JP5819537B2 - スタイレットアセンブリ、スタイレットアセンブリを含むカテーテルキットおよびカテーテルアセンブリ、ならびに関連方法 - Google Patents

スタイレットアセンブリ、スタイレットアセンブリを含むカテーテルキットおよびカテーテルアセンブリ、ならびに関連方法 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、一般に、スタイレットアセンブリおよび、カテーテルアセンブリと共に使用するスタイレットに関する。さらに具体的には、本開示の実施形態は、挿入、留置、および再留置の間、カテーテル遠位端またはその近傍へのスタイレット遠位端の配置を常に可能とするスタイレットキャップを含む、スタイレットアセンブリに関する。
背景
従来のカテーテルの挿入および留置の間、典型的な例では、スタイレットがカテーテルの中に配置され、剛性および構造的強度を付与する。あるいは、スタイレットは、さもなくば柔軟なカテーテルを、カテーテルの挿入と留置の間、より正確に制御(例えば、操作)することを可能とする。最初のカテーテルの留置後、スタイレットを引き抜くことができ、液体がカテーテルに導入され得るカテーテルコネクターハブをカテーテルの外端に取り付けることができる。典型的な例では、カテーテルコネクターハブは、皮下注射器などの液体導入装置と確実な接続を行わせるための、例えば、ルアーテーパー接続などの接続部を含む。カテーテルコネクターハブの接続後、スタイレットを、カテーテルコネクターハブの接続部を通してカテーテル中に再挿入できる。スタイレットは、いかなるカテーテルの再留置の間も、剛性および構造的強度を付与できる。通常、スタイレットの外端を、スタイレットキャップ(当技術分野では、スタイレットハブとしても知られる)内に埋め込むことができ、これにより、カテーテルの外側にスタイレットの外端を保持できる。従って、スタイレットキャップによって、スタイレットは、カテーテルを強化すること、カテーテルから容易に引き抜かれること、および、スタイレットの端部がカテーテル中へ誤ってかつ取り返しがつかないほどに深く挿入されるリスクを伴わずにカテーテルに挿入されることが、可能となる。しかし、スタイレットキャップを使うと、スタイレットの遠位端がカテーテルの遠位端に到達できず、これによって、カテーテルの遠位端先頭部が柔軟な状態のままとなり、制御不可能ではないとしても、制御困難なままになる。
開示
ベース部に固定されたスタイレットを含むスタイレットアセンブリが開示される。スタイレットは、対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテル中に少なくとも部分的に挿入するための大きさに作られかつ該挿入に適合されている。ベース部は、該ベース部から延び、着脱可能にカテーテル接続ハブに取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材を含む。
一部の実施形態では、本開示は、ベース部、および、ベース部から延び、ベース部に固定されているスタイレットを含む、スタイレットアセンブリを含む。スタイレットは、対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテル中に少なくとも部分的に挿入するための大きさに作られかつ該挿入に適合されている。スタイレットアセンブリは、ベース部から延び、着脱可能にカテーテル接続ハブの一部に取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材をさらに含む。
さらなる実施形態では、本開示は、近位端および遠位端を有するカテーテル、カテーテルの近位端への接続用のqカテーテルハブ、ならびに、カテーテル中およびカテーテルの近位端に近接するカテーテルハブ中へ少なくとも部分的に挿入するための請求項1のスタイレットアセンブリを含む、カテーテルキットを含む。
またさらなる実施形態では、本開示は、カテーテルアセンブリを含む。カテーテルアセンブリは、近位端および遠位端を含むカテーテル、カテーテルの近位端に接続されたカテーテルハブを含み、ここでカテーテルハブはその末端に環状接続部を含む。カテーテルアセンブリは、カテーテルハブを通じてカテーテルの遠位端でカテーテル中に挿入されるように構成されたスタイレット、および、該スタイレットが固定されているスタイレットキャップを含む、スタイレットアセンブリをさらに含む。スタイレットキャップは、ベース部、および、ベース部から延び、カテーテル接続ハブの環状接続部の一部のみに着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも1個の固定部材を含む。
またさらなる実施形態では、本開示は、カテーテルアセンブリの使用方法を含む。方法は、スタイレットキャップに結合されたスタイレットの少なくとも一部を、一端に環状接続部を備えたカテーテル接続ハブに結合されたカテーテル中に挿入する工程、および、スタイレットキャップの少なくとも1個の固定部材をカテーテル接続ハブの環状接続部の一部のみと係合させることを含む、スタイレットキャップの一部をカテーテル接続ハブに固定する工程を含む。
またさらなる実施形態では、本開示は、対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテルと共に使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されているスタイレット、および、ポリマーで形成された一体型構造を含む、スタイレットアセンブリを含む。一体型構造は、ベース部、および、ベース部から延びかつ該ベース部にスタイレットが固定されている細長い中央部材を含む。細長い中央部材は、カテーテル中にスタイレットを含むような様式で、対応するカテーテル接続ハブの受け部により収容されるように、構成される。一体型構造は、ベース部から細長い中央部材までほぼ平行に延びている、少なくとも2個の別々の固定部材をさらに含む。少なくとも2個の固定部材は、対応するカテーテル接続ハブに着脱可能に取り付けられるように構成される。
またさらなる実施形態では、本開示は、カテーテル内で使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されているスタイレット、および、スタイレットに取り付けられた一体型構造を含む、スタイレットアセンブリを含み、一体型構造は、ポリマーで形成される。一体型構造は、ベース部から延び、該ベース部に固定されているスタイレット、および、該ベース部からほぼ平行に延びる少なくとも2個の別々の固定部材を含む、該ベース部を含む。別々の固定部材それぞれは遠位端に突起部を含み、別々の固定部材の突起部それぞれが、別々の固定部材からスタイレットの方向に延びる。
[本発明1001]
ベース部;
該ベース部から延び、該ベース部に固定されているスタイレットであって、対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテル中に少なくとも部分的に挿入するための大きさに作られかつ該挿入に適合されている、スタイレット;および
該ベース部から延び、該カテーテル接続ハブの一部に着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材
を含む、スタイレットアセンブリ。
[本発明1002]
前記ベース部および前記少なくとも2個の固定部材が一体型構造として形成されている、本発明1001に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1003]
前記少なくとも2個の固定部材が、前記ベース部の対向する部分に形成され、該ベース部からほぼ平行に延びている、本発明1001に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1004]
前記スタイレットと電気接続している誘導コードをさらに含む、本発明1001に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1005]
別々の固定部材それぞれが、該固定部材の遠位端に、前記カテーテル接続ハブの対応する部分と係合するように構成された突起部を含む、本発明1001に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1006]
前記ベース部が、該ベース部から延びる中央部材をさらに含み、該中央部材が、前記スタイレットを前記カテーテル内に含めるような様式で、前記対応するカテーテル接続ハブの受け部により収容されるように構成されている、本発明1001〜1005のいずれか1項に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1007]
前記中央部材が、前記ベース部から前記スタイレットに沿った方向に延びている前記少なくとも2個の固定部材を上回る距離で、該ベース部から該スタイレットに沿った方向に延びている、本発明1006に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1008]
前記スタイレットが前記ベース部内に固定され、該スタイレットが前記少なくとも2個の固定部材の間の凹んだ位置で該ベース部を出る、本発明1001〜1005のいずれか1項に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1009]
近位端および遠位端を備えたカテーテル;
該カテーテルの近位端に接続するためのカテーテルハブ;ならびに
該カテーテル中および該カテーテルの近位端に近接するカテーテルハブ中に少なくとも部分的に挿入するための、本発明1001〜1008のいずれか1項に記載のスタイレットアセンブリ
を含む、カテーテルキット。
[本発明1010]
前記スタイレットアセンブリが、前記カテーテルの一部および該カテーテル内の前記スタイレットの一部の両方が前記カテーテルハブにより少なくとも部分的に固定可能なように、該スタイレットを該カテーテル中に配置するように構成されている、本発明1009に記載のカテーテルキット。
[本発明1011]
近位端および遠位端を含むカテーテル;
末端に環状接続部を含む、該カテーテルの近位端に接続されたカテーテルハブ;
該カテーテルハブを通じて該カテーテルの遠位端で該カテーテル中に挿入するために構成されている、スタイレットと
該スタイレットが固定されており、かつ
ベース部、および
該ベース部から延び、該カテーテル接続ハブの該環状接続部の一部のみに着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも1個の固定部材
を含む、スタイレットキャップと
を含む、スタイレットアセンブリ
を含む、カテーテルアセンブリ。
[本発明1012]
前記少なくとも1個の固定部材が、複数の固定部材を含む、本発明1011に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1013]
前記カテーテル接続ハブの接続部がねじ切り部を含み、前記複数の固定部材それぞれの遠位部が、該ねじ切り部と係合するように構成されている、本発明1012に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1014]
前記スタイレットキャップが、前記カテーテルハブの受け部中に収容されるように構成された中央部材をさらに含む、本発明1011〜1013のいずれか1項に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1015]
前記スタイレットアセンブリが前記カテーテルハブ内に部分的に収容される場合、前記スタイレットキャップが、前記カテーテルの近位端から約0.020インチ(0.508mm)〜0.025インチ(0.635mm)の距離に前記中央部材の遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、本発明1014に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1016]
前記スタイレットアセンブリの前記スタイレットが前記カテーテルおよび前記カテーテルハブ中に収容される場合、前記スタイレットキャップが、該スタイレットの遠位端を該カテーテル中の第1の位置に配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、本発明1011〜1015のいずれか1項に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1017]
前記カテーテル中の前記第1の位置が、該カテーテルの遠位端、またはその近くである、本発明1016に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1018]
前記スタイレットアセンブリの前記スタイレットが前記カテーテル中にのみ収容される場合、前記スタイレットキャップが、該スタイレットの遠位端を実質的に前記第1の位置に配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、本発明1016に記載のカテーテルアセンブリ。
[本発明1019]
一端に環状接続部を備えたカテーテル接続ハブと結合されたカテーテル中に、スタイレットキャップに連結されたスタイレットの少なくとも一部を挿入する工程、および
該スタイレットキャップの少なくとも1個の固定部材を該カテーテル接続ハブの該環状接続部の一部のみと係合させることを含む、該スタイレットキャップの一部を該カテーテル接続ハブに固定する工程
を含む、カテーテルアセンブリの使用方法。
[本発明1020]
前記スタイレットキャップの少なくとも1個の固定部材を前記カテーテル接続ハブの前記環状接続部の一部のみと係合させることが、該少なくとも1個の固定部材の遠位端に形成された突起部を、該カテーテル接続ハブの該環状接続部に形成された相補的な突起部と係合させることを含む、本発明1019に記載の方法。
[本発明1021]
前記スタイレットキャップの前記少なくとも1個の固定部材を前記カテーテル接続ハブの前記環状接続部の一部のみと係合させた後に、
該スタイレットキャップの該少なくとも1個の固定部材を該カテーテル接続ハブの該環状接続部の該一部から係脱すること、および
前記スタイレットを前記カテーテル内から取り出すこと
をさらに含む、本発明1019に記載の方法。
[本発明1022]
前記スタイレットキャップの前記少なくとも1個の固定部材を前記カテーテル接続ハブの前記環状接続部の一部と係合させること、および、該スタイレットキャップの該少なくとも1個の固定部材を該カテーテル接続ハブの該環状接続部の該一部から係脱することのうちの少なくとも一方が、該スタイレットキャップの該少なくとも1個の固定部材の一部を少なくとも部分的に弾性変形させることを含む、本発明1021に記載の方法。
[本発明1023]
スタイレットの少なくとも一部を挿入する工程が、
該スタイレットを前記カテーテルのみに挿入すること、および
該スタイレットの遠位端を該カテーテル中の第1の位置に配置するために、前記スタイレットキャップの一部を該カテーテルの一部に当接させること
を含む、本発明1019に記載の方法。
[本発明1024]
スタイレットの少なくとも一部を挿入する工程が、
該スタイレットを前記カテーテルから取り出すこと、および
該スタイレットを、前記カテーテル接続ハブを通じて該カテーテル中に挿入すること
をさらに含み、かつ、
前記スタイレットキャップの一部を該カテーテル接続ハブに固定する工程が、該スタイレットの前記遠位端を該カテーテル中の実質的に前記第1の位置に配置するために、該スタイレットキャップの該一部を該カテーテル接続ハブに固定することをさらに含む、本発明1023に記載の方法。
[本発明1025]
スタイレットの少なくとも一部を挿入する工程が、
該スタイレットを前記カテーテルから取り出すこと、および
該スタイレットを、前記カテーテル接続ハブを通じて該カテーテル中に挿入すること
をさらに含み、かつ、
前記スタイレットキャップの一部を該カテーテル接続ハブに固定する工程が、該スタイレットの前記遠位端を、前記第1の位置からずれた、該カテーテルの長さに沿った第2の位置に配置するために、該スタイレットキャップの該一部を該カテーテル接続ハブに固定することをさらに含む、本発明1023に記載の方法。
[本発明1026]
対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテルと共に使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されている、スタイレット;および
ポリマーから形成され、かつ、
ベース部と、
該ベース部から延び、該スタイレットが固定されている、細長い中央部材であって、該スタイレットが該カテーテル内に含まれるような様式で該対応するカテーテル接続ハブの受け部によって収容されるように構成されている、細長い中央部材と、
該ベース部から該細長い中央部材までほぼ平行に延びている少なくとも2個の別々の固定部材であって、該対応するカテーテル接続ハブに着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材と
を含む、一体型構造
を含む、スタイレットアセンブリ。
[本発明1027]
前記ベース部が、前記スタイレットキャップの取り付けおよび前記対応するカテーテル接続ハブからの取り外しのうちの少なくとも一方のために使用者の指を受け入れるように構成されている、本発明1026に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1028]
別々の固定部材それぞれがその遠位端に、前記カテーテル接続ハブの対応する部分と係合するように構成された突起部を含む、本発明1026または1027に記載のスタイレットアセンブリ。
[本発明1029]
カテーテル内で使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されたスタイレット;および
該スタイレットに取り付けられた一体型構造であって、ポリマーから形成され、かつ、
該スタイレットを備えたベース部であって、該スタイレットが該ベース部から延びかつ該ベース部に固定されている、ベース部と、
該ベース部からほぼ平行に延びている少なくとも2個の別々の固定部材であって、別々の固定部材それぞれがその遠位端に突起部を含み、別々の固定部材それぞれの該突起部が、該別々の固定部材から該スタイレットの方向に延びている、固定部材と
を含む、一体型構造
を含む、スタイレットアセンブリ。
本開示の一実施形態によるスタイレットおよびスタイレットの末端に接続されたスタイレットキャップを含むスタイレットアセンブリの斜視図である。 図1のスタイレットキャップおよびスタイレット100の一部の平面図である。 図1のスタイレットキャップおよびスタイレット100の一部の側面図である。 本開示の別の実施形態によるカテーテル、(先行技術の)カテーテル接続ハブ、スタイレット、およびスタイレットキャップを含むカテーテルキットの斜視図である。 本開示のさらに別の実施形態によるカテーテル内のスタイレットの断面図である。 スタイレットの引き抜きおよびカテーテル接続ハブへの接続後の図5のカテーテルの断面図である。 スタイレットがカテーテルハブを通ってカテーテル中に挿入され、スタイレットキャップがカテーテルハブに着脱可能に接続された後の、図6のカテーテルおよびカテーテルハブアセンブリの(図6の線7−7の切り口に沿った)断面図である。 図7に類似のカテーテルアセンブリに電気的に接続された誘導コードの平面図である。 本開示のさらに別の実施形態によるスタイレットアセンブリの一部の平面図である。 図9のスタイレットアセンブリがカテーテルハブを通してカテーテルに挿入され、スタイレットキャップがカテーテルハブに着脱可能に接続された後の、カテーテルおよびカテーテルハブアセンブリの部分断面図である。
図は、必ずしも一定の縮尺ではなく、相対的寸法は、わかりやすくするために誇張されている場合がある。さらに、図の間で共通の要素は、同じか、または類似の数字表示になっている。
本開示は概して、カテーテルアセンブリ、スタイレット、およびカテーテルアセンブリと共に使用されるスタイレットアセンブリに関する。さらに具体的には、本開示の実施形態は、挿入、留置、および再留置の間、スタイレットの遠位端をカテーテルの遠位端、またはその近傍に常に配置可能とするスタイレットキャップを含む、スタイレットアセンブリに関する。
図1を参照すると、スタイレット100およびスタイレット100の近位端104に接続されたスタイレットキャップ102を含む、スタイレットアセンブリの斜視図が示されている。スタイレットは、例えば、2005年4月28日公告の米国特許出願公開第2005/0090801A1号に記載のようであってよい。スタイレット100は、対応するカテーテル接続ハブ128に結合されたカテーテルと共に使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されうる(図4)。スタイレット100の近位端104は、スタイレットキャップ102内に配置され、それに固定されているかまたはさもなくば固く結合しているために、点線で示されている。スタイレット100は、スタイレットキャップ102の一部(例えば、ベース部118)に固定され、そこから遠位端106に延びる。典型的な例では、スタイレット100は、例えばカテーテル(例えば、図4のカテーテル126)などの、スタイレット100を挿入できる別の構造または装置の剛性および/または構造強度を高めるように構成されている、細長い部材を含む。このような実施形態では、スタイレット100は、ワイヤー、チューブ、複数の編み合わされたもしくは織り合わされたワイヤー、または複数の編み合わされたもしくは織り合わされたチューブ(例えば、2009年7月23日公告の米国特許出願公開第2009/0187140A1号、を参照のこと)を含んでもよい。一部の実施形態では、スタイレットは、また、改良RF、抵抗加熱、熱電対、およびマイクロ波装置用の少なくとも1種の材料および手段も同様に含んでもよい。スタイレット100は、例えば、医療グレードのステンレス鋼または医療グレードのチタンなどの医療分野での使用に適する材料を含んでもよい。
図2を参照すると、図1のスタイレットキャップ102およびスタイレット100の一部の平面図が示されている。スタイレットキャップ102のベース部118は、ベース部118から延びる中央部材108(例えば、細長い部材)、および、カテーテルアセンブリの別の構造(例えば、カテーテルハブ128の一部(図4))と係合する(例えば、着脱可能に取り付けられる)ために、中央部材108に結合するかまたは接続されてその側面に位置する、1つまたは複数の(一部の実施形態では、好ましくは少なくとも2個の)固定部材110を含むことができる。示されるスタイレット100は、中央部材108の先端112から延び、スタイレットキャップ102の一部(例えば、ベース部118)に固定されている。このような実施形態では、示されるスタイレット100は、スタイレットキャップ102内に位置する近位端104から、中央部材108を通じて中央部材108の先端112を過ぎて遠位の位置まで延びる。一部の実施形態では、中央部材108は、図4に関連して示されかつ後述される、例えばカテーテル接続ハブ128などのカテーテル接続ハブの一部内に少なくとも部分的に収容されるように適合できる。このような実施形態では、中央部材108は、雄テーパー部114(例えば、雄ルアーテーパー部)を含んでもよい。雄テーパー部114は、国際標準化機構(ISO)594規格、特にISO規格594−1:1986で定められた機構と仕様に従うのが好ましい。示される雄テーパー部114は、例えば、カテーテルハブ128(図4)のテーパー部などの別の構造または装置の逆の形状の部分、または対応する部分に挿入できるように構成される。図9と10に関連して以下に記載されるもののような他の実施形態では、スタイレットキャップは、ベース部から突き出た中央部材を含まなくてもよい。また他の実施形態では、スタイレットキャップは、図2に示すものと比べて、先端を切断した形状の中央部材を含んでもよい。
また、図2に示すように、一部の実施形態では、スタイレットキャップ102は、2個以上の固定部材110を含んでもよい。例えば、スタイレットキャップ102は、2、3、4個、またはそれを超える個数の固定部材110を含んでもよい。他の実施形態では、スタイレットキャップ102は、ただ1個の固定部材110を含んでもよい。スタイレットキャップ102が複数の固定部材110を含む実施形態では、固定部材110は、スタイレットキャップ102の周りで、少なくとも実質的に、角度で測って互いから等距離の位置に配置できる。例えば、固定部材110は、互いから180°で配置でき、この場合、スタイレットキャップ102は、図2の実施形態の場合のように、2個の固定部材110を含む(例えば、スタイレットキャップ102は、実質的に対称であってもよい)。別の例として、固定部材110が互いから120°で配置されてもよく、この場合スタイレットキャップは、3個の固定部材110を含む。一部の実施形態では、固定部材110は、互いに対して実質的に平行(また、一部の実施形態では、中央部材108に実質的に平行)に延び、中央部材108からずれてもよい。換言すれば、固定部材110は通常、中央部材108の側面に位置することになる。
固定部材110は、例えば、図4のカテーテルハブ128などの別の構造または装置に着脱可能に取り付けられるように構成できる。例えば、それぞれの固定部材110は、固定部材110の一部(例えば、固定部材110の遠位端のすぐ近く)から延びる突起部116(例えば、フック)を含むことができる。突起部116は、固定部材110から中央部材108の方向に延びることができる。突起部116は、協調して、カテーテルハブ128の一部(図4)(例えば、凹部またはその中に形成された別の突起部)と係合できる。一部の実施形態では、固定部材110は、固定部材110を変形(例えば、実質的に弾性変形)させるように形成できる。例えば、固定部材110は、固定部材110が他の構造または装置(例えば、図4のカテーテルハブ128)と係合されているときには固定部材110が中央部材108から外側に曲がるほどの、十分な柔軟性(例えば、靱性)を持った材料から形成でき、突起部116が該他の構造または装置中に形成された対応する凹部に到達すると、固定部材110の実質的に最初の位置に戻ることができる。すなわち、固定部材110は、少量のプラスチック変形を受けるが、固定部材110は、取り付けまたは取り外しの際、変形を1回または複数回受けた後で、関連構造に取り付けできる位置まで戻ることを可能にする靱性を持っている。さらに、固定部材110は、使用者により加えられた十分な力に応じて、突起部116を他の構造または装置中に形成された対応する凹部から係脱するのに十分な、柔軟性を持つことができる。換言すれば、固定部材110は、対応する構造(カテーテルハブ128の接続部138(図4))と係合するよう部分的に変形できるスタイレットキャップ102のカンチレバー部を形成できる。一部の実施形態では、固定部材110は、固定部材110の隣接部(例えば、固定部材110の遠位端)に比べて、比較的小さい幅または断面積を有する部分を含んでもよい。固定部材は、カテーテルハブ128(図4)への取り付けまたはそれからの取り外しの間に変形を受けるので、比較的小さい幅または断面積を有する固定部材110の該部分は、固定部材110の屈曲点を含むことがある。一部の実施形態では、固定部材110は、固定部材110の突起部116が、別の構造の一部分(例えば、後述のようにねじ切り部として形成されたカテーテルハブ128の接続部138(図4))に、少なくとも部分的にねじ込まれるように形成できる。一部の実施形態では、着脱可能にスタイレットキャップ102を別の構造または装置に取り付けるために、固定部材110は、固定部材110の変形およびねじ切りの両方を可能とするように形成できる。
中央部材108および固定部材110は、スタイレットキャップ102のベース部118から延びることができる(図2および3)。ベース部118は、スタイレットキャップ102の最後部表面120を含むことができる(図3)。中央部材108は、スタイレットキャップ102の最後部表面120から、固定部材110よりも遠くへ延びることができる。スタイレット100の近位端104は、スタイレットキャップ102のベース部118内で固定できる。一部の実施形態では、スタイレットキャップ102の中央部材108、固定部材110、およびベース部118は、単一の一体成形構造を構成できる。他の実施形態では、中央部材、固定部材、およびベース部のうち少なくとも1つが別々の構造を構成し、これが残りの部材に接続されてスタイレットキャップを形成する(図示せず)。
特に図3を参照すると、図1および2のスタイレットキャップ102の側面図が示されている。スタイレットキャップ102のベース部118は、ベース部内に形成された把持部122を含むことができる。把持部122は、例えば、挿入、留置、再留置、別の装置もしくは構造への接続、または他の装置もしくは構造からの取り外しの際に、使用者がスタイレットキャップ102をより容易に把持および操作できるように構成されるのが好ましい。典型的な例では、把持部122は、図3に示すように、ベース部118から、一部の実施形態においてスタイレット100が延びる方向を横切る方向に延びた、突起部を含む。他の実施形態では、把持部は、ベース部に形成された凹部を含んでもよい(図示せず)。
スタイレットキャップ102は、医療用途での使用に適し、スナップフィットによる固定部材110の接続および取り外しを可能とするのに十分な柔軟性を示すいずれかの材料から形成されるのが好ましい。例えば、スタイレットキャップ102は、例えば、医療グレードステンレス鋼などの金属、または、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)などのポリマーを含むことができる。スタイレットキャップ102は、当業者に既知の従来のプロセスを使って形成できる。例えば、スタイレットキャップ102は、射出成形プロセスを使って形成できる。
一部の実施形態では、スタイレット100は、スタイレットキャップ102の形成の間に、スタイレットキャップ102に固定できる。例えば、スタイレットキャップ102は、スタイレット100の近位端104の周りに成形できる。スタイレット100は、例えば、型内で設定位置に固定され、これにより、スタイレット100の遠位端106をスタイレットキャップ102の先端112から所定の距離だけ伸ばすことができる。換言すれば、スタイレット100の近位端104は、スタイレットキャップ102内の、例えば、既知のまたは設定された位置に埋め込むことができる。他の実施形態では、スタイレットキャップ102が形成され、その後、スタイレット100がスタイレットキャップ102に固定される。例えば、中央部材108を通ってベース部118に入る穴を備えたスタイレットキャップ102が形成できる。スタイレット100を、その穴に通すことができる。スタイレット100は、スタイレットキャップ102のベース部118内の所定の位置でスタイレット100を保持するように構成された屈曲部または環状の留め具を含むことができる。このような実施形態では、スタイレット100の遠位端106は、スタイレットキャップ102の先端112から所定の距離だけ伸ばすことができるのが好ましい。その後、スタイレット100の近位端104は、例えば、接着剤または機械的な固定を使って、スタイレットキャップ102内で固定できる。特定の、非制限的例では、スタイレットの近位端104は、エポキシを使って、スタイレットキャップ102内に固定できる。
図4を参照すると、カテーテルキット124の斜視図が示されている。カテーテルキット124は、カテーテル126、カテーテルハブ128(例えば、2008年7月31日公告の米国特許出願公開第2008/0183154A1を参照のこと)、スタイレット100、およびスタイレットキャップ102を含む。スタイレット100およびスタイレットキャップ102は、以前記載のものに少なくとも実質的に類似であってよい。カテーテル126は、スタイレット100を、少なくとも部分的にその中に収容するように構成できる。一部の実施形態では、スタイレット100は、カテーテル126中に予め挿入できる。例えば、スタイレット100の遠位端106(図3)は、カテーテル126の遠位端130、またはその近くに配置でき、この場合、スタイレットキャップ102の先端112がカテーテル126の近位端132に当接する。他の実施形態では、カテーテルキット124で提供される場合、スタイレット100は、カテーテル126中に予め挿入されていない。
図4でさらに示されるように、典型的な例では、カテーテルハブ128は、カテーテル受け部134、ならびに、例えば液体供給源などの別の要素に連結するための液体連結要素の末端に受け部137および接続部138(例えば、環状受け部および接続部)を備えた液体連結要素135を含む。カテーテル受け部134は、その中に、カテーテル126の近位端132を固定するように構成されたものとして示される。従って、カテーテル126の近位端132は、カテーテルハブ134のカテーテル受け部134へ挿入するために構成されている。
カテーテルキット124は、任意選択で、いくつかの他の構造または装置のいずれかを含んでもよい。例えば、カテーテルキット124は、任意選択で、当技術分野で「カニューレ」と呼ばれることもある針142を含んでもよい。示される針142は、鋭い先端144を使って皮膚を穿刺するように構成され、内部を通ってカテーテル126およびスタイレット100が延びることができる中空部材を含む。別の例では、カテーテルキット124は、任意選択で、誘導コード146を含んでもよい。誘導コード146は、スタイレットキャップ102の電気接続部148を通ってスタイレット100の近位端104へ電気接続するように構成できる(図1〜3を参照のこと)。誘導コード146上のコネクター150は、電力、RF信号、センサー信号、およびマイクロ波信号のうち少なくとも1種用の導管をスタイレット100に供給するように構成できる。
図5を参照すると、カテーテル126内のスタイレット100の断面図が示されている。カテーテル126は、患者に挿入して、他の装置または物質(例えば、スタイレット、プローブ、液体)を内部を通して運ぶことができる導管を提供するように構成されたチューブ152を含むことができる。コイル状部材154は、チューブ152内に配置され、チューブ152の捻れおよび圧潰に耐え、それにより、開口導管として機能するチューブ152の能力を高めることができる。カテーテル126の遠位端で、コイル状部材154は、チューブ152から突出でき、一部の実施形態では、コイル状部材154は、あまりタイトではないコイル状部156を含んでもよい。あまりタイトではないコイル状部分156は、液体(例えば、液体鎮痛剤)をより容易にカテーテル126の外側に流すことを可能とする。このような実施形態では、カテーテルの遠位端130は、遠位端130が留置され得る所望の位置への物質の制御された正確な送達を可能にし得る。スタイレット100は、スタイレットキャップ102内に配置された近位端104から、スタイレットキャップ102の中央部材108を通じて、スタイレットキャップ102の先端112を越えて、カテーテル126のルーメン中に延びることができる。一部の実施形態では、スタイレット100は、カテーテル126に挿入されて、カテーテル126を強化でき、カテーテル126の近位端132は、スタイレットキャップ102の先端112に当接する。スタイレット100は、カテーテル126を通じて延びることができ、スタイレット100の遠位端106は、実質的にカテーテル126の遠位端130に(例えば、カテーテル126の遠位端130と同一平面で、またはそれをわずかに越えて突き出て)配置できる。このような実施形態では、スタイレット100は、その長さの全体、または実質的に全体に沿って、カテーテル126を強化できる。
一部の実施形態では、スタイレットキャップ102は、スタイレット100の遠位端106がチューブ152の末端を通過して延びるようにスタイレットを配置できる。例えば、スタイレット100の遠位端106は、チューブ152から突き出たコイル状部材154の一部中に延びることができる。一部の実施形態では、スタイレットキャップ102は、チューブ152から突き出たコイル状部材154の末端に近接して(例えば、近くに、または当接して)、スタイレット100の遠位端106を配置できる。
使用時には、カテーテル126およびスタイレット100は、患者に挿入される。例えば、針142(図4)によって患者の皮膚を穿刺し、最初の挿入方向および挿入深さを与える。カテーテル126およびスタイレット100の、それぞれの遠位端130および106は、針142(図4)を通して、患者に挿入される。カテーテル126およびスタイレット100の遠位端130および106は、針142(図4)の鋭利な先端144を通過して、患者の所望の留置位置に挿入できる。例えば、カテーテル126およびスタイレット100の遠位端130および106は、患者のくも膜下腔中に挿入され、鎮痛剤が投与される。一部の実施形態では、遠位端130に近接するカテーテル126の一部を挿入の前に屈曲させ、カテーテル126が進む方向を医師または他の医療従事者が操るかまたは他の方法で影響を与えることを可能にする。他の実施形態では、針142(図4)を介した挿入の前に、カテーテル126を、カテーテル126およびスタイレット100がプラスチック変形を受けるような様式で取り扱ってはならない。特定の、非制限的例では、カテーテル126およびスタイレット100は、胸部術または腰椎術(「Racz法」として当技術分野で既知の技術)を行うために、尾てい骨(尾骨)を通じて患者の硬膜外腔へ導入できる。カテーテル126の遠位端130が留置されたら、スタイレット100は、カテーテル126から引き抜かれ、針142は、カテーテル126の外側部分に沿って患者から除去できる。
図6を参照すると、スタイレット100(図5)の引き抜き、および関連するカテーテル接続ハブ128への接続の後の図5のカテーテル126の断面図が示されている。スタイレット100(図5)が引き抜かれた後で、カテーテル126の近位端132が示されている。カテーテル126は、カテーテル126の近位端132を内部に保持するように構成されたカテーテルハブ128中に挿入できる。カテーテル126に接続できる代表的カテーテルハブ128は、Racz、らの2008年7月31日公告の米国特許出願公開第2008/0183154号に開示されている。カテーテル126の近位端132は、カテーテルハブ132のカテーテル受け部134中に挿入できる。カテーテル126の近位端132は、カテーテル保持部158を使ってカテーテルハブ132のカテーテル受け部134内に固定できる。例えば、第1のカテーテルハブ部材160の、第2のカテーテルハブ部材162に対する回転は、変形可能部材164を選択的に収縮または膨張させることができる。変形可能部材164のこのような選択的収縮と膨張により、カテーテル126の近位端132を選択的に固定したり開放したりできる。
ここで、カテーテル126および組み合わされたカテーテル収容ハブ128内に部分的に配置されたスタイレットアセンブリ101を示す図6と7の両方を参照すると、カテーテル受け部134に向かい合うカテーテルハブ128の液体連結要素135は、スタイレットアセンブリ(例えば、中央部材108のテーパー部114)の一部を収容するための開口部136(例えば、受け部137により形成された)を含むことができる。例えば、開口部136は、スタイレットキャップ102の雄テーパー部114を少なくとも部分的に内部に収容するように構成されている、カテーテルハブ128の一部(例えば、雌ルアーテーパー部)により形成できる。カテーテル受け部134に向かい合うカテーテルハブ128の末端において、カテーテルハブ128は、接続部138(例えば、環状接続部138)を含むことができる。接続部138は、開口部136に近接するカテーテルハブ128の外側部分に突起部(例えば、環状突起部)を含むことができる。例えば、接続部138は、カテーテルハブキャップ140(図4)とのねじ係合用のねじ切り部(例えば、LUER−LOK(登録商標)ねじ継ぎ手)を含むことができる。一部の実施形態では、スタイレットキャップ102の固定部材110は、環状接続部138の一部のみと係合でき、残りの部分は、露出されたままである。例えば、スタイレットキャップ102の固定部材110は、接続部138の環状突起部の一部のみと係合(例えば、当接)する。
受け部137は、スタイレットキャップ102の中央部材108を、少なくとも部分的に内部で収容するように構成されることができ、スタイレット100は、カテーテル126内に収容されることができる。示されるカテーテルハブ128は、カテーテル受け部134に向かい合うカテーテルハブ128の末端に、受け部137により形成された開口部136を含む。開口部136は、カテーテルハブ128内を、その外表面からカテーテル受け部134の末端、または末端近くの位置まで延びることができる。例えば、開口部136は、カテーテルハブ128内の、カテーテル受け部134から最大で約0.025インチ(0.635mm)の位置まで延びることができる。別の例では、開口部136は、開口部136の末端およびカテーテル受け部134の間に識別可能な距離が存在しない程度までカテーテル受け部134へと延びることができる。特定の、非制限的例では、開口部136は、カテーテル受け部134から約0.020インチ(0.508mm)の位置まで延びることができる。このような実施形態では、カテーテル126の近位端132は、開口部136の末端から最大で約0.025インチ(0.635mm)に位置することができる。カテーテル受け部134に近接する位置まで開口部136が延びる実施形態では、チャネル166は、開口部136をカテーテル受け部134に接続できる。このような実施形態では、チャネル166は、開口部136およびカテーテル受け部134の間で、約0.025インチ以下(<0.635mm)にわたって延びることができる。
使用時は、医師または他の医療従事者が患者内で適切な部位であると考える位置にカテーテル126の遠位端130が留置された後に、カテーテル接続ハブ128が、カテーテル126の近位端132に接続される。カテーテルハブ128がカテーテル126の近位端132に接続されたら、別の装置または物質(例えば、RFプローブまたは液体鎮痛剤)を、カテーテルを介して患者に導入できる。例えば、液体鎮痛剤を含む皮下注射器を、カテーテルハブ128の開口部136を通じてカテーテル中に挿入でき、液体鎮痛剤をカテーテル126を通じて患者に導入できる。その後、カテーテルハブ128を、他の装置もしくは物質の追加投与のために、またはカテーテル126の遠位端130の再留置の間に、カテーテル126に接続したままにできる。例えば、前に記載のように追加の用量の液体鎮痛剤を使用するために、カテーテルハブ128は、カテーテル126の近位端132に固定されたままでもよく、医療テープなどで患者の皮膚に貼り付けられてもよい。既に引き抜かれているスタイレット100、または別のスタイレット100をカテーテルハブ128を通じてカテーテル126中に挿入して、カテーテル126に強度と剛性を与え、カテーテルハブ128の開口部136へのアクセスを防ぐことができる。別の例では、既に引き抜かれているスタイレット100、または別のスタイレット100をカテーテルハブ128を通じてカテーテル126中に挿入でき、カテーテル126の遠位端130が患者内で再配置され得る。例えば、液体鎮痛剤が意図した効果を示さない場合、または、画像処理もしくは他のモニタリング技術を使ってカテーテル126の遠位端130が望ましくない位置にあるとわかった場合に、このような再留置を行うことが望ましい。
図7を参照すると、スタイレット100が、カテーテルハブ128を通じてカテーテル126中に挿入され、スタイレットキャップ102が、カテーテルハブ128に着脱可能に接続されている。カテーテル126に挿入されたスタイレット100は、最初のカテーテル126の挿入および留置の間に使われたものと同じスタイレット100でも、または、別のスタイレット100でもよい。スタイレット100の遠位端106を、カテーテルハブ128の開口部136中へと挿入し、開口部136をカテーテルハブ128のカテーテル受け部134に接続できるチャネル166を通じて、カテーテル126の遠位端130に向けて延びるカテーテル126中へと挿入できる。スタイレット100の遠位端106がカテーテル126の遠位端130に近づくにつれて、スタイレットキャップ102の雄テーパー部114を、カテーテルハブ128の開口部136中に挿入できる。
上述のように、固定部材110は、開口部136に隣接するカテーテルハブ128の接続部138に、着脱可能に取り付けることができる。例えば、固定部材110は、カテーテルハブ128の一部と着脱可能に係合する突起部116を含むことができる(例えば、LUER−LOCK(登録商標)ねじ継ぎ手接続部)。このような実施形態では、固定部材110は、上述のように、カテーテルハブ128の接続部138への取り外し可能な取り付けができるように構成されたカンチレバー型接続部材を含むことができる。スタイレットキャップ102の固定部材110が実質的に弾性変形可能(例えば、スナップフィット)である場合、スタイレットキャップ102をカテーテルハブ128に取り付けることによって、使用者は、スタイレットキャップ102をねじったりスタイレット100、カテーテルハブ128、またはカテーテル126をそれ以外の方法で過度に操作したりすることなく、スタイレットキャップ102をカテーテルハブ128に着脱可能に固定することができ、これにより、カテーテル126の遠位端130の意図しないずれ、およびカテーテルが通過した組織への刺激を低減できる。さらに、スタイレットキャップ102の、カテーテルハブ128への取り外し可能な取り付けは、スタイレットキャップ102を素早く、簡単にカテーテルハブ128に取り付けることを可能とする一方で、スタイレット100が意図しないずれ(例えば、スタイレットの意図しない引き抜き、または部分的引き抜き)の影響を受けにくくなる能力を高めることができる。
スタイレットキャップ102がカテーテルハブ128の接続部138に取り付けられる場合、スタイレット100の遠位端106は、カテーテル126の遠位端130、またはその近くに配置できる。一部の実施形態では、例えば、スタイレット100の遠位端106は、カテーテル126の遠位端130に当接してもよい。他の実施形態では、スタイレット100の遠位端106は、カテーテル126の遠位端130から、0.050インチ(1.27mm)、0.025インチ(0.635mm)、0.020インチ(0.508mm)、またはそれ未満の位置に配置されてもよい。
スタイレットキャップ120によって、挿入および最初の留置(図5)の間、ならびに任意のその後の再留置または休止の間、スタイレット100は、カテーテル126全体、または実質的に全体を強化することができる。中央部材108および固定部材110によって、カテーテルの近位端132がカテーテルハブ128内に固定されているか否かにかかわらず、スタイレット100の遠位端106が常にしっかりとカテーテル126の遠位端130、またはその近傍に位置することが可能になる。換言すれば、スタイレットキャップ102が接続部138に取り付けられる場合、スタイレットキャップ102は、カテーテルハブ128を使用しないでスタイレット100がカテーテル126に挿入される(例えば、図5に示す)場合と実質的に類似の位置(例えば、同じ位置またはそれに近接する位置)に、スタイレット100の遠位端106を配置できる。例えば、カテーテルハブ128を使用して、または使用しないでスタイレットがカテーテル126に挿入される場合、スタイレットキャップ102の中央部材108を、カテーテル126の近位端132に近接して(例えば、当接して)配置できる。このような実施形態は、カテーテルハブ128を使用しても使用しなくても、スタイレット100の遠位端106をほぼ同じ位置に留置することを可能にする。
図8を参照すると、図7に類似のカテーテルアセンブリに電気接続された、誘導コード146の平面図が示されている。カテーテルアセンブリは、その近位端132がカテーテルハブ128内に固定されている、カテーテル126を含む。スタイレット100は、カテーテルハブ128を通じてカテーテル126の遠位端130の方向に挿入される。スタイレットキャップ102は、固定部材110を使ってカテーテルハブ128に着脱可能に取り付けられる。スタイレット100は、スタイレットキャップ102の中央部材108から延び、その内部に固定されている。スタイレットキャップ102内のスタイレット100の近位端104は、複数のコネクター150を含む誘導コード146に電気的、機械的に接続される。誘導コード146は、スタイレットキャップ102から取り外してもよく永久にそれに取り付けておいてもよい。
図9は、上述のスタイレットアセンブリ101に幾分類似したスタイレットアセンブリの一部の平面図を示す。図9に示すように、スタイレットアセンブリ201は、中央部材を含まなくてもよく、先端切断型中央部材を含んでもよい。例えば、スタイレットアセンブリ201は、スタイレット100およびスタイレットキャップ202を含み、スタイレット100は、スタイレットキャップ202のベース部218(例えば、ベース部218の表面208)から延びることができるが、上述のように中央部材を通ることはできない。一部の実施形態では、スタイレット100に近接するベース部218の表面208は、ベース部218の隣接表面から突出している、それと同一面である、それより凹んでいる、またはこれらの組み合わせであってもよい。スタイレットが関連構造内に収納される場合、ベース部218の表面208は、関連構造(例えば、図10に示すカテーテル126の近位端132またはカテーテルハブ128の一部)に近接して(例えば、当接して)配置できる。一部の実施形態では、ベース部218の表面208は、スタイレットキャップ202の1つまたは複数の固定部材210に比べて、スタイレット100の遠位端106から相対的にさらに離れて配置できる。例えば、ベース部218の表面208は、1つまたは複数の固定部材210の間で凹ませることができる。
図10は、スタイレットアセンブリ201がカテーテルハブ128を通じてカテーテル126中に挿入され、スタイレットキャップ202がカテーテルハブ128に着脱可能に接続された後の、カテーテル126およびカテーテルハブ128アセンブリの部分断面図を示す。図10に示すように、スタイレットアセンブリ201は、図7に関連して上述した場合と実質的に類似の方法で、カテーテル126に挿入し、カテーテルハブ128に着脱可能に固定できる。図10に示すように、スタイレットキャップ202の一部は、カテーテル126の近位端132まで近接して延びていなくてもよい。例えば、スタイレットキャップ202の一部がカテーテルハブ128中に部分的にしか延びていなくてもよく、図10に示すように、スタイレットキャップ202がカテーテルハブ128中に延びていなくてもよく、また、スタイレットキャップ202のベース部218(例えば、表面208)がカテーテルハブ128の外表面に当接してもよい。スタイレットキャップ202のサイズを小さくすることにより、カテーテルハブ128が使われるか否かに応じて、スタイレット100を、カテーテル126中の異なる位置に配置できる。例えば、スタイレットアセンブリ201がカテーテル126中に直接挿入される場合(例えば、図5で示す場合と同様、および例えば、スタイレットキャップ202のベース部218がカテーテル126の近位端132に当接する場合)、スタイレットキャップ202のベース部218により、スタイレット100の遠位端106を第1の位置(例えば、カテーテル126の遠位端130、またはその近く)に配置することが可能になる。しかし、図10に示すように、スタイレットアセンブリ201が、カテーテル126およびカテーテルハブ124に挿入される場合(例えば、スタイレットキャップ202のベース部218がカテーテルハブ124の外表面に当接する場合)、スタイレットキャップ202により、スタイレット100の遠位端106を、(例えば、カテーテル126の遠位端130からの選択距離である)第2の異なる位置に配置することが可能になる。換言すれば、カテーテル126に直接挿入される場合、スタイレットキャップ202は、スタイレット100の遠位端106をカテーテル126の遠位端130、またはその近くに配置することを可能にするが、カテーテルハブ124を介してカテーテル126中に挿入される場合、カテーテル126の遠位端130、またはその近くに配置されないことを可能にする。このような実施形態では、図7に比べてスタイレット100がカテーテルハブ124を介してカテーテル126中に延びる長さが相対的に低下することにより、(例えば、カテーテル126の比較的大きく鈍い末端を形成するために)図10に示すようにカテーテル126の遠位端130が折り畳まれることが可能になる。

Claims (18)

  1. ベース部;
    該ベース部から延び、該ベース部に固定されているスタイレットであって、対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテル中に少なくとも部分的に挿入するための大きさに作られかつ該挿入に適合されている、スタイレット;および
    該ベース部から延び、該カテーテル接続ハブの一部に着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材
    を含むスタイレットアセンブリであって、
    該スタイレットが該カテーテル中にのみ収容される場合ならびに該スタイレットが該接続ハブおよび該カテーテルの両方に収容される場合に該スタイレットの遠位端を該カテーテル中の同じ位置に配置するために、該カテーテルと第1の位置で当接し、該カテーテルをその中に収容した該カテーテル接続ハブと第1の位置とは異なる第2の位置で係合するように構成された、スタイレットアセンブリ。
  2. 前記少なくとも2個の固定部材が、前記ベース部の対向する部分に形成され、該ベース部からほぼ平行に延びている、請求項1に記載のスタイレットアセンブリ。
  3. 前記スタイレットと電気接続している誘導コードをさらに含む、請求項1に記載のスタイレットアセンブリ。
  4. 別々の固定部材それぞれが、該固定部材の遠位端に、該別々の固定部材から半径方向内向きに延び、前記カテーテル接続ハブの対応する部分と係合するように構成された突起部を含む、請求項1に記載のスタイレットアセンブリ。
  5. 前記ベース部が、該ベース部から延びる中央部材をさらに含み、該中央部材が、前記スタイレットを前記カテーテル内に含めるような様式で、前記対応するカテーテル接続ハブの受け部により収容されるように構成されている、請求項1に記載のスタイレットアセンブリ。
  6. 前記中央部材が、前記ベース部から前記スタイレットに沿った方向に延びている前記少なくとも2個の固定部材を上回る距離で、該ベース部から該スタイレットに沿った方向に延びている、請求項5に記載のスタイレットアセンブリ。
  7. 前記スタイレットが前記ベース部内に固定され、該スタイレットが前記少なくとも2個の固定部材の間の凹んだ位置で該ベース部を出る、請求項1に記載のスタイレットアセンブリ。
  8. 近位端および遠位端を備えたカテーテル;
    該カテーテルの近位端に接続するためのカテーテル接続ハブ;ならびに
    該カテーテル中および該カテーテルの近位端に近接するカテーテル接続ハブ中に少なくとも部分的に挿入するための、請求項1〜7のいずれか1項に記載のスタイレットアセンブリ
    を含む、カテーテルキット。
  9. 前記スタイレットアセンブリが、前記カテーテルの一部および該カテーテル内の前記スタイレットの一部の両方が前記カテーテル接続ハブにより少なくとも部分的に固定可能なように、該スタイレットを該カテーテル中に配置するように構成されている、請求項8に記載のカテーテルキット。
  10. 近位端および遠位端を含むカテーテル;
    末端に環状接続部を含む、該カテーテルの近位端に接続されたカテーテル接続ハブ;
    該カテーテル接続ハブを通じて該カテーテルの遠位端で該カテーテル中に挿入するために構成されている、スタイレットと
    該スタイレットが固定されており、かつ
    ベース部、および
    該ベース部から延び、該カテーテル接続ハブの該環状接続部の一部のみに着脱可能に取り付けられるように構成されている複数の固定部材であって、固定部材それぞれが、該固定部材の遠位端に、該固定部材から半径方向内向きに延び、前記カテーテル接続ハブの対応する部分と係合するように構成された突起部を含む複数の固定部材
    を含む、スタイレットキャップと
    を含む、スタイレットアセンブリであって、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテルおよび該カテーテル接続ハブ中に収容される場合に、該スタイレットキャップは該カテーテル中の第1の位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されており、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテル中にのみ収容される場合に、該スタイレットキャップは該第1の位置の近位の1つであって、該第1の位置からずれた位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、スタイレットアセンブリ
    を含む、カテーテルアセンブリ。
  11. 前記カテーテル接続ハブの接続部がねじ切り部を含み、前記複数の固定部材それぞれの遠位部が、該ねじ切り部と係合するように構成されている、請求項10に記載のカテーテルアセンブリ。
  12. 近位端および遠位端を含むカテーテル;
    末端に環状接続部を含む、該カテーテルの近位端に接続されたカテーテル接続ハブ;
    該カテーテル接続ハブを通じて該カテーテルの遠位端で該カテーテル中に挿入するために構成されている、スタイレットと
    該スタイレットが固定されており、かつ
    ベース部、
    前記カテーテル接続ハブの受け部中に収容されるように構成された中央部材、および
    該ベース部から延び、該カテーテル接続ハブの該環状接続部の一部のみに着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも1個の固定部材
    を含む、スタイレットキャップと
    を含む、スタイレットアセンブリであって、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテルおよび該カテーテル接続ハブ中に収容される場合に、該スタイレットキャップは該カテーテル中の第1の位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されており、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテル中にのみ収容される場合に、該スタイレットキャップは実質的に該第1の位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、スタイレットアセンブリ
    を含む、カテーテルアセンブリ。
  13. 前記スタイレットアセンブリが前記カテーテル接続ハブ内に部分的に収容される場合、前記スタイレットキャップが、前記カテーテルの近位端から約0.020インチ(0.508 mm)〜0.025インチ(0.635 mm)の距離に前記中央部材の遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、請求項12に記載のカテーテルアセンブリ。
  14. 前記カテーテル中の前記第1の位置が、該カテーテルの遠位端、またはその近くである、請求項12に記載のカテーテルアセンブリ。
  15. 一端に環状接続部を備えたカテーテル接続ハブと結合されたカテーテル中に、スタイレットキャップに連結されたスタイレットの少なくとも一部を挿入する工程であって、
    該カテーテルおよび該カテーテル接続ハブを別々に提供すること、
    該スタイレットを前記カテーテルのみに挿入すること、
    該スタイレットの遠位端を該カテーテル中の第1の位置に配置するために、前記スタイレットキャップの一部を該カテーテルの一部に当接させること、
    該スタイレットを前記カテーテルから取り出すこと、
    該カテーテルおよび該カテーテル接続ハブを結合すること、および
    該スタイレットを、前記カテーテル接続ハブを通じて該カテーテル中に挿入すること
    を含む工程、および
    該スタイレットの該遠位端を該カテーテル中の該第1の位置に配置するために、該スタイレットキャップの少なくとも1個の固定部材を該カテーテル接続ハブの該環状接続部の一部のみと係合させることを含む、該スタイレットキャップの一部を該カテーテル接続ハブに固定する工程
    を含む、カテーテルアセンブリの使用方法。
  16. 対応するカテーテル接続ハブに結合されたカテーテルと共に使用するための大きさに作られかつ該使用に適合されている、スタイレット;および
    ポリマーから一体型構造として形成され、かつ、
    ベース部と、
    該ベース部から延び、該スタイレットが固定されている、細長い中央部材であって、該スタイレットが該カテーテル内に含まれるような様式で該対応するカテーテル接続ハブの受け部によって収容されるように構成されている、細長い中央部材と、
    該ベース部から該細長い中央部材までほぼ平行に延びている少なくとも2個の別々の固定部材であって、該対応するカテーテル接続ハブに着脱可能に取り付けられるように構成されている、少なくとも2個の固定部材と
    を含む、スタイレットキャップ
    を含む、スタイレットアセンブリであって、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテルおよび該カテーテル接続ハブ中に収容される場合に、該スタイレットキャップは該カテーテル中の第1の位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されており、該スタイレットアセンブリの該スタイレットが該カテーテル中にのみ収容される場合に、該スタイレットキャップは該第1の位置に該スタイレットの遠位端を配置するための大きさに作られかつ該配置のために構成されている、スタイレットアセンブリ。
  17. 前記ベース部が、前記スタイレットキャップの取り付けおよび前記対応するカテーテル接続ハブからの取り外しのうちの少なくとも一方のために使用者の指を受け入れるように構成されている、請求項16に記載のスタイレットアセンブリ。
  18. 別々の固定部材それぞれがその遠位端に、該別々の固定部材から半径方向内向きに延び、前記カテーテル接続ハブの対応する部分と係合するように構成された突起部を含む、請求項16に記載のスタイレットアセンブリ。
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