JP2007266444A - 熱電変換モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】広範囲の温度変化が生じても、回路端部の電極と熱電変換素子との接続部が破断することを防止し、熱電変換モジュールの長期信頼性を向上する。
【解決手段】絶縁性基板30の複数の各素子嵌合孔3に、対応するP型とN型の熱電変換素子5(5a,5b)を貫通嵌合し、熱電変換素子5a,5bとその端側に設けた電極2とにより熱電変換素子の回路を形成する。この回路の始端側と終端側に配置された各電極2a,2bにはリード端子7の一端側を接続し、リード端子7の他端側は絶縁性基板30に固定する。熱電変換モジュールの熱変動に伴う熱電変換素子5a,5bおよび絶縁性基板30の伸縮変位に応じてリード端子7自身を変形させ、リード端子7に接続されている電極2と該電極2に接続された熱電変換素子5a,5bとの接続部に生じる応力を緩和する応力緩和構成8をリード端子7に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば光通信用のLD(レーザダイオード)光源、半導体製造装置、医療バイオ関連装置、高密度実装された盤内のクーラー、工業用レーザーの冷却等に用いられる熱電変換モジュールや、ゼーベック効果を利用して発電を行う熱電変換モジュールに関するものである。
ペルチェモジュール等の熱電変換モジュールが、光通信分野等の様々な分野に用いられており、様々な熱電変換モジュールの構成が提案されている。ペルチェモジュールは、冷却も加熱もでき、精密な温度コントロール、高速冷却・加熱が可能、小型が可能、フロンガスを使用しない等の大きな長所があり、その適用は拡大している。
図9には、代表的な熱電変換モジュールの構造の一例が示されている。この熱電変換モジュールはペルチェモジュールであり、図8、図9に示すような、複数の素子嵌合孔3を有する絶縁性基板(絶縁支持板)30の素子嵌合孔3に、熱電変換素子5(5a,5b)を貫通嵌合して形成されている(例えば特許文献1、2、参照。)。
図9に示すようなペルチェモジュールの熱電変換素子5(5a,5b)は、ペルチェ素子として一般的に知られており、P型半導体により形成されたP型の熱電変換素子5aと、N型半導体により形成されたN型の熱電変換素子5bとを有する。P型およびN型の熱電変換素子5(5a,5b)は、例えば長さが0.5〜3.0mm程度のビスマス・テルル等の半導体単結晶で構成されている。例えば、P型の熱電変換素子5aにはアンチモンがドープされ、N型の熱電変換素子5bにはセレンがドープされる。
前記絶縁性基板30は、例えば厚さが0.2〜1.0mm程度の電気絶縁物の板、例えばガラスエポキシ板により構成されており、この絶縁性基板30の上下両側にそれぞれ、熱電変換素子5(5a,5b)が、例えば0.1〜1.6mm程度突出するように、P型の熱電変換素子5aとN型の熱電変換素子5bが、それぞれ、対応する素子嵌合孔3に貫通嵌合されて交互に配置されている。
P型とN型の熱電変換素子5(5a,5b)の素子嵌合孔3への貫通方向の一端側(ここでは上側)と他端側(ここでは下側)には、それぞれ電極2が配置され、これらの電極2は、半田4を介して熱電変換素子5(5a,5b)に接合されている。
また、電極2は、対応するP型の熱電変換素子5aの端面とN型の熱電変換素子5bの端面と同一方向に伸張し、熱電変換素子5(5a,5b)の端面間に掛け渡して設けられ、前記P型とN型の熱電変換素子5(5a,5b)を直列に接続しており、これら熱電変換素子5(5a,5b)と電極2とによって熱電変換素子5(5a,5b)の回路(PN素子対)が形成されている。
熱電変換素子5(5a,5b)の回路の始端側に配置された電極2(2a)と終端側に配置された電極2(2b)には、それぞれカシメ端子等で形成された金属製のリード端子7の一端側が半田4により接続されて、該リード端子7の他端側は絶縁性基板30に固定されている。この固定部には前記熱電変換素子5(5a,5b)の回路と外部の電源回路等とを接続するリード線28の一端側が半田10によって固定されている。
この熱電変換モジュールにおいて、上記電源回路からリード線28とリード端子7を介して熱電変換素子5(5a,5b)の回路に電流を流すと、P型の熱電変換素子5aとN型の熱電変換素子5bに電極2を介して電流が流れて、熱電変換素子5(5a,5b)と電極2との接合部(界面)で冷却・加熱効果が生じる。つまり、前記接合部を流れる電流の方向によって熱電変換素子5(5a,5b)の一方の端部が発熱せしめられると共に他方の端部が冷却せしめられるいわゆるペルチェ効果が生じる。
このペルチェ効果によって熱電変換素子5(5a,5b)の一方の端部、例えば上端部が発熱せしめられると、この熱がペルチェモジュールの上側に設けられた部材に伝えられ、この部材の加熱が行われる。また、その逆に、ペルチェ効果によって熱電変換素子5(5a,5b)の例えば上端部が冷却せしめられると、ペルチェモジュールの上側に設けられた部材の冷却(吸熱)が行われる。
また、ペルチェモジュールの別の例として、図10に示すように、上下に互いに間隔を介して対向配置された2枚の絶縁性基板16,17の対向面に複数の電極2を互いに間隔を介して形成または固着し、前記絶縁性基板16,17間に立設配置した複数の熱電変換素子5(5a,5b)の一端側と他端側を、それぞれ対応する前記電極2に半田等を用いて固着したタイプのモジュールがある。このタイプのペルチェモジュールにおいても、図9に示したタイプのペルチェモジュールと同様の加熱・冷却動作が行われる。
特開平9−181362号公報 特開平10−178216号公報
ところで、図10に示したような、絶縁性基板16,17と電極2と熱電変換素子5(5a,5b)とを固着して成る電極・基板固着型のペルチェモジュールは、モジュール寸法が大きくなるにつれ、その信頼性が著しく低下するという問題があった。
これは、ペルチェモジュールが前記ペルチェ効果によって熱電変換素子5(5a,5b)の一端側の面の温度を上げ、他端側の面の温度を下げる場合に、熱電変換素子5(5a,5b)や電極2の熱膨張収縮が発生するので、絶縁性基板16,17と電極2と熱電変換素子5(5a,5b)とが固着されていると、熱電変換素子5(5a,5b)と電極2との接続部が熱歪を吸収しきれなくなって、時に接続不良を起こすためである。
それに対し、図9に示したような、いわゆるスケルトンタイプと呼ばれているペルチェモジュールは、電極2が個々に独立しているので、熱電変換素子5(5a,5b)と電極2との接続部における熱歪が分散され、この接続部が熱ストレスを受けることが極めて少なくなる。そのため、図10に示したような、電極・基板固着型のペルチェモジュールに比べると、図9に示したようなタイプのペルチェモジュールは、はるかに長期的な信頼性を確保できるというメリットがある。
なお、本発明者は、スケルトンタイプのペルチェモジュールにおいて、以下に示すような、熱歪みに対する耐久性能の試験を行い、従来のペルチェモジュールの使用温度における耐久性を調べた。この耐久性の試験は、図6(a)の断面図に示すような実験系を用いて行っており、同図において、ペルチェモジュールには符号1を付してある。
同図に示すように、上記耐久性の試験は、ペルチェモジュール1を、熱伝導シート(図示せず)を介してヒートシンク20とアルミブロック21で挟み込み、アルミブロック21内にサーミスタ19を設けてアルミブロック21の温度を測定し、リード線28に流す電流を交互に反転させることにより、アルミブロック21の測温点の温度が、図6(b)に示すような温度変化の周期で25℃〜80℃になるように、ペルチェモジュール1によるアルミブロック21の加熱・冷却を繰り返し行うものである。温度上昇は、ペルチェモジュール1にマイナスの直流電流を、温度下降はペルチェモジュールにプラスの直流電流を与えて行われる。
上記実験により得られた、ペルチェモジュール1の熱サイクルに対する代表的な耐久性を示すデータを図7(a)に示す。この図において、横軸はサイクル数、縦軸はペルチェモジュール1の導体抵抗(熱電変換素子5(5a,5b)の回路の導体抵抗)を示す。熱サイクル数が増えても、導体抵抗は安定しており、熱サイクルに対する長期耐久性能があることが確認された。なお、耐久性に問題がある場合は、前記導体抵抗が増加し、最終的には熱電変換素子5(5a,5b)の回路の破断に至る。
しかしながら、近年、半導体分野等で、さらに温度範囲の厳しい条件が要求されており、例えば半導体チップの検査を行うハンドラー装置等では、温度範囲が−40〜+120℃程度が要求されるようになった。
そこで、本発明者は、熱歪みに対して、さらに厳しい熱サイクル試験をペルチェモジュール1に対して実施した。この実験は、図6(a)に示した実験系を用い、アルミブロック21の測温点の温度が、図6(b)に示した周期と同じ周期で−40℃〜+120℃になるように、ペルチェモジュール1によるアルミブロック21の加熱・冷却を繰り返し行ったものである。
その結果を図7(b)に示す。この試験の結果、約6200サイクル付近から熱電変換素子5(5a,5b)の回路の導体抵抗が増加し、約6700サイクルで、熱電変換素子5(5a,5b)の回路の破断に至った。
そして、破断箇所を調べたところ、破断箇所は、リード端子7に接続されている電極2a,2bと、電極2a,2bに半田4で接続された熱電変換素子5(5a,5b)との接続部であった。これは、金属製のリード端子7が熱サイクルに応じて伸張・収縮を繰り返し、その歪みが電極2a,2bを介して電極2a,2bと熱電変換素子5との接続部に過大な応力が加わり、破断したものである。
つまり、このタイプのペルチェモジュール1において、熱電変換素子5にはそれぞれ半田付けのみで電極2が固定されているだけであり、熱電変換素子5(5a,5b)の回路の始端側と終端側の電極2a,2bには、柔軟性に乏しく、しかも、熱膨張収縮の割合が大きいリード端子7が直接半田付けされているため、熱電変換素子5(5a,5b)および絶縁性基板30の熱膨張収縮の割合とリード端子7の熱膨張収縮の割合との違い等に起因して、リード端子7に接続されている電極2a,2bと、該電極2a,2bに接続された熱電変換素子5(5a,5b)との接続部に大きな応力がかかり、この接続部で断線が生じやすいと考えられる。
また、スケルトンタイプのペルチェモジュールにおいて、例えばペルチェモジュールの持ち運びや取り付け時に、リード端子7に機械的応力が加えられたときにも、リード端子7に接続されている電極2a,2bと、該電極2a,2bに接続された熱電変換素子5(5a,5b)との接続部に大きな応力がかかる可能性があるので、本発明者は、ペルチェモジュールの信頼性を高めるためには、リード端子7に加えられる機械的応力にも、上記熱変動にも強い構成が必要であると考えた。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、例えば−40℃〜+120℃といった広範囲の温度変化が生じても、リード端子に多少の機械的応力が加えられたりしても、リード端子に接続されている電極と、該電極に接続された熱電変換素子との接続部が破断することを防止でき、長期信頼性の高い熱電変換モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、複数の素子嵌合孔を形成した絶縁性基板を有し、P型とN型の熱電変換素子が前記絶縁性基板の対応する素子嵌合孔にそれぞれ貫通嵌合されており、前記熱電変換素子の素子嵌合孔への貫通方向の一端側と他端側にはそれぞれ、対応する前記P型の熱電変換素子の端面と前記N型の熱電変換素子の端面間に掛け渡して前記P型とN型の熱電変換素子を直列に接続する複数の電極が形成されており、これらの電極と前記P型の熱電変換素子とN型の熱電変換素子とによって熱電変換素子の回路が形成されており、該熱電変換素子の回路の始端側に配置された電極と終端側に配置された電極にはそれぞれリード端子の一端側が接続されて該リード端子の他端側は前記絶縁性基板に固定されており、前記リード端子には熱電変換モジュールの熱変動に伴う前記熱電変換素子の伸縮変位および前記絶縁性基板の伸縮変位に応じて、さらにはリード端子に機械的応力が加えられたときの荷重に応じて、前記リード端子自身が変形することで、該リード端子に接続されている電極と該電極に接続された前記熱電変換素子との接続部に生じる応力を緩和する応力緩和構成が形成されている構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記応力緩和構成はリード端子の長手方向に撓み部と屈曲部の少なくとも一方を1つ以上形成して成る構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、前記応力緩和構成はリード端子を可撓性熱伝導部材により形成して成る構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明は、上記第3の発明の構成に加え、前記可撓性熱伝導部材は複数の可撓性熱伝導線を撚って成る可撓性撚り線としたことを特徴とする。
さらに、第5の発明は、上記第1または第2または第3の発明の構成に加え、前記応力緩和構成はリード端子の長手方向と交わる方向に1つ以上の切り欠き部を形成して成る構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明は、絶縁性基板の対応する素子嵌合孔にそれぞれ貫通嵌合された熱電変換素子の素子嵌合孔への貫通方向の一端側と他端側にはそれぞれ、P型とN型の熱電変換素子を直列に接続する複数の電極が形成されて、これらの電極と前記P型の熱電変換素子とN型の熱電変換素子とによって熱電変換素子の回路が形成されているが、該熱電変換素子の回路の始端側に配置された電極と終端側に配置された電極にそれぞれ接続されたリード端子には、リード端子に接続されている電極と該電極に接続された前記熱電変換素子との接続部に生じる応力を緩和する応力緩和構成が形成されている。
この応力緩和構成は、リード端子に加えられる熱電変換モジュールの熱変動に伴う前記熱電変換素子及び絶縁性基板の伸縮変位に応じて、更にはリード端子に機械的応力が加えられたときの荷重に応じて、リード端子自身を変形させることにより、リード端子に接続されている電極と該電極に接続された熱電変換素子との接続部に生じる応力の緩和を行い、前記リード端子に接続されている電極と該電極に接続された前記熱電変換素子との接続部に生じる応力を緩和するものである。
この応力緩和構成を設けることにより、本発明の熱電変換モジュールは、広範囲の温度変化が生じても、この温度変化に伴う熱電変換素子および絶縁性基板の伸縮変位量とリード端子における絶縁性基板の固定部と電極接続部との高さ方向および長さ方向の変位量の差を小さくすることができるし、リード端子に機械的応力が加えられても、そのときにリード端子自身が変形して、リード端子に接続されている電極と、該電極に接続された熱電変換素子との接続部に生じる応力を的確に緩和でき、前記接続部が破断することを防止できる。
つまり、従来の熱電変換モジュールにおいては、熱電変換モジュールに大きな温度変化が生じると、熱電変換素子および絶縁性基板の熱膨張収縮の割合とリード端子の熱膨張収縮の割合との違い等に起因して、リード端子に接続されている電極と、該電極に接続された熱電変換素子との接続部に大きな応力がかかり、また、リード端子に機械的な応力が加わると、同様に、リード端子に接続されている電極と、該電極に接続された熱電変換素子との接続部に大きな応力がかかり、前記接続部で破断が生じやすかったと考えられる。
それに対し、本発明の熱電変換モジュールは、リード端子自身が変形することにより、前記の如く、リード端子に接続されている電極と、該電極に接続された熱電変換素子との接続部に大きな応力がかかることを防止できるので、温度変動に伴う熱電変換素子の回路の破断を抑制でき、長期信頼性の高い熱電変換モジュールを実現することができる。
また、応力緩和構成を、リード端子の長手方向に撓み部と屈曲部の少なくとも一方を1つ以上形成して成る構成によれば、リード端子が熱により膨張収縮すると、それに伴い、リード端子が撓み部や屈曲部で変形することによって、上記応力緩和効果を奏することができる。
さらに、本発明において、応力緩和構成はリード端子を可撓性熱伝導部材により形成して成る構成によれば、熱電変換モジュールの使用温度の下限値では撓みがないようであっても、前記下限値よりは高い温度においてはリード端子が撓むように配置することにより、リード端子が熱により膨張収縮すると、それに伴い、リード端子全体の撓み変形量を変位させることができ、また、リード端子に機械的応力が加えられたときには、リード端子が撓み変形するので、上記応力緩和効果を発揮できる。
特に、可撓性熱伝導部材は複数の可撓性熱伝導線を撚って成る可撓性撚り線とすると、その撓み量が容易に変位しやすく、上記効果を発揮することができる。
さらに、本発明において、応力緩和構成はリード端子の長手方向と交わる方向に1つ以上の切り欠き部を形成して成る構成によれば、リード端子が熱により膨張すると、切り欠き部の長手方向の長さが小さくなり、また、その逆に、リード端子が熱により収縮すると、切り欠き部の長手方向の長さが大きくなるようにリード端子が変形し、また、機械的応力が加えられたときにも切り欠き部が変形することにより、上記応力緩和効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
図1には、本発明に係る熱電変換モジュールの第1実施形態例が模式的な断面図により示されている。本実施形態例の熱電変換モジュールはペルチェモジュールであり、本実施形態例も、図9に示したようなスケルトンタイプのペルチェモジュールと同様に、互いに間隔を介して複数の素子嵌合孔3が形成された絶縁性基板30を有しており、絶縁性基板30は、厚さ6mmのガラスエポキシ製である。
また、本実施形態例でも、従来例と同様に、それぞれの素子嵌合孔3には、対応する熱電変換素子5(5a,5b)が貫通嵌合固定されており、各熱電変換素子5(5a,5b)は、基板面方向の断面が2mm×2mmの正方形状で、その高さは2.3mmである。
本実施形態例の特徴的なことは、ペルチェモジュール1の熱変動に伴う熱電変換素子5(5a,5b)の伸縮変位および絶縁性基板30の伸縮変位に応じて、更にはリード端子7に機械的応力が加えられた荷重に応じて、リード端子7自身を変形させ、リード端子7に接続されている電極2a,2bと該電極2a,2bに接続された熱電変換素子5(5a,5b)との接続部に生じる応力を緩和する応力緩和構成8を、リード端子7に形成したことである。
本実施形態例において、リード端子7は真鍮製であり、前記応力緩和構成8は、それぞれのリード端子7の長手方向に互いに間隔を介して形成した複数(ここでは2個)の屈曲部(折り返し部)9により形成されている。リード端子7は、幅が4mm、厚さが0.3mmの板状であり、屈曲部9による折り返し高さ(熱電変換素子5の高さ方向の長さ)は2mmと成している。
2つのリード端子7は、いずれも、長手方向に応力緩和構成8を設けた構造であり、その一端側がそれぞれ、前記絶縁性基板30より下側に配置された電極2a,2bに接続され、2つの屈曲部9から成る応力緩和構成8が素子嵌合孔3を通して絶縁性基板30の上側に突出した後、他端側が絶縁性基板30の下側に半田10を介して固定され、リード線28と接続されている。なお、リード端子7は、素子嵌合孔3に固定されずに挿入されている。
本実施形態例は以上のように構成されており、本実施形態例も図9に示したような従来の熱電変換モジュールと同様に、加熱冷却動作を行うが、本実施形態例において、リード端子7には、2つの屈曲部9を有する応力緩和構成8が形成されており、リード端子7が熱により膨張すると、それに伴い、例えば図2(a)に示すように、リード端子7が屈曲部9で変形し、リード端子7が熱により収縮すると、それに伴い、例えば図2(b)に示すように、リード端子7が屈曲部9で変形する。
このことによって、本実施形態例は、熱電変換素子5(5a,5b)および絶縁性基板30の変位量とリード端子7の変位量の差を吸収でき、接合点の半田4及び半田10に特段の応力がかかることなく、リード端子7の高さHを、常に、熱電変換素子5(5a,5b)の絶縁性基板30からの下側への突出高さとほぼ同等の値に、リード端子7の、電極2a,2bとの接続部と絶縁性基板30との固定部との間の長さLを、常に、この間の絶縁性基板30の長さとほぼ同等の値にできる。
つまり、本実施形態例では、ペルチェモジュールの熱変動に伴う熱電変換素子5(5a,5b)および絶縁性基板30の伸縮変位に応じて、リード端子7が屈曲部9で変形することによって、リード端子7における絶縁性基板30の固定部と電極接続部との高さおよび長さ方向の距離を追従変位させることができるので、リード端子7に接続されている電極2a,2bと該電極2a,2bに接続された前記熱電変換素子5(5a,5b)との接続部に生じる応力を緩和することができ、この接続部が破断することを防止することができる。
また、リード端子7に、例えばペルチェモジュールの持ち運び時等に上下方向に機械的応力が加えられたときには、屈曲部9が屈曲して、リード端子7の熱電変換素子高さ方向の変位量を小さくでき、リード端子7の高さHを、常に、熱電変換素子5(5a,5b)の絶縁性基板30からの下側への突出高さに近い値にできる。
また、例えばペルチェモジュールを装置などに組み込む際、リード線28が引っ張られてリード端子7の長手方向に機械的応力が加えられたときには、屈曲部9が屈曲して、半田4および半田10に発生する応力を緩和できる。
したがって、本実施形態例の熱電変換モジュールは、熱変動に伴う熱電変換素子5(5a,5b)の回路の破断を抑制可能で、多少の機械的応力付与にも強い、長期信頼性の高い熱電変換モジュールを実現することができる。
図3(a)には、本発明に係る熱電変換モジュールの第2実施形態例が模式的な断面図により示されており、図3(b)には、図3(a)の破線枠A内の平面図が示されている。
第2実施形態例は上記第1実施形態例とほぼ同様に構成されており、第2実施形態例が上記第1実施形態例と異なる特徴的なことは、リード端子7に形成する屈曲部9を水平方向(絶縁性基板30の基板面方向)に形成して応力緩和構成8を形成したことである。
第2実施形態例は以上のように構成されており、第2実施形態例も上記第1実施形態例と同様の動作により同様の効果を奏することができる。
図4(a)には、本発明に係る熱電変換モジュールの第3実施形態例が模式的な断面図により示されており、図4(b)には、図4(a)の破線枠A内を下側から見た平面図が示されている。
第3実施形態例は上記第1、第2実施形態例とほぼ同様に構成されており、第3実施形態例が上記第1、第2実施形態例と異なる特徴的なことは、応力緩和構成8が、リード端子7の長手方向と交わる方向に1つ以上(ここでは2つ)の切り欠き部6を形成して成ることである。なお、図4(c)は、リード端子7の構成を平面図と側面図により示す図である。また、第3実施形態例では、リード端子7は絶縁性基板30の下側に斜めに配置されて、その他端側は絶縁性基板30の下側に半田10により固定されており、絶縁性基板30を貫通していない。
第3実施形態例は以上のように構成されており、本実施形態例も図9に示したような従来の熱電変換モジュールと同様に、加熱冷却動作を行うが、リード端子7が熱により膨張すると、切り欠き部6の長手方向の長さが小さくなり、また、その逆に、リード端子7が熱により収縮すると、切り欠き部6の長手方向の長さが大きくなることから、リード端子7の高さHを、常に、熱電変換素子5(5a,5b)の絶縁性基板30からの下側への突出高さとほぼ同等の値に、リード端子7の、電極2a,2bとの接続部と絶縁性基板30との固定部との間の長さLを、常に、この間の絶縁性基板30の長さとほぼ同等の値にでき、上記第1、第2実施形態例と同様の効果を奏することができる。
図5には、本発明に係る熱電変換モジュールの第4実施形態例が模式的な断面図により示されている。第4実施形態例は、上記第1〜第3実施形態例とほぼ同様に構成されており、第4実施形態例が上記第1〜第3実施形態例と異なる特徴的なことは、リード端子7を、複数の可撓性熱伝導線を撚って成る可撓性撚り線によって形成して成ることにより、応力緩和構成8を形成したことである。可撓線撚り線は、鈴メッキ付きの0.18mmの軟鋼線を20本可撓撚りしたものである。
第4実施形態例は以上のように構成されており、第4実施形態例では、リード端子7は可撓性撚り線により形成しているので、ペルチェモジュールの使用温度範囲において、リード端子7が撓むように配置することにより、リード端子7の熱による膨張収縮に伴い、リード端子7全体の撓み変形量が変位し、また、リード端子7に機械的応力が加えられたときもリード端子7の撓み変形量が変位し、上記第1〜第3実施形態例と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記第1、第2実施形態例では、それぞれのリード端子7に2つの屈曲部9を形成したが、屈曲部9の形成個数は特に限定されるものでなく適宜設定されるものであり、例えば屈曲部9は1つのみ形成してもよいし、3つ以上形成してもよい。また、屈曲部9の代わりに撓み部をリード端子7の長手方向に互いに間隔を介して1つ以上形成してもよいし、屈曲部9と撓み部の両方を1つ以上形成してもよい。
また、上記第3実施形態例では、それぞれのリード端子7に切り欠き部6を2個形成したが、切り欠き部6の形状および形成個数は特に限定されるものでなく適宜設定されるものであり、例えば切り欠き部6は1つのみ形成してもよいし、3つ以上形成してもよい。また、切り欠き部6は半円形状としてもよい。
さらに、上記第4実施形態例では、リード端子7を形成する可撓線撚り線は、鈴メッキ付きの0.18mmの軟鋼線を20本可撓撚りして形成したが、可撓線撚り線の材質や本数、撚り方などは特に限定されるものではなく適宜設定されるものであり、また、撚り線以外の、例えば板状の可撓性熱伝導部材によりリード端子7を形成してもよい。また、このように、リード端子7を可撓性熱伝導部材により形成し、かつ、屈曲部9、撓み部、切り欠き部6の少なくとも1つを1つ以上形成して応力緩和構成8を形成してもよい。
さらに、上記各実施形態例では、絶縁性基板30はその平面形状を矩形状に形成したが、絶縁性基板30の形状は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えば平面形状を略円形状としてもよい。また、絶縁性基板30の形成材料も特に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。
さらに、上記実施形態例では、熱電変換素子5(5a,5b)を断面形状が矩形状の素子としたが、熱電変換素子5(5a,5b)の形状は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えば、その断面形状が円形状の素子としてもよいし、他の形状の素子としてもよいし、その形成材料も、例えばシリコン系の材料等、適宜設定されるものである。
さらに、上記説明は熱電変換モジュールとしてのペルチェモジュールの構造について例を挙げて説明したが、本発明の熱電変換モジュールの構造は、ゼーベック効果を利用して発電を行う熱電変換モジュールの構造にも適用できる。
本発明に係る熱電変換モジュールの第1実施形態例を模式的に示す説明図である。 上記実施形態例の熱電変換モジュールの熱変動に伴うリード端子の変形動作を、その変形量を大きく誇張図示して模式的に示す説明図である。 本発明に係る熱電変換モジュールの第2実施形態例を模式的に示す説明図である。 本発明に係る熱電変換モジュールの第3実施形態例と、そのリード端子の構成を模式的に示す説明図である。 本発明に係る熱電変換モジュールの第4実施形態例を模式的に示す説明図である。 ペルチェモジュールの温度変動による耐久試験の実験系を示す説明図(a)と、この実験系により変化させる温度変化を示すグラフ(b)である。 ペルチェモジュールの温度変動による耐久試験の結果例を示すグラフである。 熱電変換モジュールに適用される絶縁性基板の平面構成例を示す説明図である。 従来のスケルトン型ペルチェモジュールの一例を側面図により示す説明図である。 従来のペルチェモジュールの他の例を側面図により示す説明図である。
符号の説明
2 電極
3 素子嵌合孔
5,5a,5b 熱電変換素子
6 切り欠き部
7 リード端子
8 応力緩和構成
9 屈曲部
28 リード線
30 絶縁性基板

Claims (5)

  1. 複数の素子嵌合孔を形成した絶縁性基板を有し、P型とN型の熱電変換素子が前記絶縁性基板の対応する素子嵌合孔にそれぞれ貫通嵌合されており、前記熱電変換素子の素子嵌合孔への貫通方向の一端側と他端側にはそれぞれ、対応する前記P型の熱電変換素子の端面と前記N型の熱電変換素子の端面間に掛け渡して前記P型とN型の熱電変換素子を直列に接続する複数の電極が形成されており、これらの電極と前記P型の熱電変換素子とN型の熱電変換素子とによって熱電変換素子の回路が形成されており、該熱電変換素子の回路の始端側に配置された電極と終端側に配置された電極にはそれぞれリード端子の一端側が接続されて該リード端子の他端側は前記絶縁性基板に固定されており、前記リード端子には熱電変換モジュールの熱変動に伴う前記熱電変換素子の伸縮変位および前記絶縁性基板の伸縮変位に応じて、さらにはリード端子に機械的応力が加えられたときの荷重に応じて、前記リード端子自身が変形することで、該リード端子に接続されている電極と該電極に接続された前記熱電変換素子との接続部に生じる応力を緩和する応力緩和構成が形成されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  2. 応力緩和構成はリード端子の長手方向に撓み部と屈曲部の少なくとも一方を1つ以上形成して成ることを特徴とする請求項1記載の熱電変換モジュール。
  3. 応力緩和構成はリード端子を可撓性熱伝導部材により形成して成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の熱電変換モジュール。
  4. 可撓性熱伝導部材は複数の可撓性熱伝導線を撚って成る可撓性撚り線としたことを特徴とする請求項3記載の熱電変換モジュール。
  5. 応力緩和構成はリード端子の長手方向と交わる方向に1つ以上の切り欠き部を形成して成ることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の熱電変換モジュール。
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