JP4397389B2 - 胃瘻チューブ用挿入補助具、及び胃瘻チューブ - Google Patents

胃瘻チューブ用挿入補助具、及び胃瘻チューブ Download PDF

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Description

本発明は、瘻孔を介して胃内に栄養物を送り込むための胃瘻チューブを瘻孔に挿入するための挿入補助具、及び胃瘻チューブに関する。
従来、食物を経口摂取できない患者のために、体外から胃内に貫通した孔(瘻孔)を患者に穿設し、そこに胃瘻チューブを挿入して直接胃に栄養物を供給することが行われている。
この種の胃瘻チューブ21は、図6に示すように、内部に栄養物を流すチューブ本体22と、その先端に形成された略椀状の胃内固定部23とで構成される。胃内固定部23の底部には、周方向1箇所に穴部24が形成されている。また、胃瘻チューブ21は、一般にオブチュレータと呼ばれる硬質棒状の挿入補助具25によって瘻孔内に挿入される(例えば、特許文献1参照)。胃内固定部23が胃内に挿入された後、挿入補助具25を抜き去ると、胃内において胃内固定部23が略椀状に復元し、胃内からの胃瘻チューブの抜出しが規制される。
一方、従来の挿入補助具25は、図6に示すように、直線状の棒状部材27と、円柱状の柄部28とを有しており、棒状部材27の先端部が胃内固定部の穴部24に係止させる係止部26となっている。
このような従来の挿入補助具によって胃瘻チューブ21を瘻孔内に挿入するときは、図6に示すように、棒状部材27の係止部26を穴部24に挿入して係止し、チューブ本体22を術者の手前側(図6においては柄部28側)に引張することにより胃内固定部23を変形させ、胃内固定部23が瘻孔に入りやすいようにしている。
しかしながら、この胃内固定部23の変形を維持するためには、チューブ本体22を術者の手前側に引張した状態を保たなければならない。そこで、従来は柄部28を把持していない方の手によってチューブ本体22を引張しながら手技を行うか、或いは、柄部28を把持している方の手と柄部28との間にチューブ本体22を挟持しながら手技を行っていた。これでは、手技時に術者の指先が緊張した状態での手技となるので、術者としては手技がしづらく、胃内固定部23に術者の緊張による不要な振動が伝播するおそれがあるため、患者に不安や不快感を与えるおそれがあった。
また、胃内固定部23を変形させた状態では、図6に示すように、変形した胃内固定部23が棒状部材27の径方向外側に大きく突出しているため、瘻孔に挿入する際に患者に不快感を与えるおそれがあった。このため、術者としては、極力患者に不快感を与えないよう、胃内固定部23を大きく変形させようとしてチューブ本体22を強く引張することがあった。しかしながら、この場合あまり強くチューブ本体22を引張すると、胃内固定部23が穴部24から破損するという不都合が生じるおそれがある。
特開2003−275325号公報(第3頁、第4図)
本発明は、胃瘻チューブ用挿入補助具の改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消するために、胃瘻チューブを瘻孔に挿入する際に術者が手技を行いやすい挿入補助具を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、胃瘻チューブを瘻孔に挿入する際に患者に与える不快感を減少させることができる挿入補助具、及びこれに用いられる胃瘻チューブを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具は、瘻孔を介して先端が胃内に挿入される可撓性を有するチューブ本体と、前記チューブ本体の先端に設けられ胃内からのチューブ本体の抜出しを規制する可撓性を有する略椀状の胃内固定部と、前記胃内固定部に設けられ棒状部材の先端部が係止される係止穴とを備える胃瘻チューブを瘻孔内に挿入するための挿入補助具であって、先端に前記係止穴に挿入可能な係止部を有する硬質の棒状部材と、前記棒状部材の後方部分を支持して下方に延設され術者が操作時に把持可能な柄部とを有し、前記柄部は、前記胃内固定部の係止穴に前記棒状部材の係止部を挿入し前記チューブ本体を前記棒状部材に対して相対的に後方に引張し前記胃内固定部を変形させた状態で、前記胃内固定部の変形を保持したまま前記チューブ本体を挟持する挟持溝を備えていることを特徴とする。
本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具によれば、胃瘻チューブを瘻孔に挿入する際に前記チューブ本体が前記柄部の挟持溝によって挟持されているので、術者は前記チューブ本体を持つことなく前記胃内固定部の変形状態を保ったまま片手で挿入補助具を把持することができる。従って、胃瘻チューブを瘻孔内に挿入させる際には前記チューブ本体を引張する必要がなく、しかも片手での手技が可能となるので、術者は手に不要な力を入れることなく手技を行うことができる。これにより、胃瘻チューブを瘻孔に挿入する手技が容易となる。
また、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具においては、前記棒状部材は下方に向けてクランク形状に屈曲された屈曲部を有し、前記屈曲部は、前記棒状部材の先端から、前記胃瘻チューブが装着された状態における前記チューブ本体と前記胃内固定部との接続部よりも後方まで延設され、前記挟持溝は前記棒状部材の上方位置に設けられていることが好ましい。
前記胃内固定部の係止穴に前記棒状部材の係止部を挿入し前記チューブ本体を後方に引張して胃瘻チューブを挿入補助具に装着したときは、変形した胃内固定部及び前記チューブ本体が棒状部材の径方向外側に突出する。特に、前記チューブ本体が前記胃内固定部に接続されている箇所が最も外方に突出する。そこで、前記チューブ本体が前記胃内固定部に接続されている箇所を下方に屈曲された屈曲部に位置させることにより、前記棒状部材と前記胃内固定部、及び前記チューブ本体とを合わせた高さを吸収して外方への突出を抑制している。このため、瘻孔内への胃内固定部の円滑な挿入が可能となる。
また、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具においては、前記柄部は、前記棒状部材の軸方向に対して斜め後方に傾斜して設けられていることが好ましい。瘻孔内に胃瘻チューブを挿入する際には、患者は仰臥位状態であり、術者は立位状態となる。また、多くの場合、患者に設けられた瘻孔は術者の肘の位置よりも下方となる。また、瘻孔は通常患者の皮膚に対して垂直ではなく、ある程度角度を持って穿設されている。本発明のように、前記柄部が前記棒状部材の軸方向に対して斜め後方に傾斜しているときは、前記傾斜により術者の手首を曲げる角度を小さくすることでき、角度のついた瘻孔にも対応できるため、前記柄部を把持しやすくなり、手技が容易となる。
また、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具を、前記チューブ本体に瘻孔への挿入深さを視認するための目盛が設けられた胃瘻チューブに用い、前記柄部に、前記挟持溝に隣接する位置に補助具側印を設けることが好ましい。前記チューブ本体を引張して前記胃内固定部を変形する際に非常に強くチューブ本体を引張し過ぎると胃瘻チューブが破損する虞がある。上記の如く柄部に補助具側印を設ければ、補助具側印と目盛とを目安にしてどれだけ引張すればよいか術者が分かるため、適切な力で前記チューブ本体を引張し易くすることができる。
また、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具に用いられる胃瘻チューブとしては、前記チューブ本体の、前記胃内固定部の係止穴に前記棒状部材の係止部を挿入し前記チューブ本体を前記棒状部材に対して相対的に後方に引張して前記胃内固定部を適切に変形させたときに前記挟持溝に挟持される位置に、チューブ側印を設けることが好ましい。このように構成することにより、術者は、前記チューブ側印が付された部分が前記挟持溝で挟持されるように前記チューブ本体を引張すればよいため、前記チューブ本体を強く引張し過ぎることなく、適切な力で前記チューブ本体を引張し、前記挟持溝に挟持させることができる。
次に、本発明の胃瘻チューブ用挿入補助具の実施形態の一例について、図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の挿入補助具1は、図1に示すように、棒状部材2と柄部3とによって構成される。
棒状部材2は、ステンレススチール製の円柱状の棒部材であり、その先端部(前端部)は後述する胃瘻チューブ8の胃内固定部10に設けられた係止穴12に挿入するための係止部4となっている。また、棒状部材2は、先端部から所定の長さだけ下方にオフセットされた屈曲部5を有している。また、棒状部材2の後方部分は柄部3の内部に固着されている。
柄部3は、硬質の合成樹脂製であり、棒状部材2を一体としてインサート成形により形成されている。この柄部3は、棒状部材2から下方且つ120゜斜め後方に延設されている。また、柄部3の上部には、棒状部材2の上方に位置させて断面略U字状の挟持溝6が棒状部材2の軸方向に沿って設けられている。この挟持溝6は、図2に示すように、後述する胃瘻チューブ8のチューブ本体9の外径φよりも幅Wが狭くなっており、その内部には垂直方向に3本のリブ7が形成されている。また、図1に示すように、柄部3の上部には挟持溝6に隣接させて補助具側印3aが設けられている。
また、図3に示すように、胃瘻チューブ8は、内部に栄養物を流すチューブ本体9と、チューブ本体9の先端に設けられた略椀状の胃内固定部10とによって構成される。チューブ本体9と胃内固定部10とは可撓性を有する合成樹脂(シリコーン樹脂)によって一体に形成されている。胃内固定部10の周壁部の周方向一側の内周面には径方向内方に突出する突出部11が形成され、突出部11には胃内固定部10の径方向内方に開口する係止穴12が形成されている。また、チューブ本体9には術者が瘻孔への挿入深さを視認するための目盛9aが付されている。又、チューブ本体9には、係止穴12に棒状部材2の係止部4を挿入しチューブ本体9を棒状部材2に対して相対的に後方に引張して胃内固定部10を適切に変形させたときに挟持部6に挟持される位置にチューブ側印9bが付されている。
胃内固定部10の外径は、チューブ本体9の外径よりも大きく形成されている。また胃内固定部10の底部には、チューブ本体9と連通する連通口13が形成されている。胃内固定部10の周壁部には、係止穴12と対向する周方向他側の部分に位置させて切欠部14が形成されている。
患者の体外から胃内に穿設した瘻孔を介して胃瘻チューブ8を胃内に挿入する際には、まず、術者が挿入補助具1の柄部3を把持し、図4(a)に示すように、棒状部材2の係止部4を胃内固定部10の係止穴12に挿入する。次に、この状態からチューブ本体9を挿入補助具1の後方に引張すると、胃内固定部10が棒状部材2の表面に沿うような形で細長く変形される。
このとき、術者は、図4(b)に示すように、チューブ本体9のチューブ側印9bが、柄部3の補助具側印3aと一致するようにチューブ本体9を引張すればよい。これにより、チューブ本体9を必要以上の力で引張することによる胃瘻チューブ8の破損を防止することができると共に、術者の手技の容易化を図ることができる。
この状態でチューブ本体9を柄部3の挟持溝6に挿入すると、胃内固定部10とチューブ本体9とは可撓性を有する合成樹脂で形成されているため、後方に引張された状態で挟持溝6に挟持されたときはその弾性力によりチューブ本体9が前方に戻ろうとする。しかしながら、挟持溝6の幅はチューブ本体9の外径よりも狭くなっているため、図4(c)に示すようにチューブ本体9が互いの摩擦力により挟持溝6に挟持される。
また、挟持溝6には、左右それぞれ3本のリブ7が設けられており、挟持溝6に挟持されたチューブ本体9は軸方向へはさらに滑りにくくなっているため、チューブ本体9は挟持溝6にしっかりと保持される。このリブ7は、挟持溝6の軸方向と垂直方向、即ちチューブ本体9が着脱される方向に向けて設けられているため、チューブ本体9を挟持溝6に着脱する際には抵抗とはならない。
本実施形態の挿入補助具1では、このように胃内固定部10の変形が保たれた状態でチューブ本体9が柄部3の挟持溝6に挟持されて保持されている。従って、術者は柄部3のみを把持し、チューブ本体9から手を離した場合であっても、胃内固定部10を変形した状態で保つことができる。
本実施形態では、棒状部材2の屈曲部5は、図4(c)に示すように、胃内固定部10が変形された際に、胃内固定部10からチューブ本体9が延びる連通口13よりも長く、さらに変形した胃内固定部10の切欠部14よりも若干長くなるように形成されている。このため、胃内固定部10が変形されると、胃内固定部10から延びるチューブ本体9の突出部分が屈曲部5の上方に位置することになる。これにより、胃内固定部10から突出するチューブ本体9の高さが抑えられるので、胃内固定部10を瘻孔15内に円滑に挿入することができる。
また、係止穴12と対向する位置に切欠部14を形成しているため、チューブ本体9と挿入補助具1との間に胃内固定部10の周壁部が挟まれないようになっている。このため、挿入補助具1をよりチューブ本体9に密着させることができる。これにより、挿入補助具1を含めたチューブ全体の外径を小さくして、チューブ本体9の外径と同程度の内径である瘻孔15に胃瘻チューブ8を挿入する際の摩擦抵抗を少なくすることができる。
ところで、瘻孔15内に胃瘻チューブ8を挿入する際には、患者は仰臥位状態であり、術者は立位状態となっている。また、多くの場合、患者に設けられた瘻孔15は術者の肘の位置よりも下方となる。また、瘻孔15は通常患者の皮膚に対して垂直ではなく、ある程度角度を持って穿設されている。
本実施形態の挿入補助具1の柄部3は、棒状部材2に対して120゜の角度で斜め下方に延設されているため、図5に示すように、術者が柄部3を把持して術者の肘の位置よりも下方の瘻孔15に挿入するときは、柄部3を持つ手の手首の角度を大きく曲げることなく手技を行うことができる。また、瘻孔15の穿設された方向に向けて棒状部材2を挿入することも容易となる。これは、例えば棒状部材2に対して90゜の角度で設けられた柄部を持つ場合に比べて手首の角度が緩やかにできるため、手技の精度も向上する。
また、挟持溝6は棒状部材2の上方に位置させて柄部3に設けられているため、図5に示すように、柄部3を把持した状態で親指で柄部3の後方から延びるチューブ本体9を押さえることもできる。このようにチューブ本体9を親指により押さえたときは、チューブ本体9と柄部3との挟持状態をさらに安定させることができるため、より精度の高い手技が可能となる。
そして、胃瘻チューブ8を瘻孔15内に挿入し、胃内固定部10が患者の胃の中に入った後は、チューブ本体9を柄部3の挟持溝6から取り外す。すると、胃内固定部10は挿入補助具1によって引き延ばされた状態から開放されるので、変形された状態から復元力によって略椀状に復元する。これにより、胃瘻チューブ8が瘻孔15から不用意に外れるという事態が防止される。このとき、リブ7はチューブ本体9の着脱方向に延設されているので、チューブ本体9を柄部3の挟持溝6から取り外す際にも抵抗にはならない。次に、挿入補助具1を患者から離反させ、棒状部材2を瘻孔15から体外に取り出す。以上の手順により胃瘻チューブ8を瘻孔15内に挿入する手技が終了する。
このように、本実施形態の挿入補助具1によれば、チューブ本体9を挟持溝6に挟持することにより、胃内固定部10を細長く変形させた状態を保つことができるため、チューブ本体9の術者の手技が容易となる。従って、従来のように一方の手で補助具を持ち、他方の手でチューブ本体を引張させながら胃内固定部を瘻孔15に挿入したときのように、手の緊張による不要な振動等を生じさせることがない。このため、瘻孔15内に胃内固定部を挿入する手技において患者に不快感を与えることなく挿入することができる。
尚、上記実施形態においては、棒状部材2をステンレススチールにて形成しているが、硬性の部材であればどのような部材を用いてもよい。例えば、合成樹脂を用いて柄部3と一体成形してもよい。また、上記実施形態では、棒状部材2を円柱状としているが、これに限らず、断面楕円形状としてもよく、或いはチューブ本体9の外周面に合致するような径の樋状(断面U字状)としてもよい。また、棒状部材2と柄部3との角度も120゜に限らず、各種手技に合わせて適宜角度を変更したものを形成しても良い。
本発明の実施形態の一例である挿入補助具を示す斜視図。 図1のII−II線断面図とチューブ本体の断面図。 胃瘻チューブの前方部分を示す斜視図。 胃瘻チューブを挿入補助具に装着する際の状態を示す説明図。 挿入保護具を用いて胃瘻チューブを瘻孔内に挿入する手技を示す説明図。 従来の挿入補助具を示す説明図。
符号の説明
1…挿入補助具、2…棒状部材、3…柄部、3a…補助具側印、4…係止部、6…挟持溝、8…胃瘻チューブ、9…チューブ本体、9a…目盛、9b…チューブ側印、10…胃内固定部、12…係止穴、15…瘻孔。

Claims (5)

  1. 瘻孔を介して先端が胃内に挿入される可撓性を有するチューブ本体と、前記チューブ本体の先端に設けられ胃内からのチューブ本体の抜出しを規制する可撓性を有する略椀状の胃内固定部と、前記胃内固定部に設けられ棒状部材の先端部が係止される係止穴とを備える胃瘻チューブを瘻孔内に挿入するための挿入補助具であって、
    先端に前記係止穴に挿入可能な係止部を有する硬質の棒状部材と、前記棒状部材の後方部分を支持して下方に延設され術者が操作時に把持可能な柄部とを有し、
    前記柄部は、前記胃内固定部の係止穴に前記棒状部材の係止部を挿入し前記チューブ本体を前記棒状部材に対して相対的に後方に引張し前記胃内固定部を変形させた状態で、前記胃内固定部の変形を保持したまま前記チューブ本体を挟持する挟持溝を備えていることを特徴とする胃瘻チューブ用挿入補助具。
  2. 前記棒状部材は下方に向けてクランク形状に屈曲された屈曲部を有し、
    前記屈曲部は、前記棒状部材の先端から、前記胃瘻チューブが装着された状態における前記チューブ本体と前記胃内固定部との接続部よりも後方まで延設され、
    前記挟持溝は前記棒状部材の上方に位置させて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の胃瘻チューブ用挿入補助具。
  3. 前記柄部は、前記棒状部材の軸方向に対して斜め後方に傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の胃瘻チューブ用挿入補助具。
  4. 前記チューブ本体に瘻孔への挿入深さを視認するための目盛が設けられた胃瘻チューブに用いられるものであって、
    前記柄部には、前記挟持溝に隣接する位置に補助具側印が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか1項に記載の胃瘻チューブ用挿入補助具。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項に記載の胃瘻チューブ用挿入補助具に用いられる胃瘻チューブであって、
    前記チューブ本体には、前記胃内固定部の係止穴に前記棒状部材の係止部を挿入し前記チューブ本体を前記棒状部材に対して相対的に後方に引張して前記胃内固定部を適切に変形させたときに前記挟持溝に挟持される位置にチューブ側印が設けられていることを特徴とする胃瘻チューブ。
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