JP2007262820A - 掘削機および掘削システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動モータと10、駆動モータ10の動力により回転するメインシャフト2と、メインシャフト2の回転により公転し、かつ、メインシャフト2の回転に伴い自転するカッタシャフト30と、カッタシャフト30の先端に固定されて地盤を切削するカッタ4と、からなる掘削機Mであって、カッタシャフト30は、メインシャフト2に対して、切羽に向かうに従い外方向に広がるように傾斜している。
【選択図】図2
Description
また、カッタの外径を大きくしてカッタ羽同士をラップさせることにより、掘削土砂の粘着を防止し、撹拌効率が向上する。
この構成によれば、メインシャフトの回転に伴い、下部シャフトが上部シャフトに対して公転するため、下部シャフトの公転の回転数と、カッタの公転の回転数とを調整することにより、掘削機による掘削断面形状を、矩形状に近い形状に形成することが可能となる。
ここで、図1は、本実施形態の掘削機の使用状況を示す側面図である。図2は、本実施形態の掘削機を示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は掘削機の下方から見た図である。図3の(a)、(b)はそれぞれ本実施形態の掘削機による掘削断面の拡径時の状況を示す図である。図4は、本発明に係る掘削機の変形例を示す縦断面図である。図5は、本発明に係る掘削機の変形例を示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は掘削機の下方から見た図である。図6は、本発明に係る掘削システムを示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は掘削機の下方から見た図である。さらに、図7は、本発明に係る掘削機の他の変形例を示す図であって、(a)は縦断面図、(b)は掘削機の下方から見た図である。
なお、駆動モータ10の形式や出力等は、限定されるものではなく、掘削機Mの規模、地盤Gの強度、掘削孔Hの形状等に応じて、適宜公知の駆動モータ10から選定して、使用すればよい。また、駆動モータ10の設置数が限定されないことはいうまでもない。
メインシャフト2とギヤケース3との連結方法は、互いのフランジ23,32を連結する前記の方式に限定されるものではなく、例えば、接合部分を把持することにより固定する取付手段を介して行うなど、適宜公知の手段から選定して行えばよい。また、フランジ23,32の連結は、ボルトにより行う方法に限定されないことはいうまでもない。また、ギヤケース3の構成は、前記のものに限定されるものではなく、所定数のカッタシャフトを、所定の角度により回転可能に収納することが可能であればよい。
カッタシャフト30のカッタ4側の先端には、カッタ取付フランジ33が一体に形成されており、カッタ4が固定されるように構成されている。これにより、カッタシャフト30の回転によりカッタ4が回転する。
そして、掘削機Mは、カッタ4の公転および自転により、地盤の切削を行う。
また、カッタシャフト30が傾斜していることにより、各カッタ4が、メインシャフト2側が低くなるように傾斜するため、切削面(切羽)が、掘削孔Hの中心に向かって傾斜しており、切削した土砂が中央に集まり、土砂を揚泥しやすくなる。
例えば、前記実施形態では、リバース工法に対応可能な掘削機Mとして、メインシャフト2が排土部20を備えており、この排土部20を介して排土ポンプ16により、掘削土砂を搬出する構成としたが、現位置置換工法など、掘削土砂を搬出しない場合には、図7(a)および(b)に示すように、排土ポンプ16を備えていない構成としてもよい。この場合、メインシャフト2が先端に開口を有していないことはいうまでもない。
本発明の掘削機を地盤改良掘削等などに使用してもよいことはいうまでもない。
10 駆動モータ
2 メインシャフト
20 排土部
21 駆動ギヤ
3 ギヤケース
30 カッタシャフト
31 従動ギヤ
4 カッタ
H 掘削孔
M 掘削機
S 掘削システム
Claims (4)
- 駆動モータと、
前記駆動モータの動力により回転するメインシャフトと、
前記メインシャフトの回転により公転し、かつ、前記メインシャフトの回転に伴い自転するカッタシャフトと、
前記カッタシャフトの先端に固定されて地盤を切削するカッタと、
からなる掘削機であって、
前記カッタシャフトが、前記メインシャフトに対して、切羽に向かうに従い外方向に広がるように傾斜していることを特徴とする、掘削機。 - 前記カッタシャフトが、伸縮可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の掘削機。
- 前記メインシャフトが、上部シャフトと下部シャフトとから構成されており、
前記下部シャフトが、前記上部シャフトに対して偏心していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の掘削機。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の掘削機を複数台並設してなることを特徴とする、掘削システム。
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JP2006091869A JP4714060B2 (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 掘削機および掘削システム |
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JP2006091869A JP4714060B2 (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 掘削機および掘削システム |
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JP2007262820A true JP2007262820A (ja) | 2007-10-11 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013036178A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Ohbayashi Corp | 掘削機及び掘削方法 |
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-
2006
- 2006-03-29 JP JP2006091869A patent/JP4714060B2/ja active Active
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JP4714060B2 (ja) | 2011-06-29 |
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