JP5060260B2 - キー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のエンジン始動を行うイモビライザ機能を備えた車両用のキー装置に関するものである。
近年、自動車などの車両では、盗難防止効果の向上のためにイモビライザ機能を有するイモビライザシステムが採用することが一般的となっている。このイモビライザシステムでは、イグニッションキーとキーシリンダーの機構的同一性が得られると共に電子的同一性が確認された場合にのみエンジンの始動を許可するようになっている。
さらに最近では、イグニッションキーをキーシリンダーに挿入することなく、通信機能を備えた電子キーを所有したユーザーが、車室内に乗り込み、運転席側のインストメントパネルに配置されたプッシュ式の操作スイッチを押すだけで、ステアリングロック解除からエンジン始動までができるようになったものが開発されている。
具体的には、電子キーを所有しているユーザーが車室内に乗り込み、運転席側のインストメントパネルに配置されたプッシュ式の操作スイッチを押し操作することにより、車両に搭載されている送受信装置からリクエスト信号が送信される。そして、そのリクエスト信号を電子キーが受信すると、電子キーは、予め設定されているIDコードを送信する。そして、車両側の送受信装置が受信した電子キーのIDコードと、予め電子制御装置の記憶手段に記憶しているIDコードとの照合を行い、2つのIDコードが一致した場合には、電動ステアリングロック装置を駆動して、電気的にステアリングロックを解除すると共に、エンジン始動を許可するようになっている。
しかしながら、電子キーを長期に使用していると、一般的に電子キーの電源が電池であるため、電池の消耗によって、電子キーからIDコードが送信できなくなる。そのような不具合を解消するために、電池電源を必要とせずに車両側との非接触の電波通信を行うことのできるトランスポンダを埋め込んだ操作部材(エマージェンシーキー)が電子キーに内蔵されている。そして、このトランスポンダを内蔵したエマージェンシーキーを挿入可能な挿入口が、運転席側のインストメントパネルに設けられており、その挿入口の周囲にはトランスポンダと通信を行う送受信装置のコイルアンテナが配置されている。これにより、電子キーの電池が消耗した場合でも、エマージェンシーキーをフロントパネルの挿入口に差し込むことにより、トランスポンダに予め記憶されたIDコード(電子キーのIDコードと同じIDコード)を車両側の送受信装置に送信することができるので、IDコードの一致が確認されることによって、操作スイッチを押せばエンジン始動が可能となるように構成されている。
このようなスイッチ装置に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2001−303807号公報
この特許文献1のスイッチ装置では、操作部材がLOCK位置、ACC(アクセサリ)位置、オン位置、及びスタート位置に回転可能なノブタイプのものとなっており、そのノブの中央にトランスポンダなどが内蔵されたキーを挿入可能なキー挿入口が設けられている。このキー挿入口が設けられたエンジン始動装置の内部には、キー挿入口に挿入されたキーに係合し、キーの脱落を防止する2つの回動レバーが設けられている。この回動レバーは圧縮スプリングにより付勢され、先端側に設けられたフック部がキーに形成された切欠部に係合するようになっている。
このエンジン始動スイッチ装置では、軸方向に延びる2つの回動レバーでキーを保持するようになっているため、軸方向に大きくなり、好ましいものではなかった。また、このようなキーは、非常時にのみ使用されるものであるため、あわてたユーザーがキーを急いでキー挿入口に挿入またはキー挿入口から引抜こうとして、回動レバーの先端に形成されたフック部がキーの切欠部に引っ掛かり、キー又は回動レバーを破損する懸念があった。
本発明は、簡単な構成で確実にエマージェンシーキーをキー挿入口に保持するとともに、エマージェンシーキーのキー挿入口への挿入またはキー挿入口からの引抜きを円滑にすることのできるキー装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本発明のキー装置は、送受信機を有する認証キーを挿入可能なキー挿入口を有するシリンダーと、前記キー挿入口への前記認証キーの挿入を検出し、キー検出信号を出力するキー検出装置と、前記キー挿入口に挿入された前記認証キーに送受信コイルを用いて暗証番号の送信動作を実行させる送受信回路と、を備えたキー装置において、付勢部材により半径方向から付勢され、前記認証キーをキー挿入口から脱落しないように保持するボール部材を収納し、前記シリンダーのキー挿入口の両側に設けられたボール収納孔を有する前記シリンダーの前面部に取り付けられるシリンダキャップと、前記送受信コイルを収容し、その中央孔に前記シリンダーが挿通して組み付けられるコイル保持部を有するコイルアンテナ装置と、を設け、前記付勢部材を前記ボール部材に圧接するように前記ボール収納孔を覆う蓋部と前記シリンダーに係合可能な引掛部とを前記シリンダキャップに設け、前記コイルアンテナ装置のコイル保持部に形成された中央孔の内面側によって前記シリンダキャップの蓋部と引掛部とが前記シリンダーに係合した状態に保持されることを特徴とする。
この構成によれば、簡単な構成で認証キーをキー挿入口から脱落させることなく保持した状態でIDコードの照合操作を行うことができ、2つのボール部材によって認証キーを保持するようにしているため、認証キーの挿入方向に自由度を持たせることができると共に、キー挿入口への挿入またはキー挿入口からの引抜き時における引っ掛かりを確実に防止することができる。
また、シリンダーにボール部材、圧縮ばねを収納させて、シリンダキャップを一体的に組み込むことによって、ユニット化することができるので、個々にユニット化したシリンダー、コイルアンテナ装置を一体的に組み立てればよく、個々の部品ユニットを別々の製造ライン或いは部品メーカーで製造して、最終製造ライン或いは車両メーカーで個々に納入された部品ユニットを組み付けることができる。
また、コイルアンテナ装置のコイル保持部に形成された中央孔の内面によりシリンダキャップの蓋部と引掛部とが保持するようにしたので、不用意にシリンダキャップが外れ、コイルアンテナ装置がシリンダーから脱落することを防止することができる。
本発明のスイッチ装置では、前記ボール部材を前記認証キーの中心軸から厚さ方向にずらして配置してもよい。
この構成によれば、ボール部材が認証キーを半径方向で保持するとともに、厚さ方向に付勢し、認証キーをシリンダーの内面に沿って保持されるため、他の部材を設けることなく、キー挿入口内における認証キーのがたつきを抑えることができる。
またさらに、前記シリンダーを収納可能なボデーを設け、該ボデーには、ステアリングハンドルの操作を伝達するステアリングシャフトに装着可能な車載取付用の固定部を設けてもよい。
ステアリングシャフトの外周面に本発明のキー装置を取付可能とすることによって、従来のイグニッションキーシリンダーを備えたステアリングロック装置の取付構造を共用化することができるので、車種に応じて従来のステアリングロック装置と本発明キー装置とを切り換えて容易に搭載することができる。
本発明のキー装置では、圧縮ばねにより付勢された2つのボール部材による簡単な構成で認証キーをキー挿入口から脱落させることなく確実に保持することができる。またキー挿入口に対する認証キーの挿入方向に自由度を持たせることができるので、ユーザーが認証キーをキー挿入孔に挿し込むときに、認証キーの挿しこみ方向を気にすることなく、認証キーを円滑にキー挿入口に挿しこむことができる。また、キー挿入口への挿入時及び引抜き時における認証キーの引っ掛かりを防止することができるので、認証キー又はシリンダー内部の破損することはない。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態における自動車用のキー装置1の外観構造を示す斜視図である。 図2は同キー装置1の分解斜視図、図3は同キー装置1の一部横断側面図、図4は同キー装置の一部縦断側面図、図5は同キー装置にエマージェンシーキーを差し込んだ状態の一部横断面図、図6は、図3におけるボール部材と圧縮ばねを取り外した状態のシリンダーの6−6線断面図である。図7は、図3におけるシリンダーの7−7線断面図である。図8は、シリンダーのボール収納孔における他の実施例に関する図6と同様の断面図にボール部材を収納した状態を示す図である。図9は、キー装置における回路構成を簡略化して示すブロック図である。なお、この明細書において説明の便宜上、図1〜図5の配置において、紙面に向かって右側を「前」、左側を「後」とする。
図1ないし図5に示すように、キー装置1は、ボデー10、シリンダー20、コイルアンテナ装置60などから構成されている。具体的には、図2に示すように、シリンダー20に、後述するエマージェンシーキー80(認証キー)が挿入されるキー挿入口21が形成されており、このシリンダー20がボデー10に収納されるとともに、シリンダー20のキー挿入口21の外周に位置するようにコイルアンテナ装置60がボデー10に取り付けられている。以下、それぞれについて詳細に述べる。
ボデー10は、マグネシウムや亜鉛等の合金で形成されており、図1に示すように、図示しないステアリングシャフトに設けられた取付部にねじ等によって固定可能とする複数の固定部11と、後部側には、図示しない前記ステアリングシャフトのアウターチューブに形成される台形状の孔部に挿入可能な略台形状の保持部12が設けられている。なお、この保持部12の側面部には上記した孔部の内縁に係合可能なスライド溝12aが形成されており、上記した孔部に保持部12を挿通し、ステアリングシャフトの軸線方向に向かってキー装置1をスライド移動することにより、このスライド溝12aに上記孔部の内縁が係合して、キー装置1がステアリングシャフトのアウターチューブに保持されるようになっている。このように構成することによって、ユーザーがステアリングロック機構をマニュアル操作により作動させる従来のステアリングロック装置が固定される図示しないステアリングシャフトに設けられた取付部と、このようなステアリングロック装置に一体的に内蔵されるキーシリンダー20が配設される図示しない運転席側のインストメントパネルに形成される取付部をそのまま利用して、車両に搭載することができる。
また、図2に示すように、ボデー10の前面側には、シリンダー20を収納可能なシリンダ挿入口13が設けられ、その外周面には、後述するコイルアンテナ装置60に設けられた取付腕部62が係合可能な係合爪部16が設けられている。さらに、図3に示すようにボデー10中央の側面には、後述するエマージェンシーキー80のキー挿入口21への挿入及び引き抜きを検出するキー検知スイッチ70(キー検出装置)が取り付けられるスイッチ取付部15が形成されている。このスイッチ取付部15には、キー挿入口21と連通し、前記キー検知スイッチ70のプランジャー71が挿通可能な貫通孔15aが設けられている。
ボデー10内部にはシリンダ挿入口13から軸方向に向かって延設され、シリンダー20の前方側が保持される大径部14a部と、シリンダー20の後方側が保持される小径部14bとを有するシリンダ収納部14が形成されている。このシリンダ収納部14の後端部には、後述するシリンダー20をシリンダ挿入口13側に付勢するコイルスプリング29が保持されるスプリング保持部17が設けられている。そして、図4に示すように、シリンダ収納部14の後方側の一側面には、後述するシリンダー20に設けられた弾性爪部25のフック部25bが突出可能な係合孔18が形成されている。この係合孔18の前面側(図4中、右側)に位置する側面に前記弾性爪部25のフック部25bがコイルスプリング29の付勢力により係合し、シリンダー20がボデー10内部にがたつくことなく保持される。
なお、本実施形態のキー装置1には、周知のステアリングロック機構は設けられていない。そのため、本実施形態のキー装置1が設けられる車両には、後述するエンジン始動などを行う電子制御ユニット(電源ECU3)によって電気的に制御され、モーター駆動によりロックボルトをステアリングシャフトに係合させてステアリングをロックする電動ステアリングロック装置が別装置として設けられている。(図示せず。)
シリンダー20は、樹脂材料により前方側を大径とし、後方側を小径とした略円柱状に形成されており、前面側に後述するエマージェンシーキー80が挿入可能なキー挿入口21が形成されている。このキー挿入口21は軸線方向に延設されており、キー挿入口21の開口部付近には、両側面側にキー挿入口21に連通する後述するボール部材27が収納されるボール収納孔22が形成されている。ボール収納孔22は、図6に示すように、シリンダー20側面の開口部からキー挿入口21に向かって内径が小さくなるように形成されており、キー挿入口21と連通する連通孔22aが、その底部に設けられている。なお、このボール収納孔22には、ボール部材27と共にボール部材27をキー挿入口21側に付勢する圧縮ばね28(付勢部材)が収納される。この圧縮ばね28は、ボール収納孔22が後述するシリンダキャップ30により塞がれることにより、ボール部材27に圧接する。そのため、図3に示すように、キー装置1のボール収納孔22にボール部材27を収納した状態では、圧縮ばね28によってボール部材27が付勢されて、ボール部材27の一部がキー挿入口21内に突出するようになる。
前記ボール収納孔22に収納されるボール部材27は、球体であればよく、汎用されているスチールボール(鋼球)のうち、適宜な大きさのものを選定して使用することが好ましい。
また、このボール収納孔22に対して90度ずれたシリンダー20の外周面には、後述するシリンダキャップ30の引掛部32が嵌合可能な2つのリブ26a、26bによって形成された嵌合凹部26が形成されている。
さらに、このキー挿入口21の後端部には、キー挿入口21と交差するように形成され、後述するスライド部材50が摺動可能に収納されるスライド孔23が形成されている。このスライド孔23は、略矩形の貫通孔として形成されており、図7に示すように、その一側面には、後述するスライド部材50を一方向に付勢する圧縮スプリング54が収納されるスプリング収納溝23aがシリンダー側面に向かって開口して形成されている。また、スライド孔23のスプリング収納溝23aに対向する他側面には、スプリング収納溝23aとは反対側のシリンダー20の側面に向かって開口した切欠溝23bが形成されている。この切欠溝23bは、後述するスライド部材50の規制突部53に係合し、スライド部材50の突出量を規制するようになっている。
シリンダー20の後端部にはコイルスプリング29を取付可能に後方側に向かって突出した円柱状のスプリング取付部24が設けられている。また、シリンダー20の一側面には、前述したボデー10に形成された係合孔18に係合可能な弾性爪部25が設けられている。(図4)この弾性爪部25は、弾性を有するように延設された板状の弾性腕部25aと、その先端に形成されたフック部25bとから構成されている。
このシリンダー20の前面部には、キー挿入口21のみを露出させるキー導入口31aを有し、シリンダー20の前面部を覆うシリンダキャップ30が取り付けられる。このシリンダキャップ30には、図2及び図4に示すように、シリンダー20の嵌合凹部26に係合可能に形成された2つの引掛部32が上下方向(図2中、上下方向)に対向して設けられている。そして、この引掛部32に対して90度ずれたシリンダキャップ30の両側面には、前述したボール収納孔22の開口部を塞ぐ蓋部33が突出して設けられている。また、シリンダキャップ30のキー導入口31aは、後述するカバー40の取付爪41が嵌合可能な嵌合孔31bとともに、シリンダキャップ30の前面側に形成された円筒状の凹形状部31内に形成されている。この凹形状部31内に後述するカバー40を取り付けることにより、このカバー40の前面部がシリンダキャップ30の前面部の外周縁と同一面位置となるように構成されている。
電子キー6が使用可能な通常の状態では、シリンダキャップ30の前面部にキー導入口31aを覆うカバー40が取り付けられる。図2及び図3に示すように、このカバー40の裏面側にはシリンダキャップ30の凹形状部31内に形成された嵌合孔31bに係合可能な取付爪41が設けられている。また、このカバー40の側面の一部に前面側からドライバーなどを引掛けてシリンダキャップ30からの取り外しができるようにした凹部42が形成されている。
スライド部材50は図1、図3及び図7に示すように略長方体に形成されており、その中央にキー挿入口21とほぼ同じ開口幅を有するキー孔51が形成されている。このキー孔51の短辺側の側面にはシリンダー20後方側(図3中、左側)に向かって中心軸側に傾斜した傾斜面51aが設けられている。この傾斜面51aは、スライド部材50をシリンダー20のスライド孔23に収納した状態で、後述するエマージェンシーキー80のキー先端が当接することにより、スライド部材50を圧縮スプリング54に抗してスライド孔23内に没入させるように作用する。また、キー孔51が形成された面を挟んだ両側面には、圧縮スプリング54の付勢力を受けるスプリング受部52と、シリンダー20の切欠溝23bの低部に係合可能な規制突部53が対向するように側面から突出するように設けられている。なお、キー孔51が形成された側面に形成された凹部55は、キー孔51の側面に対する接触面であり、スライド部材50の摺動抵抗を低減するために設けられているものである。
ボデー10に取り付けられるコイルアンテナ装置60は、図4及び図9に示すように送受信回路64、送受信コイルなどの一般的な構成を備えているものであり、送受信回路64は、高周波回路としてのRF回路66(RF:Radio Frequency)と、制御回路65とを備え、回路基板69に搭載されている。そして、制御回路65は、IDコード(暗証コード)を格納するメモリとしてのEEPROM67(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などにより構成されている。この制御回路65は、回路基板69に取り付けられたコネクタケース63の外部端子69aを介して車両側のイモビライザーECU4に接続されており、EEPROM67から予め記憶されているIDコードを呼出し、呼び出したIDコードと、送受信コイル68が受信し、RF回路66で復調されたIDコードとを照合し、二つのIDコードの一致を判定した結果をイモビライザーECU4に出力するようになっている。
また、送受信コイル68は、キー挿入口21の外部に嵌合する中央孔61aを有するリング状のコイル保持部61に内蔵されており、後述するエマージェンシーキー80をキー挿入口21に挿入したときにエマージェンシーキー80のキーヘッド81がコイル保持部61の中央孔61a中心に位置するようになる。なお、このコイル保持部61にボデー10の係合爪部16に係合可能な取付腕部62が設けられている。
キー挿入口21へのエマージェンシーキー80の挿入及び引き抜きを検出するキー検知スイッチ70は、図3、図5及び図9に示すように、ボデー10のスイッチ取付部15に取付可能に構成されており、通常状態では、圧縮ばね72に付勢されたプランジャー71が突出した状態で、キー検知スイッチ70の内部に移動自在に設けられている。そして、このプランジャー71によって作動する可動接点73とキー検知スイッチ70のスイッチケース70aにインサート成形された固定接点74がスイッチングし、そのスイッチング信号をコネクタ75に収容された外部に出力する外部端子76を介してイモビライザーECU4に接続されている。
図3に示すように、ボデー10に形成された貫通孔15aから前述したシリンダー20のスライド孔23に突出するようにキー検知スイッチ70のプランジャー71は、ボデー10のスイッチ取付部15に取り付けられる。そして、キー挿入口21に対するエマージェンシーキー80の抜挿動作がスライド部材50を介して伝達されてプランジャー71がキー検知スイッチ70のスイッチケース70a内外にスライド移動する。すなわち、キー挿入口21にエマージェンシーキー80が挿入されると、キープレート82の先端部により、スライド部材50がスライド孔23内にスライド移動することにより、プランジャー71がスイッチケース70a内に没入するため、プランジャー71に連動して可動接点73がスライド移動して、固定接点74に接触する。このスイッチング信号は、キー検知スイッチ70からキー検出信号としてイモビライザーECU4に出力される。一方、キー挿入口21からエマージェンシーキー80が引抜かれると、スライド部材50がスライド孔23から突出するようにスライド移動するため、プランジャー71もスイッチケース70aに内蔵されている圧縮ばね72の付勢力により、スイッチケース70aから突出するため、可動接点73と固定接点74が非接触状態となり、そのスイッチング信号がキー離脱信号としてイモビライザーECU4に出力される。
エマージェンシーキー80について説明する。図5に示すように、このエマージェンシーキー80は、キーヘッド81とキープレート82からなる。このキープレート82には、図示しないキー山とボール部材27が係合可能な切欠凹部82aが一側面に形成されている。なお、このキー山は、電子キーの6の電池電源が消耗したときに、図示しないサイドドアに設けられたシリンダ錠を解錠するためのものであり、本実施形態のキー装置1に使用されるものではない。また、キーヘッド81には、トランスポンダ83(送受信機)が内蔵されている。このトランスポンダ83は、高周波駆動されているコイルアンテナ装置60の送受信コイル68と磁気結合する図示しないコイルアンテナを内蔵し、磁気結合による電磁誘導作用により発生した電力を図示しないコンデンサに電荷として蓄え、このコンデンサに蓄えられた電荷を起電力として予め記憶しているIDコードを変調しFM波を搬送波として内蔵のコイルアンテナより送信出力する周知の構造のものである。なお、このエマージェンシーキー80は通常、図示しないカードタイプの電子キー6に内蔵されており、必要に応じて、電子キー6から分離させて使用することができるようになっている。
次に、前記キー装置1の組付作業について説明する。
まず、シリンダー20のスライド孔23のばね収納溝23aに圧縮スプリング54を収納し、スライド部材50をスライド孔23に収納する。このとき、スライド部材50には、図7に示すようにスプリング受部52と規制突部53が対向するように形成されているため、スライド部材50を傾けながら、スライド孔23に挿入する。このようにして、スライド部材50は、スプリング受部52が圧縮スプリング54により付勢され、規制突部53がシリンダー20の切欠溝23bの底面部に係止され、一端側が突出した状態でスライド孔23内に収納される。
つぎに、ボール収納孔22にボール部材27と圧縮ばね28を収納す。そして、圧縮ばね28を押さえながら、シリンダキャップ30の引掛部32をシリンダー20の嵌合凹部26に嵌合し、シリンダキャップ30をシリンダー20に組み付ける。これにより、ボール収納孔22の開口部はシリンダキャップ30の蓋部33によって塞がれるため、圧縮ばね28がボール部材27と蓋部33の間で圧縮された状態となる。したがって、ボール部材27は、圧縮ばね28により連通孔22aに向けて付勢され、ボール収納孔22の連通孔22aから一部をキー挿入口21内に突出した状態で保持される。このように、シリンダー20はスライド部材50、圧縮スプリング54、ボール部材27、圧縮ばね28及びシリンダキャップ30を一体的に組み込むことによって、ユニット化することができる。
一方、ボデー10のスイッチ取付部15にキー検知スイッチ70を取り付け、ボデー10とキー検知スイッチ70を一体的にユニット化する。このとき、キー検知スイッチ70のプランジャー71をボデー10の貫通孔15aから突出させる。
コイルアンテナ装置60は、一般的に回路基板69及び外部端子69aを一体的にユニット化されているものであるため、詳細な組み付け手順については省略する。このように、本実施形態のキー装置1は、個々にユニット化したシリンダー20、コイルアンテナ装置60及びボデー10を一体的に組み立てればよいので、個々の部品ユニットを別々の製造ライン或いは部品メーカーで製造して、最終製造ライン或いは車両メーカーで個々に納入された部品ユニットを組み付けることができる。
具体的な組み立て手順としては、まず、コイルアンテナ装置60の取付腕部62をボデー10の係合爪部16に係合して、コイルアンテナ装置60をボデー10の前面側に取り付ける。つぎに、シリンダー20のスプリング取付部24にコイルスプリング29を取り付けた状態で、シリンダー20をコイルアンテナ装置60のコイル保持部61の中央孔61aに挿通して、ボデー10のシリンダ収納部14に組み込む。このとき、シリンダー20の弾性爪部25がシリンダ収納部14の内面に当接して撓んだ状態となる。そして、ボデー10の係合孔18に弾性爪部25のフック部25bが弾性腕部25aの付勢力によって突出する位置までコイルスプリング29の付勢力に抗してシリンダー20を押し込み、ボデー10の係合孔18に弾性爪部25のフック部25bが弾性腕部25aの弾性により突出した位置で押し込みをやめることにより、コイルスプリング29の付勢力でシリンダー20が前方側に移動し、弾性爪部25のフック部25bがボデー10の係合孔18の側面に係止される。このようにコイルスプリング29の付勢力によって、弾性爪部25のフック部25bが係合孔18の前面側の側面に圧接した状態となるため、シリンダー20はボデー10から脱落することなく、且つがたつきが抑えられた状態でボデー10内に収納される。
最後にカバー40の取付爪41をシリンダキャップ30の嵌合孔31bに挿入するようにして嵌合し、カバー40をシリンダキャップ30に取り付ける。したがって、図1に示すように、電子キー6が使用可能な通常の状態では、キー導入孔31a及びキー挿入口21が露出しない状態となる。
なお、本実施形態では、図4に示すように、シリンダキャップ30の引掛部32とシリンダー20の嵌合凹部26との嵌合部分がコイルアンテナ装置60の中央孔61aの内側面によって押さえられるため、カバー40をシリンダキャップ30から取り外すときに、カバー40と共にシリンダキャップ30が外れ、コイルアンテナ装置60がシリンダー20から脱落することを防止することができる。
次に、上記のように構成されたキー装置1の作用について説明する。
まず、ユーザーが所有する電子キー6の電池が蓄積されている通常の状態においては、電子キー6を携帯したユーザーが運転室内に入り、図示しない運転席側のインストメントパネルに配置されたプッシュ式の操作スイッチ2を押し操作することにより、車両内に搭載されている送受信装置5からリクエスト信号が送信される。電子キー6はリクエスト信号を受信することによって、予め記憶しているIDコードを送受信装置5に返信する。受信したIDコード信号は送受信装置5の制御回路65が予め記憶しているIDコードとの照合を行い、一致が確認されたことをイモビライザーECU4に出力することにより、イモビライザーECU4は、他の条件(車速=0km/h、シフトポジション=ニュートラル位置又はパーキング位置など)が充たされている場合に、電動ステアリングロック装置をアンロック作動し、ステアリングロックを解除する。続いて、操作スイッチ2に再度の押し操作をユーザーに促す照明をし、再度操作スイッチ2が押されることによって、エンジン始動許可信号が、電源ECU3からスタータに出力され、エンジンが始動する。
これに対し、ユーザーが所有する電子キー6の電池による電力が蓄電されていない非常時には、電子キー6からエマージェンシーキー80を引抜き、分離してキープレート82を露出させる。そして、シリンダキャップ30に取り付けられているカバー40の凹部42にドライバーなどを引掛けて、カバー40をシリンダキャップ30から取り外し、キー導入口31aを露出させ、キー導入口31aにエマージェンシーキー80のキープレート82を挿し込む。
キープレート82がキー挿入口21に挿入されると、キープレート82の先端がボール部材27に当接する。さらに、圧縮ばね28の付勢力に抗してボール部材27をボール収納孔22に押し込みながら、エマージェンシーキー80をさらにキー挿入口21の奥に挿し込むと、スライド部材50のキー孔51に設けられた傾斜面51aにキープレート82の先端に当接する。そして、キープレート82を圧縮スプリング54の付勢力の抗してスライド部材50のキー孔51内に押しこむと、スライド部材50は半径方向にスライド移動し、スライド孔23内に没入する。このスライド部材50のスライド移動により、キー検知スイッチ70のプランジャー71がスイッチケース70a内に押し込まれ、プランジャー71に一体的に連結した可動接点73が固定接点74に接触し、キー挿入検知信号がコイルアンテナ装置60の制御回路65に入力される。キープレート82がキー挿入口21の内面に当接するまで挿入すると、キープレート82に設けられた切欠凹部82aにボール部材27が係合して、エマージェンシーキー80がキー挿入孔から脱落することが防止される。このように、エマージェンシーキー80の保持をボール部材27で行うことによって、キープレート82挿入時の摺動抵抗を小さくすることができる。また、キープレート82の挿入方向は、表裏を関係なく挿入することができるため、緊急時にあわててエマージェンシーキー80をキー挿入口21に挿入したとしても、キープレート82やシリンダー20内部を破損することを防止することができる。
続いて、キー検知スイッチ70からキー検出信号が入力されたコイルアンテナ装置60の制御回路65では、RF回路66が起動され、送受信コイル68が高周波駆動される。これにより、送受信コイル68の周囲に磁界が発生し、送受信コイル68とトランスポンダ83に内蔵されたコイルアンテナとが磁気結合される。そして、トランスポンダ83からIDコード信号が送信され、このIDコード信号は、キー装置1の送受信コイル68によって受信され、RF回路66に出力される。そこで、RF回路66は、受信したIDコード信号を復調して制御回路65に送り、制御回路65は、このIDコード信号を解読してIDコードを得、EEPROM67に予め格納されているIDコードと照合し、照合した結果をイモビライザーECU4に出力する。
IDコードが一致しているという判定結果の場合には、イモビライザーECU4は、他の条件が充たされていることを条件に、電動ステアリングロック装置をアンロック作動する。ステアリングロックが解除されると、続いて、操作スイッチ2に再度の操作をユーザーに促す照明がされる。そして、操作スイッチ2が押されることによって、エンジン始動許可信号が、電源ECU3からスタータに出力され、エンジンが始動する
本実施形態では、図5に示すように、エマージェンシーキー80の一側面に設けられた切欠凹部82aに一方のボール部材27を係合するととともに、反対側の他側面を他方のボール部材27が付勢するという2つのボール部材27によるキー保持機構を構成している。そのため、一方のボール部材27がキープレート82の切欠部に係合するように2つの付勢部材が作用することにより、エマージェンシーキー80は、車両の振動などで、容易にキー挿入口21から脱落することはなく、また、キープレート82をガタツキなくキー挿入口21に保持することができる。また、ボール部材27は、キープレート82の切欠凹部82aに球面で接触するため、摺動抵抗を小さくすることができる。よって、エマージェンシーキー80を無理なくキー挿入口21に挿し込むことができるとともに、キー挿入口21から円滑に引抜くことができる。
さらに、図8に示すように、一方のボール収納孔22をキー挿入口21の中心軸からずらした位置に設け、一方のボール部材27をキープレート82の厚さ方向にずらして配置するようにしてもよい。このように構成すれば、キープレート82は、ボール部材27の半径方向の付勢力によって保持されるとともに、ボール部材27の厚さ方向の付勢力によって、キー挿入口21の内壁面に沿って保持される。すなわち、ボール部材27とキープレート82の中心軸からずれた外縁に当接することで、キープレート82に対する半径方向の付勢力をボール部材27によってキープレート82の厚さ方向への付勢力に変換することで、エマージェンシーキー80の挿入口内におけるがたつきを2つのボール部材27で効果的に抑えることができる。なお、2つのボール収納孔22をキー挿入口21の中心軸から同方向にずらした位置に設けてもよい。
なお、本発明のステアリングロック装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、2つのボール部材27によってキープレート82を保持するようになっているが、シリンダー20にボール収納孔22を片側に2つずつ設け、キープレート82の厚さ方向に2つのボール部材27を配置して、キープレート82の一面側を挟むように配置してもよい。このように4つのボール部材27による構成とすることにより、キープレート82の半径方向で確実に保持することができるとともに、キープレート82の厚さ方向のがたつきも確実に抑えることができる。また、2つのボール部材27の一方(例えば図8中、上側)のボール収納孔22をキー挿入口21の中心軸線に対して右側(図8中、右側)にずらして設け、他方(例えば図8中、下側)のボール収納孔22をキー挿入口21の中心軸線に対して左側(図8中、左側)にずらして、キー挿入口21の中心軸線に対して互い違いにずれるように形成してもよい。このように構成することにより、キープレート82がボール部材27によって挟まれて保持されるため、2つのボール部材27で上記した4つのボール部材27による構成と同等の保持効果を得ることができる。
前記実施形態では、キープレート82を板状のものとしたが、円柱状、角柱状等の他の形状としてもよい。また、検出スイッチもプランジャー71を有するスイッチに限られず他のセンサ、例えば磁気センサなどでもよい。さらに、各部材を組み付けるために設けられた係合爪部16、弾性爪部25や引掛部32等の数は、上記実施形態に限られないことはいうまでもない。
前記実施形態では、ボデー10をステアリングシャフトに取付可能となるように固定部11と保持部12を設けた構成としているが、図示しない運転席側のインストメントパネル等に直接固定できるようにしてもよい。このように構成することにより、キー装置を小型化することができ、エマージェンシーキー80の保持機構をボール部材27とすることによる効果を十分に得ることができる。
本実施の形態における自動車用のキー装置の外観構造を示す斜視図である。 同キー装置の分解斜視図である。 同キー装置の一部横断側面図である。 同キー装置の一部縦断側面図である。 同キー装置にエマージェンシーキーを差し込んだ状態の一部横断面図。 図3におけるボール部材と圧縮ばねを取り外した状態のシリンダーの6−6線断面図である。 図3におけるシリンダーの7−7線一部断面図である。 シリンダーのボール収納孔における他の実施例に関する図6と同様の断面図にボール部材を収納した状態を示す図である。 キー装置における回路構成を簡略化して示すブロック図である。
符号の説明
1…キー装置、10…ボデー、11…固定部、12…保持部、20…シリンダー、21…キー挿入口、27…ボール部材、28…圧縮ばね(付勢部材)、64…送受信回路、68…送受信コイル、70…キー検出装置(キー検出スイッチ)、80…認証キー(エマージェンシーキー)、83…送受信機(トランスポンダ)。

Claims (3)

  1. 送受信機を有する認証キーを挿入可能なキー挿入口を有するシリンダーと、前記キー挿入口への前記認証キーの挿入を検出し、キー検出信号を出力するキー検出装置と、前記キー挿入口に挿入された前記認証キーに送受信コイルを用いて暗証番号の送信動作を実行させる送受信回路と、を備えたキー装置において、
    付勢部材により半径方向から付勢され、前記認証キーをキー挿入口から脱落しないように保持するボール部材を収納し、前記シリンダーのキー挿入口の両側に設けられたボール収納孔を有する前記シリンダーの前面部に取り付けられるシリンダキャップと、
    前記送受信コイルを収容し、その中央孔に前記シリンダーが挿通して組み付けられるコイル保持部を有するコイルアンテナ装置と、を設け、
    前記付勢部材を前記ボール部材に圧接するように前記ボール収納孔を覆う蓋部と前記シリンダーに係合可能な引掛部とを前記シリンダキャップに設け、
    前記コイルアンテナ装置のコイル保持部に形成された中央孔の内面側によって前記シリンダキャップの蓋部と引掛部とが前記シリンダーに係合した状態に保持されることを特徴とするキー装置。
  2. 前記ボール部材を前記認証キーの中心軸から厚さ方向にずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載のキー装置。
  3. 前記シリンダーを収納可能なボデーを設け、
    該ボデーには、ステアリングハンドルの操作を伝達するステアリングシャフトに装着可能な車載取付用の固定部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のキー装置。
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