JP2002229121A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP2002229121A
JP2002229121A JP2001026239A JP2001026239A JP2002229121A JP 2002229121 A JP2002229121 A JP 2002229121A JP 2001026239 A JP2001026239 A JP 2001026239A JP 2001026239 A JP2001026239 A JP 2001026239A JP 2002229121 A JP2002229121 A JP 2002229121A
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frame
prism unit
liquid crystal
crystal panel
projector according
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JP2001026239A
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Motoyuki Fujimori
基行 藤森
Takeshi Takezawa
武士 竹澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 液晶パネル部における冷却性能の一層の向上
を図り、プロジェクターの小型化、高輝度化、並びに高
信頼性化に寄与する。 【解決手段】 光を変調する液晶パネルを保持したフレ
ームを、複数の色光を合成するプリズムユニットに取付
けてなるプロジェクタであって、フレーム52は液晶パ
ネル40Rの形状に対応した凹部53a,54aとこの
凹部に形成された光通過窓とを有した2枚の金属板5
3、54を重ねてそれらの間に液晶パネル40Rの収納
部を構成したものであり、液晶パネル40Rはフレーム
の凹部53a,54aからなる収納部に当接固定され、
フレーム52とプリズムユニット20とがそれらの間に
風路100を有して熱伝導可能に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタに係
り、特に液晶パネル等の電気光学装置及び光合成用プリ
ズムユニット付近の光学系の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクターの液晶パネル等の電気光
学装置及び光合成用プリズムユニット付近の光学系の配
置構造は、例えば、特開2000−221587号ある
いは特開2000−221588等に開示されている。
これらの公報では、液晶パネルをパネル枠体に収めて光
合成用プリズムユニットに取り付けることで、この部分
の組立性や信頼性を高める工夫を行っているが、液晶パ
ネルの冷却は、パネル枠体とプリズムユニットとの間に
設けた風路での冷却にほとんど依存していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
プロジェクターの小型化、高輝度化が促進されて装置内
の熱密度が従来に比べて上昇して来たため、プロジェク
ター内部の放熱対策、特に液晶パネル等の電気光学装置
の冷却性能の一層の向上が必要となってきている。本発
明は、上記課題を解決するためになされたもので、液晶
パネル等の電気光学装置の冷却性能の一層の向上を図
り、プロジェクターの小型化、高輝度化、並びに高信頼
性化に寄与しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ
は、光を変調する電気光学装置を保持したフレームを、
複数の色光を合成するプリズムユニットに取付けてなる
プロジェクタであって、前記フレームは前記電気光学装
置の形状に対応した凹部と前記凹部に形成された光通過
窓とを有した2枚の放熱板を重ねてそれらの間に前記電
気光学装置の収納部を構成したものであり、前記電気光
学装置は前記フレームの凹部からなる収納部に当接固定
され、前記フレームと前記プリズムユニットとがそれら
の間に風路を有して、熱伝導可能に固定されていること
を特徴とする。これにより、液晶パネル等の電気光学装
置を風路を通る空気と放熱板からの熱伝導とを利用して
高効率で冷却する事が可能となり、プロジェクタの小型
化、高輝度化、信頼性向上に寄与できる。この場合、前
記2枚の放熱板の表面を光が反射しないように表面処理
すると、フレームから電気光学装置への不要な漏れ光を
確実に遮光する事ができる。また、前記フレームの外形
を前記プリズムの光入射面の外形とほぼ等しくすると、
前記プリズムユニットの大きさの範囲内で放熱面積を最
大にすることができ、かつプリズムユニットへの迷光も
遮光できる。また、2枚の放熱板を金属板を用いて絞り
加工により形成すると、フレームを流体抵抗の小さな滑
らかな曲面形状にでき、しかも生産性の向上が図れる。
【0005】また、前記電気光学装置がTFT基板と、
対向基板と、これらの基板に接続された制御ケーブルと
を有した液晶パネルとした場合に、前記2枚の放熱板の
合わせ面で前記制御ケーブルを挟持し、前記制御ケーブ
ルの配線パターン面と接触する前記放熱板の対応箇所を
絶縁処理したことを特徴とする。これにより、フレーム
から液晶パネルの制御ケーブルを簡単に引き出すことが
できる。さらに、前記2枚の放熱板の合わせ面を前記T
FT基板と前記対向基板の合わせ面にほぼ一致させ、前
記放熱板の凹部周壁で前記液晶パネルを位置決めするよ
うにすると、フレームへの電気光学装置の組込が容易に
行える。
【0006】本発明のプロジェクタは、また、前記フレ
ームの対向側部を外側に向かうに従って前記プリズムユ
ニットの光入射面から遠ざかる傾斜面に形成し、前記傾
斜面及び前記プリズムユニットに当接する斜面を有した
楔状スペーサを介して前記フレームを前記プリズムユニ
ットに固定したことを特徴とする。これにより、電気光
学装置及びフレームのプリズムユニットに対する位置決
めを微調整可能に行うことができるとともに、フレーム
側の熱を楔状スペーサを介してプリズムユニット側へ伝
導させることができる。この場合に、前記フレームの傾
斜面に前記楔状スペーサをガイドするガイド片を設ける
と、前記位置決め作業が容易に行える。また、前記フレ
ームの傾斜面の開始部付近に前記フレーム側部の弾性を
増大させるスリットを設けると、熱膨脹等でフレームが
変形した場合にもその変形を吸収して、液晶パネルとプ
リズムユニットとの位置ズレを防止することが可能とな
る。なお、状況に応じて、前記楔状スペーサを前記フレ
ームの四隅に配置する構成としてもよい。
【0007】また、前記楔状スペーサに代えて、前記フ
レームの光通過窓周囲の少なくとも2箇所に開孔を設
け、側面が前記開孔に勘合し先端面が前記プリズムユニ
ットに当接する円柱状スペーサを介して前記フレームを
前記プリズムユニットに固定したことを特徴とする。こ
れにより、電気光学装置及びフレームのプリズムユニッ
トに対する位置決めを微調整可能に行うことができる。
また、フレーム側の熱を円柱状スペーサを介してプリズ
ムユニット側へ伝導させることができる。この場合に、
前記フレームの開孔をバーリング状に形成すると、前記
位置決め作業が容易に行える。
【0008】本発明のプロジェクタは、また、前記フレ
ームの対向側部が前記プリズムユニット側に折り曲げら
れた折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を介して前記フ
レームを前記プリズムユニットに固定したことを特徴と
する。この場合、折り曲げ部の先端部を前記プリズムユ
ニットに直接固着させても、また折り曲げ部の先端部を
前記プリズムユニットに固定した熱伝導板に固着させて
もよい。これによれば、折り曲げ部が風路の側部を形成
しそれが整流作用を果たすので風路の冷却効率が高まる
とともに、フレーム側の熱が折り曲げ部からプリズムユ
ニット側へ伝導される。
【0009】本発明のプロジェクタは、また、前記フレ
ームの下端でこのフレームを構成する2枚の放熱板の間
に熱伝導シートの一端側を挟持し、前記熱伝導シートの
他端側を、前記プリズムユニットを含む光学系構成要素
を支持するライトガイドの水平面や垂直壁に、押さえ板
等を利用して圧接したことを特徴とする。これにより、
フレーム側の熱を熱伝導シートを介してもライトガイド
へ伝導でき、放熱効率が向上する。
【0010】また、上記各プロジェクタにおいて、前記
プリズムユニットの光入射面に偏光板を固着したことを
特徴とする。これにより、偏光板の冷却を風路を通る空
気とプリズムユニットへの熱伝導とにより行える。ま
た、前記プリズムユニットの光入射面に該プリズムユニ
ットより熱伝導性のよい透明板を固着し、前記透明板を
介して前記偏光板を固着することで、偏光板の放熱効率
を上げることができる。さらに、上記各プロジェクタに
おいて、前記プリズムユニットを含む光学系構成要素を
支持するライトガイドに前記プリズムユニットを固定し
たことを特徴とする。これにより、電気光学装置及びフ
レームの熱をプリズムユニットを介してライトガイドへ
も放熱させることができる。なお、前記プリズムユニッ
トが固定板を介して前記ライトガイドに固定されるもの
にあっては、前記透明板の端部を前記固定板の端面に対
向させ、前記透明板と前記固定板との間で熱伝導可能と
なるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2は、本発明の実施例に
係るプロジェクタ内部の主要部分の配置を示す平面図、
側面図である。この実施例の場合、外装ケース2の内部
において、その後端側には電源ユニット7が配置され、
これよりも装置前側に隣接した位置には、光源ランプユ
ニット8及び光学ユニット9が配置されている。さら
に、光学ユニット9の前側の中央には、投写レンズユニ
ット6の基端側が位置している。
【0012】一方、光学ユニット9の一方の側には、装
置前後方向に向けて入出力インタフェース回路が搭載さ
れたインタフェース基板11が配置され、これに平行
に、ビデオ信号処理回路が搭載されたビデオ基板12が
配置されている。さらに、光源ランプユニット8及び光
学ユニット9の上側には、装置駆動制御用の制御基板1
3が配置され、装置前端側の左右の角には、それぞれス
ピーカ14R,14Lが配置されている。
【0013】光学ユニット9の上方及び下方には装置内
部冷却用の吸気ファン15A,15Bが配置されてい
る。また、光源ランプユニット8の裏面側である装置側
面には排気ファン16が配置されている。そして、電源
ユニット7における基板11,12の端に面する位置に
は、吸気ファン15Aからの冷却用空気流を電源ユニッ
ト7内に吸引するための補助冷却ファン17が配置され
ている。これらのファンのうち、ファン15Bは、主に
後述する液晶パネル冷却用のファンとして機能してい
る。
【0014】図3は、本プロジェクタの光学ユニット9
の概略構成図である。光学ユニット9を構成する各光学
素子(要素)は、色光合成手段を構成しているプリズム
ユニット20を含めて、MgやAl等の金属からなる上
ライトガイド80又は下ライトガイド90により支持さ
れている。上ライトガイド80と下ライトガイド90
は、それぞれ、アッパーケース3とロアーケース4に固
定ねじにより固定されている。
【0015】図4は、光学ユニット9の詳細な構成図で
ある。光学ユニット9は、光源ランプ805と、均一照
明光学素子であるインテグレータレンズ921,922
を有する照明光学系923と、この照明光学系923か
ら出射される光束Wを、赤、緑、青の各色光束R、G、
Bに分離する色光分離光学系924と、各色光束を変調
する電気光学装置としての3枚の液晶パネル40R,4
0G,40Bと、変調された色光束を合成する色光合成
光学系としてのプリズムユニット20と、合成された光
束を投写面上に拡大投写する投写レンズユニット6とか
ら構成される。また、色光分離光学系924によって分
離された各色光束のうち、青色光束Bを対応する液晶パ
ネル40Bに導くリレー光学系927を備えている。
【0016】照明光学系923は、さらに、反射ミラー
931を備えており、光源ランプ805からの出射光の
光軸1aを装置前方向に向けて直角に折り曲げるように
している。このミラー931を挟み、インテグレータレ
ンズ921,922が前後に直交する状態に配置されて
いる。
【0017】色光分離光学系924は、青緑反射ダイク
ロイックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー
942と、反射ミラー943から構成される。まず、青
緑反射ダイクロイックミラー941において、均一照明
光学系923を通った光束Wのうち、そこに含まれてい
る青色光束B及び緑色光束Gが直角に反射されて、緑反
射ダイクロイックミラー942の側に向かう。赤色光束
Rは、このミラー941を通過して、後方の反射ミラー
943で直角に反射されて、赤色光束の出射部944か
ら色光合成光学系の側に出射される。次に、緑反射ダイ
クロイックミラー942において、ミラー941におい
て反射された青及び緑の光束B、Gのうち、緑色光束G
のみが直角に反射されて、緑色光束の出射部945から
色光合成光学系の側に出射される。ミラー942を通過
した青色光束Bは、青色光束の出射部946からリレー
光学系927の側に出射される。本例では、照明光学系
923の光束の出射部から色光分離光学系924におけ
る各色光束の出射部944,945,946までの距離
が、全てほぼ等しくなるように設定されている。
【0018】色光分離光学系924の赤色光束及び緑色
光束の出射部944,945の出射側には、それぞれ集
光レンズ951,952が配置されている。したがっ
て、各出射部から出射した赤色光束及び緑色光束は、こ
れらの集光レンズ951,952に入射して平行化され
る。
【0019】平行化された赤色及び緑色の光束R、G
は、偏光板60R,60Gによって偏光方向が揃えられ
た後、液晶パネル40R,40Gに入射して変調され、
各色光に対応した画像情報が付加される。すなわち、こ
れらの液晶パネル40R,40Gは、図示していない駆
動手段によって画像情報に対応する画像信号によってス
イッチング制御され、これにより、ここを通過する各色
光の変調が行われる。このような駆動手段は、公知の手
段をそのまま使用することができる。
【0020】一方、青色光束Bは、リレー光学系927
を介し、さらに、偏光板60Bによって偏光方向が揃え
られた後、対応する液晶パネル40Bに導かれて、ここ
において、同様に画像情報に応じて変調が施される。
【0021】リレー光学系927は、集光レンズ974
と入射側反射ミラー971と、出射側反射ミラー972
と、これらのミラー間に配置した中間レンズ973と、
液晶パネル40Bの手前側に配置した集光レンズ953
から構成される。各色光束の光路の長さ、すなわち、光
源ランプ805から各液晶パネルまでの距離は、青色光
束Bが最も長くなり、したがって、この光束の光量損失
が最も多くなる。しかし、リレー光学系927を介在さ
せることにより、光量損失を抑制できる。
【0022】各液晶パネル40R,40G,40Bを通
って変調された各色光束は、偏光板61R,61G,6
1Bに入射し、これを透過した光がプリズムユニット
(クロスダイクロイックプリズム)20に入射して合成
される。ここで合成されたカラー画像は、投写レンズユ
ニット6を介して、所定の位置にある投写面7上に拡大
投写される。
【0023】次に、上記液晶パネル40R,40G,4
0Bの光合成プリズムへの各種取付態様を説明する。な
お、以下では、赤色光に関する液晶パネル40Rを対象
にして説明するが、他の液晶パネル40G,40Bもそ
れと同様に扱える。
【0024】実施例1.図5は液晶パネルユニットのプ
リズムユニットへの取付態様その1を示す説明図、図6
は図5の液晶パネルユニットの内部を説明するための分
解斜視図、図7は液晶パネルを収納した状態のフレーム
中央部の断面図である。液晶パネルユニット50Rは、
基本的に、液晶パネル40Rとそれを収納保持するフレ
ーム52とからなっている。液晶パネル40RはTFT
基板40a、対向基板40b及びそれらの基板を防塵す
る防塵ガラス40c,40dから構成され、TFT基板
40aからは制御用ケーブル41Rがフレーム52の外
へ延びている。フレーム52は液晶パネル40Rを収納
保持しかつ放熱作用を有するもので、熱伝導性のよい金
属(Mg、Al、チタン、又はこれらの合金等)やセラ
ミック等のあらかじめ所定の形状に加工した板材を重ね
て、プリズムユニット20の入射面のサイズとほぼ等し
い大きさに形成される。ここでは、液晶パネル40R収
納用の凹部53a,54aを絞り加工により形成し、そ
の中央部には光通過窓53w,54wを形成してなる2
枚の金属板53,54からフレーム52を構成してい
る。従って、凹部53a,54aは基板40a又は40
bと防塵ガラス40c又は40dとの形状に対応した深
さと面積を有している。
【0025】液晶パネル40Rのフレーム52への取付
は、2枚の金属板53,54のいずれか一方の凹部53
a,54aの周壁と液晶パネルを構成する基板40a,
40b、防塵ガラス40c,40d等の周囲を利用して
液晶パネル40Rを位置決めし接着剤等で固定した後、
他方の金属板の凹部を液晶パネル40Rに対応させて重
ね、これら2枚の金属板53,54を組付固定する。こ
れによって、液晶パネル40Rをフレーム52で保持し
た液晶パネルユニット50Rが組上る。2枚の金属板5
3,54の組付固定は、図7ではボス53bと孔54b
の勘合により行っているが、ネジ、カシメ、溶接、接着
等で行うこともできる。なお、液晶パネル40Rと金属
板53,54、及び金属板53と金属板54の接着に
は、UV硬化又は熱硬化型接着剤の使用が望ましい。ま
た、好ましくは、金属板53の凹部53aの周壁に対向
基板40bの端面部が位置決めされる。
【0026】上記の場合、2枚の金属板53,54の合
わせ面は、液晶パネル40RのTFT基板40aと対向
基板40bとの合わせ面にできるだけ一致させ、TFT
基板40aの対向基板40bとの合わせ面から上方に延
ばした制御ケーブル41Rをこれらの金属板53,54
の合わせ面で挟持するようにすると、液晶パネルユニッ
ト50Rの組立てが容易になる。なお、制御ケーブル4
1Rの配線側を挟持する金属板(この例では金属板5
4)の対応箇所54dは絶縁処理しておく。また、金属
板53,54の表面を、例えば黒色に塗装して無反射面
としておくと、その反射による不必要な漏れ光が液晶パ
ネル40Rに入り込むことを防止できる。
【0027】フレーム52の左右側部には、外側に向か
うに従ってプリズムユニット20の光入射面から離れる
方向に傾斜が付けられた傾斜面52c(金属板53の傾
斜面53cと金属板54の傾斜面54cからなる)を設
けている。液晶パネルユニット50Rは、金属板54の
傾斜面54cとプリズムユニット20の光入射面とに当
接する傾斜面を有した、できるだけ熱伝導性の良い樹
脂、セラミック(サファイア、水晶等)、金属等からな
る楔状スペーサ56を介して、光透過部に偏光板61R
が貼付けられたプリズムユニット20に固定される。こ
の固定は、UV硬化型の接着剤又はハンダ等により楔状
スペーサ56を傾斜面54c及びプリズムユニット20
の両方に固着することで可能となる。また、固定された
フレーム52とプリズムユニット20との間には空気を
通す風路(隙間)100を備えている。なお、楔状スペ
ーサを利用した液晶パネルユニットとプリズムユニット
との位置決め方法については、特開2000−2215
87号で詳しく説明されている。
【0028】液晶パネルユニット50Rのプリズムユニ
ット20への取付においては、楔状スペーサ56を、フ
レーム52の左右2箇所に(図5の例参照)あるいはフ
レーム52の4隅に(図8の例参照)配置して行うこと
ができる。これらの場合、フレーム52を構成する金属
板54の楔状スペーサ56対応位置に、楔状スペーサ5
6の上下端面56a,56bをガイドするガイド片54
gを形成しておくと、液晶パネルユニット50Rのプリ
ズムユニット20への固定を正確かつ容易に行える。ま
た、図5、図8のいずれの場合でも、金属板54のガイ
ド片54gに対応する傾斜面54cの始点付近に、スリ
ット54sを形成して傾斜面54cの弾性率を増大させ
ておくと、フレーム52とプリズムユニット20が固定
された後、その固定部の熱膨脹率の相違による変形を吸
収して、液晶パネルユニット50Rとプリズムユニット
20との位置ズレを防止することが可能になる。
【0029】実施例1の構造を有したプロジェクタで
は、金属板53,54からなるフレーム52に収納され
た液晶パネル40Rが風路100を通る空気で冷却され
ることに加えて、液晶パネル40Rの熱がフレーム5
2、楔状スペーサ56を介してプリズムユニット20側
に放熱されるため、液晶パネル40Rの冷却効率が向上
する。
【0030】実施例2.図9は液晶パネルユニットのプ
リズムユニットへの取付態様その2を示す説明図、図1
0はその取付態様を上面から見た説明図である。実施例
2は、液晶パネル40Rを収納したフレーム52、即ち
液晶パネルユニット50Rを、実施例1の楔状スペーサ
に代えて円柱状スペーサ57を介してプリズムユニット
20に取付けるものであり、これに対応してフレーム5
2の外周部形状が実施例1とは相違している。しかしそ
れ以外の構成、例えば、液晶パネル40Rの構成、金属
板53、54の材質、液晶パネル40Rのフレーム52
への組込態様、プリズムユニット20側の構成等は、全
て実施例1と同じとする。
【0031】実施例2のフレーム52は、その左右側部
52dがプリズムユニット側20へ折り曲げられてL字
状に形成され、その液晶パネル収納部の周囲4隅には円
柱状スペーサ57を挿入する円孔52hが形成されてい
る。フレーム52の左右側部52dは風路100を形成
するために折り曲げられるものであり、金属板53,5
4の少なくとも一方を折り曲げて形成する。また、円孔
52hのプリズムユニット20側は、金属板53又は5
4のいずれか一方あるいは両方を図10に示すようにバ
ーリング状に形成して、円柱状スペーサ57の挿入及び
固定を容易にしている。
【0032】上記フレーム52に液晶パネル40Rを収
納してなる液晶パネルユニット50Rは、側面57aが
円孔52hに勘合し先端面57bがプリズムユニット2
0の光入射面に当接する円柱状スペーサ57を介して、
偏光板61Rが貼付けられたプリズムユニット20に固
定される。この固定は円柱状スペーサ57の側面57a
を円孔52hのバーリング部に、先端面57bをプリズ
ムユニット20の光入射面に、それぞれ接着剤やハンダ
で固着することで可能となる。この場合、円柱状スペー
サ57は必ずしも4箇所に使用する必要はなく、例え
ば、フレーム52の対角線上の2箇所の円孔52hだけ
を使用する事も可能である。なお、円柱状スペーサを利
用した液晶パネルユニットとプリズムユニットとの位置
決め方法については、特開2000−221588号で
詳しく説明されている。ただし、本実施例で使用する円
柱状スペーサ57はできるだけ熱伝導性のよい樹脂、セ
ラミック、金属等で作るものとする。
【0033】実施例2の構造を有したプロジェクタで
は、金属板53,54からなるフレーム52に収納され
た液晶パネル40Rが風路100を通る空気で冷却され
ることに加えて、液晶パネル40Rの熱がフレーム5
2、円柱状スペーサ57を介してプリズムユニット20
側に放熱されるため、液晶パネル40Rの冷却効率が向
上する。
【0034】実施例3.図11は液晶パネルユニットの
プリズムユニットへの取付態様その3を示す説明図であ
る。実施例3では、フレーム52の左右側部52dをプ
リズムユニット20側に折り曲げてコの字状に加工しプ
リズムユニット20の光入射面と平行な先端部52eを
形成し、この先端部52eを接着剤又はハンダでプリズ
ムユニット20に直接又は間接的に固着することで、液
晶パネルユニット50Rをプリズムユニット20に固定
したものである。なお、実施例3においても、液晶パネ
ルユニット50Rのプリズムユニット20への取付に関
係する部分以外の構成は、実施例1と同様とする。
【0035】実施例3の構造を有したプロジェクタで
は、金属板53,54からなるフレーム52に収納され
た液晶パネル40Rが風路100を通る空気で冷却され
ることに加えて、液晶パネル40Rの熱がフレーム52
を介して直接プリズムユニット20側に放熱されるた
め、液晶パネル40Rの冷却効率が向上する。
【0036】実施例4.図12は液晶パネルユニットの
プリズムユニットへの取付態様その4を示す説明図であ
る。実施例4は実施例3の変形であって、プリズムユニ
ット20の光入射面の左右端部に予め熱伝導性の良い金
属等からなる熱伝導部材58を貼付けておき、その熱伝
導部材58に、フレーム52の左右側部52dをプリズ
ムユニット20側に折り曲げた先端面を接着剤又はハン
ダで固着することで、液晶パネルユニット50Rをプリ
ズムユニット20に固定したものである。なお、熱伝導
部材58とフレーム52との固着面の形状は、図12の
ようなI字形に限らず、T字形やL字形としてもよい。
【0037】実施例4の構造を有したプロジェクタで
は、金属板53,54からなるフレーム52に収納され
た液晶パネル40Rが風路100を通る空気で冷却され
ることに加えて、液晶パネル40Rの熱がフレーム5
2、熱伝導部材58を介してプリズムユニット20側に
放熱されるため、液晶パネル40Rの冷却効率が向上す
る。
【0038】実施例5.図13は液晶パネルユニットの
プリズムユニットへの取付態様その5を示す説明図、図
14は図13の液晶パネルユニット及びプリズムユニッ
トの下部断面図である。実施例5の液晶パネルユニット
50Rは、上記各実施例の液晶パネルユニットの下部に
放熱シート70を取付け、液晶パネル40Rの熱をその
放熱シート70からも放熱させるようにしたものであ
る。すなわち、フレーム52を構成する2枚の金属板5
3,54の下部を絞り加工等して放熱シート挟持部53
j,54jを形成し、これらの金属板53、54を組付
る際にこの挟持部53j,54jに放熱シート70を挟
んで圧着固定する。放熱シート70は上部をプリズムユ
ニット20と平行にし、下部をフレーム52から外側に
向けて水平に折り曲げ、その折り曲げ水平部を押さえ板
75で上からネジ76等で押し付けて、プリズムユニッ
ト20を含む光学系を構成する光学素子を支持する下ラ
イトガイド90の水平面90aや凸部壁面90bに圧接
させている。また、放熱シート70はプリズムユニット
20と平行な部分だけで構成し、その下端部をスペーサ
や押さえ板を利用して下ライトガイド90に形成した凹
凸部の立壁に圧接させてもよい。なお、放熱シート70
の下ライトガイド90への固定に先立って、先の実施例
に従って(図では円柱状スペーサ57を利用)、液晶パ
ネルユニット50Rをプリズムユニット20へ取付けて
おくものとする。
【0039】ところで、上記放熱シート70は、高い熱
伝導性、軽量性、及びフレキシブル性(加工性)を備え
たものが好ましく、例えば、ポリイミド等の高分子フィ
ルムを熱分解によりグラファイト化して、単結晶に近い
構造を持たせたグラファイトシート等が利用できる。
【0040】また、この実施例に限らず、プルズムユニ
ット20を固定しているライトガイド(ここでは下ライ
トガイド90)には、図14に示すように、液晶パネル
ユニット50Rとプリズムユニット20との間に通気孔
90cを設け、液晶パネルユニット50Rとプリズムユ
ニット20で形成される風路100と連通させるように
しておくのがよい。
【0041】実施例5の構造を有したプロジェクタで
は、液晶パネル40Rが風路を通る空気で冷却されるこ
とに加えて、液晶パネル40Rの熱がフレーム52を介
してプリズムユニット20側に伝導されるとともに、放
熱シート70を介して下ライトガイド90にも伝導され
て放熱されるため、液晶パネル40Rの冷却効率がより
一層向上する。
【0042】実施例6.上記実施例1〜5の構成におい
て、液晶パネルユニット50Rが固定されるプリズムユ
ニット20が熱伝導率の小さい材料から作られている場
合には、フレーム52からプリズムユニット20側への
熱伝導による放熱は少ない。そこで、プリズムユニット
20が水晶等の高い熱伝導性を有する材料から作られて
いない場合には、図15に示すように、プリズムユニッ
ト20の光入射面のほぼ全面に、プリズムユニット20
より高い熱伝導性を有する透明板22(サファイア板
等)を貼付け、この透明板22上に偏光板61Rや液晶
パネルユニット50Rのフレーム52を固着して、液晶
パネル40や偏光板61Rの熱がこの透明板22へ伝導
されるようにすることで、それらの放熱効率を上げるこ
とができる。また、この場合において、透明板22の下
部を、プリズムユニット20を下ライトガイド90に固
定するための金属製プリズム固定板33に直接又は熱伝
導性部材24を介して接触させると、液晶パネル40R
の熱がフレーム52、透明板22、プリズム固定板33
を経て下ライトガイド90へも伝導されるため、さらに
放熱効率を上げることが可能となる。
【0043】ここで、上記実施例1〜6に共通する効果
を以下にまとめて列挙しておく。 ・液晶パネルユニット周りの放熱率の向上により、それ
らを冷却するファンの小型化及び小駆動力化が可能とな
り、プロジェクタの小型化、低騒音化に寄与できる。 ・液晶パネルユニット周りの放熱率の向上により、プロ
ジェクタのさらなる高輝度化に対応可能となる。 ・液晶パネルユニット周りの放熱率の向上により、液晶
パネルや偏光板を許容温度以下に保持でき、液晶パネル
の配向膜や偏光板の変質・劣化を抑制できる。 ・液晶パネルユニットのフレームをMgやAl等の金属
で形成することで、液晶パネルユニットを軽量でかつ耐
外乱性や耐衝撃性にも強くできる。 ・液晶パネルユニットのフレームをMgやAl等の金属
で形成することで、熱硬化性樹脂製の場合に生じていた
フレームからのシロキ酸発生がなくなり、従って液晶パ
ネルの白濁が防止できる。 ・液晶パネルユニットのフレームをMgやAl等の金属
で形成することで、フレームの厚みを薄くでき、角度の
大きな有害な入射光を遮光し、かつ有効な入射光を広角
に液晶パネルに取り込むことができる。 ・液晶パネルユニットのフレームの内外表面を無反射と
したので、フレームからの反射による液晶パネルへの漏
れ光を確実に遮光できる。 ・液晶パネルユニットのフレームにMgやAl等の金属
を使用することで、フレームの熱間プレス加工が可能と
なり、品質及び歩留りが向上し、コスト低減が図れる。
【0044】以上、本発明を具体的な実施例に基づき説
明してきたが、本発明は上記の実施例に限定されること
なく、種々の変形や変更が可能であって、本技術思想内
にある限り、それらの変形や変更も本発明に含まれる。
例えば、電気光学装置は液晶パネルに限られず、マイク
ロミラーを用いた装置や、CCD(電荷結合素子)であ
っても良い。また、色合成プリズムは、4つの三角柱状
プリズムの接着面に沿って二種類の色選択面が形成され
たダイクロイックプリズムに限られず、色選択面が一種
類のダイクロイックプリズムや、偏光ビームスプリッタ
であっても良い。その他、略六面体状の光透過性の箱の
中に光選択面を配置し、そこに液体を充填したようなも
のであっても良い。さらに、投写型表示装置として投写
像を観察する方向から投写を行う前面投写型表示装置
と、投写像を観察する方向とは反対側から投写を行う背
面投写型表示装置とがあるが、上記実施例で示した構成
はそのいずれにも適用可能である。
【0045】
【発明の効果】本願発明によれば、液晶パネル等の電気
光学装置を含むユニットが、風路を通る空気により冷却
されることに加え、フレームを介した熱伝導によって光
合成プリズムやそれを支持するライトガイドへ放熱され
るので、その冷却効率が向上し、従ってプロジェクター
の小型化、高輝度化、並びに高信頼性化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプロジェクタ内部の主要
部分の配置を示す平面図。
【図2】本発明の実施例に係るプロジェクタ内部の主要
部分の配置を示す側面図。
【図3】本実施例のプロジェクタの光学ユニットの概略
構成図。
【図4】本実施例のプロジェクタの光学ユニットの詳細
構成図。
【図5】液晶パネルユニットのプリズムユニットへの取
付態様その1を示す説明図。
【図6】図5の液晶パネルユニットの内部を説明する分
解斜視図。
【図7】各実施例における液晶パネルを収納した状態の
フレーム中央部の断面図。
【図8】楔状スペーサを4個使用できるようにした液晶
パネルユニットの内部を説明する分解斜視図。
【図9】液晶パネルユニットのプリズムユニットへの取
付態様その2を示す説明図。
【図10】図9の態様を上面から見た説明図。
【図11】液晶パネルユニットのプリズムユニットへの
取付態様その3を示す説明図。
【図12】液晶パネルユニットのプリズムユニットへの
取付態様その4を示す説明図。
【図13】液晶パネルユニットのプリズムユニットへの
取付態様その5を示す説明図。
【図14】図13の液晶パネルユニット及びプリズムユ
ニットの下部断面図。
【図15】プリズムユニットのライトガイドへの取付態
様の一例を示す説明図。
【符号の説明】
20 プリズムユニット 22 透明板(サファイア板) 40R 液晶パネル 50R 液晶パネルユニット 52 フレーム 53,54 金属板 56 楔状スペーサ 57 円柱状スペーサ 58 熱伝導板 61R 偏光板 70 放熱シート 90 下ライトガイド 100 風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 33/12 G03B 33/12 H04N 5/74 H04N 5/74 A Fターム(参考) 2H088 EA14 EA15 EA19 HA05 HA13 MA06 MA20 2H091 FA05X FD12 GA13 LA04 LA11 LA15 MA07 5C058 BA35 EA26 EA42 EA43 EA45

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を変調する電気光学装置を保持したフ
    レームを、複数の色光を合成するプリズムユニットに取
    付けてなるプロジェクタであって、 前記フレームは前記電気光学装置の形状に対応した凹部
    と前記凹部に形成された光通過窓とを有した2枚の放熱
    板を重ねてそれらの間に前記電気光学装置の収納部を構
    成したものであり、 前記電気光学装置は前記フレームの凹部からなる収納部
    に当接固定され、 前記フレームと前記プリズムユニットとがそれらの間に
    風路を有して、熱伝導可能に固定されていることを特徴
    とするプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記2枚の放熱板の表面を光が反射しな
    いように表面処理したことを特徴とする請求項1に記載
    のプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記フレームの外形を前記プリズムの光
    入射面の外形とほぼ等しくしたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記2枚の放熱板を金属板を用いて絞り
    加工により形成したことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記電気光学装置がTFT基板と、対向
    基板と、これらの基板に接続された制御ケーブルとを有
    した液晶パネルであって、 前記2枚の放熱板の合わせ面で前記制御ケーブルを挟持
    し、前記制御ケーブルの配線パターン面と接触する前記
    放熱板の対応箇所を絶縁処理したことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記2枚の放熱板の合わせ面が前記TF
    T基板と前記対向基板の合わせ面にほぼ一致し、前記放
    熱板の凹部周壁で前記液晶パネルが位置決めされている
    ことを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記フレームの対向側部を外側に向かう
    に従って前記プリズムユニットの光入射面から遠ざかる
    傾斜面に形成し、前記傾斜面及び前記プリズムユニット
    に当接する斜面を有した楔状スペーサを介して前記フレ
    ームを前記プリズムユニットに固定したことを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載のプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記フレームの傾斜面に前記楔状スペー
    サをガイドするガイド片を設けたことを特徴とする請求
    項7に記載のプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 前記フレームの傾斜面の開始部付近に前
    記フレーム側部の弾性を増大させるスリットを設けたこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載のプロジェクタ。
  10. 【請求項10】 前記楔状スペーサを前記フレームの四
    隅に配置したことを特徴とする請求項7乃至9のいずれ
    かに記載のプロジェクタ。
  11. 【請求項11】 前記フレームの光通過窓周囲の少なく
    とも2箇所に開孔を設け、側面が前記開孔に勘合し先端
    面が前記プリズムユニットに当接する円柱状スペーサを
    介して前記フレームを前記プリズムユニットに固定した
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプ
    ロジェクタ。
  12. 【請求項12】 前記フレームの開孔をバーリング状に
    形成したことを特徴とする請求項11に記載のプロジェ
    クタ。
  13. 【請求項13】 前記フレームの対向側部が前記プリズ
    ムユニット側に折り曲げられた折り曲げ部を有し、この
    折り曲げ部を介して前記フレームを前記プリズムユニッ
    トに固定したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のプロジェクタ。
  14. 【請求項14】 前記折り曲げ部の先端部を前記プリズ
    ムユニットに直接固着したことを特徴とする請求項13
    に記載のプロジェクタ。
  15. 【請求項15】 前記折り曲げ部の先端部を前記プリズ
    ムユニットに固定した熱伝導板に固着したことを特徴と
    する請求項13に記載のプロジェクタ。
  16. 【請求項16】 前記フレームの下端でこのフレームを
    構成する2枚の放熱板の間に熱伝導シートの一端側を挟
    持し、前記熱伝導シートの他端側を前記プリズムユニッ
    トを含む光学系構成要素を支持するライトガイドに圧接
    したことを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記
    載のプロジェクタ。
  17. 【請求項17】 前記熱伝導シートを押さえ板で押圧し
    て前記ライトガイドに圧接したことを特徴とする請求項
    16に記載のプロジェクタ。
  18. 【請求項18】 前記熱伝導シートを前記ライトガイド
    に形成した垂直壁に圧接したことを特徴とする請求項1
    6に記載のプロジェクタ。
  19. 【請求項19】 前記プリズムユニットの光入射面に偏
    光板を固着したことを特徴とする請求項1乃至18のい
    ずれかに記載のプロジェクタ。
  20. 【請求項20】 前記プリズムユニットの光入射面に該
    プリズムユニットより熱伝導性のよい透明板を固着し、
    前記透明板を介して前記偏光板を固着したことを特徴と
    する請求項19に記載のプロジェクタ。
  21. 【請求項21】 前記プリズムユニットを含む光学系構
    成要素を支持するライトガイドに前記プリズムユニット
    を固定したことを特徴とする請求項1乃至20のいずれ
    かに記載のプロジェクタ。
  22. 【請求項22】 前記プリズムユニットを含む光学系構
    成要素を支持するライトガイドに固定板を介して前記プ
    リズムユニットを固定し、前記透明板の端部を前記固定
    板の端面に対向させ、前記透明板と前記固定板との間で
    熱伝導可能としたことを特徴とする請求項20に記載の
    プロジェクタ。
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