JP2007130810A - ラミネート方法及び装置 - Google Patents

ラミネート方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007130810A
JP2007130810A JP2005323958A JP2005323958A JP2007130810A JP 2007130810 A JP2007130810 A JP 2007130810A JP 2005323958 A JP2005323958 A JP 2005323958A JP 2005323958 A JP2005323958 A JP 2005323958A JP 2007130810 A JP2007130810 A JP 2007130810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
film
substrate
transport
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005323958A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Suehara
和芳 末原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005323958A priority Critical patent/JP2007130810A/ja
Priority to TW095140956A priority patent/TW200724361A/zh
Priority to CNA2006800413281A priority patent/CN101300123A/zh
Priority to PCT/JP2006/322697 priority patent/WO2007055394A1/en
Priority to KR1020087010675A priority patent/KR20080066011A/ko
Publication of JP2007130810A publication Critical patent/JP2007130810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B41/00Arrangements for controlling or monitoring lamination processes; Safety arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C65/00Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
    • B29C65/78Means for handling the parts to be joined, e.g. for making containers or hollow articles, e.g. means for handling sheets, plates, web-like materials, tubular articles, hollow articles or elements to be joined therewith; Means for discharging the joined articles from the joining apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2309/00Parameters for the laminating or treatment process; Apparatus details
    • B32B2309/14Velocity, e.g. feed speeds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2309/00Parameters for the laminating or treatment process; Apparatus details
    • B32B2309/60In a particular environment
    • B32B2309/65Dust free, e.g. clean room
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2309/00Parameters for the laminating or treatment process; Apparatus details
    • B32B2309/70Automated, e.g. using a computer or microcomputer
    • B32B2309/72For measuring or regulating, e.g. systems with feedback loops
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2457/00Electrical equipment
    • B32B2457/20Displays, e.g. liquid crystal displays, plasma displays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/14Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
    • B32B37/16Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating
    • B32B37/20Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating involving the assembly of continuous webs only
    • B32B37/203One or more of the layers being plastic

Abstract

【課題】ラミネートローラの回転速度の調整を自動化して、フイルム及び基板の搬送を安定化させる。
【解決手段】フイルム3は、モータ100によって回転されるラミネートローラ75aによって搬送される。フイルム3が掛けられたフリーローラの回転数をエンコーダ58bで検出し、ラミネート制御部52の演算部105に検出信号を入力する。演算部105は、入力された検出信号とフリーローラの径とから、フイルム3の搬送速度を算出する。次いで、メモリ104に記憶されているフイルム3の基準搬送速度を読み出し、検出搬送速度との差を算出する。更に、演算部105は、算出された搬送速度差と現在のモータ100の回転速度とから、基準搬送速度を得るために必要なモータ100の回転速度を算出し、ドライバ101に入力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ラミネート方法及び装置に関し、更に詳しくは、所定の間隔で連続して供給される基板に長尺のフイルムを重ね合せ、かつラミネートローラでフイルムを押圧して基板に接合する方法、及び装置に関する。
従来、ガラス基板や半導体基板等に感光性を有するフイルム等を接合する液晶製造ラインや半導体製造ライン等では、所定の間隔で連続して供給される基板の一方の面にフイルムを重ね合わせ、一対のラミネートローラで基板とフイルムとを挟み込んで加圧するラミネート装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
ラミネートローラは、基板とフイルムとの貼り付け性を向上させるために、シリコンゴム等の弾性材料で表面がコーティングされている。この一対のラミネートローラのうち、例えば、フイルム側のラミネートローラは、モータによって設定の回転数で回転し、フイルムの加圧と同時に基板とフイルムの搬送を行う。
ラミネートローラにコーティングされている弾性材料は製作時の外径精度が出しにくく、特に駆動側のラミネートローラは、使用にしたがって表面の弾性材料が劣化、磨耗して径が細くなる。ラミネートローラの径が細くなると、フイルム及び基板の搬送速度が遅くなり、フイルムの張力変化が大きくなるため、フイルム貼り付け時に濃度ムラや皺が発生しやすくなる。これを防止するために、従来は、フイルム貼付装置の起動時にオペレータがラミネートローラの回転速度を調整し、磨耗による搬送速度の低下を補正している。また、新品のラミネートローラと交換した場合も外径差により速度が速くなるため、同様に速度差を補正している。
特開2003−211620号公報
しかし、ラミネートローラの回転速度の調整は、テスト動作を行って搬送速度の変化を調べてから行わなければならないため、作業効率が悪い。また、テスト動作のために使用されるフイルムと基板は、製品にならないため無駄が多い。更に、オペレータによる作業であるため、調整を忘れてしまったり、調整ミスが生じることも考えられる。
本発明は、上記問題を解決するために、ラミネートローラの回転速度の調整を自動化して、フイルム及び基板の搬送を安定化させる。
上記課題を解決するために本発明のラミネート方法は、搬送路上を搬送される基板と、この基板に対面するように搬送路に供給されるフイルムとを、該搬送路に設置されて駆動手段により回転されるラミネートローラに送り込み、このラミネートローラでフイルムを加圧して基板に接合しながら搬送する際に、フイルムの搬送速度を検出するステップと、フイルムの搬送速度が予め設定されている基準搬送速度になるように、検出された搬送速度に基づいて駆動手段の回転速度を調整するステップとを設けたものである。これにより、フイルムの搬送速度が自動的に基準搬送速度に調整される。
また、駆動手段の回転速度を調整するステップは、検出された搬送速度と基準搬送速度との差を算出するステップと、算出された搬送速度の差と現在の駆動手段の回転速度から、基準搬送速度を得るために必要な駆動手段の新たな回転速度を算出するステップと、駆動手段の回転速度を算出された新たな回転速度に変更するステップとを含むものである。
更に、搬送速度を検出するステップは、フイルムが掛けられて従動回転するフリーローラの回転数を検出するステップと、このフリーローラの径と回転数とからフイルムの搬送速度を算出するステップとを含むものである。
また、本発明のラミネート装置は、基板と、この基板に対面するフイルムとが供給されて搬送される搬送路と、この搬送路に設置され、基板にフイルムを重ね合わせ、該フイルムを加圧して基板に接合するラミネートローラと、このラミネートローラを搬送方向に向けて回転させる駆動手段と、この駆動手段の回転速度が設定された回転速度になるように制御する制御手段と、フイルムの搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、フイルムの搬送速度が予め設定されている基準搬送速度になるように、前記検出された搬送速度に基づいて駆動手段の回転速度を算出し、制御手段に入力する搬送速度調整手段とを備えるものである。
また、搬送速度調整手段は、基準搬送速度を記憶する記憶手段と、搬送速度検出手段によって検出された検出搬送速度と、記憶手段から読み出した基準搬送速度との差を算出し、この搬送速度差と現在の駆動手段の回転速度とから、基準搬送速度を得るために必要な駆動手段の回転速度を算出し、制御手段に入力する演算手段とを備えるものである。
更に、搬送速度検出手段は、フイルムが掛けられて従動回転するフリーローラと、このフリーローラの回転数を検出する回転数検出手段と、この回転数検出手段から入力された回転数と、フリーローラの径とに基づいてフイルムの搬送速度を算出する搬送速度算出手段とを備えるものである。
本発明のラミネート方法及び装置によれば、フイルム搬送速度が自動的に基準搬送速度に調整されるので、ラミネート装置の起動時や各種ローラの交換時に従来行われていた搬送速度の調整作業が不要になる。また、オペレータによる作業が必要ないので、作業忘れや作業ミスは発生しない。更に、搬送速度や張力の変動により皺が発生するのを防止することができる。
図1は、本発明のラミネート方法及び装置によりフイルムが接合された基板の外観形状を示す斜視図である。基板2は、例えば、透明なガラスやプラスチックで形成された薄板であって、液晶またはプラズマディスプレイパネル等に用いられるカラーフィルタのベースに用いられる。符号9は、カラーフィルタを構成する感光性樹脂層であり、基板2に貼り付けられるフイルム3(図2参照)の一部を構成する。この感光性樹脂層9は、基板2への貼り付け後、露光、現像、洗浄によって所定のパターンが基板2上に残され、カラーフィルタを構成する。
図3は、基板2にフイルム3が接合される手順を示す概念図である。同図(A)は、フイルム3の外観形状を示す。フイルム3は、長尺フイルムであって、ロール状に巻かれてなるフイルムロール6としてラミネート装置にセットされる。図2に断面図を示すように、このフイルム3は、複数の層を積層した多層構造を有しており、下からベースフイルム8、感光性を有する感光性樹脂層9、保護フイルム10が積層されている。これらの各層は、可撓性を有しているため、ロール状に巻かれても破損することはない。
図3(B)に示すように、ラミネート装置にセットされたフイルム3は、フイルムロール6から引き出され、基板2に接合される長さL1と、基板2への接合間隔となるL2の2つの間隔で、保護フイルム10がカットされる。これにより、保護フイルム10は略シート状になるが、ベースフイルム8から剥がれることはない。この加工は、ハーフカット加工と呼ばれ、L1とL2の間隔が交互に用いられて連続してフイルム3に実施される。なお、以下では、ハーフカット加工された部分をハーフカット部位3a、L2の間隔でハーフカット加工された領域を残存領域を3bと呼ぶ。
図3(C)に示すように、ハーフカット加工が施されたシート状の保護フイルム10の上には、残存領域3bをまたぐように、先端側のシート状保護フイルム10aの後端と、後続のシート状保護フイルム10bの先端とに複数枚の接着ラベル13が接着される。この接着ラベル13は、同図(D)に示すように、フイルム3から保護フイルム10だけを剥離する際に、シート状にカットされた保護フイルム10を略ウエブ状にして連続して剥離できるようにする。また、保護フイルム10を剥離する際に、保護フイルム10の残存領域3bをフイルム3に残すため、接着ラベル13は残存領域3bには接着されない。
図3(E)に示すように、保護フイルム10が剥がされたフイルム3は反転され、基板2の上面に感光性樹脂層9が接合される。この接合時には、一対のラミネートローラ16a,16bによって基板2とフイルム3とが加圧される。また、ラミネートローラ16aは、モータ17によって回転されることにより、基板2とフイルム3は貼り付けと同時に搬送される。
図3(F)に示すように、基板2に感光性樹脂層9が接合された後、ベースフイルム8が剥離される。これにより、基板2の上には感光性樹脂層9だけが残り、図1に示す状態となる。なお、ベースフイルム8の剥離は、ベースフイルム8をウエブ状のまま剥離してもよいし(以下、連続式と呼ぶ)、各基板単位でシート状にカットしてから剥離してもよい(以下、枚葉式と呼ぶ)。
図4は、本発明を実施したラミネート装置の構成を示す概略図である。ラミネート装置20は、基板2とフイルム3を連続して搬送しながら接合する装置であり、フイルム3を供給するフイルム供給区間21と、基板2とフイルム3とを接合する接合区間22と、基板2を加熱して供給する基板加熱区間23と、接合が完了した基板2を冷却する基板冷却区間24と、フイルム3からベースフイルム8を剥離するベース剥離区間25とから構成されている。
製造装置20内は、仕切り壁28を介して第1クリーンルーム29aと第2クリーンルーム29bとに仕切られる。第1クリーンルーム29aには、フイルム供給区間21が収容され、第2クリーンルーム29bには、接合区間22、基板加熱区間23、基板冷却区間24、ベース剥離区間25が収容される。第1クリーンルーム29aと第2クリーンルーム29bとは、貫通部28aを介して連通されている。
基板加熱区間23では、基板ストッカー33に収納された基板2をロボット34で取り出して基板搬送機構35に供給し、この基板搬送機構35で加熱された基板2を接合区間22に供給する。冷却区間24では、接合区間22によってフイルム3が接合された基板2を冷却機構37で冷却する。ベース剥離区間25では、ベース剥離機構39によってフイルム3からベースフイルム8を剥離し、基板2に感光性樹脂層9のみが貼り付けられている状態とする。また、測定器40によって感光性樹脂層9の貼付け位置を測定し、ロボット41によって処理済み基板ストッカー42に収納する。
ラミネート装置20は、ラミネート工程制御部50を介して全体制御されており、このラミネート装置20の各機能部毎に、例えば、基板加熱制御部51、ラミネート制御部52、ベース剥離制御部53等が設けられ、これらが工程内ネットワークにより繋がっている。ラミネート工程制御部50は、工場ネットワークに繋がっており、図示しない工場CPUからの指示情報(条件設定や生産情報)の生産管理や稼動管理等、生産のための情報処理を行う。
基板加熱制御部51は、基板加熱区間23を制御し、ベース剥離制御部53は、ベース剥離区間25を制御する。ラミネート制御部52は、フイルム供給区間21及び接合区間22、基板冷却区間24を制御するとともに、工程全体のマスターとして、各機能部の制御を行う。
フイルム供給区間21は、フイルム3をロール状に巻いたフイルムロール6を収容し、このフイルムロール6から前記フイルム3を送り出すフイルム送出し機構57と、フイルム3の搬送速度を検出する速度検出機構58と、送り出されたフイルム3の保護フイルム10に、ハーフカット加工を施す加工機構59と、接着ラベル13を保護フイルム10に接着させるラベル接着機構60と、フイルム3から保護フイルム10を所定の長さ間隔で剥離させる剥離機構61とを備える。
接合区間22は、フイルム3のテンションを制御するテンション制御機構65と、基板2とフイルム3とが送り込まれる搬送路66と、この搬送路66内に配置され、保護フイルム10の剥離により露出した感光性樹脂層9を基板2に貼り付ける接合機構67とを備える。接合機構67における接合位置の上流側には、接合機構67に送り込まれるフイルム3の搬送経路を切り換える切換えローラ68と、フイルム2を予め所定温度に予備加熱する予備加熱部69と、フイルム3のハーフカット部分を検出するカット部検出カメラ70が配設されている。また、接合機構68の下流には、運転開始時にフイルム3の先端を切断する先端切断機構71と、装置にトラブルが生じたときに基板2の間のフイルム3を切断する基板間切断機構72とが設けられている。
速度検出機構58は、外周に掛けられたフイルム3の搬送に従動して回転するフリーローラ58aと、このフリーローラ58aの回転を検出するエンコーダ58bとからなる。エンコーダ58bの検出信号は、ラミネート制御部52に入力され、フイルム3の搬送速度の調整に用いられる。
図5は、接合機構67等が設置された搬送路66の構成を示す概念図である。接合機構67は、上下に配設されるとともに、所定温度に加熱されるラミネートローラ75a、75bを備える。ラミネートローラ75a,75bは、金属等で形成された円柱形状の芯材の外周がシリコンゴム等の弾性材料でコーティングされたもので、外周にはバックアップローラ76a、76bがそれぞれ摺接されている。これらのラミネートローラ75a,75bでフイルム3と基板2とを一緒に挟み込むことで、感光性樹脂層9が基板2に接合される。
ラミネートローラ75a,75b、及びバックアップローラ76a,76bは、それぞれ上下方向で移動自在とされている。また、ラミネートローラ75aと、バックアップローラ76a,76bは、シリンダ装置やソレノイド等からなるアクチュエータ79,80によって昇降され、ラミネートローラ75bは、バックアップローラ76bの昇降に追従して移動する。なお、バックアップローラ76bは、アクチュエータ80を介してローラクランプ部81にも昇降される。このローラクランプ部81は、例えば、モータとカム機構とによって上下方向の移動を行うもので、バックアップローラ76bを介してラミネートローラ75bを基板2に押し付ける。
接合機構67の下流側には、ラミネート装置20の起動時にフイルム3のみを搬送する第1フイルム搬送ローラ85a,85b及び第2フイルム搬送ローラ86a,86bと、基板2とフイルム3との接合時にこれらを一緒に搬送する第1基板搬送ローラ87a,87b及び第2基板搬送ローラ88a,88bと、これらの搬送ローラによる基板2の搬送を補助する複数の補助ローラ89とが設けられている。
これらのローラは、アクチュエータ92〜97によって昇降可能とされおり、フイルム3だけを搬送する際には、第1基板搬送ローラ87a,87b、及び第2基板搬送ローラ88a,88bがフイルム3に接触しない位置に退避され、感光性樹脂層9に接触して汚損するのが防止される。また、基板2とフイルム3とを接合する際には、第1フイルム搬送ローラ85a,85b、及び第2フイルム搬送ローラ86a,86bが基板2に接触しない位置に退避され、フイルム3の搬送時に付着した感光性樹脂層9が基板2を汚損するのが防止される。
ラミネートローラ75aは、例えば、モータ100によって回転され、基板2とフイルム3とを接合しながら搬送する。このモータ100は、ドライバ101によって駆動され、このドライバ101は、ラミネート制御部52によって設定された回転速度に基づいて回転速度信号を生成し、モータ100に入力する。
ラミネート制御部52には、予め設定されているフイルム3の基準搬送速度が記憶されているメモリ104と、この基準搬送速度を得るためにモータ100の回転数を算出する演算部105とを備えている。演算部105は、速度検出機構58のエンコーダ58bから入力された検出信号と、予め設定されているフリーローラ58aの径とに基づいて現在のフイルム3の搬送速度を算出し、メモリ104から読み出した基準搬送速度との差を算出する。そして、この搬送速度差と、現在のモータ100の回転速度から、フイルム3の搬送速度を基準搬送速度にするために必要なモータ100の新たな回転速度を算出し、ドライバ101に入力する。
これにより、フイルム3の搬送速度が自動的に基準搬送速度に調整されるため、ラミネート装置20の起動時や、ローラ交換時に搬送速度の調整を行う必要がなくなる。また、ラミネート装置20自体が自動的に調整を実施するため、オペレータが調整を行っていたときのように、調整忘れや調整ミスは発生しない。
次に、上記実施形態の作用について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。ラミネート装置20が起動されると、ラミネート制御部52は、ドライバ101にフイルム3の基準搬送速度に対応した基準回転速度を入力する。ドライバ101は、入力された基準回転速度に基づいてパルス信号を生成し、パルスモータ100に入力する。パルスモータ100は、入力されたパルス信号に基づいてラミネータローラ75aを回転させ、フイルム供給区間21と基板加熱区間23から入力された基板2とフイルム3とを接合しながら搬送する。
このラミネート装置20の動作中に、フリーローラ58aの回転を検出した検出信号がエンコーダ58bからラミネート制御部52に入力される。演算部105は、入力された検出信号とフリーローラ58aの径とからフイルム3の搬送速度を算出する。また、メモリ104から基準搬送速度を読み出し、この基準搬送速度と先に算出した現在の搬送速度との差を算出する。次いで、算出した搬送速度差と、現在のパルスモータ100の回転速度とから、フイルム3の搬送速度を基準搬送速度にするために必要なパルスモータ100の回転数を算出し、ドライバ101に入力する。これにより、フイルム3の搬送速度は、自動的に基準搬送速度に調整される。
上述したフイルム搬送速度の自動調整は、ラミネータ装置20の起動時やローラの交換時などに実行してもよいし、ラミネータ装置20の稼働時に一定時間ごと、または継続して実施してもよい。
また、上記実施形態では、フリーローラ58aの回転数からフイルム搬送速度を得るようにしたが、フイルム巻掛け角度が大きくてスリップの恐れがなく、磨耗の少ないローラならば、搬送速度の検出に用いることができ、例えば、従動側のラミネータローラ75bの回転数を検出してもよい。
更に、上記実施形態では、フリーローラ58aの回転数からフイルム搬送速度を算出し、このフイルム搬送速度と基準搬送速度とを比較するようにしたが、例えば、基準搬送速度を得るために必要なフリーローラ58aの基準回転速度を予め求めておき、この基準回転速度とフリーローラ58aの回転速度とを比較してパルスモータ100の回転速度を調整してもよい。
また、上記実施形態では、フイルム3を切断しないでベースフイルム8を剥離する連続式を例に説明したが、基板2ごとに切断してからベースフイルム8を剥離する枚葉式にも適用することができる。更に、基板2に対して、1本のフイルム3を接合する1条タイプのラミネート装置を例に説明したが、複数本のフイルムを接合する多条タイプのラミネート装置にも適用することができる。また、カラーフィルタのガラス基板に感光性樹脂層を形成するラミネート装置を例に説明したが、その他の製品に用いられるラミネート装置にも適用可能である。
本発明のラミネート装置によって接合されたフイルムと基板の外観形状を示す斜視図である。 フイルムの層構成を示す断面図である。 ラミネート装置による接合手順を示す概念図である。 ラミネート装置の構成を示す概略図である。 接合区間の構成を示す概略図である。 フイルム搬送速度の調整手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 基板
3 フイルム
20 ラミネート装置
21 フイルム供給区画
22 接合区画
52 ラミネート制御部
58 速度検出機構
58a フリーローラ
58b エンコーダ
67 接合機構
75a,75b ラミネートローラ
100 モータ
101 ドライバ
104 メモリ
105 演算部

Claims (6)

  1. 搬送路上を搬送される基板と、この基板に対面するように搬送路に供給されるフイルムとを、該搬送路に設置されて駆動手段により回転されるラミネートローラに送り込み、このラミネートローラでフイルムを加圧して基板に接合しながら搬送するラミネート方法において、
    前記フイルムの搬送速度を検出するステップと、
    フイルムの搬送速度が予め設定されている基準搬送速度になるように、前記検出された搬送速度に基づいて駆動手段の回転速度を調整するステップとを含むことを特徴とするラミネート方法。
  2. 前記駆動手段の回転速度を調整するステップは、検出された搬送速度と基準搬送速度との差を算出するステップと、
    算出された搬送速度の差と現在の駆動手段の回転速度から、基準搬送速度を得るために必要な駆動手段の新たな回転速度を算出するステップと、
    駆動手段の回転速度を算出された新たな回転速度に変更するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のラミネート方法。
  3. 前記搬送速度を検出するステップは、フイルムが掛けられて従動回転するフリーローラの回転数を検出するステップと、このフリーローラの径と回転数とからフイルムの搬送速度を算出するステップとを含むことを特徴とする請求項1または2記載のラミネート方法。
  4. 基板と、この基板に対面するフイルムとが供給されて搬送される搬送路と、
    この搬送路に設置され、前記基板にフイルムを重ね合わせ、該フイルムを加圧して基板に接合するラミネートローラと、
    このラミネートローラを搬送方向に向けて回転させる駆動手段と、
    この駆動手段の回転速度が設定された回転速度になるように制御する制御手段と、
    フイルムの搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、
    フイルムの搬送速度が予め設定されている基準搬送速度になるように、前記検出された搬送速度に基づいて駆動手段の回転速度を算出し、制御手段に入力する搬送速度調整手段とを備えることを特徴とするラミネート装置。
  5. 前記搬送速度調整手段は、前記基準搬送速度を記憶する記憶手段と、
    前記搬送速度検出手段によって検出された検出搬送速度と、記憶手段から読み出した基準搬送速度との差を算出し、この搬送速度差と現在の駆動手段の回転速度とから、基準搬送速度を得るために必要な駆動手段の回転速度を算出し、前記制御手段に入力する演算手段とを備えることを特徴とする請求項4記載のラミネート装置。
  6. 前記搬送速度検出手段は、フイルムが掛けられて従動回転するフリーローラと、このフリーローラの回転数を検出する回転数検出手段と、この回転数検出手段から入力された回転数と、フリーローラの径とに基づいてフイルムの搬送速度を算出する搬送速度算出手段とを備えることを特徴とする請求項4または5記載のラミネート装置。
JP2005323958A 2005-11-08 2005-11-08 ラミネート方法及び装置 Pending JP2007130810A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323958A JP2007130810A (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ラミネート方法及び装置
TW095140956A TW200724361A (en) 2005-11-08 2006-11-06 Laminating method and laminator
CNA2006800413281A CN101300123A (zh) 2005-11-08 2006-11-08 层压方法和层压机
PCT/JP2006/322697 WO2007055394A1 (en) 2005-11-08 2006-11-08 Laminating method and laminator
KR1020087010675A KR20080066011A (ko) 2005-11-08 2006-11-08 라미네이팅 방법 및 라미네이터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323958A JP2007130810A (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ラミネート方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007130810A true JP2007130810A (ja) 2007-05-31

Family

ID=38023381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005323958A Pending JP2007130810A (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ラミネート方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2007130810A (ja)
KR (1) KR20080066011A (ja)
CN (1) CN101300123A (ja)
TW (1) TW200724361A (ja)
WO (1) WO2007055394A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245574A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Fujifilm Corp ラミネート方法及び装置
TWI474958B (ja) * 2012-12-27 2015-03-01
US9669612B2 (en) 2009-09-14 2017-06-06 ACCO Brands Corporation Laminating material and method of manufacturing
US10953646B2 (en) 2018-10-26 2021-03-23 ACCO Brands Corporation Laminating system with coded film cartridge

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4588783B2 (ja) 2007-12-11 2010-12-01 日東電工株式会社 光学表示装置の製造方法および光学表示装置の製造システム
US8697337B2 (en) 2012-01-23 2014-04-15 Albert G. Roshelli, JR. Laminating apparatus and method of using the same
CN102699686B (zh) * 2012-06-08 2014-11-05 苏州高源科技有限公司 一种开槽弯字机
KR101504222B1 (ko) * 2012-09-06 2015-03-19 주식회사 엘지화학 쉬트 라미네이터
DE102013108961A1 (de) * 2013-06-24 2014-12-24 Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Zuschnitten für eine Innenumhüllung einer Zigarettengruppe
JP6225020B2 (ja) 2013-12-26 2017-11-01 サンエー技研株式会社 ラミネータ
CN104001695B (zh) * 2014-06-03 2016-02-17 上海大众汽车有限公司 提高料板清洗机工作效率的方法
CN105858127A (zh) * 2015-01-23 2016-08-17 鞍钢股份有限公司 钢轨端部防撞装置及控制方法
PT3452267T (pt) * 2016-05-03 2022-04-13 Prec Valve & Automation Inc Máquina de ligação óptica com cura e retroalimentação visual
KR101952366B1 (ko) 2017-09-05 2019-05-23 (주) 고송이엔지 피씨비 보호필름 부착용 라미네이터 장치
FR3083780B1 (fr) * 2018-07-11 2020-09-25 Asidium Machine et procede de pelliculage des deux faces d'une piece
KR102314388B1 (ko) * 2020-04-20 2021-10-19 주식회사 제이스텍 Cof 및 acf 압착시에 디스플레이 패널용 보호필름의 장력을 자동으로 정렬하는 모터 토오크 제어방법
TWI819316B (zh) * 2021-01-22 2023-10-21 日商日興材料股份有限公司 疊層裝置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63136661U (ja) * 1987-02-27 1988-09-08
JP2858734B2 (ja) * 1995-03-02 1999-02-17 株式会社パイロット ラミネ−タ
JP2003071932A (ja) * 2001-09-07 2003-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd 積層体フイルム転写設備及び転写方法
JP3769506B2 (ja) * 2002-01-24 2006-04-26 株式会社 日立インダストリイズ フィルム貼付装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245574A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Fujifilm Corp ラミネート方法及び装置
WO2007111189A1 (en) * 2006-03-16 2007-10-04 Fujifilm Corporation Laminating method and apparatus
JP4694992B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-08 富士フイルム株式会社 ラミネート方法及び装置
US9669612B2 (en) 2009-09-14 2017-06-06 ACCO Brands Corporation Laminating material and method of manufacturing
TWI474958B (ja) * 2012-12-27 2015-03-01
US10953646B2 (en) 2018-10-26 2021-03-23 ACCO Brands Corporation Laminating system with coded film cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007055394A1 (en) 2007-05-18
TW200724361A (en) 2007-07-01
CN101300123A (zh) 2008-11-05
KR20080066011A (ko) 2008-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007130810A (ja) ラミネート方法及び装置
JP4769165B2 (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
WO2000015354A1 (fr) Machine a laminer et procede afferent
JP2007261188A (ja) ラミネート装置
TW200902313A (en) Method of applying elongate web
TW200903178A (en) Film feeding apparatus and film feeding method
JP2007084200A (ja) 積層体の剥離装置及び剥離方法
JP2008155465A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP4774243B2 (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP4694992B2 (ja) ラミネート方法及び装置
WO2007034993A1 (en) Apparatus and method for manufacturing a photosensitive laminated body
CN101352932A (zh) 层叠体薄膜的粘贴方法
JP2007320678A (ja) 外層体の剥離方法及び剥離装置
TWI341788B (en) Apparatus for and method of manufacturing photosensitive laminated body
JP4898388B2 (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP4881585B2 (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP4698462B2 (ja) 長尺状ウエブの貼り付け方法
JP2008132776A (ja) 感光性積層体の製造装置
JP2011140232A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP2007261187A (ja) ラミネート方法及び装置
JP2009226883A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP2008110487A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP2008105361A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP2008110480A (ja) 感光性積層体の製造装置及び製造方法
JP2000246861A (ja) ラミネ−ト方法