JPH11148701A - 吹出口装置 - Google Patents

吹出口装置

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JPH11148701A
JPH11148701A JP9336291A JP33629197A JPH11148701A JP H11148701 A JPH11148701 A JP H11148701A JP 9336291 A JP9336291 A JP 9336291A JP 33629197 A JP33629197 A JP 33629197A JP H11148701 A JPH11148701 A JP H11148701A
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Hiroyoshi Hara
大芳 原
Yoichi Nakajima
洋一 中島
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Kuken Kogyo Co Ltd
Kucho Giken Kogyo Co Ltd
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Kucho Giken Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温冷風吹出に対する高拡散性能を保ったま
ま吹出パターンを変化させられ、様々な空気調和状況に
柔軟に対応できる吹出口装置を提供する。 【解決手段】 ネック部11内側の案内板13に傾斜羽
根14が放射状に複数配置され、各通風孔13bを通過
する気流が傾斜羽根14の所定の傾斜角度に沿って旋回
流になると共に、案内板13の中央開口部13aを開閉
する閉塞蓋15及び開閉手段(16)が配設され、気流
の中央開口部13aに対する通過・不通過を切替えて開
口枠体12内での旋回流の挙動を変化させることによ
り、吹出す気流に偏流を生じさせずに各方向へ均等に吹
出せ、且つ風量に関わりなく空気調和対象空間内空気へ
の気流の混合・拡散が速くドラフトが生じにくいといっ
た旋回流の性質を保持しつつ、開口枠体12から吹出す
気流の吹出パターンを水平から垂直へと大きく変化させ
られ、設置箇所や空気調和対象空間の状況に適した空気
調和が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和の対象と
なる空間に面して配置され、この空間内の雰囲気に対し
て空気調和用の気体の拡散・混合が効率的に行える吹出
口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低温冷風(10℃前後に冷した空
気)を利用した空気調和システムが利用されるようにな
ってきており、搬送される調和空気と室内空気との大温
度差化に伴って送風量の低減が図れ、これによって空気
調和設備にとどまらず建物に至るまで諸コストの低減が
可能となっている。このような空気調和システムにおけ
る吹出口装置の一例として、従来、図8に示すものがあ
った。この図8は従来の吹出口装置の概略構成断面図で
ある。
【0003】前記図8において従来の吹出口装置100
は、天井50内に配設され、ダクト51と接続されて調
和空気を供給される円筒形のネック部101と、室内空
間側に矩形拡開状に形成されてなる開口枠体102と、
前記ネック部101a内部に配設され、傾斜羽根103
aを複数枚放射状に配置して一体に形成され、気流に旋
回を与える旋回羽根体103と、この旋回羽根体103
の下流側の開口領域内所定位置に配設される角錐状の吹
出コーン104と、中央に矩形の開口孔105aを有す
る板状体で形成され、吹出コーン104の下方に所定間
隔離して配設される誘引フェース105とを備える構成
である。
【0004】上記した従来の吹出口装置100では、ダ
クト51から送られた調和空気がネック部101内の旋
回羽根体103による案内で旋回流となった後、吹出コ
ーン104により開口領域の外周側に導かれ、略水平に
室内に吹出す。また、吹出口周囲の室内空気が調和空気
の室内へ吹出す気流に誘引されて、中央の開口孔105
aから誘引フェース105と吹出コーン104の間に導
かれ、さらに横向きに吹出す調和空気と混合して室内空
間に拡散する。
【0005】一般に、低温冷風吹出の場合、風量が絞ら
れて風速が低下すると、著しい拡散性能の低下をきた
し、吹出口直下においてドラフトが発生する可能性があ
る。この吹出口装置100では、低温冷風の小風量吹出
時にも拡散性能を保持するよう、ネック部101に旋回
羽根体103を配設することで気流に旋回を与え、ネッ
ク部101での風速の低下を抑えている。また、高い誘
引性能を持たせるために、吹出コーン104下部に誘引
フェース105を配設し、吹出コーン104との間のス
リットから吹出口近傍の室内空気を誘引させる形状とし
ている。このように、従来の吹出口装置100は、室内
空気との混合、拡散を短時間で強力に行え、ドラフトの
発生も抑えられるといった特長を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の吹出口装置は以
上のように構成されていたことから、常に吹出角度が横
向きに固定されて水平気流となり、冷房に関しては、室
内空気に冷気を急速に混合・拡散させて短時間に効率よ
く空気調和が行え、また、ドラフトを感じさせない等の
特長を有していた。しかし、他の吹出パターンへ変更が
できず、特に暖房の場合には室内下方の居住域まで暖気
を到達させるのが困難になり、空気調和に時間がかかる
という課題を有した。また、上記以外に、中コーンや中
パンの上下位置を変えて吹出しの向きを切替えるタイプ
の吹出口装置も従来からあったが、低温冷風吹出に対し
ては拡散性能が十分でなく、場合によってはドラフトが
生じてしまうという課題を有していた。
【0007】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、低温冷風吹出に対する高拡散性能を保ったま
ま吹出パターンを変化させられ、様々な空気調和状況に
柔軟に対応できる吹出口装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吹出口装置
は、一端側開口に空気調和用の気体が供給される略筒状
体で形成されるネック部と、当該ネック部の他端側開口
に連設され、ネック部に連通する開口領域を有して前記
気体を空気調和対象空間へ吹出す開口枠体と、前記ネッ
ク部内横断面形状と略同形状の略板状体で形成され、通
風孔を放射状配置で所定角度ピッチに複数形成され、中
心部に所定の大きさの中央開口部が穿設され、前記ネッ
ク部内側所定位置に配設される案内板と、所定形状の板
状体で形成され、前記各通風孔における案内板の放射方
向に略一致する縁に前記板状体の所定の縁部を一体に連
設されて所定角度に傾斜した状態で配設される複数の傾
斜羽根と、前記案内板の中央開口部を開閉自在に配設さ
れる閉塞蓋と、当該閉塞蓋の開閉を行う開閉手段とを備
え、前記開閉手段による中央開口部の開閉で開口枠体か
ら吹出す気流の吹出パターンを変化させるものである。
このように本発明によれば、ネック部内側の案内板に傾
斜羽根が放射状に複数配置され、各通風孔を通過する気
流が傾斜羽根の所定の傾斜角度に沿って旋回流になると
共に、案内板の中央開口部を開閉する閉塞蓋及び開閉手
段が配設され、中央開口部に気流を通すか通さないかを
切替えて開口枠体内での旋回流の挙動を変化させること
により、吹出す気流に偏流を生じさせずに各方向へ均等
に吹出せ、且つ風量に関わりなく空気調和対象空間内空
気への気流の混合・拡散が速くドラフトが生じにくいと
いった旋回流の性質を保持しつつ、開口枠体から吹出す
気流の吹出パターンを例えば水平から垂直へと大きく変
化させられることとなり、設置箇所や空気調和対象空間
の状況に応じた空気調和が行え、空気調和能力が大幅に
向上する。
【0009】また、本発明に係る吹出口装置は、一端側
開口に空気調和用の気体が供給される略筒状体で形成さ
れるネック部と、当該ネック部の他端側開口に連設さ
れ、ネック部に連通する開口領域を有して前記気体を空
気調和対象空間へ吹出す開口枠体と、前記ネック部内横
断面形状と略同形状の略板状体で形成され、通風孔を放
射状配置で所定角度ピッチに複数形成され、前記ネック
部内側にネック部軸方向へ移動自在に配設される案内板
と、所定形状の板状体で形成され、前記各通風孔におけ
る案内板の半径方向に略一致する縁に前記板状体の所定
の縁部を一体に連設されて所定角度に傾斜した状態で配
設される複数の傾斜羽根と、前記案内板のネック部軸方
向位置を調整する位置調整手段とを備え、前記位置調整
手段による案内板の位置調節で開口枠体から吹出す気流
の吹出パターンを変化させるものである。このように本
発明によれば、ネック部内側の案内板に傾斜羽根が放射
状に複数配置され、各通風孔を通過する気流が傾斜羽根
の所定の傾斜角度に沿って旋回流になると共に、案内板
がネック部内で軸方向移動自在に配設され、ネック部内
での案内板位置すなわち傾斜羽根位置を調整して開口枠
体内での旋回流の挙動を変化させることにより、吹出す
気流に偏流を生じさせずに各方向へ均等に吹出せ、且つ
風量に関わりなく空気調和対象空間内空気への気流の混
合・拡散が速くドラフトが生じにくいといった旋回流の
性質を保持しつつ、開口枠体から吹出す気流の吹出パタ
ーンを例えば水平から垂直へと大きく変化させられるこ
ととなり、設置箇所や空気調和対象空間の状況に応じた
空気調和が行え、空気調和能力が大幅に向上する。
【0010】また、本発明に係る吹出口装置は必要に応
じて、前記案内板が、中心部に所定の大きさの中央開口
部を穿設されると共に、前記案内板の中央開口部を開閉
自在に配設される閉塞蓋と、当該閉塞蓋の開閉を行う開
閉手段とを備えるものである。このように本発明によれ
ば、案内板中心に中央開口部を形成すると共に閉塞蓋を
開閉自在に配設し、案内板位置の調整に加えて中央開口
部への気流の流通を切替可能として開口枠体内での旋回
流の挙動を大幅に変化させられることにより、より多様
な吹出パターンの変化を得られることとなり、状況に応
じて最も効率的な吹出パターンを適宜選択することがで
き、空気調和能力をさらに向上させられる。
【0011】また、本発明に係る吹出口装置は必要に応
じて、前記開口枠体が、前記ネック部の他端側開口から
急激に拡大する前記他端側開口より大きな開口領域を有
し、空気調和対象空間側端部から前記ネック部との連設
部分まで所定の奥行寸法を有してなるものである。この
ように本発明によれば、開口枠体がネック部の他端側開
口との連設部分から急激に拡大し、且つ空気調和対象空
間側端部まで所定寸法を確保した開口領域を有するよう
に形成され、ネック部から出た旋回流が急拡大した開口
枠体の内側隅部分に適度に生じる剥離域(負圧域)によ
って外周方向に導かれ、気流の向きを横向きに大きく湾
曲させることにより、空気調和対象空間側開口から横向
きに周囲各方向へ吹出せることとなり、他にコーン、遮
閉板等の気流案内手段を用いずに気流の導入方向に対し
て略垂直な横向きの吹出を行うことができ、簡略化した
構造として大幅なコストダウンが図れる。
【0012】また、本発明に係る吹出口装置は必要に応
じて、前記案内板が、放射状配置で複数の所定形の切込
みを形成される略板状体からなり、前記切込みに基づい
て前記略板状体の複数の所定部分を所定角度に折曲して
傾斜させ、複数の一体化した前記傾斜羽根とすると共
に、当該傾斜羽根を折曲させて得られた開口部分を前記
通風孔となすものである。このように本発明によれば、
傾斜羽根を略板状体である案内板の折曲げで一体に形成
していることにより、取扱性に優れ、製造が容易でコス
トダウンを図れると共に、傾斜羽根の折曲の具合をそれ
ぞれ調整することで通風孔を通過する気流の吹出角度の
調整も容易に行え、傾斜羽根の角度変化で旋回流の状態
を様々に得られ、空気調和対象空間側の環境条件に適切
に対応でき、空気調和能力を高められる。
【0013】また、本発明に係る吹出口装置は必要に応
じて、前記傾斜羽根及び案内板が、各縁部分の表面に植
毛を施されるものである。このように本発明によれば、
傾斜羽根及び案内羽根の縁部分に植毛を施すことによ
り、風切り音の発生を防ぐと共に、上流から伝播する音
を吸収でき、空気調和対象空間側開口から漏れる騒音を
減少させられる。
【0014】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施の形態)以
下、本発明の第1の実施の形態に係る吹出口装置を図1
〜図3に基づいて説明する。この図1は本実施の形態に
係る吹出口装置の概略構成縦断面図、図2は本実施の形
態に係る吹出口装置の底面図、図3は本実施の形態に係
る吹出口装置による吹出状態説明図を示す。
【0015】前記各図に示すように、本実施の形態に係
る吹出口装置は、天井50内に配設され、一端側開口で
ダクト51と接続されて調和空気を供給される略円筒形
状のネック部11と、このネック部11の他端側開口に
連設され、ネック部11に連通する開口領域を有して調
和空気を室内空間へ吹出す開口枠体12と、前記ネック
部11内径と略同径の略円板体で形成され、中心部に所
定の大きさの中央開口部13aが穿設され、その外周側
に複数の所定形の切込みを放射状配置で周方向所定ピッ
チに複数形成され、この切込みに基づいて略円板体の複
数の所定部分を所定角度に折曲して傾斜させ、複数の傾
斜羽根14とすると共に、この傾斜羽根14を折曲させ
て得られた開口部分を通風孔13bとして、ネック部1
1内側の他端側開口近傍位置に配設される案内板13
と、前記案内板13の中央開口部13aを開閉自在に配
設される閉塞蓋15と、一端部を前記ネック部11に固
定され、他端部を前記閉塞蓋15に固定されて配設さ
れ、調和空気の温度に応じて伸縮し、案内板13に対し
閉塞蓋15を上下動させて中央開口部13aを開閉する
開閉手段としての温度センサ16とを備える構成であ
る。
【0016】前記開口枠体12は、前記ネック部11の
他端側開口への連設部分の矩形開口領域が室内空間側へ
向うに従って拡大する矩形拡開状に形成される構成であ
り、室内空間側端部からネック部11との連設部分まで
所定の奥行寸法を有してなる構成である。
【0017】前記傾斜羽根14は、案内板13に対して
折曲部分が半径方向をなすよう配置され、気流が案内板
13の接線方向にそれぞれ吹出すように形成される構成
である(図2参照)。
【0018】次に、前記構成に基づく吹出口装置におけ
る吹出動作について説明する。ダクト51から送られた
調和空気は、ネック部11内を下方に進み、放射状に配
置された各傾斜羽根14の傾斜に沿ってそれぞれ案内板
13の接線方向斜め下向きに案内されながら、通風孔1
3bを通過することから、案内板13下流側で各気流が
合成されてネック部11内壁に沿った旋回速度成分を有
する旋回流となる。
【0019】ここで、暖房の場合は、暖気によって案内
板13上流側の温度センサ16が伸び、閉塞蓋15を案
内板13に向けて下降させるように作用し、案内板13
の中央開口部13aが閉塞される。これにより、暖気は
通風孔13bのみを通過することとなる。
【0020】暖気は、旋回を保ちながら開口枠体12を
下方に進み、下向きに室内空間に吹出す。軽い暖気を旋
回流として天井50から下向きに吹出すことで、旋回流
による室内空気の誘引、混合の促進が図れ、短時間に居
住域まで確実に暖房効果を得られる。
【0021】一方、冷房の場合は、冷気によって温度セ
ンサが縮み、閉塞蓋15を案内板13に対し上昇させ、
案内板13の中央開口部13aが開放される。これによ
り、冷気が通風孔13bだけでなくこの中央開口部13
aからも下方に達する。
【0022】通常、旋回流の中心は、気流が滞ってほぼ
停止し、圧力も低くなった状態となっており、旋回流は
この滞った中心部分を取巻いてその周りを回転する。中
央開口部13aを開放して上流側から気流が通ってくる
ようにすると、この旋回流の中心部分に下向きの気流が
生じると共に圧力も高まるため、旋回流の内外のバラン
スが保てなくなり、旋回流が遠心方向に広がり、開口枠
体12の内面に沿って横向きに吹出すこととなる。横向
きの気流となっても、旋回成分によって各方向に偏りな
く吹出せる。
【0023】こうして、冷気は開口枠体12から室内空
間に略水平に吹出される。室内の空気より重い冷気を開
口枠体12から水平各方向に吹出すと共に、室内空気を
強力に誘引して混合できることから、風量に関わりなく
拡散性能を十分に発揮でき、冷却効果を著しく高めて短
時間に室内を冷すことができると共に、ドラフトを起さ
ない。また、冷気を開口枠体12から各方向に吹出せる
ことから、従来の矩形の吹出口の場合に冷気の吹出しに
くかったコーナ部分で生じていた結露も確実に抑えられ
る。
【0024】このように、本実施の形態に係る吹出口装
置では、ネック部11断面を略円形状とし、案内板13
に傾斜羽根14を放射状に配置し、各傾斜羽根14の傾
斜に沿わせて旋回流を生じさせると共に、案内板13中
心の中央開口部13aの開閉を切替え、水平吹出と垂直
吹出を切替えることから、旋回流の誘引・拡散効果を生
かしながらより調和空気温度に応じた吹出パターンが選
択でき、空気調和能力が大幅に向上することとなる。
【0025】(本発明の第2の実施の形態)本発明の第
2の実施の形態に係る吹出口装置を図4〜図6に基づい
て説明する。この図4は本実施の形態に係る吹出口装置
の概略構成縦断面図、図5は本実施の形態に係る吹出口
装置の底面図、図6は本実施の形態に係る吹出口装置に
よる吹出状態説明図を示す。
【0026】前記各図に示すように、本実施の形態に係
る吹出口装置は、前記第1の実施の形態と同様、ネック
部21と、開口枠体22と、案内板23と、傾斜羽根2
4とを備える一方、異なる構成として、開口枠体22の
形状をネック部21との連設位置から急激に拡大させた
矩形箱状とし、また、案内板23から中央開口部を省
き、位置調整手段としての温度センサ25で直接案内板
23を上下動させる構成を有するものである。
【0027】前記案内板23は、温度センサ25を介し
てネック部21の他端側開口近傍に所定範囲上下動可能
に配設され、温度センサ25の温度による伸縮に伴って
ネック部21に対し上下動する仕組みとなっている。
【0028】次に、前記構成に基づく吹出口装置におけ
る吹出動作について説明する。前記第1の実施形態と同
様、ダクト51から送られた調和空気は、ネック部21
内を下方に進み、放射状に配置された各傾斜羽根24の
傾斜に沿ってそれぞれ案内板23の接線方向斜め下向き
に案内されながら、通風孔23aを通過することから、
案内板23下流側で各気流が合成されてネック部21内
壁に沿った旋回速度成分を有する旋回流となる。
【0029】ここで、暖房の場合は、暖気によって案内
板23上流側の温度センサ25が伸び、案内板23を上
昇させるように作用し、案内板23がネック部21の他
端側開口から離れた状態となる。暖気は、上昇した案内
板23の通風孔23aを通過し、ネック部21内壁に沿
って旋回を保ちながら開口枠体22に達し、この開口枠
体22から下向きに室内空間に吹出す。前記第1の実施
形態と同様、軽い暖気を旋回流として天井50から下向
きに吹出すことで、旋回流による室内空気の誘引、混合
の促進が図れ、短時間に居住域まで確実に暖房効果を得
られる。
【0030】一方、冷房の場合は、冷気によって温度セ
ンサが縮み、案内板23を下降させてネック部21の他
端側開口直近に位置させる。
【0031】傾斜羽根24に沿って通風孔23aを通過
した各気流が、ネック部21内壁に沿って合成されるこ
とで旋回速度成分を有する旋回流となるが、案内板23
を下降させた場合、通風孔23a通過後に沿うネック部
21長さが十分でないことから、流れが旋回流として十
分発達できず、開口枠体22内へ傾斜羽根24に沿った
方向にそのまま流れていこうとする速度成分が残る。
【0032】ネック部21から開口枠体22への流れ
は、連設部分が急拡大しているために、流れに剥離が生
じ、開口枠体22の内側隅部に剥離域が生じる。暖房の
場合、案内板23を上方位置においたことで旋回流が十
分発達し、剥離した流れが開口枠体22の内側壁に再付
着せず、旋回流がそのまま下方へ吹出すが、冷房の場
合、旋回流が未発達のために旋回流が遠心方向に広が
り、流れ自体が剥離域に沿って大きく横向きに湾曲し
て、剥離した流れが開口枠体22の内側壁に再付着す
る。これにより、気流はそのまま開口枠体22から横向
きに吹出すこととなる。横向きの気流となっても、流れ
の旋回成分によって各方向に偏りなく吹出せる。
【0033】こうして、冷気は開口枠体22から室内空
間に略水平に吹出される。室内の空気より重い冷気を開
口枠体22から水平各方向に吹出すと共に、室内空気を
強力に誘引して混合できることから、風量に関わりなく
拡散性能を十分に発揮でき、冷却効果を著しく高めて短
時間に室内を冷すことができると共に、ドラフトを起さ
ない。また、前記第1の実施形態と同様、冷気を開口枠
体22から各方向に吹出せることから、従来の矩形の吹
出口の場合に冷気の吹出しにくかったコーナ部分で生じ
ていた結露も確実に抑えられる。
【0034】このように、本実施の形態に係る吹出口装
置では、ネック部21断面を略円形状とし、案内板23
に傾斜羽根24を放射状に配置し、各傾斜羽根24の傾
斜に沿わせて旋回流を生じさせると共に、案内板23の
ネック部21内位置を切替え、水平吹出と垂直吹出を切
替えることから、旋回流の誘引・拡散効果を生かしなが
らより調和空気温度に適した吹出パターンが選択でき、
空気調和能力が大幅に向上することとなる。
【0035】なお、前記実施の形態に係る吹出口装置に
おいて、案内板23の中心は閉じられた構成としている
が、この他、前記第1の実施の形態と同様に、案内板2
3の中心に所定の大きさの中央開口部を穿設すると共
に、この中央開口部を開閉自在に配設される閉塞蓋、並
びに案内板23に対し閉塞蓋を上下動させて中央開口部
を開閉する温度センサを備える構成とすることもでき、
案内板23位置調節と共に中央開口部の開閉により吹出
パターンを複雑に変化させられる。例えば、案内板23
が下方位置の場合に中央開口部を開放すると、閉塞の場
合と同様水平吹出となるが、案内板23が上方位置の場
合、中央開口部を開放すると、垂直に吹出すものの、旋
回流がより遠心方向に広がって幅のある旋回流となり、
室内空気の誘引、混合が促進されて空気調和効果がより
短時間に得られることとなる。
【0036】また、前記第1及び第2の各実施の形態に
係る吹出口装置において、案内板上の傾斜羽根は前記各
図中に示す枚数に限らず、周方向に等ピッチで配設され
れば任意の複数枚とすることができる。傾斜羽根の数が
少ない場合には、垂直吹出の際に抵抗が少なくなるとい
った点で都合が良く、一方、傾斜羽根の数が多い場合に
は、気流への旋回性の付与がより確実となり、逆に水平
吹出に都合が良くなる。さらに、傾斜羽根の角度も、角
度を大きくして垂直方向への速度成分を大きくし、垂直
吹出に適するようにしたり、角度を小さくして水平方向
への速度成分を大きくし、水平吹出に適するようにした
りなど、適宜調整を施すことができる。
【0037】また、前記第1及び第2の各実施の形態に
係る吹出口装置においては、開口枠体の室内空間側開口
端部は開放された構成としているが、これに対し、多数
の開口孔を形成されてなる表装体、例えばパンチングメ
タル等を、開口枠体の開口端部を覆うように配設する構
成とすることもでき、室内空間側から案内板並びに傾斜
羽根が見えなくなり、天井面におけるデザイン的な統一
感が保てると共に、気流が開口孔を通過する際に室内空
間内空気との混合が促進され、空気調和能力が高まる。
【0038】また、前記第1及び第2の各実施の形態に
係る吹出口装置においては、ネック部は略円筒形状に形
成され、案内板も略円板体で形成される構成であるが、
これに限らず、図7に示すように、ネック部31を矩形
筒状とし、これに合わせて案内板33も矩形の略板状体
とした構成とすることもでき、天井内のレイアウトや用
途に合わせて適切な形状を選択できる。
【0039】さらに、前記第1及び第2の各実施の形態
に係る吹出口装置においては、開口枠体は矩形の拡開状
あるいは箱状に形成される構成であるが、これらに限ら
ず、丸形の拡開状や箱状、筒状に形成する構成とするこ
ともでき、用途、デザインに合わせて適切な形状を選択
できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ネック
部内側の案内板に傾斜羽根が放射状に複数配置され、各
通風孔を通過する気流が傾斜羽根の所定の傾斜角度に沿
って旋回流になると共に、案内板の中央開口部を開閉す
る閉塞蓋及び開閉手段が配設され、中央開口部に気流を
通すか通さないかを切替えて開口枠体内での旋回流の挙
動を変化させることにより、吹出す気流に偏流を生じさ
せずに各方向へ均等に吹出せ、且つ風量に関わりなく空
気調和対象空間内空気への気流の混合・拡散が速くドラ
フトが生じにくいといった旋回流の性質を保持しつつ、
開口枠体から吹出す気流の吹出パターンを例えば水平か
ら垂直へと大きく変化させられることとなり、設置箇所
や空気調和対象空間の状況に応じた空気調和が行え、空
気調和能力が大幅に向上するという効果を奏する。ま
た、本発明においては、ネック部内側の案内板に傾斜羽
根が放射状に複数配置され、各通風孔を通過する気流が
傾斜羽根の所定の傾斜角度に沿って旋回流になると共
に、案内板がネック部内で軸方向移動自在に配設され、
ネック部内での案内板位置すなわち傾斜羽根位置を調整
して開口枠体内での旋回流の挙動を変化させることによ
り、吹出す気流に偏流を生じさせずに各方向へ均等に吹
出せ、且つ風量に関わりなく空気調和対象空間内空気へ
の気流の混合・拡散が速くドラフトが生じにくいといっ
た旋回流の性質を保持しつつ、開口枠体から吹出す気流
の吹出パターンを例えば水平から垂直へと大きく変化さ
せられることとなり、設置箇所や空気調和対象空間の状
況に応じた空気調和が行え、空気調和能力が大幅に向上
するという効果を有する。また、本発明においては、案
内板中心に中央開口部を形成すると共に閉塞蓋を開閉自
在に配設し、案内板位置の調整に加えて中央開口部への
気流の流通を切替可能として開口枠体内での旋回流の挙
動を大幅に変化させられることにより、より多様な吹出
パターンの変化を得られることとなり、状況に応じて最
も効率的な吹出パターンを適宜選択することができ、空
気調和能力をさらに向上させられるという効果を有す
る。また、本発明においては、開口枠体がネック部の他
端側開口との連設部分から急激に拡大し、且つ空気調和
対象空間側端部まで所定寸法を確保した開口領域を有す
るように形成され、ネック部から出た旋回流が急拡大し
た開口枠体の内側隅部分に適度に生じる剥離域(負圧
域)によって外周方向に導かれ、気流の向きを横向きに
大きく湾曲させることにより、空気調和対象空間側開口
から横向きに周囲各方向へ吹出せることとなり、他にコ
ーン、遮閉板等の気流案内手段を用いずに気流の導入方
向に対して略垂直な横向きの吹出を行うことができ、簡
略化した構造として大幅なコストダウンが図れるという
効果を有する。また、本発明においては、傾斜羽根を略
板状体である案内板の折曲げで一体に形成していること
により、取扱性に優れ、製造が容易でコストダウンを図
れると共に、傾斜羽根の折曲の具合をそれぞれ調整する
ことで通風孔を通過する気流の吹出角度の調整も容易に
行え、傾斜羽根の角度変化で旋回流の状態を様々に得ら
れ、空気調和対象空間側の環境条件に適切に対応でき、
空気調和能力を高められるという効果を有する。また、
本発明においては、傾斜羽根及び案内羽根の縁部分に植
毛を施すことにより、風切り音の発生を防ぐと共に、上
流から伝播する音を吸収でき、空気調和対象空間側開口
から漏れる騒音を減少させられるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る吹出口装置の
概略構成縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る吹出口装置の
底面図である。
【図3】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る吹出
口装置による垂直吹出状態説明図である。(B)は本発
明の第1の実施の形態に係る吹出口装置による水平吹出
状態説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る吹出口装置の
概略構成縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る吹出口装置の
底面図である。
【図6】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る吹出
口装置による垂直吹出状態説明図である。(B)は本発
明の第2の実施の形態に係る吹出口装置による水平吹出
状態説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る吹出口装置の要
部概略構成説明図である。
【図8】従来の吹出口装置の概略構成縦断面図である。
【符号の説明】
1、2、100 吹出口装置 11、21、31、101 ネック部 12、22、102 開口枠体 13、23、33 案内板 13a 中央開口部 13b、23a、33a 通風孔 14、24、34、103a 傾斜羽根 15 閉塞蓋 16、25 温度センサ 50 天井 51 ダクト 103 旋回羽根体 104 吹出コーン 105 誘引フェース 105a 開口孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側開口に空気調和用の気体が供給さ
    れる略筒状体で形成されるネック部と、 当該ネック部の他端側開口に連設され、ネック部に連通
    する開口領域を有して前記気体を空気調和対象空間へ吹
    出す開口枠体と、 前記ネック部内横断面形状と略同形状の略板状体で形成
    され、通風孔を放射状配置で所定角度ピッチに複数形成
    され、中心部に所定の大きさの中央開口部が穿設され、
    前記ネック部内側所定位置に配設される案内板と、 所定形状の板状体で形成され、前記各通風孔における案
    内板の放射方向に略一致する縁に前記板状体の所定の縁
    部を一体に連設されて所定角度に傾斜した状態で配設さ
    れる複数の傾斜羽根と、 前記案内板の中央開口部を開閉自在に配設される閉塞蓋
    と、 当該閉塞蓋の開閉を行う開閉手段とを備え、 前記開閉手段による中央開口部の開閉で開口枠体から吹
    出す気流の吹出パターンを変化させることを特徴とする
    吹出口装置。
  2. 【請求項2】 一端側開口に空気調和用の気体が供給さ
    れる略筒状体で形成されるネック部と、 当該ネック部の他端側開口に連設され、ネック部に連通
    する開口領域を有して前記気体を空気調和対象空間へ吹
    出す開口枠体と、 前記ネック部内横断面形状と略同形状の略板状体で形成
    され、通風孔を放射状配置で所定角度ピッチに複数形成
    され、前記ネック部内側にネック部軸方向へ移動自在に
    配設される案内板と、 所定形状の板状体で形成され、前記各通風孔における案
    内板の半径方向に略一致する縁に前記板状体の所定の縁
    部を一体に連設されて所定角度に傾斜した状態で配設さ
    れる複数の傾斜羽根と、 前記案内板のネック部軸方向位置を調整する位置調整手
    段とを備え、 前記位置調整手段による案内板の位置調節で開口枠体か
    ら吹出す気流の吹出パターンを変化させることを特徴と
    する吹出口装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の吹出口装置におい
    て、 前記案内板が、中心部に所定の大きさの中央開口部を穿
    設されると共に、 前記案内板の中央開口部を開閉自在に配設される閉塞蓋
    と、当該閉塞蓋の開閉を行う開閉手段とを備えることを
    特徴とする吹出口装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の吹出口装置において、 前記開口枠体が、前記ネック部の他端側開口から急激に
    拡大する前記他端側開口より大きな開口領域を有し、空
    気調和対象空間側端部から前記ネック部との連設部分ま
    で所定の奥行寸法を有してなることを特徴とする吹出口
    装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    の吹出口装置において、 前記案内板が、放射状配置で複数の所定形の切込みを形
    成される略板状体からなり、前記切込みに基づいて前記
    略板状体の複数の所定部分を所定角度に折曲して傾斜さ
    せ、複数の一体化した前記傾斜羽根とすると共に、当該
    傾斜羽根を折曲させて得られた開口部分を前記通風孔と
    なすことを特徴とする吹出口装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
    の吹出口装置において、 前記傾斜羽根及び案内板が、各縁部分の表面に植毛を施
    されることを特徴とする吹出口装置。
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