JP2007261188A - ラミネート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サクションドラムに掛けられたフイルムのテンションを一定に保つ。
【解決手段】サクションドラム39は、パウダークラッチ43を介してモータ42に接続され、フイルム3の搬送方向と逆の方向に回転してフイルム3にテンションを付与する。テンション測定部46は、フイルム3のテンションを測定してテンションコントローラ59に入力する。トルク算出部61は、記憶部60から読み出した基準テンションと入力された測定テンションとを比較し、測定テンションを基準テンションと等しくするために必要なサクションドラム39のトルクを算出する。算出されたトルクは駆動信号生成部62に入力され、このトルクを得るために必要なパウダークラッチ43の制御信号が生成される。パウダークラッチ43は、生成された制御信号に基づいて動作し、モータ42からサクションドラム39に伝達されるトルクを調整する。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板とフイルム等をラミネートローラで接合するラミネート装置に関し、更に詳しくは、フイルムのテンションを一定に保つことができるラミネート装置に関する。
従来、ガラス基板や半導体基板等に感光性を有するフイルム等を接合する液晶製造ラインや半導体製造ライン等では、所定の間隔で連続して供給される基板の一方の面にフイルムを重ね合わせ、一対のラミネートローラで基板とフイルムとを挟み込んで加圧して接合するラミネート装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
ラミネート装置では、基板とフイルムとが接合される搬送路にフイルムを送り込んでおき、この搬送路に基板が送り込まれてきたときに、フイルムの搬送経路を動かして基板に重ね合わせている。フイルムは、ベースフイルムと、このベースフイルムの上に設けられて基板に接合される樹脂層と、この樹脂層の上に重ねられて保護する保護層とを備えており、この保護層は搬送路に送り込まれる前に剥離される。樹脂層は、加熱されることによって溶融されて基板に密着するが、常温で保護層が剥離された状態でも粘着性を有しており、接触した搬送ローラ等に付着する。
特許文献1記載のラミネート装置では、ラミネートローラの上流側にサクションドラムを配置し、このサクションドラムでフイルムを吸引しながらフイルム搬送方向と逆方向に回転させることで、ラミネートローラにかかるフイルムテンションの安定化を図っている。また、サクションドラムとラミネートローラとの間でフイルムのテンションを測定し、この測定結果に基づいてサクションドラムの回転速度を調整することで、フイルムテンションを一定にしている。
特開2003−062906号公報
サクションドラムは、フイルムの搬送に用いられるローラ等と比べて径が大きく、内部にはエア吸引を行うためのエア通路が設けられているため、慣性モーメントが比較的大きい。特に、近年では液晶パネル等の大画面化に伴い、ラミネート装置で使用されるサクションドラムの大径化が進んでおり、より慣性モーメントが大きくなっている。
特許文献1には、サクションドラムの回転速度をどのように変化させるかは記載されていないが、例えば、サクションドラムを回転させるモータの回転速度を調整する場合、モータの回転速度を調整して、実際にサクションドラムの回転速度が変化するまでに時間差が生じ、その間のフイルムテンションの不安定な変動によりフイルムに皺等が発生して、ラミネート品質が低下するという問題がある。また、テンションの変動によりフイルムがバタついて、基板の送り込みが阻害されるという問題もある。
本発明は、上記問題を解決するために、サクションドラムとラミネートローラとの間のフイルムテンションを一定に保つことができるラミネート装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明のラミネート装置は、基板と、この基板に対面するように搬送されるフイルムとを接合するラミネートローラの上流側に、フイルムにテンションを付与するテンションローラを配置する。このテンションローラと、これを回転させるモータとの間には、モータからテンションローラに伝達されるトルクを調整するトルク調整手段を介在させる。また、テンションローラとラミネートローラとの間のフイルム搬送経路には、フイルムのテンションを測定するテンション測定手段を配置する。そして、測定されたテンションに基づいて、テンション制御手段によりトルク調整手段を制御し、フイルムのテンションを制御する。
テンションローラとしては、搬送方向と逆の方向に回転してフイルムにテンションを付与するローラを用いることができる。また、このテンションローラにより付与されるテンションを大きくするために、外周面でフイルムを吸着する吸着手段を設けてもよい。
また、トルク調整手段としては、モータからテンションローラにデンタルされる駆動力を調整するクラッチが適している。更に、クラッチとしては、伝達トルクの制御が迅速に、かつ精密に行うことができるパウダークラッチが好適である。
テンション制御手段は、テンション測定手段で測定されたテンションと、予め設定されている基準テンションとを比較し、テンションローラに必要なトルクを算出するトルク算出部と、この算出されたトルクに基づいて、トルク調整手段の駆動信号を生成する駆動信号生成部とから構成したものである。なお、トルク算出部は、テンション測定手段で計測されたテンションを基準テンションと等しくするために必要なテンションローラのトルクを算出するようにしてもよい。
また、フイルムと基板とを搬送する搬送機構が、フイルムのみが搬送される際のフイルム搬送速度と、基板とフイルムとが接合される際の接合速度との間で搬送速度を切り換える場合には、この搬送機構による搬送速度の切り換え時に、トルク切換え手段からテンション制御手段にトルク指令を入力して、トルク調整手段の伝達トルクを切り換えてもよい。
また、上述したように、トルク切換え手段によってトルク調整手段の伝達トルクを切り換える際に接合速度がフイルム搬送速度よりも速い場合には、フイルム搬送速度から接合速度に切り換えられる加速期間においてトルク調整手段の伝達トルクを小さくする。更に、接合速度からフイルム搬送速度に切り換えられる減速期間では、トルク調整手段の伝達トルクを大きくする。
また、ラミネートローラの上流側に、フイルムの搬送経路を切り換える経路切換え手段が設けられている場合には、テンション測定手段をフイルムの搬送経路に略直交する方向で移動させる移動手段を設けるとよい。経路切換え手段による搬送経路の切り換えにより、フイルムの搬送経路長が変化するが、移動手段は経路切換え手段の動作に応じてテンション測定手段を移動させるので、フイルムの搬送経路長を一定に保つことができる。
本発明のラミネート装置で使用するフイルムとしては、少なくともベースフイルムと、このベースフイルム上に塗布された感光性樹脂層とから構成される感光性樹脂層積層体を用い、基板には該感光性樹脂層が接合されるようにしたものである。
本発明のラミネート装置によれば、モータの回転速度を変更する場合よりも迅速にテンションローラのトルクを変更することができ、テンション変化時の不安定な時間を短くすることができる。また、フイルムにかかるテンションを一定にすることができるので、テンション変動に起因する不良の発生を防止することができる。
また、トルク調整手段には、クラッチ、特にパウダークラッチなどを利用することができるので、比較的ローコストに、また正確なトルク調整を行うことができる。
また、フイルムと基板との搬送速度の切り換えに応じて、トルク調整手段の伝達トルクを切り換えるので、搬送速度の変化によるフイルムテンションの変動を精度よく補償することができる。
さらに、フイルムと基板との接合時にフイルムの搬送経路が切り換えられる場合でも、フイルムの搬送経路長を一定にすることができるので、フイルムテンションを適切に測定することができる。
図1は、本発明のラミネート装置によってフイルムが接合された基板の外観形状を示す斜視図である。基板2は、例えば、透明なガラスやプラスチックで形成された薄板であって、液晶またはプラズマディスプレイパネル等に用いられるカラーフィルタのベースである。符号9は、カラーフィルタを構成する感光性樹脂層であり、基板2に貼り付けられるフイルム3(図2参照)の一部を構成する。この感光性樹脂層9は、基板2への貼り付け後、露光、現像、洗浄によって所定のパターンが基板2上に残され、カラーフィルタを構成する。
なお、感光性樹脂層9が基板2の側面等に付着するとNG品となるため、感光性樹脂層9の接合面積は基板2よりも小さくされている。これにより、感光性樹脂層9の周囲には、基板2の接合面が額縁状に露呈される。以下、この額縁状の部分を額縁代2aと呼ぶ。
図3は、基板2にフイルム3が接合される手順を示す概念図である。同図(A)は、フイルム3の外観形状を示す。フイルム3は、長尺フイルムであって、ロール状に巻かれてなるフイルムロール6としてラミネート装置にセットされる。図2に断面図を示すように、このフイルム3は、複数の層を積層した多層構造を有する感光性樹脂層積層体であり、下からベースフイルム8、感光性を有する感光性樹脂層9、保護フイルム10が積層されている。これらの各層は、可撓性を有しているため、ロール状に巻かれても破損することはない。
図3(B)に示すように、ラミネート装置にセットされたフイルム3は、フイルムロール6から引き出され、長さL1、L2の2つの間隔で保護フイルム10がカットされる。この加工は、ハーフカット加工と呼ばれ、感光性樹脂層9が基板2に接合される長さとなる接合長さL1と、この接合長さL1の間隔を規定するハーフカット間隔L2の2つの間隔が交互に用いられてフイルム3に連続して実施される。このハーフカット加工により保護フイルム10は略シート状になるが、感光性樹脂層9から剥がれることはない。また、以下では、ハーフカット加工された部分をハーフカット部位3a、L2の間隔でハーフカット加工された領域を残存領域3bと呼ぶ。
図3(C)に示すように、ハーフカット加工が施されたシート状の保護フイルム10の上には、残存領域3bをまたぐように、先端側のシート状保護フイルム10aの後端と、後続のシート状保護フイルム10bの先端とに複数枚の接着ラベル13が接着される。この接着ラベル13は、同図(D)に示すように、フイルム3から保護フイルム10だけを剥離する際に、シート状にカットされた保護フイルム10を略ウエブ状にして連続して剥離できるようにする。また、保護フイルム10を剥離する際に、保護フイルム10の残存領域3bをフイルム3に残すため、接着ラベル13は残存領域3bには接着されない。
図3(E)に示すように、保護フイルム10が剥がされたフイルム3は反転され、基板2の上面に感光性樹脂層9が接合される。この接合時には、一対のラミネートローラ16a,16bによって基板2とフイルム3とが加圧される。また、ラミネートローラ16aは、モータ17によって回転されることにより、基板2とフイルム3は貼り付けと同時に搬送される。
なお、基板2は、感光性樹脂層9との接合のために複数枚が連続して搬送される。貼り付け精度のばらつきを考慮して、例えば、基板2の搬送間隔を20±5mmとし、前述した額縁代2aの搬送方向長さL3を1〜5mmとしたとき、ハーフカット間隔L2は、搬送方向先頭側及び後方側の2枚の基板2の額縁代2aに搬送間隔を加算した長さとなる。
図3(F)に示すように、基板2に感光性樹脂層9が接合された後、ベースフイルム8が剥離される。これにより、基板2の上には感光性樹脂層9だけが残り、図1に示す状態となる。なお、ベースフイルム8の剥離は、ベースフイルム8をウエブ状のまま剥離してもよいし(以下、連続式と呼ぶ)、各基板単位でシート状にカットしてから剥離してもよい(以下、枚葉式と呼ぶ)。
図4は、本発明を実施したラミネート装置の構成を示す概略図である。ラミネート装置20は、基板2とフイルム3を連続して搬送しながら接合する装置であり、フイルム3を供給するフイルム供給区間21と、基板2とフイルム3とを接合する接合区間22と、基板2を加熱して供給する基板加熱区間23と、接合が完了した基板2を冷却する基板冷却区間24と、フイルム3からベースフイルム8を剥離するベース剥離区間25とから構成されている。
ラミネート装置20内は、仕切り壁28によって第1クリーンルーム29aと第2クリーンルーム29bとに仕切られる。第1クリーンルーム29aには、フイルム供給区間21が収容され、第2クリーンルーム29bには、接合区間22、基板加熱区間23、基板冷却区間24、ベース剥離区間25が収容される。第1クリーンルーム29aと第2クリーンルーム29bとは、仕切り壁28に設けられた貫通部28aを介して連通されている。
フイルム供給区間21は、フイルム3をロール状に巻いたフイルムロール6を収容し、このフイルムロール6からフイルム3を送り出すフイルム送出し機構33と、送り出されたフイルム3の保護フイルム10に、ハーフカット加工を施す加工機構34と、接着ラベル13を保護フイルム10に接着するラベル接着機構35と、フイルム3から保護フイルム10を所定の長さ間隔で剥離させる剥離機構36を備える。
剥離機構36は、テンションローラを構成するサクションドラム39と、フイルム3から剥離された保護フイルム10を巻き取る巻取りロール40と、サクションドラム39から巻取りロール40までの間で保護フイルム10をガイドする複数個のガイドローラ41とから構成されている。
サクションドラム39の近傍の構成を表す図5に示すように、サクションドラム39には図示しないエアポンプ(吸着手段)が接続されており、ドラム表面に設けられた吸気穴によってフイルム3を吸引し、かつモータ42によってフイルム3の搬送方向と逆の方向に回転される。これにより、サクションドラム39は、フイルム3の搬送に一定の負荷をかけるテンションローラとして機能し、サクションドラム39と接合区間22との間のフイルム3のテンションを安定化させる。また、モータ42とサクションドラム39との間には、モータ42からサクションドラム39に伝達されるトルクを調整するトルク調整手段として、パウダークラッチ43が組み込まれている。
接合区間22には、フイルム3のテンションを測定するテンション測定手段であるテンション測定部46と、基板2とフイルム3とが送り込まれる搬送路47と、この搬送路47内に配置され、保護フイルム10の剥離により露出した感光性樹脂層9を基板2に貼り付ける接合機構48とが設けられている。接合機構48の上流側には、フイルム停止時や準備作業時などに接合機構48に送り込まれるフイルム3の搬送経路を切り換える経路切換手段である経路切換え機構49と、フイルム2を予め所定温度に予備加熱する予備加熱部50と、フイルム3のハーフカット部分を検出するカット部検出カメラ51等が配設されている。
テンション測定部46は、フイルム3がかけられて従動回転する測定ローラ54と、この測定ローラ54に対するフイルム3の押圧力からフイルム3のテンションを測定するテンション測定器55から構成されている。測定ローラ54及びテンション測定器55は、エアシリンダ等からなるアクチュエータ56に保持されており、フイルム3の搬送方向に略直交する方向で移動される。アクチュエータ56は、経路切換え機構49によってフイルム3の搬送経路が切り換えられたときに、テンション測定部46を移動させてフイルム3の搬送経路長を一定にする移動手段を構成する。
パウダークラッチ43とテンション測定器55は、テンションコントローラ59に接続されている。テンションコントローラ59は、記憶部60、トルク算出部61、駆動信号生成部62を備えており、パウダークラッチ43を制御してフイルム3のテンションを制御するテンション制御手段である。
記憶部60は、予め設定された基準テンションを記憶する。トルク算出部61は、基準テンションとテンション測定器55から入力された測定テンションとを比較し、測定テンションを基準テンションと等しくするために必要なサクションドラム39のトルクを算出する。駆動信号生成部62は、トルク算出部61で算出されたトルクに基づいて、パウダークラッチ43の制御信号を生成し、モータ42からサクションドラム39に伝達されるトルクを制御する。このテンションコントローラ59により、サクションドラム39と接合機構48との間のフイルム3のテンションが一定に保たれる。
図6(A)は、搬送路47の構成を示す概略図である。接合機構48は、上下に配設されるとともに、所定温度に加熱されるラミネートローラ65a、65bを備える。ラミネートローラ65a,65bは、金属等で形成された円柱形状の芯材の外周がシリコンゴム等の弾性材料でコーティングされたもので、外周にはラミネートローラ65a、65bの加圧量を一定に保つバックアップローラ66a、66bがそれぞれ当接されている。ラミネートローラ65aは、モータ67によって回転され、ラミネートローラ65bとの間にフイルム3と基板2とを挟み込んで搬送しながら感光性樹脂層9を基板2に接合する。
搬送路47の下方に配置されているラミネートローラ65b及びバックアップローラ66bは、上下方向で移動自在とされている。バックアップローラ66bはシリンダ装置やソレノイド等からなるアクチュエータ70によって昇降され、ラミネートローラ65bは、バックアップローラ66bの昇降に追従して移動し、上方のラミネートローラ65aに押し付けられる。なお、バックアップローラ66bは、アクチュエータ70を介してローラクランプ部71にも昇降される。このローラクランプ部71は、例えば、モータとカム機構とによって上下方向の移動を行うもので、基板2とフイルム3との加圧量を規定する。
接合機構48の下流側には、ラミネート装置20の起動時にフイルム3のみを搬送する上流側フイルム搬送ローラ75a,75b及び下流側フイルム搬送ローラ76a,76bと、基板2とフイルム3との接合時にこれらを一緒に搬送する上流側基板搬送ローラ77a,77b及び下流側基板搬送ローラ78a,78bと、基板2を載置して従動回転して搬送を補助する複数の補助ローラ79とが設けられている。上流側フイルム搬送ローラ75a、下流側フイルム搬送ローラ76a、上流側基板搬送ローラ77a、下流側基板搬送ローラ78aは、ラミネートローラを駆動するモータ67によって回転され、その他のローラは基板2及びフイルム3の搬送に従動して回転する。
これらのローラは、アクチュエータ82〜87によって昇降される。フイルム3だけを搬送する際には、上流側フイルム搬送ローラ75b,下流側フイルム搬送ローラ76bがフイルム3の感光性樹脂層9に接触する搬送位置に移動される。また、上流側基板搬送ローラ77a,77b、及び下流側基板搬送ローラ78a、補助ローラ79は、フイルム3に接触しない退避位置に移動される。これにより、基板搬送ローラや保持ローラ79に感光性樹脂層9が付着するのが防止される。
また、図6(B)に示すように、基板2とフイルム3とを接合して搬送する際には、上流側基板搬送ローラ77a,77b及び下流側基板搬送ローラ78aと、補助ローラ79とが基板2とフイルム3のベースフイルム8とに接触する搬送位置に移動される。また、上流側フイルム搬送ローラ75b及び下流側フイルム搬送ローラ76bは、基板2に接触しない退避位置に移動される。これにより、フイルム3の搬送時に付着した感光性樹脂層9が基板2を汚損するのが防止される。
図7(A)は、接合機構48と、各フイルム搬送ローラ75a,75b,76a,76b、及び各基板搬送ローラ77a,77b,78a,78bによる基板2とフイルム3との搬送速度を表すタイミングチャートである。基板2とフイルム3の搬送は、フイルム3だけが搬送されるフイルム搬送期間と、基板2が接合機構42に送り込まれてフイルム3と接合される接合期間とからなり、これらの期間が順に繰り返されて複数枚の基板にフイルム3が順次接合される。この搬送速度の切り換えは、例えばモータ67の回転速度の調整によって行われる。
接合期間で用いられる搬送速度である接合速度は、基板2とフイルム3との接合に適した速度が用いられる。これに対し、フイルム搬送期間で用いられるフイルム搬送速度は、基板2に対するフイルム3の接合位置の精度を向上させるため、接合速度に比べて遅くされている。そのため、フイルム搬送期間から接合期間に移行するときには、搬送速度が加速される加速期間が発生し、接合期間からフイルム搬送期間に移行するときには、搬送速度が減速される減速期間が発生する。
上記加速期間では、接合区間22においてフイルム3が引っ張られるため、上流側のフイルムテンションが上昇する。また、減速期間では、接合区間22でのフイルム3の搬送速度が減速するため、上流側のフイルムテンションが低下する。従来のラミネート装置では、この加速期間と減速期間のテンション変動によってラミネート品質が低下し、あるいは、フイルム3がバタついて次の基板2の接合機構42への送り出しが阻害されることがあった。しかし、本発明のラミネート装置20では、この加速期間と減速期間とのテンション変動を検出してパウダークラッチ43を制御し、モータ42からサクションドラム39に伝達される伝達トルクを調整するので、フイルム3のテンションを一定に保つことができる。
符号90,91は、運転開始時にフイルム3の先端を切断する先端切断機構と、装置にトラブルが生じたときに基板2の間のフイルム3を切断する基板間切断機構である。また、符号92は、先端切断機構90で切断されたフイルム3を搬送路47から排出する際に、フイルム3をガイドする補助ローラである。
経路切換え機構49は、フイルム3がかけられる接触防止ローラ95と、この接触防止ローラ95を移動させるアクチュエータ96とから構成されている。アクチュエータ96には、例えばエアシリンダ等が用いられ、接触防止ローラ95を上下方向で昇降させる。アクチュエータ96は、図6(A)に示すように、フイルム停止時や準備作業時等、フイルム3だけが搬送路47に送り込まれる際に接触防止ローラ95を下降させ、フイルム3がラミネートローラ65aに接触して加熱されるのを防止する。また、同図(B)に示すように、基板2とフイルム3とを接合する際には、接触防止ローラ95を上昇させ、プラミネートローラ65aへの巻付け角度を大きくする。
経路切換え機構49によるフイルム3の搬送経路の切り換えにより、サクションドラム39と接合機構48との間のフイルム3の搬送経路長が変化する。また、この搬送経路長の変化により、フイルム3のテンションも変化してしまう。そこで、本発明では、経路切換え機構49のアクチュエータ96の動作に合せて、アクチュエータ56を動作させ、フイルム3の搬送経路長を一定に保っている。
具体的には、図5に2点鎖線で示すように、接触防止ローラ95が降下されると搬送経路長が長くなるため、アクチュエータ56はテンション測定部46を図5中で右方に移動させる。また、実線で示すように、接触防止ローラ95が上昇されたときには、搬送経路長が短くなるため、アクチュエータ56はテンション測定部46を図5中で左方に移動させる。
なお、アクチュエータ56によりテンション測定部46を移動させて搬送経路長を一定にしても、サクションドラム39に対するフイルム3の巻付け角度等の変化等により、フイルム3のテンションは多少変動する。しかし、このテンション変動もテンション測定部46により測定され、テンションコントローラ59により制御されるので、フイルム3のテンションを一定に保つことができる。
基板加熱区間23は、基板ストッカー100に収納された基板2をロボット101で取り出して基板搬送機構102に供給し、この基板搬送機構102で基板2を加熱して接合区間22に供給する。基板冷却区間24では、接合区間22によってフイルム3が接合された基板2を冷却機構103で冷却し、ベース剥離区間25に供給する。ベース剥離区間25では、ベース剥離機構104によってフイルム3からベースフイルム8を剥離し、基板2に感光性樹脂層9のみが貼り付けられている状態とする。また、測定器105によって感光性樹脂層9の貼付け位置を測定し、ロボット106によって処理済み基板ストッカー107に収納する。
ラミネート装置20は、ラミネート工程制御部110を介して全体制御されており、このラミネート装置20の機能部毎に、例えば、基板加熱制御部111、ラミネート制御部112、ベース剥離制御部113等が設けられ、これらが工程内ネットワークにより繋がっている。ラミネート工程制御部110は、工場ネットワークに繋がっており、図示しない工場CPUからの指示情報(条件設定や生産情報)に基づく生産管理や稼動管理等、生産のための情報処理を行う。
基板加熱制御部111は、基板加熱区間23を制御し、ベース剥離制御部113は、ベース剥離区間25を制御する。ラミネート制御部112は、フイルム供給区間21及び接合区間22、基板冷却区間24を制御するとともに、工程全体のマスターとして、各機能部の制御を行う。また、ラミネート制御部112は、アクチュエータ82〜87を制御して各ローラを昇降させ、テンションコントローラ59を制御してフイルム3のテンションを一定に保ち、アクチュエータ56,96を制御してフイルム3の搬送経路長を一定にする。
次に、上記実施形態の作用について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。ラミネート装置20が起動されると、ラミネート制御部112は、フイルム送出し機構33によってフイルム3をフイルム供給区間21に送り出す。送り出されたフイルム3は、加工機構34でハーフカット加工が施され、ラベル接着機構35で保護フイルム10に接着ラベル13が貼付される。そして、剥離機構36によってフイルム3から保護フイルム10が剥離され、接合区間22に送り出される。
図6(A)に示すように、接合区間22では、ラミネート制御部112がアクチュエータ82〜87を制御して、上流側フイルム搬送ローラ75b及び下流側フイルム搬送ローラ76bをフイルム3の感光性樹脂層9に接触する搬送位置に移動させ、上流側基板搬送ローラ77a,77b及び下流側基板搬送ローラ78aと、補助ローラ79をフイルム3に接触しない退避位置に移動させる。そして、上流側フイルム搬送ローラ75a,75b及び下流側フイルム搬送ローラ76a,76bによってフイルム3を搬送する。フイルム3の先端部分は、補助ローラ92によって搬送路47外に送り出され、先端切断機構90で切断されて廃棄される。
上記のようにフイルム3が搬送されているときに、フイルム供給区間21では、サクションドラム39がモータ42によってフイルム3の搬送方向と逆の方向に回転され、接合機構48との間のフイルム3にテンションが付与される。このフイルム3のテンションは、テンション測定部46のテンション測定器55で測定され、テンションコントローラ59に入力される。
テンションコントローラ59は、記憶部60から読み出した基準テンションとテンション測定器55から入力された測定テンションとをトルク算出部61で比較し、測定テンションを基準テンションと等しくするために必要なサクションドラム39のトルクを算出する。このトルク算出部61で算出されたトルクは、駆動信号生成部62に入力され、このトルクを得るために必要なパウダークラッチ43の制御信号が生成される。パウダークラッチ43は、生成された制御信号に基づいて動作し、モータ42からサクションドラム39に伝達されるトルクを調整する。これにより、サクションドラム39と接合機構48との間のフイルム3のテンションが一定に保たれる。
フイルム3の準備が完了すると、基板2が基板加熱区間23から接合区間22に送り込まれる。接合機構48は、基板2とフイルム3とを挟み込んで加圧して接合する。また、ラミネート制御部112は、図6(B)に示すように、アクチュエータ82〜87を制御して、上流側フイルム搬送ローラ75b及び下流側フイルム搬送ローラ76bを基板2に接触しない退避位置に移動させ、上流側基板搬送ローラ77a,77b及び下流側基板搬送ローラ78aと、補助ローラ79を基板2及びフイルム3に接触する搬送位置に移動させ、基板2とフイルム3とを搬送する。
図5に2点鎖線で示すように、フイルム3だけが搬送されているときには、フイルム3がラミネートローラ65aに接触しないように、接触防止ローラ95が降下されている。また、接合区間22に基板2が供給されてフイルム3との接合が開始されると、接触防止ローラ95は上昇され、フイルム3のラミネートローラ65aへの巻付け角度が大きくなるように搬送経路が切り換えられる。アクチュエータ56は、この接触防止ローラ95の移動に合せてテンション測定部46を移動させるので、サクションドラム39と接合機構48との間の搬送経路長が変化することはなく、搬送経路長の変化によるテンションの変動も発生しない。
また、アクチュエータ56によるテンション測定部46の移動により、サクションドラム39に対するフイルム3の巻付け角度が変化するため、フイルム3のテンションが多少変動する。しかし、このテンション変動もテンションコントローラ59により制御されるので、フイルム3のテンションを一定に保つことができる。
更に、フイルム3だけを搬送するフイルム搬送期間から、基板2とフイルム3とが接合される接合期間に移行する加速期間と、接合期間からフイルム搬送期間に移行する減速期間でフイルム3のテンションが変動するが、このテンション変動もテンションコントローラ59により制御されるので、フイルム3のテンションを一定に保つことができる。
なお、上記実施形態では、加速期間及び減速期間のテンション変動をテンション測定部46で検出し、その検出結果に応じてパウダークラッチ43を制御したが、加速期間及び減速期間の発生タイミングは、基板2の接合機構48への送り出しにより予め特定することができ、その加減速パターンも一定なので、これに合せてテンション制御を行えば、非常に精度よく加減速補償を行うことができる。
例えば、図9に示すように、テンションコントローラ59にPLC(Programmable Logic Controler)120を接続する。そして、図7(A)に示すように、加速期間及び減速期間になったときに、PLC120からテンションコントローラ59の駆動信号生成部62に直接トルク指令を入力する。このトルク指令としては、例えば、図7(B)に示すように、加速期間においてモータ42からサクションドラム39に伝達されるトルクを小さくすれば、加速期間でのフイルムテンションの上昇を抑えることができる。また、減速期間で伝達トルクを大きくすれば、フイルムテンションの下降を抑えることができる。
また、駆動信号生成部62において、トルク算出部61から入力されるトルクと、PLC120から入力されるトルクとに基づいてパウダークラッチ43の駆動信号を生成すれば、加速期間及び減速期間以外の要因によるテンション変動と合せて調整することができるので、より精度の高いテンション制御を行うことができる。
なお、上記実施形態では、トルク調整手段としてパウダークラッチを用いたが、その他のクラッチ、またはクラッチ以外の駆動伝達手段を用いることもできる。また、フイルム3を切断しないでベースフイルム8を剥離する連続式を例に説明したが、基板2ごとに切断してベースフイルム8を剥離する枚葉式にも適用することができる。更に、基板2に対して、1本のフイルム3を接合する1条タイプのラミネート装置を例に説明したが、複数本のフイルムを接合する多条タイプのラミネート装置にも適用することができる。また、カラーフィルタのガラス基板に感光性樹脂層を形成するラミネート装置を例に説明したが、その他の製品に用いられるラミネート装置にも適用可能である。
また、本発明は、粘着性を有する感光性樹脂層を備えたフイルムと基板との接合を例に説明したが、接合面が粘着性を有しないフイルムと基板との接合にも適用することができる。
本発明のラミネート装置によって接合されたフイルムと基板の外観形状を示す斜視図である。 フイルムの層構成を示す断面図である。 ラミネート装置による接合手順を示す概念図である。 ラミネート装置の構成を示す概略図である。 サクションドラム近傍の構成を示す概略図である。 接合区間の構成を示す概略図である。 搬送速度の切り換えと、トルク指令とのタイミングを示すタイミングチャートである。 ラミネート装置の接合手順を示すフローチャートである。 PLCのトルク指令によりパウダークラッチの伝達トルクを調整したラミネート装置のサクションドラム近傍の構成を示す概略図である。
符号の説明
2 基板
3 フイルム
20 ラミネート装置
21 フイルム供給区画
22 接合区画
39 サクションドラム
42 モータ
43 パウダークラッチ
46 テンション測定部
47 搬送路
48 接合機構
49 経路切換え機構
56 アクチュエータ
59 テンションコントローラ
60 記憶部
61 トルク算出部
62 駆動信号生成部
112 ラミネート制御部
120 PLC

Claims (11)

  1. 基板と、この基板に対面するように搬送されるフイルムとを接合するラミネートローラと、
    前記フイルムの搬送方向においてラミネートローラの上流側に配置され、フイルムにテンションを付与するテンションローラと、
    このテンションローラを回転させるモータと、
    このモータとテンションローラとの間に組み込まれ、モータからテンションローラに伝達されるトルクを調整するトルク調整手段と、
    前記テンションローラとラミネートローラとの間に配置され、フイルムのテンションを測定するテンション測定手段と、
    この測定されたテンションに基づいて前記トルク調整手段を制御し、フイルムのテンションを制御するテンション制御手段を備えることを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記テンションローラは、前記フイルムの搬送方向と逆の方向に回転して、該フイルムにテンションを付与することを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
  3. 前記テンションローラは、前記フイルムを外周面に吸着する吸着手段を有することを特徴とする請求項2記載のラミネート装置。
  4. 前記トルク調整手段として、クラッチが用いられることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のラミネート装置。
  5. 前記クラッチとして、パウダークラッチが用いられることを特徴とする請求項4記載のラミネート装置。
  6. 前記テンション制御手段は、
    前記テンション測定手段で測定されたテンションと、予め設定されている基準テンションとを比較し、前記テンションローラに必要なトルクを算出するトルク算出部と、
    この算出されたトルクに基づいて、トルク調整手段の駆動信号を生成する駆動信号生成部を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のラミネート装置。
  7. 前記トルク算出部は、前記テンション測定手段で測定されたテンションを前記基準テンションと等しくするために必要な前記テンションローラのトルクを算出することを特徴とする請求項6記載のラミネート装置。
  8. 前記フイルムと基板とを搬送し、該フイルムのみが搬送される際のフイルム搬送速度と、前記基板とフイルムとが接合される際の接合速度との間で搬送速度を切り換える搬送機構を備えるラミネート装置であって、
    前記搬送機構による搬送速度の切り換え時に、前記テンション制御手段にトルク指令を入力して、前記トルク調整手段の伝達トルクを切り換えるトルク切換え手段を備えることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載のラミネート装置。
  9. 前記接合速度はフイルム搬送速度よりも速く、前記トルク切換え手段は、フイルム搬送速度から接合速度に切り換えられる加速期間において伝達トルクを小さくし、該接合速度からフイルム搬送速度に切り換えられる減速期間では伝達トルクを大きくすることを特徴とする請求項8記載のラミネート装置。
  10. 前記ラミネートローラの上流側でフイルムの搬送経路を切り換える経路切換え手段と、前記テンション測定手段をフイルムの搬送経路に略直交する方向で移動させる移動手段とを設け、この移動手段は、前記経路切換え手段による搬送経路の切り換えに応じてテンション測定手段を移動させ、フイルムの搬送経路長を一定に保つことを特徴とする請求項1〜9いずれか記載のラミネート装置。
  11. 前記フイルムは、少なくともベースフイルムと、このベースフイルム上に塗布された感光性樹脂層とを有する感光性樹脂層積層体であり、前記基板には該感光性樹脂層が接合されることを特徴とする請求項1〜10いずれか記載のラミネート装置。
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