JP2007263244A - ボールジョイントゴムブッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】こじり方向の入力荷重,捩り方向の入力荷重その他方向の入力荷重に対して、所定の支持力を有しつつ、荷重の入力方向に応じて3次元的に一対の部材を相対変位させることのできるボールジョイントゴムブッシュを提供する。
【解決手段】インナー金具12の球面状の凸曲面26に、球面状の凹曲面28を内周側に、球面状の凸曲面30を外周側に有するゴム弾性体14を一体に加硫接着して構成した一体加硫品36に対して、内周側に球面状の凹曲面34を有するアウター金具16を、凹曲面34をゴム弾性体14の凸曲面30に相対摺動可能に且つゴム弾性体14を所定の締め代をもって予圧縮させる状態に圧入により弾性嵌合させ、組み付けてボールジョイントゴムブッシュ10を構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、3次元的に立体的な相対運動を行う部材間に介在してそれらを連結するボールジョイントに関し、詳しくはゴム弾性体の弾性変形を利用して一対の部材を相対変位させるボールジョイントゴムブッシュに関する。
従来より、3次元的に立体的な相対動きを行う一対の部材を互いに相対変位可能に連結する継手としてボールジョイントが広く使用されている。
例えば自動車においてはサスペンションやステアリング系の部品連結部に、この種ボールジョイントが広く用いられている。
ここで従来用いられているボールジョイントは、球面状の凸曲面を有するインナー金具を、対応する球面状の凹曲面を有するアウター金具にて包むように構成してあり、インナー金具の凸曲面とアウター金具の凹曲面との金属同士の接触面を滑り面として、インナー金具がアウター金具に対し相対的に3次元方向に自由且つ滑らかに回転滑りでき、そしてその3次元的な自由且つ滑らかな滑り運動によって一対の部材の立体的な動きを可能とする。
ところで、凸曲面と凹曲面とを滑り面として金属同士で接触させて成るこの種従来のボールジョイントは、そのことによって3次元的に滑らかな動きを確保できる一方で、インナー金具に対してある方向に荷重入力があったときに、簡単にインナー金具がその荷重の入力方向に回転運動してしまって、入力した荷重に対する支持力を失ってしまうといった問題がある。
例えば図6に示しているようにインナー金具200に対してこじり方向の力(軸心を傾動(倒)する向きの力)が荷重入力したとき、インナー金具200が抵抗無くその荷重の入力方向に回転してしまうため、入力した荷重に対する支持力(反力)を殆ど持つことができない。
インナー金具200に対して軸心周りに回転させる向きの力(捩り方向の力)が荷重入力したときにも同様で、かかる荷重入力によりインナー金具200が抵抗無く軸心周りに回転運動してしまい、同方向の荷重に対しても支持力(抵抗力)を持つことができない。
尚図6中202はアウター金具である。
しかしながら、ボールジョイントの使用部位によっては3次元的な立体的な動きを確保しつつ、このようなこじり方向の荷重入力や回転方向の捩りの荷重入力に対して、所定の支持力(反力ないし抵抗力)を持たせることが求められる場合もあり、こうした場合に従来のメタルタッチ(金属接触)によるボールジョイントでは対応することができない。
本発明はこのような問題点を解決するために案出されたものである。
尚、下記特許文献1には図7に示す形態のボールジョイントが開示されている。
図中200はインナー金具、202は円筒形状をなすアウター金具で、インナー金具200は球面状の凸曲面204を備えている。
206はアウター金具202にモールド成形により固着された摺動性の樹脂で球面状の凹曲面208を備えており、その凹曲面208とインナー金具200の凸曲面204とを滑り面として互いに摺動可能に嵌合せしめられている。
しかしながらこの図7に示す形態のボールジョイントは、従来金属にて構成されていたアウター金具の一部を摺動性の樹脂206で置換して、その樹脂206に凹曲面208を形成したに過ぎないもので、基本的にその特性は従来のボールジョイントと同様のものであり、上記問題点を解決することはできない。
下記特許文献2にも同種のボールジョイントが開示されているが、この特許文献2に開示のボールジョイントもまた、球面状の凹曲面を樹脂にて構成したもので、特許文献1に開示のものと同様上記の問題点を解決することができない。
特開平6−17818号公報 特開昭62−35110号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、こじり方向の入力荷重,捩り方向の入力荷重その他方向の入力荷重に対して所定の支持力を有しつつ、荷重の入力方向に応じて3次元的に一対の部材を相対変位させることのできるボールジョイントゴムブッシュを提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、球面状の凸曲面を有するインナー金具の該凸曲面に、球面状の凹曲面を内周側に、球面状の凸曲面を外周側に有するゴム弾性体を該凹曲面で一体に加硫接着して構成した一体加硫品に対して、内周側に球面状の凹曲面を有するアウター金具を、該凹曲面を該ゴム弾性体の前記凸曲面に相対摺動可能に且つ該ゴム弾性体を所定の締め代をもって予圧縮させる状態に圧入により弾性嵌合させ、組み付けてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記アウター金具の前記ゴム弾性体の凸曲面に接する前記凹曲面には、該アウター金具よりも高摺動性の摺動材がコーティング形成されていることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記ゴム弾性体が自己潤滑ゴムにて構成されていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記アウター金具は、軸方向幅が前記インナー金具及び前記ゴム弾性体よりも小寸法とされていることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、インナー金具の球面状をなす凸曲面に沿ってゴム弾性体を一体に加硫接着し、そしてそのゴム弾性体の凸曲面に対して、内周側に凹曲面を有するアウター金具を相対摺動可能に且つゴム弾性体を所定の締め代をもって予圧縮させる状態に圧入により弾性嵌合させ、組み付けてボールジョイントゴムブッシュを構成したものである。
本発明のボールジョイントゴムブッシュでは、例えばインナー金具の側にこじり入力が荷重入力したとき、インナー金具とアウター金具とが直ちに凸曲面と凹曲面とで滑り運動せず、先ずゴム弾性体が弾性変形して、その変形抵抗力を反力として入力側に及ぼす。そしてその反力が入力荷重に対する支持力となる。
そしてその入力荷重が一定以上に大きくなると、入力側に対してゴム弾性体の反力に基づく支持力を及ぼしながら、ゴム弾性体の凸曲面がアウター金具の凹曲面に対して相対滑りを生じるようになって、以後はその滑りに基づいて一対の部材の間の相対変位を許容する。
即ち本発明のボールジョイントゴムブッシュにあっては、ゴム弾性体の弾性変形と、滑りとによって一対の部材のこじり方向の相対変位を許容する。
同様にインナー金具に対して軸心周りの捩り方向の力が荷重入力された場合にも、先ずゴム弾性体が弾性変形して支持力を及ぼし、そしてその力が一定以上になると、ゴム弾性体の凸曲面とアウター金具の凹曲面との間で滑りを生じるようになって、以後はその滑りを伴って一対の部材の捩り方向(軸心周りの回転方向)の相対変位を許容する。
更にその他の方向の荷重入力に対しても、同様にしてゴム弾性体の弾性変形に基づく荷重支持力を及ぼしながら、そのゴム弾性体の弾性変形と滑りとによって一対の部材の荷重入力方向の相対変位を許容する。
尚、本発明ではゴム弾性体を所定の締め代をもって予圧縮する状態にアウター金具をゴム弾性体に圧入して組み付けるようになしており、このことによってアウター金具と、インナー金具及びゴム弾性体から成る一体加硫品を簡単に組み付けて、ボールジョイントゴムブッシュを構成することが可能であるとともに、組付状態でゴム弾性体が所定の締め代で予圧縮されているため、例えばインナー金具の側にアウター金具に対して相対的な荷重入力があったときに、入力側に対してゴム弾性体による高い反力、即ち支持力を付与することができる。
ここでゴム弾性体の予圧縮量、即ち締め代は2〜5%の範囲内としておくことが望ましい。
このように本発明のボールジョイントゴムブッシュにあっては、一対の部材の3次元的な立体的な動きを行わせつつ、各種方向の荷重入力に対して支持力を及ぼすことができる。
かかる本発明のボールジョイントゴムブッシュは従来に無い全く新規なものである。
本発明では、ゴム弾性体の凸曲面に接するアウター金具の凹曲面の側に摺動材をコーティング形成しておくことが望ましい(請求項2)。
この請求項2によれば、ゴム弾性体の凸曲面がアウター金具側の凹曲面に対して滑りを生ずる際に、摺動材のコーティング層によってより滑らかな滑りを確保することができる。
ひいてはその滑りによるゴム弾性体の摩耗を抑制することができる。
更に本発明では、上記ゴム弾性体を自己潤滑ゴムにて構成しておくことが望ましい(請求項3)。
この場合においても上記滑りの際に、より円滑な滑りを確保することができる。
ここで自己潤滑ゴムとは、ゴムの母材中に経時的にゴム表面に滲出して表面に潤滑性を付与する、例えば不飽和脂肪酸アミド等の潤滑剤を含ませたものであって、例えばこの種自己潤滑ゴムについては特開平8−270728号公報に開示されている。
本発明ではまた、アウター金具の軸方向幅を、インナー金具及びゴム弾性体よりも小寸法となしておくことができる(請求項4)。
このようにしておくことで、インナー金具の傾動を伴ったこじり方向その他の方向の大きな角度変位を可能となすことができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態のボールジョイントゴムブッシュで、インナー金具12と、ゴム弾性体14と、アウター金具16とを有している。
インナー金具12には、軸方向に貫通する固定孔18が設けられており、インナー金具12は、図2に示しているようにこの固定孔18に挿通したボルト20を、相手部材22の雌ねじ孔24にねじ込むことで相手部材22に締結固定される。
インナー金具12には球面状の凸曲面26が備えられており、そこにゴム弾性体14が加硫接着にて一体に固着されている。
このゴム弾性体14は一定の厚みで形成されており、その内周側には凸曲面26と同じ曲率で球面状をなす凹曲面28が、また外周側には球面状の凸曲面30が備えられており、その凹曲面28において、インナー金具12の凸曲面26に一体加硫接着されている。
この実施形態では、ゴム弾性体14として自己潤滑ゴムが用いられている。
尚インナー金具12の軸方向両端部の外周面は、軸方向に平行をなすストレート形状面32とされている。
上記アウター金具16は円筒形状をなしており、その内周側には、ゴム弾性体14の凸曲面30と同じ曲率半径で球面状をなす凹曲面34が形成されている。
アウター金具16は、この凹曲面34においてゴム弾性体14の凸曲面30に相対摺動可能に嵌合されている。
詳しくは、アウター金具16はゴム弾性体14を所定の締め代をもって予圧縮する状態に圧入によりゴム弾性体14に嵌合され、組み付けられている。
この実施形態では、図3に示しているようにインナー金具12にゴム弾性体14を一体に加硫接着して予め一体加硫品36となしておき、その一体加硫品36に対してアウター金具16を圧入により組み付ける。
尚、ここではゴム弾性体14は嵌合面全体に亘って締め代が2〜5%の範囲内となるように、アウター金具16が一体加硫品36に組み付けられている。
アウター金具16は、図1(B)に示しているように軸方向幅がインナー金具12及びゴム弾性体14に対し小寸法とされている。
またその内周面には潤滑性の高い摺動材がコーティング形成されている。図中38はその摺動材のコーティング層を表している。
尚アウター金具16の軸方向両端部の内周面は、軸方向にストレート形状をなすストレート形状面40とされている。
図2の組付状態において、42は互いに連結すべき今一方の相手部材で、リンク44と円筒形状のカラー46とを有しており、そのカラー46に、ボールジョイントゴムブッシュ10におけるアウター金具16が圧入により固定状態に組み付けられている。
図4はボールジョイントゴムブッシュ10のインナー金具12に対して、その軸心を傾動させるこじり方向に荷重を加えたときの変位の量(傾動角度)と荷重との関係を表したもので、図中横軸が傾動角度を、縦軸が荷重(トルク)を表している。
尚この図4の変位−荷重特性曲線は、ゴム弾性体14を締め代2%で予圧縮した状態で組み付けたときの変位−荷重特性曲線である。後述の図5についても同様である。
図の変位−荷重特性曲線Kが示しているように、この実施形態ではこじり方向に荷重を加えたとき、当初はゴム弾性体14がアウター金具16に対して滑りを生じず、ゴム弾性体14の弾性変形自体によって変位を生ずる。
そして加えた荷重がゴム弾性体14の凸曲面30とアウター金具16の凹曲面34との間の摩擦抵抗力に打ち勝つに到ったところで、そこで初めてゴム弾性体14がアウター金具16に対して滑りを生ずる。
図4の変位−荷重特性曲線Kのa点は、この滑り始めのときを表している。
その後ボールジョイントゴムブッシュ10は、ゴム弾性体14の弾性変形状態を保ちつつ、荷重の増大とともにゴム弾性体14の凸曲面30とアウター金具16の凹曲面34との間の滑りを伴ってインナー金具12とアウター金具16とが相対変位する。
尚このときにもゴム弾性体14は弾性変形量を増して抵抗力を増大させて行く。
そしてb点で加えていた力を取り除くと、弾性変形していたゴム弾性体14の形状復元によってb点からc点へと、変位を加えていた方向と逆方向に変位する。
この図中のb点とc点との間の変化そのものが、ゴム弾性体14がそれまで弾性変形により反力(ゴム反力)を及ぼしていたことを物語っている。
一方図5は、ボールジョイントゴムブッシュ10のインナー金具12に対して軸心周りの回転方向の力、即ち捩り方向の力を加えたときの角変位と荷重(トルク)との関係を表している。
図5の変位−荷重特性曲線Nにおいて、点dはゴム弾性体14がアウター金具16に対して滑りを生じ始めた点であり、また変位−荷重特性曲線における点eから点fへの変化は、弾性変形していたゴム弾性体14が原形状に復元したことによる変化を表している。
以上のように本実施形態のボールジョイントゴムブッシュ10にあっては、ゴム弾性体14の弾性変形と滑りとによって一対の部材のこじり方向の相対変位を許容する。
またインナー金具12に対して軸心周りの捩り方向の力が荷重入力された場合にも、先ずゴム弾性体14が弾性変形して支持力を及ぼし、そしてその力が一定以上になるとゴム弾性体14の凸曲面30とアウター金具16の凹曲面34との間で滑りを生じるようになり、以後はその滑りを伴って一対の部材の捩り方向(軸心周りの回転方向)の相対変位を許容する。
更にその他の方向の荷重入力に対しても、同様にしてゴム弾性体14の弾性変形に基づく荷重支持力を及ぼしながら、ゴム弾性体14の弾性変形と滑りとによって、一対の部材の荷重入力方向の相対変位を許容する。
本実施形態では、ゴム弾性体14を所定の締め代をもって圧縮させる状態にアウター金具16をゴム弾性体14に圧入して組み付けており、このことによってアウター金具16と、インナー金具12及びゴム弾性体14から成る一体加硫品36を簡単に組み付けてボールジョイントゴムブッシュ10を構成することが可能であるとともに、組付状態でゴム弾性体14が所定の締め代で予圧縮されているため、例えばインナー金具12の側にアウター金具16に対して相対的な荷重入力があったときに、入力側に対してゴム弾性体による高い反力即ち支持力を付与することができる。
かかる本実施形態のボールジョイントゴムブッシュ10にあっては、一対の部材の3次元的な立体的な動きを行わせつつ、各種方向の荷重入力に対して支持力を及ぼすことができる。
また本実施形態では、ゴム弾性体14の凸曲面30がアウター金具16側の凹曲面34に対して滑りを生ずる際に、コーティング層38によって、より滑らかな滑りを確保することができ、滑り面の摩擦によるゴム弾性体14の摩耗を抑制することができる。
加えてゴム弾性体14が自己潤滑ゴムにて構成してあるため、滑りの際により円滑な滑りを確保することができる。
またアウター金具16の軸方向幅が、インナー金具12及びゴム弾性体14よりも小寸法となしてあるため、インナー金具12の傾動を伴ったこじり方向その他の方向の相対変位の角度を大きく確保することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したが、これはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態では、アウター金具16の内周面に摺動材のコーティング層40を形成しているが、場合によってこのコーティング層40は省略することも可能であるし、またゴム弾性体14として自己潤滑性能を有していない、通常のゴム弾性体を用いることも可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態のボールジョイントゴムブッシュの斜視図及び断面図である。 同実施形態のボールジョイントゴムブッシュを相手部材への組付状態で示す断面図である。 同実施形態のボールジョイントゴムブッシュをインナー金具とアウター金具に分解して示す断面図である。 同実施形態におけるこじり方向の傾動角度と荷重との関係を表した図である。 同実施形態における捩り方向の角変位と荷重との関係を表した図である。 従来のボールジョイントの図である。 図6とは異なる従来のボールジョイントの図である。
符号の説明
10 ボールジョイントゴムブッシュ
12 インナー金具
14 ゴム弾性体
16 アウター金具
26,30 凸曲面
28,34 凹曲面
36 一体加硫品
38 コーティング層

Claims (4)

  1. 球面状の凸曲面を有するインナー金具の該凸曲面に、球面状の凹曲面を内周側に、球面状の凸曲面を外周側に有するゴム弾性体を該凹曲面で一体に加硫接着して構成した一体加硫品に対して、内周側に球面状の凹曲面を有するアウター金具を、該凹曲面を該ゴム弾性体の前記凸曲面に相対摺動可能に且つ該ゴム弾性体を所定の締め代をもって予圧縮させる状態に圧入により弾性嵌合させ、組み付けてあることを特徴とするボールジョイントゴムブッシュ。
  2. 請求項1において、前記アウター金具の前記ゴム弾性体の凸曲面に接する前記凹曲面には、該アウター金具よりも高摺動性の摺動材がコーティング形成されていることを特徴とするボールジョイントゴムブッシュ。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記ゴム弾性体が自己潤滑ゴムにて構成されていることを特徴とするボールジョイントゴムブッシュ。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記アウター金具は、軸方向幅が前記インナー金具及び前記ゴム弾性体よりも小寸法とされていることを特徴とするボールジョイントゴムブッシュ。
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