JP2007255853A - 空調方法および空調用吹出口 - Google Patents

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Fumiaki Sato
文秋 佐藤
Takeshi Ueno
武司 上野
Takuya Shigematsu
拓也 重松
Takayuki Koba
隆之 木場
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Kyoritsu Air Tech Inc
Mitsubishi Jisho Sekkei Inc
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Abstract

【課題】ペリメータ側の熱負荷処理を必要最小限の風量で効率良く行うことができ、冬季におけるインテリア側とのミキシングロスをなくし、冷房運転時のドラフト発生を防止することのできる空調技術を提供する。
【解決手段】空調用吹出口10においては、その下面に設けた吹出開口部2から30度斜め方向W1へ調和空気を吹き出すため、チャンバ3内に複数の羽根部材4,5,6を並列状に配置することによって複数の流路7,8を形成し、流路7,8の一部を閉塞して調和空気を30度斜め方向W1より鉛直に近い角度で吹き出すため羽根部材4,5,6の上流側に開閉部材9を傾動可能に配置し、吹出開口部2の一部から調和空気を30度斜め方向W1より鉛直に近い角度で吹き出すため羽根部材6の一部にスライド式の開閉羽根16によって開閉可能な副流路を設けている。
【選択図】図2

Description

本発明は、事務所ビルなどに設けられる空調設備において、空調機から供給される調和空気を室内へ吹き出すため天井に設置される空調用吹出口に関し、特に、ペリメータ側の外気熱負荷処理用として好適な空調用吹出口に関する。
近年、事務所ビル内のOA化が進み、その室内においては、各人に配備されるパソコンを始めとし、多数のOA機器が使用されている。このため、これらのOA機器が稼働時に発する大量の熱は空調システムにとって大きな熱負荷となっている。例えば、OA機器による熱負荷が大きい最近のビルにおいては、インテリア側(室内側)は夏冬を問わず常時冷房され、ペリメータ側(窓側)は、その外気熱負荷を処理するため、季節に応じて冷房または暖房される例が多い。また、システム天井工法が採用されたビルなどの場合、ペリメータ側の外気熱負荷処理用としてペリカウンタを設けたりすることも行われている。
一方、本願発明に関連する先行技術として、特許文献1記載の「空調吹出ダクト」がある。この「空調吹出ダクト」は、吹出口から吹き出される空気の気流方向を可変するベーンと、このベーンを内壁から離して内壁に取着する取付具とを設け、主吹出口と副吹出口とを備えた構造である。ベーンの姿勢を変化させて副吹出口からの風量を調整することにより、主吹出口から吹き出される調和空気の拡散幅を広くすることができ、空調効果の偏りをなくすことができる。
実開昭63−69937号公報
インテリア側は常時冷房運転を行うとともに、ペリメータ側は季節に応じて冷房または暖房運転を行う、という空調方式の場合、冬季は、ペリメータ側は暖房運転により外気熱負荷を処理しているが、従来の空調用吹出口では、インテリア側の冷気と、ペリメータ側の暖気とが混じり合うゾーンが発生してしまうため、空調エネルギの無駄(ミキシングロス)が生じる。
また、システム天井工法が採用されたビルなどにおいて、ペリカウンタを設けた場合、資材の増大や施工の煩雑化を招いている。また、従来方式のペリメータ側の熱負荷処理においては、処理風量(吹出風量)が比較的多いため、空調エネルギの消費量も大となっている。さらに、吹出方向によっては、窓際付近に居る人が不快に感じる、いわゆる「ドラフト」が生じることもある。
一方、特許文献1に記載された「空調吹出ダクト」の場合、吹き出される空気の拡散幅を広く確保することができるので、空調効果の偏りをなくしたり、壁や天井などの汚れをなくしたりすることは可能であるが、前述した、「ミキシングロス」や「ドラフト」の発生を解決することはできない。
本発明が解決しようとする第一の課題は、夏季および冬季の空調を居住者の要望に応じて行うことができ、特に冬季は、暖気流が届き難い下方の空間まで確実に暖気流を到達させることのできる空調技術を提供することにあり、
第二の課題は、ペリメータ側の熱負荷を、必要最小限の風量で、効率的に処理することができ、冬季におけるインテリア側とペリメータ側とのミキシングロスが発生せず、ドラフト発生を防止し、空調エネルギの低減を図ることもできる空調技術を提供することにある。
本発明の空調方法は、室内の天井に、調和空気の吹出方向および調和空気の流路断面積を変更可能な空調用吹出口を配置し、
冷房運転時は、前記流路断面積を通常状態に設定した前記空調用吹出口から水平に近い方向へ冷気流を吹き出し、
暖房運転時は、前記流路断面積を前記通常状態より狭く設定した前記空調用吹出口から風速を増大させて前記水平に近い方向より鉛直に近い方向へ暖気流を吹き出す、ことを特徴とする。
このような構成とすれば、夏季は水平に近い方向へ吹き出す冷気流により、夏季の外気熱負荷を効率的に処理することができ、冬季は前記水平に近い方向より鉛直に近い方向へ吹き出す暖気流により、冬季の外気熱負荷を効率的に処理することができる。また、冬季は夏季よりも流路断面積を狭くして風速を増大させた暖気流を吹き出すので、当該暖気流は、通常は暖気流が届き難い下方の空間まで確実に到達可能であり、これによって外気熱負荷を効率的に処理することができる。
また、本発明の空調方法は、
インテリア側が冷房状態にある室内のペリメータ側の天井に、調和空気の吹出方向および調和空気の流路断面積を変更可能な外気熱負荷処理用の空調用吹出口を配置し、
冷房運転時は、前記流路断面積を通常状態に設定した前記空調用吹出口から窓面に向かって水平に近い方向へ冷気流を吹き出し、
暖房運転時は、前記流路断面積を前記通常状態より狭く設定した前記空調用吹出口から窓面に向かって前記水平に近い方向より鉛直に近い方向へ前記冷気流より大きな風速で暖気流を吹き出す、ことを特徴とする。
このような構成とすれば、夏季は窓面に向かって水平に近い方向へ吹き出す冷気流が窓面全体を覆うので、夏季の外気熱負荷を効率的に処理することができ、冬季は前記方向より鉛直に近い方向へ吹き出す暖気流が窓面全体を覆うので、冬季の外気熱負荷を効率的に処理することができる。また、冬季は夏季よりも流路断面積を狭くして風速を増大させた暖気流を吹き出すので、その風量が夏季より少なくても、暖気流は確実に窓面に到達可能であり、これによって外気熱負荷を効率的に処理することができる。さらに、吹き出す暖気流の風量が少なくてすむので、空調エネルギの軽減を図ることができ、冬季におけるインテリア側の調和空気とペリメータ側との調和空気のミキシングロスも発生しない。
次に、本発明の空調用吹出口は、
システム天井に配置されるライン型の空調用吹出口であって、
空調機から供給される調和空気を導入するための空気導入口と、導入された調和空気を窓面に向かって吹き出すための吹出開口部とを有するチャンバと、
前記吹出開口部から窓面に向かって斜め方向へ調和空気を吹き出すため前記チャンバ内に形成された複数の流路と、
前記流路の一部を開閉して流路面積を変更するため前記吹出開口部より上流側に配置された開閉手段と、
調和空気の一部を前記吹出開口部から鉛直方向へ吹き出すために設けられた開閉可能な副流路と、を備えたことを特徴とする。
このような構成の空調用吹出口を天井に設置し、夏季は、開閉手段を開放状態にして複数の流路を開放するとともに副流路も開放状態として、空調機からチャンバ内に冷たい調和空気を供給すると、複数の流路および副流路を通過して吹出開口部から窓面に向かって水平に近い方向の冷気流が吹き出す。この冷気流は窓面に当接した後、窓面全体を覆うように拡散するため、夏季のペリメータ側の熱負荷を効率的に処理することができる。
また、冷気流吹き出し状態において、副流路を閉塞すれば、副流路から鉛直方向へ吹き出す冷気流が無くなり、吹出開口部から吹き出す冷気流を下方へ押し下げる作用も消失するため、吹出開口部から吹き出す冷気流は天井面に沿って水平方向に流動して窓面に当接した後、窓面に沿って下降していくようになる。このため、窓付近に居る人に不快感を与えるドラフト発生を防止することができる。
一方、冬季は、開閉手段を閉塞状態にして複数の流路の一部を閉塞するとともに、副流路を開放状態とし、空調機からチャンバ内に暖かい調和空気を供給すると、開放状態にある一部の流路および副流路を通過して吹出開口部から前記水平に近い方向より鉛直に近い角度で前記冷気流よりも風速の大きな暖気流が吹き出す。この暖気流は、窓面のやや下方領域(冷気流の当接領域よりも下方領域)に当接した後、窓面全体を覆うように拡散するため、冬季のペリメータ側の熱負荷を効率的に処理することができる。また、冬季は、開閉手段で複数の流路の一部を閉塞し、夏季よりも流路断面積を狭くして風速を増大させた暖気流を吹き出すので、夏季より少ない風量であっても、窓面まで確実に到達可能であり、これによって外気熱負荷を効率的に処理することができる。さらに、吹き出す暖気流の風量が少なくてすむので、空調エネルギの低減を図ることができ、冬季におけるインテリア側の調和空気とペリメータ側との調和空気のミキシングロスも発生しない。
ここで、前記チャンバに供給される調和空気の温度に対応して前記開閉手段が前記流路の一部を開閉する温度検知方式の自動開閉機構を設けることが望ましい。このような構成とすれば、空調機からチャンバ内へ供給される調和空気の温度に対応して自動開閉機構が作動し、開閉手段が流路の一部を、冷気流吹出時の開放状態または暖気流吹出時の閉塞状態に自動的に切り替えるため、運転状況(冷房運転、暖房運転)ごとの流路開閉操作が不要となり、取り扱い性が向上する。なお、温度検知方式の自動開閉機構は、特に限定しないが、例えば、所定の温度領域において作動するワックスセンサと、バネとを組み合わせたものなどが好適である。
また、前記開閉手段として、複数の前記流路のいずれかを閉塞可能な遮蔽部と、閉塞されない他の前記流路へ調和空気を流入させる通気部とを有する開閉部材を設けることが望ましい。このような構成とすれば、暖気流吹出時、当該開閉手段の閉塞部で流路の一部を閉塞するとともに、通気部を経由して、閉塞されない他の流路に向かって暖かい調和空気を流入させることができる。このため、暖かい調和空気が通過可能な流路面積は全ての流路が開放状態にある冷気流吹出時より狭隘化されることとなり、狭隘な流路を通過することによって暖気流の吹出速度が増大する。従って、暖かい調和空気の供給風量が冷気流吹出時より少量であっても効率良く熱負荷処理を行うことができる。
一方、前記副流路を開閉するため、前記流路に沿って連続的にスライド可能な開閉羽根を設ければ、極めて簡単な操作で副流路を開閉することができ、特に冷房時のドラフト回避操作が容易となる。また、開閉羽根が流路に沿って移動することにより、開放時、閉塞時における吹出開口部の外観変化を最小限に抑制することができるため、意匠性を良好に維持することができる。なお、連続的にスライド可能な開閉羽根とは、全開状態から全閉状態までの任意開度に設定可能なものをいい、副流路から吹出す風量を調整して全体の気流方向を微調整することが可能であることを意味している。
また、前記開閉部材の通気部と、前記副流路とを、それぞれの領域の少なくとも一部が鉛直方向に連通するように配置すれば、チャンバ内に流入した調和空気は、開閉部材の通気部および羽根部材の副流路を連続的に通過可能となるため、調和空気の流動ロスを低減することができ、空調効率の悪化を抑制することができる。また、鉛直方向の気流を確保することができるため、気流全体を確実に斜め方向に向けることができる。
さらに、前記吹出開口部の平面形状を、線状をしたシステム天井用のライン型吹出口とすれば、システム天井において好適に使用することができる。
本発明により、
夏季および冬季の外気熱負荷をそれぞれ効率的に処理することができ、冬季は、暖気流が届き難い下方の空間まで確実に暖気流を到達させることができ、
また、ペリメータ側の熱負荷を効率的に処理することが可能となり、冬季におけるインテリア側とペリメータ側とのミキシングロスをなくし、ドラフト発生を防止し、空調エネルギの低減も図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1(a)は本発明の実施の形態である空調用吹出口を示す背面図、図1(b)は前記(a)に示す空調用吹出口の底面図、図2は図1(a)に示す空調用吹出口を天井に取り付けた状態を示す一部省略垂直断面図、図3は図1に示す空調用吹出口を背面カバーなしの状態で示す背面図、図4(a)は図3の一部拡大図、図4(b)は図1(b)の一部拡大図、図5は図1に示す空調用吹出口を構成する可動羽根を示す斜視図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態の空調用吹出口10は、空調機(図示せず)からダクトなどを介して供給される調和空気を室内へ吹き出すために天井に配置されるものであり、箱体状のチャンバ3には、空調機から供給される調和空気を流入させるための空気導入口1と、調和空気を室内に向かって吹き出すための吹出開口部2とが設けられ、チャンバ3の上縁中央部分には、空調用吹出口10を吊り下げ保持するための吊り金具12が取り付けられ、チャンバ3の正面および背面の吹出開口部2寄りの左右部分には、それぞれ落下防止金具13が取り付けられている。この空調用吹出口10は、吹出開口部2の平面形状が細長い線状をしており、一般にシステム天井用のライン型吹出口と呼ばれるものである。
図2に示すように、システム天井14においては、Tバーと呼称される複数の保持部材14aがチャンバ3の下方部分を保持可能な間隔をおいて平行配置されているため、チャンバ3の正面および背面にある落下防止金具13をそれぞれ保持部材14aに係合させることによってチャンバ3の吹出開口部2を固定することができる。これにより、吹出開口部2は天井面14bと略同一平面をなすように固定され、この吹出開口部2から室内に向かって冷気流または暖気流を吹き出すことができる。
また、吹出開口部2から30度斜め方向W1へ空気流を吹き出すため、チャンバ3内に複数の羽根部材4,5,6(図2参照)を並列状に配置することによって複数の流路7,8を形成し、流路7,8の一部を閉塞して調和空気を30度斜め方向W1より鉛直に近い角度で吹き出すため羽根部材4,5,6の上流側に開閉部材9を傾動可能に配置し、吹出開口部2の一部から空気流を30度斜め方向W1より鉛直に近い角度(60度斜め方向)で吹き出すため羽根部材6の一部にスライド式の開閉羽根16によって開閉可能な副流路11を設けている。また、開閉羽根16を吹出開口部2から手指で開閉操作するため、開閉羽根16の先端部には操作爪16aが突設されている。
図2に示すように、羽根部材4,5,6の横断面形状はいずれもチャンバ3の背面側に凸の略く字状をなしているため、空気導入口1からチャンバ3内に導入された調和空気はこれらの羽根部材4,5,6の間に形成された流路7,8を通過することによって流れ方向が規制されるとともに、流路8に隣接して設けられた副流路11(図1(b),図3参照)を通って吹き出される結果、調和空気は、吹出開口部2から30度斜め方向W1(天井面14b基準)へ向かう空気流となって吹き出す。
開閉部材9は、図5に示すように、複数の流路7,8を横断する方向Rの断面形状が略く字状をした板状部材で形成され、遮蔽部9aと、表面から裏面に貫通した複数の通気部9bとを備えている。開閉部材9の中央部分には、予め設定された温度に応じて開閉部材9を傾動させる温度検知方式の自動開閉機構15が配置されている。自動開閉機構15は、内蔵されたワックスの溶融凝固反応により伸縮する作動桿15cを有するワックスセンサ15aとバネ15bとを組み合わせたものである。図2に示すように、自動開閉機構15は、ワックスセンサ15aの上端部がチャンバ3の内壁面に固定され、作動桿15cが開閉部材9に係止された状態で配置されている。
自動開閉機構15のワックスセンサ15aに内蔵されたワックスは17℃以下で凝固完了し、27℃以上で溶融完了するものである。従って、チャンバ3内の調和空気温度が17℃以下の場合、ワックスセンサ15aの作動桿15cおよびバネ15bが収縮した状態にあり、開閉部材9は、その前縁部9cが上昇し、後縁部9dが下降した姿勢(図2参照)をとる。一方、前記温度が27℃以上になると、ワックスセンサ15aの作動桿15cおよびバネ15bが伸展した状態にあって、開閉部材9はその前縁部9cが下降し、後縁部9dが上昇した姿勢(図6参照)をとる。また、前記温度が17℃〜27℃の場合、ワックスは固液混在状態にあり、作動桿15cは伸展途中またはバネ15bによる収縮途中の状態にある。なお、ワックスの凝固完了温度および溶融完了温度は、それぞれ17℃、27℃に限定するものではないので、ワックスの種類を変えることなどによって変更することもできる。
ここで、図2、図5および図6,図7を参照し、自動開閉機構15による流路7,8の開閉状態について説明する。図6は図1(a)に示す空調用吹出口が冬季の暖気流吹出状態にあるときのA−A線断面図、図7は図1(a)に示す空調用吹出口が夏季の冷気流吹出状態にあるときのA−A線断面図である。なお、図1(a)のA−A線断面図である図6,図7においては、羽根部材6および開閉羽根16は断面ハッチングを付すべきであるが、開閉部材9の通気部9bと副流路11との位置関係を示すため、この付近については、副流路11部分をA−A線と平行に通過する断面図として表している。
冬季における暖気流吹出時、チャンバ3内の調和空気温度が27℃以上になると、前述したように、自動開閉機構15のワックスセンサ15a内のワックスが完全溶融して作動桿15cおよびバネ15bが伸展状態となる。従って、図6に示すように、開閉部材9は、その前縁部9cが下降して遮蔽部9a下面が羽根部材4,5の上縁部4a,5aに当接するとともに、後縁部9dが上昇した姿勢をとる。これにより、流路7は、開閉部材9の遮蔽部9aによって閉塞されるが、流路8は、開閉部材9の通気部9b(図5参照)および開閉部材9と羽根部材6との隙間を介してチャンバ3内と連通した状態となる。このとき、副流路11はいずれも開放状態とする。
従って、図6に示すように、チャンバ3内へ導入された暖かい調和空気は、主に、開閉部材9の通気部9bを通過して一方の流路8のみへ流れ込み、略く字状をした流路8内に沿って下降した後、吹出開口部2の正面側領域2aから室内へ暖気流となって吹き出すとともに、暖気流の一部は副流路11を通過して鉛直方向に吹き出す。従って、暖気流全体は、図2に示す60度斜め方向W2へ吹き出す。
一方、冷気流吹出時、チャンバ3内の調和空気温度が17℃以下になると、ワックスセンサ15a内のワックスが完全凝固して作動桿15cおよびバネ15bが収縮状態となるため、開閉部材9は、その前縁部9cが上昇し、後縁部9dが下降した姿勢をとる。これにより、図7に示すように、開閉部材9は、羽根部材4,5の上縁部4a,5aから離れ、流路7,8はいずれもチャンバ3内と連通した状態となる。従って、図7に示すように、チャンバ3内へ導入された冷たい調和空気は流路7,8へ流れ込み、略く字状をした流路7,8内に沿って下降した後、吹出開口部2の正面側領域2aおよび背面側領域2bから斜め方向に冷気流となって吹き出すとともに副流路11から鉛直方向に吹き出す。これにより、冷気流全体は、図2に示す30度斜め方向W1へ吹き出す
次に、図2〜図4および図8〜図11を参照しながら、羽根部材6の一部に開閉可能に開設された複数の副流路11について説明する。図8(a)は図1に示す空調用吹出口を開閉羽根開放状態で示す模式図、(b)は前記空調用吹出口を開閉羽根閉止状態で示す模式図、図9は図8(a)におけるB−B線端面図、図10は図8(b)におけるC−C線端面図、図11は図1に示す空調用吹出口からの気流吹出状態を示す図である。なお、図11において、C・Lは天井面、F・Lは床面、Gは窓面を示している。
図2〜図4に示すように、羽根部材6の左右2箇所にそれぞれ副流路11が開設され、副流路11を開閉するための開閉羽根16が、羽根部材6内に、その長手方向にスライド自在に収容されている。図2,図4に示すように、これらの開閉羽根16の先端部には操作爪16aが設けられているため、吹出開口部2の正面側領域2aから手指を差し込んで、図4に示すように、操作爪16aを羽根部材6の長手方向にスライドさせれば、開閉羽根16が副流路11に出没して、副流路11を開閉することができる。
図8(a)に示すように、開閉羽根16全体を羽根部材6内に収容すると、2つの副流路11はいずれも開放状態となり、図9に示すように、調和空気は副流路11を通過して吹出開口部2の正面側領域2aの一部から鉛直方向に吹き出し可能となる。一方、図8(b)に示すように、開閉羽根16を羽根部材6から突出させると、2つの副流路11はいずれも閉塞状態となり、図10に示すように、調和空気は副流路11を通過不能となる。
従って、冷気流吹出時、開閉部材9が自動開閉機構15によって図7に示す開放状態にあるとき、図8(a)に示すように、開閉羽根16を羽根部材6内に収容すると、チャンバ3内に導入された冷たい調和空気は2つの流路7,8を通過して冷気流となって吹き出すが、冷気流の一部は副流路11を通過して、図9に示す経路Dに沿って吹き出す。このため、水平方向W3に吹き出ようとする冷気流は、副流路11から吹き出す冷気流によって下方へ押圧される結果、冷気流全体は、図9に示すように、角度K(30度)程度傾いた斜め方向W1へ吹き出す。
また、夏季における冷気流吹出時、開閉部材9が自動開閉機構15によって図7に示す状態にあるとき、図8(b)に示すように、開閉羽根16を羽根部材6から突出させて、副流路11を閉塞すると、チャンバ3内に導入された冷たい調和空気は、副流路11へ吹き出すことなく、2つの流路7,8のみを通過して、吹出開口部2全体から、図10に示す水平方向W3へ冷気流となって吹き出す。
図2で示したように、空調用吹出口10をシステム天井14に設置して、冷気流を吹き出すと、自動開閉機構15が開閉部材9を自動操作して複数の流路7,8が開放状態にセットされる。ここで、副流路11を開放状態にしておけば、図11に示すように、空調機からチャンバ3内に供給された冷たい調和空気は、複数の流路7,8および副流路11を通過して、吹出開口部2から30度斜め方向W1に冷気流となって吹き出す。吹き出した冷気流S1は窓面Gに当接した後、室内空気との比重差により窓面Gに沿って下降していき、やがて窓面G全体を覆うため、夏季のペリメータ側の熱負荷を必要最小限の風量で効率的に処理することができる。
一方、前述した冷気流吹出時において、開閉羽根16を操作して副流路11を閉止状態とすれば、副流路11からの冷気流の吹き出しが無くなり、流路7,8から吹き出す冷気流を下方へ押し下げる作用が消失する。従って、冷気流全体は吹出開口部2から水平方向W3に吹き出した後、天井面に沿って流動し、窓面に当接する。このため、窓付近に居る人に不快感を与えるドラフト発生を防止することができる。
次に、冬季の暖気流吹出時においては、自動開閉機構15が開閉部材9を自動操作して一方の流路7が閉塞されるため、副流路11を開放状態にしておけば、空調機からチャンバ3内に供給された暖かい調和空気は、開閉部材9の通気部9bから流路8および副流路11を通過して暖気流となって吹き出す。これにより、暖気流は、吹出開口部2から30度斜め方向W1より鉛直に近い、60度斜め方向W2へ吹き出す。従って、図11に示すように、吹き出した暖気流S2は、窓面Gの、前記冷気流の当接領域よりも下方領域に当接した後、室内空気との比重差により、窓面Gに沿って上昇していき、やがて窓面G全体を覆うため、冬季のペリメータ側の熱負荷を最小限の風量で効率的に処理することができる。
このように、空調機からチャンバ3内へ供給される調和空気の温度に応じて自動開閉機構15が作動し、開閉部材9が流路7を開放状態または閉塞状態に自動的に切り替えるため、季節ごとのペリメータ側の熱負荷処理を効率的に行うことができる。また、季節ごとの切替操作は不要であるため、取り扱いも容易である。
また、開閉部材9は遮蔽部9aおよび通気部9bを備えているため、暖気流吹出時、遮蔽部9aで流路7を閉塞するとともに、複数の通気部9bを経由して、閉塞されない他の流路8に向かって暖気流を流入させることができる。このため、調和空気が通過可能な流路面積は全ての流路7,8が開放状態にあるときより狭隘化される結果、狭隘な流路8を通過することによって調和空気の流速が高まる。従って、冬季における暖かい調和空気の供給風量を、夏季における冷たい調和空気の供給風量より少なくしても、暖気流は確実に窓面に到達可能であり、これによって外気熱負荷を効率的に処理することができる。
さらに、吹き出す暖気流の風量が少なくてすむので、空調エネルギの低減を図ることができ、冬季におけるインテリア側の調和空気とペリメータ側との調和空気のミキシングロスも発生しない。多数のOA機器が配備された事務所ビルにおいては、インテリア側は冬季でも冷房するほど熱負荷が高いため、冬季の暖気流によるペリメータ側の熱負荷処理も最小限でよいので、空調用吹出口10はこのような事務所ビルにおいて好適に使用することができる。なお、本実施形態では、インテリア側の熱負荷が大きく、暖房時の風量が少ない場合について説明しているが、冷房時の風量と同程度の風量である場合においても本発明の空調技術を使用することができる。
さらに、開閉部材9は、流路7,8を横断する方向Rの断面形状がく字状をした板状部材で形成しているため、比較的薄い板状部材で比較的高強度の開閉部材を形成することができ、構成部材のスリム化、軽量化を図ることができる。
一方、副流路11を開閉するため羽根部材6に沿って連続的にスライド可能な開閉羽根16を設けているため、極めて簡単な操作で確実に副流路11を開閉することができ、夏季における冷気流の斜め吹出し時にドラフトを感じた場合、室内側からの簡単な操作でこれを回避することができる。また、開閉羽根16が羽根部材6に沿って移動することにより、開放時、閉塞時における吹出開口部2の外観変化を最小限に抑制することができるため、意匠性を良好に維持することができる。なお、開閉羽根16は連続的にスライド可能であるため、全開状態から全閉状態までの間の任意の開度に設定することが可能であり、副流路から吹出す風量を調整して全体の気流方向を微調整することが可能である。
また、開閉部材9の通気部9bと、羽根部材6の副流路11とを、それぞれの領域の少なくとも一部が鉛直方向に連通するように配置しているため、チャンバ3内に流入した調和空気は、開閉部材9の通気部9bおよび羽根部材6の副流路11を連続的に通過可能である。このため鉛直成分の気流を確実に得ることができ、気流全体として斜め方向への気流を確実に得ることができるほか、調和空気の流動ロスを低減することができ、空調効率の悪化を抑制することができる。なお、本実施形態においては、インテリア側が冷房状態にある室内のペリメータ側の天井に空調用吹出口10を配置して空調を行った場合について説明しているが、本発明の空調技術はこれに限定するものではないので、インテリア側の空調手段としても使用することができる。
本発明の空調技術は、多数のOA機器が配備された事務所ビルなどにおける空調手段として広く利用することができる。
(a)は本発明の実施の形態である空調用吹出口を示す背面図、(b)は前記(a)に示す空調用吹出口の底面図である。 図1(a)に示す空調用吹出口を天井に設置した状態を示す一部省略垂直断面図である。 図1に示す空調用吹出口を背面カバーなしの状態で示す背面図である。 (a)は図3の一部拡大図、(b)は図1(b)の一部拡大図である。 図1に示す空調用吹出口を構成する可動羽根を示す斜視図である。 図1(a)に示す空調用吹出口が暖気流吹出状態にあるときのA−A線断面図である。 図1(a)に示す空調用吹出口が冷気流吹出状態にあるときのA−A線断面図である。 (a)は図1に示す空調用吹出口を開閉羽根開放状態で示す模式図、(b)は前記(a)の空調用吹出口を開閉羽根閉止状態で示す模式図である。 図8(a)におけるB−B線端面図である。 図8(b)におけるC−C線端面図である。 図1に示す空調用吹出口からの気流吹出状態を示す図である。
符号の説明
1 空気導入口
2 吹出開口部
3 チャンバ
4,5,6 羽根部材
4a,5a 上縁部
7,8 流路
9 開閉部材
9a 遮蔽部
9b 通気部
9c 前縁部
9d 後縁部
10 空調用吹出口
11 副流路
12 吊り金具
13 落下防止金具
14 システム天井
14a 保持部材
14b,C・L 天井面
15 自動開閉機構
15a ワックスセンサ
15b バネ
15c 作動桿
16 開閉羽根
16a 操作爪
C・L 天井面
D 経路
F・L 床面
G 窓面
K 角度
R 流路を横断する方向
S1 冷気流
S2 暖気流
W1 30度斜め方向
W2 60度斜め方向
W3 水平方向

Claims (8)

  1. 室内の天井に、調和空気の吹出方向および調和空気の流路断面積を変更可能な空調用吹出口を配置し、
    冷房運転時は、前記流路断面積を通常状態に設定した前記空調用吹出口から水平に近い方向へ冷気流を吹き出し、
    暖房運転時は、前記流路断面積を前記通常状態より狭く設定した前記空調用吹出口から風速を増大させて前記水平に近い方向より鉛直に近い方向へ暖気流を吹き出す、ことを特徴とする空調方法。
  2. インテリア側が冷房状態にある室内のペリメータ側の天井に、調和空気の吹出方向および調和空気の流路断面積を変更可能な外気熱負荷処理用の空調用吹出口を配置し、
    冷房運転時は、前記流路断面積を通常状態に設定した前記空調用吹出口から窓面に向かって水平に近い方向へ冷気流を吹き出し、
    暖房運転時は、前記流路断面積を前記通常状態より狭く設定した前記空調用吹出口から窓面に向かって前記水平に近い方向より鉛直に近い方向へ前記冷気流より大きな風速で暖気流を吹き出す、ことを特徴とする空調方法。
  3. システム天井に配置されるライン型の空調用吹出口であって、
    空調機から供給される調和空気を導入するための空気導入口と、導入された調和空気を吹き出すための吹出開口部とを有するチャンバと、
    前記吹出開口部から斜め方向へ調和空気を吹き出すため前記チャンバ内に形成された複数の流路と、
    前記流路の一部を開閉して流路面積を変更するため前記吹出開口部より上流側に配置された開閉手段と、
    調和空気の一部を前記吹出開口部から鉛直方向へ吹き出すために設けられた開閉可能な副流路と、を備えたことを特徴とする空調用吹出口。
  4. 前記チャンバに供給される調和空気の温度に対応して前記開閉手段が前記流路の一部を開閉する温度検知方式の自動開閉機構を設けた請求項3記載の空調用吹出口。
  5. 前記開閉手段として、複数の前記流路のいずれかを閉塞可能な遮蔽部と、閉塞されない他の前記流路へ調和空気を流入させる通気部とを有する開閉部材を設けた請求項3または4記載の空調用吹出口。
  6. 前記副流路を開閉するため、前記流路に沿って連続的にスライド可能な開閉羽根を設けた請求項3〜5のいずれかに記載の空調用吹出口。
  7. 前記開閉部材の通気部と、前記副流路とを、それぞれの領域の少なくとも一部が鉛直方向に連通するように配置した請求項5または6記載の空調用吹出口。
  8. 室内のペリメータ側の天井に外気熱負荷処理用として配置される空調用吹出口である請求項3〜7のいずれかに記載の空調用吹出口。
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