JP2007260207A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な機構によって発射ハンドル等の操作部における操作性を向上し、遊技者が長時間に亘る操作を行い易くし得るように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機1に、遊技球打ち出しの強さが回動レバー81の操作量によって調整される発射制御手段と、該操作量に応じた打出しの強さにて遊技球を打ち出す発射装置とを備えさせ、さらに回動レバー81及びキャップ部82には、遊技者の接触の有無を検知するタッチセンサ81a,83を配設させる。そして、上記発射装置は、タッチセンサ81aにおいて接触が有る旨が検知されている際に遊技球を打ち出してなり、また、上記発射制御手段は、タッチセンサ83において接触が有る旨が検知されている際に、電磁コイルの磁力により回動レバー81に固定された板部材を吸着させることによって回動レバー81の操作を不許可にしてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは遊技球発射時の操作性を向上させ得るようにした遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
上記したような発射ハンドルのうち、例えば、ロータリーソレノイドを駆動源としたものは、発射強度調整用の可変抵抗器、発射装置をオン・オフするスイッチ、遊技者の操作有無を検出するタッチ検出器等を有している。そして、発射ハンドルの基体となるハンドルベースと該ハンドルベースの前部に設けられたキャップ体との間には、回動可能に挟持された回動レバー(「グリップ」ともいう)が設けられている。この回動レバーを回動操作することによって、その回動角度位置に応じた発射強度で遊技球が遊技盤の遊技領域に向けて発射されるように構成される。該回動レバーは、例えばねじりバネ等の付勢手段によって非発射状態となる基準角度位置方向に常に付勢されており、遊技中の遊技者が手を離すことにより、該回動レバーが自動的に基準角度位置に戻るものとなっている(特許文献2参照)。
特開2003−236210号公報 特開2002−346069号公報
ところで、上記特許文献2に記載されるようなパチンコ機を含む一般的なパチンコ機にあっては、遊技者は、発射ハンドルを回動操作することによって操作量を調整し、遊技進行に有効な位置で発射ハンドルを支持し続けることにより、遊技球における好適な強さの打ち出しを継続して行わせている。このように、一般的なパチンコ機にあっては、遊技者が、所望の打ち出し強さを継続させる際には、発射ハンドルを握持した状態の手をそれに応じた所望の角度に回転させたままで維持させなくてはならない構造となっている。パチンコ遊技において、遊技者は、比較的長時間に亘って座席に座った静止状態を取り続けるため、上記したような手や腕の姿勢をとり続けることはその際の負担がさらに大きくなる虞があった。
また、発射ハンドルは、遊技者によって回転操作された位置から、非発射状態となる基準角度位置の方へと戻ろうとする付勢力が常に加わるため、特定の回転位置を維持する際には、上記付勢力に抵抗するような逆方向への力を常にかけ続けなくてはならないものとなっていた。
そこで本発明では、簡易な機構によって発射ハンドル等の操作部における操作性を向上し、遊技者が長時間に亘る操作を行い易くし得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図6参照)、遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる遊技機(1)において、
遊技球(Ba)打ち出しの強さが操作部(81,82)の操作量(例えばdist1)によって調整される調整手段(66)と、
前記操作部(81,82)の前記操作量(例えばdist1)に応じた打出しの強さにて遊技球(Ba)を打ち出す打出し手段(72)と、を備え、
前記操作部(81,82)は、人体の接触の有無を検知する第1及び第2接触検知部(81a,83)を有し、
前記打出し手段(72)は、前記第1接触検知部(81a)において接触が有る旨が検知されている際に、遊技球(Ba)を打ち出してなり、
前記調整手段(66)は、前記操作部(81,82)に及ぶ磁力を発生させる磁力発生手段(86)を有し、前記第2接触検知部(83)において接触が有る旨が検知されている際に、該磁力発生手段(86)の磁力により該操作部(81,82)が有する磁性部材(81b)を吸着させることによって該操作部(81,82)の操作を不能にしてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1参照)、前記第1接触検知部(81a)と前記第2接触検知部(83)とが、1つの接触検知部(90a)として形成されてなり、
前記調整手段(66)が、前記接触検知部(90a)において接触が有る旨が検知されている際に、前記操作部(90)における操作の変化量(W)が所定時間継続して一定範囲内となった場合には、前記磁力発生手段(86)の磁力により前記磁性部材(90b)を吸着させることによって該操作部(90)の操作を不能にしてなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
また、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、遊技機に、遊技球打ち出しの強さが操作部の操作量によって調整される調整手段と、操作部の操作量に応じた打出しの強さにて遊技球を打ち出す打出し手段とを備えさせ、該操作部は、人体の接触の有無を検知する第1及び第2接触検知部を有するものとする。そして、上記打出し手段は、第1接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に遊技球を打ち出してなり、また、上記調整手段は、磁力を発生させる磁力発生手段を有し、第2接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に、該磁力発生手段の磁力により該操作部が有する磁性部材を吸着させることによって操作部の操作を不能にしてなる。これにより、遊技者は、自身の指や掌等の一部を第2接触検知部に添えるように接触させるだけの楽な姿勢動作で、遊技球を所望の強さにて一定して打ち出させることができると共に、これを維持継続させることができる。
また、遊技者は、遊技中において、操作部に対して加えられているバネ等による一般的な付勢力に抗した状態で回動操作を維持させなくてよいため、操作部を操作する際に加えるべく余分な力を要しなくなり、該余分な力を加えることに付随して生じ得る体各部の疲労等を抑制させることができるものとなる。
請求項2に係る本発明によると、第1接触検知部と第2接触検知部とが、1つの接触検知部として形成されてなり、調整手段は、接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に、操作部における操作の変化量が所定時間継続して一定範囲内となった場合には、磁力発生手段の磁力により磁性部材を吸着させることによって該操作部の操作を不許可にしてなる。これにより、一般的な発射ハンドル等の操作部に設けられている接触センサ等の接触検知部によって、遊技球の打ち出し許可や操作部の操作許可等に係る制御を行う際の契機検知を、すべて兼ねて行わせることができる。これにより、従来の操作部と略々同様の構成でコストを増やさず、遊技球打ち出しの際の操作を楽な姿勢で容易に維持継続させ得るものにすることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機をいわゆる第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、他の種別のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
図1は、本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。本パチンコ機1は、同図に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(打出し手段)72(図5参照)の作動で遊技球(いわゆるパチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、いわゆる確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。
上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が、前扉7の遊技盤保持枠(図示せず)に対して開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。また、図1中の符号14は、発射装置72によって打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。また、本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口15に進入した遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における遊技盤3の下方には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16には、該皿ユニット16上の遊技球を、皿ユニット16下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが設けられている。更に、皿ユニット16の左下方には灰皿21、及び遊技者参加ボタン(いわゆるチャンスボタン)22が配設されている。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図5参照)によって作動させられる。該始動チャッカー27の直上方には、いわゆる命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側に、普通図柄作動ゲート32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口4を左下部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
ついで、発射ハンドル2について、図2及び図3を参照して詳細に説明する。図2は発射ハンドル2を拡大して示したもので、(a)は非操作状態を示す斜視図、(b)は操作状態の例を示す斜視図、また、図3は発射ハンドル2を左方から見た状態で示す概略断面図である。なお、図3においては、図2(a),(b)に示した爪部81cの図示は省略している。
すなわち、図2及び図3に示すように、発射ハンドル2は、ハンドルベース85と、回動レバー(操作部)81と、キャップ部(操作部)82とから構成されている。ハンドルベース85は、合成樹脂材料によってその枠体が形成され、発射ハンドル2の基体をなし、前扉7に配設されることによって(図1参照)発射ハンドル2全体を支持するものとなっている。該ハンドルベース85は、略々円筒形状を呈しており、その正面視の中心部には回動レバー81を回動自在に支持する回転軸部材87が配設され、該回転軸部材87をとりまく周囲には不図示の鉄心をコアとする2つの電磁コイル86が配設され、該コイル86はそれぞれにハーネス86aを有している。
回動レバー81は、全体として回転軸部材87と同心状となるような略々円環形状を呈しており、該回動レバー81の背面には同じく略々円環形状を呈した鉄からなる板部材81bがネジ止めにより固着されている。また、回動レバー81の外側面には、遊技者が指等を掛けて操作するための波形の突起部である爪部81cが周方向に3つ(図1参照)並ぶように形成され、さらに、その側面全体を覆うように導電性の金属材料が被膜(メッキ)されることでタッチセンサ(第1接触検知部)81aが層状に形成されている。そして、該回動レバー81は、遊技者によって、回転軸部材87により規定された回転軸axを中心として矢印Xに示す方向に回動操作されるものとなっている。
キャップ部82は、合成樹脂材料からなる略々半球形状を呈した部材であり、回動レバー81の正面側(図1の紙面手前側)を覆うように配設され、その上部には楕円形状のタッチセンサ(第2接触検知部)83が形成されている。発射ハンドル2は、該キャップ部82によって外観が装飾されるものとなっている。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図4を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
すなわち、図4に示すように、パチンコ機1の前扉7背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、サブ基板(サブ制御基板)38、主基板(主制御基板)40、及び払出し制御基板61がこの順に配置されている。また、前扉7背面における上部右方には、外部端子板62が取り付けられており、この外部端子板62の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置72用の発射制御基板63がこの順に配置されている。パチンコ機1の前扉7背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図5に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、遊技制御装置54と、該遊技制御装置54に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置11、図柄表示装置35、発射装置72、発射ハンドル2、及び電磁コイル86を備えている。
遊技制御装置54は、図4に示した主基板40やサブ基板38等から構成されている。主基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置54は、入賞判定手段55、入賞信号出力手段56、抽選手段57、遊技制御手段59、保留手段60、作動制御手段61、作動判定手段62、作動決定手段63、演出制御手段64、表示制御手段65、及び発射制御手段(調整手段)66を備えている。
入賞判定手段55は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置72によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段56は、入賞判定手段55によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段57は、入賞信号出力手段56からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
そして、抽選手段57は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。
遊技制御手段59は、放音装置12、演出用照明装置11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、演出制御手段64に送る。また、遊技制御手段59は、予め設定された演出データや、抽選手段57での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送る。
保留手段60は、抽選手段57から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段60は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段60は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段61は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段57での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段62は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段57の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、いわゆるリーチ(いわゆるスーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段63は、作動判定手段62からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始を夫々に決定する。
演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
表示制御手段65は、遊技制御手段59からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
発射制御手段66は、遊技者により発射ハンドル2における回動レバー81が操作された際、タッチセンサ81aからの検知信号によって接触検出手段75が遊技者の接触を検出した状態において、回転角検出手段74により検出されたハンドル操作角度の信号を受信する。このとき、発射制御手段66は、上記信号に応じた電圧値を発射装置72に加えることにより、該発射装置72が有するハンマー(不図示)を進退駆動させることによって遊技球を遊技領域3aに向けて順次打ち出させる。
また、発射制御手段66は、タッチセンサ83からの検知信号によって接触検出手段75が遊技者の手等の接触を検出した状態において、電磁コイル86に通電制御することによってハンドルベース85周辺に磁界を発生させる。この磁界によって生じる磁力により、回動レバー81の背面に配設された板部材81bが引き付けられ、該回動レバー81が接着された状態となる。
始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
放音装置12は、演出制御手段64の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置11は、演出制御手段64の制御に従ってその内蔵する不図示の電飾ランプやLED等を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。図柄表示装置35は、表示制御手段65の制御に従って作動し、演出データや抽選手段57での抽選結果に応じた演出表示を行う。
発射装置72は、発射ハンドル2の操作を介した発射制御手段66からの発射制御信号に応答してハンマーを進退駆動させ、遊技球を順次遊技領域3aに打ち出す。
発射ハンドル2は、回転角検出手段74、及び接触検出手段75を備えている。
回転角検出手段74は、回転方向の機械的変位量をデジタル量に変換して検出信号として出力するロータリ・エンコーダや、デジタル量又はアナログ量に変換して検出信号として出力するポテンショメータ等からなるものであり、発射ハンドル2における発射操作部2aの時計回り方向での回転角度を検出し、その検出信号を発射制御手段66に対して遊技球打ち出しの際の強度量として送信する。
接触検出手段75は、発射ハンドル2のタッチセンサ81aやタッチセンサ83等に遊技者の手や指等が接触したことを検出し、その検出信号を発射制御手段66に送信する。
タッチセンサ81a及びタッチセンサ83は、遊技球者の手や指等が接触したことを検知し、該検知信号を接触検出手段75に送信する。
次に、本パチンコ機1による作用について、図6のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が、発射ハンドル2における回動レバー81を握持し、爪部81cに指を掛けるなどして矢印X(図2(a)参照)に示す方向に適宜の角度で回動操作する(ステップS1)。このとき、タッチセンサ81aの検知により、接触検出手段75が発射制御手段66に検出信号を送信する。上記検出信号を受けた発射制御手段66は、回転角検出手段74からの回動レバー81の回転角の検出信号に基づき、発射装置72から遊技球を打ち出すと共に、その打ち出しの際の強さを制御する。この発射装置72が作動されることにより、遊技球は所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射されるものとなる。
そして、例えば、発射ハンドル2の回動レバー81において、遊技者が図2(b)に示す操作量dist1の回動操作をした際に、該操作量に応じた強さにて打ち出された遊技球が所望の着弾位置となったことを認知したとする。このとき、遊技者は、回動レバー81を操作している手もしくは逆側の手のいずれかの指Fを、キャップ部82上部のタッチセンサ83に接触させる。すると、このタッチセンサ83の検知によって接触検出手段75が指F等の人体の接触を検出することとなり、該検出に基づいて発射制御手段66がハーネス86aを介して電磁コイル86に対する通電制御を行う。
電磁コイル86が通電状態となると、該電磁コイル86に磁界が発生し、その前方(図3の紙面右方向)に位置する板部材81bが磁力によって引き付けられるものとなり、該板部材81bが固定されている回動レバー81の回動操作を行うことが不能となる。したがって、遊技者は、上記したように1本の指Fをタッチセンサ83に添えるのみの楽な姿勢で、回動レバー81を操作量dist1の位置に静止させ、この静止状態を維持させることができるようになる。よって、遊技者は、回動レバー81を回動操作した際に、付勢力に抗しながらそのときの操作量を維持させる必要がなくなり、自身が所望する遊技領域3a内の着弾位置に楽な姿勢で継続的に打ち出させることができるようになる。
そして、上述したように、発射装置72から打ち出された遊技球は、所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射されることとなり、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口15から遊技盤3背面側に排出されるものとなる。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて放出口4から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれたいわゆるジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球Baが入賞した場合、入賞判定手段55が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段56が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段60は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段59を介して表示制御手段65に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、ステップS3にて、大当たり抽選で当選した場合には、抽選手段57が当たりフラグをオンすると、抽選手段57が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
一方、ステップS3にて、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段59が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送信することに基づき、表示制御手段65は、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、図柄表示装置35の画面上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
つぎに、前述した発射ハンドル2の変形例について図7を参照して説明する。図7は、発射ハンドル2の変形例を示す概略斜視図である。なお、本変形例に係るパチンコ機において、図1ないし図6と同一の符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
すなわち、図7に示す発射ハンドル89は、前述の図1ないし図6に説明した発射ハンドル2におけるキャップ部82のタッチセンサ83を取り除いたものと同様となっており、その外観においては、一般的なパチンコ機における発射ハンドルと略々同様の構成となっている。本発射ハンドル89においては、回動レバー(操作部)90の外側面に金属材料が被膜(メッキ)されることでタッチセンサ(接触検知部)90aが形成されており、該タッチセンサ90aが前述のタッチセンサ81a,83の2つを兼ね合わせたものとなっている。回動レバー90には、波形の突起部である爪部90cが周方向に3つ並ぶように形成され、これら3つのうちの一番左側に位置する該爪部90cの先端を先端部90dとしている。そして、回動レバー90の正面外側(図1の前面側)には、キャップ部91が覆うように配設されている。
上記したような発射ハンドル89を有したパチンコ機において、該パチンコ機に対面して着座した遊技者が、該発射ハンドル89における回動レバー90を握り、爪部90cに指を掛けるなどして適宜の回転角度に回動操作を行う。すると、タッチセンサ90aが遊技者の接触を検知することにより、発射制御手段66によって該回転角度に応じた打ち出し強さにて遊技球が打ち出されるものとなる。
遊技者は、回動レバー90を、図7の矢印Yに示す向きに回動操作させながら微調整していくことにより、遊技球の打ち出し強さが丁度良いと思われる操作量を探し、所望の操作量(例えば操作量dist2。図7左部の先端部90dを用いた略図にて示す)に近い位置を見つけた際には、該位置の近傍にてその回動操作を静止させる。該回動操作が略々静止された状態となると、発射制御手段66は、回転角検出手段74によって検出される操作角度の変化量W(図7左部の先端部90dを用いた略図にて示す)が、所定時間(例えば1.5秒)の間で略々一定範囲内(例えば2°の範囲内)に収まったか否かを常に判定する。
ここで、発射制御手段66は、上記変化量Wが所定時間の間において一定範囲内にあると判定した際には、遊技者による回動レバー90の回動操作を不能とさせるように、電磁コイル86に通電制御を行う。このようにして電磁コイル86に通電制御がなされると、板部材90bが電磁コイル86の磁力によって引き付けられることとなり、該板部材90bが固定されている回動レバー90は回動不能な状態となる。逆にいえば、回動レバー90は、操作角度の変化量Wが所定時間の間で一定範囲内にない場合、つまり継続的に2°を超える角度で回動操作され続けている間は、その回動操作が許容された状態に維持されるものとなっている。
そして、上記のように、回動レバー90を電磁コイル86によって回動不能な状態とさせた際にあっても、発射制御手段66は、タッチセンサ90aによって遊技者の手等を接触検知し続けており、かつ回動レバー90が操作量dist2の位置に回動されていることを検出し続けていることから、遊技球の打ち出しを継続して行うこととなる。したがって、遊技者は、手の指等をタッチセンサ90aに触れているだけの楽な姿勢で、回動レバー90を操作量dist2の位置に静止させ、この静止状態を維持させることができるものとなる。なお、遊技者が、指をタッチセンサ90aから離した際には、回動レバー90は、不図示のバネによる付勢力によって回動操作を行う際の初期位置(位置pos)に自転して戻ることとなる。
以上説明した本実施の形態におけるパチンコ機1には、遊技球Ba打ち出しの強さが回動レバー81の操作量によって調整される発射制御手段66と、該操作量に応じた打出しの強さにて遊技球Baを打ち出す発射装置72とを備えさせ、さらに回動レバー81及びキャップ部82には、遊技者の接触の有無を検知するタッチセンサ81a,83を配設させる。そして、上記発射装置72は、タッチセンサ81aにおいて接触が有る旨が検知されている際に遊技球Baを打ち出す。また、上記発射制御手段66は、タッチセンサ83において接触が有る旨が検知されている際に、電磁コイル86の磁力により板部材81bを吸着させることによって回動レバー81の操作を不能にしてなる。これにより、遊技者は、自身の指や掌等の一部をキャップ部82におけるタッチセンサ83に添えるように接触させるだけの楽な姿勢動作で、遊技球Baを所望の強さにて遊技領域3aに一定して打ち出させることができると共に、この打ち出し動作を維持継続して行わせることができるものとなる。
また、遊技者は、遊技中において、回動レバー81に対して加えられているバネ等による一般的な付勢力に抗した状態で回動操作を維持させなくてよいため、回動レバー81を操作する際に加えるべく余分な力を要しなくなり、該余分な力を加えることに付随して生じ得る体各部の疲労等を抑制させることができるものとなる。
また、上記したようなタッチセンサ81a,83を、図7に示すような、1つのタッチセンサ90aとして形成させ、発射制御手段66が、該タッチセンサ90aにおいて接触が有る旨が検知されている際に、回動レバー90における操作の変化量Wが所定時間(例えば1.5秒)継続して一定範囲内となった場合に、電磁コイル86の磁力により板部材90bを吸着させることによって該回動レバー90の操作を不能にしてなる。これにより、発射ハンドル等に一般的に設けられている1つの接触センサ等によって、遊技球Baの打ち出し許可や発射ハンドルの操作許可等に係る制御を行う際の契機検知を、すべて兼ねて行わせることができるようになる。これにより、従来の発射ハンドル等と略々同様の構成でコストを増やさず、遊技球打ち出しの際の操作を楽な姿勢で容易に継続させ得るものにすることができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 発射ハンドルを拡大して示したもので、(a)は非操作状態を示す斜視図、(b)は操作状態の例を示す斜視図である。 発射ハンドルを左方から見た状態で示す概略断面図である。 本パチンコ機の背面構造を示す背面図である。 本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機による作用を説明するためのフローチャートである。 発射ハンドルの変形例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 遊技機(パチンコ機)
3 遊技盤
3a 遊技領域
66 調整手段(発射制御手段)
72 打出し手段(発射装置)
81 操作部(回動レバー)
81a 第1接触検知部(タッチセンサ)
82 操作部(キャップ部)
83 第2接触検知部(タッチセンサ)
90 操作部(回動レバー)
90a 接触検知部(タッチセンサ)
Ba 遊技球
dist1 操作量
W 変化量

Claims (2)

  1. 遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる遊技機において、
    遊技球打ち出しの強さが操作部の操作量によって調整される調整手段と、
    前記操作部の前記操作量に応じた打出しの強さにて遊技球を打ち出す打出し手段と、を備え、
    前記操作部は、人体の接触の有無を検知する第1及び第2接触検知部を有し、
    前記打出し手段は、前記第1接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に、遊技球を打ち出してなり、
    前記調整手段は、前記操作部に及ぶ磁力を発生させる磁力発生手段を有し、前記第2接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に、該磁力発生手段の磁力により該操作部が有する磁性部材を吸着させることによって該操作部の操作を不能にしてなる、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1接触検知部と前記第2接触検知部とは、1つの接触検知部として形成されてなり、
    前記調整手段は、前記接触検知部において接触が有る旨が検知されている際に、前記操作部における操作の変化量が所定時間継続して一定範囲内となった場合には、前記磁力発生手段の磁力により前記磁性部材を吸着させることによって該操作部の操作を不能にしてなる、
    請求項1に記載の遊技機。
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