このアンテナ装置20は、実施形態1と同様、超小型のチップ誘電体アンテナであり、図8に示すように、腕時計ケース1の12時側に位置する内周部に形成されたアンテナ収納部5内に収納されている。また、このアンテナ装置20は、図9および図10に示すように、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体からなるほぼ三角柱状の保持部材21と、この保持部材21の外表面に配置される銅系の金属材料からなる薄板状の電極部22とを備え、これら全体がチップ形状に形成されている。
この場合、保持部材21は、図9および図10に示すように、断面形状がほぼ直角三角形で、全体が柱状に形成され、その直角部に対向する外表面が傾斜面23に形成され、この傾斜面23を腕時計ケース1の外部側に向けた状態でアンテナ収納部5内に配置されるように構成されている。また、この保持部材21の外表面、つまり傾斜面23とこれに隣接する水平な底面24とには、電極部22が装着する電極装着部25がそれぞれ凹部形状に形成されている。
一方、電極部22は、実施形態1と同様、アンテナ電極15とグランド電極16とを備え、これらが保持部材21の各電極装着部25にそれぞれ圧入により嵌着され、これによりアンテナ電極15とグランド電極16とが互いに所定距離を隔てて保持部材21に固定されている。すなわち、アンテナ電極15は、銅系の金属材料で薄板状に形成され、保持部材22の傾斜面23に形成された電極装着部25に嵌着されて固定されている。また、グランド電極16は、アンテナ電極15と同様、銅系の金属材料で薄板状に形成され、アンテナ電極15に隣接する保持部材21の水平な底面24に形成された電極装着部25に嵌着されて固定されている。
このような電子腕時計のアンテナ装置20によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に保持部材21がABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体によってほぼ直角三角形の柱状に形成され、これにより直角部に対向する外表面が傾斜面23に形成され、この傾斜面23にも電極装着部25が設けられているので、保持部材21の傾斜面23に設けられた電極装着部25に電極部22のアンテナ電極15を圧入により嵌着させて固定することができる。
このため、腕時計ケース1の内周面に形成されたアンテナ収納部5内にアンテナ装置20を組み込むときに、保持部材21の傾斜面23を腕時計ケース1の外側に向けやすくすることができるので、保持部材21の傾斜面23に固定された電極部22のアンテナ電極15全体を確実に且つ良好に腕時計ケース1の外側に向けることができ、これによりアンテナ装置20における電波の指向性を高めることができ、これによってもアンテナ装置20の受信性能を高めることができる。
(実施形態3)
次に、図11〜図14を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態3について説明する。この場合には、図8〜図10に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子腕時計は、アンテナ装置30の形状および構造が実施形態2と異なる構成で、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、このアンテナ装置30は、実施形態2と同様、超小型のチップ誘電体アンテナであり、図13に示すように、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体によってほぼ直角三角形の柱状に形成された保持部材31と、この保持部材31の外表面に配置される銅系の金属材料からなる薄板状の電極部32とを備え、これら全体がチップ形状に形成されている。この場合、ほぼ直角三角形の柱状に形成された保持部材31は、図13および図14に示すように、その両端部がそれぞれ斜めに切り落とされ、これにより全体の形状が上方から見て図14に示すようにほぼ台形状に形成されている。
この保持部材31は、実施形態2と同様、その直角部に対向する外表面が傾斜面33に形成され、この傾斜面33を図12に示すように腕時計ケース1の外部側に向けた状態でアンテナ収納部5内に配置されるように構成されている。また、この保持部材21の外表面、つまり傾斜面33とこれに隣接する水平な底面34とには、電極部32が装着する電極装着部35がそれぞれ形成されている。電極部32は、実施形態2と同様、アンテナ電極36とグランド電極37とを備え、これらが保持部材31の各電極装着部35にそれぞれ嵌着され、これによりアンテナ電極36とグランド電極37とが保持部材31の異なる面に互いに所定距離を隔ててそれぞれ固定されている。
この場合、アンテナ電極36とグランド電極37とのうち、アンテナ電極36は、銅系の金属材料からなる薄板に渦巻き状の溝36aを形成することにより、全体が渦巻き形状に形成され、この状態で保持部材31の傾斜面33に形成された電極装着部35に嵌着して固定されている。グランド電極37は、アンテナ電極36と同様、銅系の金属材料で薄板状に形成され、アンテナ電極36に隣接する保持部材31の水平な底面34に形成された電極装着部35に嵌着されて固定されている。
このような電子腕時計のアンテナ装置30によれば、実施形態2と同様の作用効果があるほか、特に電極部32のアンテナ電極36が、銅系の金属材料からなる薄板に渦巻き状の溝36aを形成することにより、アンテナ電極36全体が渦巻き形状に形成され、この状態で保持部材31の傾斜面33に形成された電極装着部35に固定されているので、保持部材31を小さく形成して電極部32の設置面積が狭くなっても、アンテナとしての電極部32の全長を十分に長くすることができ、このため保持部材31を小さく形成しても、受信性能を最大限に高めることができると共に、装置全体の小型化をも図ることができる。
この場合、特にアンテナ装置30の保持部材31は、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体によってほぼ直角三角形の柱状に形成されていると共に、その両端部がそれぞれ斜めに切り落とされ、これにより全体が上面から見てほぼ台形状に形成されているので、図11および図12に示すように、腕時計ケース1の12時側に位置する内周部に形成されたアンテナ収納部5内に収納して、腕時計ケース1の下面に裏蓋7をビス38で取り付けるときに、アンテナ装置30の両端部をビス38から十分に離すことができ、これによりアンテナ装置30がビス38の影響を受けないようにすることができるので、これによってもアンテナ装置30の受信性能を高めることができる。
また、アンテナ装置30の保持部材31は、その両端部がそれぞれ斜めに切り落とされ、これにより全体が上面から見てほぼ台形状に形成されていることにより、装置全体の小型化をも図ることができると共に、図11に示すように、12時側のバンド取付部2に位置する腕時計ケース1の内周部に形成されたアンテナ収納部5内にアンテナ装置30をコンパクトに収納することができる。
このため、アンテナ装置30を腕時計ケース1のアンテナ収納部5内に収納しても、バンド取付部2を先端側に向けて狭くなる形状に形成することができ、これによりバンド取付部2を滑らかな形状に形成することができるので、腕時計ケース1の形状の自由度を高めることができ、これにより腕時計ケース1の外観的およびデザイン的な向上を図ることができる。
(実施形態4)
次に、図15〜図17を参照して、この発明のアンテナ装置を電子腕時計に適用した実施形態4について説明する。この場合には、図11〜図14に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子腕時計は、アンテナ装置40の保持部材31に位置決め部41および位置決めボス43を設けた構成で、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この保持部材31は、実施形態3と同様、ABS樹脂などの合成樹脂製の誘電体によってほぼ直角三角形の柱状に形成されていると共に、その両端部がそれぞれ斜めに切り落とされ、これにより全体の形状が上方から見てほぼ台形状に形成されている。また、この保持部材31の両端部には、図16および図17に示すように、アンテナ装置40を腕時計ケース1の12時側に位置する内周面に形成されたアンテナ収納部5内に位置決めするための位置決め部41が鍔状に突出して形成されている。
この位置決め部41は、図16に示すように、腕時計ケース1のアンテナ収納部5に設けられた位置決め凹部42に挿入して取り付けられることにより、アンテナ装置40をアンテナ収納部5内に浮かした状態で保持するように構成されている。また、保持部材31の所定箇所、つまり保持部材31の上面および傾斜面33には、図17に示すように、電極部32のアンテナ電極36を位置決めするための位置決めボス43が設けられている。すなわち、この位置決めボス43は、アンテナ電極36の渦巻き状の溝36aに挿入することにより、アンテナ電極36を保持部材31に対し位置決めして固定するように構成されている。
このような電子腕時計のアンテナ装置40によれば、実施形態3と同様の作用効果があるほか、特に保持部材31の両端部に位置決め部41を設け、この位置決め部41を腕時計ケース1のアンテナ収納部5の位置決め凹部42に挿入させることにより、アンテナ装置40をアンテナ収納部5内に浮かした状態で取り付けることができる。このため、アンテナ装置40の周囲に誘電率の最も低い空気空間を設けることができ、これによりアンテナ装置40の受信性能を更に高めることができると共に、アンテナ装置40がアンテナ収納部5内に浮いていることにより、外部からの衝撃が加わっても保持部材31および電極部32の変形を防ぐことができ、これにより安定した受信性能を確保できると共に、耐衝撃性の高いものを得ることができる。
また、このアンテナ装置40では、保持部材31の所定箇所に位置決めボス43が設けられているので、この位置決めボス43によって電極部32のアンテナ電極36とグランド電極37とのうち、特にアンテナ電極36を保持部材31の所定箇所に位置決めして固定することができるので、アンテナ電極36が渦巻き形状に形成されていても、確実に且つ良好にアンテナ電極36を保持部材31の電極装着部35に嵌着させて固定することができ、これによりアンテナ電極36の変形を防ぐことができるので、アンテナ装置40の受信性能を更に安定させることができる。
なお、上記実施形態2〜4では、保持部材21、31をほぼ直角三角形の柱状に形成した場合について述べたが、これに限らず、保持部材21、31の内部に、実施形態1と同様、空洞を形成すると共に、電極部22、32の一部を保持する保持壁を形成した構成でも良い。
このように構成すれば、実施形態1と同様、空洞によって誘電率の最も低い空気空間を形成することができるので、より一層、受信性能の高いものを得ることができると共に、重量をも更に軽くすることができるほか、保持壁によって電極部22、32を安定させた状態で保持部材21、31に固定することができるので、保持部材21、31の内部に空洞を形成しても、電極部22、32の変形を防ぐことができ、これにより安定した受信性能を確保することができる。
また、上記実施形態2〜4では、保持部材21、31を断面形状がほぼ直角三角形で全体が柱状をなす形状に形成した場合について述べたが、保持部材21、31は必ずしも断面形状がほぼ直角三角形である必要はなく、断面形状がほぼ台形であっても良く、要は保持部材の外表面に傾斜面を有する形状であれば、どのような形状であっても良い。
さらに、上記実施形態1〜4では、電子腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも電子腕時計である必要はなく、携帯電話機やPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの携帯型の電子機器に広く適用することができる。
この発明を適用した電子腕時計の要部を示した斜視図である。(実施形態1) 図1のA−A矢視における拡大断面図である。 図2のアンテナ装置を拡大した平面図である。 図3のB−B矢視における断面図である。 図4のC−C矢視における断面図である。 図5を分解した断面図である。 図4のアンテナ装置を仮固定する状態を示した断面図である。 この発明を適用した電子腕時計の要部を示した拡大断面図である。(実施形態2) 図8のアンテナ装置を拡大した平面図である。 図9のD−D矢視における断面図である。 この発明を適用した電子腕時計の要部を示した平面図である。(実施形態3) 図11のE−E矢視における拡大断面図である。 図12のアンテナ装置を拡大して示した斜視図である。 図13のアンテナ装置を上方から見た平面図である。 この発明を適用した電子腕時計の要部を示した斜視図である。(実施形態4) 図11のF−F矢視における拡大断面図である。 図16のアンテナ装置を示した斜視図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
2 バンド取付部
3 時計ガラス
4 時計モジュール
5 アンテナ収納部
6、20、30、40 アンテナ装置
7 裏蓋
10、21、31 保持部材
11、22、32 電極部
12、25、35 電極装着部
13 空洞
14 保持壁
15、36 アンテナ電極
16、37 グランド電極
17、38 ビス
23、33 傾斜面
24、34 底面
41 位置決め部
43 位置決めボス

Claims (9)

  1. 誘電体からなる保持部材と、この保持部材の外表面に配置される金属材料からなる薄板状の電極部とを備えたチップ形状のアンテナ装置であって、
    前記保持部材の外表面には電極装着部が凹部形状に形成され、この電極装着部には前記電極部が嵌着により固定されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記保持部材の内部には、空洞が形成されていると共に、前記電極部の一部を保持するための保持壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記電極部は、アンテナ電極とグランド電極とを備え、これらが前記保持部材の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記保持部材の外表面には傾斜面が形成され、この傾斜面にも前記電極装着部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記電極部は、渦巻き形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 前記保持部材は、その両端部がそれぞれ斜めに切り落とされて平面形状がほぼ台形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 前記保持部材には、機器ケースの内周面に形成されたアンテナ収納部内に前記保持部材を浮かした状態で位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のアンテナ装置。
  8. 誘電体からなる保持部材の外表面に金属材料からなる薄板状の電極部を設けるチップ形状のアンテナ装置の製造方法であって、
    前記保持部材の外表面に電極装着部を凹部形状に形成し、この電極装着部に前記電極部を圧入により嵌着させて固定することを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
  9. 前記電極部は、アンテナ電極とグランド電極とを備えており、これらアンテナ電極とグランド電極とを前記保持部材の異なる面に所定距離を隔ててそれぞれ個別に固定することを特徴とする請求項8に記載のアンテナ装置の製造方法。
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