JP2007261258A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録動作時の記録媒体の浮き・しわ・ジャム等でのノズルプレート面損傷防止の効果が向上すると共に、ノズルガード部材の設置がない従来の記録ヘッドでのノズルプレート面の洗浄効果と同等レベルの性能を有するインクジェット式記録装置を提供する。
【解決手段】ノズル孔近傍のノズルガード部材2にノズルプレートとの所定空間を形成し、ノズルガード部材及び記録ヘッド形成形状を利用してワイパーブレード部材による洗浄動作時のノズル孔列との相対配置精度を向上させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録ヘッドよりインク滴を吐出してイメージを被記録媒体に記録するインクジェット記録装置に関し、特に記録ヘッドを保護するノズルガードの構造と前記ノズルガードを介してノズル開口の液滴吐出能力を回復させるインクジェット式記録装置に関するものである。
シリアルプリンティング方式のキャリッジが左右に往復動作(主走査方向)するインクジェット記録装置は、副走査方向に被記録媒体を搬送する搬送手段と、キャリッジに搭載され、副走査方向に直行する主走査方向に往復運動する記録ヘッドを具備し、印刷データに基づいて記録ヘッドより所望のタイミングでインク液滴を吐出して被記録媒体表面に着滴させることにより画像形成を行う構成となっている。前記記録ヘッドは、装置内に設けられたインクカートリッジからインク供給を受け、記録ヘッドのノズル孔からインク滴として吐出し、記録ヘッド対面に配置された被記録媒体に文字等の画像形成がなされる。
記録ヘッドは、複数のノズル孔を複数列開設したノズルプレートと、ノズル孔に対応した複数の圧力室と各圧力室壁面には圧力室の容積を変化せしめる圧電振動子層が積層され、各圧力室にインクを供給する共通の流路部で構成され、各部材は接着等により接合・固定されている。
上記構成の記録ヘッドのノズル孔から吐出したインク滴が何らかの外乱要因でノズル孔近傍のノズルプレート表面に残留すると、インク滴の飛翔方向が曲げられ画像品質の低下となる。このようなノズルプレートに残留するインクを払拭するために、装置、主走査方向の記録範囲から外れた位置にノズルプレート面に当接動作可能なワイパーブレード・キャップ部材が設けられている。これにより、必要時にキャップ部材をノズルプレート面に当接し吸引することで残留インクを吸引したり、ワイパーブレードをノズルプレート面に当接させてノズル孔列方向に移動させ残留インクを拭き取ることにより画像品質を回復させている。ところで、上記の装置構成おいて、画像形成時のキャリッジ往復動作において被記録媒体に浮き・しわ・ジャム等があると記録ヘッド・ノズルプレート面に損傷が発生する。このため、このような問題を解決するため、従来のインクジェット式記録ヘッドでは、ノズルプレート面の損傷防止としてノズルガード部材を備えたものが知られている。(例えば、特許文献1、2、3参照)。
一方、上記ノズルプレート面の損傷防止機能とノズルプレート面の残留インクをワイパーブレードの払拭によってインク吐出機能の低下を考慮したインクジェット式記録ヘッドも提案されている。(例えば、特許文献4参照)
特開平6−255099号公報 特開平11−207979号公報 特開平2−187362号公報 特開平2000−190513号公報
上記従来例の多くのノズルガード部材は、ノズルプレート面に形成されたノズル孔に対するノズルガード部材端部の配置がノズル孔近傍にまで配置されていないため、ノズルプレート面の損傷防止効果が軽減する。また、ノズル孔近傍までノズルガード部材端部を配置させた場合、ノズルガード部材から露出されるノズルプレート面の幅は非常に狭くなり、従来記録ヘッドの幅よりも大きなワイパーブレードを各記録ヘッドとの相対位置に対しおおまかに動作させていたのでは的確に前記狭く露出されたノズルプレート面を払拭洗浄することができないと言う問題がある。また、狭い露出されたノズルプレート面にワイパーブレードを当接させて払拭させた場合、ノズルプレート面とノズルガード部材面との当接隙間に微量貯留しているインクを、ワイパーブレード部材両端面がノズル孔近傍まで引きずり出してしまい、本来のノズルプレート面に残留したインクの払拭洗浄ができないと言う問題もある。
そこで、本発明は、かかる短所を改善し、狭く露出したノズルプレートのノズル孔近傍領域の残留インクを確実に除去することのできるインクジェット式記録ヘッドを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明のインクジェット式記録装置は、複数のノズル孔からインク滴を吐出するノズルプレートと、前記ノズル孔に連通する複数の溝を有する圧電プレートからなるアクチュエータ部と、前記ノズルプレート上に設けられ、前記ノズル孔を露出させる開口部を備えたノズルガード部材と、を備えたインクジェット式記録ヘッドと、
前記ノズルプレートと当接離間可能に設けられ、前記ノズルプレートのインク滴を払拭するためのワイパーブレード部材と、を備えるインクジェット式記録装置において、前記ノズルガード部材の前記ノズル孔近傍が前記ノズルプレート面と接触することなく所定空間が確保されていることを特徴とするインクジェット式記録装置である。また、ノズルプレート面上の残留インクのワイパーブレード部材によるノズル孔列方向の払拭動作時に、記録ヘッド本体及びノズルガード部材の形成形状をノズル孔列方向への動作ガイド部として利用したことを特徴とする。
上記の課題解決手段の作用は次の通りである。記録ヘッド本体及びノズルガード部材の形成形状を利用することで、ノズルプレート面・ノズル孔に対するワイパーブレード部材の当接位置(ノズル孔列方向及びノズルプレート面への鉛直方向)を精度良く配置、可動することができ、ノズル孔列近傍のノズルガード部材開口部とノズルプレート面に所定空間が形成されているためにワイパーブレード部材動作時にノズルプレート面とズルガード部材との当接隙間に微量貯留している残留インクの引き出しを抑止することができる。
上述したように本発明のインクジェット式記録ヘッドで構成されたインクジェット式記録装置は、記録動作時の記録媒体の浮き・しわ・ジャム等でのノズルプレート面損傷防止の効果が向上すると共に、ノズルガード部材の設置がない従来の記録ヘッドでのノズルプレート面の洗浄効果と同等レベルの性能を有するインクジェット式記録ヘッドを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の1つの実施形態であるインクジェット式記録ヘッドとワイパー部を含めた概略構成を示す模式的斜視図である。図3は、本発明のインクジェット式記録ヘッドの概略構成を模式的に示す分解斜視図である。図4は、本発明の他の実施形態であるインクジェット記録ヘッドとワイパー部を含めた概略構成を示す模式的斜視図である。図1、図3、図4において記録ヘッド50は、主要構成としてヘッド本体1とノズルキャップ1aとノズルプレート3とノズルガード部材2で構成され、接着にて固定されている。ヘッド本体1には装置本体のインク供給源からインク供給される供給流路(共通インク室)を有し、前記供給流路はインク吐出せしめる複数のノズル孔3a(矢印A方向)に対応した複数の圧力室に連通している。各圧力室の壁面には圧力室の容積を変化せしめる圧電振動子層が積層され、前記圧電振動子層(圧電振動子部)を駆動することでノズルプレート3のノズル孔3aを介してインク吐出を行う(図示せず)。
ノズルキャップ1aは上記共通流路及び各圧力室を1ユニットとして形成するアクチュエータ部として1つの構成要素となるかたちで接着・固定されている。
また、前記ノズルプレート3は、前記ノズルキャップ1aと接着・固定され、接着・固定される対面(ノズルプレート面3b)は撥水材が塗布・硬化されている。したがって、ノズルプレート面3b上に付着したインク滴30は、それぞれが分離独立した形で付着するようになる。
ノズルプレート3を保護するノズルガード部材2は、ノズルプレート面3bと当接する第一平面部2fと、前記第一平面部2fから延設して一段高くなった平行面である第二平面部2gとからなる。また、この第二平面部2gの内側は空洞部となっており、ノズルプレート面3bとは離間している。この第二平面部2gには、ノズルガード部材2を装着時にノズルプレート3のノズル孔3a列を露出させる開口部2bが設けられている。また、この第一平面部2fと第二平面部2gは、平面端辺が90度屈曲した形状部(2c・2d)により連続的に形成されている。但し、後述するワイパー部10による払拭洗浄性能の向上を図るため、第二平面部2gのノズル孔3a列方向(矢印A)の90度屈曲した短辺形状部2平面(2d)は、開口部2b幅で開口部2b同様に露出形状となっている。
また、第一平面部2fの端辺もノズルキャップ1a・先端凸部1b側壁全周をオーバーラップするような形で90度屈曲した連続形状(2e)を有している。また、第二平面部2gにはノズルガード部材2に当接・吸引することでノズルプレート面3b上の付着したインク滴を吸引するキャップ部材(図示せず)の吸引効果を向上させるために開口部2bとは異なる第二開口部2aを備えている。本実施形態での第二開口部2aは、開口部2bの開口形状と第二開口部2aの開口形状及び前記ノズルガード部材2を構成する2つの平面隙間をパラメータとした実験より、ノズル孔3a中心に矢印A・B方向対称となる所定位置に総数6個の円状(φ1.5mm)の開口部として配置した。
本実施形態においてノズルガード部材2は、記録媒体等からの静電気対策として導電性を有する金属板(SUS材等)をプレス成形することで形成したが、ノズルプレート面3bへの損傷防止機能的にはプラ部材による射出成型での形成でも問題なく、適用材料及び成形方法を限定するものではない。
前記ノズルガード部材2に撥液材を塗布付与する処理を施すことで、後述するワイパーブレード部材12による払拭動作でのノズルガード部材2面上のインク滴付着残存を更に確実に防止することができる。前記撥液性を有する材料としては、本実施形態ではポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂が用いられているが、撥液性を付与することができ撥液耐久性のあるものであれば、特にその形成方法は限定されない。
上述のノズルガード部材2のヘッド本体1への固定において、ノズルプレート面3bに撥水処理が施されているためにノズルプレート面3bとの当接面に接着剤塗布による固定ができない。そこで、前記ノズルガード部材2端部の屈曲形状部(2e)を利用して、ノズルプレート面3bにノズルガード部材2の第一平面部2fが当接するかたちでノズルキャップ1aに圧入・固着されている。本実施形態にあっては固定強度を確保するために圧入領域に接着剤の塗布を行っている。従って、前記ノズルガード部材2に全面に撥液材を塗布付与すると前記接着剤塗布による接着が不可能となり、補強ができなくなるため、本実施形態では前記ノズルキャップ1aと当接するノズルガード部材2端部の屈曲形状部(2e)内面所定領域を除く領域にのみ撥液材の塗布を行なっている。
図2は、従来のインクジェット式記録ヘッドの概略構成を示す模式的斜視図である。図2において、ノズルガード部材200の開口部200bは、記録ヘッド50が往復画像形成動作する方向となるノズル孔3a列に直交する矢印B方向に、ノズル孔3a中心均等距離の開口形状として形成されている。この開口部200bの幅寸法は、画像形成時の被記録媒体のしわ・ジャム等によるノズルプレート面3bを損傷させる外乱要因に対し密接な関係がある。大型のインクジェット記録装置では、概ね記録ヘッド50もしくはノズルプレート面3bと被記録媒体とのインク吐出隙間は2.0mm〜3.5mm程度にあり、前記開口部2bの幅寸法が5.0mm以上(a)の状態ではノズルガード部材200が設置されていない記録ヘッド50とノズルプレート面3bへの損傷レベルは同程度となってしまう。したがって、ノズルガード部材200によるノズルプレート面3b損傷防止を図るに至っては4.0mm未満(b)の状態の幅寸法が必要となる。本実施形態における開口部2bの幅寸法は、ワイパーブレード部材12の形成上の制約と払拭による洗浄性能・ノズル孔3aに対する実払拭洗浄領域をも考慮し、1.5mm〜3.0mmとした。
では、いかにして上述のノズルガード部材2に備えられた狭い開口部2bを介してノズルプレート面3bに付着したインク滴30や異物等をワイパーブレード部材12を具備するワイパー部10で払拭洗浄を行うのかを説明する。
従来の開口部200bの幅が広い(幅が5.0mm以上の図2(a))ノズルガード部材200が設置された記録ヘッド50・ノズルプレート面3bをワイパーブレード部材12で払拭洗浄するにあたってはノズル孔3aに対するワイパーブレード部材12のノズル孔3a列方向と直交する方向の当接相対位置は多少ずれていても実払拭洗浄領域上問題にならず、ノズルプレート面3bに対するワイパーブレード部材12の配置は大まかになされていた。しかしながら、本実施形態のように開口部2bの幅が1.5mm〜3.0mmと非常に狭いものとなると、前記狭い開口部2bから露出されたノズルプレート面3bと当接するワイパーブレード部材12の当接位置ズレの結果、ノズル孔3a近傍の払拭洗浄を必要とする領域から外れてしまうことになる。
また、開口部2bを介して後述する形状的に剛性の低いワイパーブレード部材12凸部分をノズルプレート面3bに効率よく当接するにあたってはワイパーブレード部材12とノズルプレート面3bとの相対鉛直方向の位置を精度良く行う必要がある。
そこで本実施形態における上述のノズルガード部材2に対するワイパーブレード部材12の各方向への位置出し方法を説明する。
図5は、本発明の1つの実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的斜視図である。図6は、本発明の1つの実施形態であるインクジェット記録ヘッドに対するワイパー部動作前での払拭動作方向と直交する面から見た模式的投影図である。図7は、本発明の1つの実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的断面図である。図8は、本発明の他の実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的斜視図である。
図1、図4において、インクジェット記録装置の所定位置に固定された記録ヘッド50は装置からのクリーニング動作指示がなされると、図示しない弾性体であるゴム材質で形成されたキャップ部材がノズルガード部材2や開口部2bを含めノズルガード部材2所定面を当接・密閉するかたちで、ノズルプレート面3bに付着したインク滴等を吸引する。所定吸引動作が完了すると、記録ヘッド50と物理的に干渉しない位置に配置された待機位置より、記録ヘッド50と鉛直方向に一定距離を維持しながら、矢印C方向に直動可能な駆動部に連結されたワイパー部10が移動する。
本実施形態全てのワイパー部10は、図5、図6、図7に示すようにホルダ部11・ブレードホルダ部13・ワイパーブレード部材12で構成されている。
前記ワイパーブレード部材12のノズルプレート面3bと当接する先端形状は、第二平面部2gに当接する第二凸部12bと、開口部2bを介してノズルプレート面3bに当接する第一凸部12aを有している。また、前記第一凸部12aの幅寸法は開口部2bの幅寸法より0.4mm程度小さな寸法にあり、前記第二凸部12bの両端全長幅は第二平面部2gの幅を包含する大きな寸法となっている。また、開口部2bを貫通してノズルプレート面3bに到達する第一凸部12aの鉛直方向長さと、第二凸部12bの鉛直方向長さは、当接時の剛性を考慮し、第一凸部12aと第二凸部12bの当接オーバーラップ長さが各々1.5mmと0.8mmの寸法となっている。前記ワイパーブレード部材12先端部凸状のブレードホルダ部13より露出される部分の厚みは、均等厚になっており、本実施形態では、ノズルプレート面3bの撥水膜の耐久性・洗浄性能等を考慮し1.5mmとなっている。前記ワイパーブレード部材12の凸状先端部と反対の端部は、ブレードホルダ部13に設けられた所定形状に圧入・固定されるべき所定形状を備えている。
本実施形態では、ワイパーブレード部材12は弾性体のEPDMなどのゴム成形で形成した上で、ワイパーブレード部材12の形状精度および凸状先端部での払拭性能を確保するためにスーパーカッターで切断加工が施されている。したがって、ブレードホルダ部13所定位置にワイパーブレード部材12が圧入・固定されたユニット状態でブレードホルダ部13形状よりワイパーブレード部材12先端部凸状形状寸法が所望の寸法精度に確保されている。
前記ブレードホルダ部13は、自己潤滑性を有するプラ部材であるPOM材により射出成形により形成され、ホルダ部11に対し矢印D・E方向に動作自在に保持されている。
前記の本実施形態の保持構成では、矢印C方向に駆動可能に連結されたホルダ部11は、前記駆動連結領域とは別にブレードホルダ部13が収納可能な断面コの字状の空間形状を形成しており、ホルダ部11に、ブレードホルダ部13の前記ワイパーブレード部材12設置部と対面となす端部領域が所定隙間を保つかたちで収納される。
前記ブレードホルダ部13の端部領域の所定位置にはワイパーブレード部材12幅方向にホルダ部11幅方向を貫く長さで円筒形状部13aが形成され、前記円筒形状部13aと当接するホルダ部11の所定位置には小判形状の開口部11aが形成されている。前記小判形状の開口部11aと前記円筒形状部13aは、開口部11aの直線領域部と円筒形状部13aの円筒接線領域が接触・摺動することで矢印D・E方向に所定移動量の範囲で可動抑止される。ブレードホルダ部13の円筒形状部13aの近傍には、ホルダ部11との隙間にホルダ部11収納内壁面との当接変形により矢印D・E方向に与圧付加することのできる鍵状の与圧形状部13bが矢印E方向左右対称に形成されている。
また、ブレードホルダ部13のワイパーブレード部材12圧入側端部には、ワイパー部10動作時に、ノズルガード部材2の第二平面部2gの所定構成面(2c等)と接触・摺動可能とした摺動面13c・摺動面13dを備えたコの字形状が形成されている。
今、上述の機能構成を備えるワイパー部10が図4(b)に示すように矢印C方向に動作し、記録ヘッド50設置されたノズルガード部材2にブレードホルダ部13の端部が接触すると図6に示すように、鉛直方向は、ブレードホルダ部13の摺動面13cが第二平面部2gとの接触・所定与圧で位置抑止される。また、矢印C方向と直交する方向は、ブレードホルダ部13の摺動面13dが、第二平面部2gの90度屈曲した形成面であり、第一平面部と第二平面部との接続端部である2c面との接触・所定与圧で位置抑止され、記録ヘッド50のノズルガード部材2に備われた形状に沿うかたちでブレードホルダ部13は精度よく、位置アジャスト摺動される。このことにより、ノズルガード部材2の開口部2bを介したワイパーブレード部材12先端部凸部(第一凸部12a)を精度よくノズルプレート面3bに当接するかたちで矢印C方向への洗浄動作が行われる。
上述のブレードホルダ部13所定形成面を利用して位置アジャストする他の実施形態として図4(a)及び図8(a)に示すように、鉛直方向は、ブレードホルダ部14の摺動面14cがノズルガード部材2のノズルプレート面3bと当接する第一平面部2fとの接触・所定与圧で位置抑止され、矢印C方向と直交する方向は、ブレードホルダ部14の摺動面14dが、第一平面部2fから90度屈曲した形成面であり、第一平面部の端部とアクチュエータ部との接続端部である2e面との接触・所定与圧で位置抑止する構成もある。
また、他の実施形態として図1及び図8(b)に示すように、鉛直方向は、ブレードホルダ部15の摺動面15cがノズルキャップ1aにノズルプレート面3bのノズル孔列に平行に形成された形成面1cとの接触・所定与圧で位置抑止され、矢印C方向と直交する方向は、ブレードホルダ部15・摺動面15dが、前記ノズルキャップ1aの形成面1cと直交するように形成された形成面1dとの接触・所定与圧で位置抑止する構成もある。
では、このように記録ヘッド50・ノズルプレート面3bに対し、精度よくワイパーブレード部材12を当接・洗浄動作させることで洗浄不具合が発生しないかを説明する。
図9は、従来のインクジェット記録ヘッドのワイパーブレード部材による払拭動作でのノズルプレート面状態を示す模式的要部断面図である。図10は、本発明のインクジェット記録ヘッドのワイパーブレード部材による払拭動作でのノズルプレート面状態を示す模式的要部断面図である。初めに図2(b)に示す、従来のノズルガード部材200が設置された記録ヘッド50でのノズルプレート面3bの払拭洗浄状態を説明する。
図9において、(a)は、装置本体よりクリーニング動作指示がされ、ノズルガード部材200にキャップ部材20が当接され、図示しない吸引部により吸引がなされ完了した状態である。ノズルプレート面3b上には、インク孔3aからの吐出に問題となるインク滴30は存在しない。
(b)は、キャップ部材20での吸引が完了し、次動作となるワイパーブレード部材120でのノズルプレート面3b及びノズルガード部材200面への払拭動作が行われている状態である。ノズルガード部材200の開口部200bを介してワイパーブレード部材120先端凸状部分がノズルプレート面3bに当接・払拭動作がなされると、前記ワイパーブレード部材120先端凸状部分の図中左右方向の端面が開口部200bの端面に接触・非接触に関わらず、ノズルガード部材2とノズルプレート面3bとの当接部分に残っていたキャップ部材20での吸引では除去不可能である残留インク31が、ノズルプレート面3b上の撥水状態・前記当接間の残留インク31状態・ワイパーブレード部材120表面状態での表面エネルギーの関係により、引き出されてしまう。
(c)上記(b)での払拭動作が完了し、経時的に一旦は、ノズルプレート面3bやインク孔3a近傍領域のインク滴30と異物等が払拭洗浄された状態となるが、前述のワイパーブレード部材120凸状部分の端部による残留インク31の誘引により、残留インク31がインク孔3a近傍領域にインク滴30として残留し、クリーニング最終動作が完了した状態でインク孔3aからの吐出に問題となるインク滴30が残存してしまうことになる。
次に図1、図4に示す、本実施形態のノズルガード部材2が設置された記録ヘッド50でのノズルプレート面3bの払拭洗浄動作を説明する。
図10において、(a)は、装置本体よりクリーニング動作指示がされ、ノズルガード部材2にキャップ部材20が当接され、図示しない吸引部により吸引がなされ完了した状態である。ノズルプレート面3b上には、インク孔3aからの吐出に問題となるインク滴30は存在しない。
(b)は、キャップ部材20での吸引が完了し、次動作となるワイパーブレード部材12でのノズルプレート面3b及びノズルガード部材2面への払拭動作が行われている状態である。本実施形態のノズルガード部材2では、ノズルガード部材2の開口部2bを介してワイパー部10の凸状部分がノズルプレート面3bに当接してもその近傍にはノズルガード部材2とノズルプレート面3bとの当接部分がなく、従来のノズルガード部材2での残留インク31の誘引が発生しない。
(c)上記(b)での払拭動作が完了し、クリーニング最終動作が完了した状態である。本実施形態のワイパーブレード部材12の記録ヘッド50に対しての配置精度の向上も加味され、ノズルプレート面3bのインク孔3a近傍領域の払拭洗浄状態は、ノズルガード部材2が設置されていない従来レベルと同等以上の状態となる。
以上のことにより、本実施形態をとることで画像形成時の記録媒体の浮き・しわ・ジャム等でのノズルプレート面損傷防止の効果が向上し、良好な画像形成可能状態を長時間維持することができるインクジェット記録ヘッドが提供でき、大きな産業上の利点が図れるものである。
本発明の1つの実施形態であるインクジェット記録ヘッドとワイパー部を含め た概略構成を示す模式的斜視図である。 従来のインクジェット式記録ヘッドの概略構成を示す模式的斜視図である。 本発明のインクジェット式記録ヘッドの概略構成を模式的に示す分解斜視図で ある。 本発明の他の実施形態であるインクジェット記録ヘッドとワイパー部を含めた 概略構成を示す模式的斜視図である。 本発明の1つの実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的斜視図であ る。 本発明の1つの実施形態であるインクジェット記録ヘッドに対するワイパー部 動作前での払拭動作方向と直交する面から見た模式的投影図である。 本発明の1つの実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的断面図であ る。 本発明の他の実施形態であるワイパー部の概略構成を示す模式的斜視図である。 従来のインクジェット記録ヘッドのワイパーブレード部材による払拭動作での ノズルプレート面状態を示す模式的要部断面図である。 本発明のインクジェット記録ヘッドのワイパーブレード部材による払拭動作 でのノズルプレート面状態を示す模式的要部断面図である。
符号の説明
1 ヘッド本体
1a ノズルキャップ(アクチュエータ部)
2 ノズルガード部材
2b 開口部
2f 第一平面部
2g 第二平面部
3 ノズルプレート
3a インク孔
3b ノズルプレート面
10 ワイパー部
11 ホルダ部
12 ワイパーブレード部材
13 ブレードホルダ部
14 ブレードホルダ部
15 ブレードホルダ部
30 インク滴
31 残留インク
50 インクジェット式記録ヘッド

Claims (9)

  1. 複数のノズル孔からインク滴を吐出するノズルプレートと、
    前記ノズル孔に連通する複数の溝を有する圧電プレートからなるアクチュエータ部と、
    前記ノズルプレート上に設けられ、前記ノズル孔を露出させる開口部を備えたノズルガード部材と、を備えたインクジェット式記録ヘッドと、
    前記ノズルプレートと当接離間可能に設けられ、前記ノズルプレートのインク滴を払拭するためのワイパーブレード部材と、を備えるインクジェット式記録装置であって、
    前記ノズルガード部材の前記ノズル孔近傍が前記ノズルプレート面と接触することなく所定空間が確保されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 前記ノズルガード部材は、
    前記ノズルプレート面と接触する第一平面部と、
    前記第一平面部と延設して前記ノズルプレート面から離間するように設けられ、前記開口部を有する第二平面部と、
    からなる請求項1記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記第二平面部には、前記開口部とは異なる第二開口部が形成さていることを特徴とする、請求項2記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前記第二平面部と前記第一平面部との接続端部を、前記インク払拭時の前記ワイパーブレード部材移動のためのガイド部としたことを特徴とする請求項2記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記第一平面部の端部と前記アクチュエータ部との接続端部を、前記インク払拭時の前記ワイパーブレード部材移動のためのガイド部としたことを特徴とする請求項2記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記ノズル孔列の長手方向と並行に、前記アクチュエータ部に形成された溝部を、前記インク払拭時の前記ワイパーブレード部材移動のためのガイド部としたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット式記録装置。
  7. 前記ノズルガード部材が導電性を有する材料からなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のインクジェット式記録装置。
  8. 前記ノズルガード部材は撥液性を有することを特徴とする請求項7記載のインクジェット式記録装置。
  9. 前記ノズルガード部材の撥液材を塗布する領域が、インクジェット式記録ヘッド本体との固着領域を除く領域であることを特徴とする請求項8項記載のインクジェット式記録装置。
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