JP2007260022A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】演出パターンを増加することなく、演出の多様化を可能とする。
【解決手段】サブ制御手段60bの情報受信手段81は、メイン制御手段60aから送信されてくる役抽選結果を受信し、分割役抽選結果選択手段82は、その役抽選結果に対応するいずれか1つの分割役抽選結果を選択する。1つの分割役抽選結果に応じて、演出の概要が演出概要データテーブル83に定められており、その分割役抽選結果に対応する演出の概要を演出概要データテーブル83を用いて決定する。そして、画像表示制御手段88は、選択された演出の概要に沿った演出を出力する。また、分割役抽選結果が記憶され、分割役抽選結果選択手段82は、記憶された当該遊技以前の遊技での分割役抽選結果を参照して、当該遊技における分割役抽選結果を選択する。
【選択図】図2

Description

本発明は、演出の多様化に対応できるスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンにおいて、メイン制御手段とサブ制御手段とを設け、メイン制御手段(メイン制御基板)が遊技の進行を制御し、サブ制御手段(サブ制御基板)が演出の出力を制御するようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この技術では、遊技情報(役の当選情報等)をメイン制御手段からサブ制御手段に送信し、サブ制御手段は、受信した遊技情報に基づいて演出を出力する。
このように、演出を専門に担当するサブ制御手段を設けたことで、メイン制御手段の記憶容量を大きくすることなく、多種類の演出を構築することができるようになる。
特開2001−120713号公報
前述の従来の技術では、遊技の進行に応じた演出を行う際には、遊技ごとにサブ制御手段が受信した情報に応じて演出データを選択し、選択された演出データに応じて、演出表示やサウンドの出力等を行っている。
ここで、画像表示領域を複数設け、各画像表示領域に、それぞれ異なるカテゴリの演出を多数表示する際には、演出パターンが増えすぎてしまうという問題があった。
また、それぞれのカテゴリごとに演出抽選を行うと、各演出に相互に作用する効果的な演出を選択できないという問題がある。すなわち、一方の画像表示領域には、特別役に当選している可能性が高いことを意味する演出が出力されたが、他方の画像表示領域には、特別役に当選している可能性が低いことを意味する演出が出力される場合がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、演出パターンを増加することなく、演出の多様化が可能であるとともに、複数の演出間の矛盾がないようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、演出の出力を制御するサブ制御手段と、演出を出力する演出出力装置とを備え、前記メイン制御手段は、役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役抽選結果を前記サブ制御手段に送信する役抽選結果送信手段とを備え、前記サブ制御手段は、前記役抽選結果送信手段から送信されてくる役抽選結果を受信する役抽選結果受信手段と、前記役抽選結果送信手段から送信されてくる1つの役抽選結果ごとに複数に分割された分割役抽選結果が予め設けられており、前記役抽選結果受信手段で役抽選結果を受信したときに、その役抽選結果に対応する分割された複数の分割役抽選結果の中からいずれか1つの分割役抽選結果を選択する分割役抽選結果選択手段と、前記分割役抽選結果選択手段で選択される分割役抽選結果に応じて、演出の概要を定めた演出概要データテーブルと、前記分割役抽選結果選択手段でいずれか1つの分割役抽選結果が選択されたときに、その分割役抽選結果に対応する演出の概要を前記演出概要データテーブルを用いて決定し、その演出の概要に対応する演出を出力する画像出力制御手段と、前記分割役抽選結果選択手段で選択された分割役抽選結果を記憶しておく分割役抽選結果記憶手段とを備え、前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技以前の遊技での分割役抽選結果を参照して、当該遊技におけるいずれか1つの分割役抽選結果を選択することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記分割役抽選結果の1つとして、特定分割役抽選結果が設けられており、前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技以前の少なくとも1つの遊技での分割役抽選結果が特定分割役抽選結果であるときは、当該遊技において、特定分割役抽選結果を、特定分割役抽選結果以外の前記分割役抽選結果よりも高い確率で選択することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技の前遊技での割役抽選結果が特定分割役抽選結果であるときは、当該遊技において、特定分割役抽選結果を、特定分割役抽選結果以外の前記分割役抽選結果よりも高い確率で選択することを特徴とする。
(作用)
請求項1の発明においては、メイン制御手段側で役の抽選が行われると、役抽選結果がサブ制御手段に送信される。サブ制御手段では、その役抽選結果から、複数の分割役抽選結果のうち、いずれか1つの分割役抽選結果を選択する。1つの分割役抽選結果には、演出の概要が予め定められており、その演出概要に沿った演出が出力される。
また、分割役抽選結果は、次遊技以降に記憶され、記憶された当該遊技以前の遊技での分割役抽選結果を参照して、当該遊技におけるいずれか1つの分割役抽選結果が選択される。
なお、請求項1において、演出出力装置は、以下の実施形態では、画像表示装置23のリール画像表示領域23bを指す。また、以下の実施形態では、役抽選結果送信手段は、情報送信手段68に相当し、役抽選結果受信手段は、情報受信手段81に相当する。
さらにまた、演出の概要は、以下の実施形態では、リール画像の停止態様の概要を指す。さらに、演出出力制御手段は、以下の実施形態では、画像表示制御手段88に相当する。
なお、以下の実施形態では、特定分割役抽選結果は、弱ベルに相当し、前遊技で弱ベルが選択された場合において、当該遊技で小役1に当選したときは、弱ベルの方が強ベルより高い確率で選択される。
また、本発明において、「演出の出力を行う」とは、その分割役抽選結果に対応する特有の演出を出力することを意味する。また、「演出の出力を行わない」とは、その分割役抽選結果に対応する特有の演出を出力しないことを意味し、全く演出を出力しないのではなく、例えば全ての遊技で共通する演出や、非遊技中から継続されている画像表示等は出力することを意味する。
本発明によれば、1つの役抽選結果に対しても、出力される演出は多岐にわたるので、演出のバリエーションを増やすことができる。また、当該遊技以前の遊技での分割役抽選結果を参照して、当該遊技における分割役抽選結果を選択するので、当該遊技と当該遊技以前の遊技とで、関連する演出を出力することができる。
例えば、当該遊技での役抽選結果が前遊技での役抽選結果と同一であるとき、前遊技の分割役抽選結果と同一の分割役抽選結果が選択されやすくすることで、前遊技と当該遊技とで同一演出が出力されやすい状態を作ることができる。これにより、複数遊技にわたって同一演出が連続するという演出を設けることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10を前面から見た正面図である。また、図2は、本実施形態におけるスロットマシン10の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10は、役の抽選、リール31の駆動(回転及び停止)制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を行うメイン制御手段60aと、演出の出力、及び情報の報知等を制御するサブ制御手段60bとを備える。
メイン制御手段60a及びサブ制御手段60bは、それぞれ所定の制御基(メイン制御基板及びサブ制御基板)上に設けられており、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。そして、メイン制御手段60aからサブ制御手段60bに情報を送信可能に形成されている。
メイン制御手段60aの入力側(図2中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42からなる操作手段が電気的に接続されている。また、図1に示すように、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42は、スロットマシン10の前面側に設けられている、
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインを設定するスイッチである。また、メダル投入口43(図1)は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様の機能を果たすものである。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、メイン制御手段60aの出力側(図2中、右側)には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結されている。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類(特に本実施形態では13種類)の図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
図1に示すように、リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10に設けられた表示窓11から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓11から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。図1では、図柄を○印で表示している。
ただし、表示窓11から見える図柄数は、上記に限らず、合計6個(2列)の図柄が見えるようにしたり、あるいは、合計3個(1列)の図柄が見えるようにしても良い。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作してメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されることで有効ライン数が設定されるとともに、全リール31が始動(回転が開始)される。
また、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力される。メイン制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段63)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓11内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を操作(オン)することで各リール31の回転を停止させる。
ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力される。メイン制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段63)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。
そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン(図1中、2点鎖線で示す)上にいずれかの役に対応する図柄の組合せが停止してその役の入賞となったときは、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
また、サブ制御手段60bの出力側(図2中、右側)には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力装置が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に固定されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ21及びサイドランプ21(図1参照)等が含まれる。
さらにまた、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。図1に示すように、スピーカ22は、リール31の両サイドに設けられている。
さらに、画像表示装置23は、本実施形態では、液晶画像表示装置であり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。図1に示すように、画像表示装置23は、リール31と、ストップスイッ42との間(スロットマシン10前面のほぼ中央)に設けられている。また、図1及び図2に示すように、画像表示装置23の画像表示領域には、第1演出画像表示領域23a、リール画像表示領域23b、及び第2演出画像表示領域23cが設けられている。
なお、他の画像表示装置23としては、ドットディスプレイが挙げられる。
図3は、通常遊技中に抽選される役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、リール31の図柄の組合せ、及びリール画像の図柄の組合せを示す図である。
図3に示すように、役としては、特別役(1BB及び2BB)、小役(小役1、小役2)、及びリプレイが設けられている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技とは異なる役の抽選が行われる遊技であって、通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)に移行される役である。本実施形態では、図3に示すように、特別役として、1BB(第1種ビックボーナス)、及び2BB(第2種ビックボーナス)が設けられている。
ここで、1BBは、特別遊技の1つである1BB遊技に移行させる役であり、1BB−A及び1BB−Bの2種類が設けられている。また、2BBは、特別遊技の他の1つである2BB遊技に移行させる役であり、2BB−A、2BB−B、及び2BB−Cの3種類が設けられている。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、通常遊技中の小役として、小役1及び小役2の2種類が設けられている。そして、小役の種類に応じて、その役に対応する図柄の組合せ及びメダルの払出し枚数が異なるように設定されている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
以上の各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(1BB及び2BB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
なお、特別役に当選していない遊技中(特別役の当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技又はそれ以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(特別役の当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
以上のように特別役の当選は持ち越されるのに対し、特別役以外の役は、持ち越されない。役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
また、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せ及びリール画像の図柄の組合せが予め定められている。そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
メイン制御手段60aは、図2に示すように、以下の役抽選手段61等を備える。
役抽選手段61は、上記した役の抽選を行うものであり、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技中(非内部中/内部中)、1BB遊技中及び2BB遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
図4は、通常遊技の非内部中に用いられる役抽選テーブル62を示す図である。図4に示すように、役の当選領域として、1BB、2BB、小役1、小役2、リプレイが設けられ、さらに非当選領域が設けられている。
ここで、1BBの当選領域は、1BB−Aの当選領域、及び1BB−Bの当選領域に分けられている。同様に、2BBの当選領域は、2BB−Aの当選領域、2BB−Bの当選領域、及び2BB−Cの当選領域に分けられている。
また、本実施形態では、1BB−Aと小役1との重複当選領域、及び1BB−Bと小役1との重複当選領域とを有する。
リール制御手段63は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段63は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル64を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段63は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(図柄の移動数)の範囲内を意味し、本実施形態では、2BB遊技中の中リール31を除き、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて3図柄以内に設定されている。いいかえれば、リール31の停止制御時間の範囲内、すなわちストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでの時間を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間から190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄数(3図柄)先までの図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
いいかえれば、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、役の非当選時に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
また、2BB遊技中の中リール31における「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて1図柄以内、いいかえれば、ストップスイッチ42が操作された瞬間から75ms以内に設定されている。
停止位置決定テーブル64は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
本実施形態では、停止位置決定テーブル64として、以下の種類が設けられている。
(1)1BBテーブル
1BBテーブルは、当該遊技で1BBに単独当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で1BBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、1BBに対応する図柄の組合せを停止させるようにリール31の停止位置を定めたものである。
1BBテーブルは、当選した1BBに応じて、1BB−Aテーブル、及び1BB−Bテーブルが設けられている。
(2)2BBテーブル
2BBテーブルについても上記(1)と同様であり、上記(1)中、「1BB」を「2BB」と読みかえたものに相当する。
2BBテーブルは、当選した2BBに応じて、2BB−Aテーブル、2BB−Bテーブル、及び2BB−Cテーブルが設けられている。
(3)小役1テーブル
小役1テーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中の小役1当選時の遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内において小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
(4)小役2テーブル
小役2テーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中の小役2当選時の遊技で用いられ、上記(3)中、「小役1」を「小役2」と読み替えたものである。
(5)リプレイテーブル
リプレイテーブルは、特別役の当選を持ち越していない遊技中においてリプレイの当選時の遊技で用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、リプレイ以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
(6)2BB遊技中テーブル
2BB遊技中テーブルは、2BB遊技中に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
(7)1BB優先1BB・小役1テーブル
1BB優先1BB・小役1テーブルは、1BBと小役1とに重複当選した遊技で用いられ、先ず、当選した1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように制御し、当選した1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように制御する。そして、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置を定めている。
1BB優先1BB・小役1テーブルは、当選した1BBに応じて、1BB−A優先1BB−A・小役1テーブル、及び1BB−B優先1BB−B・小役1テーブルが設けられている。
次に、本実施形態におけるリール31上の図柄配列と、リール31の停止制御との関係について説明する。
図5は、リール31の図柄配列を示す図である。図5に示すように、各リール31には、13個の図柄が配置されている。そして、図5の左リール31において、図柄「A」及び図柄「B」は、全て、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて3図柄以内)で配置されている。また、中リール31において、図柄「C」及び図柄「E」は、全て、リール31の停止制御の範囲内で配置されている。さらにまた、右リール31において、図柄「D」及び図柄「F」は、全て、リール31の停止制御の範囲内で配置されている。
これにより、2BB−A、2BB−B、小役1、小役2、及びリプレイの当選時には、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、当選した2BB−A、2BB−B、小役1、小役2、及びリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御することができる。
また、1BB−A、1BB−B、及び2BB−Cに係る図柄である「赤7」及び「BAR」は、各リール31に1つずつ配置されている。これにより、1BB−Aの当選時、1BB−Bの当選時、及び2BB−Cの当選時には、各リール31の「赤7」又は「BAR」の図柄が有効ラインに停止するように狙ってストップスイッチ42を操作しなければ、当選した1BB−A、1BB−B、及び2BB−Cは入賞しない。
よって、1BBと小役1との重複当選時には、1BBが入賞する場合と、入賞しない場合があるが、1BBが入賞しないときは、常に、小役1が入賞することとなる。
また、図6は、リール画像の図柄配列を示している。各リール画像は、21個の図柄からなり、それぞれ所定の図柄画像が配置されている。そして、図3に示すように、役ごとに、リール画像に対応する図柄の組合せが予め定められている。
停止図柄判断手段65は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段65は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
払出し手段66は、停止図柄判断手段65により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段67は、特別遊技(1BB遊技及び2BB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。
特別遊技制御手段67は、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技から1BB遊技に移行させる。また、2BBに対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、通常遊技から2BB遊技に移行させる。
先ず、通常遊技中に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、次遊技から1BB遊技が開始される。
BB遊技では、最初にBB一般遊技が行われる。BB一般遊技では、RB遊技移行役を含めた役の抽選が行われ、RB遊技移行役に当選・入賞すると、次遊技から、RB遊技が行われる。
RB遊技は、役の入賞回数が8回に到達するまで又は遊技回数が12回に到達するまで実行される遊技である。特別遊技制御手段67は、RB遊技中は、役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、いずれか一方が満たされた場合は、RB遊技を終了し、再度、1BB一般遊技に移行するように制御する。以上のようにして、1BB遊技中は、1BB一般遊技とRB遊技とを繰り返す。
そして、本実施形態では、1BB遊技の終了条件として、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が345枚以上になったことに設定されている(図3参照)。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段67は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段67は、カウントされた払出し枚数が345枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断し、次遊技以降、通常遊技に戻るように制御する。
また、特別遊技制御手段67は、2BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したこと、すなわち2BBが入賞したことを条件として、2BB遊技に移行するように制御する。2BB遊技は、停止した図柄の組合せに応じて、2BB遊技中に払い出されたメダル枚数が253枚(2BB−Bの場合)又は105枚(2BB−A又は2BB−Cの場合)に到達するまで、遊技が継続される。そして、特別遊技制御手段67は、2BBの終了条件を満たした場合には、2BB遊技を終了し、通常遊技に移行するように制御する。
情報送信手段68は、役抽選手段61による役抽選結果を、サブ制御手段60bに送信するものである。例えば、1BB−A当選時は「1BB−A」、2BB−A当選時は「2BB−A」、1BB−Aと小役1との重複当選時は「1BB−A・小役1」、小役1の当選時は「小役1」、・・・・というように当選フラグごとに情報が予め定められており、その情報をサブ制御手段60bに送信する。
また、サブ制御手段60bは、以下の情報受信手段81等を備える。
情報受信手段81は、メイン制御手段60aの情報送信手段68から送信されてくる役抽選結果を受信するものである。
そして、分割役抽選結果選択手段82は、受信した役抽選結果の分割を行う。図7(a)は、役抽選結果が非当選時であるときの分割役抽選結果を抽選するための分割抽選テーブル82aを示す図である。
図7(a)において、置数の分母は、256である(なお、以下の図9(a)、及び図10(a)も同様である)。例えば、非当選1を選択する確率は、90/256であることを意味している。
このように、例えば役抽選結果が非当選であるときは、役抽選結果を、非当選1〜非当選4までのいずれかに分割する。
また、図7(b)は、役抽選結果が非当選時(非当選1〜非当選4)であるときの演出概要データテーブル83を示す図である。演出概要データテーブル83は、分割役抽選結果に対応する演出概要を決定するためのデータテーブルである。
ここで、「第1演出」とは、第1画像表示領域23a、すなわちリール画像の周囲部の演出(画像表示)であり、「第2演出」とは、第2画像表示領域23c、すなわちリール画像上の演出(画像表示)であり、「停止概要」とは、リール画像の停止態様(出目)の概要を指すものである。
たとえば、非当選の役抽選結果が非当選1に分割されたときは、第1演出は「○」、第2演出は「×」、停止概要は「ハズレ目」と定められている。
図7(c)は、非当選時の演出内容データテーブル84を示す図である。先ず、演出概要データテーブル83で、演出概要を決定した後、演出内容抽選手段85は、演出内容データテーブル84を用いて詳細な演出内容を決定する。
例えば、非当選1が選択されたときは、図7(b)において、第1演出は「○」である。第1演出が「○」であるときは、図7(c)中、連続演出及び演出なしを除く演出(通常演出、キャラクタA表示、キャラクタB表示)の中からいずれか1つを抽選により選択する。抽選は、図7(a)と同様に、予め選択置数が定められており、それに従って所定の確率で選択する。
また、第1演出が「×」であるときは、演出の抽選を行わない(特別な演出を行わない)。
さらにまた、第1演出が「◎」であるときは、演出なしを除くとともに連続演出を含む演出(通常演出、キャラクタA表示、キャラクタB表示、連続演出)の中からいずれか1つを選択する。
さらに、第1演出が「△」であるときは、連続演出を除く演出(通常演出、キャラクタA表示、キャラクタB表示、演出なし)の中からいずれか1つを抽選により選択する。
以上は、第2演出の「○」、「×」、「◎」、「△」についても同様である。
なお、「通常演出」とは、通常遊技中に最も高い確率で選択される演出である。また、「キャラクタA表示」とは、キャラクタAを登場させる演出を行うものである(キャラクタB〜キャラクタDも同様である)。
さらにまた、「連続演出」とは、複数遊技(次遊技)にわたって一連の演出を出力するものである。
なお、連続演出を行う際には、第1画像表示領域23aを広くし、リール画像表示領域23bを狭くする画像表示を行う。図8は、通常演出と連続演出とを示す図である。図中(a)は、通常演出を示しており、図1と同様に、第1画像表示領域23aとリール画像表示領域23bが所定のバランスで画像表示される。これに対し、図中(b)は、連続演出を示している。連続演出が選択されると、第1画像表示領域23aがそれまでより拡大するとともに、リール画像表示領域23bがそれまでより縮小される。このように制御することで、第1画像表示領域23aの画像表示を迫力あるものとすることができる。
また、停止概要決定手段86は、分割役抽選結果に基づいて、リール画像の停止態様の概要(出目)を決定する手段である。
図7(b)に示すように、非当選1〜非当選4が選択されたときの停止概要は、ハズレ目又はチャンス目からいずれかが選択される。
ここで、「ハズレ目」とは、役の当選が期待できないことを意味する停止概要である。これに対し、「チャンス目」とは、特別役の当選が期待できることを意味する停止概要である。どのような停止概要がハズレ目及びチャンス目であるかを事前に定めておき、その停止概要が出現するように制御する。
図9(a)は、小役1当選時の分割抽選テーブル82aを示す図であり、同図(b)は、小役1当選時の演出概要データテーブル83を示す図である。
小役1当選の役抽選結果を受けると、分割役抽選結果選択手段82は、受信した役抽選結果の分割を行う。図9(a)に示すように、小役1当選時は、弱ベル1〜弱ベル4及び強ベル1〜強ベル4の8つのうちのいずれか1つに分割を行う。
また、分割した役抽選結果が弱ベルであったときに、それを次遊技まで記憶しておくため、分割役抽選結果記憶手段87を備える(図2)。
さらにまた、図9(a)において、左側は、前遊技の分割後の役抽選結果が弱ベル1〜弱ベル4であるときの当該遊技での分割抽選テーブル82aである。すなわち、前遊技での役抽選結果が小役1の当選であり、分割の結果、弱ベル1〜弱ベル4のいずれかに分割された場合において、当該遊技においても役抽選結果が小役1であるとき(2遊技連続で小役1に当選したとき)は、左側の分割抽選テーブル82aを用いて分割を行う。例えば、左側の図において、弱ベル1は、50/256の確率で選択される。図9(a)に示すように、前遊技での分割抽選結果が弱ベルであったときは、当該遊技においても、弱ベルが選択される確率が高くなる。
また、前遊技での分割抽選結果が弱ベルでないときは、図9(a)の右側の分割抽選テーブル82aを用いて抽選結果が分割される。
前遊技での分割抽選結果が弱ベルでないときは、当該遊技では、弱ベルと強ベルがおおよそ均等の確率で選択される。
そして、弱ベル1〜弱ベル4及び強ベル1〜強ベル4のいずれかが選択されると、図9(b)に示す演出概要データテーブル83を用いて、演出概要が決定される。
図9(b)中、「○」、「×」、「◎」、「△」は、上記非当選時と同様に、それぞれ演出内容が設定されている(図9では省略する)。
また、停止概要において、「弱ベル」とは、リール画像において、水平方向の有効ラインに「ベル」−「ベル」−「ベル」が揃うように停止概要を定めたものである。
これに対し、「強ベル」とは、斜め方向の有効ラインに「ベル」−「ベル」−「ベル」が揃うように停止概要を定めたものである。
また、図10(a)は、1BBと小役1との重複当選時の役抽選結果の分割抽選テーブル82aを示し、同図(b)は、演出概要データテーブル83を示す図である。なお、実際には、1BB−Aと小役1との重複当選時の役抽選結果の分割抽選テーブル82a、及び1BB−Bと小役1との重複当選時の役抽選結果の分割抽選テーブル82aが設けられている。
1BBと小役1と重複当選時は、1BB・小役1A〜1BB・小役1Dの4つの中からいずれか1つが選択されることにより、役抽選結果が分割される。
また、1BBと小役1との重複当選時には、リール画像の停止概要は、強ベルが高確率で選択される。
なお、図10(b)における「○」、「×」、「◎」、「△」は、上記と同様である。
なお、以上は、非当選、小役1、1BBと小役1との重複当選の例を挙げたが、それ以外の役抽選結果である1BB単独当選時、2BB当選時、小役2当選時、リプレイ当選時においても、各役ごとに複数種類の演出概要が設けられているとともに、1つの演出概要が決定される。そして、1つの演出概要に複数の演出内容が定められており、その中から1つの演出内容が選択される。
以上のようにして演出内容が定められると、画像表示制御手段88は、画像表示装置23の第1演出画像表示領域23a、リール画像表示領域23b、及び第2演出画像表示領域23cの画像表示を制御する。
例えば、メイン制御手段60a側から、非当選の役抽選結果が送信されてきて、分割の結果、非当選4にされたものとする。
この場合、図7(b)に示すように、第1演出は、「△」であるので、連続演出を除く演出(通常演出、キャラクタA表示、キャラクタB表示、演出なし)の中からいずれか1つが抽選により選択される。
また、第2演出は、「◎」であるので、演出なしを除くとともに連続演出を含む演出(通常演出、キャラクタC表示、キャラクタD表示、連続演出)の中からいずれか1つが選択される。
さらにまた、非当選時4のときのリール画像の停止概要として、チャンス目が選択される。
そして、第1演出は、キャラクタA表示演出が選択され、第2演出は、キャラクタD表示が選択されたものとする。
この場合、第1演出画像表示領域23aには、キャラクタAを画像表示する演出を行うように制御する。また、第2演出画像表示領域23cには、キャラクタDを画像表示する演出を行うように制御する。
さらにまた、画像表示制御手段88は、リール画像表示制御手段88a、リール画像停止位置決定テーブル88b、リール画像データ記憶手段88cを備える。
リール画像表示制御手段88aは、スタートスイッチ41が操作されたとき(スタートスイッチ41が操作された旨の情報をサブ制御手段60bが受信したとき)に、リール画像の回転表示を開始する。る。
ここで、リール画像表示制御手段88aは、役抽選結果が非当選であったときは、図7(c)に示すように、通常回転、一部非回転、スロー回転、高速回転からなる変動表示態様の中から、いずれか1の変動表示態様を選択するとともに、その変動表示態様に基づいて画像表示を行う。ほとんどは、通常回転(回転表示が定速状態になったときに、リール31と同じ回転角速度でリール画像を回転表示する態様)が選択されるが、所定確率で、一部非回転、スロー回転、高速回転が選択される。
なお、一部非回転、スロー回転、高速回転は、特別役(1BB又は2BB)に当選したときに選択される確率が高くなる変動表示態様である。一部回転は、選択した一部のリール画像(例えば左リール画像)の回転表示を行わない(停止表示状態を維持する)ものである。また、スロー回転とは、通常回転より遅くリール画像を回転表示するものである。さらにまた、高速回転とは、通常回転より早くリール画像を回転表示するものである。
さらに、ストップスイッチ42が操作されたときは、分割役抽選結果に対応するリール画像停止位置決定テーブル88bを用いて、そのストップスイッチ42に対応するリール画像を停止表示させるように制御する。
リール画像表示制御手段88aは、役に当選した遊技では、リール画像の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せ(図3参照)を有効ライン(図1中、2点鎖線で示す)に停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。例えば、小役1に当選した遊技では、図3に示すように、「ベル」−「ベル」−「ベル」の各リール画像が有効ラインに停止するように制御する。
ここで、「リール画像の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール画像が実際に停止するまでのリール画像の回転量(図柄の移動数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内に設定されている。いいかえれば、リール画像の停止制御時間の範囲内、すなわちストップスイッチ42が操作された瞬間からリール画像が実際に停止するまでの時間を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間から190ms以内に設定されている。
リール画像停止位置決定テーブル88bは、前述した停止位置決定テーブル64と同様のものであって、リール画像の停止時の態様を定めたものである。
リール画像停止位置決定テーブル88bは、分割役抽選結果ごとに設けられており、例えば、非当選4に対応するリール画像停止位置決定テーブル88bは、チャンス目を停止表示するように定められており、また、例えば強ベル1に対応するリール画像停止位置決定テーブル88bは、強ベルが停止表示する(斜め方向の有効ラインに「ベル」−「ベル」−「ベル」が揃う)ように定められている。
リール画像データ記憶手段88cは、図6に示すリール画像の図柄配列をリール画像データとして記憶しているものである。リール画像表示領域23bにリール画像を表示(回転表示及び停止表示)する制御時はもちろん、図柄のデータ検索等を行うときには、このリール画像データ記憶手段88cからリール画像データを読み出す。
以上の構成からなるスロットマシンにおいては、サブ制御手段60bが役抽選結果を受けると、それをさらに分割し、分割役抽選結果を選択する。そして、分割役抽選結果ごとに、演出概要が定められているので、より多岐にわたる演出を出力することができる。
また、第1演出の概要、第2演出の概要、及びリール画像の停止概要が1つの演出概要に関連づけられて定められているので、第1演出、第2演出、及び停止概要が関連する演出とすることができる。
さらにまた、各リール画像に21個の図柄を配列し、スタートスイッチ41の操作で回転を開始し、ストップスイッチ42の操作時に、(分割)役抽選結果に基づいて停止態様(出目)を定めるので、リール31の停止態様に関連する停止態様にすることができる。
さらに、本実施形態では、2BB遊技中は、小役1が入賞するとともに、リール画像側では弱ベルが揃いやすくなる。
一方、小役1に当選・入賞すると、停止概要として、一定割合で弱ベルが選択される。さらに、前遊技で弱ベルが選択された場合において、当該遊技で小役1が当選したときは、停止概要として弱ベルが選択されやすくなる。
このため、弱ベルが複数遊技で連続したときは、2BB遊技中であるかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。
また、1BBと小役1とに重複当選し、小役1が入賞するときは、リール画像の停止概要として、強ベルが選択される確率が高くなる。したがって、リール画像の停止態様として強ベルが出現したときは、1BBと小役1とに重複当選したかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。
本実施形態におけるスロットマシンを前面から見た正面図である。 本実施形態におけるスロットマシンの概略を示すブロック図である。 通常遊技中に抽選される役の種類、払出し枚数等、リールの図柄の組合せ、及びリール画像の図柄の組合せを示す図である。 通常遊技の非内部中に用いられる役抽選テーブルを示す図である。 リールの図柄配列を示す図である。 リール画像の図柄配列を示す図である。 (a)は、役抽選結果が非当選時であるときの分割役抽選結果を抽選するための分割抽選テーブルを示す図であり、(b)は、役抽選結果が非当選時であるときの演出概要データテーブルを示す図であり、(c)は、非当選時の演出内容データテーブルを示す図である。 (a)は、通常演出を示す図であり、(b)は、連続演出を示す図である。 (a)は、小役1当選時の分割抽選テーブルを示す図であり、(b)は、小役1当選時の演出概要データテーブルを示す図である。 (a)は、1BBと小役1との重複当選時の役抽選結果の分割抽選テーブルを示す図であり、(b)は、その演出概要データテーブルを示す図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
23a 第1演出画像表示領域
23b リール画像表示領域
23c 第2演出画像表示領域
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 リール制御手段
64 停止位置決定テーブル
65 停止図柄判断手段
66 払出し手段
67 特別遊技制御手段
68 情報送信手段
81 情報受信手段
82 分割役抽選結果選択手段
82a 分割抽選テーブル
83 演出概要データテーブル
84 演出内容データテーブル
85 演出内容抽選手段
86 停止概要決定手段
87 分割役抽選結果記憶手段
88 画像表示制御手段
88a リール画像表示制御手段
88b リール画像停止位置決定テーブル
88c リール画像データ記憶手段

Claims (3)

  1. 遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
    演出の出力を制御するサブ制御手段と、
    演出を出力する演出出力装置と
    を備え、
    前記メイン制御手段は、
    役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段による役抽選結果を前記サブ制御手段に送信する役抽選結果送信手段と
    を備え、
    前記サブ制御手段は、
    前記役抽選結果送信手段から送信されてくる役抽選結果を受信する役抽選結果受信手段と、
    前記役抽選結果送信手段から送信されてくる1つの役抽選結果ごとに複数に分割された分割役抽選結果が予め設けられており、前記役抽選結果受信手段で役抽選結果を受信したときに、その役抽選結果に対応する分割された複数の分割役抽選結果の中からいずれか1つの分割役抽選結果を選択する分割役抽選結果選択手段と、
    前記分割役抽選結果選択手段で選択される分割役抽選結果に応じて、演出の概要を定めた演出概要データテーブルと、
    前記分割役抽選結果選択手段でいずれか1つの分割役抽選結果が選択されたときに、その分割役抽選結果に対応する演出の概要を前記演出概要データテーブルを用いて決定し、その演出の概要に対応する演出を出力する画像出力制御手段と、
    前記分割役抽選結果選択手段で選択された分割役抽選結果を記憶しておく分割役抽選結果記憶手段と
    を備え、
    前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技以前の遊技での分割役抽選結果を参照して、当該遊技におけるいずれか1つの分割役抽選結果を選択する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記分割役抽選結果の1つとして、特定分割役抽選結果が設けられており、
    前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技以前の少なくとも1つの遊技での分割役抽選結果が特定分割役抽選結果であるときは、当該遊技において、特定分割役抽選結果を、特定分割役抽選結果以外の前記分割役抽選結果よりも高い確率で選択する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記分割役抽選結果選択手段は、前記分割役抽選結果記憶手段に記憶された当該遊技の前遊技での割役抽選結果が特定分割役抽選結果であるときは、当該遊技において、特定分割役抽選結果を、特定分割役抽選結果以外の前記分割役抽選結果よりも高い確率で選択する
    ことを特徴とする遊技機。
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