JP5115994B2 - スタイレットハンドル取付装置 - Google Patents

スタイレットハンドル取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5115994B2
JP5115994B2 JP2010535089A JP2010535089A JP5115994B2 JP 5115994 B2 JP5115994 B2 JP 5115994B2 JP 2010535089 A JP2010535089 A JP 2010535089A JP 2010535089 A JP2010535089 A JP 2010535089A JP 5115994 B2 JP5115994 B2 JP 5115994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
positive lock
contact surface
needle
stylet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010535089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011504403A (ja
Inventor
ジョージ デラノ ピーター
ウォン アンドリュー
ミーハン マイケル
ダリーゴ クリスティーナ
ウェイマン アニカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Becton Dickinson and Co filed Critical Becton Dickinson and Co
Publication of JP2011504403A publication Critical patent/JP2011504403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5115994B2 publication Critical patent/JP5115994B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0102Insertion or introduction using an inner stiffening member, e.g. stylet or push-rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3401Puncturing needles for the peridural or subarachnoid space or the plexus, e.g. for anaesthesia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0097Catheters; Hollow probes characterised by the hub
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0105Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
    • A61M25/0133Tip steering devices
    • A61M25/0136Handles therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0606"Over-the-needle" catheter assemblies, e.g. I.V. catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/0042Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets with special provisions for gripping
    • A61B2017/00455Orientation indicators, e.g. recess on the handle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00477Coupling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M2025/0063Catheters; Hollow probes characterised by structural features having means, e.g. stylets, mandrils, rods or wires to reinforce or adjust temporarily the stiffness, column strength or pushability of catheters which are already inserted into the human body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M2025/0175Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters having telescopic features, interengaging nestable members movable in relations to one another

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本出願は、「スタイレットハンドル取付装置」と表題を付けられた2007年11月21日に出願された米国特許仮出願第60/989553号明細書の優先権を主張するものであり、この仮出願の全開示は参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明はスタイレットを受け入れるためのハブアセンブリに関し、さらに特に、対応するテーパのついた結合表面を有するスタイレットハンドルにつなぐためのハブアセンブリに関する。
一般的に言って、患者の脊髄エリアの中に注入可能な薬剤を導入するための2つの基本的な技術がある。第1に、硬膜上腔つまり「硬膜外」へ脊髄麻酔を導入することであり、第2に、クモ膜下腔つまり「脊髄」または「クモ膜下」へ硬膜の穿通により脊髄麻酔を導入することである。薬剤は、抗生物質、ステロイドなどを含むあらゆる種類の液体治療材料であり得るが、麻酔および無痛法のために用いられる薬剤を概して含むことができる。
クモ膜下腔への薬剤の送出は、数センチメーターの突き刺し深さを必要とする。ニードルでの皮膚および硬膜の穿刺は、組織の抜き取りという結果を招き得、それはクモ膜下の組織の存在のために厄介な問題を引き起こし得る。組織の抜き取りを防止するために、中実の細長い部材として形成されたスタイレットが一般的にニードルの孔内に差し込まれ、その中に延在する。中に差し込まれたスタイレットを有するニードルは、ニードルを入れることから組織を制限する。患者内へのニードルの挿入の後、スタイレットは部分的にまたは完全にニードルの孔から取り除かれることができる。
一般的に、スタイレットは、スタイレットハンドルに取り付けられ、そしてニードルはニードルハブに取り付けられる。スタイレットハンドルはスタイレットが処置の間に選択的にニードルの孔から取り去られることを可能にするようにニードルハブと係合する。スタイレットハンドルのニードルハブへの取り付けの1つの方法は、ハンドルに外側に延在する雄部を設け、その雄部を受け入れるためにニードルハブに雌部を設けることである。締り嵌めは雄部と雌部との間に提供され、故に、スタイレットハンドルとニードルハブとが係合するとき圧縮力が雄部に与えられる。この取付デザインにおいて、スタイレットハンドルとニードルハブとの組立および分離力は、雄および雌要素間の摩擦係数と、締り嵌めと関係する法線力とに直接に関係する。また、そのようなデザインは、0.001インチ(0.00254センチメートル)から0.005インチ(0.0127センチメートル)のオーダーでのパーツ間のとても小さな干渉を概して採用する。それ故、幾何学的形状と摩擦における小さな不一致は、係合力に大きな影響を有することができる。加えて、スタイレットハンドルとニードルハブとの結果として生じたアセンブリは、圧力を加えられた(すなわち係合した)状態で通常格納されるので、係合力はクリープのために経時変化する。係合力におけるこの経時変化は、スタイレットハンドルがニードルハブと適切に係合することを妨げ得る。したがって、一定の係合力が与えられるようにスタイレットハンドルがニードルハブに選択的に結合されることを可能にするハブアセンブリに対して一般的な必要性がある。
本発明の一実施形態において、ハブアセンブリは、基端部と末端部とを有するニードルハブであって、それを通して延在して該末端部から突出するカニューレを有する、ニードルハブを含む。ニードルハブは、また、第1係合部を含む。ハブアセンブリは、また、スタイレットハンドルであって、そこから延在するスタイレットを有するスタイレットハンドルを含む。該スタイレットは、カニューレの一部内に受け入れられるように構成され、該スタイレットハンドルは第2係合部を有する。ニードルハブの第1係合部と、スタイレットハンドルの第2係合部との係合は、ポジティブロックを形成する。
一構成において、第1係合部は凹部であり、第2係合部は該凹部内への解放可能な受け取りのために適合された突出部である。凹部は肩部をさらに含み得、突出部は、ニードルハブおよびスタイレットハンドルがポジティブロックを形成するときに該肩部と係合可能である拘束端部をさらに含み得る。突出部の拘束端部は、スタイレットハンドルの末端部に隣接する挿入接触面と、該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを含み得る。挿入接触面は突出部の長手方向軸線から横方向または径方向のうちの少なくとも一方から延在し得、拘束端部の末端部から該拘束端部の基端部の方向に傾けられ得る。分離接触面は突出部の長手方向軸線から横方向または径方向のうちの少なくとも一方から延在し、拘束端部の基端部から該拘束端部の末端部の方向に傾けられ得る。
ハブアセンブリの凹部は、解放位置からポジティブロックへの突出部の変化の間、突出部の挿入接触面と係合するための第1部分をまた含み得る。凹部は、また、ポジティブロックから解放位置への突出部の変化の間、突出部の分離接触面と係合するための第2部分を含み得る。一構成において、突出部は、第1レバーと、該第1レバーから離間された第2レバーとを含み得、該第2レバーは、該第1レバーに沿って延在し、かつ、該第1レバーに実質的に平行であり得る。第1レバーおよび第2レバーのうちの少なくとも一方は、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化に適合されている。さらなる構成において、第1レバーおよび第2レバーは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、互いに向けて曲げられ得る。第1レバーおよび第2レバーの各々は、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、約0.005インチ(0.0127センチメートル)から約0.010インチ(0.0254センチメートル)まで曲げられるように構成され得る。
さらなる構成において、第1レバーは、スタイレットハンドルの末端部に隣接する挿入接触面と、該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを含み得る。第2レバーは、また、スタイレットハンドルの末端部に隣接する挿入接触面と、該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを含み得る。凹部は、解放位置からポジティブロックへの突出部の変化の間、第1レバーの挿入接触面および第2レバーの挿入接触面と係合するための第1部分を含み得る。凹部は、また、ポジティブロックから解放位置への突出部の変化の間、第1レバーの分離接触面および第2レバーの分離接触面と係合するための第2部分を含み得る。
第1レバーの挿入接触面および第2レバーの挿入接触面は、突出部の長手方向軸線から横方向に延在し得、拘束端部の末端部から拘束端部の基端部へ反対の方向に傾けられ得る。第1レバーの分離接触面および第2レバーの分離接触面は、また、突出部の長手方向軸線から横方向に延在し得、拘束端部の基端部から拘束端部の末端部へ反対の方向に傾けられ得る。
ニードルハブおよびスタイレットハンドルは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方と、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方との間の変化に適合され得、突出部は解放位置とポジティブロックとの両方において非曲げ配置にある。突出部は、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、解放位置とポジティブロックとのうちの他方への変化の間、凹部の一部に対して曲げられ得る。
さらなる構成において、第1係合部はカニューレの第1側部に合わせて配置され、第2係合部はスタイレットの第1側部に合わせて配置され、したがって、ニードルハブおよびスタイレットハンドルは、カニューレの第1側部およびスタイレットの第1側部が互いに隣接して位置合わせされるとき、唯一、ポジティブロックを形成し得る。第1係合部および第2係合部の係合および解放のうちの少なくとも一方は、ニードルハブおよびスタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じ得る。ニードルハブは、ニードルを通して流れる流体の存在を示すべく、透明部をさらに含み得る。透明部は、実質的に放物線状の湾曲部を有し得る。
本発明の別の実施形態において、ニードルアセンブリは、組織サンプルを貫くように構成された末端部と、基端部と、該末端部と該基端部との間に延在する管腔とを有するカニューレを含む。ニードルアセンブリは、また、カニューレの基端部に接続されるニードルハブであって、第1係合部を有するニードルハブを含む。ニードルアセンブリは、また、末端部と基端部とを有し、管腔を通して受け入れられるように構成されたスタイレットを含む。ニードルアセンブリは、さらに、スタイレットの基端部に接続されるスタイレットハンドルであって、第2係合部を有するスタイレットハンドルを含む。第1係合部および前記第2係合部の係合は、ニードルハブとスタイレットハンドルとの間にポジティブロックを形成し、該ポジティブロックを解放するために必要とされる解放力は、組織サンプルへのカニューレの末端部の差込の間、スタイレットに加えられる力よりも大きい。
一構成において、第1係合部は凹部であり、第2係合部は該凹部内への解放可能な受け取りのために適合された突出部である。凹部は肩部をさらに含み得、突出部は、ニードルハブおよびスタイレットハンドルがポジティブロックを形成するときに該肩部と係合可能な拘束端部をさらに含み得る。さらなる構成において、突出部は、第1レバーと、該第1レバーから離間された第2レバーとを含み、該第2レバーは、該第1レバーに沿って延在し、かつ、該第1レバーに実質的に平行である。任意で、第1レバーおよび第2レバーは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、互いに向けて曲げられる。
第1レバーは、スタイレットハンドルの末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを含み得る。第2レバーは、また、スタイレットハンドルの末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを含み得る。凹部は、解放位置からポジティブロックへの突出部の変化の間、第1レバーの挿入接触面および第2レバーの挿入接触面と係合するための第1部分を含み得る。凹部は、また、ポジティブロックから解放位置への突出部の変化の間、第1レバーの分離接触面および第2レバーの分離接触面と係合するための第2部分を含み得る。
ニードルハブおよびスタイレットハンドルは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方と、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方との間の変化に適合され得、突出部は解放位置とポジティブロックとの両方において非曲げ配置にあり得る。突出部は、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、解放位置とポジティブロックとのうちの他方への変化の間、凹部の一部に対して曲げられ得る。さらなる構成において、第1係合部および第2係合部の係合および解放のうちの少なくとも一方は、ニードルハブおよびスタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じる。解放力は、人間の組織サンプル内でのカニューレの引きずり力よりも小さいとよい。一構成において、カニューレは18Gニードルであり、解放力は少なくとも0.25ポンド(1.112N)を超えるとよい。解放力は、また、0.45ポンド(2.002N)未満であるとよい。別の構成において、カニューレは22Gニードルであり、解放力は少なくとも0.09ポンド(0.4003N)を超えるとよい。解放力は、また、0.27ポンド(1.201N)未満であるとよい。さらにさらなる構成において、ニードルアセンブリは、ニードルの一部に関して周囲に配置され、ニードルハブの一部内で少なくとも部分的に利用可能であるニードルガードを含み得る。
本発明のさらにさらなる実施形態において、ニードルアセンブリは、組織サンプルを貫くように構成された傾斜末端部と、基端部と、該末端部と該基端部との間に延在する管腔とを有するカニューレを含む。ニードルアセンブリは、また、カニューレの基端部に接続されるニードルハブであって、カニューレの傾斜末端部の方向に対応する第1方向インジケータを含む第1係合部を有するニードルハブを含む。ニードルアセンブリは、また、傾斜末端部と基端部とを有し、前記管腔を通して受け入れられるように構成されたスタイレットを含む。ニードルアセンブリは、さらに、スタイレットの基端部に接続されるスタイレットハンドルであって、スタイレットの傾斜末端部の方向に対応する第2方向インジケータを含む第2係合部を有するスタイレットハンドルを含む。第1係合部および第2係合部の係合は、第1方向インジケータと第2方向インジケータとが結合方向に提供されるときのみ、許される。
一構成において、第1方向インジケータと第2方向インジケータとの結合方向は、スタイレットの傾斜前端部を、カニューレの傾斜前端部と実質的に整列させる。別の構成において、第1係合部および第2係合部の係合はポジティブロックを形成する。任意で、ポジティブロックの形成およびポジティブロックの解放のうちの少なくとも一方は、ニードルハブおよびスタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じる。
本発明の実施形態にしたがうハブアセンブリの斜視図である。 図1に示されたハブアセンブリの分解斜視図である。 図1に示されたハブアセンブリの平面図である。 図1に示されたハブアセンブリの分解平面図である。 本発明の一実施形態にしたがう、分離状態にあるハブアセンブリの拡大した部分的な平面図である。 本発明の一実施形態にしたがう分離状態から結合状態へ推移するハブアセンブリの拡大正面図である。 本発明の一実施形態にしたがう結合状態にあるハブアセンブリの拡大正面図である。 本発明の一実施形態にしたがうニードルと係合したハブアセンブリの斜視図である。 本発明の一実施形態にしたがうニードルが係合したハブアセンブリとニードルガードとの分解斜視図である。 スタイレットハンドルを18Gカニューレ用のニードルハブと係合するのに必要とされる、解放力および係合力をグラフで示したものである。 本発明の一実施形態にしたがう、結合状態における、係合したニードルを有するハブアセンブリの正面図である。 本発明の一実施形態にしたがう、分離状態にあるハブアセンブリの拡大斜視図である。 本発明の一実施形態にしたがう、結合状態にある、ハブアセンブリの拡大斜視図である。 本発明の一実施形態にしたがうスタイレットハンドルの斜視図である。 図13のスタイレットハンドルの平面図である。 図13のスタイレットハンドルの正面図である。 図14の線16−16に沿った、図13のスタイレットハンドルの拡大断面側面図である。 図15の線17−17に沿った、図13のスタイレットハンドルの側面図である。 図15の断面線18に沿った図13のスタイレットハンドルの内部フレームの拡大断面図である。
本発明のさらなる詳細および利点は添付図面の図と共に以下の詳細な説明を読むことで明らかになるだろう。そして、同様のパーツは全体を通して同様の参照数字で示される。
説明のために、以下では、空間の方向の用語は、用いられる場合、参照される実施形態と関連し合い、それは添付図面の図において方向付けられるかまたは他の点では以下の詳細な説明において記述されるだろう。しかしながら、以下に記述される実施形態が多くの代わりの変形および実施形態を考えることができることは理解されるべきである。添付図面の図に表されているおよびここに説明される特定の装置は単に典型的なものであり、限定するものとして考えられるべきではないことはまた理解されるべきである。
図1〜図4を参照して、本発明のハブアセンブリ1は基端部3と末端部9とを有するニードルハブ4を含む。ニードルハブ4はカニューレ22を含むように構成され得、カニューレ22は、例えば基端部3から末端部9まで、少なくとも部分的にそれを通るように延在し、そして、図8に示されるようにニードルハブ4の末端部9からある長さ突き出ることができる。1つの実施形態において、カニューレ22は、麻酔、脊椎穿刺および/または硬膜外処置における使用に合うように「長いニードル」であり得、18Gから29Gまでのニードル寸法を有し得る。しかし、ハブアセンブリ1がそれとともに従来の長さと寸法のカニューレ22をまた収容することができることがここではまた意図される。図9に特に示されるように、カニューレ22は、その中に少なくとも部分的にスタイレット26を受け入れるように構成されている。1つの実施形態において、スタイレット26は、カニューレ22の内径よりも小さな外径を有する中実の細長いシャフトである。1つの構成において、スタイレット26は、カニューレ22の内側の内径よりも小さな、約0.007インチ(0.018センチメートル)から約0.013インチ(0.033センチメートル)までである外径を有することができる。スタイレット26は、金属、合金、および/または高分子化合物のような任意の適切な剛性材料で作られることができ、カニューレ22の剛性を、そこに挿入されたとき高めることができる。再度、図9を参照して、スタイレット26はスタイレットハンドル10に接続されることができ、それの少なくとも一部は開業医によって握られたり保持されたりするために適合されている。さらなる実施形態において、スタイレット26がカニューレ22の一部の中に受け入れられるように構成されるように、スタイレットハンドル10は、それから延在するスタイレット26を有する。
再び図1〜4を参照して、ニードルハブ4は第1係合部6を含み、スタイレットハンドル10は第2係合部16を含む。1つの実施形態において、第1係合部6は、ニードルハブ4の基端部3の近くに配置され、第2係合部16は、スタイレットハンドル10の末端部11の近くに配置される。ニードルハブ4およびスタイレットハンドル10は、第1係合部6および第2係合部16がそれらの間でポジティブロックを形成するように、嵌め合うように係合するように構成されている。用語「ポジティブロック」は、ここで用いられるとき、第2要素の少なくとも一部内での第1要素の少なくとも一部の係合であって、第1要素は第2要素内で非付勢状態に保持される、係合を意味する。用語「非付勢」は、ここで用いられるとき、かなりの圧縮力が加えられていない状態を意味する。ポジティブロックの解放は十分な最大解放力がそこに加えられたときのみ生じることがここで留意され、ここで論じられるだろう。
1つの実施形態において、ニードルハブ4の第1係合部6は、ニードルハブ4のハウジング4Aの一部内に区画形成された凹部6Aを含み、スタイレットハンドル10の第2係合部16は凹部6A内の解放可能な受け取りに適した突出部16Aを含む。1つの実施形態において、凹部6Aは、ニードルハブ4のハウジング4Aに凹まされたノッチによって形成される。さらなる構成において、肩部6Bは、ニードルハブ4のハウジング4Aと一体的に形成され、凹部6Aに隣接して位置付けられている。突出部16Aは、ニードルハブ4の第1係合部6およびスタイレットハンドル10の第2係合部16がポジティブロックを形成するとき、肩部6Bと係合可能である、図2に示される、拘束端部16Bを含み得る。ニードルハブ4の第1係合部6は凹部を区画形成するようにここでは表され、スタイレットハンドル10の第2係合部16は突出部16Aを含むようにここでは表されるけれども、第1係合部6が突出部を含み得、そしてポジティブロックを形成するようにその突出部の受け入れを可能にするように構成された対応する凹部を第2係合部16が含み得ることはここではまた意図される。第1係合部6および第2係合部16は、それらの間でポジティブロックを形成する任意の適した係合構造を含むことができることがここではまた意図される。
再び図1〜4を参照して、別の実施形態において、突出部16Aは第1レバー12および該第1レバー12から離間された第2レバー13を含み、第2レバー13は第1レバー12に沿って実質的に平行に延在する。第1レバー12および第2レバー13の各々は、第1端部16Bを有することができ、それは図4に示される、スタイレットハンドル10の長手方向軸線L1に沿ってスタイレットハンドル10の末端部11を越えて延在する。第1レバー12および第2レバー13の各々は、また、スタイレットハンドル10に一体的に形成されたまたは取り付けられた第2端部17を有することができる。この構成において、第1レバー12および第2レバー13の両方は、ポジティブロックを形成するように凹部6A内での同時の解放可能な受け入れのために構成されることができる。
図5〜7は、図1に示されるニードルハブ4とスタイレットハンドル10の拡大した係合部を示す。特に、図5〜7は、図5に示される解放位置から、図6に示される曲げ位置へ、図7に示されるポジティブロックまで、第1係合部6および第2係合部16の詳細な変化を示す。
一般に、硬膜外または脊髄穿刺などの医療処置の前、スタイレットハンドル10はニードルハブ4と結合状態にあり、スタイレット26はニードルハブ4の長手方向孔を通してカニューレ22の中に延在する。ニードルで皮膚および硬膜を刺した後、スタイレットハンドル10は、ニードルハブ4から手動で離され、カニューレ22からスタイレット26が取り除かれる。スタイレット26は、患者からのカニューレ22の引き抜き前に、カニューレ22内に再び挿入されることができる。
図5〜7を参照すると、第1レバー12と突出部16Aの第2レバー13とはそれぞれ拘束端部16Bを含むことができる。拘束端部16Bは、図2に示される、スタイレットハンドル10の末端部11近くの挿入接触面14、および、挿入接触面14から基端の方向に近接して間隔をあけられた分離接触面15を含むことができる。1つの構成において、挿入接触面14は、図5に示されるように、突出部16Aの長手方向軸線Lから横方向に延在する。挿入接触面14は、図5に示される、拘束端部16Bの末端部18から、また図5に示される、拘束端部16Bの基端部18Aの方向に、傾斜させられ得る。1つの実施形態において、挿入接触面14は、拘束端部16Bの末端部18から基端部18Aに、約45°で傾けられ得る。
別の実施形態において、分離接触面15は、図5に示されるように、突出部16の長手方向軸線Lから横方向に延在する。分離接触面15は、図5に示される拘束端部16Bの基端部18Aから拘束端部16Bの末端部18の方向に傾斜させられ得る。1つの実施形態において、分離接触面15は、拘束端部16Bの基端部18Aから末端部18に、約45°で傾けられ得る。別の実施形態において、挿入接触面14および分離接触面15は、首部によって互いから離され得る。さらなる構成において、挿入接触面14および分離接触面15は、第1レバー12および第2レバー13の各々に、外側延在突出部29を区画形成する。さらにさらなる構成においては、第1レバー12の外側延在突出部29は、長手方向軸線Lから、第2レバー13の外側延在突出部29からミラーイメージである方向に、横方向にまたは径方向に延在する。
再び図5〜7を参照して、凹部6Aは、図5に示される解放位置から図7に示されるポジティブロックまで突出部16Aの変化の間、突出部16Aの挿入接触面14と係合するための第1部分7を有する肩部6Bを含む。凹部6Aの肩部6Bは、また、ポジティブロックから解放位置までの突出部16Aの変化の間、突出部16Aの分離接触面15と係合するための第2部分8を含む。凹部6Aの肩部6Bは、第1レバー12および第2レバー13の各々に対応する第1部分7および第2部分8をまた含むことができる。代わりの実施形態において、凹部6Aおよび突出部16Aのうちの少なくとも一方は、角度を付けられた挿入接触面14および角度を付けられた分離接触面15のうちの少なくとも一方を含む。別の実施形態において、凹部6Aおよび突出部16Aのうちの一方だけは、角度を付けられた挿入接触面14および角度を付けられた分離接触面15のうちの少なくとも一方を含む。さらに別の実施形態において、凹部6Aおよび突出部16Aの一方は、角度を付けられた挿入接触面14および角度を付けられた分離接触面15のうちの少なくとも一方を含み、凹部6Aおよび突出部16Aの他方は、尖っていないまたは直角にされた挿入接触面14および尖っていないまたは直角にされた分離接触面15のうちの少なくとも一方を含む。
図1に示される、ニードルハブ4とスタイレットハンドル10との係合または解放の間、解放位置およびポジティブロックの一方から解放位置およびポジティブロックの他方までの変化の間に凹部6Aの一部に対して曲げられる。1つの構成において、第1レバー12および第2レバー13の少なくとも一方は、図5に示される解放位置の1つから図7に示されるポジティブロックまでの変化に適合させられている。1つの配置において、第1レバー12および第2レバー13は、図6に示されるように、変化の間、互いに向けて曲げられる。
スタイレットハンドル10がニードルハブ4に対して分離位置にあるとき、第1係合部6と第2係合部16は図5に示される解放位置にある。解放位置において、突出部16Aの第1レバー12および第2レバー13は、非曲げおよび非付勢の幾何学的配置にある。スタイレットハンドル10およびニードルハブ4の係合の間、図6に示されるように、第1係合部6と第2係合部16とは互いと接触する。接触位置において、第1レバー12および第2レバー13のような突出部16Aは肩部6Bまたは凹部6Aの一部に対して反らされ、付勢されるようになる。1つの構成において、突出部16Aの挿入接触面14は、肩部6Bの第1部分7と係合し、肩部6Bに対して突出部16Aを付勢する。別の構成において、第1レバー12の挿入接触面14および第2レバー13の挿入接触面14は、肩部6Bの第1部分7と係合し、図5に示される、長手方向軸線Lの方へ、第1レバー12および第2レバー13の両方を付勢する。図7に示されるようにスタイレットハンドル10がニードルハブ4と結合するとき、突出部16Aは凹部6A内に係合し、第1係合部6および第2係合部16はポジティブロック状態にある。ポジティブロック状態では、突出部16Aは非曲げおよび非付勢の配置にある。特に、第1レバー12と第2レバー13とは、凹部6A内に少なくとも部分的に受け入れられ、第1レバー12と第2レバー13とのそれぞれは付勢されない。
第1レバー12および第2レバー13の対応する幅に対する第1レバー12および第2レバー13の相対的に長い長さのために、第1レバー12の拘束端部16Bと第2レバー13の拘束端部16Bとは、ハブアセンブリ1の接続力に対する小さな幾何学上の変形の効果を最小にする距離DA、反れることができる。さらなる構成において、第1レバー12および第2レバー13は、解放位置の1つからポジティブロックへの変化の間、突出部16Aの長手方向軸線Lの方に、約0.005インチ(0.0127センチメートル)から約0.010インチ(0.0254センチメートル)までの距離DA反れるように構成されている。ポジティブロックにおいて抵抗締り嵌めが拘束端部16Bと肩部16Bとの間に存在するように、凹部6Aの距離Dが第1レバー12と第2レバー13との間の距離に相当するように寸法付けられていることがここで留意される。1つの配置において、抵抗締り嵌めは、突出部16Aの分離接触面15と凹部6Aの肩部6Bの第2部分8との間に存在する。さらなる配置において、抵抗締り嵌めは第1レバー12の分離接触面15と肩部6Bの第2部分8との間に存在し、抵抗締り嵌めは、第2レバー13の分離接触面15と肩部6Bの第2部分8との間に存在する。図4に示される、長手方向軸線L1に実質的に沿う方向にニードルハブ4とスタイレットハンドル10のうちの少なくとも一方に力が加えられるとき、第1係合部6の一部と第2係合部16の一部との間の物理的接触は、解放力がそこに加えられるまで、ニードルハブ4とスタイレットハンドル10との分離を妨げるということを、用語「抵抗締り嵌め」は、ここで用いられるとき意味する。「抵抗締り嵌め」は、スタイレットハンドル10とニードルハブ4との間に、それらとの係合またはそれらからの解放の動きの間のみ、存在する。挿入接触面14および分離接触面15は反対に位置する傾斜面としてここでは示され、外側延在突出部29を形成するが、突出部16Aおよび凹部6Aがポジティブロックにおいて抵抗締り嵌めを有するという条件で、丸い部分のような、他の形状が、挿入接触面14および分離接触面15のために選択されることができる。さらなる実施形態において、ポジティブロックの形成および/またはポジティブロックの解放は、ポジティブロックまたは解放位置の証拠となる、可聴式、視覚による、または触知できるインジケータをそれぞれ生じる。例えば、インジケータは、「ポン」という音、「カチッ」という音、色変化あるいは色の証拠、または、ニードルアセンブリ20と一体となって形成された触知できるリッジあるいは凹部を含む。
ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を分離するためには、ニードルハブ4の基端部5から離れる実質的に長手方向の向きに十分な解放力がスタイレットハンドル10に加えられ、故に、例えば第1レバー12および第2レバー13の各々の分離接触面15である、突出部16Aの分離接触面15は、曲げ位置に突出部16Aをまず位置付け、次に解放位置に突出部16Aを位置付けるように凹部6Aの第2セクション8と係合する。
1つの実施形態において、図1に示される、スタイレットハンドル10およびそこに取り付けられたスタイレット26をニードルハブ4から取り外すために必要とされる解放力は、ヒト組織の侵入の間に、図9に示される、ニードルアセンブリ20のスタイレット傾斜面26Aに加えられる力よりも大きい。スタイレットハンドル10をニードルハブ4から取り外すために必要とされる解放力がヒト組織の中へのニードルアセンブリ20の挿入の間に、図9に示される、スタイレット傾斜面26Aに加えられる力よりも小さい場合、スタイレットハンドル10はニードルハブ4から時期尚早に分離されることになるかもしれず、結果として、カニューレ22内から、カニューレ22に対して少なくとも部分的に外側の位置への、スタイレット26の基端側へのシフトをもたらし得る。カニューレ22の内部または管腔内にスタイレット26を配置する目的の1つは、挿入の間の組織の抜き取りを妨げることである。スタイレット26がカニューレ22の内部から時期尚早にひょいと動くと、組織は、カニューレ22の内部に入り、カニューレ22内の閉塞および/または汚染をもたらすかもしれない。ある状況において、皮膚表面からカニューレ22の内部に入ってカニューレ22によって脊髄のクモ膜下腔に置かれた組織コアは、髄腔内の類表皮の腫瘍に発展し得る。挿入の間にスタイレット26に加えられる力は、皮膚サンプルの厚さおよび強さおよびカニューレ内径を含む、複数の要因によって決まる。1つの実施形態において、0.1から2ips(0.254から5.08センチメートル/秒)の範囲の速度での人間の皮膚の中への18Gのクモ膜下穿刺針の進入力は、約0.7ポンド(3.114N)から0.85ポンド(3.781N)までである。図9に示される、30%の全傾斜面26Aを有するスタイレット26に対して、スタイレット26に加えられる力は、約0.25ポンド(1.112N)である。したがって、18Gカニューレにとって、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を解放するために必要とされる解放力は、少なくとも0.25ポンド(1.112N)よりも大きい。別の実施形態において、0.1から2ips(0.254から5.08センチメートル/秒)の範囲の速度での人間の皮膚の中への22Gのクモ膜下穿刺針の進入力は、約0.3ポンド(1.334N)である。図9に示される、30%の全傾斜面26Aを有するスタイレット26に対して、スタイレット26に加えられる力は、約0.09ポンド(0.4003N)である。したがって、22Gカニューレにとって、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を解放するために必要とされる解放力は、少なくとも0.09ポンド(0.4003N)よりも大きい。
別の実施形態において、図1に示される、スタイレットハンドル10およびそこに取り付けられたスタイレット26をニードルハブ4から取り外すために必要とされる解放力は、カニューレ22が一旦挿入された患者からカニューレ22を取り除くために必要とされる引きずり力よりも小さい。図9に示されるように中にスタイレットが配置されたカニューレ22が患者の組織の中へ一旦差し込まれると、スタイレット26は、典型的にはカニューレ22から、それを通しての体液のサンプリング、および/または、それを通しての治療のおよび/または診断の流体の送出を可能にするように、取り除かれる。スタイレットハンドル10とニードルハブ4との分離の間の、患者からのカニューレ22の取り外しまたは患者内でのカニューレ22の小刻みな動きを妨げるために、スタイレットハンドル10をニードルハブ10から取り外すために必要とされる解放力は、人間の組織サンプルからカニューレ22を取り除くために必要とされる引きずり力よりも小さくなければならない。ヒト組織内でのカニューレ22の引きずり力は、カニューレ内径を含む複数の要因によって決まる。1つの実施形態において、患者から18Gのカニューレを取り除くために必要とされる引きずり力は、約0.45ポンド(2.002N)である。したがって、18Gカニューレにとって、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を分離するために必要とされる解放力は、0.45ポンド(2.002N)よりも小さい。別の実施形態において、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を分離するために必要とされる解放力は、18Gのカニューレにとって、少なくとも0.25ポンド(1.112N)よりも大きく、0.45ポンド(2.002N)よりも小さい。別の実施形態において、22Gのカニューレを患者から取り除くために必要とされる引きずり力は、約0.27ポンド(1.201N)である。したがって、22Gカニューレにとって、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を分離するために必要とされる解放力は、0.27ポンド(1.201N)よりも小さい。別の実施形態において、ニードルハブ4からスタイレットハンドル10を取り外してそれによって第1係合部6および第2係合部16を分離するために、22Gカニューレにとって必要とされる解放力は、少なくとも0.09ポンド(0.4003N)よりも大きく、0.27ポンド(1.201N)よりも小さい。
図9Aは、スタイレットハンドルを18Gカニューレに取り付けられたニードルハブから取り外すために必要とされる解放力(取り外し)をグラフで示したものである。図9Aは、また、スタイレットハンドルが18Gのカニューレに取り付けられたニードルハブと係合するために必要とされる係合力(組み立て)を表す。図9Aに見られるように、解放力は係合力よりも小さい。図9Aは、本発明の係合力と解放力の両方が0.25ポンド(1.112N)よりも大きく、0.5ポンド(2.224N)よりも小さいことを示す。したがって、従来のスタイレット係合と比較されるとき、本発明は改善された機能性を提供する。係合力は使用者の好みに基づいて部分的に決定されることができるけれども、係合力は、繊細な処置における再差込の間、アセンブリ20、特にカニューレ先端部23の過度の動きまたは振動をもたらすような、例えば上記0.5ポンド(2.224N)の力のような十分大きな力であるべきではない。係合力の特性は、摩擦係数、第1係合部6と第2係合部16との間の干渉、レバー剛性に単に依るのではなく、挿入接触面14と凹部6Aの第1部分7との間の接触角にも依る。ある構成において、第1レバー12と第2レバー13との剛性は、スタイレットハンドル10をニードルハブ4と係合するために必要とされる力の量を制御するためにまた調整されることができる。したがって、本発明は、従来のハブアセンブリと比べたとき、パーツ間の摩擦および摩擦係数の変化により小さく左右される。さらに、スタイレットハンドル10がニードルハブ4に結合されているとき、長い間のストレインリラクゼーションの影響が実質的に排除されるように、第1レバー12および第2レバー13のような突出部16Aにおいて付勢および曲げはない。
図8〜9を参照して、カニューレ22と係合したニードルハブ4と、スタイレット26と係合したスタイレットハンドル10とを有する、組み立てられたニードルアセンブリ20は、表されている。図8に示されているように、係合位置において、第1係合部6および第2係合部16はポジティブロックを形成し、そこにおいて、第2係合部16は、第1係合部6の一部内に非付勢状態で保持されている。この構成において、第1係合部6は、ニードルハブ4の基端部5に隣接して配置されている。ニードルハブ4の末端部9は、ニードルガード30の形状および配置に少なくとも部分的に対応するように寸法付けられたキャビティ31を含むことができる。1つの構成において、キャビティ31は、中にニードルガード30を少なくとも部分的に受け入れるように所定の大きさに作られかつ必要な大きさにされている。ニードルガード30は、カニューレ22の一部に関して周囲に配置され得、カニューレ22の末端の先端部23があらわにされる第1位置から、カニューレ22の末端の先端部23がそれらとの不慮の接触を妨げるように保護される第2位置まで、推移することができる。
ニードルハブ4は、また、中空の、円錐形に形づくられた透明部35を含むことができ、透明部35はニードルハブ4に配置され、そして中の流体の存在を検知するためにニードルハブ4の外面から見える。透明部の開端部36は、図13に示される、スタイレット受入ポート326のようなスタイレットハンドル10の対応する部分による係合のために、ニードルハブ4の基端の方向に延在することができる。透明部35は、患者内への挿入後、中に髄液のような流体の検出を可能にさせることができる。1つの実施形態において、透明部35は、中に配置された流体の改善された視覚化を提供するように、実質的に放物線状の湾曲部を含むことができる。
今一度、図9を参照して、ニードルアセンブリ20のニードルハブ4は、カニューレの末端の先端部23の傾斜面23Aの向きに対応する第1方向インジケータ6Indを有する第1係合部6をまた含むことができる。方向インジケータ6Indは、ニードルハブ4のハウジングの一部上に可視的で触知性の表示部を含むことができる。方向インジケータ6Indは、また、ニードルハブ4のハウジングの特定の位置に位置付けられた凹部6Aのような、ニードルハブ4のハウジングの一部に凹まされたまたはそこから盛り上った特徴を含むことができる。ニードルアセンブリ20のスタイレットハンドル10は、また、スタイレット26の傾斜面26Aの向きに対応する第2方向インジケータ16Indを有する第2係合部16を含むことができる。方向インジケータ16Indは、スタイレットハンドル10の一部上に可視的で触知性の表示部を含むことができる。方向インジケータ16Indは、また、スタイレットハンドル10の特定の位置に位置付けられた突出部16Aのような、スタイレットハンドル10の一部に凹まされたまたはそこから盛り上った特徴を含むことができる。第1係合部6および第2係合部16の係合は、第1方向インジケータ6Indと第2方向インジケータ16Indとが結合方向に提供されるときのみ、許される。用語「結合方向」は、ここで用いられるとき、第1係合部の少なくとも一部が第2係合部の少なくとも一部と係合するように、第1方向インジケータと第2方向インジケータとが位置合わせされることを意味する。
結合方向は、カニューレ22の傾斜面23Aとスタイレット26の傾斜面26Aとを実質的に整列させる。1つの構成において、第1方向インジケータ6Indおよび第2方向インジケータ16Indのうちの少なくとも一方の一部は、第1方向インジケータ6Indおよび第2方向インジケータ16Indが位置合わせされている場合を除き、第1係合部6および第2係合部16の係合を物理的に制限する。スタイレット26の傾斜面26Aおよびカニューレ22の傾斜面23Aの適切な位置合わせは、スタイレット26の傾斜面26Aがカニューレ22の傾斜面23Aを超えて延在することを防ぐために、カニューレ22内へのスタイレット26の再挿入の間、重要であり得る。さらなる実施形態において、第1係合部6はカニューレ22の第1側部に合わせて配置され得、第2係合部16はスタイレット26の第1側部に合わせて配置され得、故に、ニードルハブ4およびスタイレットハンドル10は、カニューレ22の第1側部およびスタイレット26の第1側部が互いに隣接して位置合わせされるときのみ、ポジティブロックを形成することができる。
本発明の代わりの実施形態において、図10〜12に示されるように、ニードルカニューレ112の非患者側の基端部112Aとの係合のために適合されたニードルハブ110は、提供される。ニードルハブ110は、第1部材116と第2部材118とによって境界を付けられた、凹部114のような第1係合部206を含む。第1部材116および第2部材118の各々は、凹部114の第1開端部122の近くに第1部分120を含む。第1部材116および第2部材118の各々は、また、凹部114の第2端部126の近くに第2部分124を含む。第1レバー132および第2レバー134のような第2係合部216を有するスタイレットハンドル130は、また、提供される。第1レバー132および第2レバー134は、第1端部136でスタイレットハンドル130に固定される。第1レバー132および第2レバー134の各々は、拘束端部140を含むことができる。拘束端部140は、また、第2端部144に隣接する分離接触面142および第1端部136に隣接して配置される挿入接触面146を含むことができる。
スタイレットハンドル130とニードルハブ110との係合の間、第1レバー132と第2レバー134との挿入接触面146は、ニードルハブ110の第1部材116および第2部材118の第1部分120と係合することができる。スタイレットハンドル130がニードルハブ110の方向に進められるとき、挿入接触面146および第1部分120は対応するように反対にカムのように作用するように、そして互いの方に第1部材116および第2部材118を付勢するように、テーパを付けられている。第1レバー132の拘束端部140および第2レバー134の拘束端部140が凹部114を一旦通過すると、第1レバー132と第2レバー134との分離接触面142は、非付勢状態に、第1部材116と第2部材118との対応する第2部分124に対して係合する。それ故、係合位置において、スタイレットハンドル130は、ニードルハブ110内で付勢されず、予荷重をかけられない。
スタイレットハンドル130とニードルハブ110との分離のとき、第1レバー132と第2レバー134との分離接触面142は、ニードルハブ110からスタイレットハンドル130を解放するように、第1部材116と第2部材118との対応する第2部分124に対してカムのように作用する。
図13〜18を参照すると、本発明のさらに別の実施形態において、代わりのスタイレットハンドル310は示される。図13〜18に示されるように、突出部316は第1レバー318および第2レバー320を含み、各レバーは拘束端部322を有する。突出部316は、突出部316が中にスタイレット(不図示)を受け入れるように構成されたスタイレット受入ポート326の一方の側部に位置合わせされるように、ハウジング324の1つの面に位置付けられる。任意で、スタイレットハンドル310は、図9に示される透明部35の開端部36と係合するための結合リング328を、流体不浸透性シールを形成するように含むことができる。
本発明のいくつかの実施形態が前述の詳細な説明で記述されたけれども、本発明の範囲と精神から逸脱しないで、当業者が、これらの実施形態に変更と修正をすることができる。したがって、前述の説明は、限定的なものというよりもむしろ、実例であることが意図される。

Claims (34)

  1. ハブアセンブリであって、
    基端部と末端部とを有するニードルハブであって、それを通して延在して該末端部から突出するカニューレを有し、第1係合部を有する、ニードルハブと、
    スタイレットハンドルであって、そこから延在するスタイレットを有し、該スタイレットは前記カニューレの一部内に受け入れられるように構成され、該スタイレットハンドルは第2係合部を有する、スタイレットハンドルと、
    を備え、
    該ニードルハブの該第1係合部と、該スタイレットハンドルの該第2係合部との係合は、ポジティブロックを形成し、
    前記第1係合部は凹部であり、該第2係合部は該凹部内への解放可能な受け取りのために適合された突出部であり、
    前記凹部は肩部をさらに備え、前記突出部は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルがポジティブロックを形成するときに該肩部と係合可能な拘束端部をさらに備え、
    該突出部の該凹部内での係合によって形成される該ポジティブロックでは、該突出部は該凹部内で非付勢状態に保持される、ことを特徴とするハブアセンブリ。
  2. 前記突出部の前記拘束端部は、前記スタイレットハンドルの前記末端部に隣接する挿入接触面と、該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを備えることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  3. 前記挿入接触面は前記突出部の長手方向軸線から横方向または径方向のうちの少なくとも一方から延在し、前記拘束端部の末端部から該拘束端部の基端部の方向に傾けられていて、前記分離接触面は前記突出部の前記長手方向軸線から横方向または径方向のうちの少なくとも一方から延在し、前記拘束端部の前記基端部から該拘束端部の前記末端部の方向に傾けられていることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  4. 前記凹部は、解放位置からポジティブロックへの前記突出部の変化の間、前記突出部の前記挿入接触面と係合するための第1部分と、前記ポジティブロックから前記解放位置への前記突出部の変化の間、前記突出部の前記分離接触面と係合するための第2部分とを備えることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  5. 前記突出部は、第1レバーと、該第1レバーから離間された第2レバーとを備え、該第2レバーは、該第1レバーに沿って延在し、かつ、該第1レバーに実質的に平行であることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  6. 前記第1レバーおよび前記第2レバーのうちの少なくとも一方は、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化に適合されていることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  7. 前記第1レバーおよび前記第2レバーは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、互いに向けて曲げられることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  8. 前記第1レバーおよび前記第2レバーの各々は、前記解放位置と前記ポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、約0.005インチ(0.0127センチメートル)から約0.010インチ(0.0254センチメートル)まで曲げられるように構成されていることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  9. 前記第1レバーは、前記スタイレットハンドルの前記末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを備え、前記第2レバーは、前記スタイレットハンドルの前記末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを備えることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  10. 前記凹部は、解放位置からポジティブロックへの前記突出部の変化の間、前記第1レバーの前記挿入接触面および前記第2レバーの前記挿入接触面と係合するための第1部分と、前記ポジティブロックから前記解放位置への前記突出部の変化の間、前記第1レバーの前記分離接触面および前記第2レバーの前記分離接触面と係合するための第2部分とを備えることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  11. 前記第1レバーの前記挿入接触面および前記第2レバーの前記挿入接触面は、前記突出部の長手方向軸線から横方向に延在し、前記拘束端部の前記末端部から前記拘束端部の前記基端部へ反対の方向に傾けられていることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  12. 前記第1レバーの前記分離接触面および前記第2レバーの前記分離接触面は、前記突出部の長手方向軸線から横方向に延在し、前記拘束端部の前記基端部から前記拘束端部の前記末端部へ反対の方向に傾けられていることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  13. 前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方と、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方との間の変化に適合され、前記突出部は前記解放位置と前記ポジティブロックとの両方において非曲げ配置にあることを特徴とする請求項に記載のハブアセンブリ。
  14. 前記突出部は、前記解放位置と前記ポジティブロックとのうちの一方から、前記解放位置と前記ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、前記凹部の一部に対して曲げられることを特徴とする請求項13に記載のハブアセンブリ。
  15. 前記第1係合部は前記カニューレの第1側部に合わせて配置され、前記第2係合部は前記スタイレットの第1側部に合わせて配置され、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルは、前記カニューレの前記第1側部および前記スタイレットの前記第1側部が互いに隣接して位置合わせされるとき、唯一、ポジティブロックを形成することを特徴とする請求項1に記載のハブアセンブリ。
  16. 前記第1係合部および前記第2係合部の係合および解放のうちの少なくとも一方は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じることを特徴とする請求項1に記載のハブアセンブリ。
  17. 前記ニードルハブは、前記ニードルを通して流れる流体の存在を示すべく、透明部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のハブアセンブリ。
  18. 前記透明部は、実質的に放物線状の湾曲部を有することを特徴とする請求項16に記載のハブアセンブリ。
  19. ニードルアセンブリであって、
    組織サンプルを貫くように構成された末端部と、基端部と、該末端部と該基端部との間に延在する管腔とを有するカニューレと、
    該カニューレの前記基端部に接続されるニードルハブであって、第1係合部を有するニードルハブと、
    末端部と基端部とを有し、前記管腔を通して受け入れられるように構成されたスタイレットと、
    該スタイレットの前記基端部に接続されるスタイレットハンドルであって、第2係合部を有するスタイレットハンドルと
    を備え、
    前記第1係合部および前記第2係合部の係合は、前記ニードルハブと前記スタイレットハンドルとの間にポジティブロックを形成し、該ポジティブロックを解放するために必要とされる解放力は、前記組織サンプルへの前記カニューレの前記末端部の差込のとき、前記スタイレットに加えられる力よりも大きく、
    前記第1係合部は凹部であり、該第2係合部は該凹部内への解放可能な受け取りのために適合された突出部であり、前記凹部は肩部をさらに備え、前記突出部は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルがポジティブロックを形成するときに該肩部と係合可能な拘束端部をさらに備え、
    該突出部の該凹部内での係合によって形成される該ポジティブロックでは、該突出部は該凹部内で非付勢状態に保持される、
    ことを特徴とするニードルアセンブリ。
  20. 前記突出部は、第1レバーと、該第1レバーから離間された第2レバーとを備え、該第2レバーは、該第1レバーに沿って延在し、かつ、該第1レバーに実質的に平行であることを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  21. 前記第1レバーおよび前記第2レバーは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方から、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、互いに向けて曲げられることを特徴とする請求項20に記載のニードルアセンブリ。
  22. 前記第1レバーは、前記スタイレットハンドルの前記末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを備え、前記第2レバーは、前記スタイレットハンドルの前記末端部に隣接する挿入接触面と該挿入接触面から基端の方向に離間された分離接触面とを備えることを特徴とする請求項20に記載のニードルアセンブリ。
  23. 前記凹部は、解放位置からポジティブロックへの前記突出部の変化の間、前記第1レバーの前記挿入接触面および前記第2レバーの前記挿入接触面と係合するための第1部分と、前記ポジティブロックから前記解放位置への前記突出部の変化の間、前記第1レバーの前記分離接触面および前記第2レバーの前記分離接触面と係合するための第2部分とを備えることを特徴とする請求項22に記載のニードルアセンブリ。
  24. 前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルは、解放位置とポジティブロックとのうちの一方と、該解放位置と該ポジティブロックとのうちの他方との間の変化に適合され、前記突出部は前記解放位置と前記ポジティブロックとの両方において非曲げ配置にあり、前記突出部は、前記解放位置と前記ポジティブロックとのうちの一方から、前記解放位置と前記ポジティブロックとのうちの他方への変化の間、前記凹部の一部に対して曲げられることを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  25. 前記第1係合部および前記第2係合部の係合および解放のうちの少なくとも一方は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じることを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  26. 前記解放力は、人間の組織サンプル内での前記カニューレの引きずり力よりも小さいことを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  27. 前記カニューレは18Gニードルであり、前記解放力は少なくとも0.25ポンド(1.112N)よりも大きいことを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  28. 前記解放力は、0.45ポンド(2.002N)未満であることを特徴とする請求項27に記載のニードルアセンブリ。
  29. 前記カニューレは22Gニードルであり、前記解放力は少なくとも0.09ポンド(0.4003N)よりも大きいことを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  30. 前記解放力は、0.27ポンド(1.201N)未満であることを特徴とする請求項29に記載のニードルアセンブリ。
  31. 前記ニードルの一部に関して周囲に配置され、前記ニードルハブの一部内で少なくとも部分的に利用可能であるニードルガードをさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のニードルアセンブリ。
  32. ニードルアセンブリであって、
    組織サンプルを貫くように構成された傾斜末端部と、基端部と、該末端部と該基端部との間に延在する管腔とを有するカニューレと、
    該カニューレの前記基端部に接続されるニードルハブであって、前記カニューレの前記傾斜末端部の方向に対応する第1方向インジケータを含む第1係合部を有するニードルハブと、
    傾斜末端部と基端部とを有し、前記管腔を通して受け入れられるように構成されたスタイレットと、
    該スタイレットの前記基端部に接続されるスタイレットハンドルであって、前記スタイレットの前記傾斜末端部の方向に対応する第2方向インジケータを含む第2係合部を有するスタイレットハンドルと
    を備え、
    前記第1係合部および前記第2係合部の係合は、前記第1方向インジケータと前記第2方向インジケータとが結合方向に提供されるときのみ、許され、それにより、ポジティブロックを形成し、
    前記第1係合部は凹部であり、該第2係合部は該凹部内への解放可能な受け取りのために適合された突出部であり、
    前記凹部は肩部をさらに備え、前記突出部は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルがポジティブロックを形成するときに該肩部と係合可能な拘束端部をさらに備え、
    該突出部の該凹部内での係合によって形成される該ポジティブロックでは、該突出部は該凹部内で非付勢状態に保持される、
    ことを特徴とするニードルアセンブリ。
  33. 前記第1方向インジケータと前記第2方向インジケータとの結合方向は、前記スタイレットの前記傾斜前端部を、前記カニューレの前記傾斜前端部と実質的に整列させることを特徴とする請求項32に記載のニードルアセンブリ。
  34. 前記ポジティブロックの形成および前記ポジティブロックの解放のうちの少なくとも一方は、前記ニードルハブおよび前記スタイレットハンドルの解放位置の1つまたはポジティブロックの証拠となる、可聴の、目に見える、または触感のインジケータを生じることを特徴とする請求項32に記載のニードルアセンブリ。
JP2010535089A 2007-11-21 2008-11-21 スタイレットハンドル取付装置 Active JP5115994B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US98955307P 2007-11-21 2007-11-21
US60/989,553 2007-11-21
PCT/US2008/084340 WO2009067661A1 (en) 2007-11-21 2008-11-21 Stylet handle attachment device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011504403A JP2011504403A (ja) 2011-02-10
JP5115994B2 true JP5115994B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=40336483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010535089A Active JP5115994B2 (ja) 2007-11-21 2008-11-21 スタイレットハンドル取付装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US9259553B2 (ja)
EP (1) EP2211735B1 (ja)
JP (1) JP5115994B2 (ja)
CN (2) CN103040503B (ja)
AU (1) AU2008326349B2 (ja)
BR (1) BRPI0819798B8 (ja)
CA (1) CA2706405C (ja)
ES (1) ES2485497T3 (ja)
MX (1) MX2010005612A (ja)
NZ (1) NZ585525A (ja)
WO (1) WO2009067661A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3556308B1 (en) * 2009-11-05 2023-12-20 Stratus Medical, LLC Systems for spinal radio frequency neurotomy
JP2013526940A (ja) 2010-05-21 2013-06-27 ニンバス・コンセプツ・エルエルシー 組織アブレーションのためのシステムおよび方法
ES2594872T3 (es) 2011-10-28 2016-12-23 Custom Medical Applications, Inc. Kits para catéteres que incluyen conjuntos de estiletes
EP2977032B1 (en) * 2013-03-22 2018-11-14 Ad Me Tech Co., Ltd. Living body heating instrument and controller
USD781416S1 (en) 2014-04-25 2017-03-14 Custom Medical Applications, Inc. Medical device handle
US20160081675A1 (en) * 2014-09-18 2016-03-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Helical driven rotating tissue collection
ES1143259Y (es) * 2015-08-21 2015-11-25 Barquero Bartolome Lajarin Aguja para aplicar anestesia neuroaxial
US10953196B2 (en) 2016-09-14 2021-03-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Catheter hubs
WO2018172817A1 (es) * 2017-03-23 2018-09-27 Velez Rivera Hector De Jesus Aguja para suministrar un anestésico con orientador luminoso
EP3630257A4 (en) 2017-05-26 2021-03-17 Piper Access, LLC DEVICES, SYSTEMS AND METHODS FOR LAYING A CATHETER
US11446072B2 (en) * 2017-10-10 2022-09-20 DePuy Synthes Products, Inc. Self-retaining nail to insertion handle interface
AU2018349243B2 (en) * 2017-10-12 2024-05-23 Boston Scientific Limited Locking assembly for medical device

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4405307A (en) * 1981-12-10 1983-09-20 Taylor Alan N Needle assembly and method for fabricating same
JPH01146559A (ja) 1987-12-02 1989-06-08 Nippon Sherwood Kk スタイレット
US4881551A (en) * 1988-02-01 1989-11-21 Hart Enterprises, Inc. Soft tissue core biopsy instrument
US4952207A (en) 1988-07-11 1990-08-28 Critikon, Inc. I.V. catheter with self-locating needle guard
DE3922406C1 (ja) * 1989-07-07 1990-10-11 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen, De
US5100390A (en) * 1990-10-22 1992-03-31 Norma A. Lubeck Lubeck spinal catheter needle
US5186712A (en) * 1991-08-23 1993-02-16 Kansas Creative Devices, Inc. Intravenous catheter launching device
US5250035A (en) * 1992-04-20 1993-10-05 Abbott Laboratories Cannula and stylet system
US5336191A (en) * 1992-08-13 1994-08-09 Dlp, Incorporated Surgical needle assembly
US5425718A (en) * 1993-10-22 1995-06-20 Tay; Sew-Wah Self-sticking needle assembly and method for insertion into an artery
DE9405166U1 (de) * 1994-03-26 1994-05-26 Krebs, Peter, Dr., 78048 Villingen-Schwenningen Spinalkanüle mit transparentem Griffteil
US5913848A (en) * 1996-06-06 1999-06-22 Luther Medical Products, Inc. Hard tip over-the-needle catheter and method of manufacturing the same
DE20103363U1 (de) 2001-02-26 2001-05-17 Braun Melsungen Ag Schutzvorrichtung für eine Injektionsnadel
US5843001A (en) * 1997-09-17 1998-12-01 Goldenberg; Alec Connector for a replaceable biopsy needle
US6056718A (en) * 1998-03-04 2000-05-02 Minimed Inc. Medication infusion set
EP1206947A1 (en) 2000-06-29 2002-05-22 Ethicon, Inc. One-piece needle
US6595958B1 (en) * 2000-08-08 2003-07-22 Scimed Life Systems, Inc. Tortuous path injection device and method
US6558353B2 (en) * 2001-01-25 2003-05-06 Walter A. Zohmann Spinal needle
US6656106B2 (en) * 2001-08-17 2003-12-02 Bruno Schmidt Device for checking seeds in brachytherapy needle
US7452354B2 (en) * 2002-06-26 2008-11-18 Inset Technologies Incorporated Implantable pump connector for catheter attachment
DE602004013450T2 (de) * 2004-11-25 2009-06-04 Carro, Luigi, Rudiano Greifglied für biomezidinische Nadel

Also Published As

Publication number Publication date
US9259553B2 (en) 2016-02-16
CN103040503B (zh) 2016-04-27
BRPI0819798B8 (pt) 2021-06-22
AU2008326349B2 (en) 2014-03-27
CN103040503A (zh) 2013-04-17
EP2211735A1 (en) 2010-08-04
CA2706405A1 (en) 2009-05-28
CN101909529B (zh) 2013-12-11
CN101909529A (zh) 2010-12-08
BRPI0819798B1 (pt) 2019-09-10
JP2011504403A (ja) 2011-02-10
NZ585525A (en) 2013-03-28
US20090292259A1 (en) 2009-11-26
EP2211735B1 (en) 2014-04-30
WO2009067661A1 (en) 2009-05-28
MX2010005612A (es) 2010-06-01
ES2485497T3 (es) 2014-08-13
BRPI0819798A2 (pt) 2015-05-26
CA2706405C (en) 2013-07-02
AU2008326349A1 (en) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5115994B2 (ja) スタイレットハンドル取付装置
ES2915076T3 (es) Dispositivos y sistemas de acceso intraóseo
CA2328798C (en) Needle safety device
US8628497B2 (en) Safety catheter
JP5662159B2 (ja) 可撓性脊椎針とともに使用するためのフロー要素、針組立体、ならびにこれらの製造方法および使用方法
CN103096952B (zh) 用于医疗设备的针安全设备
US20080097304A1 (en) Medical needle safety shield apparatus with an anti-rotation member
JP2005533617A (ja) 医療用針のための安全シールド
JP2009526602A (ja) 流体経路アクセスを有する密閉型針器具
JP2010530785A5 (ja)
BR112012002670B1 (pt) instrumento do tipo cateter compreendendo um cubo de cateter, uma unidade de agulha e um dispositivo protetor de ponta de agulha de plástico
US20220061881A1 (en) Sheath assembly having an echogenic structure
KR20210057728A (ko) 카테터 안정화 플랫폼, 시스템 및 방법
JP5819537B2 (ja) スタイレットアセンブリ、スタイレットアセンブリを含むカテーテルキットおよびカテーテルアセンブリ、ならびに関連方法
JP6718604B2 (ja) 留置針組立体
EP3849652B1 (en) Port for a catheter for subcutaneous implantation into a patient
EP2080478A1 (en) Device for guiding an invasive medical instrument
TWI292328B (en) Medical needle device with shield for reducing needlestick injuries
JP2019198552A (ja) 留置針装置
JP2005211268A (ja) 硬膜外針
US20090292224A1 (en) Positioning mechanism for an introducer device
JP2004154364A (ja) プロテクタ
EP3927401B1 (en) Safety introducer needle assembly
JP5502431B2 (ja) 硬膜外針
US20110251563A1 (en) Totally Implantable Venous Device

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120510

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20120515

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120515

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120710

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5115994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250