JP2007256337A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ライトトンネルの位置ずれを防止することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ50は、光Lが通過可能な中空状の導光路12aを有し、導光路12aによって光Lを成形する矩形状のライトトンネル12と、ライトトンネル12が保持される保持部7aが形成された下部キャスティング7と、ライトトンネル12の隣接する2つのガラス板20および21の外表面を下部キャスティング7の保持部7aの方向に押圧する押圧部13e(13f)および押圧部13g(13h)を含み、ライトトンネル12を押圧した状態で保持するためのライトトンネルクリップ13とを備え、押圧部13e(13f)および押圧部13g(13h)は、それぞれ、ライトトンネル12のガラス板20および21の外表面の光Lの進行方向に対して直交する実質的に同一の線30(40)上の同じ位置P(P)を押圧する。
【選択図】図9

Description

この発明は、プロジェクタに関し、特に、ライトトンネルを有するプロジェクタに関する。
従来、光源ランプからの光を所定の形状に成形するためのライトトンネルを有するプロジェクタが知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。そして、そのライトトンネルをプロジェクタに保持するためのライトトンネルクリップが提案されている(たとえば、特許文献3および4参照)。なお、上記特許文献1および2には、ライトトンネルクリップは開示されていない。
図17は、上記特許文献3に開示された従来のプロジェクタのライトトンネルが取り付けられるキャスティングの斜視図である。図18は、上記特許文献3に開示された従来のライトトンネルクリップの斜視図である。図19は、上記特許文献3に開示された従来のライトトンネルクリップがキャスティングに取り付けられた状態の斜視図である。以下、図17〜図19を参照して、上記特許文献3に開示された従来のプロジェクタのライトトンネル周辺の構造について説明する。
キャスティング100には、図17に示すように、ライトトンネル101(図19参照)が保持される溝状の保持部100aが形成されている。また、キャスティング100には、ライトトンネルクリップ102(図18参照)を取り付けるためのネジ103(図19参照)が螺合される一対のネジ孔100bが形成されている。また、キャスティング100には、ライトトンネルクリップ102の位置決めをするための一対のボス100cが形成されている。
図18に示すように、ライトトンネルクリップ102には、ライトトンネル101の外表面をキャスティング100の保持部100aに押圧する押圧部102a、102b、102cおよび102dが形成されている。図19に示すように、押圧部102aおよび102bは、ライトトンネル101の表面101aを押圧し、押圧部102cおよび102dは、ライトトンネル101の表面101bを押圧するように構成されている。ライトトンネルクリップ102には、キャスティング100の位置決め用の一対のボス100cがそれぞれ嵌合される一対の位置決め孔102eが形成されている。また、ライトトンネルクリップ102には、取り付け用の一対のネジ103がそれぞれ挿入される一対のネジ挿入孔102fが形成されている。また、ライトトンネルクリップ102には、ライトトンネル101の入射口の外周部への光を遮蔽するためのマスク部102gが形成されている。
このライトトンネルクリップ102は、ライトトンネル101がキャスティング100の保持部100aに配置された状態で、キャスティング100の位置決め用のボス100cを位置決め孔102eに嵌合させて位置決めされ、2本のネジ103がネジ挿入孔102fに挿入されている。そして、取り付けられたライトトンネルクリップ102は、押圧部102aおよび102bによって、ライトトンネル101の表面101aをキャスティング100の保持部100aの方向に押圧するとともに、押圧部102cおよび102dによって、ライトトンネル101の表面101bをキャスティング100の保持部100aの方向に押圧する。
また、上記特許文献4には、上記特許文献3に開示されたライトトンネルクリップに抜け止め部材を設けることによって、光源ランプが配置されるランプケースとライトトンネルとの相対位置を位置決めすることが容易なプロジェクタが開示されている。
特開2004−354925号公報 登録実用新案第3093005号公報 登録実用新案第3092510号公報 特開2005−43603号公報
しかしながら、上記特許文献3および4のプロジェクタでは、図19に示すように、ライトトンネルクリップ102の押圧部102a、102b、102cおよび102dが、それぞれ、ライトトンネル101の光Lの進行方向上の異なる位置P、P、PおよびPを押圧するので、ライトトンネル101に作用する押圧力が、光Lの進行方向上で不均一になる。このため、プロジェクタに設けられたモータの振動などによりライトトンネル101の位置が移動するといった問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ライトトンネルの位置ずれを防止することが可能なプロジェクタを提供することである。
この発明の第1の局面によるプロジェクタは、光が通過可能な中空状の導光路を有し、導光路によって光を成形し、第1、第2、第3および第4の表面を有する矩形状のライトトンネルと、ライトトンネルを保持する光学部品保持部材と、ライトトンネルの光の入射口の外周部を光から遮蔽するためのマスク部を含み、光学部品保持部材にライトトンネルを固定するためのライトトンネルクリップとを備えたプロジェクタにおいて、光学部品保持部材は、ライトトンネルが保持される保持部と、ライトトンネルを挟むように配置された第1係合孔および第2係合孔と、ライトトンネルクリップのマスク部の一部が嵌め込まれる開口部と、光学部品部材と一体的に形成され、ライトトンネルクリップのマスク部を当接させて、ライトトンネルクリップを位置決めするための位置決め用突出部と、ライトトンネルの第3および第4の表面の所定の部分をそれぞれ支持するために保持部に設けられた凸状の第1および第2支持部と、ライトトンネルを冷却するために保持部に設けられた空気の取入口とを含み、ライトトンネルクリップは、ライトトンネルの隣接する第1および第2の表面を光学部品保持部材の保持部の方向に押圧する第1押圧部および第2押圧部と、バネ性を有する材料からなるとともに、第1係合孔および第2係合孔にそれぞれ係合される第1係合爪および第2係合爪とを含み、第1押圧部および第2押圧部は、それぞれ、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧する。
この発明の第1の局面によるプロジェクタでは、上記のように、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置をそれぞれ押圧する第1押圧部および第2押圧部を含むライトトンネルクリップを設けることによって、第1押圧部および第2押圧部により、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧することができるので、ライトトンネルの第1および第2の表面にそれぞれ作用する各押圧力の光の進行方向に沿った押圧位置が、互いにずれるのを抑制することができる。これにより、ライトトンネルが光学部品保持部材の保持部に安定した状態で保持されるので、モータなどの振動によるライトトンネルの位置ずれを抑制することができる。
また、上記第1の局面によるプロジェクタでは、ライトトンネルクリップに、光学部品保持部材に形成された第1係合孔および第2係合孔にそれぞれ係合される第1係合爪および第2係合爪を設けることによって、ライトトンネルクリップの第1係合爪および第2係合爪を、それぞれ、光学部品保持部材の第1係合孔および第2係合孔に係合させることにより、ライトトンネルクリップを光学部品保持部材に取り付けることができる。これにより、ネジなどによってライトトンネルクリップを取り付ける場合に比べて、ライトトンネルクリップの取付工程を簡略化することができるとともに、部品点数を低減することができる。また、第1係合爪および第2係合爪をバネ性を有する材料により形成することによって、ネジによりライトトンネルクリップを光学部品保持部材に固定する場合と異なり、ライトトンネルの振動を吸収することができる。また、光学部品保持部材に位置決め用突出部を一体的に設けることによって、その一体的に設けられた位置決め用突出部にライトトンネルクリップのマスク部を当接させてライトトンネルクリップを位置決めすることができるので、部品点数を増加させることなく、ライトトンネルクリップの位置決めをすることができる。
また、上記第1の局面によるプロジェクタでは、光学部品保持部材にライトトンネルクリップのマスク部を嵌め込み可能な開口部を設けることによって、ライトトンネルクリップのマスク部の一部を光学部品保持部材の開口部に嵌め込むことができるので、マスク部の折り曲げ加工の際の加工精度のばらつきなどによるマスク部の位置ずれを防ぐことができる。これにより、マスク部がカラーホイールなどと干渉することを防止することができるので、マスク部およびカラーホイールなどが破損するのを防止することができる。また、光学部品保持部材の保持部に、ライトトンネルの第3および第4の表面の所定部分を支持するための凸状の第1および第2支持部を設けることによって、ライトトンネルの第3および第4の表面の所定部分をそれぞれ保持部の凸状の第1および第2支持部上に配置することができるので、保持部とライトトンネルの第3および第4の表面との間に空間を形成することができる。この場合に、光学部品保持部材に、ライトトンネルを冷却するための空気の取入口を設けることによって、保持部の空気の取入口から送られる空気が、上記第1および第2支持部により形成される保持部とライトトンネルの第3および第4の表面との間の空間を流れることができるので、ライトトンネルの冷却効率を向上させることができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、光が通過可能な中空状の導光路を有し、導光路によって光を成形する矩形状のライトトンネルと、ライトトンネルが保持される保持部が形成された光学部品保持部材と、ライトトンネルの隣接する第1および第2の表面を光学部品保持部材の保持部の方向に押圧する第1押圧部および第2押圧部を含み、ライトトンネルを押圧した状態で保持するためのライトトンネルクリップとを備え、第1押圧部および第2押圧部は、それぞれ、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧する。
この発明の第2の局面によるプロジェクタでは、上記のように、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧する第1押圧部および第2押圧部を含むライトトンネルクリップを設けることによって、第1押圧部および第2押圧部により、ライトトンネルの第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧することができるので、ライトトンネルの第1および第2の表面にそれぞれ作用する各押圧力の光の進行方向に沿った押圧位置が、互いにずれるのを抑制することができる。これにより、ライトトンネルが光学部品保持部材の保持部に安定した状態で保持されるので、モータなどの振動によるライトトンネルの位置ずれを抑制することができる。
上記第2の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、光学部品保持部材は、ライトトンネルを挟むように配置された第1係合孔および第2係合孔を含み、ライトトンネルクリップは、バネ性を有する材料からなるとともに、第1係合孔および第2係合孔にそれぞれ係合される第1係合爪および第2係合爪を含む。このように構成すれば、ライトトンネルクリップの第1係合爪および第2係合爪を、それぞれ、光学部品保持部材の第1係合孔および第2係合孔に係合させることによって、ライトトンネルクリップを光学部品保持部材に取り付けることができる。これにより、ネジなどによってライトトンネルクリップを取り付ける場合に比べて、ライトトンネルクリップの取付工程を簡略化することができるとともに、部品点数を低減することができる。また、第1係合爪および第2係合爪をバネ性を有する材料により形成することによって、ネジによりライトトンネルクリップを光学部品保持部材に固定する場合と異なり、ライトトンネルの振動を吸収することができる。
上記第2の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、ライトトンネルクリップは、ライトトンネルの光の入射口の外周部を光から遮蔽するためのマスク部をさらに含み、光学部品保持部材は、ライトトンネルクリップのマスク部を当接させて、ライトトンネルクリップを位置決めするための位置決め用突出部を一体的に含む。このように、光学部品部材に位置決め用突出部を一体的に設けることによって、その一体的に設けられた位置決め用突出部にライトトンネルクリップのマスク部を当接させてライトトンネルクリップを位置決めすることができるので、部品点数を増加させることなく、ライトトンネルクリップの位置決めをすることができる。
上記マスク部を有するライトトンネルクリップを備えたプロジェクタにおいて、好ましくは、光学部品保持部材は、ライトトンネルクリップのマスク部の一部が嵌め込まれる開口部をさらに含む。このように構成すれば、ライトトンネルクリップのマスク部の一部を光学部品保持部材の開口部に嵌め込むことができるので、マスク部の折り曲げ加工の際の加工精度のばらつきなどによるマスク部の位置ずれを防ぐことができる。これにより、マスク部がカラーホイールなどと干渉することを防止することができるので、マスク部およびカラーホイールなどが破損するのを防止することができる。
上記第2の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、光学部品保持部材の保持部は、ライトトンネルの第3および第4の表面の所定部分をそれぞれ支持するための凸状の第1および第2支持部と、ライトトンネルを冷却するための空気の取入口とを含む。このように構成すれば、ライトトンネルの第3および第4の表面の所定部分を、それぞれ保持部の凸状の第1および第2支持部上に配置することができるので、保持部とライトトンネルの第3および第4の表面との間に空間を形成することができる。この場合に、光学部品保持部材に、ライトトンネルを冷却するための空気の取入口を設けることによって、保持部の空気の取入口から送られる空気が、上記第1および第2支持部により形成される保持部とライトトンネルの第3および第4の表面との間の空間を流れることができるので、ライトトンネルの冷却効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部構成を概略的に示した平面図である。図3は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部構成を示す斜視図である。図4〜図11は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部構成および構成部品の詳細図である。図13および図14は、本発明の一実施形態による内部構成の分解斜視図である。図1〜図14を参照して、本発明の一実施形態によるプロジェクタの構造について説明する。
本発明の一実施形態によるプロジェクタ50のフレームは、図1に示すように、前部フレーム1、後部フレーム2、上部フレーム3および下部フレーム4を含んでいる。前部フレーム1の矢印A方向の端部側の部分には、映像を投影するための投影レンズ8が挿入されるレンズ挿入部1aが形成されている。また、図1および図2に示すように、前部フレーム1の矢印B方向側の部分には、空気の排気口1bが形成され、下部部フレーム4の矢印B方向の側面にも、空気の排気口4aが形成されている。また、後部フレーム2の矢印A方向側の部分および下部フレーム4の矢印A方向の側面には、それぞれ、冷却用の空気の吸入口2aおよび4bが形成されている。
また、下部フレーム4には、図1、図3および図4に示すように、光学部品が保持される金属製(Mg製)のキャスティング5が取り付けられている。このキャスティング5は、上部キャスティング6と、下部キャスティング7とから構成されている。なお、下部キャスティング7は、本発明の「光学部品保持部材」の一例である。上部キャスティング6には、投影レンズ8が装着されるレンズ装着部6aが形成されている。また、上部キャスティング6には、後述するDMD(Digital Micromirror Device)素子17などが保持される。
図5および図6に示すように、下部キャスティング7の矢印B方向の端部には、後述するライトトンネル12の2つの外表面が保持される2つの支持面7bおよび7cを有する保持部7aが形成されている。一方の支持面7bは、水平面から所定の角度傾斜するように設けられており、他方の支持面7cは、一方の支持面7bに対して実質的に直交するように設けられている。また、保持部7aの2つの支持面7bおよび7cには、それぞれ、ライトトンネル12が押圧される凸状の支持部7dおよび7eが一対ずつ形成されている。一対の支持部7dおよび一対の支持部7eは、それぞれ、矢印AおよびB方向に所定の間隔を隔てて配置されるとともに、矢印CおよびD方向に延びるように形成されている。なお、支持部7dは、本発明の「第1支持部」の一例であり、支持部7eは、本発明の「第2支持部」の一例である。図5および図7に示すように、保持部7aの支持面7bには、ライトトンネル12の冷却用の2つの空気の取入口7fが形成されている。保持部7aの支持面7bの矢印C方向の端部には、後述するライトトンネルクリップ13の係合爪13iが係合される3つの係合孔7gが形成されている。また、保持部7aの支持面7cから矢印D方向に所定の間隔を隔てた下部キャスティング7の上面部の位置には、後述するライトトンネルクリップ13の係合爪13jが係合される係合孔7hが形成されている。なお、係合孔7gは、本発明の「第1係合孔」の一例であり、係合孔7hは、本発明の「第2係合孔」の一例である。また、下部キャスティング7の矢印B方向の端部には、後述する円板状のカラーホイール11に対応する円弧状の凹部7iが形成されている。保持部7aの矢印B方向の端部と凹部7iとの間には、後述するライトトンネルクリップ13のマスク部13kが、嵌め込まれる開口部7jが形成されている。また、下部キャスティング7の保持部7aの矢印B方向、かつ、矢印D方向の端部近傍には、ライトトンネルクリップ13の位置決め用の突出部7kが形成されている。
また、図2に示すように、プロジェクタ50は、光源ランプ10と、カラーホイール11と、ライトトンネル12と、ライトトンネルクリップ13と、レンズ群14と、ミラー15と、レンズ16と、DMD素子17と、プリント基板18とを備えている。
図2に示すように、光源ランプ10は、光源としてのバルブ10aと、バルブ10aが発する光Lを反射して集光するためのリフレクタ10bとを備えている。この光源ランプ10は、箱型形状のランプケース19の内部に装着されている。また、光源ランプ10の矢印C方向には、光源ランプ10を冷却するための冷却ファン28が配置されている。冷却ファン28から送られた空気は、光源ランプ10を冷却した後、前部フレーム1の排気口1bから排気される。
また、カラーホイール11は、光源ランプ10のバルブ10aから発せられた光Lがリフレクタ10bによって集光される位置に回転可能に配置されている。このカラーホイール11は、光源ランプから出射される光Lに色(たとえば、赤、青、緑)を付加する機能を有している。
また、図2に示すように、ライトトンネル12は、カラーホイール11を挟んで光源ランプ10と対向するように配置されている。なお、図2および図13に示すように、ライトトンネル12とカラーホイール11との間の間隔が、数mm(たとえば、約3mm)となるように、それぞれが配置されている。図8に示すように、ライトトンネル12は、4枚のガラス板20、21、22および23によって構成されている。なお、ガラス板20の外表面は、本発明の「第1の表面」の一例であり、ガラス板21の外表面は、本発明の「第2の表面」の一例である。また、ガラス板22の外表面は、本発明の「第3の表面」の一例であり、ガラス板23の外表面は、本発明の「第4の表面」の一例である。これら4枚のガラス板20〜23は、内部に中空状の矩形の導光路12aが形成されるように直方体形状に組み立てられている。4枚のガラス板20〜23の導光路12aを構成する内表面上には、光Lを均一化するための銀製の反射膜(図示せず)がコーティングされている。図8に示すように、ライトトンネル12の両端には、それぞれ、矢印A方向に進行する光Lが入射する矩形状の入射口12bおよび光Lが出射する矩形状の出射口12cが設けられている。すなわち、カラーホイール11を透過した光Lが、ライトトンネル12の導光路12aの反射膜に反射されながら通過することにより、均一化されるとともに、矩形状に成形されるように、ライトトンネル12が構成されている。
ライトトンネル12のガラス板22および23の外表面が、それぞれ、下部キャスティング7の保持部7aの支持面7bおよび7cに形成された凸状の支持部7dおよび7e上に配置された状態で、ライトトンネル12は、ライトトンネルクリップ13によって固定される。この場合、ライトトンネル12は、保持部7aの支持面7bおよび7cから浮いた状態で、凸状の支持部7dおよび7eによって支持される。そして、ライトトンネル12の矢印C方向に配置された冷却ファン25によって空気が送られると、下部キャスティング7の取入口7fからその空気が取り入れられて、保持部7aの支持面7bおよび7cとライトトンネル12のガラス板22および23との間に形成された空間を空気が流れることによって、ライトトンネル12が冷却されるように構成されている。なお、ライトトンネル12を冷却した空気は、前部フレーム1の排気口1bから排気される。
ここで、本実施形態では、ライトトンネルクリップ13は、弾性変形可能で、かつ、バネ性を有するステンレスからなる板状の部材により形成されている。また、ライトトンネルクリップ13には、図9〜図11に示すように、板バネ部13a、13b、13cおよび13dが形成されている。これら板バネ部13a、13b、13cおよび13dの先端部には、それぞれ、ライトトンネル12の隣接する2つのガラス板20および21の表面を、下部キャスティング7の保持部7aの方向に押圧するための押圧部13e、13f、13gおよび13hが形成されている。なお、押圧部13eおよび13fは、本発明の「第1押圧部」の一例であり、押圧部13gおよび13hは、本発明の「第2押圧部」の一例である。押圧部13eおよび13fは、ライトトンネル12のガラス板20の外表面を下部キャスティング7の保持部7aの一対の支持部7d(図5参照)に向かって押圧するように構成されている。一方、押圧部13gおよび13hは、ライトトンネル12のガラス板21の外表面を、下部キャスティング7の保持部7aの一対の支持部7e(図6参照)に向かって押圧するように構成されている。
そして、図13および図14に示すように、ライトトンネル12を固定するために、ライトトンネルクリップ13が下部キャスティング7に取り付けられている状態では、図9に示すように、ライトトンネルクリップ13の押圧部13eおよび押圧部13gは、光Lの進行方向に対して直交する同一の線30上の位置Pに位置する。したがって、押圧部13eおよび押圧部13gは、それぞれ、ライトトンネル12のガラス板20およびガラス板21の外表面の光Lの進行方向に対して直交する同一の線30上の位置Pを押圧する機能を有する。また、ライトトンネルクリップ13が下部キャスティング7に取り付けられている状態では、ライトトンネルクリップ13の押圧部13fおよび押圧部13hは、光Lの進行方向に対して直交する同一の線40上の位置Pに位置する。したがって、押圧部13fおよび押圧部13hは、ライトトンネル12のガラス板20およびガラス板21の外表面の光Lの進行方向に対して直交する同一の線40上の位置Pを押圧する機能を有する。
また、本実施形態では、図10に示すように、ライトトンネルクリップ13の矢印C方向の端部には、下部キャスティング7の係合孔7gに係合される3つの係合爪13iが形成されている。これら3つの係合爪13iは、先端部が外側に屈曲された形状に形成されている。また、図11に示すように、ライトトンネルクリップ13の矢印D方向の端部には、下部キャスティング7の係合孔7hに係合されるフック状の係合爪13jが形成されている。なお、係合爪13iは、本発明の「第1係合爪」の一例であり、係合爪13jは、本発明の「第2係合爪」の一例である。また、これらの係合爪13iおよび係合爪13jは、弾性変形可能に形成されている。そして、図13および図14に示すように、ライトトンネル12を固定するために、ライトトンネルクリップ13が下部キャスティング7に取り付けられる際には、図12および図15に示すように、係合爪13jが下部キャスティング7の係合孔7hに係合されるとともに、図12および図16に示すように、3つの係合爪13iが下部キャスティング7の係合孔7gに係合されるように構成されている。
また、本実施形態では、ライトトンネルクリップ13の矢印B方向の端部には、マスク部13kが形成されている。マスク部13kには、ライトトンネル12の入射口12bに対応する矩形状の開口部13mが形成されている。したがって、このマスク部13kは、ライトトンネル12の入射口12bにのみ光源ランプ10からの光Lを通過させ、それ以外のライトトンネル12の外周部へと進行する光Lを遮蔽することによって、ライトトンネル12の外側から表面への光Lの入射を防ぐことができる。マスク部13kの矢印B方向の上端部13nは、ライトトンネルクリップ13の位置決めの際に、下部キャスティング7の突出部7kに当接されてライトトンネルクリップ13の上方への移動が規制されるように構成されている。また、図11に示すように、ライトトンネルクリップ13が取り付けられている状態では、マスク部13kの折り曲げ加工の際の加工精度のばらつきなどによるマスク部13kの位置ずれに起因して、マスク部13kがカラーホイール11と干渉しないように、マスク部13kの下端部は、下部キャスティング7の開口部7jに嵌め込まれる。
図2に示すように、レンズ群14は、ライトトンネル12の出射口12c側に配置され、DMD素子17上に結像させる機能を有する。ミラー15は、レンズ群14を透過した光Lをレンズ16へと集光する機能を有する。DMD素子17は、レンズ16によって集光された光Lを投影レンズ8に供給する機能を有する。このDMD素子17は、表面に多数の反射部を有するとともに、それら多数の反射部を画像信号に応じて変化させ、反射光の有無によって画像を形成する。また、DMD素子17には、DMD素子17を制御するプリント基板26が取り付けられている。また、プリント基板26には、DMD素子17の熱を放熱するためのヒートシンク部材27が取り付けられている。
次に、図2を参照して、本実施形態のプロジェクタ50の動作について説明する。まず、図2に示すように、光源ランプ10のバルブ10aからの光Lが光源ランプ10のリフレクタ10bによって集光される。この後、カラーホイール11によって色が付加された光Lがライトトンネル12の入射口12bから導光路12aに入射される。次に、ライトトンネル12の導光路12aによって矩形状に成形された光Lは、矢印F方向に進行してレンズ群14を透過した後、ミラー15に反射される。そして、ミラー15に反射された光Lは、矢印G方向に進行し、レンズ16を透過した後、DMD素子17に入射する。これにより、DMD素子17によって形成された画像に対応する光Lが矢印H方向に進行するとともに、その画像が投影レンズ8によって拡大されてスクリーンなどに投影される。
本実施形態では、上記のように、ライトトンネル12の2つのガラス板20および21の外表面の光Lの進行方向に対して直交する実質的に同一の線30(40)上の位置P(P)をそれぞれ押圧する押圧部13e(13f)および押圧部13g(13h)を含むライトトンネルクリップ13を設けることによって、押圧部13e(13f)および押圧部13g(13h)により、ライトトンネル12の2つのガラス板20および21の外表面の光Lの進行方向に対して直交する実質的に同一の線30(40)上の位置P(P)を押圧することができるので、ライトトンネル12のガラス板20および21の外表面にそれぞれ作用する各押圧力の光Lの進行方向に沿った押圧位置が、互いにずれるのを抑制することができる。これにより、ライトトンネル12が下部キャスティング7の保持部7aに安定した状態で保持されるので、冷却ファン25および28のモータなどの振動によるライトトンネル12の位置ずれを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ライトトンネルクリップ13に、下部キャスティング7に形成された3つの係合孔7gおよび係合孔7hにそれぞれ係合される3つの係合爪13iおよび係合爪13jを設けることによって、ライトトンネルクリップ13の3つの係合爪13iおよび係合爪13jを、それぞれ、3つの係合孔7gおよび係合孔7hに係合させることにより、ライトトンネルクリップ13を下部キャスティング7に取り付けることができる。これにより、ネジなどによってライトトンネルクリップ13を取り付ける場合に比べて、ライトトンネルクリップ13の取付工程を簡略化することができるとともに、部品点数を低減することができる。また、係合爪13iおよび係合爪13jを弾性変形可能なバネ性を有する材料により形成することによって、ネジによりライトトンネルクリップ13を下部キャスティング7に固定する場合と異なり、ライトトンネル13の振動を吸収することができる。また、下部キャスティング7に位置決め用の突出部7kを一体的に設けることによって、その一体的に設けられた位置決め用の突出部7kにライトトンネルクリップ13のマスク部13kの上端部13nを当接させてライトトンネルクリップ13の上方向の位置決めをすることができるので、部品点数を増加させることなく、ライトトンネルクリップ13の位置決めをすることができる。
また、上記実施形態では、ライトトンネルクリップ13のマスク部13kを嵌め込み可能な開口部7jを下部キャスティング7に設けることによって、ライトトンネルクリップ13のマスク部13kの一部を下部キャスティング7の開口部7jに嵌め込むことができるので、マスク部13kの折り曲げ加工の際の加工精度のばらつきなどによるマスク部13kの位置ずれを防ぐことができる。これにより、間隔が数mmで配置されるマスク部13kとカラーホイール11とが、干渉することを防止することができるので、マスク部13kおよびカラーホイール11が破損するのを防止することができる。また、下部キャスティング7の保持部7aに、ライトトンネル12のガラス板22および23の外表面の所定部分を支持する凸状の支持部7dおよび7eを設けることによって、ライトトンネル12のガラス板22および23の外表面の所定部分を、それぞれ、下部キャスティング7の保持部7aの凸状の支持部7dおよび7e上に配置することができるので、保持部7aの支持面7bおよび7cとライトトンネル12のガラス板22および23との間に空間を形成することができる。さらに、保持部7aの支持面7bに空気の取入口7fを設けることによって、保持部7aの空気の取入口7fから送られる空気が、支持部7dおよび7eにより形成される保持部7aとライトトンネル12のガラス板22および23の外表面との間の空間を流れることができるので、ライトトンネル12の冷却効率を向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、4つの押圧部13e、13f、13gおよび13hを有するライトトンネルクリップ13の例を示したが、本発明はこれに限らず、2つまたは6つ以上の押圧部をライトトンネルクリップに形成し、ライトトンネルの異なる表面を押圧する押圧部が、ライトトンネルの光の進行方向と直交する同一の線上の位置を押圧するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ライトトンネルクリップ13の係合爪13iおよび係合爪13jを、それぞれ、矢印C方向および矢印D方向側の位置に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、係合爪(13i)および係合爪(13j)をそれぞれ矢印A方向および矢印B方向側の位置に形成してもよい。なお、このように構成した場合には、下部キャスティング(7)に形成する係合孔(7g)および係合孔(7h)を、それぞれ、係合爪(13i)および係合爪(13j)に対応させて形成すればよい。
また、上記実施形態では、ライトトンネルクリップ13に3つの係合爪13iおよび1つの係合爪13jを形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、各係合爪の数は、適宜変更可能である。
本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部構成を概略的に示した平面図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの内部構成を示す斜視図である。 図3における内部構成の一部を矢印D方向から見た斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの下部キャスティングの斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの下部キャスティングの斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタの下部キャスティングの保持部周辺の底面図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタのライトトンネルの斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタのライトトンネルクリップの平面図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタのライトトンネルクリップの斜視図である。 本発明の一実施形態によるプロジェクタのライトトンネルクリップの斜視図である。 図11におけるライトトンネルクリップが取り付けられた下部キャスティングの保持部周辺の底面の斜視図である。 ライトトンネルクリップが下部キャスティングに取り付けられた状態の斜視図である。 ライトトンネルクリップが下部キャスティングに取り付けられた状態の斜視図である。 ライトトンネルクリップ、ライトトンネルおよび下部キャスティングの一部の分解斜視図である。 ライトトンネルクリップ、ライトトンネルおよび下部キャスティングの一部の分解斜視図である。 従来のプロジェクタにおける、ライトトンネルが取り付けられるキャスティングの斜視図である。 従来のプロジェクタにおける、ライトトンネルクリップの斜視図である。 従来のプロジェクタにおける、ライトトンネルクリップがキャスティングに取り付けられた状態の斜視図である。
符号の説明
7 下部キャスティング(光学部品保持部材)
7a 保持部
7b 支持面
7c 支持面
7d 支持部
7e 支持部
7f 取入口
7g 係合孔(第1係合孔)
7h 係合孔(第2係合孔)
7j 開口部
7k 突出部
12 ライトトンネル
12a 導光路
13 ライトトンネルクリップ
13e、13f 押圧部(第1押圧部)
13g、13h 押圧部(第2押圧部)
13i 係合爪(第1係合爪)
13j 係合爪(第2係合爪)
13k マスク部
13m 開口部
13n 上端部
50 プロジェクタ
L 光
位置
位置

Claims (6)

  1. 光が通過可能な中空状の導光路を有し、前記導光路によって光を成形し、第1、第2、第3および第4の表面を有する矩形状のライトトンネルと、前記ライトトンネルを保持する光学部品保持部材と、前記ライトトンネルの光の入射口の外周部を光から遮蔽するためのマスク部を含み、前記光学部品保持部材に前記ライトトンネルを固定するためのライトトンネルクリップとを備えたプロジェクタにおいて、
    前記光学部品保持部材は、
    前記ライトトンネルが保持される保持部と、
    前記ライトトンネルを挟むように配置された第1係合孔および第2係合孔と、
    前記ライトトンネルクリップのマスク部の一部が嵌め込まれる開口部と、
    前記光学部品部材と一体的に形成され、前記ライトトンネルクリップのマスク部を当接させて、前記ライトトンネルクリップを位置決めするための位置決め用突出部と、
    前記ライトトンネルの第3および第4の表面の所定の部分をそれぞれ支持するために前記保持部に設けられた凸状の第1および第2支持部と、
    前記ライトトンネルを冷却するために前記保持部に設けられた空気の取入口とを含み、
    前記ライトトンネルクリップは、
    前記ライトトンネルの隣接する第1および第2の表面を前記光学部品保持部材の保持部の方向に押圧する第1押圧部および第2押圧部と、
    バネ性を有する材料からなるとともに、前記第1係合孔および前記第2係合孔にそれぞれ係合される第1係合爪および第2係合爪とを含み、
    前記第1押圧部および前記第2押圧部は、それぞれ、前記ライトトンネルの前記第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧する、プロジェクタ。
  2. 光が通過可能な中空状の導光路を有し、前記導光路によって光を成形する矩形状のライトトンネルと、
    前記ライトトンネルが保持される保持部が形成された光学部品保持部材と、
    前記ライトトンネルの隣接する第1および第2の表面を前記光学部品保持部材の保持部の方向に押圧する第1押圧部および第2押圧部を含み、前記ライトトンネルを押圧した状態で保持するためのライトトンネルクリップとを備え、
    前記第1押圧部および前記第2押圧部は、それぞれ、前記ライトトンネルの前記第1および第2の表面の光の進行方向に対して直交する実質的に同一の線上の位置を押圧する、プロジェクタ。
  3. 前記光学部品保持部材は、前記ライトトンネルを挟むように配置された第1係合孔および第2係合孔を含み、
    前記ライトトンネルクリップは、バネ性を有する材料からなるとともに、前記第1係合孔および前記第2係合孔にそれぞれ係合される第1係合爪および第2係合爪を含む、請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記ライトトンネルクリップは、前記ライトトンネルの光の入射口の外周部を光から遮蔽するためのマスク部をさらに含み、
    前記光学部品保持部材は、前記ライトトンネルクリップのマスク部を当接させて、前記ライトトンネルクリップを位置決めするための位置決め用突出部を一体的に含む、請求項2または3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記光学部品保持部材は、前記ライトトンネルクリップのマスク部の一部が嵌め込まれる開口部をさらに含む、請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記光学部品保持部材の保持部は、前記ライトトンネルの第3および第4の表面の所定部分をそれぞれ支持するための凸状の第1および第2支持部と、前記ライトトンネルを冷却するための空気の取入口とを含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
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