JP2007256813A - 光レセプタクルおよびこれを用いた光モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る光レセプタクルX1は、スタブ10と、スリーブ20と、スリーブホルダ30を備え、スタブ10は、スリーブ20の貫通孔21に挿入すると圧入状態となる圧入部11bと、該圧入部11bよりプラグP側に位置する全体に形成され、スリーブ20の貫通孔21を規定する貫通孔規定面21aと離間する離間部11cとを有しており、圧入部11bと離間部11cとの境界には段差11dが形成されている。
【選択図】図1
Description
<試験用光モジュールの作製>図3に示す光モジュールYの構成に基づき試験用光モジュールを作製した。まず、ジルコニアセラミックスを用いて、押出し成形により所定形状の成形体を作製し、これを所定温度(1400℃程度)で焼成して焼結体を作製した後、所定の寸法(内径:0.1260mm+0.001mm/−0mm、外径:1.2520mm、長さ:3.0mm)になるまで研削、研磨加工を行い、貫通孔11aを有するフェルール11を作製した。外径寸法は、圧入部11bの外径を1.2520mmとし、離間部11cの外径を1.0mm、矢印AB方向の長さを0.5mmとした。次に、フェルール11の貫通孔11aに石英ガラス製シングルモードファイバ(型番:SMF28e、コーニング(Corning)社製)を熱硬化型エポキシ系接着剤により接着固定し、その両端に研磨加工を施すことによりスタブ10を作製した。この両端の研磨加工のうちプラグPの接触側の端部にはR形状(曲率半径:7〜20mm)の研磨加工を施し、その反対側の端部には光ファイバ12の軸心に対して8°傾斜する斜め研磨加工を施した。次に、ジルコニアセラミックスを用いて、押出し成形により所定形状の成形体を作製し、これを所定温度(1400℃程度)で焼成して焼結体を作製した後、所定の寸法(内径:1.250mm+0.001mm/−0mm、外径:2.920mm±0.005mm、長さ:6.2mm±0.1mm)になるまで研削、研磨加工を行い、貫通孔21を有するスリーブ20を作製した。なお、貫通孔21の内面の面粗さ(Ra)は0.2μm以下にし、ダイヤモンドツールにてプラグPの挿入側端部にテーパ部を形成した。次に、ステンレス材料(SUS304)を用いて、円筒状のスリーブホルダ30(内径:2.915mm以下)を作製した。次に、スタブ10をスリーブ20の貫通孔21に圧入させた後、スリーブ20をスリーブホルダ30に圧入して光レセプタクルを作製した。なお、圧入部11bと離間部11cとの境界に位置する段差11dと、スリーブホルダ30の保持部31における矢印A方向側の境界とは、スリーブ20の軸心方向(矢印AB方向)において同一位置となるように設定した。次に、レーザダイオードと、該レーザダイオードからの光のモードフィールド径を10μmにするための非球面レンズとを備えるTO−CANパッケージを該レーザダイオードからのレーザ光がスタブ10の光ファイバ12の一端に結合するように固定して試験用光モジュールを作製した。
<試験用光モジュールの作製>離間部11cを形成しない以外は実施例と同様にして試験用光モジュールを作製した。
図4のグラフに示されるように、比較例としての試験用光モジュールでは、光出力が0.173〜0.624dBm(最大幅0.451dBm)の範囲であったのに対して、実施例としての試験用光モジュールでは、光出力が0.402〜0.638dBm(最大幅0.236dBm)の範囲であった。ここで、「dBm」は出力を絶対値で示すものであり、「0dBm=1mW」である。以上のことから、実施例の試験用光モジュールの方が、繰り返し着脱特性の面で優れていることが確認された。また、図5のグラフに示されるように、比較例としての試験用光モジュールでは、光出力変動が1.4〜3.0dB(最大幅1.6dB)の範囲であったのに対し、実施例としての試験用光モジュールでは、光出力変動が0.40〜0.95dB(最大幅0.55dB)の範囲であった。ここで、「dB」は出力の基準からの変動を割合で示すものである。以上のことから、実施例の試験用光モジュールの方が、プラグに荷重をかかるような状況下でも光出力変動の変動幅が小さく、且つ、変動の大きさの最大値も小さいことが確認された。
Y 光モジュール
10 スタブ
11 フェルール
11a 貫通孔
11b 圧入部
11c 離間部
11d 段差
12 光ファイバ
20 スリーブ
21 貫通孔
21a 貫通孔規定面
30 スリーブホルダ
31 保持部
40 ストッパ
40a 貫通孔
40b 圧入部
40c 離間部
40d 段差
50 光素子ユニット
51 光素子
52 レンズ
53 ケース
Claims (4)
- 光ファイバを有するスタブと、該スタブの光ファイバに対して光学的に接続される光ファイバを有するプラグの少なくとも一部、および、前記スタブの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有し、前記プラグの光ファイバと前記スタブの光ファイバとの間の調心を得るためのスリーブと、該スリーブの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有するスリーブホルダを備える光レセプタクルであって、
前記スタブは、前記スリーブの貫通孔に挿入すると圧入状態となる圧入部と、該圧入部より前記プラグ側に位置する全体に形成され、前記スリーブの貫通孔を規定する貫通孔規定面と離間する離間部とを有しており、
前記圧入部と前記離間部との境界には段差が形成されていることを特徴とする、光レセプタクル。 - 光が通過するための貫通孔を有し、該貫通孔を介して光が導入される光ファイバを有するプラグの移動を制限するためのストッパと、前記プラグの少なくとも一部および前記ストッパの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有し、該プラグの光ファイバと前記ストッパの貫通孔を通過する光の光軸との間の調心を得るためのスリーブと、該スリーブの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有するスリーブホルダを備える光レセプタクルであって、
前記ストッパは、前記スリーブの貫通孔に挿入すると圧入状態となる圧入部と、該圧入部より前記プラグ側に位置する全体に形成され、前記スリーブの貫通孔を規定する貫通孔規定面と離間する離間部とを有しており、
前記圧入部と前記離間部との境界には段差が形成されていることを特徴とする、光レセプタクル。 - 前記スリーブホルダは、該スリーブホルダの貫通孔に挿入される前記スリーブを圧入状態とするための圧入保持部を有しており、
前記圧入部と前記離間部との境界は、前記スリーブの軸心方向において、前記スリーブホルダの圧入保持部における前記プラグ側の境界と同一位置あるいは該プラグ側に位置している、請求項1または2に記載の光レセプタクル。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の光レセプタクルと、
前記スタブの光ファイバに向けて光を出射する、または、前記スタブの光ファイバを介して導出された光を受けるための光素子と、を備えることを特徴とする、光モジュール。
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2006
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