JP2007254995A - 車両用のドアハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアハンドルに内蔵される電子部品と接続される制御回路が装着された基板が該電子部品及びコネクタと端子間接続可能にコネクタが形成されたドアハンドルを提供する。
【解決手段】ドアハンドルは、アウタパネルと対向して電子部品が収容される収容部が形成された樹脂製の第1ハンドル部材と、該収容部を覆って第1ハンドル部材と合体される第2ハンドル部材とを備える。第1ハンドル部材のドアハンドルの回動中心側の端部には、コネクタが車両のドアのアウタパネルよりドア内側に向かって車両幅方向に突設されており、電子部品と接続される制御回路が装着された基板がコネクタ及び電子部品と端子間接続する状態で収容部に収容される。これにより、電子部品とコネクタと基板の各端子をワイヤハーネスで接続する必要がなく、ドアハンドル自体及びドアハンドルのドアへの組付けが極めて容易になる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両ドアの開閉操作を行う車両用のドアハンドルに関する。
車両のドアから外側に向けて突出してドアのアウタパネルに取り付けられ該ドアを開閉するために操作される車両用のドアハンドルであって、該ドアハンドルに内蔵された電子部品をドアハンドルの外部に設けられた制御装置にワイヤハーネスを介して接続したドアハンドルは従来から知られている。例えば、公知文献1に記載されたドアハンドルでは、その図1に示されるようにドアのパネル40よりドア内側に向かって設けられたアーム11の先端にコネクタ30が車両長手方向に突設されている。ドアロック信号を送出するためのマイクロスイッチ53がドアハンドル内に外部から操作可能に設けられ、このマイクロスイッチの端子がコネクタの端子にワイヤハーネス18で接続されている。
独国特許発明第19633894号明細書(第3欄乃至第5欄、図1)。
公知文献1に記載された車両用のドアハンドルでは、ドアハンドルに内蔵されたマイクロスイッチ等の電子部品と接続される制御回路が装着された基板がドアハンドル内に設けられていない。このため電子部品の端子をコネクタの端子にワイヤハーネスで接続し、該コネクタを介して電子部品をドアハンドル外に設けられた基板に接続しなければならないので、組み立て作業が煩雑となる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ドアハンドルに内蔵される電子部品と接続される制御回路が装着された基板が該電子部品及びコネクタと端子間接続可能にコネクタが形成されたドアハンドルを提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、車両のドアのアウタパネルの外側に位置しアウタパネルとの間に空隙を置いて把持部が形成されたハンドル外側部と、該ハンドル外側部の一端からドア内に前記アウタパネルを貫通して延在し、アウタパネルの内側に固定された支持部材に回動可能に支持される回動部と、前記ハンドル外側部の他端からドア内に前記アウタパネルを貫通して延在し、ドア開閉機構を作動する作動部と、が設けられた車両用のドアハンドルであって、該ドアハンドルは、前記アウタパネルと対向して電子部品が収容される収容部が形成された樹脂製の第1ハンドル部材と、該収容部を覆って前記第1ハンドル部材と合体される第2ハンドル部材とを備え、前記第1ハンドル部材及び第2ハンドル部材のいずれか一方に、前記回動部及び前記作動部が形成された車両用のドアハンドルにおいて、前記第1ハンドル部材には、前記アウタパネルを貫通して車両幅方向に突設されたコネクタと、前記電子部品と接続される制御回路が装着された基板が前記コネクタ及び前記電子部品と端子間接続する状態で収容され、該基板が収容された状態で前記第2ハンドル部材によって覆われる基板収容部とが、前記回動部と前記把持部との間で形成されていることである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記コネクタと結合されるコネクタを有するワイヤハーネスを支持する支持部が前記第1又は第2ハンドル部材に設けられていることである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記ドアのアウタパネルと前記ドアハンドルとの間に介在されるパッドが前記コネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタを覆うように延在されていることである。
請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、請求項3において、前記パッドが前記コネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタの上下を覆うことである。
上述のように構成した請求項1に係る発明においては、収容部が形成された樹脂製の第1ハンドル部材には、ドアハンドルの回動中心側の端部に、コネクタが車両のドアのアウタパネルよりドア内側に向かって車両幅方向に突設されており、電子部品と接続される制御回路が装着された基板が該電子部品及びコネクタと端子間接続する状態で収容部に収容される。これにより、電子部品と基板とコネクタの各端子をワイヤハーネスで接続する必要がなく、ドアハンドル自体及びドアハンドルのドアへの組付けが極めて容易になる。
上述のように構成した請求項2に係る発明によれば、第1ハンドル部材に設けられたコネクタと結合されるコネクタを有するワイヤハーネスが第1又は第2ハンドル部材に設けられた支持部に支持されるので、ドアハンドルが回動されたときに両コネクタが一緒に回動され、両コネクタが無理な力を受けて開離することがない。
上述のように構成した請求項3に係る発明によれば、ドアのアウタパネルとドアハンドルとの間に介在されるパッドが第1ハンドル部材に設けられたコネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタを覆うように延在されているので、ドア内部に浸入した水がコネクタ内部に結合部から入ることを防止することができる。
上述のように構成した請求項4係る発明によれば、パッドがコネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタの上下を覆うので、ドア内部に浸入した水がコネクタ内部に結合部から入ることを簡素な構成で防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両用のドアハンドル1が取り付けられた車両2のドア3を示す斜視図である。同図中、車両2のドア3には、ドア3を開閉するために操作されるグリップタイプのドアハンドル1が、ドア3の金属製のアウタパネル4から車両幅方向外側に突出して取り付けられている。このドアハンドル1は略湾曲した中空構造で、一端がアウタパネル4に回動可能に支持され、他端には図示省略したドア開閉機構を作動する作動部がアウタパネル4を貫通してドア3の内部に挿入されている。図1に示されたドア3は車両2のサイドドアであるが、バックドアにドアハンドル1を取り付けてもよい。
図2は、ドアハンドル1を用いる車両用のドアハンドル装置であるスマートエントリシステムの車載機5の一例を示すブロック図である。同図中、車載機5は、ドアハンドル1に内蔵された送信アンテナ6を有している。送信アンテナ6は車両2のドア3近傍のフレームに取り付けられた送信部7に接続され、送信部7はドアロックECU8に接続されている。
ドアロックECU8は送信部7にリクエストコードを供給し、このリクエストコードが変調された周波数、例えば134kHzのリクエスト信号が送信アンテナ6から携帯機9に対して送信される。また、車両2には、例えば車室内のインナーミラーに受信アンテナ10が内蔵されており、この受信アンテナ10で受信された携帯機9からの例えば周波数300MHzの信号は受信部11で復調されてドアロックECU8に入力される。ドアロックECU8にはメモリ12が接続されており、このメモリ12にはリクエストコード、トランスポンダIDコード等の互いに異なる複数のコードが格納されている。メモリ12はEEPROM等の不揮発性メモリであり、電源が遮断されてもその記憶内容は保持される。
ドアロックECU8にはドア開閉機構に設けられたモータ13を駆動するモータ駆動回路14が接続され、ドアロックECU8は、ロック・アンロック信号回路15からロック信号又はアンロック信号が入力されるとモータ駆動回路14にモータ正転、逆転信号を出力しモータ13を正転又は逆転させてドア開閉機構をロック状態又はアンロック状態にさせる。ロック・アンロック信号回路15は、ロック信号回路及びアンロック信号回路を有し、ドアハンドル1に設けられたアンロック用静電容量センサ21及びロック用静電容量センサ22が接続されている。
図3は、スマートエントリシステムの携帯機9の一例を示すブロック図である。携帯機9は、送信アンテナ16と受信アンテナ17を有している。これらのアンテナ16,17は送受信回路18に接続され、送受信回路18は携帯機ECU19に接続されている。この受信アンテナ17で受信された車載機5よりの周波数、例えば134kHzのリクエスト信号は送受信回路18で復調されて携帯機ECU19に入力される。また、携帯機ECU19はメモリ20から読み出したトランスポンダIDコードを送受信回路18に供給し、このトランスポンダIDコードが送受信回路18で変調されて、周波数、例えば300MHzの信号で送信アンテナ16から車載機5に対して送信される。
スマートエントリシステムの車載機5の送信アンテナ6からは、周波数134kHzのリクエスト信号が常時送信され、携帯機9はこのリクエスト信号を受信すると、トランスポンダIDコードを変調した周波数300MHzの信号を返信する。車載機5の受信アンテナ10で受信された周波数300MHzの信号は受信部11で復調されてドアロックECU8に入力される。ドアロックECU8はトランスポンダIDコードを受信し、メモリに記憶されたIDコードと照合し、両IDコードが一致するとロック・アンロック信号回路15をオンする。ロック・アンロック信号回路15がオンされた状態で、ドアハンドル1のアンロック用静電容量センサ21又はロック用静電容量センサ22部分に人の手が接近又は接触すると、ロック・アンロック信号回路15はアンロック信号又はロック信号を出力し、ドアロックECU8はアンロック信号又はロック信号に基づいてドア開閉機構をロック状態又はアンロック状態にする。
図4は、ドアハンドル1を図1の4−4線に沿って切断した拡大断面図である。ドアハンドル1は、車両2のドア3のアウタパネル4より車両幅方向外側に位置するハンドル外側部23を有し、ハンドル外側部23にはアウタパネル4との間に空隙24を置いて把持部25が形成されている。ハンドル外側部23の一端からは回動部26がアウタパネル4を貫通してドア3内に延在し、アウタパネル4の内側にねじ49により固定された支持部材27に回動可能に支持されている(図6参照)。ハンドル外側部23の他端からは作動部28がアウタパネル4を貫通してドア3内に延在し、ドア開閉機構のレバー29を作動するようになっている。
ドアハンドル1は、樹脂製の第1ハンドル部材30が樹脂製の第2ハンドル部材31の細長い凹部をドアパネル4側から閉鎖するように、第2ハンドル部材31とねじ32により合体されて構成され、第1ハンドル部材30には、電子部品が収容される収容部33がアウタパネル4と対向して形成されている。収容部33を覆って第1ハンドル部材30と合体される第2ハンドル部材31に、前述の回動部26及び作動部28が形成されている。第2ハンドル部材31の外表面は見栄えをよくするために塗装されている。
アンロック用静電容量センサ21のアンロック用電極34及び送信アンテナ6が電子部品として収容部33に収容されている。送信アンテナ6は、例えばフェライト板、或いはアモルファス等を収容した樹脂製ケースをコイルが巻回して形成されている。そして、第1ハンドル部材30の収容部33には、アンロック用電極34及び送信アンテナ6を保持する保持部35が形成されている。即ち、第1ハンドル部材30は収容部33のアウタパネル4と対向する底壁36にアンロック用電極34を挿入してインサート成形されている。このアンロック用電極34が第1ハンドル部材30にインサート成形された底壁部分は、アンロック用電極34を収容部33に保持する保持部35の一例である。図6に示すように、送信アンテナ6を収容部33に保持するために、収容部33の底壁36にはアンロック用電極34より車両幅方向外側の底面に、先端に係止部が形成された柱状突起37が送信アンテナ6の両側面に沿って複数対突設されている。柱状突起37は、柱部で送信アンテナ6の両側面を挟持するとともに、係止部で送信アンテナ6の上面を係止することにより、送信アンテナ6を収容部33に保持している。これら柱状突起37は、送信アンテナ6を収容部33に保持する保持部35の一例である。アンロック用電極34を保持する保持部35は、アンロック用電極34を挿入して底壁36をインサート成形することに替えて、アンロック用電極34を係合保持する係合部を収容部33の底面に形成してもよい。
このように収納部33には、アウタパネル4との間の静電容量を検出するアンロック用静電容量センサ21のアンロック用電極34が、送信アンテナ6よりもアウタパネル4側に収容され、インサート成形により底壁36に保持されている。そして、ロック・アンロック信号回路15のアンロック信号回路部分は、アンロック用電極34とアウタパネル4との間の静電容量の変化を検出してドアアンロック信号を送出する。
図4及び図5に示すように、第1ハンドル部材30には、基板収容部38がドアハンドル1の回動部26と把持部25との間で形成され、基板収容部38の底壁からはコネクタ39がアウタパネル4を貫通して車両幅方向に突設され、ドア3内で支持部材27の両側壁間に延在している(図7参照)。基板収容部38の両側壁には、アウタパネル4との間の静電容量の変化を検出するロック用静電容量センサ22のロック用電極40がインサート成形により挿入され、両側壁に挿入されたロック用電極40は基板収容部38の底面上で一部が繋がっている(図8参照)。尚、ロック用電極40はインサート成形されず、後工程で組み付けられても良い。
アンロック用電極34の端子41、ロック用電極40の端子42及びコネクタ39の端子43が、基板収容部38の底壁から車両幅方向外側に向かって基板収容部38内に突設されている。アンロック用電極34及びロック用電極40と接続されるロック・アンロック信号回路15が装着された基板44が、アンロック用電極34、ロック用電極40及びコネクタ39と端子間接続する状態で、基板収容部38に保持されるために、基板収容部38の底面には、図8に示すように、先端に係合部が形成された複数の係合突起46が突設されている。係合突起46は、係合部で基板44の係合穴と係合することにより、基板44を基板収容部38に保持している。これら係合突起46は、基板44を基板収容部38に保持する基板保持部47の一例である。
基板保持部47に保持されて基板収容部38に収容された基板44の端子とアンロック用電極34、ロック用電極40及びコネクタ39の各端子41〜43とが端子間接続しハンダによって接合される。基板収容部38は、基板44が収容された後に、基板収容部38の両側壁が第2ハンドル部材31の両側壁の内側に接した状態で第2ハンドル部材31によって覆われ、第1及び第2ハンドル部材30,31がねじ32により締結されて合体される。コネクタ39には、送信部7に接続されたワイヤハーネス53のコネクタ52が結合されている。
図7において、60はドア3のアウタパネル4とドアハンドル1との間に介在されたパッドで、アウタパネル4に設けられた係合穴にパッド60に突設された係合突起が係入することによりアウタパネル4に固定されている。パッド60はドアハンドル1とアウタパネル4との衝突によってアウタパネル4に傷が付くことを防止する。パッド60には、第1ハンドル部材30に突設されたコネクタ39及びこのコネクタ39と結合されるコネクタ52の上下を覆うようにコネクタ39,52の結合部より車両幅方向内側に延在する防水壁61が形成されている。このように、ドア3のアウタパネル4とドアハンドル1との間に介在されるパッド60が、第1ハンドル部材30に設けられたコネクタ39及びコネクタ39と結合されるコネクタ52を覆うように延在されているので、ドア3内部に浸入した水がコネクタ39,52内部に結合部から入ることを防止することができる。
第1の実施形態では、送信アンテナ6の端子45は、基板44と端子間接続され、基板44に形成された導線及びコネクタ39を介して送信部7に接続されているが、基板44に電源回路及び送信部7、例えばドライバーを装着してもよい。
また、ドアハンドル1のロック用静電容量センサ22部分に人の手が接近又は接触すると、ロック・アンロック信号回路15がロック用電極40とアウタパネル4との間の静電容量の変化を検出してロック信号を出力するようにしているが、押釦の作動により接点が開閉される押釦スイッチを、外部から押釦を押動可能にドアハンドル1に設け、この押釦スイッチの接点が閉じられると、ロック信号がドアロックECU8に入力されるようにしてもよい。この場合、押釦スイッチはドアロックECU8の入出力回路に接続され、基板44にはアンロック信号回路のみが装着される。ロック用静電容量センサ22とロック信号回路又は押釦スイッチが、ドアロック信号を送出するためのロック信号送出手段48である。
このように、収容部33が形成された樹脂製の第1ハンドル部材30のドアハンドル1の回動中心側の端部には、コネクタ39が車両2のドア3のアウタパネル4よりドア内側に向かって車両幅方向に突設されており、電子部品6,21,22と接続される制御回路15が装着された基板44が、コネクタ39及び電子部品6,21,22と端子間接続する状態で収容部33に収容されるので、電子部品6,21,22とコネクタ39と基板44との各端子をワイヤハーネスで接続する必要がなく、ドアハンドル1自体及びドアハンドル1のドア3への組付けが極めて容易になる。
図9及び図10に示す第2の実施形態に係る車両用のドアハンドル1では、第1ハンドル部材30に設けられたコネクタ39と結合されるコネクタ52を有するワイヤハーネス53が第2ハンドル部材31に固定されたサポート部材54に支持されている。即ち、第1ハンドル部材30によって閉鎖される第2ハンドル部材31の細長い凹部のドアハンドル1の回動端側において、車両幅方向内側に突出する第2ハンドル部材31の両側壁55の外側面には、サポート部材54の両脚部56の内側に突設された係合爪と係合してサポート部材54を第2ハンドル部材31に固定する係合溝が形成されている。サポート部材54の両脚部56間には一部で分割可能な環状の支持部57が形成され、ワイヤハーネス53のワイヤ部58が環状の支持部57に嵌合されると支持部57の分割部に設けられた連結部59が連結され、ワイヤハーネス53が第2ハンドル部材31に固定されたサポート部材54に支持される。なお、ワイヤハーネス53を支持するサポート部材54は、第1ハンドル部材30に固定されるようにしてもよい。
これにより、第1ハンドル部材30に設けられたコネクタ39と結合されるコネクタ52を有するワイヤハーネス53が、第1又は第2ハンドル部材30,31に設けられた支持部57に支持されるので、ドアハンドル1が回動されたときに両コネクト39,52が一緒に回動され、両コネクタが無理な力を受けて開離することがない。
上記実施の形態では、第1ハンドル部材30は、基板収容部38の底壁にコネクタ39の端子43を車両幅方向に貫通させてインサート成形されているが、コネクタ39の端子43が貫通する樹脂製の端子保持体が別体で成形され、この端子保持体が基板収容部38の底壁に形成された開口を閉鎖するように基板収容部38の底壁に固着されることにより、基板収容部38の底壁にコネクタ39の端子43が車両幅方向に貫通して設けられるようにしてもよい。
このようにするために、図11に示す例では、コネクタ39の端子43を貫通させてインサート成形された樹脂製の端子保持体62が、基板収容部38の底壁に形成された段付き開口63の段部に開口63を閉鎖するように周縁部で重合され、接着剤で接着して固定されている。
図12に示す例では、コネクタ39の端子43を貫通させてインサート成形された熱可塑性樹脂製の端子保持体であるコネクタ部64が、基板収容部38の底壁に形成された段付き開口65を閉鎖するように基板収容部38内に収納され、コネクタ部64の一端が段付き開口65の段部側壁に凹設された横溝に係入され、他端に突設された突起66が基板収容部38の底壁に穿設された穴67に嵌合され、突起66の先端部が加熱押圧されて大径に変形されることにより、コネクタ部64が基板収容部38の底壁に固定されている。
本発明の実施の形態に係る車両用のドアハンドルが取り付けられたドアの斜視図である。 車両用のドアハンドル装置の車載機の一例を示すブロック図である。 車両用のドアハンドル装置の携帯機9の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るドアハンドルを図1の4−4線方向から見た拡大断面図である。 ドアハンドルの一部を断面にして示した平面図である。 図4の6−6線に沿って切断した断面図である。 図4の7−7線に沿って切断した断面図である。 図4の8−8線に沿って切断した断面図である。 第2の実施形態に係るドアハンドルの回動側端部を長手方向に切断して示した部分断面図である。 図9の10−10線に沿って切断した断面図である。 コネクタの端子を貫通させてインサート成形された樹脂製の端子保持体が基板収容部の底壁に固定される一例を示す図。 コネクタの端子を貫通させてインサート成形された樹脂製のコネクタ部が基板収容部の底壁に固定される他の例を示す図。
符号の説明
1…ドアハンドル、2…車両、3…ドア、4…アウタパネル、5…車載機、6…送信アンテナ(電子部品)、7…送信部、8…ドアロックECU、9…携帯機、10…受信アンテナ、11…受信部、12…メモリ、13…モータ、14…モータ駆動回路、15…ロック・アンロック信号回路(制御回路)、16…送信アンテナ、17…受信アンテナ、18…送受信回路、19…携帯機ECU、20…メモリ、21…アンロック用静電容量センサ(電子部品)、22…ロック用静電容量センサ(電子部品)、23…ハンドル外側部、24…空隙、25…把持部、26…回動部、27…支持部材、28…作動部、29…レバー、30…第1ハンドル部材、31…第2ハンドル部材、32…ねじ、33…収容部、34…アンロック用電極、35…保持部、36…底壁、37…柱状突起、38…基板収容部、39…コネクタ、40…ロック用電極、41〜43,45…端子、44…基板、46…係合突起、47…基板保持部、48…ロック信号送出手段、52…コネクタ、53…ワイヤハーネス、54…サポート部材、57…支持部、60…パッド、61…防水壁、62…端子保持体、63,65…開口、64…コネクタ部、66…突起、67…穴。

Claims (4)

  1. 車両のドアのアウタパネルの外側に位置しアウタパネルとの間に空隙を置いて把持部が形成されたハンドル外側部と、該ハンドル外側部の一端からドア内に前記アウタパネルを貫通して延在し、アウタパネルの内側に固定された支持部材に回動可能に支持される回動部と、前記ハンドル外側部の他端からドア内に前記アウタパネルを貫通して延在し、ドア開閉機構を作動する作動部と、が設けられた車両用のドアハンドルであって、該ドアハンドルは、前記アウタパネルと対向して電子部品が収容される収容部が形成された樹脂製の第1ハンドル部材と、該収容部を覆って前記第1ハンドル部材と合体される第2ハンドル部材とを備え、前記第1ハンドル部材及び第2ハンドル部材のいずれか一方に、前記回動部及び前記作動部が形成された車両用のドアハンドルにおいて、
    前記第1ハンドル部材には、前記アウタパネルを貫通して車両幅方向に突設されたコネクタと、前記電子部品と接続される制御回路が装着された基板が前記コネクタ及び前記電子部品と端子間接続する状態で収容され、該基板が収容された状態で前記第2ハンドル部材によって覆われる基板収容部とが、前記回動部と前記把持部との間で形成されていることを特徴とする車両用のドアハンドル。
  2. 請求項1において、前記コネクタと結合されるコネクタを有するワイヤハーネスを支持する支持部が前記第1又は第2ハンドル部材に設けられていることを特徴とする車両用のドアハンドル。
  3. 請求項1又は2において、前記ドアのアウタパネルと前記ドアハンドルとの間に介在されるパッドが前記コネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタを覆うように延在されていることを特徴とする車両用のドアハンドル。
  4. 請求項3において、前記パッドが前記コネクタ及び該コネクタと結合されるコネクタの上下を覆うことを特徴とする車両用のドアハンドル。
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