JP2007260344A - 瘻孔用カテーテルキット - Google Patents

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Abstract

【課題】経皮的内視鏡下胃瘻造設術において使用されるカテーテルキットにおいて、カテーテルの体内留置部の縮径時に、カテーテル把持の安定性と強度を向上させた瘻孔用カテーテルキットを提供する。
【解決手段】瘻孔用カテーテルキット50はカテーテル10とオブチュレータ20と外筒60とストッパー80から構成され、カテーテル10はチューブ11とチューブ11の先端部に付設される体内留置部12と体外固定部とを有する。カテーテル10の体内留置部12の縮径時に、カテーテル10を固定するストッパー80の挟持部を、挟持部の先端が挟持部の後端よりカテーテル10の後端側となるように傾斜させることにより、挟持部からのカテーテルの脱落を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、栄養剤又は薬剤の補給の目的で行われる経皮内視鏡的胃瘻造設術に用いられる操作性に優れる瘻孔用カテーテルキットに関するものである。
経口から栄養を摂取できない患者に対する栄養の投与方法としては、一般的に、経静脈的栄養投与、栄養チューブを経鼻にて胃又は腸に挿入して行う胃管栄養投与、及び胃瘻からの経腸栄養投与の3通りの投与方法がある。近年、経腸栄養剤とその投与法の発達により、経皮的内視鏡下胃瘻造設術(PEG:Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)による経腸栄養管理が頻繁に行われるようになってきた。PEGは外科的開腹胃瘻造設術に比べ、瘻孔を小手術にて造設するため侵襲が小さく、医療費を圧倒的に減らすことが出来るため、欧米では胃瘻造設術の標準的術式となっている。瘻孔用カテーテルキットはこのPEGを実施するためのものであり、具体的には、栄養又は薬液を体外から胃内へ経皮的に補給するためのものである。
従来から種々の瘻孔用カテーテルキットが提案されている。一般に、瘻孔用カテーテルキットは、栄養又は薬液を体外から胃内へ補給するためのルーメンを有するカテーテルと、該カテーテルの先端部分に付設される理設状態において体内に位置し、カテーテルが胃内から抜去されることを防ぐ体内留置部より構成される。
特許文献1のWO2004/096115公報には、患者に対し栄養又は薬液を体外から胃内へ経皮的に補給するカテーテルとオブチュレータを備える瘻孔用カテーテルキットであって、該カテーテルは、栄養又は薬液を体外から胃内へ導入する栄養通路を内部に有する瘻孔の壁面に沿って延びるチューブと、該チューブの先端部に付設される該チューブの径方向外側に拡径された張り出し状であって、オブチュレータによる外力の作用により張り出し状態より縮径すると共に、生体埋設状態において、胃内に留置される非バルーン型の体内留置部と、該チューブの後端に付設される前記チューブの径方向に張り出し状の体外固定部と、前記体内留置部の先端部に付設される前記オブチュレータのガイドワイヤ通路を体外から胃内へ連絡するための連絡孔とを有する瘻孔用カテーテルキットが開示されており、また、瘻孔用カテーテルキットには、更に、外力の作用により前記体内留置部が縮径する際、前記外筒に対する前記カテーテルの移動を規制するストッパーを前記外筒の基端部に備えることが開示されている。
上記ストッパーは、外筒の基端部に形成される嵌合部に摺動可能な腕状のスライド部と、スライド部の一端に付設されるチューブの外径とほぼ同じ長さ離間する一対の挟持部を備える固定部と、固定部の一端から180度屈曲した方向に延出するバネ状の第1押し込み部と、スライド部の他端に付設される第2押し込み部とを有する。このストッパーによれば、カテーテルの押し伸ばし操作に伴う、カテーテルと外筒との位置関係のズレを無くすことができると共に、体内留置部のみに作用力を集中させることができるため、チューブを無意味に押し伸ばすことがない。
WO2004/096115 A1公報(請求項1、13)
しかしながら、このストッパーは、スライド部が外筒の筒芯に対して鉛直方向に固定されており、カテーテルの体内留置部の縮径による負荷により、ストッパーのカテーテルの挟持部がカテーテル先端側に傾き変形した場合、該ストッパーに筒芯と反対方向に作用する力が生じるため、ストッパーのスライド部が移動してカテーテルが挟持部より外れてしまう可能性があり、また、縮径時の負荷により、オブチュレータと外筒が変形する可能性があった。
従って、本発明の目的は、経皮的内視鏡下胃瘻造設術において使用されるカテーテルキットにおいて、カテーテルの体内留置部の縮径時に、カテーテル把持の安定性を向上させ、更にはオブチュレータの強度を向上させた瘻孔用カテーテルキットを提供することにある。
すなわち、本発明は、栄養又は薬液を体外から胃内へ導入する栄養通路を内部に有する瘻孔の壁面に沿って延びるチューブと、該チューブの先端部に付設される該チューブの径方向外側に拡径された張り出し状であって、オブチュレータによる外力の作用により張り出し状態より縮径すると共に、生体埋設状態において、胃内に留置される非バルーン型の体内留置部と、該チューブの後端に付設されるストッパーの支持部となる前記チューブの径方向に張り出し状の体外固定部と、前記体内留置部の先端部に付設される前記オブチュレータのガイドワイヤ通路を体外から胃内へ連絡するための連絡孔とを有するカテーテルと、前記カテーテルのチューブに抜去可能に係合されるものであって、前記チューブの内径よりやや小さい外径を有するチューブの変形を規制する筒状部と、オブチュレータが摺動可能に係合されるオブチュレータ通路と、軸方向に所定のピッチで付設される複数の鍔からなる嵌合部を有する外筒と、前記体内留置部に当接するまで外筒のオブチュレータ通路に抜去可能に係合されるものであって、その先端から途中まで付設されるガイドワイヤを挿通するためのガイドワイヤ通路と、その後端に付設される該体内留置部に外力を伝えるための操作部を有するオブチュレータと、
前記外筒の鍔間に嵌合する両腕部と、該体外固定部の直下でカテーテルを保持する挟持部と、該両腕部と該挟持部を接続する本体部とを有し、オブチュレータによる外力の作用により前記体内留置部が縮径する際、前記外筒に対する前記カテーテルの移動を規制するストッパーと、を備えるものであって、前記ストッパーの本体部から軸方向に延出する挟持部は、該挟持部の先端が該本体部と該挟持部の接続点である基端よりカテーテルの後端側となるように傾斜していることを特徴とする瘻孔用カテーテルキットを提供するものである。
本発明によれば、カテーテルの体内留置部を縮径する際、ストッパーの挟持部に負荷がかかっても、挟持部は本体部となす角度が90度を越えてカテーテルの先端側には変形しないため、ストッパーの背面部には筒芯側への負荷の分力が作用する。このため、外筒に固定している両腕部が抜ける方向に移動することを抑制し、挟持部からカテーテルが脱落することを抑制することができる。また、オブチュレータのロッド部に筒状の補強部材を装着することにより、オブチュレータと外筒の変形を防止でき、カテーテルの体内留置部の縮径を確実に行うことができる。また、ロッド部に筒状の補強部材を装着したことにより、ロッド部の溝が中空部となるため、オブチュレータの先端部中心にガイドワイヤを確実に誘導できる。
次に、本発明の実施の形態における瘻孔用カテーテルキット(以下、単に「カテーテルキット」とも言う。)を図1〜図11を参照して説明する。図1は本実施の形態例の瘻孔用カテーテルキットの斜視図、図2は図1の瘻孔用カテーテルキットで使用するカテーテルの斜視図、図3は図2のカテーテルの断面図、図4(A)は図1の瘻孔用カテーテルキットで使用するオブチュレータと補強部材の斜視図、(B)は補強部材を装着したオブチュレータの斜視図、図5(A)は外筒の正面図、(B)は(A)の右側面図、(C)は(A)の断面図、図6(A)はストッパーの斜視図、(B)は(A)の右側面図、図7は外筒にストッパーが嵌め込まれた状態を示す図、図8(A)、(B)は図7に続く手順を説明する図、図9は嵌合部の一部の拡大図、図10は本例のカテーテルキットの自由状態における組み付け体の縦断面図、図11は本例のカテーテルキットの外力作用状態における組み付け体の縦断面図をそれぞれ示す。なお、図10及び図11は図面簡略化のため、補強部材の記載は省略した。また、本明細書において、単に「先端」は体内側を言い、「後端」は体外側を言う。但し、「部材の先端」はその部材における先端を言い、「部材の後端」はその部材における後端を言う。
瘻孔用カテーテルキット50は、図1に示すように、主要部材であるカテーテル10とオブチュレータ20と外筒60とストッパー80から構成され、患者に対し栄養又は薬液を体外から胃内へ経皮的に補給するものである。
カテーテル10は、図2及び図3に示すように、弾性材料で形成され、栄養又は薬液を体外から胃内へ導入する栄養通路13を内部に有すると共に瘻孔の壁面に沿って延びるチューブ11と、チューブ11の先端部に付設される非バルーン型の体内留置部12と、体内留置部12とチューブ11が胃内に埋没しないようにチューブの後端に付設され体外に位置する体外固定部14とを有する。
体内留置部12は、カテーテル10が体内に埋設した状態で患者の胃内に位置する部分に設けられており、カテーテル10が患者から抜去しないようにする。すなわち体内留置部12は、弾性変形可能な材料にて形成されており、自由状態ではチューブ11の径方向外側に拡径された張り出し状であって、オブチュレータ20による外力の作用により張り出し状態より縮径すると共に、生体埋設状態において胃内に留置される。
体内留置部12は、自由状態においては、カテーテル10の抜去防止機能を奏する形状であり、外力作用状態においては、瘻孔に挿入され易い形状であれば、特に制限されず、例えば、2本以上のアームでマレコット状に形成され、更に体内留置部先端側及び体内留置部後端側のアーム同士の継ぎ目(股部)部分の内側に切欠き121を備えるものが挙げられる。また、体内留置部12は、チューブ11の径方向外側に拡径された直径が、前記チューブの軸方向における長さよりも大きい扁平形状であることが望ましい。これにより、患者の胃内部にカテーテルが留置された状態において、患者の胃底部への刺激を小さくすることができる。
体内留置部12の先端部には、外力が作用する当接部18を更に有する。当接部18は、オブチュレータ20の先端24が当接すると共に、体内側に押し込まれる部分である。また、この当接部18には、オブチュレータ20のガイドワイヤ通路22と共同し、体外と胃内の連絡機能を果たすための連絡孔15が付設される。これにより、ガイドワイヤ40を連絡孔15及びガイドワイヤ通路22に通せば、ガイドワイヤ40の誘導によりチューブ11及びオブチュレータ20の組み付け体を、瘻孔を経て体外から胃内へ確実に挿入することができる。この当接部18は、補強部材19で補強されており、オブチュレータ20により体内留置部12に外力を作用させても、オブチュレータ20が体内留置部12の先端を破って突き抜けることがなく、体内留置部12を縮径状態で体内に容易に且つ確実に挿入できる点で好ましい。
体外固定部14は、カテーテル埋設状態において、患者の体外に位置する部分に設けられ、カテーテル10が患者の体内へ埋没しないようにするものである。また、ストッパー80の支持部となるものである。体外固定部14の形状は、チューブ11の後端に付設されるチューブ11の径方向に張り出し状のものであり、例えば栄養通路13の後端の開口周りに付設される扁平状物が挙げられる。体外固定部14は、カテーテル10のうち、唯一患者に見える部分であるため、扁平状物であれば、嵩張りが少なく、患者の生活に支障をきたさない点で好ましい。また、本例の体外固定部14には栄養通路13の後端の開口に嵌合する栓17が、連結部材171を介して取付けられている。栓17はカテーテル埋設状態において、栄養又は薬液を体外から胃内へ経皮的に補給しない時、栓17を栄養通路13の開口に嵌合させることで、胃内の気密を保つことができる。
オブチュレータ20は、外筒60のオブチュレータ通路61に抜去可能に係合されるものであって、オブチュレータ通路61の内径よりやや小さい外径を有するものが、チューブを無意味に押し伸すことがなく、オブチュレータによる作用力を体内留置部に集中させることができる点で好ましい。なお、補強部材26を使用する場合、オブチュレータの外径は更に小さいものとなる。
また、オブチュレータ20は、体内留置部12に当接するまで、カテーテル10に抜去可能に係合され、ロッド状部25の先端から途中まで付設されるガイドワイヤ40を挿通するためのガイドワイヤ通路22と、その後端に付設される体内留置部12に外力を伝えるための操作部21と、ガイドワイヤ通路22より上方で操作部21より下方にロック機構を構成する突起部29を有し、ガイドワイヤ通路22の後端部23と操作部21が離間状態で配置されるものである。オブチュレータ20は、通常射出成形により作製される。
ガイドワイヤ通路22としては、特に制限されないが、本例ではガイドワイヤの直径より大きな深さを有するU字断面の溝部である。ガイドワイヤ通路22形成部分、すなわち、ロッド状部25の先端から途中までの最小長さは、特に制限されないが、外力作用状態におけるカテーテルの最大長さよりも大きくすることが、ガイドワイヤ40の挿入のし易さ等扱い易さの点で好ましい。
また、補強部材26は任意の構成要素であって、補強部材26の中空部にオブチュレータ20のロッド状部25を挿入して、オブチュレータ20の強度を補強するものである。オブチュレータのロッド本体は、通常射出成形により作成されるため、ロッド径が細い場合剛性が弱く、カテーテルの縮径により屈曲してしまう場合がある。補強部材26はこれを補うものであって、ロッド本体より硬い、ステンレス等の金属を用いることで、剛性をあげることが可能である。そして、補強部材26は、内径がロッド状部25の外径よりやや大きい中空部を備える筒状物であり、ほぼ中央部に、ガイドワイヤ40を外部へ取り出す軸方向に所定長さの横孔27を有する。また、ロッド状部25に筒状の補強部材26を装着したことにより、ロッド状部のガイドワイヤ通路である溝22が中空部となり、オブチュレータの先端部中心にガイドワイヤを確実に誘導できる。また、補強部材26の横孔27は、外筒60の横孔63から絶えず見える位置に配置されている。
突起部29は、ガイドワイヤ通路22に対して周方向に90度移動した位置にあり、外側にバネ付勢されている。突起部29は、後述する外筒60に付設された2つのロック孔62a、62bと係合することで、外筒60の先端位置に対して、オブチュレータの先端位置を任意の2つの位置に決めるものである。なお、突起部29の位置は、ガイドワイヤ通路22に対して周方向に90度移動した位置に限定されず、周方向のいずれの位置にあってもよい。
外筒60は、通常射出成形により作製されるものであり、カテーテルのチューブ11に抜去可能に係合されると共に、チューブ11の内径よりやや小さい外径を有するチューブ11の変形を規制する筒状部64と、オブチュレータ20又は補強部材26を装着したオブチュレータ20が摺動可能に係合されるオブチュレータ通路61と、ガイドワイヤ40を外部へ取り出す横孔63と、横孔63の上方で且つ横孔63に対して周方向に90度移動した位置の上下所定の間隔の2箇所に付設されるロック孔62a、62bと、軸方向に所定のピッチで付設される複数であって両側一対の鍔からなる嵌合部86と、嵌合部86の上方に位置する基端部87に外筒60の径方向に張り出し状の指掛け70を有する。また、横孔63は概ね突起部86から指掛け70に至る長さで軸方向に形成され、上方のロック孔62aは外筒の上方側の円筒部材に所定の長さで軸方向に形成されている。また、外筒60のオブチュレータ通路61内に、スプリングバネ98の一端が固定される段差623を形成している。
オブチュレータ通路61は、通常円形中空部であり、これにオブチュレータ20が摺動可能に係合する。オブチュレータ通路61の内径はオブチュレータ20の外径より少し大きいことが、オブチュレータ20がオブチュレータ通路61で摩擦抵抗を受けることがなく摺動でき且つ操作が容易となる点で好ましい。
横孔63は、外筒60とカテーテル10の係合時、カテーテル10よりも上方に位置し、且つオブチュレータ20の溝部22と重なるように配置される。これにより、オブチュレータ20の溝部22と横孔63で形成されるガイドワイヤ40の挿通孔が外部と連通する。従って、ガイドワイヤ40はカテーテル11の連絡孔15、溝部22及び横孔63に挿通されて使用されるとともに、その挿通状態で体内留置部12、チューブ11、オブチュレータ20及び外筒60の組み付け体を、瘻孔を経て体外から胃内へ挿入することを誘導することができる。
2つのロック孔62a、62bがオブチュレータ20の突起部29と係合する場合、外筒60の先端位置111に対して、オブチュレータ20の先端位置を任意の2つの位置に決めることができる。すなわち、図10に示す自由状態においては、オブチュレータ20の突起部29と外筒60の上方のロック孔62aと係合させる。これにより、チューブ11と体内留置部12の接続位置にある外筒60の先端位置111に対して、オブチュレータ20の先端位置は自由状態にある体内留置部12の当接部18にある。一方、図11に示す外力作用状態においては、オブチュレータ20の突起部29と外筒60の下方のロック孔62bが係合している。これにより、オブチュレータ20の先端位置は外筒60の先端位置111からより離れ、体内留置部12の当接部18を押し伸ばすことになる。このロック機能は、カテーテル10が弾性変形可能な材料により形成されているため、体内留置部12の反力により、突起部29を押すだけでロック位置を容易に切り替えることができる。また、スプリングバネ98の弾性変形によっても、ロック位置を容易に切り替えることもできる。上記ロック機能により、体内留置部12を自由状態と外力作用状態にそれぞれ維持することが可能になるため、オブチュレータ20による体内留置部12の押し伸ばし操作と、カテーテル10を体内に挿入する操作を同時に行わずに済み、作業効率が向上する。なお、ロック機能は、突起部29が2つのロック孔62a、62b間を周方向に移動することなく、長手方向にのみ摺動することで達成されるため、横孔63やガイドワイヤ40の誘導系統に影響を与えることはない。
嵌合部86は、ストッパー80の両腕部83が嵌合して、ストッパー80を外筒60に固定するものであり、筒状部64より上方、指掛け70より下方に位置する。嵌合部86が形成される外筒60の本体形状は一辺の長さがw、wの四角柱であり、両側部に一対の鍔86a、86bが形成されている(図9)。w、wはいずれもストッパー80の両腕部間の寸法よりやや小さい寸法で、両腕部間で外筒60の筒状部64の円滑な挿通を可能にしている(図9中、符号Xの状態)。w、wは同一寸法又は異なる寸法であってもよい。また、鍔間のピッチhは両腕部83の高さ寸法とほぼ一致する。これにより、図9のXの位置から軸を中心の90度回転させたYの位置にする際、鍔間と両腕部83の嵌合を緩みのない密着度の高いものとすることができる(図9中、符号Yの状態)。鍔の設置個数としては、特に制限されず、通常2つの設置位置を適宜決定できる3つから、4つの設置位置を適宜決定できる5つである。これにより、チューブ11の長さが異なる種々の市販カテーテル10に対応することができる。なお、鍔は筒状部と一体であり、硬い樹脂製であり、ストッパー80の嵌合操作で変形などは起こらない。
ストッパー80は、オブチュレータ20による外力の作用により体内留置部12が縮径する際、外筒60に対するカテーテル10の移動を規制するものである。ストッパー80は、外筒60の鍔間に嵌合する両腕部83と、体外固定部14の直下でカテーテル10を保持する一対のフォーク状の挟持部851と、両腕部83と挟持部851を接続する本体部82と、挟持部851をカテーテル10を保持する位置に押し込む背面部81と、両腕部83の他端に付設される第2押し込み部84とを有する。一対の腕部間の寸法及び一対の挟持部間の寸法は、外筒60の嵌合部の四角柱の一辺wよりやや大きく、本体部82と第2押し込み部84間の寸法は、外筒60の一対の鍔の最大長さより大きいものである。これにより、本体部82、両腕部83及び第2押し込み部84間で囲まれる空間に、外筒60の筒状部64を容易に挿入することができる。なお、本体部82と背面部81は別部材とすることなく、両機能を併せ持つ単一の部材としてもよい。
ストッパー80の本体部82から軸方向に延出する挟持部851は、挟持部851の先端852が挟持部851と本体部82の接続点である基端853よりカテーテルの後端側となるように傾斜している(図6(B)、図8(B))。また、ストッパーの挟持部851は、カテーテルの体内留置部を縮径する際、該挟持部の先端が、該本体部と該挟持部の接続点である基端よりカテーテルの先端側には変形しない剛性がある。このような剛性を得ることができるストッパー80の材質としては、ポリアセタール、ナイロン等の硬質樹脂、ステンレス等の金属等が挙げられる。ストッパー80の材質は低摩擦材であることが、外筒に対して、抜き差しが容易となること点で好ましい。この挟持部851の傾斜と剛性により、カテーテル10の体内留置部12を縮径する際、ストッパーの挟持部に負荷がかかっても、挟持部851の基端853はほとんど移動せず、ストッパーの本体部82には筒芯側へ負荷の分力が作用する。このため、外筒60に嵌合している両腕部83が抜ける方向に移動することを抑制し、挟持部851からカテーテル10が脱落することを抑制する。
また、ストッパー80の両腕部83は、両腕部83の先端831が両腕部83と本体部82との接続点である基端832よりカテーテルの後端側となるように傾斜し、更にカテーテル10の先端側に凸状に湾曲している。なお、本発明において、両腕部83は、凸状に湾曲する形状は任意の構成要素である。このように、ストッパーの両腕部83をカテーテルの後端側となるように傾斜させることにより、両腕部83が外筒60の鍔間に嵌合し、カテーテル10の体内留置部12を縮径する際、両腕部83に負荷がかかっても、ストッパーの本体部82には筒芯側へ負荷の分力が作用する。このため、外筒60に嵌合している両腕部83が抜ける方向に移動することを抑制し、挟持部851からカテーテル10が脱落することを抑制する。
本発明の実施の形態における瘻孔用カテーテルキットの使用方法の一例について説明する。カテーテルキット50の胃内挿入前工程において、予め、外筒60に、オブチュレータ20又は補強部材26が装着されたオブチュレータ20を係合させて組み付ける。すなわち、オブチュレータ通路61にオブチュレータ20を嵌め込んで組み付ける。次いで、ストッパー80の両腕部83で形成される空間部にオブチュレータ20の先端を挿入し、一対の鍔が延びる方向と両腕部83が延びる方向が一致するようにしてストッパー80を外筒60の嵌合部86まで挿入し、嵌合する鍔間部分に位置させる(図7)。次いで、カテーテル10にオブチュレータ20又は補強部材26が装着されたオブチュレータ20を組み込んだ外筒60を係合させて組み付ける。次いで、この状態で、ストッパー80を軸を中心にして90度回転させる。回転させる際、両腕部83の高さと鍔間のピッチがほぼ同じであるため、両腕部83は撓みつつ、強く鍔間に装着される。なお、この際、図8(A)の破線で示すストッパー80のように、両腕部83の先端側、すなわち第2押し込み部84側の両腕部83が鍔間にくるようにする。これにより、次工程のカテーテルの体外固定部14の直下への挟持部851の装着が容易となる。
次いで、ストッパー80の背面部81を外筒60側に押し込み、ストッパー80の挟持部851で体外固定部14の直下のチューブ11を挟持し、カテーテル組み付け体を得る(図8(A))。そして、オブチュレータ20の操作部21を少し押し込んでオブチュレータ20の先端24を体内留置部12の当接部18に当接させる。この時、体内留置部12はチューブ11の径方向外側に拡径され、張り出した自由状態にある(図8(A)、図10)。
次いで挿入孔から体外に出たガイドワイヤ40に対して、体内留置部12の連絡孔15、オブチュレータ20の溝部22及び外筒60の横孔63をこの順に通し、カテーテル組み付け体を胃内方向に向かってそれぞれ挿通させる。
次いで、例えば人差し指と中指を指掛け70に掛け、親指をオブチュレータ20の操作部21に掛け、外筒60の指掛け70を支点にし、オブチュレータ20の操作部21を押し込むと、体内留置部12はオブチュレータ20による外力の作用により張り出し状態より縮径すると共に外力作用状態に変形する(図8(B)、図11)。この状態で突起部29とロック孔62bによりカテーテル組み付け体はロックされ、ガイドワイヤ40が挿通されるオブチュレータ20の溝部22と当接部18に付設された連絡孔15は挿通状態となる。
この状態の瘻孔用カテーテルキット50は、ストッパー80の挟持部851に負荷がかかっても、挟持部851は本体部82と直角となる角度を越えてカテーテルの先端側には変形しないため、ストッパー80の背面部81には筒芯側へ負荷の分力が作用する。また、両腕部83に負荷がかかっても、ストッパーの本体部82には筒芯側へ負荷の分力が作用する。このため、外筒60に嵌合している両腕部83が抜ける方向に移動することを抑制し、挟持部851からカテーテル10が脱落することを抑制することができる。このため、カテーテル10の保持安定性が向上する。また、補強部材26が装着されたオブチュレータ20の強度が向上する。
カテーテル10、オブチュレータ20及び外筒60の組み付け体により、体内留置部12が体内に挿入された後は、突起部29を押し込み、外力作用状態のロック機構を解除し、さらにストッパー80の第2押し込み部84を外筒60側に押し込み、チューブ11の挟持を解除し、体内留置部12を自由状態に復元させる。これにより。カテーテル10の患者からの抜去防止機能も復元する。その後、患者からガイドワイヤ40、オブチュレータ20及び外筒60を抜去する。これにより、カテーテル10の患者への埋設が終了する。尚、カテーテル10、オブチュレータ20及び外筒60の組み付け体のロック解除及びストッパー80による挟持作用の解除は、上記順序に限定されず、どちらを先に行ってもよい。
本実施の形態例の瘻孔用カテーテルキットの斜視図。 図1の瘻孔用カテーテルキットで使用するカテーテルの斜視図。 図2のカテーテルの断面図。 (A)は図1の瘻孔用カテーテルキットで使用するオブチュレータと補強部材の斜視図、(B)は補強部材を装着したオブチュレータの斜視図。 (A)は外筒の正面図、(B)は(A)の右側面図、(C)は(A)の断面図。 (A)はストッパーの斜視図、(B)は(A)の右側面図。 外筒にストッパーが嵌め込まれた状態を示す図。 (A)、(B)は図7に続く手順を説明する図。 外筒の嵌合部の一部の拡大図。 本例のカテーテルキットの自由状態における組み付け体の縦断面図。 本例のカテーテルキットの外力作用状態における組み付け体の縦断面図。
符号の説明
10 カテーテル
11 チューブ
111 先端位置
12 体内留置部
13 栄養通路
14 体外固定部
15 連絡孔
18 当接部
20 オブチュレータ
21 操作部
22 溝部
24 先端
25 ロッド本体
26 補強部材
27 横孔
29 突起部
40 ガイドワイヤ
50 カテーテルキット
60 外筒
61 オブチュレータ通路
62a ロック孔
62b ロック孔
623 段差
63 横穴
64 筒状部
70 指掛け
80 ストッパー
81 背面部
83 両腕部
84 第2押し込み部
851 挟持部
852 先端
853 基端
86 嵌合部
87 基端部
98 スプリングバネ

Claims (6)

  1. 栄養又は薬液を体外から胃内へ導入する栄養通路を内部に有する瘻孔の壁面に沿って延びるチューブと、該チューブの先端部に付設される該チューブの径方向外側に拡径された張り出し状であって、オブチュレータによる外力の作用により張り出し状態より縮径すると共に、生体埋設状態において、胃内に留置される非バルーン型の体内留置部と、該チューブの後端に付設されるストッパーの支持部となる前記チューブの径方向に張り出し状の体外固定部と、前記体内留置部の先端部に付設される前記オブチュレータのガイドワイヤ通路を体外から胃内へ連絡するための連絡孔とを有するカテーテルと、
    前記カテーテルのチューブに抜去可能に係合されるものであって、オブチュレータが摺動可能に係合されるオブチュレータ通路と、軸方向に所定のピッチで付設される複数の鍔からなる嵌合部を有する外筒と、
    前記体内留置部に当接するまで外筒のオブチュレータ通路に抜去可能に係合されるものであって、その先端から途中まで付設されるガイドワイヤを挿通するためのガイドワイヤ通路と、その後端に付設される該体内留置部に外力を伝えるための操作部を有するオブチュレータと、
    前記オブチュレータによる外力の作用により前記体内留置部が縮径する際、前記外筒に対する前記カテーテルの移動を規制するものであって、前記外筒の鍔間に嵌合する両腕部と、該体外固定部の直下でカテーテルを保持する該挟持部と、該両腕部と該挟持部を接続する本体部とを有するストッパーと、を備えるものであって、
    前記ストッパーの本体部から軸方向に延出する挟持部は、該挟持部の先端が該本体部と該挟持部の接続点である基端よりカテーテルの後端側となるように傾斜していることを特徴とする瘻孔用カテーテルキット。
  2. 前記ストッパーの挟持部は、カテーテルの体内留置部を縮径する際、該挟持部の先端が、該本体部と該挟持部の接続点である基端よりカテーテルの先端側には変形しない剛性があることを特徴とする請求項1記載の瘻孔用カテーテルキット。
  3. 前記ストッパーの両腕部は、該両腕部の先端が該両腕部と該本体部との接続点である基端よりカテーテルの後端側となるように傾斜していることを特徴とする請求項1又は2記載の瘻孔用カテーテルキット。
  4. 前記ストッパーの両腕部は、更にカテーテルの先端側に凸状に湾曲してことを特徴とする請求項3記載の瘻孔用カテーテルキット。
  5. 前記オブチュレータは、中空部を備える筒状の補強部材を、該オブチュレータのロッド状部に装着して使用することを特徴とする請求項1記載の瘻孔用カテーテルキット。
  6. 前記補強部材は、ガイドワイヤを外部へ取り出す軸方向に所定長さの横孔を有することを特徴とする請求項5記載の瘻孔用カテーテルキット。
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