JP2007260782A - 突起部のプレス加工方法及び突起部を有するキャンセルプレート - Google Patents
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Abstract
【課題】側面部にストレート部を備えた突起部に亀裂等の不具合の発生を抑制し、かつ突起部の高さを高めることを可能とするプレス加工方法と、該プレス加工方法による突起部を備えたキャンセルプレートを提供する。
【解決手段】上パンチP2と下パンチP3によって板材であるキャンセルプレートW2を挟みこんでキャンセルプレートW2に突起部21を形成するプレス加工方法において、上パンチP2は、先端部P2aにテーパ部P2bを有し、上パンチP2と同軸上に配置される下パンチP3は、先端側にテーパ部P3aを有し、上パンチP2の打ち抜き方向から見た場合に、上パンチP2のテーパ部P2bを含む領域内に、下パンチP3のテーパ部P3aが配置される構成で、プレス加工を行う際は、上パンチP2を下パンチP3の方向へ押し込んで、キャンセルプレートW2に突起部21を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】上パンチP2と下パンチP3によって板材であるキャンセルプレートW2を挟みこんでキャンセルプレートW2に突起部21を形成するプレス加工方法において、上パンチP2は、先端部P2aにテーパ部P2bを有し、上パンチP2と同軸上に配置される下パンチP3は、先端側にテーパ部P3aを有し、上パンチP2の打ち抜き方向から見た場合に、上パンチP2のテーパ部P2bを含む領域内に、下パンチP3のテーパ部P3aが配置される構成で、プレス加工を行う際は、上パンチP2を下パンチP3の方向へ押し込んで、キャンセルプレートW2に突起部21を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、突起部のプレス加工方法及び突起部を有するプレス加工部材に関するものであり、例えば密封装置等に適用されるものである。
図5は自動車等に搭載される自動変速機の動力接続部(クラッチ部)100の要部を示す断面構成説明図である。
図において、スリーブ101は、内燃機関側からの駆動力が伝達される入力側軸(不図示)に接続される。
スリーブ101の外周には、有底円筒形状を呈したハウジング102の径方向部102aの内端が固定されている。ハウジング102の軸方向部102bの内周には径方向部102a側より、ピストン部材となる圧力プレート103、キャンセルプレート104、多板クラッチ105が配置されている。
圧力プレート103は、スリーブ101の外周とハウジング102の軸方向部102bの内周との間に嵌め込まれ、その環状領域KRを密封分割しながら軸方向に摺動自在となる構成となっている。
従って、圧力プレート103は、内径端部103aはスリーブ101の外周溝101aに収容されたOリング103bと、外周側はハウジング102の軸方向部102bの内周に当接し摺動するシールリップ103dによりシール性を得ている。
キャンセルプレート104は、圧力プレート103と対向して配置され、スリーブ101に係止されるスナップリング106により、軸方向の移動(図において右方向)が規制されている。
圧力プレート103とキャンセルプレート104との間には、付勢手段であるスプリング107が介在し、圧力プレート103を多板クラッチ105とは反対方向に押し戻すように付勢している。
このスプリング107をスプリングリテーナ108でカシメて、スプリングリテーナ108が圧力プレート103に装着されている。
多板クラッチ105は、複数枚数のクラッチ板により構成され、圧力室PRに導入される制御油圧により圧力プレート103が移動(図において右方向)することにより、圧力プレート103の外径端部103cに押圧されてクラッチ板が圧着し、駆動力の伝達がなされる。
図6(a)は、図5の1点破線で囲った領域D101の拡大図であり、キャンセルプレート104の内周端部104aの状態を説明する図である。
キャンセルプレート104にはスナップリング106との係合面を形成するために、ある程度のストレート部が必要となるため、内周端部104aに「半抜き」と呼ばれるプレ
ス加工方法により形成される、突起部104bが設けられている。
ス加工方法により形成される、突起部104bが設けられている。
しかし、従来の「半抜き」のプレス加工方法では、プレスの上型と下型の内外径が同一であり、かつストレートであったため、突起部104bの付け根部104cに応力が集中し易く、欠陥や破損となる虞がある。
また、図6(b),(c)は、図5の1点破線で囲った領域D102の拡大図であり、キャンセルプレート104に設けたバネ座104d,104eの状態を説明する図である。
図6(b)のバネ座104dは、一方向からのプレス成形(押し込み量PD1)によりドーム形状に成形されたものであるが、側面のストレート部(突出方向)が小さく、スプリング107装着時の保持性や座り性が低かった。
これを改善しようと図6(c)に示されるバネ座104eのように、プレス成形の押し込み量PD2(PD2>PD1)を大きくしてバネ座104eの高さを高め、略円柱形状とし側面部にストレート部を形成すると、図6(a)と同様に応力集中による亀裂が発生することがあった。
このようなプレス加工時の不具合を抑制するために、プレス成形を数工程をかけて押し込み成形することで、亀裂の発生を抑えることは可能であるが、加工工数が必要なことと、ストレート部の精度が出しにくいという問題があった。
一方、図7は、図5の1点破線で囲った領域D103の拡大図であり、図7(a)は、圧力プレート103に設けた突起部103eを示す図であり、図7(b)は、圧力プレート103に設けた突起部103eに装着されたスプリングリテーナ108の状態を説明する図である。
この圧力プレート103は耐圧性が要求されるため、材質は自動車構造用熱間圧延鋼板(SAPH440)又は自動車用加工性熱間圧延高張力鋼板(SPFH590)を用いているが、加工性があまりよくなく、スプリングリテーナ108でスプリング107をカシメて、圧力プレート103の突起部103eにスプリングリテーナ108を装着しており、工数及びコストを余計に必要としていた。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、側面部にストレート部を備えた突起部に亀裂等の不具合の発生を抑制し、かつ突起部の高さを高めることを可能とするプレス加工方法と、該プレス加工方法による突起部を備えたキャンセルプレートを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の突起部のプレス加工方法にあっては、上パンチと下パンチによって板材であるキャンセルプレートを挟みこんでキャンセルプレートに突起部を形成するプレス加工方法において、前記上パンチは、先端部にテーパ部を有し、前記上パンチと同軸上に配置される前記下パンチは、先端側にテーパ部を有し、前記上パンチの打ち抜き方向から見た場合に、前記上パンチのテーパ部を含む領域内に、前記下パンチのテーパ部が配置される構成で、プレス加工を行う際は、前記上パンチを前記下パンチの方向へ押し込んで、キャンセルプレートに前記下パンチの先端部に倣う張り出し部を形成することで、該張り出し部を側縁に有する突起部を形成することを特徴とする。
また、本発明のキャンセルプレートにあっては、上パンチと下パンチによって板材であ
るキャンセルプレートを挟みこんで形成される突起部を備えるキャンセルプレートにおいて、前記上パンチは、先端部にテーパ部を有し、前記上パンチと同軸上に配置される前記下パンチは、先端側にテーパ部を有し、前記上パンチの打ち抜き方向から見た場合に、前記上パンチのテーパ部を含む領域内に、前記下パンチのテーパ部が配置される構成で、プレス加工を行う際は、前記上パンチを前記下パンチの方向へ押し込んで、キャンセルプレートに前記下パンチの先端部に倣う張り出し部を形成することで、該張り出し部を側縁に有する突起部を備えることを特徴とする。
るキャンセルプレートを挟みこんで形成される突起部を備えるキャンセルプレートにおいて、前記上パンチは、先端部にテーパ部を有し、前記上パンチと同軸上に配置される前記下パンチは、先端側にテーパ部を有し、前記上パンチの打ち抜き方向から見た場合に、前記上パンチのテーパ部を含む領域内に、前記下パンチのテーパ部が配置される構成で、プレス加工を行う際は、前記上パンチを前記下パンチの方向へ押し込んで、キャンセルプレートに前記下パンチの先端部に倣う張り出し部を形成することで、該張り出し部を側縁に有する突起部を備えることを特徴とする。
上記発明によれば、突起部を容易に形成することが可能となり、その際における亀裂等の不具合の発生の抑制、突起部の高さを高めることが可能となる。
従って、この突起部を備えたプレス加工部材を用いると、突起部に装着あるいは当接する相手部材の装着姿勢を安定することができ、また、亀裂等の不具合が抑制されることからプレス加工部材が圧力隔壁として利用される際の信頼性を向上させることが可能である。
さらに、突起部の先端側縁部の張り出し部をカシメ代として相手部材である連結部材をカシメることができ、工数削減及びコスト低減を図ることが可能である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施の形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施の形態)
本発明の実施の形態による突起部21のプレス加工方法を図1に示す。
本発明の実施の形態による突起部21のプレス加工方法を図1に示す。
図1において、上パンチP2は、半球状の先端部P2aと、先端部P2aからテーパ部P2bを介して拡径された胴部P2cを備えている。
下パンチP3は、上パンチP2と同軸的に配置され、先端部にテーパ部P3aが形成されている。
突起部21を形成するプレス加工部材W2は、例えば、図4を参照して説明されたキャンセルプレートとして利用される環状回転部材であり、突起部21をバネ座として用いる。
プレス加工方法は、まず、図1(a)のようにプレス加工部材W2に突起部21となる凸部21Aを上パンチP2を押し込むことにより形成する。
図1(b)で上パンチP2を更に押し込み、上パンチP2の先端部P2aと下パンチ3の先端部P3bにより凸部21Aの中央部を挟持してつぶし部21Bを形成する。
図1(c)で上パンチP2を更に押し込み、つぶし部21Bをさらに薄くなるようにつぶすと共に、凸部21Aの側縁部を下パンチ3の先端部P3bとテーパ部P3aとに倣う張り出し部21Cを形成して完成された突起部21とする。
従って、突起部21は、抜き方向両側に上下パンチの先端部により形成される凹みを備
え、また突起部21の高さを高め、かつ外周の張り出し部21Cをストレート部とすることができ、好適な形状のバネ座となる環状座を形成することができる。
え、また突起部21の高さを高め、かつ外周の張り出し部21Cをストレート部とすることができ、好適な形状のバネ座となる環状座を形成することができる。
また、突起部21を完成させるために、プレス加工は上パンチP2と下パンチP3を交換したり、加工途中の複数回の押し込み動作は不要となり、加工を1工程でかつ短時間に行なうことが可能となる。
(参考例)
図2に本発明の参考例における、突起部1を有するプレス加工部材W1の端部の断面形状を示す。
図2に本発明の参考例における、突起部1を有するプレス加工部材W1の端部の断面形状を示す。
プレス加工部材W1は、例えば、図5を参照して説明されたものと同様のキャンセルプレートとして利用される環状回転部材であり、内周端部に形成される突起部1には、ストレート部となるスナップリングとの係合面1aが必要とされている。
突起部1は、図2において2点鎖線により示されたパンチP1とダイスD1によりプレス加工される。
突起部1において、第1の外周側面部となるスナップリングと接触する係合面1a側は、ダイスD1の内周領域D1aに対向するパンチP1の外周領域P1aを外側(図において下側)に0.2mm程度オフセットさせる(図2において寸法OS1)。
係合面1aと反対側には、抜き方向に対し傾斜したテーパ部P1b,D1bをそれぞれパンチP1とダイスD1に設け、突起部1の第2の外周側面部としての傾斜面部1bを形成する。
そして、以上の構成を有するパンチP1とダイスD1によってプレス加工部材W1を半抜きして突起部1を形成する。
このように突起部1を形成することにより、突起部1は、ストレート部の必要とされる係合面1aと、傾斜面部1bとにより構成され、従来の半抜き加工方法と比較して金属組織の破断を小さく抑えられ、突起部1の付け根部分の応力集中が防止でき、欠陥や破損が防止される。
(その他の参考例)
その他の参考例では、突起部1,21を自動車等に搭載される自動変速機の動力接続部(クラッチ部)50に適用されたものとして説明する。 図3は自動車等に搭載される自
動変速機の動力接続部(クラッチ部)50の要部を示す断面構成説明図である。
その他の参考例では、突起部1,21を自動車等に搭載される自動変速機の動力接続部(クラッチ部)50に適用されたものとして説明する。 図3は自動車等に搭載される自
動変速機の動力接続部(クラッチ部)50の要部を示す断面構成説明図である。
図において、スリーブ51は、内燃機関側からの駆動力が伝達される入力側軸(不図示)に接続される。
スリーブ51の外周には、有底円筒形状を呈したハウジング52の径方向部52aの内端が固定されている。ハウジング52の軸方向部52bの内周には径方向部52a側より、ピストン部材となる圧力プレート53、環状回転部材としてのキャンセルプレート54、多板クラッチ55が配置されている。
圧力プレート53は、スリーブ51の外周とハウジング52の軸方向部52bの内周との間に嵌め込まれ、その環状領域KRを密封分割しながら軸方向に摺動自在となる構成となっている。
従って、圧力プレート53は、内径端部3aはスリーブ51の外周溝51aに収容されたOリング53bと、外周側はハウジング52の軸方向部52bの内周に当接し摺動するシールリップ53dによりシール性を得ている。
キャンセルプレート54は、圧力プレート53と対向して配置され、スリーブ51に係止されるスナップリング56により、軸方向の移動(図において右方向)が規制されている。 圧力プレート53とキャンセルプレート54との間には、連結部材且つ付勢手段で
あるスプリング57が介在し、圧力プレート53を多板クラッチ55とは反対方向に押し戻すように付勢している。
あるスプリング57が介在し、圧力プレート53を多板クラッチ55とは反対方向に押し戻すように付勢している。
多板クラッチ55は、複数枚数のクラッチ板により構成され、圧力室PRに導入される制御油圧により圧力プレート53が移動(図において右方向)することにより、圧力プレート53の外径端部53cに押圧されてクラッチ板が圧着し、駆動力の伝達がなされる。
そして、突起部1,21は、それぞれキャンセルプレート54のスナップリング56係合部と、スプリング57のバネ座として機能するように設けられている。
尚、圧力プレート53にも、同様の突起部21が形成されており、この突起部21には、スプリング57をカシメたスプリングリテーナ53fが装着されている。
また、図4に示すように、圧力プレート53の突起部21にスプリング57を直接装着することもできる。図4(a)は、全体図であり、図4(b)は、圧力プレート53に設けた突起部21を示す図であり、図4(c)は、圧力プレート53に設けた突起部21でカシメて装着されたスプリング57の状態を説明する図である。
図4に示すように、突起部21が、側面部にストレート部を備えると共に、先端中央が凹んで先端側縁部が張り出した張り出し部21Cを備えるので、突起部21はストレート部でスプリング57をガイドし、張り出し部21Cをカシメ代として、スプリング57を直接カシメて装着することができる。
この圧力プレート53は、加工性があまりよくない自動車構造用熱間圧延鋼板(SAPH440)又は自動車用加工性熱間圧延高張力鋼板(SPFH590)等の材質であるが、上記第2の実施の形態のプレス加工により、突起部21を精度良く形成することができる。
このようにすると、スプリングリテーナ等の部材を介することなく突起部21のカシメだけで圧力プレート53にスプリング57を装着することができ、組立工程数及び加工時間が減少されると共に、部品点数が減少するので、従来に比べて、工数削減及びコスト低減を図ることができる。
以上のように、圧力隔壁として機能する板材に設けられる突起部は、突起を形成することによって、微細な亀裂や割れが発生してしまうことを許容するものではないが、上記第1及び第2の実施の形態のプレス加工方法では、その問題を解決したものであり、信頼性を向上させることが可能である。
また、突起部は、突起部先端に張り出し部を備えた形状であり、スプリング等の連結部材をカシメるためのカシメ代を確保して、容易に連結部材をカシメることができ、組立の工数削減及び部品点数減少によるコスト低減を図ることができる。
1 突起部
1a 係合面(第1の外周側面部)
1b 傾斜面部(第2の外周側面部)
21 突起部
21A 凸部
21B つぶし部
21C 張り出し部
51 スリーブ
52 ハウジング
52a 径方向部
52b 軸方向部
53 圧力プレート
54 キャンセルプレート
55 多板クラッチ
57 スプリング
D1 ダイス
D1a 内周領域
D1b テーパ部
KR 環状領域
OS1 寸法
P1 パンチ
P1a 外周領域
P1b テーパ部
P2 上パンチ
P2a 先端部
P2b テーパ部
P2c 胴部
P3 下パンチ
P3a テーパ部
P3b 先端部
PR 圧力室
W1,W2 プレス加工部材
1a 係合面(第1の外周側面部)
1b 傾斜面部(第2の外周側面部)
21 突起部
21A 凸部
21B つぶし部
21C 張り出し部
51 スリーブ
52 ハウジング
52a 径方向部
52b 軸方向部
53 圧力プレート
54 キャンセルプレート
55 多板クラッチ
57 スプリング
D1 ダイス
D1a 内周領域
D1b テーパ部
KR 環状領域
OS1 寸法
P1 パンチ
P1a 外周領域
P1b テーパ部
P2 上パンチ
P2a 先端部
P2b テーパ部
P2c 胴部
P3 下パンチ
P3a テーパ部
P3b 先端部
PR 圧力室
W1,W2 プレス加工部材
Claims (2)
- 上パンチと下パンチによって板材であるキャンセルプレートを挟みこんでキャンセルプレートに突起部を形成するプレス加工方法において、
前記上パンチは、先端部にテーパ部を有し、
前記上パンチと同軸上に配置される前記下パンチは、先端側にテーパ部を有し、
前記上パンチの打ち抜き方向から見た場合に、前記上パンチのテーパ部を含む領域内に、前記下パンチのテーパ部が配置される構成で、
プレス加工を行う際は、
前記上パンチを前記下パンチの方向へ押し込んで、キャンセルプレートに前記下パンチの先端部に倣う張り出し部を形成することで、該張り出し部を側縁に有する突起部を形成することを特徴とするプレス加工方法。 - 上パンチと下パンチによって板材であるキャンセルプレートを挟みこんで形成される突起部を備えるキャンセルプレートにおいて、
前記上パンチは、先端部にテーパ部を有し、
前記上パンチと同軸上に配置される前記下パンチは、先端側にテーパ部を有し、
前記上パンチの打ち抜き方向から見た場合に、前記上パンチのテーパ部を含む領域内に、前記下パンチのテーパ部が配置される構成で、
プレス加工を行う際は、
前記上パンチを前記下パンチの方向へ押し込んで、キャンセルプレートに前記下パンチの先端部に倣う張り出し部を形成することで、該張り出し部を側縁に有する突起部を備えることを特徴とするキャンセルプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007184161A JP2007260782A (ja) | 1998-07-08 | 2007-07-13 | 突起部のプレス加工方法及び突起部を有するキャンセルプレート |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20860498 | 1998-07-08 | ||
JP2007184161A JP2007260782A (ja) | 1998-07-08 | 2007-07-13 | 突起部のプレス加工方法及び突起部を有するキャンセルプレート |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37169298A Division JP4075175B2 (ja) | 1998-07-08 | 1998-12-25 | 突起部のプレス加工方法及び突起部を有するキャンセルプレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007260782A true JP2007260782A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38634285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007184161A Pending JP2007260782A (ja) | 1998-07-08 | 2007-07-13 | 突起部のプレス加工方法及び突起部を有するキャンセルプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007260782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018114547A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 日伸工業株式会社 | プレス加工品及びプレス加工品製造方法 |
-
2007
- 2007-07-13 JP JP2007184161A patent/JP2007260782A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018114547A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 日伸工業株式会社 | プレス加工品及びプレス加工品製造方法 |
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