JP2007260315A - 分析装置および分析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、被験者に与える苦痛を軽減した、被験者の体内の組織液に含まれる所定の成分の濃度の分析方法および分析装置を提供することを課題とする。
【解決手段】分析装置は、被験者の皮膚を介して抽出される組織液を保持するための抽出媒体が供給される抽出媒体保持部と、前記抽出媒体に保持された組織液に含まれる所定の成分の量に関する成分量情報を取得する成分量情報取得部と、抽出された組織液を保持している前記抽出媒体に電力を供給し、前記抽出媒体から第1電気的情報を取得する電気的情報取得部と、前記成分量取得部が取得した前記成分量情報と、前記電気的情報取得部が取得した前記第1電気的情報とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する成分濃度情報取得部とにより構成されている。
【選択図】図20

Description

この発明は、被験者の体内に含まれる所定の成分の濃度を測定する装置と方法に関する。
血糖値を測定する方法として、ランセット機構(特許文献1参照)により指先から採取した血液を血中グルコース試験紙を用いて測定する方法がある。また、このような方法を実行するための装置も市販されている。しかし、上記装置は、被験者の指先に針を刺して血液を採取するため、被験者に苦痛を与える。
このような被験者の苦痛を軽減するための方法として、電気エネルギーを皮膚に付与することによって経皮的にグルコースを抽出するリバースイオントフォレシス法によるグルコース抽出方法が知られている(特許文献2参照)。
しかし、抽出されたグルコース量と血糖値との相関関係を確認するために、特許文献2に示されている方法においては、実際に採血を行って血糖値を測定するという過程が必要となる。従って、採血により被験者は苦痛を感じることになる。
米国特許第6607543号公報 特開2002−191582号公報
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、被験者に与える苦痛を軽減した、被験者の体内の組織液に含まれる所定の成分の濃度の分析方法および分析装置を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み、本願第一発明は、被験者の皮膚を介して抽出される組織液を保持するための抽出媒体が供給される抽出媒体保持部と、前記抽出媒体に保持された組織液に含まれる所定の成分の量に関する成分量情報を取得する成分量情報取得部と、抽出された組織液を保持している前記抽出媒体に電力を供給し、前記抽出媒体から第1電気的情報を取得する電気的情報取得部と、前記成分量取得部が取得した前記成分量情報と、前記電気的情報取得部が取得した前記第1電気的情報とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する成分濃度情報取得部と、を備える分析装置を提供するものである。
また、本願第二発明は、被験者の皮膚を介して抽出された組織液を抽出媒体に保持する保持ステップと、保持した組織液に含まれる所定の成分の量に関する成分量情報を取得する成分量情報取得ステップと、抽出された組織液を保持する前記抽出媒体に電力を供給する電力供給ステップと、前記抽出媒体から電気的情報を取得する電気的情報取得ステップと、前記成分量情報と、前記電気的情報取得とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する成分濃度情報取得ステップと、を有する分析方法を提供するものである。
本発明により、採血をすることなく体内の組織液に含まれる所定の成分の濃度を取得する分析装置および分析方法が提供されるので、被験者に与える苦痛を軽減することができる。
[血糖値測定装置1の全体構成]
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図4を用いて、抽出カートリッジ2が装着された血糖値測定装置1の全体構成について説明する。本発明の一実施形態による血糖値測定装置1は、体内から生化学成分の一つであるグルコースを含む組織液を抽出するとともに、抽出された組織液に含まれるグルコースを分析することにより血糖値を算出する装置である。なお、組織液とは、動物の組織の細胞間を満たす液体成分である。
被験者は主としてヒトである。
図1に示すように、血糖値測定装置1は、バンド部材19を用いて被験者の手首に装着されるように構成されている。血糖値測定装置1は、分析ユニット6と固定具20とを連結する蝶番7を備えており、蝶番7の開閉動作により分析ユニット6は固定具20の表面に接触するよう設置される。図2は、血糖値測定装置1から分析ユニット6が取り除かれたバンド部材19を示した図である。図2に示すように、バンド部材19の固定具20は、所定の位置に開口20aを備えており、開口20aは固定具20を貫通して被験者の皮膚が露出するよう構成されている。また、バンド部材19の裏面には電極3(図示せず)が取り付けられている。電極3には金電極が用いられている。
血糖値測定装置1は、図4に示すように、分析ユニット6と、分析ユニット6に着脱可能に固定される抽出カートリッジ2と、上記したバンド部材19とを備えている。抽出カートリッジ2が固定された分析ユニット6をバンド部材19の固定具20に設置すると、固定具20の開口20aを介して、分析ユニット6に固定された抽出カートリッジ2が被験者の皮膚に接触するよう構成されている。
分析ユニット6は、図4に示すように、制御・解析部11と、スイッチ回路12と、入力部14と、表示部(LCD)15と、直流方式の定電流電源13と、定電流電源13から印加される電圧を測定し、その測定結果を制御・解析部11に出力する電圧計16と、検知部30とを備えている。なお、分析ユニット6は、血糖値の測定の際は、バンド部材19が備える固定具20に設置されて使用される。
制御・解析部11は、定電流電源13の出力およびスイッチ回路12の動作を制御すると共に、検知部30の出力と電圧計16の出力を受けて血糖値を算出するために設けられている。制御・解析部11は、CPU,ROM,RAMなどを含むマイクロコンピュータを用いて構成されている。
表示部(LCD)15は、制御・解析部11の算出結果(例えば、血糖値)を表示するために設けられている。
入力部14は、制御・解析部11に測定の開始指令や必要な測定条件を入力するために設けられている。
定電流電源13は、バンド部材19が備えている電極3と、抽出カートリッジ2が備えている電極4および電極5の各電極間に電圧を印加するために設けられている。定電流電源13は、内蔵するバッテリにトランジスタ定電流回路およびトランジスタ定電圧回路を組み合わせて構成されている。
スイッチ回路12は、スイッチング素子を組み合わせた回路で構成されており、定電流電源13の出力先を切り換えるために設けられている。スイッチ回路12には二つの端子部(図示せず)が接続しており、この端子部は、抽出カートリッジ2を分析ユニット6に固定した際に、抽出カートリッジ2の電極4および電極5と接触するよう、分析ユニット6の表面に設けられている。また、スイッチ回路12は、電極3と定電流電圧13とを電気的に接続している。また、スイッチ回路12には、直流電流を交流電流に変換するためのインバータ12aが設けられている。
検知部30は、グルコース抽出量を検知するために設けられている。図11に示すように、検知部30は、単色光源31、レンズ32、レンズ33および受光素子34から構成されている。単色光源31は、レンズ32を介して、グルコースセンサ70に分析用の光を照射する機能を有している。単色光源31からレンズ32を介してグルコースセンサ70に照射された光は、グルコースセンサ70の所定の経路を通過し、レンズ33を介して受光素子34に入射する。受光素子34は、受光した光量に基づく信号を出力する機能を有している。
抽出カートリッジ2は、図5に示すように、アクリル製の樹脂からなるカートリッジ本体22と、電極4と、電極5と、マスキングテープ27と、メッシュシート23と、グルコースセンサ70とを備えている。抽出カートリッジ2は、図3に示すように、抽出カートリッジ2に形成された2つの取付孔21に分析ユニット6の係合フック17を各々係合させることによって、分析ユニット6に着脱可能に固定されるものである。この抽出カートリッジ2は、グルコースの測定毎に交換して使用することが可能なように構成されている。
抽出カートリッジ本体22には、図5に示すように、四角形状の凹状の段差部22aが設けられている。また、図5、図6に示すように、段差部22aの中央部には、カートリッジ本体22の下面にまで達する貫通孔22bが形成されている。また、段差部22aの貫通孔22bを挟んで対向する位置には、それぞれ、円形状の凹部22cが形成されている。この二つの凹部22cには、電極4および電極5の端子部24cおよび25cが各々嵌め込まれており、抽出カートリッジ2を分析ユニット6に固定することにより、端子部24cおよび25cとスイッチ回路12に接続されている分析ユニット6側の二つの端子部とが接触し、電極4および電極5と定電流電源13とが電気的に接続されるよう構成されている。
電極4、電極5には銀/塩化銀電極が用いられている。
マスキングテープ27は、皮膚と電極とが直接接触することを防止し、電流が流れることによる皮膚の痛みを和らげるために設けられている。そのため、マスキングテープ27は絶縁体である。図6に示すように、マスキングテープ27は、電極4および電極5の下面に接触している。また、マスキングテープ27には、開口部27aが設けられており、開口部27aを介して、皮膚の抽出部位からメッシュシート23が保持する抽出媒体に組織液が抽出されるよう構成されている。
メッシュシート23は、組織液を抽出するための抽出媒体を保持するために設けられている。本実施形態において使用されるメッシュシート23は、ナイロン製で、約10mmの長さ、約4mmの幅、および、約50μmの厚みを有している。抽出媒体には純水が使用され、血糖値測定装置1による測定開始前に、約1.5μlの純水がメッシュシート23に供給される。なお、本実施形態で使用する純水は18.3MΩ・cmの電気抵抗率を有しており、実質的に絶縁体(非導電性物質)である。
このメッシュシート23は、実質的に伸縮性を有さず、厚みがほとんど変化しないように構成されている。また、メッシュシート23は、約30μmの太さのナイロン繊維を編み込んで形成されており、縦横それぞれ約33μmの正方形状の網目構造を有している。図6に示すように、メッシュシート23は、電極4および電極5の上面に接触するとともに、グルコースセンサ70の下面に接触している。
グルコースセンサ70は、メッシュシート23が保持する抽出媒体に抽出された組織液中のグルコースを検出するために設けられている。図11に示すように、グルコースセンサ70は、下面側に計測面70aを有している。この計測面70aには、グルコースに対する触媒となる酵素(グルコースオキシターゼ)と、過酸化水素に対する触媒となる酵素(ペルオキシターゼ)と、活性酸素と反応して発色する発色色素とが塗布されている。また、グルコースセンサ70は、ガラス製の基板71と、基板71の下方に取り付けられた第1光導波路層72と、第1光導波路層72の下方の中央部に取り付けられた第2光導波路層73と、第2光導波路層73を挟むように第1光導波路層72の下方に形成された保護膜74と、保護膜74の外側を覆う遮光層75とにより構成されている。第1光導波路層72は、基板71より高い屈折率を有している。また、第2光導波路層73は、側方が傾斜した台形状を有するとともに、第1光導波路層72より高い屈折率を有している。グルコースセンサ70の計測面70aは、第2光導波路層73のうちの保護膜74から露出した部分であり、メッシュシート23の上面と接触する。
次に、上記した血糖値測定装置1に装着される未使用の抽出カートリッジ2を収容した抽出カートリッジセット200の構成について説明する。抽出カートリッジセット200は、血糖値測定装置1に装着される前の未使用の抽出カートリッジ2を乾燥した状態で収容するとともに、血糖値測定装置1に装着する際には、抽出カートリッジ2のメッシュシート23に所定量(本実施形態では、約1.5μl)の純水を含ませることが可能なように構成されている。抽出カートリッジセット200は、図8に示すように、支持部材40と、上述した抽出カートリッジ2と、乾燥剤50と、液体供給部材60と、分離部材80とを備えている。
支持部材40は、可撓性を有するシート状に形成されている。また、支持部材40は、図7に示すように、U字状に折り曲げられている。図9に示すように、支持部材40は、カートリッジ支持部41と、カートリッジ支持部41と対向して配置される液体供給部材支持部42と、カートリッジ支持部41および液体供給部材支持部42を連結する折り曲げ部43とから構成されている。支持部材40は、実質的に袋のような形状に構成されるので、カートリッジ支持部41、液体供給部材支持部42および折り曲げ部43により囲まれる領域内に抽出カートリッジ2および液体供給部材60を保持(収容)することが可能になる。
抽出カートリッジ2は、支持部材40のカートリッジ支持部41の内面側に容易に離脱可能なように接着されている。
乾燥剤50は、抽出カートリッジ2のメッシュシート23が空気中の水分などを吸収して湿った状態になるのを抑制するために設けられている。
液体供給部材60は、不織布である脱脂綿(カット綿)からなり、約15mmの長さ、約15mmの幅、および、約50μmの厚みを有する。また、液体供給部材60は、所定量(本実施形態では、約150μl)の純水を吸収保持している。この液体供給部材60は、図8に示すように、支持部材40のカートリッジ支持部41に取り付けられた抽出カートリッジ2のメッシュシート23と対向するように、支持部材40の液体供給部材支持部42の内面側に固定されている。なお、本実施形態では、液体供給部材60が吸収している純水(約150μl)のうち約1%の純水(約1.5μl)が、液体供給部材60から抽出カートリッジ2のメッシュシート23に供給される。
分離部材80は、上記した支持部材40と同様、可撓性を有するシート状に形成されている。この分離部材80は、図8に示すように、U字状の支持部材40のカートリッジ支持部41、液体供給部材支持部42および折り曲げ部43により囲まれる領域内に収容されている。分離部材80は挟持部83を備えており、挟持部83は、分離部材80を支持部材40から取り外す際に被験者によって挟持されるために設けられている。この挟持部83を被験者が挟持して矢印C方向に引っ張ることによって、カートリッジ収容部81および液体供給部材収容部82を、支持部材40のカートリッジ支持部41および液体供給部材支持部42から徐々に剥離させることが可能である。
次に、図12のフローチャートを用いて、血糖値測定装置1による測定のための被験者の準備手順について説明する。
[準備手順]
(ステップS1)
まず、被験者は、手首にバンド部材19を装着する(ステップS1)。このとき、被験者の皮膚の抽出部位A(図6参照)がバンド部材19の固定具20の開口20a(図2参照)内に位置するようにバンド部材19を装着する。バンド部材19の裏面には電極3が備えられているため、バンド部材19を手首に装着することにより、電極3は皮膚の表面B(図6参照)と接触する。
(ステップS2)
次に、被験者は、被験者の手首の抽出部位A(図6参照)への前処理を行う(ステップS2)。具体的には、被験者は、図10に示す微細針アレイ51を用いて抽出部位Aを穿刺する。微細針アレイ51の先端面には10mm×10mmの面積内に高さ0.4mm、太さ0.24mmの49本の針52が等間隔で突出している。前処理を行うことにより、抽出部位Aの表皮に微細孔が形成され、抽出部位Aにおいて経皮的に組織液が抽出されやすくなる。なお、本実施形態においては、測定箇所と穿刺箇所とが正確に一致するように、バンド部材19の固定具20の開口20aを介して、被験者の手首の抽出部位Aを穿刺する。本ステップにおいて抽出部位Aに形成された複数の抽出孔121は、図14に示すように、角質層および顆粒層等を貫通し、真皮の中間付近に達しているが、皮下組織には達していない。また、抽出孔121は、皮膚表面における径が最も大きく、皮下組織に近づくにつれて径が小さくなっている。抽出孔121が形成されると、矢印Sで示すように、真皮に充満している組織液が抽出孔121中に滲み出る。なお、この組織液には、グルコースが含まれている。
(ステップS3)
ここで、被験者は、未使用の抽出カートリッジ2を抽出カートリッジセット200から取り出すことに伴い、メッシュシート23に純水を供給する(ステップS3)。具体的には、被験者は、抽出カートリッジセット200の分離部材80の挟持部83を、図7に示す矢印C方向に引っ張る。それにより、乾燥した抽出カートリッジ2と純水を含んだ液体供給部材60との間から分離部材80が取り除かれるとともに、支持部材40のカートリッジ支持部41および液体供給部材支持部42が、被験者の指により矢印A方向および矢印B方向から押圧される。これにより、乾燥した抽出カートリッジ2のメッシュシート23と純水を含んでいる液体供給部材60とが接触して、液体供給部材60に含まれている純水のうち約1.5μlがメッシュシート23に供給される。
(ステップS4)
次に、被験者は、抽出カートリッジ2の一対の取付孔21に分析ユニット6の二つの係合フック17を係合させることにより、分析ユニット6に、所定量(約1.5μl)の純水を含んだメッシュシート23を含む抽出カートリッジ2を固定する(ステップS4)。
(ステップS5)
そして、被験者は、抽出カートリッジ2を固定した分析ユニット6をバンド部材19の固定具20に設置する(ステップS5)。これにより、純水を含んだメッシュシート23が皮膚の抽出部位Aに接触した状態で、血糖値測定装置1が被験者の手首に装着される。これにより、抽出部位Aと接触したメッシュシート23から、図15に示すように、抽出孔121の内部に純水が流入する。純水が抽出孔121の内部に流入すると、ステップS1における抽出孔121の形成によって抽出孔121中に滲み出ている組織液は、図16に示すように、メッシュシート23の方向(図16のT方向)に移動する。すると、抽出孔121中の純水に対する組織液の濃度が低くなるので、矢印Sで示すように、組織液が真皮から抽出孔121中の純水に抽出される。
以上の準備の後、被験者は、血糖値測定装置1により血糖値を測定する。具体的には、被験者は、入力部14を操作し、測定開始指令を血糖値測定装置1の制御・解析部11へ入力し、制御・解析部11に測定動作を開始させる。図13は、血糖値測定装置1の制御・解析部11の測定動作手順を示したフローチャートである。図13のフローチャートを用いて、各ステップについて説明する。
[血糖値測定装置1による測定手順]
(ステップS61)
入力部14からの測定開始指令が制御・解析部11へ入力されると、制御・解析部11は抽出処理を開始する(ステップS61)。具体的には、制御・解析部11は、抽出部位Aの近傍に位置している二つの電極4と電極5とを定電圧電源の陰極に、皮膚の表面Bに接触している電極3を定電圧電源の陽極にそれぞれ電気的に接続するよう、スイッチ回路12を制御する。図17は、本ステップにおいて制御された結果、切り換えられた電気回路を示す図であり、この状態で被験者の皮膚に電場を付与する。
そして、制御・解析部11は、定電流電源13から電極3と皮膚と電極4と電極5との間を150μAの直流電流が所定時間T(本実施形態では、60秒間)流れるよう制御する。
抽出孔121中の純水に滲み出た組織液は電荷を帯びているので、電源13による電場の付与によって、図18に示すように、メッシュシート23の方向(図18のT方向)へ移動が促進される。なお、組織液に含まれるグルコースは電荷を帯びていないが、電荷を帯びている他の成分の移動に伴って移動する。メッシュシート23内の抽出媒体まで移動したグルコースは、抽出媒体内を拡散(いわゆる、受動拡散)し、グルコースセンサ70まで到達する。計測面70aに到達したグルコースは、グルコースオキシターゼを触媒として反応し、その結果生成される過酸化水素がさらにペルオキシターゼを触媒として反応する。その結果、活性酸素が生成される。計測面70aに塗布されている発色色素は、活性酸素と反応して発色する。したがって、発色色素は、体内から抽出されたグルコースの量に応じた強度で発色することになる。
一方、純水を含んだメッシュシート23に接触しているグルコースセンサ70の第2光導波路層73内を全反射しながら通過する光は、体内から抽出されたグルコースの量に応じて発色する発色色素により吸収された後、受光素子34に到達する。この結果、受光素子34には、計測面70aに到達したグルコースの量に応じた強度の光が入射し、入射した光の強度に応じた信号が受光素子34から出力される。
(ステップS62)
皮膚への電流の供給開始から所定時間(本実施形態では、60秒間)経過後、制御・解析部11は、受光素子34から出力された信号に基づいて、グルコース抽出量(Q)を取得する(ステップS62)。
(ステップS63)
グルコース抽出量(Q)を取得した後、制御・解析部11は抽出媒体の電気伝導度を取得する(ステップS63)。具体的には、制御・解析部11は、電極4または電極5の一方が定電流電源13の陽極に、もう一方が定電流電源13の陰極に接続されるよう、スイッチ回路12を制御する。なお、本実施形態では、スイッチ回路12にインバータ12aが設けられており、周波数50Hzの交流電流が電極4と電極5との間を流れるような構成となっている。図19は、本ステップにおいて制御された結果、切り換えられた電気回路を示す図であり、この状態で抽出媒体の電気伝導度を測定する。
そして、制御・解析部11は、定電流電源13から定電流50μAが、電極4と電極5との間を5秒間流れるよう制御するとともに、電圧計16がその際の電圧値(X)を測定するよう制御する。その後、制御・解析部11は、電圧値(X)を電流値(I)(本実施形態では、50μA)で割ることにより、抽出媒体の電気抵抗値(R)を
R=X/I
として算出する。また、抽出媒体の電気伝導度(K)は電気抵抗値の逆数として算出されるため、制御・解析部11は、抽出媒体の電気伝導度(K)を、
K=1/R
=I/X
として取得する。
(ステップS64)
本ステップにおいて、制御・解析部11は、単位時間(本実施形態では、1秒)あたりのグルコース抽出量を示すグルコース抽出速度(J)と、ステップS63において取得した抽出媒体の電気伝導度(K)とに基づいて、以下の式(1)により血糖値を算出する(ステップS64)。グルコース抽出速度(J)は、ステップS62において取得したグルコース抽出量(Q)を、定電流電源13が電流を供給した所定時間T(本実施形態では、60秒)で割ることによって、
J=Q/T
として算出される。なお、以下の式(1)で算出される値は体内の組織液に含まれるグルコースの濃度であるが、組織液に含まれるグルコースの濃度と血液に含まれるグルコースの濃度(すなわち血糖値)とはほとんど等しいため、本実施形態では、式(1)の算出結果を血糖値としている。
BG=J/P
=J/(aK+b)・・・(1)
なお、上記式(1)において、「BG」は算出血糖値を表し、「J」は単位時間あたりのグルコース抽出量であるグルコース抽出速度を表し、「P」は抽出部位Aにおけるグルコース透過率(グルコースの通しやすさ)を表し、「K」はステップS63で算出される電気伝導度を表している。また、「a」「b」は、予め設定された定数である。上記式(1)は予め制御・解析部11に記憶されているとともに、血糖値の測定が行われる度に、上記式(1)が読み出されて血糖値が算出される。本実施形態で採用されている血糖値の算出原理については後で詳説する。
(ステップS65)
制御・解析部11は、ステップS64において算出した血糖値を表示部15に表示するよう制御する(ステップS65)。表示部15に血糖値が表示されることにより、被験者は、採血を要することなく、自己の血糖値を知ることができる。
[血糖値の算出原理]
ここで、本実施形態で採用されている血糖値の算出原理について説明する。
本実施形態のようにグルコース抽出量から血糖値を算出する場合、被験者によって皮膚の状態が異なり、皮膚の状態によってグルコース抽出量が変動することを考えると、グルコース抽出量をグルコース透過率(P)によって補正した方が精度よく血糖値を算出できる。例えば、同じ微細針アレイ51を用いて皮膚の穿刺を行った場合であっても、角質層が柔らかく薄い被験者においては微細孔が形成されやすいため、抽出されるグルコース量は多くなるが、角質層が硬く厚い被験者においては、微細孔は形成されにくいため、抽出されるグルコース量は少なくなる。そのため、本実施形態では、抽出部位Aにおけるグルコース透過率(P)の推定を行い、上記演算式(BG=J/P)により血糖値を算出している。
ここで、組織液における電解質濃度は、血糖値の異なる複数の被験者間でもほぼ同様であることが分かっている。そのため、経皮的に抽出された組織液に含まれる電解質量を測定することにより、皮膚を組織液が透過してきた度合い(つまり、グルコース透過率(P))を推定することが可能である。そこで、本実施形態では、抽出された組織液を保持する抽出媒体として電解質を含んでいない純水を用い、組織液が抽出された抽出媒体に電力を供給してその電気伝導度(K)を測定することにより、抽出された組織液に含まれる電解質量を推定する。すなわち、組織液が抽出された抽出媒体の電気伝導度(K)からグルコース透過率(P)を推定する。
式(1)は、以下の実験により求められる。すなわち、まず、血糖値がt(定数)(本実施形態では、血糖値80)である複数の被験者について、上記したステップS1からステップS5、および、ステップS61からステップS63までと同様の動作を複数回行うことによって、グルコース抽出速度(J)と、抽出媒体の電気伝導度(K)とを複数取得する。
次に、グルコース抽出速度(J)を縦軸、抽出媒体の電気伝導度(K)を横軸とする座標上に、上記のように取得したグルコース抽出速度(J)および抽出媒体の電気伝導度(K)からなる複数の座標データ(J,K)をプロットする。これによって、図20に示す特性図が得られる。この特性図により、プロットされたグルコース抽出速度(J)と抽出媒体の電気伝導度(K)とは、比例関係にあることが分かる。この後、プロットされたグルコース抽出速度(J)と抽出媒体の電気伝導度(K)との関係を示す回帰直線Lを、この特性図上に描くとともに、その直線Lを表す式(J=αK+β)を求める。
ここで、血糖値がt(定数)(本実施形態では、血糖値80)である被験者から得られるグルコース抽出速度(J)と抽出媒体の電気伝導度(K)との間には、上記の直線Lを表す式(J=αK+β)の関係が成り立っている。そこで、上記式(1)の前提である演算式(BG=J/P)の「BG」に「t」、「J」に「αK+β」を代入すると、
t=(αK+β)/P
となる。そのため、この式から、
P=(αK+β)/t
としてグルコース透過率(P)を求めることができる。
そして、上記式(1)の前提である演算式(BG=J/P)の「P」に上記の「(αK+β)/t」を代入することにより、
BG=tJ/(αK+β)
=J/(aK+b)(a=α/t、b=β/t)
となる上記式(1)が得られる。
なお、本実施形態では、抽出部位へ電流を流す方法を採用して組織液を抽出しているが、電流を流さずに組織液を抽出(いわゆる、受動拡散抽出)してもよい。
また、本実施形態では、微細針アレイ51を使用して前処理を行った後に組織液を抽出するようにしているが、この前処理を行わずに、血糖値測定装置1による測定を行ってもよい。
また、本実施形態では、血糖値を求めるためにグルコース抽出速度を用いているが、メッシュシートに保持された抽出媒体におけるグルコース濃度を用いてもよい。
また、本実施形態では、被験者の体内の組織液中のグルコース濃度を血糖値とみなしているが、被験者の体内の組織液中のグルコース濃度を血糖値に変換するための補正を行ってもよい。
また、本実施形態では、測定前のメッシュシート23は乾燥しているが、メッシュシート23に予め所定量の純水を保持させてもよい。この場合、メッシュシート23に保持されている純水が蒸発してしまったとしても、測定時にメッシュシート23に純水を供給することによって、メッシュシート23には所定量の純水が保持される。
また、本実施形態では、抽出カートリッジ2が備えているメッシュシート23に純水を供給した後に、抽出カートリッジ2を分析ユニット6に装着しているが、抽出カートリッジ2を分析ユニット6に装着した後に、純水をメッシュシート23に供給してもよい。このように構成すれば、抽出カートリッジ2と純水とが接触することによるグルコースセンサ70の劣化の度合いを減少させることができる。
また、本実施形態では、ナイロン製のメッシュシート23を用いることによって、抽出カートリッジ2が被験者の皮膚に対して押圧されたときに、メッシュシート23の厚みが変わらず、容易に、測定時の皮膚とグルコースセンサ70との距離を一定に保つことができる。そのため、測定誤差を減少させることができる。
また、本実施形態では、抽出カートリッジ2は、グルコースセンサ70とマスキングテープ27との間の空間に形成された抽出媒体保持部にメッシュシート23を備えているが、抽出媒体保持部は、抽出媒体である液体を保持するための部材として、液体を吸収して保持する紙片などの吸収部材を備えてもよい。さらに、抽出媒体保持部は、メッシュシート23などの部材を備えなくとも、抽出媒体を保持するための空間を有していればよい。この空間に保持される抽出媒体には、非導電性のゲルを用いてもよい。
また、本実施形態では、メッシュシート23に供給される抽出媒体として純水を用いているが、純水以外の非導電性の液体をメッシュシート23に供給してもよい。
また、本実施形態では、電解質を含んでいない純水中に組織液を抽出し、抽出された組織液を含む抽出媒体の電気伝導度を測定することにより、グルコース透過率を推定しているが、生理食塩水などの電解質溶液に組織液を抽出することによって、グルコース透過率を推定してもよい。なお、より精度よくグルコース透過率を推定するためには、非導電性の抽出媒体を用いることが好ましい。
また、本実施形態では直流の定電流電源13を用いて皮膚に直流電流を流しているが、交流の定電流電源を用い、交流電流を直流電流に変換するコンバータを回路中に設けることにより、皮膚に直流電流を流してもよい。
また、本実施形態では、定電流電源から被験者の皮膚に定電流を供給することにより経皮的にグルコースを抽出し、抽出媒体の電気伝導度を用いてグルコース抽出量を補正しているが、定電圧電源から定電圧を印加することにより経皮的にグルコースを抽出してもよい。なお、定電圧を印加してグルコースを抽出する場合、皮膚を流れる電流の大きさは皮膚の抵抗に対応して変動する。グルコースの抽出量は皮膚を流れる電流の大きさに依存するため、電流値が大きくなれば、グルコース抽出量も増えることになる。そのため、定電圧を印加してグルコースを抽出する場合には、グルコース抽出時の電流値の変動をモニタリングする電流測定部を設け、抽出媒体の電気伝導度を用いたグルコース抽出量の補正に加えて、電流測定部がモニタリングした電流値に基づいて、グルコース抽出量の補正を行ってもよい。例えば、抽出媒体の電気伝導度を用いたグルコース抽出量の補正に加えて、グルコースを抽出する間の電流値の変動をモニタリングして、その平均電流値を計算し、その電流値と基準となる電流値の倍率を求めることにより、グルコース抽出量の補正を行ってもよい。
また、本実施形態では、グルコース透過率を推定するために、経皮的に抽出された組織液を保持する抽出媒体に電力を供給したときの抽出媒体の電気伝導度を測定しているが、抽出媒体に電力を供給したときの抽出媒体の電気抵抗値や、抽出媒体に印加された電圧値や抽出媒体に供給された電流値を測定してもよい。電気抵抗、電圧、電流の大きさに基づいても、グルコース透過率を推定することは可能である。
また、本実施形態では、グルコース透過率を推定するために、抽出媒体の電気伝導度という電気的情報を取得しているが、グルコースが皮膚を透過した度合いを反映する情報を取得できればよく、イオン電極を用いて、経皮的に抽出された組織液に含まれるイオンの量を計測することにより、グルコースが皮膚を透過した度合いを反映する情報を取得してもよい。
また、本実施形態では、電極4、電極5に銀/塩化銀電極を用いているが、活性炭電極を用いてもよい。活性炭電極を用いた場合には、抽出媒体の電気伝導度とグルコース抽出速度との相関を精度よく取得することができる。
また、本実施形態では、被験者の皮膚に電場を付与する際と抽出媒体に電流を流す際に、電極4と電極5を共用している。このように構成することにより、血糖値測定装置1に用いる電極の数を少なくすることができ、装置の小型化が可能となる。
また、本実施形態では、被験者の皮膚に電場を付与する際と抽出媒体に電流を流す際に、電極4と電極5を共用しているが、電極3,4,5以外に別途電極を設け、抽出媒体に電流を流す際には電極4と電極5を用い、被験者の皮膚に電場を付与する際には、電極3と別途設けられた前記電極との間を電流が流れるよう構成してもよい。
また、本実施形態では、表示部15に被験者の血糖値が表示されるよう構成されているが、抽出媒体の電気伝導度や電気抵抗値など、抽出媒体に電力を供給することにより取得する電気的情報を表示部15に表示するよう構成してもよい。このように構成することにより、被験者は、皮膚の透過率を反映した情報を容易に得ることができる。
また、本実施形態では、分析装置の一実施形態として、血糖値を測定するための血糖値測定装置1を説明したが、被験者の体内から抽出した組織液に含まれる成分の分析値に基づいて、被験者の体内の組織液中の成分の濃度を取得する分析装置に適用できる。本発明の分析装置が分析可能な成分の濃度としては、生化学成分の一つであるたんぱく質、および被験者に投与された薬剤の濃度などが挙げられる。これらの成分は、本実施形態と同様にして抽出媒体内に抽出することができる。
被験者の手首に装着された血糖値測定装置1の斜視図である。 固定具20を備えるバンド部材19の斜視図である。 抽出カートリッジ2が装着された血糖値測定装置1の内部構造を示す図である。 図3に示した血糖値測定装置1の構成を示す構成説明図である。 抽出カートリッジ2の構造を示す平面図である。 図5に示した抽出カートリッジ2の300−300線に沿った断面図である。 抽出カートリッジセット200を示す斜視図である。 図7に示した抽出カートリッジセット200の400−400線に沿った断面図である。 抽出カートリッジセット200を示す斜視図である。 前処理用の微細針アレイ51を示す斜視図である。 グルコースセンサ70に光を照射することにより、検知部30がグルコースを検知する構成を示す図である。 血糖値測定装置1による測定のための被験者の準備手順を示すフローチャートである。 血糖値測定装置1の制御・解析部11の測定動作手順を示すフローチャートである。 血糖値測定装置1を用いたグルコースの抽出原理を説明するための模式図である。 血糖値測定装置1を用いたグルコースの抽出原理を説明するための模式図である。 血糖値測定装置1を用いたグルコースの抽出原理を説明するための模式図である。 被験者の皮膚に電場を付与する際の電気回路を示す図である。 血糖値測定装置1を用いたグルコースの抽出原理を説明するための模式図である。 抽出媒体の電気伝導度を測定する際の電気回路を示す図である。 プロットされたグルコース抽出速度と抽出媒体の電気伝導度との関係を示す特性図である。
符号の説明
1 血糖値測定装置
2 抽出カートリッジ
3 電極
4 電極
5 電極
6 分析ユニット
11 制御・解析部
12 スイッチ回路
13 定電流電源
14 入力部
15 表示部
16 電圧計
19 バンド部材
20 固定具
23 メッシュシート
30 検知部
70 グルコースセンサ


























Claims (19)

  1. 被験者の皮膚を介して抽出される組織液を保持するための抽出媒体が供給される抽出媒体保持部と、
    前記抽出媒体に保持された組織液に含まれる所定の成分の量に関する成分量情報を取得する成分量情報取得部と、
    抽出された組織液を保持している前記抽出媒体に電力を供給し、前記抽出媒体から第1電気的情報を取得する電気的情報取得部と、
    前記成分量取得部が取得した前記成分量情報と、前記電気的情報取得部が取得した前記第1電気的情報とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する成分濃度情報取得部と、
    を備える分析装置。
  2. 前記体液は、組織液または血液から選択される請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記第1電気的情報は、前記組織液が皮膚を介して抽出される時の皮膚の透過度合いを反映した情報である請求項1または請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記第1電気的情報は、前記抽出媒体の電気伝導度または電気抵抗に基づく情報である請求項1または請求項2に記載の分析装置。
  5. 前記第1電気的情報は、前記抽出媒体に印加された電圧または前記抽出媒体に供給された電流に基づく情報である請求項1または請求項2に記載の分析装置。
  6. 前記電気的情報取得部は、電源と、電源の一方の極に接続される第1電極と、電源の他方の極に接続される第2電極と、を備え、
    前記第1電極は前記皮膚と電気的に接続されるよう配置されるとともに、前記第2電極は前記抽出媒体保持部に保持された前記抽出媒体に接触するよう配置され、
    前記電源が、前記第1電極と、前記皮膚と、前記第2電極との間を流れる電流を供給することにより、前記組織液が前記抽出媒体に抽出される請求項1〜5のいずれか1項に記載の分析装置。
  7. 前記電気的情報取得部は、さらに、前記抽出媒体保持部に保持された前記抽出媒体に接触するよう配置された第3電極を備え、
    前記電気的情報を取得するときは、前記電源は、前記第2電極と前記第3電極との間を流れる電流を供給する、請求項6に記載の分析装置。
  8. 前記電気的情報取得部は、前記組織液が前記抽出媒体に抽出されるときに前記皮膚から第2電気的情報を取得し、
    前記成分濃度情報取得部は、前記成分量取得部が取得した前記成分量情報と、前記電気的情報取得部が取得した前記第1電気的情報と前記第2電気的情報とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する請求項6または請求項7に記載の分析装置。
  9. 前記抽出媒体保持部に供給される前記抽出媒体は非導電性である請求項1〜8のいずれか1項に記載の分析装置。
  10. 前記抽出媒体は、液体、または、ゲルである請求項1〜9のいずれか1項に記載の分析装置。
  11. 前記液体は純水である請求項10に記載の分析装置。
  12. 前記抽出媒体保持部は前記液体を吸収して保持するための吸収部材を備える請求項10または請求項11に記載の分析装置。
  13. 前記吸収部材は紙またはメッシュシートである請求項12に記載の分析装置。
  14. 前記成分量情報取得部によって取得される情報は、前記抽出媒体に前記所定の成分が所定の単位時間あたりに抽出される量である請求項1〜13のいずれか1項に記載の分析装置。
  15. 前記所定の成分はグルコースである請求項1〜14のいずれか1項に記載の分析装置。
  16. 前記被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度とは血糖値である請求項15に記載の分析装置。
  17. 前記第1電気的情報、前記第2電気的情報、または前記所定の成分の濃度に関する情報のいずれかを出力するための出力部をさらに備える請求項1〜16のいずれか1項に記載の分析装置。
  18. 被験者の皮膚を介して抽出された組織液を抽出媒体に保持する保持ステップと、
    保持した組織液に含まれる所定の成分の量に関する成分量情報を取得する成分量情報取得ステップと、
    抽出された組織液を保持する前記抽出媒体に電力を供給する電力供給ステップと、
    前記抽出媒体から電気的情報を取得する電気的情報取得ステップと、
    前記成分量情報と、前記電気的情報取得とに基づいて、被験者の体液に含まれる前記所定の成分の濃度に関する情報を取得する成分濃度情報取得ステップと、
    を有する分析方法。
  19. 前記抽出媒体は非導電性である請求項18に記載の分析方法。


















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