JP2007011241A - 光レセプタクルおよび光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】プラグフェルールの挿抜時におけるスリーブの移動を抑制することにより、光学特性の安定した光レセプタクルおよび該光レセプタクルを備える光モジュールを提供する。
【解決手段】本発明に係る光レセプタクルX1は、光ファイバを有し、且つ、光ファイバを有するプラグフェルールPに対して光学的に接続されるファイバスタブ10と、プラグフェルールPの少なくとも一部およびファイバスタブ10の少なくとも一部を挿入するための貫通孔21を有し、プラグフェルールPの光ファイバとファイバスタブ10の光ファイバとの間の調心を得るためのスリーブ20と、ファイバスタブ10を保持するためのホルダ40と、スリーブ20をファイバスタブ10に係止するための係止手段(凸部13および凹部22)を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は光レセプタクルおよび光モジュールに関し、特に光通信用の光レセプタクルおよび光モジュールに関する。
従来から、光信号を例えば電気信号に変換するための光モジュールが開発されている。このような光モジュールは、半導体レーザやフォトダイオードなどの光素子と、光信号を導通するための光ファイバとを備え、光素子を光ファイバの端面に対向配置して光信号を該端面に入射(あるいは該端面から出射)することにより、光ファイバを介して該光信号を導入あるいは導出するように構成されている。ここで、光モジュールとは、発光モジュールや受光モジュールなどの総称である。発光モジュールとは、光素子として半導体レーザを採用し、光ファイバを介して光信号を導出するように構成されたものであり、受光モジュールとは、光素子としてフォトダイオードを採用し、光ファイバを介して光信号を導入するように構成されたものである。このような光モジュールに関する技術については、例えば下記の特許文献1に記載されている。
図11は、従来のレセプタクル型光モジュールY’の断面を表す。なお、図11には、光信号を導通するための光ファイバ(図示せず)、および、光ファイバの一端部を保持するためのフェルールにより構成されるプラグフェルールPの断面も表す。
光モジュールY’は、光レセプタクル70および光素子ユニット80を備える。光レセプタクル70は、ファイバスタブ71と、スリーブ72と、スリーブケース73と、ホルダ74とを有する。ファイバスタブ71は、光信号を導通するための光ファイバ(図示せず)の一端部を、フェルール75の貫通孔75aに接着固定したものである。スリーブ72は、プラグフェルールPの光ファイバとファイバスタブ71の光ファイバとの間の調心を得るためのものである。スリーブケース73は、スリーブ72を保護するためのものである。ホルダ74は、ファイバスタブ71およびスリーブケース73を保持するためのものである。光素子ユニット80は、光素子81と、レンズ82と、ケース83とを有する。光素子81は、ファイバスタブ71の光ファイバに向けて光を出射するためのものである。レンズ82は、光素子81から出射された光を集光してファイバスタブ71の光ファイバに導入する機能を担う。ケース83は、光素子81およびレンズ82を収容するためのものである。
光モジュールY’の光レセプタクル70においては、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持力とファイバスタブ71の把持力とを等しくした場合に、プラグフェルールPおよびファイバスタブ71の把持状態が最も安定することが知られている。そのため、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持力とファイバスタブ71の把持力とのバランスがとれるように、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持長さL1とファイバスタブ71の把持長さL2が設定される。ファイバスタブ71の面取り71aとプラグフェルールの面取りPaの大きさが等しい場合は、L1=L2であるとプラグフェルールPの把持力とファイバスタブ71の把持力とのバランスがとれるため、ファイバスタブ71の面取り71aをプラグフェルールの面取りPaの大きさに合わせ、L1=L2と設定することが多い。また、光レセプタクル70においては、スリーブ72の一端部72aとスリーブケース73との間に隙間αが設けられている。この隙間αは、スリーブ72の両端がスリーブケース73とホルダ74との間で挟持されてしまうことに起因して、スリーブ72の弾性変形機能が充分に得られなくなるのを防ぐためのものである。ここで、弾性変形機能とは、スリーブ72の貫通孔72bに挿入されるプラグフェルールPおよびファイバスタブ71に対して把持力を作用させるために、該貫通孔72bが拡径するのを抑制する方向に弾性変形する機能をいう。
特開2001−066468号公報
しかしながら、光レセプタクル70においては、隙間αを設けたことにより、プラグフェルールPの挿抜に応じて、スリーブ72が矢印AB方向に移動する場合がある。具体的には、スリーブ72に挿入状態にあるプラグフェルールPを該スリーブ72から引き抜く(矢印A方向に移動させる)際に、スリーブ72がプラグフェルールPに引きずられて矢印A方向に隙間αの分だけ移動してしまう場合がある。このとき、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持長さはL1+αとなり、スリーブ72によるファイバスタブ71の把持長さはL2−αとなる。また、上述のように矢印A方向にαだけスリーブ72が移動した状態にある光レセプタクル70にプラグフェルールPを挿入する際に、スリーブ72がプラグフェルールPに引きずられて矢印B方向に移動する場合がある。このとき、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持長さはL1+α−βとなり、スリーブ72によるファイバスタブ71の把持長さはL2−α+βとなる。そのため、α>0およびα>βの場合、スリーブ72によるプラグフェルールPの把持力は、スリーブ72によるファイバスタブ71の把持力よりも大きくなってしまうため、プラグフェルールPの光ファイバとファイバスタブ71の光ファイバとの間の調心が不安定になり易く、ひいては光学特性(例えば光出力)が不安定になり易い。
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、プラグフェルールの挿抜時におけるスリーブの移動を抑制することにより、光学特性の安定した光レセプタクルおよび該光レセプタクルを備える光モジュールを提供することを、目的とする。
本発明の第1の側面に係る光レセプタクルは、光ファイバを有し、且つ、光ファイバを有するプラグフェルールに対して光学的に接続されるファイバスタブと、プラグフェルールの少なくとも一部およびファイバスタブの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有し、プラグフェルールの光ファイバとファイバスタブの光ファイバとの間の調心を得るためのスリーブと、スリーブをファイバスタブに係止するための係止手段を備えることを特徴とする。
好ましい実施の形態としては、係止手段は、ファイバスタブが有する凸部および/または凹部と、スリーブが有する凹部および/または凸部とを含み、ファイバスタブの凸部および/または凹部とスリーブが有する凹部および/または凸部とは互いに係合する位置に形成される。ここで、「凸部および/または凹部」とは、凸部および凹部と、凸部または凹部との両方を含む意味であり、「凹部および/または凸部」とは、凹部および凸部と、凹部または凸部との両方を含む意味である。
好ましい実施の形態としては、係止手段は、ファイバスタブの凹部およびスリーブの凹部に係合する係止用部材を更に含む。
好ましくは、係止手段は、ファイバスタブの凹部および/またはスリーブの凹部と係止用部材との間に介在する弾性部材を更に含む。ここで、「ファイバスタブの凹部および/またはスリーブの凹部」とは、ファイバスタブの凹部およびスリーブの凹部と、ファイバスタブの凹部またはスリーブの凹部との両方を含む意味である。
好ましくは、係止用部材は弾性部材により構成されている。
好ましくは、ファイバスタブおよび/またはスリーブは、凹部に向かって延び、凸部および/または係止用部材をガイドするためのガイド溝を有する。ここで、「ファイバスタブおよび/またはスリーブ」とは、ファイバスタブおよびスリーブと、ファイバスタブまたはスリーブとの両方を含む意味である。
好ましくは、スリーブは貫通孔に沿って延びるスリットを有する。
好ましくは、スリーブは精密スリーブである。
本発明の第2の側面に係る光モジュールは、本発明の第1の側面に係る光レセプタクルと、ファイバスタブの光ファイバに向けて光を出射する、または、ファイバスタブの光ファイバを介して導出された光を受けるための光素子とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の側面に係る光レセプタクルは、ファイバスタブを保持するためのホルダと、スリーブをファイバスタブに係止するための係止手段とを備える。そのため、本光レセプタクルでは、ホルダに保持されたファイバスタブにスリーブを係止することができるので、プラグフェルールの挿抜時における該スリーブの移動(具体的には、プラグフェルールの挿抜方向への移動)を抑制することができる。すなわち、本光レセプタクルでは、スリーブによるプラグフェルールの把持長さとファイバスタブの把持長さとを初期設定状態(例えば、各把持長さが等しくなる状態)で維持することができる。したがって、本光レセプタクルでは、プラグフェルールの挿抜を繰り返し行なっても、プラグフェルールの光ファイバとファイバスタブの光ファイバとの間の調心を安定して得ることができるため、光学特性の安定状態を維持し続けることができる。
係止手段が、ファイバスタブが有する凸部および/または凹部と、スリーブが有する凹部および/または凸部とを含み、ファイバスタブの凸部および/または凹部とスリーブが有する凹部および/または凸部とが互いに係合する位置に形成される光レセプタクルは、部品点数を低減するうえで好適である。
係止手段がファイバスタブの凹部およびスリーブの凹部に係合する係止用部材を更に含む光レセプタクルは、比較的破損し易いと想定される部位が別部材(係止用部材)で構成されているため、破損部位の取替え容易性を高めるうえで好適である。
係止手段が係止用部材とファイバスタブの凹部および/またはスリーブの凹部との間に介在する弾性部材を含む光レセプタクルでは、例えば該弾性部材が縮むことにより、ファイバスタブの外周面あるいはスリーブの内周面から突出した状態にある係止用部材の突出高さを小さくすることができる。したがって、本光レセプタクルでは、係止用部材の突出高さに起因するスリーブの貫通孔へのファイバスタブの挿入抵抗が低減できるため、スリーブの貫通孔へのファイバスタブの挿入容易性を高めることができるのに加え、ファイバスタブ挿入時におけるスリーブの拡径が抑制されるため、スリーブの破損発生を低減することができる。
係止用部材が弾性部材により構成されている光レセプタクルは、部品点数を低減するうえで好適である。
ファイバスタブおよび/またはスリーブが凹部に向かって延び、凸部および/または係止用部材をガイドするためのガイド溝を有する光レセプタクルは、ファイバスタブのスリーブへの挿入容易性を高めるうえで好適である。
スリーブが貫通孔に沿って延びるスリットを有する光レセプタクルは、該貫通孔が拡径し易いため、プラグフェルールおよびファイバスタブのスリーブへの挿入容易性を高めるうえで好適である。
本発明の第2の側面に係る光モジュールは、本発明の第1の側面に係る光レセプタクルを採用している。したがって、本光モジュールでは、プラグフェルールの挿抜を繰り返し行なっても、プラグフェルールの光ファイバとファイバスタブの光ファイバとの間の調心を安定して得ることができるため、光学特性の安定状態を維持し続けることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光レセプタクルX1の断面を表す。光レセプタクルX1は、ファイバスタブ10と、スリーブ20と、スリーブケース30と、ホルダ40とを有する。
ファイバスタブ10は、フェルール11および光ファイバ(図示せず)を有し、フェルール11の貫通孔12に光ファイバを例えば接着剤により接着固定することにより構成される部材である。ファイバスタブ10は、プラグフェルールP(光ファイバ(図示せず)を有し且つファイバスタブ10と同様の構成を有する部材)と光学的に接続される。ファイバスタブ10の先端面10aはアール面(例えば曲率半径が5〜30mm)である。このような構成は、プラグフェルールPとの間の接続損失を低減するうえで好適である。ファイバスタブ10の後端面10bは、該ファイバスタブ10の軸心に対して所定の角度(例えば4〜10°)で傾斜する傾斜面である。このような構成は、例えば光素子から出射された光が光ファイバの端面で反射し、反射光として該光素子に戻るのを防ぐうえで好適である。なお、ファイバスタブ10の後端面10b側には、ファイバスタブ10に向けて光を出射するための光源への戻り光を抑制する光アイソレータを配してもよい。
フェルール11は、貫通孔12および凸部13を有する。フェルール11を構成する材料としては、酸化ジルコニウム(ジルコニア)、酸化アルミニウム(アルミナ)、ムライト、窒化ケイ素、炭化ケイ素および窒化アルミニウムなどの単体もしくはこれらを主成分として含むセラミックス、結晶化ガラスなどのガラスセラミックスなどが挙げられ、中でも対候性や靭性に優れたジルコニア系セラミックス(ジルコニアを主成分とするセラミックス)が好適である。
貫通孔12は、光ファイバを挿入するための部位である。
凸部13は、アール面13aおよび起立面13bを有し、フェルール11の外周面において径方向に突出するように構成される部位である。凸部13の突出高さh1は、スリーブ20の肉厚t1の0.5〜50%である。h1がt1の0.5%未満である場合は、スリーブ20に挿入状態にあるプラグフェルールPを該スリーブ20から引き抜く(矢印A方向に移動させる)際に、スリーブ20をファイバスタブ10に係止する力が弱く、スリーブ20がプラグフェルールPに引きずられて矢印A方向に移動してしまうことがある。また、h1がt1の50%を超えた場合、スリーブ20をファイバスタブに挿入する際に、凸部13によりスリーブ貫通孔21が過度に拡張され、スリーブ20の弾性変形の許容限界を超えて破損してしまうことがある。アール面13aは、後述するスリーブ20の貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凸部13における矢印A方向側に設けられている。起立面13bは、スリーブ20の矢印A方向への移動を制限するための部位であり、凸部13における矢印B方向側に設けられている。本実施形態において凸部13は、フェルール11の周方向全周にわたって構成してもよいし、周方向において断続的に構成してもよいし、矢印AB方向に位置をずらして構成してもよい。
スリーブ20は、貫通孔21および凹部22を有し、ファイバスタブ10とプラグフェルールPとの間の調心機能を担う部材である。スリーブ20には、開放端21aを介してファイバスタブ10が挿入され、開放端21bを介してプラグフェルールPが挿入される。スリーブ20としては、長手方向(矢印AB方向)に延びるスリット(図示せず)を有する、いわゆる割りスリーブや、該スリットのない精密スリーブなどが挙げられるが、スリーブ20として割りスリーブを採用する場合、スリーブ20内に挿入されるプラグフェルールPに対して作用する把持力を高めるべく、貫通孔21の孔径はプラグフェルールの外径より若干(例えば数μm)小さく設定するのが好ましい。スリーブ20を構成する材料としては、燐青銅、ベリリウム銅、黄銅、ステンレスなどの金属、エポキシや液晶ポリマなどのプラスチック、セラミックスなどが挙げられ、中でも耐摩耗性に優れ且つ適度に弾性変形するジルコニア系セラミックス(ジルコニアを主成分とするセラミックス)が好適である。さらに、ジルコニア系セラミックスの中でも、酸化ジルコニウム(ZrO)を主成分とし、Y、CaO、MgO、CeO、Dyなどからなる群より選択される少なくとも一種を安定化剤として含む部分安定化ジルコニアセラミックス(正方晶の結晶が主体)は、耐摩耗性および弾性変形性の観点から好適である。
貫通孔21は、ファイバスタブ10およびプラグフェルールPを挿入するための部位である。
凹部22は、起立面22aを有し、ファイバスタブ10の凸部13が係止可能に構成されている。起立面22aは、ファイバスタブ10に対するスリーブ20の矢印A方向への移動を制限するための部位であり、凸部13が凹部22に係合する際に該凸部13の起立面13bに当接する。
スリーブケース30は、プラグフェルールPの挿入時に該プラグフェルールPを案内するための開口部30aを有し、スリーブ20を収容するための円筒状部材である。スリーブケース30におけるスリーブ20を収容するための空間の径は、スリーブ20の外径より若干大きく構成されている。また、スリーブケース30とスリーブ20の一端部20aとの隙間(離隔距離)Sは例えば10〜350μmである。開口部30aはテーパ状に構成されており、その開口径はプラグフェルールPの外径より若干大きく構成されている。スリーブケース30を構成する材料としては、ステンレス、銅、鉄、ニッケル、樹脂などが挙げられる。
ホルダ40は、保持部41および保持部42を有し、ファイバスタブ10およびスリーブケース30を保持するための部材である。保持部41は、ファイバスタブ10を保持するための部位であり、ファイバスタブ10が嵌合可能に構成されている。保持部41におけるファイバスタブ10との当接面の算術平均粗さは、ファイバスタブ10の保持状態の安定性の観点から、0.1μm以上に設定するのが好適である。保持部42は、スリーブケース30を保持するための部位であり、スリーブケース30が嵌合可能に構成されている。保持部42におけるスリーブケース30との当接面の算術平均粗さは、スリーブケース30の保持状態の安定性の観点から、0.1μm以上に設定するのが好適である。ホルダ40を構成する材料としては、鉄、ニッケルなどの溶接可能材料やセラミックスなどが挙げられ、特に耐腐食性および溶接性の観点からステンレスが好適である。なお、本実施形態においてホルダ40は、スリーブケース30と別体に構成されているが一体としてもよい。
本実施形態に係る光レセプタクルX1は、ファイバスタブ10を保持するためのホルダ40と、スリーブ20をファイバスタブ10に係止するための凸部13および凹部22を有する。そのため、光レセプタクルX1では、ホルダ40に保持されたファイバスタブ10にスリーブ20を係止することができるので、プラグフェルールPの挿抜時における該スリーブ20の矢印AB方向(プラグフェルールPの挿抜方向)への移動を抑制することができる。すなわち、光レセプタクルX1では、スリーブ20によるプラグフェルールPの把持長さとファイバスタブ10の把持長さとを略等しい状態で維持することができる。したがって、光レセプタクルX1では、プラグフェルールPの挿抜を繰り返し行なっても、プラグフェルールPの光ファイバとファイバスタブ10の光ファイバとの間の調心を安定して得ることができるため、光学特性の安定状態を維持し続けることができる。
また、光レセプタクルX1では、ファイバスタブ10のフェルール11が有する凸部13と、スリーブ20が有する凹部22とが係止するように構成されており、別部材が存在しないため、部品点数が少なくてすむ。
さらに、光レセプタクルX1では、スリーブ20として割スリーブを採用する場合、貫通孔21が拡径し易いため、プラグフェルールPおよびファイバスタブ10の貫通孔21への挿入が比較的容易に行なうことができる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る光レセプタクルX2の断面を表す。光レセプタクルX2は、凸部13に代えて凹部14を有し、且つ、凹部22に代えて凸部23を有する点において、光レセプタクルX1と異なる。光レセプタクルX2の他の構成については、光レセプタクルX1に関して上述したのと同様である。
凹部14は、起立面14aを有し、後述するスリーブ20の凸部23が係止可能に構成されている。起立面14aは、ファイバスタブ10に対するスリーブ20の矢印A方向への移動を制限するための部位である。
凸部23は、アール面23aおよび起立面23bを有し、スリーブ20の内周面において径方向に突出するように構成される部位である。凸部23の突出高さh2は、スリーブ20の肉厚t2の0.5〜50%である。h2がt2の0.5%未満である場合は、スリーブ20に挿入状態にあるプラグフェルールPを該スリーブ20から引き抜く(矢印A方向に移動させる)際に、スリーブ20をファイバスタブ10に係止する力が弱く、スリーブ20がプラグフェルールPに引きずられて矢印A方向に移動してしまうことがある。また、h2がt2の50%を超えた場合、スリーブ20をファイバスタブ10に挿入する際に、凸部23によりスリーブ貫通孔21が過度に拡張され、スリーブ20の弾性変形の許容限界を超えて破損してしまうことがある。アール面23aは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凸部23における矢印B方向側に設けられている。起立面23bは、スリーブ20の矢印A方向への移動を制限するための部位であり、凸部23における矢印A方向側に設けられている。また、起立面23bは、凸部23が凹部14に係合する際に該凹部14の起立面14aに当接する。本実施形態において凸部23は、スリーブ20の周方向全周にわたって構成してもよいし、周方向において断続的に構成してもよいし、矢印AB方向に位置をずらして構成してもよい。
本実施形態に係る光レセプタクルX2は、光レセプタクルX1と同様の効果を奏する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る光レセプタクルX3の断面を表す。光レセプタクルX3は、凸部13に代えて凹部15を有し、且つ、係止用部材50を更に有する点において、光レセプタクルX1と異なる。光レセプタクルX3の他の構成については、光レセプタクルX1に関して上述したのと同様である。
凹部15は、起立面15aおよび起立面15bを有し、係止用部材50が係合可能に構成されている。起立面15aは、ファイバスタブ10に対する係止用部材50の矢印A方向への移動を制限するための部位である。起立面15bは、ファイバスタブ10に対する係止用部材50の矢印B方向への移動を制限するための部位である。
係止用部材50は、第1面50a、第2面50bおよびアール面50cを有する。第1面50aは、凹部15に係合した状態において、起立面15aに当接する部位である。第2面50bは、凹部15および凹部22に係合した状態において、起立面15bおよび起立面22aに当接する部位である。アール面50cは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凹部15および凹部22に係合した状態の係止用部材50の矢印A方向側に設けられている。係止用部材50を構成する材料としては、フェルール10やスリーブ20と同様のもの、ポリエーテルイミド樹脂などの弾性変形性の高い樹脂、硬質ゴムなどが挙げられる。
本実施形態に係る光レセプタクルX3は、ファイバスタブ10の凹部15およびスリーブ20の凹部22に係合する係止用部材50を更に含んで構成される。そのため、本光レセプタクルX3では、比較的破損し易いと想定される部位(突出部)が別部材(係止用部材)で構成されているため、該部位が破損しても取替えが容易である。
また、光レセプタクルX3では、係止用部材50の構成材料として例えば相対的に弾性変形性の高い硬質ゴムを採用すると、スリーブ20の貫通孔21にファイバスタブ10を挿入する際に、拡径されるスリーブ20の復元力に基づき係止用部材50に対してファイバスタブ10の径方向内方に押圧力が作用し、係止用部材50が該径方向に圧縮されるので、係止用部材50の突出高さh3が初期状態(係止用部材50に対して外力が作用していない状態)より小さくなる。したがって、光レセプタクルX3では、ファイバスタブ10の挿入時において突出高さh3を小さくすることができる分、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高めることができるのに加え、ファイバスタブ10の挿入時におけるスリーブ20の拡径が抑制されるため、スリーブ20の破損発生も低減することができる。なお、このような効果は、スリーブ20として精密スリーブを採用する場合において顕著である。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る光レセプタクルX4の断面を表す。光レセプタクルX4は、凸部23に代えて凹部24を有し、且つ、係止用部材51を更に有する点において、光レセプタクルX2と異なる。光レセプタクルX4の他の構成については、光レセプタクルX2に関して上述したのと同様である。
凹部24は、起立面24aおよび起立面24bを有し、係止用部材51が係合可能に構成されている。起立面24aは、スリーブ20に対する係止用部材51の矢印A方向への移動を制限するための部位である。起立面24bは、スリーブ20に対する係止用部材51の矢印B方向への移動を制限するための部位である。
係止用部材51は、第1面51a、第2面51bおよびアール面51cを有する。第1面51aは、凹部14および凹部24に係合した状態において、起立面14aおよび起立面24aに当接する部位である。第2面51bは、凹部24に係合した状態において、起立面24bに当接する部位である。アール面51cは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凹部14および凹部24に係合した状態の係止用部材51の矢印B方向側に設けられている。係止用部材51を構成する材料としては、フェルール10やスリーブ20と同様のもの、ポリエーテルイミド樹脂などの弾性変形性の高い樹脂、硬質ゴムなどが挙げられる。
本実施形態に係る光レセプタクルX4は、光レセプタクルX3と同様の効果を奏す。
図5は、本発明の第5の実施形態に係る光レセプタクルX5の断面を表す。光レセプタクルX5は、ガイド溝25を更に有する点において、光レセプタクルX1と異なる。光レセプタクルX5の他の構成については、光レセプタクルX1に関して上述したのと同様である。
ガイド溝25は、凹部22に向って矢印AB方向に延びるように構成されており、凸部13をガイドするための部位である。ガイド溝25の溝深さd1は、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性の観点から凸部13の突出高さh1と同程度であるのが好ましい。
本実施形態に係る光レセプタクルX5は、凸部13をガイドするためのガイド溝25を有する。そのため、凸部13がガイド溝25に沿って移動する間は、該凸部13によりスリーブ20を無理に拡径しなくてすむので、ファイバスタブ10の貫通孔21への挿入が容易となるのに加え、スリーブ20から凸部13に作用する弾性力も低減されるので、該凸部13における破損の発生も抑制される。
図6は、本発明の第6の実施形態に係る光レセプタクルX6の断面を表す。光レセプタクルX6は、ガイド溝16を更に有する点において、光レセプタクルX2と異なる。光レセプタクルX6の他の構成については、光レセプタクルX2に関して上述したのと同様である。
ガイド溝16は、凹部14に向って矢印AB方向に延びるように構成されており、凸部23をガイドするための部位である。ガイド溝14の溝深さd2は、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性の観点から凸部23の突出高さh2と同程度であるのが好ましい。
本実施形態に係る光レセプタクルX6は、光レセプタクルX5と同様の効果を奏する。
図7は、本発明の第7の実施形態に係る光レセプタクルX7の断面を表す。光レセプタクルX7は、係止用部材50に代えて、係止用部材52および弾性部材53を有する点において、光レセプタクルX3と異なる。光レセプタクルX7の他の構成については、光レセプタクルX3に関して上述したのと同様である。
係止用部材52は、第1面52a、第2面52bおよびアール面52cを有する。第1面52aは、凹部15に係合した状態において、起立面15aに当接する部位である。第2面52bは、凹部15および凹部22に係合した状態において、起立面15bおよび起立面22aに当接する部位である。アール面52cは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凹部15および凹部22に係合した状態の係止用部材52の矢印A方向側に設けられている。係止用部材52を構成する材料としては、フェルール10やスリーブ20と同様のものが挙げられる。
弾性部材53は、ファイバスタブ10の径方向に係止用部材52を相対動させるためのものであり、ファイバスタブ10の凹部15と係止用部材52との間に配設されている。弾性部材53としては、ポリエーテルイミド樹脂などの弾性変形性の高い樹脂、硬質ゴム、バネなどが挙げられる。
光レセプタクルX7では、ファイバスタブ10の凹部15と係止用部材52との間に弾性部材53が配設されている。そのため、光レセプタクルX7では、スリーブ20の貫通孔21にファイバスタブ10を挿入する際に、拡径されるスリーブ20の復元力により係止用部材52に対してファイバスタブ10の径方向内方に押圧力が作用し、弾性部材53が該径方向に圧縮されるので、係止用部材52の突出高さh3が初期状態(弾性部材53に対して外力が作用していない状態)より小さくなる。したがって、光レセプタクルX7では、突出高さh3を小さくすることができる分、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高めることができるのに加え、ファイバスタブ10の挿入時におけるスリーブ20の拡径が抑制されるため、スリーブ20の破損発生も低減することができる。このような効果は、スリーブ20として精密スリーブを採用する場合において顕著である。
図8は、本発明の第8の実施形態に係る光レセプタクルX8の断面を表す。光レセプタクルX8は、係止用部材51に代えて、係止用部材54および弾性部材55を有する点において、光レセプタクルX4と異なる。光レセプタクルX8の他の構成については、光レセプタクルX4に関して上述したのと同様である。
係止用部材54は、第1面54a、第2面54bおよびアール面54cを有する。第1面54aは、凹部14および凹部24に係合した状態において、起立面14aおよび起立面24aに当接する部位である。第2面54bは、凹部24に係合した状態において、起立面24bに当接する部位である。アール面54cは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、凹部14および凹部24に係合した状態の係止用部材54の矢印B方向側に設けられている。係止用部材54を構成する材料としては、フェルール10やスリーブ20と同様のものが挙げられる。
弾性部材55は、スリーブ20の径方向に係止用部材54を相対動させるためのものであり、スリーブ20の凹部24と係止用部材54との間に配設されている。弾性部材55としては、ポリエーテルイミド樹脂などの弾性変形性の高い樹脂、硬質ゴム、バネなどが挙げられる。
本実施形態に係る光レセプタクルX8は、光レセプタクルX7と同様の効果を奏す。
図9は、本発明に係る光レセプタクルX1を備える光モジュールYの断面を表す。光モジュールYは、光レセプタクルX1および光素子ユニット60を備える。光素子ユニット60は、光素子61と、レンズ62と、ケース63とを備える。
光素子61は、ファイバスタブ10の光ファイバに向けて光を出射するための発光素子、または、ファイバスタブ10の光ファイバを介して導出された光を受けるための受光素子である。発光素子としては、半導体レーザやLEDなどの発光ダイオードなどが挙げられ、受光素子としては、受信用のPD(フォトダイオード)などが挙げられる。
レンズ62は、光素子61が発光素子の場合は該発光素子から出射された光を集光してファイバスタブ10の光ファイバに導入する機能を担い、光素子61が受光素子の場合はファイバスタブ10の光ファイバを介して導出された光を集光して該受光素子に導入する機能を担う部材である。
ケース63は、光素子61およびレンズ62を収容するための部材であり、光レセプタクルX1に対して例えば溶接により接合されている。ケース63を構成する材料としては、ステンレス、銅、鉄、ニッケルなどの溶接可能なものが挙げられ、中でも耐腐食性や溶接性の観点からステンレスが好適である。
以上、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
光レセプタクルX1における凸部13の形状としては、上述したものに限られず、例えば図10に示すような形状としてもよい。図10(a)は、凸部13の第1変形例を表す。第1変形例における凸部13は、断面形状が略台形状であり、起立面13bおよび傾斜面13cを有する。傾斜面13cは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、矢印A方向に向って突出高さが漸次小さくなるように構成されている。図10(b)は、凸部13の第2変形例を表す。第2変形例における凸部13は、断面形状が略2段台形状であり、起立面13bと、傾斜面13dと、傾斜面13eとを有する。傾斜面13d,13eは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、矢印A方向に向って突出高さが漸次小さくなるように構成されている。図10(c)は、凸部13の第3変形例を表す。第3変形例における凸部13は、断面形状が略三角形状であり、起立面13bおよび傾斜面13fを有する。傾斜面13fは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、矢印A方向に向って突出高さが漸次小さくなるように構成されている。図10(d)は、凸部13の第4変形例を表す。第4変形例における凸部13は、断面形状が略扇形状であり、起立面13bおよびアール面13gを有する。傾斜面13gは、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入容易性を高める機能を担う部位であり、貫通孔21へのファイバスタブ10の挿入時に矢印A方向側を向くように構成されている。なお、上述した光レセプタクルX1の各変形例の構成は、光レセプタクルX2〜X8に対しても採用できる。
次に、本発明の実施例および比較例について説明する。
<光レセプタクルの作製>まず、ジルコニアからなるフェルール(直径:2.5mm)の貫通孔に光ファイバの一端部を接着固定することにより、ファイバスタブを作製した。ファイバスタブは、その先端面をアール面(曲率半径:12mm)とし、その後端面を傾斜面(傾斜角:8°)とした。ファイバスタブの凸部は、フェルールの周方向全周にわたって形成し、その突出高さをスリーブ(肉厚:350μm)の肉厚の10%(35μm)とし、そのアール面の曲率半径を0.02mmとした。スリーブの構成材料はジルコニアとした。次に、作製したファイバスタブにおけるフェルールの後端部側をホルダに圧入した。ホルダの構成材料はSUS304とした。次に、ホルダに圧入されたファイバスタブの先端部側を、割スリーブの貫通孔に一端側から挿入した。スリーブの凹部の形状はファイバスタブの凸部が勘合可能な形状とした。次に、ファイバスタブの一部が挿入されたスリーブを覆うようにして、スリーブケースをホルダに圧入した。スリーブケースの構成材料はSUS303とした。スリーブケースとスリーブの一端部との隙間(離隔距離)は200μmとした。このようにして、本実施例に係る光レセプタクルを10個作製した。
<光出力の変化量の測定>まず、本実施例の光レセプタクル(10個)に対してプラグフェルールを接続し、本実施例の光レセプタクル(10個)に対してプラグフェルールの挿抜を10回繰り返し行い、各挿抜毎に光出力を測定し、これらの測定結果から得られた光出力の変化量の最大値、最小値、平均値および標準偏差を表1に示した。
Figure 2007011241
[比較例1]
<光レセプタクルの作製>ファイバスタブの凸部と割スリーブの凹部とからなる係止手段を有していない以外は、実施例1と同様にして本比較例の光レセプタクルを10個作製した。
<光出力の変化量の測定>まず、本実施例の光レセプタクル(10個)に対してプラグフェルールを接続し、本実施例の光レセプタクル(10個)に対してプラグフェルールの挿抜を10回繰り返し行い、各挿抜毎に光出力を測定し、これらの測定結果から得られた光出力の変化量の最大値、最小値、平均値および標準偏差を表1に示した。
<評価>表1に示すように、実施例1の光レセプタクルにおける光出力の変化量は、比較例1の光レセプタクルにおける光出力の変化量に比べて、最大値、最小値、平均値および標準偏差のいずれの点においても小さかった。また、プラグフェルールの挿抜を行なうたびに、割スリーブの位置確認も併せて行なったが、比較例1の光レセプタクルでは割スリーブの位置変動が発生していたのに対し、実施例1の光レセプタクルでは割スリーブの位置変動が発生していなかった。したがって、実施例1の光レセプタクルでは、プラグフェルールの挿抜時における割スリーブの位置変動を抑制することにより、光出力を安定させることができていると考えられるのである。
本発明の第1の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第3の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第4の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第5の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第6の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第7の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 本発明の第8の実施形態に係る光レセプタクルの断面を表し、(a)は全体図であり、(b)は要部拡大図である。 図1に示す光レセプタクルを備える光モジュールの断面図である。 図1に示す光レセプタクルの変形例を表し、(a)は第1変形例の要部拡大図であり、(b)は第2変形例の要部拡大図であり、(c)は第3変形例の要部拡大図であり、(d)は第4変形例の要部拡大図である。 従来の光レセプタクルを表す断面図である。
符号の説明
X1〜X8 光レセプタクル
Y,Y’ 光モジュール
P プラグフェルール
10 ファイバスタブ
13 凸部
20 スリーブ
21 (スリーブの)貫通孔
22 凹部
40 ホルダ

Claims (9)

  1. 光ファイバを有し、且つ、光ファイバを有するプラグフェルールに対して光学的に接続されるファイバスタブと、前記プラグフェルールの少なくとも一部および前記ファイバスタブの少なくとも一部を挿入するための貫通孔を有し、前記プラグフェルールの光ファイバと前記ファイバスタブの光ファイバとの間の調心を得るためのスリーブと、前記スリーブを前記ファイバスタブに係止するための係止手段を備えることを特徴とする光レセプタクル。
  2. 前記係止手段は、前記ファイバスタブが有する凸部および/または凹部と、前記スリーブが有する凹部および/または凸部とを含み、前記ファイバスタブの凸部および/または凹部と前記スリーブが有する凹部および/または凸部とは互いに係合する位置に形成される、請求項1に記載の光レセプタクル。
  3. 前記係止手段は、前記ファイバスタブの凹部および前記スリーブの凹部に係合する係止用部材を更に含む、請求項2に記載の光レセプタクル。
  4. 前記係止手段は、前記ファイバスタブの凹部および/または前記スリーブの凹部と前記係止用部材との間に介在する弾性部材を更に含む、請求項3に記載の光レセプタクル。
  5. 前記係止用部材は弾性部材により構成されている、請求項3に記載の光レセプタクル。
  6. 前記ファイバスタブおよび/または前記スリーブは、前記凹部に向かって延び、前記凸部および/または前記係止用部材をガイドするためのガイド溝を有する、請求項2〜5のいずれか一つに記載の光レセプタクル。
  7. 前記スリーブは前記貫通孔に沿って延びるスリットを有する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の光レセプタクル。
  8. 前記スリーブは精密スリーブであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光レセプタクル。
  9. 請求項1〜8に記載の光レセプタクルと、前記ファイバスタブの光ファイバに向けて光を出射する、または、前記ファイバスタブの光ファイバを介して導出された光を受けるための光素子とを備えることを特徴とする光モジュール。
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