JP3092510U - 画像表示プロジェクタのライトトンネル保護構造及び画像表示プロジェクタ - Google Patents

画像表示プロジェクタのライトトンネル保護構造及び画像表示プロジェクタ

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JP3092510U JP2002005544U JP2002005544U JP3092510U JP 3092510 U JP3092510 U JP 3092510U JP 2002005544 U JP2002005544 U JP 2002005544U JP 2002005544 U JP2002005544 U JP 2002005544U JP 3092510 U JP3092510 U JP 3092510U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像表示プロジェクタのライトトンネル保護
構造において、簡素な構成で、ランプからの光、熱によ
るライトトンネルの破壊、劣化を防止する。 【解決手段】 ライトトンネル20を固定するためのク
リップ50は、取付け部51と、ライトトンネル20を
押さえる押さえ部52と、ライトトンネル20のガラス
端面22a〜22dを覆うカバー部53とを備えてい
る。取付け部51の位置決め孔51a、51bをボディ
40の位置決め突起42a,42bに結合し、ネジをネ
ジ孔51c、51dに螺合することで、ライトトンネル
20は、側面23a、23bが押さえ部52により押さ
え付けられて固定されると共に、ガラス端面22a〜2
2dがカバー部53により覆われる。ランプから投光さ
れライトトンネル20の入射側開口20aから外れる光
は、カバー部53で遮られ、ガラス端面22a〜22d
には照射されない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ランプからの光を用いて画像形成素子により画像を形成し、その画 像をスクリーン等に投射表示する画像表示プロジェクタに係り、ランプからの光 、熱によるライトトンネルの破壊、劣化を防止する画像表示プロジェクタのライ トトンネル保護構造及び画像表示プロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パソコンやビデオカメラ等からの画像データを基に、DMD(デジ タル・マイクロミラー・デバイス)等の画像形成素子を用いて画像を形成し、そ の画像をスクリーン等に投射して表示させる画像表示プロジェクタが知られてい る。このような画像表示プロジェクタは、画像を投射して表示させるための画像 投射光学系を備えている。この画像投射光学系は、一般的に、図4に示すような 構成になっており、ランプ90から投光された光は、レンズ91aを通った後、 カラーホイール92で配色され、レンズ91bを通った後、DMD93に照射さ れる。これにより、DMD93の画像形成面で画像が形成され、その画像形成面 からの反射光すなわちDMD93で形成された画像が投射レンズ94を介してス クリーン80に投射され、スクリーン80に画像が表示される。
【0003】 また、画像投射光学系をコンパクトにするために、光路中にライトトンネルと 呼ばれる光学部品や反射ミラーを用いたものもある。この画像投射光学系は、図 5に示すような構成になっており、ランプ90から投光された光は、フィルタ9 5で紫外線及び赤外線がカットされ、カラーホイール92で配色された後、ライ トトンネル96を通る。ライトトンネル96は、4枚のガラス片を接着剤で筒状 に張り合わせることにより形成されており、筒状の一端側開口から入射した光が 内部で反射を繰り返して他端側開口から出射されることにより、短い光路長で凝 縮され均一化された光が得られるものである。このライトトンネル96を用いる ことにより、光路長を短縮して画像投射光学系をコンパクトにしている。ライト トンネル96を通った光は、補正レンズ97により波長による影響が補正された 後、反射ミラー98で反射される。反射ミラー98は、ランプ90からの光を反 射してDMD93へ到る光路を折曲げることにより、画像投射光学系をコンパク トにしている。反射ミラー98で反射された光は、レンズ99で集光されてDM D93に照射され、DMD93で形成された画像が投射レンズ94を介して投射 される。
【0004】 この種の画像表示プロジェクタにおいて、上記画像投射光学系の各部は、画像 投射エンジンボディと呼ばれる支持部材に一体に取付けられ固定されたうえで外 装ケース内に取付けられる。このとき、ライトトンネル96は、固定金具により 、ボディに固定される。
【0005】 ところで、ライトトンネル96は、ランプ90からの光を受けるため非常に高 温になり、ガラス片を貼り合わせていた接着剤が焼けてしまったり、ガラス片が 破壊されたり劣化する虞がある。そこで、ファンを用いてライトトンネル90を 冷却したり、遮光カバー等を用いてランプ90からの光がライトトンネル96の 開口以外の箇所に当たらないようにして、ライトトンネル96をランプの光、熱 から保護したものが知られている。
【0006】 一方、プロジェクタ用照明装置に関し、光源から入射される光を均一な光強度 分布として出射させるために、光源からの光が入射される入射端の断面積が光の 出射される出射端より小さいライトトンネルを備えたものが知られている(例え ば、特開平10−48746号公報参照)。また、プロジェクタの光源として用 いられるランプカートリッジに関し、ランプカートリッジの温度上昇を低減させ るために、ランプの反射鏡の外側表面に、反射鏡から漏れた可視光線を遮光する と共に赤外線を吸収する熱伝導率の高い耐熱材からなる可視光遮光層を備えたも のが知られている(例えば、特開2001−318428号公報参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、上述した従来の画像表示プロジェクタのライトトンネル保護構造に おいては、冷却ファンを用いたものでは、冷却ファンの設置スペースが必要とな りプロジェクタが大型化してしまい、また、遮光カバーを用いたものでは、遮光 カバーをランプとライトトンネルとの間に精度良く配置し取付けるための構造が 必要となってしまう。また、何れの保護構造においても、部品点数及び組立工数 が増加してしまう。なお、上述した特開平10−48746号公報、及び特開2 001−318428号公報に開示の内容を適用したとしても、上述の課題を解 決することはできない。
【0008】 本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、ライトトンネル固 定用の固定具にライトトンネルの開口から外れたランプの光をブロックするカバ ーを一体に設け、簡素な構成で、ランプからの光、熱によるライトトンネルの破 壊、劣化を防止できる画像表示プロジェクタのライトトンネル保護構造及び画像 表示プロジェクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、ランプからの光が入射側開口か ら入射され、その光を凝縮し均一化して導光し出射側開口から出射するガラスの 筒状体から成るライトトンネルと、前記ライトトンネルから出射された光の反射 又は透過を用いて画像を形成する画像形成素子と、上記画像形成素子及びライト トンネルが一体に組付けられる画像投射エンジンボディ(以下、ボディという) と、上記ライトトンネルを前記ボディ上に固定するための金属から成る固定具と を備え、前記画像形成素子で形成された画像をスクリーンに投射して表示する画 像表示プロジェクタのライトトンネル保護構造において、前記固定具は、前記ボ ディに形成された位置決め突起に結合される位置決め孔と、前記位置決め孔が位 置決め突起に結合されたときに前記ボディに形成されたネジ孔に合わせられるネ ジ孔とを有する取付け部と、前記位置決め孔が位置決め突起に結合されたときに 前記ライトトンネルの筒状側面を前記ボディ側へ押さえ付けるバネ性を有する押 さえ部と、前記ライトトンネルの入射側開口に対応した窓を有し、該入射側開口 側のガラス端面を覆うカバー部とを備え、前記ランプからの光が前記ライトトン ネルの入射側開口側のガラス端面に照射されることを防ぐようにしたものである 。
【0010】 この構成においては、固定具は、取付け部の位置決め孔をボディの位置決め突 起に結合し、ネジ孔にネジを螺合してネジ止めすることにより、ボディに取付け られる。このとき、ボディ上のライトトンネルは、筒状側面が固定具の押さえ部 によりボディ側へ押さえ付けられて固定されると共に、入射側開口側のガラス端 面が固定具のカバー部により覆われる。すなわち、ライトトンネルを固定具によ り固定するだけで、ライトトンネルの入射側開口側のガラス端面が固定具のカバ ー部により覆われる。このため、ランプから投光されライトトンネル入射側開口 から外れた光は、カバー部で遮られ、ライトトンネルのガラス端面に照射される ことがない。これにより、ライトトンネルは、ランプの光により不要に高温に加 熱されることがなく、ランプの光、熱から保護される。
【0011】 請求項2の考案は、ランプからの光が入射側開口から入射され、その光を凝縮 し均一化して導光し出射側開口から出射するガラスの筒状体から成るライトトン ネルと、前記ライトトンネルから出射された光の反射又は透過を用いて画像を形 成する画像形成素子と、上記画像形成素子及びライトトンネルが一体に組付けら れる画像投射エンジンボディ(以下、ボディという)と、上記ライトトンネルを 前記ボディ上に固定するための金属から成る固定具とを備え、前記画像形成素子 で形成された画像をスクリーンに投射して表示する画像表示プロジェクタのライ トトンネル保護構造において、前記固定具は、前記ライトトンネルの固定状態に おいて、前記ライトトンネルの入射側開口側のガラス端面を覆うカバー部を一体 に備え、ランプからの光が前記ライトトンネルの入射側開口側のガラス端面に照 射されることを防ぐようにしたものである。
【0012】 この構成においては、ライトトンネルは、固定具によりボディへ固定された状 態において、入射側開口のガラス端面が固定具と一体のカバー部により覆われる 。このため、ランプから投光されライトトンネル入射側開口から外れた光は、カ バー部で遮られ、ライトトンネルのガラス端面に照射されることがない。これに より、ライトトンネルは、ランプの光により不要に高温に加熱されることがなく 、ランプの光、熱から保護される。
【0013】 請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載のライトトンネル保護構造を 有した画像表示プロジェクタである。この構成においては、画像表示プロジェク タにおいて、請求項1又は請求項2と同様の作用が得られる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1に おいて、画像表示プロジェクタ100は、パソコンやビデオカメラ等から入力さ れる画像信号を基に、内蔵の画像形成素子を用いて画像を形成し、その画像をス クリーンや壁面等に投射表示する装置である。
【0015】 この画像表示プロジェクタ100は、外装ケース1の前面に投射レンズ2を備 えており、画像形成素子で形成した画像をこの投射レンズ2から投射するように なっている。また、画像表示プロジェクタ100は、外装ケース1の内部に、画 像投射用の光を投光するランプと、ランプからの光を用いて画像形成素子により 画像を形成し、その画像を投射レンズ2から投射させる画像投射エンジンを内蔵 している。
【0016】 次に、上記画像表示プロジェクタ100に内蔵される画像投射エンジンについ て説明する。図2において、画像投射エンジン10は、ライトトンネル20と、 ダブレットレンズ31と、DLP(デジタル・ライティング・プロセッサ)(画 像形成素子)32と、投射レンズ2を含む投射レンズユニット33とを備え、こ れら各部がボディ(画像投射エンジンボディ)40に一体に取付けられている。
【0017】 ライトトンネル20は、ランプ(不図示)からの光を凝縮し均一化するもので あり、クリップ(固定具)50によりボディ40に固定されている。ランプは、 ライトトンネル20の入射側開口20aに対向して配置され、ランプから投光さ れた光は、ランプリフレクタにより集光され、カラーホイール(不図示)を介し て、図示矢印の方向にライトトンネル20の入射側開口20aに照射される。ラ イトトンネル20は、この入射側開口20aから入射した光を凝縮し均一化して ダブレットレンズ31へ導光する。ライトトンネル20の構造、及びクリップ5 0によるライトトンネル20の固定構造の詳細については後述する。
【0018】 ダブレットレンズ31は、ライトトンネル20から導光された光に対して波長 による影響を補正するものであり、ライトトンネル20に隣接して、ボディ40 に取付けられている。ダブレットレンズ31を通った光は、反射ミラー及びリレ ーレンズ(何れも不図示)を介して、DLP32へ導かれる。
【0019】 DLP32は、光を反射して画像を形成する画像形成素子であり、例えば、多 数のマイクロミラーがマトリックス状に配列されて画像形成面が構成されている DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)が用いられている。DLP32 は、各マイクロミラーの角度が制御部(不図示)からの信号により制御されるこ とで、ランプから導かれてきた光を反射して画像を形成する。投射レンズユニッ ト33は、DLP32からの反射光、すなわちDLP32で形成された画像をス クリーン等へ投射する。
【0020】 次に、上記画像投射エンジン10のライトトンネル20の構造、及びクリップ 50によるライトトンネル20の固定構造について図3を参照して説明する。上 記ライトトンネル20は、4枚の板ガラス21a、21b、21c、21dを接 着剤で張り合わせることにより、4角形状の入射側開口20a及び出射側開口2 0bを有する筒状に構成されている。このライトトンネル20は、筒状内部の空 間が導光路になっており、入射側開口20aから筒状内部に入射した光(すなわ ちランプからの光)が筒状内面で反射を繰り返すことにより凝縮され均一化され て出射側開口20bから出射されるようになっている。
【0021】 上記クリップ50は、金属により一体に形成されており、取付け部51と、押 さえ部52と、カバー部53とを備えている。取付け部51は、クリップ50を ボディ40へ取付けるためのものであり、クリップ50をボディ40上に位置決 めするための位置決め孔51a、51bと、クリップ50を固定ネジ(不図示) によりボディ40にネジ止めするためのネジ孔51c、51dとを有している。 位置決め孔51a、51bは、ボディ40の位置決め突起42a、42bに結合 されるように形成されている。ネジ孔51c、51dは、位置決め孔51a、5 1bが位置決め突起42a、42bに結合されたときに、ボディ40のネジ孔4 2c、42dに合わせられる位置に形成されている。
【0022】 押さえ部52は、ボディ40のトンネル載置溝41に載置されるライトトンネ ル20をボディ40側へ押さえ付けるものであり、バネ性を有する押さえ片52 a、52b、52c、52dから構成されている。これら押さえ片52a、52 b、52c、52dは、取付け部51の位置決め孔51a、51bがボディ40 の位置決め突起42a、42bに結合されたときに、そのバネ性により、ライト トンネル20を押さえ付けるように形成されている。押さえ片52a、52cは 、ライトトンネル20の筒状側面23bを押さえ付け、また、押さえ片52b、 52dは、ライトトンネル20の筒状側面23aを押さえ付けるようになってい る。
【0023】 カバー部53は、ライトトンネル20をランプの光、熱から保護するものであ り、ライトトンネル20の入射側開口20a側のガラス端面22a、22b、2 2c、22dを覆う遮光板53aから構成されている。遮光板53aは、ライト トンネル20の入射側開口20aと略同一形状の窓53bを有している。このカ バー部53は、取付け部51の位置決め孔51a、51bがボディ40の位置決 め突起42a、42bに結合されたときに、トンネル載置溝41に載置されるラ イトトンネル20に対して、窓53bが入射側開口20aに合わせられると共に 遮光板53aがガラス端面22a、22b、22c、22dを覆うように形成さ れている。
【0024】 ライトトンネル20を固定するには、まず、ライトトンネル20をボディ40 のトンネル載置溝41に載置する。そして、クリップ50の位置決め孔51a、 51bをボディ40の位置決め突起42a、42bに結合させ、固定ネジをネジ 孔51cと42c、51dと42dに螺合して、クリップ50をボディ40に取 付ける。これにより、トンネル載置溝41に載置されたライトトンネル20は、 筒状側面23aが押さえ片52b、52dにより、筒状側面23bが押さえ片5 2a、52cによりボディ40側へ押さえ付けられて固定される。このとき、ラ イトトンネル20は、入射側開口20aがカバー部53の窓53bに合わせられ 、入射側開口20a側のガラス端面22a、22b、22c、22dがカバー部 53の遮光板53aにより覆われた状態で固定される。
【0025】 このような構成によれば、ランプから投光された光は、カバー部53の窓53 bを通ってライトトンネル20の入射側開口20aに入射し、ライトトンネル2 0により凝縮され均一化されてダブレットレンズ31に導光される。このとき、 ランプから投光されライトトンネル20の入射側開口20aから外れる光は、カ バー部53の遮光板53aで遮られるため、ライトトンネル20のガラス端面2 2a、22b、22c、22dには照射されない。これにより、ライトトンネル 20は、ランプの光により不要に高温に加熱されることがなく、ランプの光、熱 から保護され、ランプの光、熱による破壊、劣化が防止される。
【0026】 なお、本考案は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。 例えば、上記実施形態において、DLP32は、DMDに限らず、液晶等の反射 型又は透過型の画像形成素子を用いてもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1の考案によれば、ライトトンネルを固定する固定 具のカバー部がライトトンネルの入射側開口側のガラス端面を覆うため、ライト トンネルは、ランプの光、熱から保護され、ランプの光、熱によるライトトンネ ルの劣化、破損が防止される。また、固定具は、カバー部をボディ上に位置決め されて取付けられる取付け部、及びライトトンネルを押え付けて固定する押さえ 部と共に備えているため、取付け作業が容易で構成が簡素なライトトンネルの保 護構造を実現できる。
【0028】 請求項2の考案によれば、ライトトンネルを固定する固定具のカバー部がライ トトンネルの入射側開口側のガラス端面を覆うため、ライトトンネルは、ランプ の光、熱から保護され、ランプの光、熱によるライトトンネルの劣化、破損が防 止される。
【0029】 請求項3の考案によれば、画像表示プロジェクタにおいて、請求項1又は請求 項2の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係るライトトンネル保
護構造を有する画像表示プロジェクタの概略構成を示す
斜視図。
【図2】 同プロジェクタの画像投射エンジンの構成を
示す斜視図。
【図3】 同プロジェクタのライトトンネルの固定構造
を説明する分解斜視図。
【図4】 従来における画像投射光学系を示す斜視図。
【図5】 従来におけるライトトンネルを用いた画像投
射光学系を示す斜視図。
【符号の説明】
10 画像投射エンジン 20 ライトトンネル 20a 入射側開口 21a、21b、21c、21d 板ガラス 22a、22b、22c、22d ガラス端面 23a、23b 筒状側面 32 DLP(画像形成素子) 40 ボディ(画像投射エンジンボディ) 42a、42b 位置決め突起 42c、42d ネジ孔 50 クリップ(固定具) 51 取付け部 51a、51b 位置決め孔 51c、51d ネジ孔 52 押さえ部 52a、52b、52c、52d 押さえ片 53 カバー部 53a 遮光板 53b 窓 100 画像表示プロジェクタ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプからの光が入射側開口から入射さ
    れ、その光を凝縮し均一化して導光し出射側開口から出
    射するガラスの筒状体から成るライトトンネルと、前記
    ライトトンネルから出射された光の反射又は透過を用い
    て画像を形成する画像形成素子と、上記画像形成素子及
    びライトトンネルが一体に組付けられる画像投射エンジ
    ンボディ(以下、ボディという)と、上記ライトトンネ
    ルを前記ボディ上に固定するための金属から成る固定具
    とを備え、前記画像形成素子で形成された画像をスクリ
    ーンに投射して表示する画像表示プロジェクタのライト
    トンネル保護構造において、 前記固定具は、 前記ボディに形成された位置決め突起に結合される位置
    決め孔と、前記位置決め孔が位置決め突起に結合された
    ときに前記ボディに形成されたネジ孔に合わせられるネ
    ジ孔とを有する取付け部と、 前記位置決め孔が位置決め突起に結合されたときに前記
    ライトトンネルの筒状側面を前記ボディ側へ押さえ付け
    るバネ性を有する押さえ部と、 前記ライトトンネルの入射側開口に対応した窓を有し、
    該入射側開口側のガラス端面を覆うカバー部とを備え、 前記ランプからの光が前記ライトトンネルの入射側開口
    側のガラス端面に照射されることを防ぐようにしたこと
    を特徴とする画像表示プロジェクタのライトトンネル保
    護構造。
  2. 【請求項2】 ランプからの光が入射側開口から入射さ
    れ、その光を凝縮し均一化して導光し出射側開口から出
    射するガラスの筒状体から成るライトトンネルと、前記
    ライトトンネルから出射された光の反射又は透過を用い
    て画像を形成する画像形成素子と、上記画像形成素子及
    びライトトンネルが一体に組付けられる画像投射エンジ
    ンボディ(以下、ボディという)と、上記ライトトンネ
    ルを前記ボディ上に固定するための金属から成る固定具
    とを備え、前記画像形成素子で形成された画像をスクリ
    ーンに投射して表示する画像表示プロジェクタのライト
    トンネル保護構造において、 前記固定具は、前記ライトトンネルの固定状態におい
    て、前記ライトトンネルの入射側開口側のガラス端面を
    覆うカバー部を一体に備え、 ランプからの光が前記ライトトンネルの入射側開口側の
    ガラス端面に照射されることを防ぐようにしたことを特
    徴とする画像表示プロジェクタのライトトンネル保護構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のライトト
    ンネル保護構造を有した画像表示プロジェクタ。
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