JPWO2020240759A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機の室内機は、室内空気を吸い込む吸込み口と、吸込み口から吸い込まれた空気を吹き出す吹出し口と、吹出し口に接続され電装品箱を収容する収容空間とが形成された筐体と、吹出し口及び収容空間を覆うように筐体に設けられ、吹出し口から吹き出す空気の方向を調整する上下風向板と、を備え、上下風向板は、吹出し口から吹き出される空気を案内する風案内面において、収容空間に対向する部分のうち筐体における後方の縁部に、吹出し口から吹き出された空気を遮る遮風部が設けられている。

Description

本発明は、上下風向板を備える空気調和機の室内機に関する。
従来、電装品箱を収容する収容空間が形成された空気調和機の室内機が知られている。このような室内機において、吹出し口は、室内機の一側部に寄せた位置に形成され、収容空間は、室内機の他側部に寄せた位置に形成されている。更に、収容空間は、筐体から窪むように形成されると共に、吹出し口に接続されることがある。即ち、収容空間は、吹出し口と一体化された外観を呈する。この際、上下風向板は、筐体下部の略全幅にわたって配置され、吹出し口及び収容空間を覆うように設けられる。一方、収容空間は、吹出し口に一体化されるように形成されない場合、上下風向板によって覆われない。即ち、上下風向板は、吹出し口のみを覆うため、筐体の幅方向の一側部に寄せられて配置される。したがって、室内機は、収容空間が吹出し口に一体化されることで、収容空間が吹出し口に一体化されない場合と比べて、意匠性が高い。一方で、上下風向板における収容空間に対向する箇所においては、吹き出される空気の勢いが弱く、空気調和機が冷房運転をしている際に、室内の暖気が流入しうる。したがって、上下風向板における収容空間に対向する部分に、結露が生じる虞があった。
特許文献1には、吹出し口から吹き出される空気を案内する上下風向板の風案内面のうち、収容空間に対向する部分に、複数のリブが設けられた室内機が開示されている。それぞれのリブは、いずれも略直方体状をなしているが、それぞれの高さが異なり、風案内面における前後方向の略中央に、吹出し口に向かって段階的に高くなるように設けられている。また、リブの長手方向は、筐体の前後方向と平行となる。したがって、室内の暖気は、上下風向板の風案内面において、露点温度以下となる箇所に流入することが妨げられる。このようにして、特許文献1の室内機は、室内機の意匠性を維持しつつ、上下風向板に結露が生じることを抑制しようとするものである。
特開2011−133158号公報
しかしながら、特許文献1に開示された室内機の上下風向板に形成されているリブは、風案内面における前後方向の略中央に、長手方向が筐体の前後方向と平行になるように設けられている。このため、空気調和機の運転時において、吹き出された空気は、リブ同士の間を通り抜けるように、風案内面に沿って流れる。即ち、吹き出された空気は、上下風向板の意匠面側を流れないため、意匠面側に滞留した室内の暖気を排出することが出来ない。したがって、上下風向板の風案内面を通る冷気と室内の暖気との温度差によって、上下風向板の意匠面で結露が生じる可能性がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機の意匠性を維持しつつ、上下風向板の意匠面に結露が生じない空気調和機の室内機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、室内空気を吸い込む吸込み口と、吸込み口から吸い込まれた空気を吹き出す吹出し口と、吹出し口に接続され電装品箱を収容する収容空間とが形成された筐体と、吹出し口及び収容空間を覆うように筐体に設けられ、吹出し口から吹き出す空気の方向を調整する上下風向板と、を備え、上下風向板は、吹出し口から吹き出される空気を案内する風案内面において、収容空間に対向する部分のうち筐体における後方の縁部に、吹出し口から吹き出された空気を遮る遮風部が設けられている。
本発明によれば、空気調和機が冷房運転をしている際に、吹出し口から吹き出された冷気の一部が遮風部に衝突する。この際に、遮風部に衝突した冷気は、上下風向板の意匠面側に流入し、上下風向板の意匠面に滞留した室内の暖気を押し出しながら、上下風向板の意匠面に沿って流れる。一方、遮風部に衝突しなかった冷気は、風案内面に沿って室内機から吹き出される。即ち、上下風向板の風案内面と意匠面とのいずれにも冷気が流れる。このため、上下風向板の風案内面と意匠面との間に温度差が発生しない。したがって、収容空間を吹出し口に一体化したことによって得られる室内機の意匠性の高さを維持しつつ、上下風向板の意匠面に結露が生じないようにすることが出来る。
実施の形態1に係る空気調和機100を示す回路図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す正面図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す断面図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。 実施の形態1に係る室内機2を示す正面図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す正面図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。 実施の形態1に係る吹出し口42を示す断面図である。 比較例に係る吹出し口42を示す断面図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。 実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る空気調和機100の室内機2について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施の形態1に係る空気調和機100を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機100は、室外機1、室内機2及び冷媒配管3を有している。なお、図1では、1台の室内機2を例示しているが、室内機2の台数は、2台以上でもよい。
(室外機1、室内機2、冷媒配管3)
室外機1は、圧縮機11、流路切替装置12、室外熱交換器13、室外送風機14及び膨張部15を有している。室内機2は、室内熱交換器21、室内送風機22、筐体23、電装品箱24、上下風向板25及び上下風向板25を有している。冷媒配管3は、流路切替装置12、室外熱交換器13、膨張部15及び室内熱交換器21を接続すると共に、内部に冷媒が流れることで冷媒回路4を構成するものである。
(圧縮機11、流路切替装置12、室外熱交換器13、室外送風機14、膨張部15)
圧縮機11は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置12は、冷媒回路4において、冷媒の流通方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器13は、冷媒と室外空気との間で熱交換を行うものであり、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器である。室外熱交換器13は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。室外送風機14は、室外熱交換器13に室外空気を送る機器である。膨張部15は、冷媒を減圧して膨張させる減圧弁又は膨張弁である。
(室内熱交換器21、室内送風機22)
室内熱交換器21は、室内空気と冷媒との間で熱交換を行うものである。室外熱交換器13は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機22は、室内熱交換器21に室内空気を送る機器であり、例えば、クロスフローファンである。
(冷房運転)
ここで、空気調和機100の動作について説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機11に吸入された冷媒は、圧縮機11によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出される。圧縮機11から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置12を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器13に流入する。室外熱交換器13に流入した冷媒は、室外送風機14によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮し、液化する。液状態の冷媒は、膨張部15に流入し、減圧及び膨張されて、低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器21に流入する。室内熱交換器21に流入した冷媒は、室内送風機22によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発し、ガス化する。その際、室内空気が冷却されて室内における冷房が実施される。その後、蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置12を通過して、圧縮機11に吸入される。
(暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機11に吸入された冷媒は、圧縮機11によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出される。圧縮機11から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置12を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器21に流入する。室内熱交換器21に流入した冷媒は、室内送風機22によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮し、液化する。その際、室内空気が温められて、室内における暖房が実施される。液状態の冷媒は、膨張部15に流入し、減圧及び膨張されて、低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器13に流入する。室外熱交換器13に流入した冷媒は、室外送風機14によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発し、ガス化する。その後、蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置12を通過して、圧縮機11に吸入される。
(筐体23)
図2は、実施の形態1に係る室内機2を示す正面図である。図3は、実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。図2及び図3に示すように、筐体23は、室内機2の外殻を構成するものであり、例えば、樹脂製である。筐体23は、ケーシング31及び正面パネル32を有する。
(ケーシング31)
図4は、実施の形態1に係る室内機2を示す断面図であり、図2のA−A断面である。図5は、実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。そして、図6は、実施の形態1に係る室内機2を示す斜視図である。図4〜図6に示すように、ケーシング31は、室内機2の各機器が収容されるように箱体をなすものであり、室内の壁に取りつけられる。ケーシング31には、吸込み口41、吹出し口42、風路43及び収容空間44が形成されている。なお、ケーシング31は、天井に埋め込まれることで、天井埋め込み型の室内機2として用いられてもよい。
(吸込み口41、吹出し口42)
吸込み口41は、ケーシング31の上部に形成された開口であり、室内空気を室内機2の内部に吸い込む。なお、吸込み口41は、室内機2の内部に室内空気を吸い込むことが出来る形状であればよい。また、吸込み口41は、ケーシング31の上部に加えて、正面パネル32に形成されていたり、正面パネル32にのみ形成されていたりしてもよい。吹出し口42は、ケーシング31下部に形成された開口であり、室内機2の内部から室内に空気を吹き出す。吹出し口42は、室内機2の幅方向を長辺とする略長方形をなしている。なお、吹出し口42は、室内機2の内部から空気を吹き出すことが出来ればよく、略長方形の形状以外でもよい。
(風路43、収容空間44)
風路43は、吸込み口41から吹出し口42までを接続する空間であり、室内機2が運転している際に、吸込み口41から吸い込まれた空気が通る。風路43には、室内熱交換器21及び室内熱交換器21を前面から上面にかけて取り囲むようにV字を逆さにした形状に配置された室内送風機22が設けられている。なお、室内送風機22は、V字を逆さにした形状に配置されなくともよい。収容空間44は、ケーシング31下部に形成された窪みであり、電装品箱24が収容される。また、収容空間44は、吹出し口42に接続され、吹出し口42と一体化された外観を呈する。
(正面パネル32、電装品箱24)
正面パネル32は、ケーシング31に接続され、室内機2における外殻の正面を構成するものである。電装品箱24は、筐体23内部に格納され、モーター(図示せず)及び電子制御装置(図示せず)等を収めるものである。
(上下風向板25)
上下風向板25は、板状の部材であり、ケーシング31の下部に設けられる。上下風向板25は、上風向板51及び下風向板52の2枚からなり、空気調和機100が運転を停止している際に、上風向板51が吹出し口42及び収容空間44の上部を覆うと共に、下風向板52が吹出し口42及び収容空間44の下部を覆う。なお、上下風向板25の枚数は、1枚又は3枚以上であってもよく、全ての上下風向板25によって、吹出し口42及び収容空間44の全体が覆われる。上下風向板25は、運転をしている際に、モーター(図示せず)によって上下方向に搖動が可能であり、開度を維持したり、変化したりすることで吹出し口42から吹き出される空気の風向の上下を調整するものである。上下風向板25は、筐体23下部の略全幅にわたって配置されているため、吹出し口42及び収容空間44を覆う。
なお、本実施の形態1と異なり、収容空間44が吹出し口42に一体化されるように形成されない場合、上下風向板25は、収容空間44を覆わない。即ち、上下風向板25は、筐体23の幅方向の一側部に寄せられて配置され、吹出し口42のみを覆う。これに対して、本実施の形態1の室内機2は、収容空間44が吹出し口42に一体化されることで、収容空間44が吹出し口42に一体化されない場合と比べて、意匠性が高い。
下風向板52の表面は、風案内面61及び意匠面62の2面からなる。風案内面61は、運転を行う際に下風向板52の風路43側の面となり、室内機2から吹き出される空調空気を案内する。意匠面62は、運転を停止している際に、室内機2の筐体23と一体をなす面であり、室内側の面である。風案内面61には、遮風部72が設けられている。なお、前述のように、上下風向板25は、1枚又は3枚以上でもよい。上下風向板25が2枚以外であった場合、遮風部72は、上下風向板25のうち最も低い箇所に位置する上下風向板25に設けられる。
(遮風部72)
図7は、実施の形態1に係る室内機2を示す正面図である。図8は、実施の形態1に係る遮風部72を示す正面図である。図9は、実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。図7、図8及び図9に示すように、遮風部72は、板状のリブであり、風案内面61の収容空間44に対向する部分のうち、筐体23における後方の縁部71に設けられている。また、遮風部72は、縁部71に沿って吹出し口42側に延びるように幅方向に広がって設けられると共に、上方に延びている。遮風部72は、吹出し口42から吹き出された空気を遮る。
図10は、実施の形態1に係る吹出し口42を示す断面図である。図10を用いて、空気調和機100が冷房運転をする際における室内機2の動作及び遮風部72の作用について、説明する。室内空気は、室内機2の吸込み口41から室内機2の内部に吸い込まれる。次に、室内機2の内部に吸い込まれた空気は、蒸発器として作用する室内熱交換器21を通過して、室内送風機22によって送られた空気と熱交換され、冷気となる。そして、熱交換された冷気は、吹出し口42から吹き出され、室内において冷房が実施される。この際に、上下風向板25の下風向板52には、遮風部72が設けられているため、吹出し口42から吹き出された冷気の一部は、遮風部72に衝突する。遮風部72に衝突した冷気は、上下風向板25の意匠面62側に流入し、上下風向板25の意匠面62に滞留した室内の暖気を押し出しながら、上下風向板25の意匠面62に沿って流れる。一方、遮風部72に衝突しなかった冷気は、風案内面61に沿って室内機2から吹き出される。即ち、上下風向板25の風案内面61と意匠面62とのいずれにも冷気が流れるため、上下風向板25の風案内面61と意匠面62との間に温度差が発生しない。
(左右風向板26)
左右風向板26は、板状の部材であり、複数の左右風向板26がケーシング31の下部における上下風向板25より風路43の上流側に設けられる。それぞれの左右風向板26は、モーター(図示せず)によって幅方向に揺動が可能であり、角度を維持したり、変化したりすることで、室外機1から吹き出される空気の風向の左右を調整するものである。
本実施の形態1によれば、空気調和機100が冷房運転をしている際に、吹出し口42から吹き出された冷気の一部が遮風部72に衝突する。この際に、遮風部72に衝突した冷気は、上下風向板25の意匠面62側に流入し、上下風向板25の意匠面62に滞留した室内の暖気を押し出しながら、上下風向板25の意匠面62に沿って流れる。一方、遮風部72に衝突しなかった冷気は、風案内面61に沿って室内機2から吹き出される。即ち、上下風向板25の風案内面61と意匠面62とのいずれにも冷気が流れる。このため、上下風向板25の風案内面61と意匠面62との間に温度差が発生しない。したがって、収容空間44を吹出し口42に一体化したことによって得られる室内機2の意匠性の高さを維持しつつ、上下風向板25の意匠面62に結露が生じないようにすることが出来る。
図11は、比較例に係る吹出し口142を示す断面図である。本実施の形態1の効果について、図11の比較例と比較することで詳細に説明する。図11に示すように、上下風向板125は、上風向板151及び下風向板152の2枚からなり、正面パネル132の下方に位置している。比較例における下風向板152には、遮風部が存在しないため、吹出し口142から吹き出された冷気のほぼ全ては、風案内面161に沿って流れる。したがって、意匠面162に滞留している室内の暖気を排出することが出来ない。このため、意匠面162に滞留した暖気と風案内面161を流れる冷気との温度差によって、上下風向板125に結露が発生する虞がある。
これに対して、本実施の形態1の上下風向板25には、遮風部72が設けられている。これにより、空気調和機100が冷房運転をしている際に、吹出し口42から吹き出された冷気の一部が遮風部72に衝突する。この際に、遮風部72に衝突した冷気は、上下風向板25の意匠面62側に流入し、上下風向板25の意匠面62に滞留した室内の暖気を押し出しながら、上下風向板25の意匠面62に沿って流れる。一方、遮風部72に衝突しなかった冷気は、風案内面61に沿って室内機2から吹き出される。即ち、上下風向板25の風案内面61と意匠面62とのいずれにも冷気が流れる。このため、上下風向板25の風案内面61と意匠面62との間に温度差が発生しない。したがって、収容空間44を吹出し口42に一体化したことによって得られる室内機2の意匠性の高さを維持しつつ、上下風向板25に結露が発生することが抑制出来る。
なお、遮風部72は、風案内面61の収容空間44に対向する部分のうち、筐体23における後方の縁部71に設けられていればよい。ここで、遮風部72が上下風向板25の前後方向の中央に設けられていた場合、遮風部72に衝突した冷気は、風案内面61の後方の空間で乱流を発生させる可能性がある。このため、吹出し口42から吹き出された冷気がスムーズに意匠面62側に流れない。これに対して、本実施の形態1の遮風部72は、筐体23における後方の縁部71に設けられているため、遮風部72に衝突した冷気がスムーズに意匠面62側に導かれる。一方、遮風部72に衝突しなかった冷気は、風案内面61に沿って室内機2から吹き出される。即ち、上下風向板25の風案内面61と意匠面62とのいずれにも冷気が流れる。このため、上下風向板25の風案内面61と意匠面62との間に温度差が発生しない。したがって、収容空間44を吹出し口42に一体化したことによって得られる室内機2の意匠性の高さを維持しつつ、上下風向板25に結露が発生することを抑制出来る。
本実施の形態1によると、更に、遮風部72は、風案内面61の収容空間44に対向する部分のうち、筐体23における後方の縁部71に設けられ、縁部71に沿うように幅方向に広がると共に、上方に延びている。これにより、空気調和機100が冷房運転をしている際に、吹出し口42から吹き出された冷気の一部は、遮風部72に確実に衝突する。この際に、遮風部72に衝突した冷気は、上下風向板25の意匠面62側に流入し、上下風向板25の意匠面62に滞留した室内の暖気を押し出しながら、上下風向板25の意匠面62に沿って吹き出される。一方、遮風部72に衝突しなかった冷気は、風案内面61に沿って室内機2から吹き出される。即ち、上下風向板25の風案内面61と意匠面62とのいずれにも冷気が流れる。このため、上下風向板25の風案内面61と意匠面62との間に温度差が発生しない。したがって、収容空間44を吹出し口42に一体化したことによって得られる室内機2の意匠性の高さを維持しつつ、上下風向板25に結露が発生することをより抑制出来る。
本実施の形態1によると、更に、遮風部72は、吹出し口42側に延びるように設けられている。これにより、吹出し口42から吹き出される冷気のうち、遮風部72に衝突する冷気が増加する。このため、意匠面62に滞留した空気をより効率的に押し出すことが出来る。したがって、上下風向板25に結露が発生することをより抑制出来る。
図12は、実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。図13は、実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。図12及び図13に示すように、遮風部72の背面は、更に、筐体23における後方且つ上方に延びるように形成されていてもよい。概して、遮風部72の背面が上方にのみ延びるように形成されている場合、遮風部72は、吹出し口42から吹き出される冷気の流れる方向に対して略直交するような形状となる。このため、吹出し口42から吹き出された冷気が遮風部72に衝突する際に、風圧が低下したり、遮風部72の付近で乱流が発生したりする。その結果、風案内面61に沿って流れる冷気の量が少なくなり、空気調和の効率を低下させる虞がある。
これに対して、遮風部72の背面が、筐体23における後方且つ上方に延びるように形成されている場合、遮風部72の背面は、吹出し口42から吹き出される冷気の流れる方向に対して略平行な形状となる。このため、吹出し口42から吹き出される冷気の一部が遮風部72に衝突する際に、風圧が低下したり、遮風部72の付近で乱流が発生したりすることを抑制出来る。したがって、風案内面61に沿って流れる冷気の量が過度に少なくならず、空気調和の効率を低下させずに、上下風向板25に結露が発生することを抑制出来る。
図14は、実施の形態1に係る遮風部72を示す斜視図である。図14に示すように、遮風部72の高さは、吹出し口42に向かい高くなるように形成されていてもよい。概して、遮風部72は、背面の面積が大きくなることにより、遮風部72に衝突する冷気の量を増加させることが出来る。この際に、遮風部72に衝突する冷気の量を増加させる効果は、遮風部72の高くなる部分が吹出し口42に近い部分であるにしたがって、大きい。逆に、遮風部72に衝突する冷気の量を増加させる効果は、遮風部72の高くなる部分が吹出し口42から遠い部分であるにしたがって、小さい。このため、遮風部72の高さは、吹出し口42に向かい高くなるように形成されることで、上下風向板25に使用する材料の量を抑えつつ、上下風向板25に結露が発生することを抑制出来る。
図15は、実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。図15に示すように、遮風部72の前面には、熱移動を抑制する断熱材81が貼り付けられていてもよい。断熱材81は、例えば、断熱インシュレータ(INS)である。概して、空気調和機100が冷房運転をしている際には、遮風部72の前面には、室内の暖気が流入しうる。このとき、遮風部72の背面に吹出し口42から吹き付けられる冷気と遮風部72の前面に流入した暖気との温度差により、遮風部72に結露が生じる虞がある。遮風部72の前面に断熱材81が貼り付けられた場合には、暖気が冷却されることを妨げ、遮風部72に結露が発生することを抑制することが出来る。なお、断熱材81は、遮風部72の前面に貼り付けられるため、空気調和機100が運転を停止している際には、筐体23の内部に隠れる。即ち、遮風部72の前面に断熱材81が貼り付けられていても、意匠性は低下しない。
図16は、実施の形態1に係る遮風部72を示す断面図である。図16に示すように、遮風部72の前面には、水分を吸収する吸水材82が貼り付けられていてもよい。吸水材82は、例えば、吸水インシュレータ(INS)である。前述のとおり、遮風部72の背面に吹出し口42から吹き付けられる冷気と遮風部72の前面に流入した暖気との温度差により、遮風部72に結露が生じる虞がある。遮風部72の前面に吸水材82が貼り付けられた場合には、遮風部72付近の暖気に含まれる水分を吸収し、遮風部72に結露が発生することを抑制することが出来る。なお、吸水材82は、断熱材と同様に、遮風部72の前面に貼り付けられるため、空気調和機100が運転を停止している際には、筐体23の内部に隠れる。即ち、遮風部72の前面に吸水材82が貼り付けられていても、意匠性は低下しない。
1 室外機、2 室内機、3 冷媒配管、4 冷媒回路、11 圧縮機、12 流路切替装置、13 室外熱交換器、14 室外送風機、15 膨張部、21 室内熱交換器、22 室内送風機、23 筐体、24 電装品箱、25 上下風向板、26 左右風向板、31 ケーシング、32 正面パネル、41 吸込み口、42 吹出し口、43 風路、44 収容空間、51 上風向板、52 下風向板、61 風案内面、62 意匠面、71 縁部、72 遮風部、81 断熱材、82 吸水材、100 空気調和機、125 上下風向板、142 吹出し口、161 風案内面、162 意匠面。

Claims (6)

  1. 室内空気を吸い込む吸込み口と、前記吸込み口から吸い込まれた空気を吹き出す吹出し口と、前記吹出し口に接続され電装品箱を収容する収容空間とが形成された筐体と、
    前記吹出し口及び前記収容空間を覆うように前記筐体に設けられ、前記吹出し口から吹き出す空気の方向を調整する上下風向板と、を備え、
    前記上下風向板は、
    前記吹出し口から吹き出される空気を案内する風案内面において、前記収容空間に対向する部分のうち前記筐体における後方の縁部に、前記吹出し口から吹き出された空気を遮る遮風部が設けられている
    空気調和機の室内機。
  2. 前記遮風部は、
    前記上下風向板の後方の縁部に沿うと共に、上方に延びるように設けられている
    請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記遮風部は、
    前記吹出し口側に延びるように設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記遮風部の背面は、
    前記筐体における後方且つ上方に延びるように形成されている
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記遮風部の高さは、
    前記吹出し口に向かい高くなる
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記遮風部には、
    熱移動を抑制する断熱材又は水分を吸収する吸水材が貼り付けられている
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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