JP2009144979A - 空気調和機 - Google Patents

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Atsushi Kitai
敦 北井
Hiroshi Inai
啓 伊内
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Abstract

【課題】冷風を送風しても、結露が生じない空気調和機を提供する。
【解決手段】吹出口1に、曲面で構成された上下風向変更羽根2を配置し、冷房運転モードでは、前記上下風向変更羽根2の凹面が略上向きとなる状態で、前記上下風向変更羽根2の本体側先端部2aを面取りし斜面を設けると共に、前記上下風向変更羽根2を前記吹出口1後方の本体下面3aより上側に配置させるもので、吹出口1から吐出される冷風は、上下風向変更羽根2上面に沿って吹出される主流と、本体20と上下風向変更羽根2の隙間を流れる副流Bに分割されるが、その副流Bの風量が本体20の下側に流れるのを抑えるとともに、冷風より温度の高い空気が本体下面3aに接触しても、本体下面3aに結露することが無い。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、特に、空気調和機における吹出気流の上下風向変更羽根に関するものである。
従来の空気調和機について、図3を用いて説明する。図3は、従来の空気調和機の吹出口周辺の拡大断面図である。
図3において、従来の空気調和機の吹出口1は、曲面で構成された上下風向変更羽根2と、上下に分かれた吹出口下部3 、吹出口上部4 からなり、クロスフローファン5によって押し出された吹出風は、吹出口上部4、吹出口下部3の間を通り、上下風向変更羽根2によって風向が変更され、天井方向(凹面が略上向きとなる状態)へ向かって送風されるようになっている。図示はしないが、吹出口1には、左右方向への吹き分けを行うために左右風向変更羽根も取り付けられている。
一般に冷風は、温度が低い分だけ室内に滞留する空気よりも比重が重く、自然に放置すれば床へ溜まりやすい。夏場に、空気調和機によって室内環境を冷却しても、足元が冷たく、窓や屋根からの侵入熱によって頭部は逆に暖められてしまい、不快な住環境になってしまう。
そのため、前記のように上下風向変更羽根2によって、吹出冷風を天井方向(凹面が略上向きとなる状態)へ送風する必要がある。送風する方法には、幾通りかの方法があるが、暖房運転を兼用し、壁面へ取付けることを考慮すると、吹出口1で風向を変更することが最も有効な方法である。しかし、この方法では、上下風向変更羽根2の周辺に高温多湿の空気が、冷却された吹出風に巻き込まれてしまうため、室内機の本体20の本体下面3aに結露を発生させてしまうという問題があった。
そこで、上記結露問題を解決するために、図4に示すように、吹出口1に、吹出風の上下方向の向きを変更する上下風向変更羽根2を回動軸7を介して回動自在に設け、さらに、吹出口1に、下向きに、補助羽根10を固定又は回動可能に設けた空気調和機が提案されている。
上記構成により、冷房運転時に、図4に示すように、下吹き状態等の極端な風向制御を行った状態で運転しても、補助羽根10により、上下風向変更羽根2の外側の表面に沿っても風が流れるため、上下風向変更羽根2の表面への結露が発生しなくなり、長時間継続運転できるというものがある。この構成は、下向き時の結露対策であるが、上向時においても同様である(例えば、特許文献1参照)。
また吹出口1の下部の結露対策の他の例として、図5に示されるように、吹出口1を構成するリヤガイダ6の前端部に、ディフューザ11を回動自在に設け、前記リヤガイダ6の前端部に下方に折曲するフランジ6aを形成し、同フランジ6aの基端部にスリット6bを形成すると共に、同スリット6bに、前記リヤガイダ6の裏面に貼着される断熱部材8を臨ませた空気調和機も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−77351号公報 特開2003−90592号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の空気調和機の上下風向変更羽根2は以上のように構成されていたので、新たに補助羽根10が必要であり、製造コストや配置する場所に関する構造的な制約、そして吹出し口に新たな構造体が加わることによる通風抵抗の増加等の課題があった。
又、特許文献2に記載された従来の空気調和機の構成では、吹出口1の下側先端にディフューザ11を回動自在に設け、上下へ吹き分ける機構を採用した例もあるが、この場合、吹出風と室内雰囲気の温度差による結露を防ぐために、約20mmもの厚さを、ディフューザ11が持たなくてはならず、またディフューザ11とリヤガイダ6の連結部を十分に断熱、遮断しなくてはならないという構造的な課題と、ディフューザ11の変更角度が十分にとれないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、安価な構成で、吹出口から冷風が吹き出されても結露が生じない空気調和機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、吹出口に、曲面で構成された上下風向変更羽根を配置し、冷房運転モードでは、前記上下風向変更羽根の凹面が略上向きとなる状態で、前記上下風向変更羽根の本体側先端部を面取りし斜面を設けると共に、前記上下風向変更羽根を前記吹出口後方の本体下面より上側に配置させるもので、吹出口から吐出される冷風は、上下風向変更羽根上面に沿って吹出される主流と、本体と上下風向変更羽根の隙間を流れる副流に分割されるが、上下風向変更羽根の本体側先端部を面取りし斜面を設け、前記吹出口後方の本体下面より上側に配置しているので、副流の風量が本体下側に流れるのを抑えるとともに、前記冷風より温度の高い空気が本体下面に接触しても、本体下面に結露が着くことが無くなるというものである。
本発明の空気調和機は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記上下風向変更羽根の本体側先端部を、面取りし斜面を設け前記吹出口後方の本体下面より上側に配置したので、冷風を送風しても結露が生じない空気調和機を提供することができる。
第1の発明は、吹出口に、曲面で構成された上下風向変更羽根を配置し、冷房運転モードでは、前記上下風向変更羽根の凹面が略上向きとなる状態で、前記上下風向変更羽根の本体側先端部を面取りし斜面を設けると共に、前記上下風向変更羽根を前記吹出口後方の本体下面より上側に配置させるもので、吹出口から吐出される冷風は、上下風向変更羽根上面に沿って吹出される主流と、本体と上下風向変更羽根の隙間を流れる副流に分割されるが、上下風向変更羽根の本体側先端部を面取りし斜面を設け、前記吹出口後方の本体下面より上側に配置しているので、副流の風量が本体下側に流れるのを抑えるとともに、前記冷風より温度の高い空気が本体下面に接触しても、本体下面に結露が着くことが無くなるというものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の吹出口及び上下風向変更羽根周辺の拡大断面図である。なお、上記従来の空気調和機と同一部分には、同一符号を付与
してその説明を省略する。
本実施の形態における空気調和機では、図1に示すように、上下風向変更羽根2の本体20側の先端部2aの上端から平面Cに接する点a′の長さを4mmとし、この点a′から曲面Dに接する点b′の長さを10mmとしている。更に、点a′と点b′を線で結んだ斜線を面取りした形状を設け、かつ上下風向変更羽根2を、吹出口1の後方の本体下面3aより上側に配置し、吹出口1の下部の下端から点b′の隙間を、本実施の形態では、6mm確保することで、本体下面3aに、副流Bの冷風が流れるのを抑える構成(図1の流れB)としている。
この副流Bによる結露防止効果を、流れの模式図2を用いて説明する。図2(a)、図2(b)は、上下風向変更羽根2と吹出口下部3の周辺の拡大断面図で、風の流れを模式的に表したものである。
まず図2(a)は、上下風向変更羽根2の本体側先端部2aに面取りがない場合の風の流れを示したものである。
この図からわかるように、僅かに開いた隙間を副流Bが流れるが、その方向は下方向である。そのため副流Bに沿って巻きこまれる形で周辺の高温多湿空気は下方向へ流れる。この時、巻きこまれた空気流は、本体下面3aに沿って隙間の方へと流れる。この流れは、高温多湿の空気からなるが、その流れが沿う供試体表面は、冷風によって露点温度以下になっているため、図2の本体下面の結露発生箇所15の部分に結露が発生してしまう。
また上下風向変更羽根2と吹出口下部3との間に隙間が生じないようにすることができれば、結露の発生は抑制できるが、現実的に可動部の公差を0にすることは不可能であり実現性がない。また発泡材などの緩衝材で隙間をふせぐことも可能ではあるが、容易に使用者の目に付く場所に緩衝材があることは、美観を損なうため採用することは困難である。
それらに対して、本実施の形態では、図2(b)に示されるように、隙間から流れる副流Bは、上下風向変更羽根2の本体側先端部2aに面取りし、斜面を設けることで、上下風向変更羽根2の曲面Dに沿って流れるため、供試体表面が冷却されにくく露点温度以下になるのを抑える構成にすることができ、コストの増加を招くことなく、冷風より温度の高い空気が本体下面3aに接触しても、本体下面3aの結露を防止することができるというものである。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、製造コストの増加を招くことなく空気調和機の吹出口周辺の結露防止が可能となるので、除湿機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の吹出口及び上下風向変更羽根周辺の拡大断面図 (a)同上下風向変更羽根と吹出口下部周辺の拡大断面図(上下風向変更羽根に面取りが無い場合)、(b)同上下風向変更羽根と吹出口下部周辺の拡大断面図(上下風向変更羽根に面取りがある場合) 従来の空気調和機の吹出口周辺の拡大断面図 従来の他の空気調和機の吹出口部周辺の断面図 従来の他の空気調和機の吹出口部周辺の断面図
符号の説明
1 吹出口
2 上下風向変更羽根
2a 上下風向変更羽根の本体側先端部
3 吹出口下部
3a 本体下面
4 吹出口上部
6 クロスフローファン
20 本体

Claims (1)

  1. 吹出口に、曲面で構成された上下風向変更羽根を配置し、冷房運転モードでは、前記上下風向変更羽根の凹面が略上向きとなる状態で、前記上下風向変更羽根の本体側先端部を面取りし斜面を設けると共に、前記上下風向変更羽根を前記吹出口後方の本体下面より上側に配置させることを特徴とする空気調和機。
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