JP2015004846A - ライトトンネル、投射光学装置、表示装置及び画像投影装置 - Google Patents

ライトトンネル、投射光学装置、表示装置及び画像投影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光軸方向での設置位置を確実に規定することができる。【解決手段】照明光学系筐体112に設けられている位置基準部としてのライトトンネル位置設定孔109に挿入する係合部としての爪108を備え、均一な面光源が得られるライトトンネルにおいて、爪108をライトトンネル位置設定孔109に押し付ける弾性部としてのバネ113を備える。照明光学系筐体112に設けられたライトトンネル位置設定孔109に爪108を挿入し、ライトトンネル位置設定孔109の光軸方向に面している第1開口端面109aに当て付け、バネ113で押し付ける。【選択図】図10

Description

本発明は、複数回光を反射させることで均一な面光源を得られるライトトンネル、投射光学装置、表示装置及び画像投影装置に関するものである。
パソコンやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像を投影面等に投影表示する。画像投影装置として広く知られた液晶プロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。また、画像表示素子であるDMD(Digital Mirror Device)を利用した小型で、軽量な画像投影装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広く利用されるようになってきている。投影画像装置では、光源からの白色光をカラーホイールによってRGBに分光されてライトトンネルによって均一な面光源にされDMDへ集光され、DMDによって変調信号に応じて画像が生成され、その画像を投影光学装置としての投射光学部の投射レンズ群で拡大投射する。ライトトンネルは、多角柱または多角錐の筐体の内側面に設けられた複数のミラーで複数回光を反射させることで均一な面光源を得るための光学素子である。
特許文献1には、DMDへ光の進行方向である光軸方向と、この光軸方向に直交する平面内で互いに直交する2方向とで、ライトトンネルの設置位置を規定する技術が記載されている。これら3方向のうち光軸方向でのライトトンネルの設置位置の規定は、画像投影装置における照明光学系筐体の保持部に係止するライトトンネルクリップに備わっている係合部としての係合爪を、照明光学系筐体の保持部に設けられている係合孔に挿入することにより行われる。具体的には、挿入した係合爪を、位置基準部としての光軸方向に面している係合孔の開口端面に当接させて、光軸方向でのライトトンネルの設置位置を規定している。
しかしながら、上記特許文献1のライトトンネルでは、各方向への設置位置を規定した後に他の部品を組み付けたり、装置を駆動したりしたときに、ライトトンネルクリップが光軸方向での規定の設置位置から動き、係合爪が照明光学系筐体の保持部における係合孔の開口端面から離れてしまう可能性があった。この結果、ライトトンネルが光軸方向での規定の設定位置から動いてしまう。これにより、DMDとライトトンネルとの光軸方向での間隔が変動する。例えば、DMDとライトトンネルとの光軸方向での間隔が当初より狭くなった場合、DMD上での集光の大きさがDMDの中心部分に集まるように小さくなり、DMDで生成された画像の周りには、画像の欠けている部分を生じさせてしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、光軸方向での設置位置を確実に規定することができるライトトンネル、投射光学装置、表示装置及び画像投影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、照明光学系筐体の保持部に設けられている位置基準部に係合する係合部を備え、均一な面光源が得られるライトトンネルにおいて、前記係合部を前記位置基準部に押し付ける弾性部を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、光軸方向での設置位置を確実に規定することができるという特有な効果が得られる。
本実施形態に係るプロジェクタ1を示す斜視図である。 本実施形態に係るプロジェクタ1を示す右側面図である。 (a)外装カバーを外したプロジェクタ1の内部構成と配置を示す斜視図、(b)は(a)の太線枠で囲まれた部分の斜視図である。 図3の横断面図である。 図3の縦断面図である。 リレーレンズ周辺の拡大斜視図である。 プロジェクタ1における照明光学系全体構成の一例を示す上方からみた概略平面図である。 ライトトンネルを示す斜視図である。 ライトトンネルの長軸方向の断面図である。 (a)は、実施例のライトトンネルの筐体構造について説明する概略断面図であり、(b)は(a)の部分拡大図である。 爪に係止部を設けたライトトンネルの長軸方向の断面図である。 変形例のライトトンネルの筐体構造について説明する概略断面図である。
以下、本発明が適用される画像投影装置としてのプロジェクタ1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を示す斜視図である。図2は右側面図である。図1及び図2に示すように、プロジェクタ1の上面には、ユーザがプロジェクタ1を操作するための操作ボタン等の操作部11が設けられている。また、スクリーン200に映し出されている投影画面を拡大したり、縮小したりするズームレバー12が設けられている。プロジェクタ1の正面には、装置電源を供給するためのACインレット13、パソコンやビデオカメラ等の外部機器と接続するための外部入力端子14、投影画像の光を出射する投射レンズ15、装置環境の照度を検出するセンサ16などが設けられている。プロジェクタ1における外装カバーの右側面には、冷却用の空気を取り入れる吸気口17が設けられている。この吸気口17から外気を吸気する。吸引された外気は、熱源の光源や駆動基板へ移動しながら光源や駆動基板を冷却する。その後、排気ファン(不図示)により排気口(不図示)から排気される。
図3(a)は外装カバーを外したプロジェクタ1の内部構成と配置を示す斜視図、図3(b)は図3(a)の太線枠で囲まれた部分の斜視図である。図4は図3の横断面図であり、図5は図3の縦断面図である。図6はリレーレンズ周辺の拡大斜視図である。
図3〜図5に示すように、プロジェクタ1は、光源21の光をDMD33に導く照明光学部20と、光源21からの光を用いて画像を生成する画像生成部30と、投影画像を出射する投射光学装置としての投射光学部40とを有している。照明光学部20は、光源21、カラーホイール22、ライトトンネル23、2枚のリレーレンズ24(図6参照)を有している。そして、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどの光源21からの光は、図4の矢印で示すように、回転するカラーホイール22を通ることにより時分割でR、G、Bの光に分離される。このカラーホイール22は、円盤形状のものであり、モータ25のモータ軸に固定され、回転方向にR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)などのフィルタが設けられている。カラーホイール22により分離された光は、ライトトンネル23へ入射する。ライトトンネル23は、四角筒形状であり、その内周面が鏡面となっている。ライトトンネル23に入射した光は、ライトトンネル23の内周の鏡面で複数回反射しながら、均一な面光源にされて2枚のリレーレンズ24へ向けて出射する。図4の矢印で示すように、2枚のリレーレンズ24を透過し、平面ミラー31、凹面ミラー32により反射され、画像生成部30のDMD33の画像生成面上に集光して結像される。
ここで、DMD33の画像生成面には、可動式の複数のマイクロミラーが格子状に配列されている。各マイクロミラーは、鏡面をねじれ軸周りに所定角度傾斜させることができ、「ON」と「OFF」の2つの状態を持たせることができる。マイクロミラーが「ON」のときは、照明光学部20からの光を投射光学部40の投射レンズに向けて反射する。「OFF」のときは、照明ブラケットなどの側面に保持されたOFF光板(不図示)に向けて光源21からの光を反射する。従って、各ミラーを個別に駆動することにより、画像データの画素ごとに光の投射を制御することができ、画像を生成することができる。なお、OFF光板(不図示)に向けて反射された光は、熱となって吸収され外側の空気の流れで冷却される。また、2枚のリレーレンズ24は、図6に示すように、板バネ状のレンズ押さえ部材26により両端がレンズブラケット27の突き当て面27aに押し付けられることにより、位置決め保持されている。
パソコンやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像を表示装置に表示したり、図1に示すプロジェクタ1として図2の投影面としてのスクリーン200等に投影表示したりする。プロジェクタ1として広く知られた液晶プロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。また、画像表示素子であるDMDを利用した小型で、軽量なプロジェクタ1が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広く利用されるようになってきている。光源21からの光が、照明光学部20内で、照射された白色光をカラーホイール22によってRGBに分光されて、画像生成部30のDMD33へ導かれ、変調信号に応じて画像形成するDMD33とその画像を投射光学部40で拡大投射する。
図7は、プロジェクタ1における照明光学系全体構成の一例を示す上方からみた概略平面図である。なお、以下の説明では、ライトトンネルにおける光軸方向をZ方向とし、光軸方向と直交する2方向をX方向(左右方向)及びY方向(上下方向)とする。図7に示すように、光源101から発せられた光L1は、カラーホイール102によって分光されながらライトトンネル103の入射口103aに集光される。入射口103aから入射した入射光は、ライトトンネル103内で複数回反射しながら均一な面光源され出射口103bから出射し、2枚のリレーレンズ104で平行光L2にされDMD105に導かれる。ここで、通常、部品の公差及び組み立て公差を考慮して、DMD105上に照射される平行光L2の照明位置調整は、ライトトンネル103をX軸方向、Y軸方向及びZ方向にそれぞれ位置調整することで行われる。
図8は、ライトトンネル103を示す斜視図である。図9は、ライトトンネル103の長軸方向の断面図である。図8に示すように、ライトトンネル103は、4枚の金属板を用いて形成した中空状の直方体からなる筐体107の4つの内周面に、ミラー106をそれぞれ貼り合わせた光学部材である。係合部としての爪108が、筐体107の上面からY軸方向の上方向に延びて設けられている。この爪108は、図9(a)に示すように、ライトトンネル103と照明光学系筐体112とのZ軸方向での位置合わせのための位置基準部としてのライトトンネル位置設定孔109に挿入される。なお、係合部としては、爪108のような爪形状でなくてもよく、例えばピン、フックなどでもよい。位置基準部としては、ライトトンネル位置設定孔109のような孔でなくてもよく、例えば溝、板材、フックなどでもよい。ライトトンネル103の入射口103a側寄りの照明光学系筐体112における側面及び上面に備えつけられているX方向調整ネジ110、Y軸方向調整ネジ111が、ライトトンネル103をX軸方向及びY軸方向へ押し込む構成になっている。ライトトンネル位置設定孔109の開口部は、Z方向で互いに対向し合う第1開口端面109aと第2開口端面109bとで形成され、爪108を差し込む作業を容易にするために、爪108の厚み方向における断面の大きさより、広くなっている。特に、ライトトンネル位置設定孔109のZ方向の開口幅、つまり第1開口端面109aと第2開口端面109bとの間の開口幅Wは爪108の厚みDよりかなり幅広になっており、爪108をライトトンネル位置設定孔109に差し込み易くなっている。Z方向の設置位置を規定したときのライトトンネル103における長軸方向の断面図である図9(b)に示すように、ライトトンネル103をZ方向であるライトトンネルの光軸方向(図9(b)中の矢印A方向)に移動させる。爪108の第1端面108aをライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aに当て付ける。これにより、ライトトンネル103のZ方向での設置位置を規定している。その後、ライトトンネル103を上述のようにX方向及びY方向にそれぞれ位置調整を行いX方向調整ネジ110、Y軸方向調整ネジ111で筐体107の側面及び上面を押し付けてライトトンネル103のX方向及びY方向での設置位置を規定している。しかし、その後の他の部品組上げ時、あるいは製品出荷時、さらには装置駆動時等において、爪108の第1端面108aがライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aから離れてしまう可能性があった。この事態を解消するために、以下のようなライトトンネルの構造を提案する。
(実施例)
次に、上記実施形態におけるプロジェクタ1におけるライトトンネルの一実施例について説明する。
図10(a)は、本実施例のライトトンネルの筐体構造について説明する概略断面図であり、図10(b)は図10(a)の部分拡大図である。この断面図は、ライトトンネルの長軸方向の断面を示す図である。図10に示すように、ライトトンネル103の爪108における第1端面108aを、照明光学系筐体112のライトトンネル位置設定孔109における第1開口端面109aに当て付ける。爪108の第2端面108bと、ライトトンネル位置設定孔109の第2開口端面109bとの間に、弾性部としてのバネ113を装填する。バネ113は、例えば板バネやコイルバネなどの別体のバネであり、図10(a)の図面上の左右方向であるZ方向に付勢する。別体のバネとしたことで、経時に伴ってバネの弾性力が弱まった場合に容易に交換することができる。これにより、爪108をライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aに押し付けることができる。よって、ライトトンネルの光軸方向での設置位置を確実に規定することができる。ライトトンネルを組付け後に行われる他の部品組上げ時、あるいは製品出荷時、さらには装置駆動時等でも、ライトトンネルの光軸方向での設置位置は変わらないので、規定の設置位置からのずれを補正する作業が不要になり、作業性が向上する。また、バネ113をライトトンネル位置設定孔109に装填し、装填したバネ113がライトトンネル位置設定孔109から飛び出す事態がある。この事態を防止するために、図11に示すように、ライトトンネル位置設定孔109の第2開口端面109bに係止部114を設ける。この係止部114がバネ113を係止することにより、バネ113がライトトンネル位置設定孔109から外れ難くなる。
(変形例)
次に、上記実施例におけるプロジェクタ1におけるライトトンネルの一変形例について説明する。
図12は、本変形例のライトトンネルの筐体構造について説明する概略断面図である。この断面図は、ライトトンネルの長軸方向の断面を示す図である。本変形例のライトトンネルの筐体構造は、弾性部としてのバネを爪部に一体形成したものである。つまり、上記実施例ではバネが別体の部材であったが、本変形例では筐体107の一部を加工してバネを形成した。例えば、図12(a)に示すように、筐体107に係合部としての爪108を形成する際に爪108から連続に延ばした部分を数回折り曲げて形成した板バネ形状に加工してバネ115を形成する。バネ115を爪108と一体に形成したことにより、部品点数を減らすことができるとともに、別体部材としたバネをライトトンネル位置設定孔109に装填する作業の煩雑さを解消できる。また、ライトトンネル位置設定孔109に装填した別体部材のバネがライトトンネル位置設定孔109から飛び出すような事態も生じない。なお、バネ115を爪108と一体に形成したがバネ115を照明光学系筐体112と一体に形成してもよい。また、図12(b)に示すバネ116のように、爪108から連続に延ばした部分を一回折り曲げて形成した板バネとしたものであってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
照明光学系筐体の保持部に設けられている位置基準部に係合する係合部を備え、均一な面光源が得られるライトトンネルにおいて、係合部を位置基準部に押し付ける弾性部を備える。
これによれば、上記実施形態の実施例について説明したように、照明光学系筐体112に設けられた位置基準部としてのライトトンネル位置設定孔109に、係合部としての爪108を挿入してライトトンネル位置設定孔109に当て付ける。更には、弾性部としてのバネ113で、爪108をライトトンネル位置設定孔109に押し付ける。具体的には、爪108の2つの端面のうち一方の端面である第1端面108aをライトトンネル位置設定孔109の光軸方向に面している第1開口端面109aに当て付ける。この第1開口端面109aに爪108の第1端面108aを押し付けたときに、ライトトンネルの光軸方向での設置位置が規定される。更には、爪108の他方の端面である第2端面108bと、ライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aに対向する第2開口端面109bとの間に、バネ113を設ける。このバネ113の弾性力によって爪108の第1端面108aをライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aに押し付ける。これにより、他の部品を組み付けたり、装置を駆動したりしても、爪108の第1端面108aがライトトンネル位置設定孔109の第1開口端面109aから離れない。よって、光軸方向での設置位置を確実に規定することができる。
(態様2)
(態様1)において、弾性部は、別体のバネである。これによれば、上記実施形態の実施例について説明したように、経時に伴って弾性部としてのバネ113の弾性力が弱まった場合に、バネ113を容易に交換することができる。
(態様3)
(態様2)において、バネを係止する係止部を備える。これによれば、上記実施形態の実施例について説明したように、ライトトンネル位置設定孔109に装填したバネ113が係止部114によって係止されることで、ライトトンネル位置設定孔109から飛び出す事態を防止することができる。
(態様4)
(態様3)において、係止部は、係合部に設けられている。これによれば、上記実施形態の実施例について説明したように、ライトトンネル位置設定孔109に装填したバネ113は爪108に設けられた係止部114によって係止され、バネ113がライトトンネル位置設定孔109から飛び出す事態を防止することができる。
(態様5)
(態様1)において、弾性部は、係合部又は保持部と一体に形成されている。これによれば、上記実施形態の変形例について説明したように、弾性部としてのバネ115を爪108又は保持部としての照明光学系筐体112と一体に形成したことにより、部品点数を減らすことができる。また、別体部材としたときのバネをライトトンネル位置設定孔109に装填する作業の煩雑さを解消できる。
(態様6)
(態様1)〜(態様5)のいずれかにおいて、弾性部は、少なくとも1回折り曲げて形成されるバネである。これによれば、上記実施形態について説明したように、弾性部としてのバネ115、116で押し付ける。これにより、他の部品を組み付けたり、装置を駆動したりしても、爪108は照明光学系筐体112のライトトンネル位置設定孔109の光軸方向で面している開口端面から離れない。よって、光軸方向での設置位置を確実に規定することができる。
(態様7)
(態様1)において、位置基準部は、孔、溝、板材もしくはフックで形成される。これによれば、上記実施形態について説明したように、孔、溝、板材もしくはフックで形成された位置基準部に係合部を確実に係合できるとともに、照明光学系筐体の保持部にライトトンネルを組み付ける際の作業が容易になり作業性が向上する。
(態様8)
(態様1)において、係合部は、爪、ピンもしくはフックで形成される。これによれば、上記実施形態について説明したように、爪、ピンもしくはフックで形成された係合部に位置基準部を確実に係合できるとともに、照明光学系筐体の保持部にライトトンネルを組み付ける際の作業が容易になり作業性が向上する。
(態様9)
光源からの光をライトトンネルで均一な面光源され、均一な面光源された光を用いて画像生成部で生成された画像を、投射レンズを介して投影面に向けて投射する投射光学装置において、ライトトンネルとして、(態様1)〜(態様8)のいずれかのライトトンネルを用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ライトトンネルの光軸方向での設置位置を確実に規定することができることにより、良好な画像を投影面に投射することができる。
(態様10)
光源からの光をライトトンネルで均一な面光源され、均一な面光源された光を用いて画像生成部で生成された画像を表示する表示装置において、ライトトンネルとして、(態様1)〜(態様8)のいずれかのライトトンネルを用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ライトトンネルの光軸方向での設置位置を確実に規定することができることにより、良好な画像を生成することができる。
(態様11)
光源と、光源からの光を用いて画像を生成する画像生成部と、複数の光学素子を備え、画像を投影面に向けて投射する投射光学部とを備えた画像投影装置において、上記投射光学部として、(態様9)の投射光学装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、投影画像の画質を向上させることができる。
1 プロジェクタ
11 操作部
12 ズームレバー
13 ACインレット
14 外部端子
15 投射レンズ
16 センサ
17 吸気口
20 照明光学部
21 光源
22 カラーホイール
23 ライトトンネル
24 リレーレンズ
25 モータ
26 レンズ押さえ部材
27 レンズブラケット
27a 突き当て面
30 画像生成部
31 平面ミラー
32 凹面ミラー
33 DMD
40 投射光学部
101 光源
102 カラーホイール
103 ライトトンネル
103a 入射口
103b 出射口
104 リレーレンズ
105 DMD
106 ミラー
107 筐体
108 爪
108a 第1端面
108b 第2端面
109 ライトトンネル位置設定孔
109a 第1開口端面
109b 第2開口端面
110 X方向調整ネジ
111 Y方向調整ネジ
112 照明光学系筐体
113 バネ
114 係止部
115 バネ
116 バネ
特開2007−256337号公報

Claims (11)

  1. 照明光学系筐体の保持部に設けられている位置基準部に係合する係合部を備え、均一な面光源が得られるライトトンネルにおいて、
    前記係合部を前記位置基準部に押し付ける弾性部を備えることを特徴とするライトトンネル。
  2. 請求項1記載のライトトンネルにおいて、
    前記弾性部は、別体のバネであることを特徴とするライトトンネル。
  3. 請求項2記載のライトトンネルにおいて、
    前記バネを係止する係止部を備えることを特徴とするライトトンネル。
  4. 請求項3記載のライトトンネルにおいて、
    前記係止部は、前記係合部に設けられていることを特徴とするライトトンネル。
  5. 請求項1記載のライトトンネルにおいて、
    前記弾性部は、前記係合部又は前記保持部と一体に形成されていることを特徴とするライトトンネル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のライトトンネルにおいて、
    前記弾性部は、少なくとも1回折り曲げて形成されるバネであることを特徴とするライトトンネル。
  7. 請求項1記載のライトトンネルにおいて、
    前記位置基準部は、孔、溝、板材もしくはフックで形成されることを特徴とするライトトンネル。
  8. 請求項1記載のライトトンネルにおいて、
    前記係合部は、爪、ピンもしくはフックで形成されることを特徴とするライトトンネル。
  9. 光源からの光をライトトンネルで均一な面光源され、均一な面光源された光を用いて画像生成部で生成された画像を、投射レンズを介して投影面に向けて投射する投射光学装置において、
    前記ライトトンネルとして、請求項1〜8のいずれかのライトトンネルを用いたことを特徴とする投射光学装置。
  10. 光源からの光をライトトンネルで均一な面光源され、均一な面光源された光を用いて画像生成部で生成された画像を表示する表示装置において、
    前記ライトトンネルとして、請求項1〜8のいずれかのライトトンネルを用いたことを特徴とする表示装置。
  11. 光源と、前記光源からの光を用いて画像を生成する画像生成部と、複数の光学素子を備え、前記画像を投影面に向けて投射する投射光学部とを備えた画像投影装置において、
    前記投射光学部として、請求項9の投射光学装置を用いたことを特徴とする画像投影装置。
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