JP2007254396A - 香気成分揮散方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
徐々に香料が揮散され、好ましい香気を所望する時間にわたって揮散することができる技術を提供すること。
【解決手段】
一種または二種以上の香気性化合物を含有するシリカ粒子であって、かつ崩壊強度が500g/mm2以下のシリカ粒子を歯磨製品に添加・配合しておき、該シリカ粒子を徐々に崩壊させる。シリカ粒子に含侵していない香料を共存させると、さらに有効である。
一定期間にわたって揮散する香気成分の香味および香気が持続され、保持される歯磨製品が得られる。
【選択図】 なし
徐々に香料が揮散され、好ましい香気を所望する時間にわたって揮散することができる技術を提供すること。
【解決手段】
一種または二種以上の香気性化合物を含有するシリカ粒子であって、かつ崩壊強度が500g/mm2以下のシリカ粒子を歯磨製品に添加・配合しておき、該シリカ粒子を徐々に崩壊させる。シリカ粒子に含侵していない香料を共存させると、さらに有効である。
一定期間にわたって揮散する香気成分の香味および香気が持続され、保持される歯磨製品が得られる。
【選択図】 なし
Description
本発明は香気成分を含浸処理した特定のシリカ粒子から香気成分を揮散させる香気成分揮散方法に関する。また、特定のシリカ粒子から香気成分を揮散させると共にシリカ粒子以外の部位から香気成分を揮散させる香気成分揮散方法に関する。とくに、シリカ粒子以外の部位の香気成分と、香気成分を含浸させた特定のシリカ粒子とを含有する組成物から香気成分を、所望する時間にわたって香気成分を揮散するなど、香気成分の揮散を制御することができる香気成分揮散方法に関する。また、そのシリカ粒子、そのシリカ粒子を含有する香気賦香組成物、そのシリカ粒子および異なる香気成分を含有する香気賦香組成物およびそれらの香気賦香組成物を含有する歯磨製品に関する。
従来から、歯の健康管理の一環として、朝晩および食後に歯を磨くことが推奨され、日常の習慣となって来ている。そして虫歯や歯槽膿漏の予防或は歯垢の除去などの目的を持つ歯磨製品が多種類市販されているところである。これらの歯磨製品には必ずといってよいほど香料が添加・配合されており、それら製品の使用時に製品内の香料が揮散され、心地よい感じを与えてきた。
近年の社会情勢の変化および個性化などに伴い、歯磨製品の使用感への満足度や香料の嗜好性も変化し、特徴ある使用感や香質をもたらす香料組成物の検討が盛んに行われている(例えば特許文献1、特許文献2)。
近年の社会情勢の変化および個性化などに伴い、歯磨製品の使用感への満足度や香料の嗜好性も変化し、特徴ある使用感や香質をもたらす香料組成物の検討が盛んに行われている(例えば特許文献1、特許文献2)。
一方、それら香料あるいは香料組成物を製品に添加・配合する技術もいろいろと研究され、たとえば、香料を先ず1種類以上の非イオン性乳化剤及び水性相と混合して、分散香料を取り囲んだ液晶構造体を含有する組織化エマルジョンを形成させ、ついで該組織化エマルジョンを分散させる技術(特許文献3)、あるいは香料の配合時期に工夫を施し、バランスのとれた香料が製品内に存在できる技術(特許文献4)が知られている。これらの技術により製品内の香料のバランスの維持状態はそれなりに改善されると言えるが、製品内に存在する香料は徐々に揮散されるとはいえ、トップノートが揮散されやすく、揮散される香料のバランスが失われやすくなるという問題点が残されている。また、製品内から揮散される香質を調整し、香気揮散時間を調整することについてはなんら認識されていない。
そこで、本発明の課題は、徐々に香気成分が揮散され、好ましい香味および香気を長い時間にわたって揮散することができる技術を提供することである。とくに、好ましい香味および香気を制御し、しかも所望する時間にわたって揮散する技術を提供することである。また、一定期間にわたって揮散する香気成分の香味および香気が持続され、保持される歯磨製品を提供することである。
本発明者は上記課題を解決するために、香気成分を担持させる物質についていろいろと研究している最中、シリカ粒子に着目し、鋭意研究した結果、歯磨製品内に配合される歯表面の研磨を目的とするシリカ粒子よりも崩壊しやすいシリカ粒子を選択し、その柔らかく崩壊しやすいシリカ粒子に香気成分を含浸させておき、歯磨製品内に配合させておくと、意外にも、含侵した香気成分は安定して保持され、しかもブラッシングによるシリカ粒子の崩壊に伴い、含浸された香気成分が徐々に揮散されるという知見を得た。そのうえ、歯磨製品に配合される香気成分の香味および香気が損なわれることがないという知見も得た。それらの知見に基づきさらに研究を重ね、遂に本発明を完成させた。
すなわち、請求項1の発明は、一種または二種以上の香気成分をシリカ粒子に含浸し、該シリカ粒子を崩壊させて香気成分を揮散させることを特徴とする香気成分揮散方法である。上記シリカ粒子から、含浸された香気成分はほとんど揮散しないが、該シリカ粒子を崩壊すると、含浸された香気成分は徐々に揮散される。シリカ粒子を徐々に崩壊させれば、香気成分も徐々に揮散されることになる。この理由は、シリカ粒子内に封入され、保護されている香気成分が、シリカ粒子の崩壊による封入状態の変化に伴い、揮散可能になることによるものと推察される。なお、本発明では、香気成分は、化合物自体が香気を有する化合物を含むだけでなく、さらに精油や、冷感剤または温感剤などの感覚を刺激する成分であって揮散される成分をも意味する。また、本発明では、香気成分はシリカ粒子内に封入されるので、シリカ粒子付近に存在する他の物質の影響を受けにくくなる。
請求項2の発明は、一種または二種以上の香気成分を含浸したシリカ粒子と、シリカ粒子に含浸していない香気成分の一種または二種以上とから少なくとも構成される混合物から香気性成分を揮散する方法であって、該シリカ粒子を崩壊させて香気成分を揮散させることを特徴とする香気成分の揮散方法の発明である。シリカ粒子に含浸する香気成分は徐々に揮散されるが、それに対して、シリカ粒子に含浸していない香気成分は相対的に急激に揮散されるので、シリカ粒子に含侵する香気成分の量と、シリカ粒子に含侵する香気成分の量との比を適宜変動することにより、香気を感じる時間を制御することができる。また、シリカ粒子に含侵する香気成分と、シリカ粒子に含侵する香気成分とを変えることにより、揮散させる香気に変化を持たせることができる。つまり、香気を制御することが可能となる。請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、含浸される香気成分が歯磨製品用の香気成分であることを特徴とする。
請求項2の発明は、一種または二種以上の香気成分を含浸したシリカ粒子と、シリカ粒子に含浸していない香気成分の一種または二種以上とから少なくとも構成される混合物から香気性成分を揮散する方法であって、該シリカ粒子を崩壊させて香気成分を揮散させることを特徴とする香気成分の揮散方法の発明である。シリカ粒子に含浸する香気成分は徐々に揮散されるが、それに対して、シリカ粒子に含浸していない香気成分は相対的に急激に揮散されるので、シリカ粒子に含侵する香気成分の量と、シリカ粒子に含侵する香気成分の量との比を適宜変動することにより、香気を感じる時間を制御することができる。また、シリカ粒子に含侵する香気成分と、シリカ粒子に含侵する香気成分とを変えることにより、揮散させる香気に変化を持たせることができる。つまり、香気を制御することが可能となる。請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、含浸される香気成分が歯磨製品用の香気成分であることを特徴とする。
請求項4の発明は、一種または二種以上の香気成分を含浸処理したシリカ粒子であって、そのシリカ粒子の崩壊強度が500g/mm2以下のシリカ粒子であることを特徴とするシリカ粒子の発明である。シリカ粒子を徐々に崩壊させれば、香気成分も徐々に揮散されることになるので、請求項4の発明は香気成分揮散用シリカ粒子の発明でもあるし、香気持続性香気成分揮散用シリカ粒子の発明でもある。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、RDA値(研磨力)が30以下であり、かつ含浸される一種または二種以上の香気成分が歯磨製品用の香気成分であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、RDA値(研磨力)が30以下であり、かつ含浸される一種または二種以上の香気成分が歯磨製品用の香気成分であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4または5記載のシリカ粒子を含有することを特徴とする歯磨製品用香気賦香組成物の発明である。
請求項7の発明は、請求項4または5記載のシリカ粒子と、請求項4または5記載のシリカ粒子に含浸していない一種または二種以上の香気成分を含有することを特徴とする歯磨製品用香気賦香組成物である。なお、本発明では、香気賦香組成物は香料組成物も含まれる。
請求項8の発明は、請求項6または7記載の歯磨製品用香気賦香組成物を含有する香気持続性歯磨製品の発明である。
請求項7の発明は、請求項4または5記載のシリカ粒子と、請求項4または5記載のシリカ粒子に含浸していない一種または二種以上の香気成分を含有することを特徴とする歯磨製品用香気賦香組成物である。なお、本発明では、香気賦香組成物は香料組成物も含まれる。
請求項8の発明は、請求項6または7記載の歯磨製品用香気賦香組成物を含有する香気持続性歯磨製品の発明である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては、崩壊しやすいシリカ粒子に、香気成分を含侵させておくことが一つの特徴である。ここで、崩壊しやすいという意味は、例えば通常の歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、製品内に配合される歯表面の研磨を目的とするシリカ粒子が崩壊される程度を意味するのではなく、歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、シリカ粒子が崩壊して、含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されるという意味である。これを言い換えれば、本発明で使用されるシリカ粒子は、柔らかく崩壊しやすいシリカ粒子であり、例えば通常の歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、実質的に歯表面を研磨することができないのであり、シリカ粒子が崩壊し、含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されやすいシリカ粒子である。
本発明でいうシリカ粒子は上記の説明のように含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されやすいシリカ粒子であればとくに制限されないが、例えば、グラノ粒子硬度測定装置(岡田精工株式会社製)を用いて測定したときに、崩壊強度が500g/mm2以下であるシリカ粒子が好ましい。
さらに、例えば、RDA(Radioactive Dentine Abrasion )法で測定したときに、研磨力が20以下のRDA値であることが好ましい。
さらに、本発明のシリカ粒子は、少なくとも90重量%の粒子の粒径が100〜1000μmであるシリカ粒子が好ましい。また、嵩密度が200〜400g/dcm3であり、オイル吸着量が70〜200cm3/100gであるシリカ粒子が好ましい。
好ましいシリカ粒子の物性値
崩壊強度 : 161〜414g/mm2
RDA(研磨力): 20
粒径 : 105〜600μm
嵩密度(ルーズ) : 256g/dcm3
オイル吸着量: 135cm3/100g
好ましいシリカ粒子としてはINEOS SILICAS社製のSOLBOSIL BFGシリーズの柔らかいシリカ粒子である。
本発明のシリカ粒子は市販品を購入することにより容易に入手することができるが、独自に内製してもよい。
本発明においては、崩壊しやすいシリカ粒子に、香気成分を含侵させておくことが一つの特徴である。ここで、崩壊しやすいという意味は、例えば通常の歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、製品内に配合される歯表面の研磨を目的とするシリカ粒子が崩壊される程度を意味するのではなく、歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、シリカ粒子が崩壊して、含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されるという意味である。これを言い換えれば、本発明で使用されるシリカ粒子は、柔らかく崩壊しやすいシリカ粒子であり、例えば通常の歯磨製品を使用して歯磨行動したときに、実質的に歯表面を研磨することができないのであり、シリカ粒子が崩壊し、含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されやすいシリカ粒子である。
本発明でいうシリカ粒子は上記の説明のように含侵される香気成分が揮散できる程度に崩壊されやすいシリカ粒子であればとくに制限されないが、例えば、グラノ粒子硬度測定装置(岡田精工株式会社製)を用いて測定したときに、崩壊強度が500g/mm2以下であるシリカ粒子が好ましい。
さらに、例えば、RDA(Radioactive Dentine Abrasion )法で測定したときに、研磨力が20以下のRDA値であることが好ましい。
さらに、本発明のシリカ粒子は、少なくとも90重量%の粒子の粒径が100〜1000μmであるシリカ粒子が好ましい。また、嵩密度が200〜400g/dcm3であり、オイル吸着量が70〜200cm3/100gであるシリカ粒子が好ましい。
好ましいシリカ粒子の物性値
崩壊強度 : 161〜414g/mm2
RDA(研磨力): 20
粒径 : 105〜600μm
嵩密度(ルーズ) : 256g/dcm3
オイル吸着量: 135cm3/100g
好ましいシリカ粒子としてはINEOS SILICAS社製のSOLBOSIL BFGシリーズの柔らかいシリカ粒子である。
本発明のシリカ粒子は市販品を購入することにより容易に入手することができるが、独自に内製してもよい。
本発明は、上記シリカ粒子に香気成分を含浸させる。含浸させる香気成分としては、香味および香気を有する成分(例えば、香料など)、感覚を刺激する成分(例えば、冷感剤、温感剤など)であれば特に限定されないものである。
香味および香気を有する成分としては、例えば、精油、天然香料、合成香料など、通常使用される香料であれば、どのような香料でも使用可能である。具体的には、エステル類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、アセタール類、フェノール類、エーテル類、ラクトン類、フラン類、炭化水素類、酸類、含硫黄・窒素化合物などの合成香料および天然香料などか挙げられる。それら香料単独でもよいが。二種類以上の香料を混合する、いわゆる調合香料としてもよい。
香味および香気を有する成分としては、例えば、精油、天然香料、合成香料など、通常使用される香料であれば、どのような香料でも使用可能である。具体的には、エステル類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、アセタール類、フェノール類、エーテル類、ラクトン類、フラン類、炭化水素類、酸類、含硫黄・窒素化合物などの合成香料および天然香料などか挙げられる。それら香料単独でもよいが。二種類以上の香料を混合する、いわゆる調合香料としてもよい。
上記の合成香料においてエステル類としては、例えば、アクリル酸エステル(メチル、エチル等)、アセト酢酸エステル(メチル、エチル等)、アニス酸エステル(メチル、エチル等)、安息香酸エステル(アリル、イソアミル、エチル、ゲラニル、リナリル、フェニルエチル、ヘキシル、シス−3−ヘキセイニル、ベンジル、メチル等)、アントラニル酸エステル(シンナミル、シス−3−ヘキセニル、メチル、エチル、リナリル、イソブチル等)、N−メチルアントラニル酸エステル(メチル、エチル等)、イソ吉草酸エステル(アミル、アリル、イソアミル、イソブチル、イソプロピル、エチル、オクチル、ゲラニル、シクロヘキシル、シトロネリル、テルペニル、リナリル、シンナミル、フェニルエチル、ブチル、プロピル、ヘキシル、ベンジル、メチル、ロジニル等)、イソ酪酸エステル(イソアミル、ゲラニル、シトロネリル、テルペニル、シンナミル、オクチル、ネリル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニキシエチル、ブチル、プロピル、イソプロピル、ヘキシル、ベンジル、メチル、エチル、リナリル、ロジニル等)、ウンデシレン酸エステル(アリル、イソアミル、ブチル、エチル、メチル等)、オクタン酸エステル(アリル、イソアミル、エチル、オクチル、ヘキシル、ブチル、メチル、リナリル等)、オクテン酸エステル(メチル、エチル、等)、オクチンカルボン酸エステル(メチル、エチル等)、カプロン酸エステル(アリル、アミル、イソアミル、メチル、エチル、イソブチル、プロピル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、リナリル、ゲラニル、シクロヘキシル等)、ヘキセン酸エステル(メチル、エチル等)、吉草酸エステル(アミル、イソプロピル、イソブチル、エチル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、シンナミル、フェニルエチル、メチル等)、ギ酸エステル(アニシル、イソアミル、イソプロピル、エチル、オクチル、ゲラニル、シトロネリル、シンナミル、シクロヘキシル、テルピニル、フェニルエチル、ブチル、プロピル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、ベンジル、リナリル、ロジニル等)、クロトン酸エステル(イソブチル、エチル、シクロヘキシル等)、
ケイ皮酸エステル(アリル、エチル、メチル、イソプロピル、プロピル、3−フェニルプロピル、ベンジル、シクロヘキシル、メチル等)、コハク酸エステル(モノメンチル、ジエチル、ジメチル等)、酢酸エステル(アニシル、アミル、α−アミルシンナミル、イソアミル、イソブチル、イソプロピル、イソボルニル、イソオイゲニル、オイゲニル、2−エチルブチル、エチル、3−オクチル、p−クレジル、o−クレジル、ゲラニル、α−又はβ−サンタリル、シクロヘキシル、シクロネリル、ジヒドロクミニル、ジメチルベンジルカルビニル、シンナミル、スチラリル、デシル、ドデシル、テルピニル、グアイニル、ネリル、ノニル、フェニルエチル、フェニルプロピル、ブチル、フルフリル、プロピル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、シス−3−ノネニル、シス−6−ノネニル、シス−3,シス−6−ノナジエニル、3−メチル−2−ブテニル、ヘプチル、ベンジル、ボルニル、ミルセニル、ジヒドロミルセニル、ミルテニル、メチル、2−メチルブチル、メンチル、リナリル、ロジニル等)、サリチル酸エステル(アリル、イソアミル、フェニル、フェニルエチル、ベンジル、エチル、メチル等)、シクロヘキシルアルカン酸エステル(シクロヘキシル酢酸エチル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、シクロヘキシル酪酸アリル、シクロヘキシルセキサン酸アリル、シクロヘキシルデカン酸アリル、シクロヘキシル吉草酸アリル等)、ステアリン酸エステル(エチル、プロピル、ブチル等)、セバチン酸エステル(ジエチル、ジメチル等)、デカン酸エステル(イソアミル、エチル、ブチル、メチル等)、ドデカン酸エステル(イソアミル、エチル、ブチル等)、
乳酸エステル(イソアミル、エチル、ブチル等)、ノナン酸エステル(エチル、フェニルエチル、メチル等)、ノネン酸エステル(アリル、エチル、メチル等)、ヒドロキシヘキサン酸エステル(エチル、メチル等)、フェニル酢酸エステル(イソアミル、イソブチル、エチル、ゲラニル、シトロネリル、シス−3−ヘキセニル、メチル等)、フェノキシ酢酸エステル(アリル、エチル、メチル等)、フランカルボン酸エステル(フランカルボン酸エチル、フランカルボン酸メチル、フランカルボン酸ヘキシル、フランプロピオン酸イソブチル等)、プロピオン酸エステル(アニシル、アリル、エチル、アミル、イソアミル、プロピル、ブチル、イソブチル、イソプロピル、ベンジル、ゲラニル、シクロヘキシル、シトロネリル、シンナミル、テトラヒドロフルフリル、トリシクロデセニル、ヘプチル、ボルニル、メチル、メンチル、リナリル、テルピニル、α−メチルプロピオニル、β−メチルプロピオニル等)、ヘプタン酸エステル(アリル、エチル、オクチル、プロピル、メチル等)、ヘプチンカルボン酸エステル(アリル、エチル、プロピル、メチル等)、ミルシチン酸エステル(イソプロピル、エチル、メチル等)、フェニルグリシド酸エステル(フェニルグリシド酸エチル、3−メチルフェニルグリシド酸エチル、p−メチル−β−フェニルグリシド酸エチル等)、2−メチル酪酸エステル(メチル、エチル、オクチル、フェニルエチル、ブチル、ヘキシル、ベンジル等)、3−メチル酪酸エステル(メチル、エチル等)、酪酸エステル(アニシル、アミル、アリル、イソアミル、メチル、エチル、プロピル、オクチル、グアイニル、リナリル、ゲラニル、シクロヘキシル、シトロネリル、シンナミル、ネリル、テルペニル、フェニルプロピル、β−フェニルエチル、ブチル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、ベンジル、ロジニル等)、ヒドロキシ酪酸エステル(3−ヒドロキシ酪酸のメチル、エチル、メンチル等)などが使用される。
アルコール類としては、例えば、脂肪族アルコール(イソアミルアルコール 、2−エチルヘキサノール、1−オクタノール、3−オクタノール、1−オクテン−3−オール、1−デカノール、1−ドデカノール、2,6−ノナジエノール、ノナノール、2−ノナノール、シス−6−ノネノール、トランス−2,シス−6−ノナジエノール、シス−3,シス−6−ノナジエノール、ブタノール、ヘキサノール、シス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセノール、1−ウンデカノール、ヘプタノール、2−ヘプタノール、3−メチル−1−ペンタノール等)、テルペンアルコール(ボルネオール、イソボルネオール、カルベオール、ゲラニオール、α−又はβ−サンタロール、シトロネロール、4−ツヤノール、テルピネオール、4−テルピネオール、ネロール、ミルセノール、ミルテノール、ジヒドロミルセノール、テトラヒドロミルセノール、ネロリドール、ヒドロキシシトロネロール、ファルネソール、ペリラアルコール、ロジノール、リナロール等)、芳香族アルコール(アニスアルコール、α−アミルシンナミックアルコール、イソプロピルペンジルカルビノール、カルバクロール、クミンアルコール、ジメチルペンジルカルビノール、シンナミックアルコール、フェニルアリルアルコール、フェニルエチルカルビノール、β−フェニルエチルアルコール、3−フェニルプロピルアルコール、ペンジルアルコール等)などを例示できる。
アルデヒド類としては、例えば、脂肪族アルデヒド(アセトアルデヒド、オクタナール、ノナナール、デカナール、ウンデカナール、2,6−ジメチル−5−ヘブタナール、3,5,5−トリメチルヘキサナール,シス−3,シス−6−ノナジエナール、トランス−2,シス−6−ノナジエナール、バレルアルデヒド、プロパナール、イソプロパナール、ヘキサナール、トランス−2−ヘキセナール、シス−3−ヘキセナール、2−ペンテナール、ドデカナール、テトラデカナール、トランス−4−デセナール、トランス−2−トリデセナール、トランス−2−ドデセナール、トランス−2−ウンデセナール、2,4−ヘキサジエナール、シス−6−ノネナール、トランス−2−ノネナール、2−メチルブタナール等)、芳香族アルデヒド(アニスアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、α−メチルシンナミックアルデヒド、シクラメンアルデヒド、p−イソプロピルフェニルアセトアルデヒド、エチルバニリン、クミンアルデヒド、サリチルアルデヒド、シンナミックアルデヒド、o−,m−またはp−トリルアルデヒド、バニリン、ビベロナール、フェニルアセトアルデヒド、ヘリオトロピン、ベンズアルデヒド、4−メチル−2−フェニル−2−ペンテナール、p−メトキシシンナミックアルデヒド、p−メトキシペンズアルデヒド、等)、テルペンアルデヒド(ゲラニアール、シトラール、シトロネラール、α−シネンサール、β−シネンサール、ペリラアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、テトラハイドロシトラール、ミルテナール、シクロシトラール、イソシクロシトラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、ネラール、α−メチレンシトロネラール、マイラックアルデヒド、ベルンアルデヒド、サフラナール等)などが挙げられる。
ケトン類としては、例えば、環式ケトン(1−アセチル−3,3−ジメチル−1−シクロヘキセン、シスージャスモン、α−,β−又はγ−イロン、エチルマルトール、シクロテン、ジヒドロヌートカトン、3,4−ジメチル−1,2−シクロペンタジオン、α−,β−,γ−又はδ−ダマスコン、α−,β−又はγ−ダマセノン、ヌートカトン、2−sec−プチルシクロヘキサノン、マルトール、α−,β−又はγ一ヨノン、α−,β−又はγ−メチルヨノン、α一,β−又はγ−イソメチルヨノン、フラネオール、カンファ等)、芳香族ケトン(アセトナフトン、アセトフェノン、アニシリデンアセトン、ラズベリーケトン、p−メチルアセトフェノン、アニシルアセトン、p−メトキシアセトフェノン、等)鎖式ケトン(ジアセチル、2−ノナノン、ジアセチル、2−ヘブタノン、2,3−ヘプタンジオン、2−ペンタノン、メチルアミルケトン、メチルノニルケトン、β−メチルナフチルケトン、メチルヘブタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、3−オクタノン、2,3−ヘキサンジオン、2−ウンデカノン、ジメチルオクテノン、6一メチル−5−ヘプチン−3−オン等)などが挙げられる.
アセタール類としては、例えば、アセトアルデヒドジエチルアセタール、アセトアルデヒドジアミルアセタール、アセトアルデヒドジヘキシルアセタール、アセトアルデヒドプロピレシグリコールアセタール、アセトアルデヒドエチル シス−3−ヘキセニルアセタール、ベンズアルデヒドグリセリンアセタール、ベンズアルデヒドプロピレングリコールアセタール、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタール、シトラールエチレングリコールアセタール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、シトロネリルメチルアセタール、アセトアルデヒドフェニルエチルプロピルアセタール、ヘキサナールジメチルアセタール、ヘキサナールジヘキシルアセタール、ヘキサナールプロピレングリコールアセタール、トランス−2−ヘキセナールジエチルアセタール、トランス−2−ヘキセナールプロピレングリコールアセタール、シス−3−ヘキセナールジエチルアセタール、ヘプタナールジエチルアセタール、ヘプタナールエチレングリコールアセタール、オクタナールジメチルアセタール、ノナナールジメチルアセタール、デカナールジメチルアセタール、デカナールジエチルアセタール、2−メチルウンデカナールジメチルアセタール、シトロネラールジメチルアセタール、アンバーセージ(Givaudan社製)、アセト酢酸エチルエチレングリコールアセタールおよび2−フェニルプロパナールジメチルアセタールなどが挙げられる。
フェノール類としては、例えば、オイゲノール、イソオイゲノール、2−メトキシ−4−ビニルフェノール、チモール、カルバクロール、グアヤコールおよびチャビコールなどが挙げられる。
エーテル類としては、例えば、アネトール、1,4−シネオール、ジベンジルエーテル、リナロールオキシド、リモネンオキシド、ネロールオキシド、ローズオキシド、メチルイソオイゲノール、メチルチャビコール、イソアミルフェニルエチルエーテル、β−ナフチルメチルエーテル、フェニルプロピルエーテル、p−クレジルメチルエーテル、バニリルプチルエーテル、α−テルピニルメチルエーテル、シトロネリルエチルエーテル、ゲラニルエチルエーテル、ローズフラン、テアスピラン、デシルメチルエーテルおよびメチルフェニルメチルエーテルなどが挙げられる。
ラクトン類としては、例えば、γ−又はδ−デカラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−又はδ−ヘキサラクトン、γ−又はδ−オクタラクトン、γ−又はδ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、δ−2−デセノラクトン、メチルラクトン、5−ヒドロキシ−8−ウンデセン酸δ−ラクトン、ジャスミンラクトン、メンタラクトン、ジヒドロクマリン、オクタヒドロクマリンおよび6−メチルクマリンなどが挙げられる。
ラクトン類としては、例えば、γ−又はδ−デカラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−ノナラクトン、γ−又はδ−ヘキサラクトン、γ−又はδ−オクタラクトン、γ−又はδ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、δ−2−デセノラクトン、メチルラクトン、5−ヒドロキシ−8−ウンデセン酸δ−ラクトン、ジャスミンラクトン、メンタラクトン、ジヒドロクマリン、オクタヒドロクマリンおよび6−メチルクマリンなどが挙げられる。
フラン類としては、例えば、フラン、2−メチルフラン、3−メチルフラン、2−エチルフラン、2,5−ジエチルテトラヒドロフラン、3−ヒドロキシ−2−メチルテトラヒドロフラン、2−(メトキシメチル)フラン、2,3−ジヒドロフラン、フルフラール、5−メチルフルフラール、3−(2−フリル)−2−メチル−2−プロペナール、5−(ヒドロキシメチル)フルフラール、2,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノン(フラネオール)、4,5−ジメチル−3−ヒドロキシ−2(5H)−フラノン(ソトロン)、2−エチル−4−ヒドロキシ−5−メチル−3(2H)−フラノン(ホモフラノオール)、5−エチル−3−ヒドロキシ−4−メチル−2(5H)フラノン(ホモソトロン)、3−メチル−2−ヒドロキシシクロペンタン−2−オン(シクロテン)、2(5H)−フラノン、4−メチル−2(5H)−フラノン、5−メチル−2(5H)−フラノン、2−メチル−3(2H)−フラノン、5−メチル−3(2H)−フラノン、2−アセチルフラノン、2−アセチル−5−メチルフラン、フルフリルアルコール、2−フランカルボン酸メチル、2−フランカルボン酸エチルおよび酢酸フリフリルなどが挙げられる。
炭化水素類としては、例えば、α−又はβ−ビザボレン、β−カリオフィレン、p−サイメン、テルピネン、テルピノーレン、カジネン、ファルネセン、リモネン、オシメン、ミルセン、α−又はβ−ピネン、1,3,5−ウンデカトリエンおよびバレンセンなどが挙げられる。
また、酸類としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、2−メチル酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ゲラン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、乳酸、フェニル酢酸、ピルビン酸、トランス−2−メチル−2−ペンテン酸、2−メチル−シス−3−ペンテン酸、2−メチル−4−ペンテン酸およびシクロヘキサンカルボン酸などを例示できる。
硫黄・窒素化合物としては、例えば、ジメチルジスルフィド、ジメチルスルフィド、メチル 3−(メチルチオ)プロピオネート、エチル 3−(メチルチオ)プロピオネート、リモネンチオール、チオターピネオール、チオゲラニオール、2−フルフリルジスルフィド、8−メルカプトメントン、5−メチル−2−チオフェンカルボキシアルデヒド、フルフリルモノスルフィド、フルフリルメルカプタン、メチオノール、メチオナール、ビス(2−フリル)スルフィドあるいはジスルフィド、4,5−ジヒドロ−3(2H)チオフェン、チオ酢酸エチル、3−メルカプトプロピオン酸、イソチオシアン酸アリル、2,6−ジメチルチオフェノール、エチル 3−(フルフリルチオ)プロピオネート、エチル 4−(メチルチオ)ブチレート、3−メチル−1,2,4−トリチアン、2−ペンタンチオール、3,7−ジメチル−2,6−ノナジエンニトリル、ゲラニルニトリル、シトロネリルニトリル、トリデセンニトリル、フェニルメチルペンタノニトリル、インドール、2−メチル−6−エトキシピラジン、2−イソブチル−3−メトキシピラジン、4−メチル−5−チアゾールエタノールあるいはアセテートおよび4−メチルチアゾールなどを例示できる。
また、酸類としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、2−メチル酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ゲラン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、乳酸、フェニル酢酸、ピルビン酸、トランス−2−メチル−2−ペンテン酸、2−メチル−シス−3−ペンテン酸、2−メチル−4−ペンテン酸およびシクロヘキサンカルボン酸などを例示できる。
硫黄・窒素化合物としては、例えば、ジメチルジスルフィド、ジメチルスルフィド、メチル 3−(メチルチオ)プロピオネート、エチル 3−(メチルチオ)プロピオネート、リモネンチオール、チオターピネオール、チオゲラニオール、2−フルフリルジスルフィド、8−メルカプトメントン、5−メチル−2−チオフェンカルボキシアルデヒド、フルフリルモノスルフィド、フルフリルメルカプタン、メチオノール、メチオナール、ビス(2−フリル)スルフィドあるいはジスルフィド、4,5−ジヒドロ−3(2H)チオフェン、チオ酢酸エチル、3−メルカプトプロピオン酸、イソチオシアン酸アリル、2,6−ジメチルチオフェノール、エチル 3−(フルフリルチオ)プロピオネート、エチル 4−(メチルチオ)ブチレート、3−メチル−1,2,4−トリチアン、2−ペンタンチオール、3,7−ジメチル−2,6−ノナジエンニトリル、ゲラニルニトリル、シトロネリルニトリル、トリデセンニトリル、フェニルメチルペンタノニトリル、インドール、2−メチル−6−エトキシピラジン、2−イソブチル−3−メトキシピラジン、4−メチル−5−チアゾールエタノールあるいはアセテートおよび4−メチルチアゾールなどを例示できる。
更に、天然香料としては、例えば、アニス、オレンジ、レモン、ライム、マンダリン、プチグレイン、ベルガモット、レモンバーム、グレープフルーツ、エレミ、オリバナム、レモングラス、ネロリ、マジョラム、アンゲリカルート、スターアニス、バジル、ベイ、カラマス、カモミール、キャラウエイ、カルダモン、カッシャ、シナモン、ベッパー、シソ、サイプレス、オレガノ、カスカリラ、ジンジャー、パセリ、パインニードル、セージ、ヒソップ、ティートリー、マスタード、ホースラディッシュ、クラリセージ、クローブ、コニャック、コリアンダー、エストラゴン、ユーカリ、フェンネル、グアヤックウッド、ディル、カヤプテ、ワームシード、ピメント、ジュニパー、フェネグリーク、ガーリック、ローレル、メース、ミル、ナッツメグ、スプルース、ゼラニウム、シトロネラ、ラベンダー、ラバンジン、パルマローザ、ローズ、ローズマリー、サンダルウッド、オークモス、シダーウッド、ベチバー、リナロエ、ボアドローズ、パチョリ、ラブダナム、クミン、タイム、イランイラン、バーチ、カプシカム、セロリー、トルーバルサム、ジェネ、インモルテル、ベンゾイン、ジャスミン、カッシー、チョベローズ、レセダ、マリーゴールド、ミモザ、オポポナックス、オリス、バニラ及びリコリスなどが挙げられる。これらの天然香料に含有されている香料成分を使用することもできる。
また、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油、ペニーロイヤル油、メントール、メントン、イソメントン、メントフラン、メントラクトン、メンチルアセテート、L−カルボン、ジヒドロカルボン、プレゴン、イソプレゴール、イソプレギルアセテート、L−カルベオール、ピペリトン、ピペリトール、カルビルアセテート、ジヒドロカルビルアセテート、1,8−シネオールなどミントノートを有する香料が挙げられる。
感覚を刺激する成分としては、例えば、例えば、メントール、メントン、カンファー、プレゴール、イソプレゴール、シネオール、ハッカオイル、ペパーミントオイル、スペアーミントオイル、ユーカリプタスオイル、3−l―メントキシプロパン―1,2―ジオール、N―アルキル−p−メンタン−3−カルボキサミド、3−l―メントキシ−2−メチルプロパン―1,2―ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、2−l−メントキシエタン−1−オール、3−l−メントキシプロパン−1−オール、4−l−メントキシブタン−1−オール、3−ヒドロキシブタン酸メンチル、乳酸メンチル、メントールグリセリンケタール、2−(2−l−メンチルオキシエチル)エタノール、グリオキシル酸メンチル、N−メチル−2,2−イソプロピルメチル−3−メチルブタンアミド、2−ピロリドン−5−カルボン酸メンチル、コハク酸モノメンチル、コハク酸モノメンチルのアルカリ金属塩、コハク酸モノメンチルのアルカリ土類金属塩などの冷感剤;バニリルエチルエーテル、バニリルプロピルエーテル、バニリンプロピレングリコールアセタール、エチルバニリンプロピレングリコールアセタール、カプサイシン、ジンゲロール、バニリルブチルエーテル、バニリルブチルエーテル酢酸エステル、4−(l−メントキシメチル)−2−フェニル−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(3’,4’−ジヒドロキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(2’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシ-メチル)−2−(4’メトキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メトキシメチル)−2−(3’−メトキシ−4’−ヒドロキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、トウガラシ油、トウガラシオレオレジン、ジンジャーオレオレジン、ノニル酸バニリルアミド、ジャンブーオレオレジン、サンショウエキス、サンショール−I、サンショール−II、サンショウアミド、黒胡椒エキス、カビシン、ピペリン及びスピラントールなどの温感剤などを例示することができる。
それら香気成分の中では、歯磨製品に使用されるものが好ましい。
また、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油、ペニーロイヤル油、メントール、メントン、イソメントン、メントフラン、メントラクトン、メンチルアセテート、L−カルボン、ジヒドロカルボン、プレゴン、イソプレゴール、イソプレギルアセテート、L−カルベオール、ピペリトン、ピペリトール、カルビルアセテート、ジヒドロカルビルアセテート、1,8−シネオールなどミントノートを有する香料が挙げられる。
感覚を刺激する成分としては、例えば、例えば、メントール、メントン、カンファー、プレゴール、イソプレゴール、シネオール、ハッカオイル、ペパーミントオイル、スペアーミントオイル、ユーカリプタスオイル、3−l―メントキシプロパン―1,2―ジオール、N―アルキル−p−メンタン−3−カルボキサミド、3−l―メントキシ−2−メチルプロパン―1,2―ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、2−l−メントキシエタン−1−オール、3−l−メントキシプロパン−1−オール、4−l−メントキシブタン−1−オール、3−ヒドロキシブタン酸メンチル、乳酸メンチル、メントールグリセリンケタール、2−(2−l−メンチルオキシエチル)エタノール、グリオキシル酸メンチル、N−メチル−2,2−イソプロピルメチル−3−メチルブタンアミド、2−ピロリドン−5−カルボン酸メンチル、コハク酸モノメンチル、コハク酸モノメンチルのアルカリ金属塩、コハク酸モノメンチルのアルカリ土類金属塩などの冷感剤;バニリルエチルエーテル、バニリルプロピルエーテル、バニリンプロピレングリコールアセタール、エチルバニリンプロピレングリコールアセタール、カプサイシン、ジンゲロール、バニリルブチルエーテル、バニリルブチルエーテル酢酸エステル、4−(l−メントキシメチル)−2−フェニル−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(3’,4’−ジヒドロキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(2’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシ-メチル)−2−(4’メトキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メントキシメチル)−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(l−メトキシメチル)−2−(3’−メトキシ−4’−ヒドロキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、トウガラシ油、トウガラシオレオレジン、ジンジャーオレオレジン、ノニル酸バニリルアミド、ジャンブーオレオレジン、サンショウエキス、サンショール−I、サンショール−II、サンショウアミド、黒胡椒エキス、カビシン、ピペリン及びスピラントールなどの温感剤などを例示することができる。
それら香気成分の中では、歯磨製品に使用されるものが好ましい。
上記香気成分をシリカ粒子に含浸させる方法はとくに制限されない。例えば、香気成分とシリカ粒子とを室温下、混合・撹拌する方法により、香気成分が含侵されたシリカ粒子を容易に調製することができる。
香気成分とシリカ粒子との混合割合はとくに制限されないが、例えば、香気成分とシリカ粒子とを約0.1〜10対1〜100(重量比)、好ましくは約1対0.5〜50(重量比)とすることができる。
シリカ粒子と香気成分との混合物から、シリカ粒子に含侵されていない香気成分を除去する処理を施してから、香気成分を含侵するシリカ粒子を下記のように添加・配合させてもよいが、シリカ粒子と香気成分との混合物をそのまま下記のように添加・配合させてもよい。
香気成分とシリカ粒子との混合割合はとくに制限されないが、例えば、香気成分とシリカ粒子とを約0.1〜10対1〜100(重量比)、好ましくは約1対0.5〜50(重量比)とすることができる。
シリカ粒子と香気成分との混合物から、シリカ粒子に含侵されていない香気成分を除去する処理を施してから、香気成分を含侵するシリカ粒子を下記のように添加・配合させてもよいが、シリカ粒子と香気成分との混合物をそのまま下記のように添加・配合させてもよい。
かくして、調製された香気成分含侵シリカ粒子を任意の製品に添加・配合させてもよいが、該シリカ粒子と、シリカ粒子に含侵していない香気成分とを少なくとも構成成分とする香気賦香組成物を調製し、その香気賦香組成物を任意の製品に添加・配合させてもよい。ここでの香気成分は、含侵された香気成分と同じ香気成分でもよいし、異なる香気成分でもよい。
香気賦香組成物を構成する香気成分はすでに説明した香気成分を採用すればよいのであるが、とくに歯磨製品用として有用な香気成分が望ましい。
該香気賦香組成物におけるシリカ粒子と香気成分との量割合は、とくに限定されないが、シリカ粒子に含侵される香気成分は徐々に揮散されるので、シリカ粒子に含侵する香気成分の量と、シリカ粒子に含侵する香気成分の量との比を適宜変動することにより、香気を感じとることができる時間を制御することができる。また、シリカ粒子に含侵する香気成分と、シリカ粒子に含侵する香気成分とを変えることにより、揮散させる香気に変化を持たせることができる。本発明は、香気を感じる時間が長く、持続性のある香気の揮散方法でもある。
香気賦香組成物を構成する香気成分はすでに説明した香気成分を採用すればよいのであるが、とくに歯磨製品用として有用な香気成分が望ましい。
該香気賦香組成物におけるシリカ粒子と香気成分との量割合は、とくに限定されないが、シリカ粒子に含侵される香気成分は徐々に揮散されるので、シリカ粒子に含侵する香気成分の量と、シリカ粒子に含侵する香気成分の量との比を適宜変動することにより、香気を感じとることができる時間を制御することができる。また、シリカ粒子に含侵する香気成分と、シリカ粒子に含侵する香気成分とを変えることにより、揮散させる香気に変化を持たせることができる。本発明は、香気を感じる時間が長く、持続性のある香気の揮散方法でもある。
上記シリカ粒子、シリカ粒子を含む香気賦香組成物、あるいは、シリカ粒子に含侵されていない香料含む香気賦香組成物を任意の製品に添加・配合させることができる。製品としてはとくに制限されないが、歯磨製品に配合することが好ましい。
上記シリカ粒子、あるいは香気賦香組成物を任意の基材に添加・配合させる量は、基材、含侵する香料、共存させる香料などにより変動するので、一概に規定できないが、通常基材に対して香気成分として0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜1重量%とすることが好ましい。
なお、本発明でいう歯磨製品は、歯磨に関連する製品を意味し、具体的には、練り歯磨き、歯磨き粉などを例示できる。また、香気成分としてたとえばアルデヒド香料などの官能基を持つ化合物を使用した場合、歯磨製品中に使用されるアミノ酸などの物質と反応して有色物が生成され、商品価値がなくなる不安があったが、本発明では、アルデヒド香料などをシリカ粒子内に閉じ込めることができるので、それら不安も解消されることになる。
上記シリカ粒子、あるいは香気賦香組成物を任意の基材に添加・配合させる量は、基材、含侵する香料、共存させる香料などにより変動するので、一概に規定できないが、通常基材に対して香気成分として0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜1重量%とすることが好ましい。
なお、本発明でいう歯磨製品は、歯磨に関連する製品を意味し、具体的には、練り歯磨き、歯磨き粉などを例示できる。また、香気成分としてたとえばアルデヒド香料などの官能基を持つ化合物を使用した場合、歯磨製品中に使用されるアミノ酸などの物質と反応して有色物が生成され、商品価値がなくなる不安があったが、本発明では、アルデヒド香料などをシリカ粒子内に閉じ込めることができるので、それら不安も解消されることになる。
上記シリカ粒子、あるいは香気賦香組成物を含有する製品を通常の方法で使用すると、製品内のシリカ粒子が崩壊し、含浸した香気成分が徐々に揮散する。一方、シリカ粒子に含侵していない香気成分は、その香気成分自体の特性により揮散する。
本発明では、上記香気賦香組成物、上記歯磨製品用香気賦香組成物に慣用の他の成分を添加・配合することができる。
とくに、歯磨製品の慣用の配合成分である研磨剤、粘結剤、界面活性剤、酵素類、湿潤剤、分散剤、濃化剤、糖アルコール、pH調整剤、甘味料、着色剤などが挙げられるほか、保存料、水溶性高分子類、ビタミン類、酸化防止剤、キレート剤、細胞賦活剤、消炎剤、収斂剤、活性酸素除去剤、歯石予防剤、タバコヤニ除去剤等が挙げられる。
研磨剤としては、無水ケイ酸、含水ケイ酸、ゼオライト、ケイ酸チタニウム、第1リン酸カルシウム、第2リン酸カルシウム(2水和物あるいは無水物)、第3リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸カリウム、ハイドロキシアパタイト、ポリメタアクリレート、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸カルシウムなどを例示できる。それら単独でも良いが、二種以上併用してもよい。
粘結剤としては、キサンタンガム、アラビアガム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、エコーガム、カラギーナン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、加工デンプンなどを例示できる。それら単独でもよいが、二種以上併用してもよい。
界面活性剤としては、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が使用可能であり、具体的には、アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ミリストリルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタルミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタメート、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム等のN−アシルタウレート等があげられる。ノニオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ラクトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリル酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルあるいはプルロニック等があげられる。また、両性イオン界面活性剤としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリシンあるいはN−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム等があげられる。中でもアニオン性界面活性剤が好ましく、特にラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、ラウロイルサルコシネート、アルキルスルホコハク酸塩が好ましい。
本発明では、上記界面活性剤単独でもよいが、二種以上併用してもよい。
本発明では、上記界面活性剤単独でもよいが、二種以上併用してもよい。
上記酵素類としては、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リパーゼ等を挙げることができる。
上記湿潤剤としては、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコールなどを例示できる。
分散安定剤としては、有機酸、例えばリンゴ酸、クエン酸、酒石酸等のオキシ酸、マロン酸、アスパラギン酸等の多塩基酸などや、ケイ酸塩が挙げられ、それらは併用するのがよい。
濃化剤の例としては、アルギン酸塩、グアゴム、各種セルロース誘導体、デンプン、アラビアガム、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライトのような粘土類が挙げられる。
本発明に用いる糖アルコールは特に限定されるものではないが乳糖、エリスリトール、キシリトール、マンニトール、トレハロース、ソルビトール、マルチトール、イソマルチトール、パラチノース、パラチニット、ラクチトールが好ましい。
分散安定剤としては、有機酸、例えばリンゴ酸、クエン酸、酒石酸等のオキシ酸、マロン酸、アスパラギン酸等の多塩基酸などや、ケイ酸塩が挙げられ、それらは併用するのがよい。
濃化剤の例としては、アルギン酸塩、グアゴム、各種セルロース誘導体、デンプン、アラビアガム、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライトのような粘土類が挙げられる。
本発明に用いる糖アルコールは特に限定されるものではないが乳糖、エリスリトール、キシリトール、マンニトール、トレハロース、ソルビトール、マルチトール、イソマルチトール、パラチノース、パラチニット、ラクチトールが好ましい。
PH調整剤はクエン酸及びその塩、リン酸およびその塩、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、マレイン酸及びその塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、フマル酸及びその塩、アジピン酸及びその塩、乳酸及びその塩、塩酸、水酸化アルカリ金属等があげられる。
甘味剤としては、特に制限されないが、虫歯の原因物質とならないものが好ましく、例えば、糖アルコールとしては、マルチトール、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、パラチニット、還元デンプン糖化物などが挙げられ、天然甘味料非糖質としては、ステビア、グリシルリチン、グリシルリチン酸ジカリウム、ソーマチン、モネリン、アマチャ抽出物、甘草抽出物、羅漢果 抽出物などが挙げられ、アミノ酸系甘味料とは、アスパルテーム、アリテームなどが挙げられ、合成甘味料としては、アセスルファムK、スクラロース、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、サッカリンナトリウムなどが挙げられる。
着色料は法定色素を中心に着色効果のあるものであればとくに制限されず、配合することが可能である。
着色料は法定色素を中心に着色効果のあるものであればとくに制限されず、配合することが可能である。
さらに、下記のものを歯磨製品の有効成分として利用できる。
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、安息香酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アラントイン、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、グリチルレチン酸、グリチルリチンジカリウムなどのグリチルリチン酸塩、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化ストロンチウム、フッ化第1スズ等のフッ化物、正リン酸のナトリウム塩、カリウム塩などの水溶性リン酸塩、モノフルオロ燐酸ナトリウム等のモノフルオロ燐酸塩、カゼインホスホペプチド、銅−クロロフィル、グルコン酸銅、ハーブ、茶抽出物、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、乳酸菌、アズレン、アズレンスルホン酸ナトリウム、コレステロール、塩化ナトリウム、塩化デカリニウム、アスコルビン酸、トコフェロール、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール(平均分子量200〜20000)、ポリビニルピロリドン、塩化リゾチーム、トリクロサン、ヒノキチオール、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラクトフェリン、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ、チョウジなどの抽出物などから選ばれる一種または二種以上。また、ポリリン酸塩類等の歯石予防剤、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン等のタバコヤニ除去剤も配合できる。
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、安息香酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アラントイン、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、グリチルレチン酸、グリチルリチンジカリウムなどのグリチルリチン酸塩、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化ストロンチウム、フッ化第1スズ等のフッ化物、正リン酸のナトリウム塩、カリウム塩などの水溶性リン酸塩、モノフルオロ燐酸ナトリウム等のモノフルオロ燐酸塩、カゼインホスホペプチド、銅−クロロフィル、グルコン酸銅、ハーブ、茶抽出物、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、乳酸菌、アズレン、アズレンスルホン酸ナトリウム、コレステロール、塩化ナトリウム、塩化デカリニウム、アスコルビン酸、トコフェロール、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール(平均分子量200〜20000)、ポリビニルピロリドン、塩化リゾチーム、トリクロサン、ヒノキチオール、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラクトフェリン、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ、チョウジなどの抽出物などから選ばれる一種または二種以上。また、ポリリン酸塩類等の歯石予防剤、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン等のタバコヤニ除去剤も配合できる。
上記慣用の成分の配合量は、「薬用歯みがき類製造(輸入)承認基準」に定める成分の配合量を除き、とくに限定されるものではない。
さらに、アラニン、グリシン、セリン、トレオニン、カルニチン、γ−アミノブタン酸などのアミノ酸の1種または2種以上も配合できる。このアミノ酸は酵素安定性の役割も有する。このアミノ酸の配合量は、組成物全体を基準として0.05〜2重量%、とくに0.1〜1重量%とすることが好ましい。
さらに、アラニン、グリシン、セリン、トレオニン、カルニチン、γ−アミノブタン酸などのアミノ酸の1種または2種以上も配合できる。このアミノ酸は酵素安定性の役割も有する。このアミノ酸の配合量は、組成物全体を基準として0.05〜2重量%、とくに0.1〜1重量%とすることが好ましい。
本発明により、簡単な手段を利用することで香料などの香気成分を徐々に揮散させることができる。つまり、崩壊されやすいシリカ粒子内に香気成分を封じ込めておき、シリカ粒子の崩壊とともに封入状態を解き、香気成分を徐々に揮散させることができる。また、本発明により、香気を制御することが可能となる。すなわち、シリカ粒子に含侵する香気性化合物の量と、シリカ粒子に含侵する香気性化合物の量との比を適宜変動することにより、香気を感じとることができる時間を制御することができる。また、シリカ粒子に含侵する香気性化合物と、シリカ粒子に含侵する香気性化合物とを変えることにより、揮散させる香気に変化を持たせることができる。このときにシリカ粒子から揮散される香料の香質は、シリカ粒子に含侵されるときの香質が保持されている。また、香気成分はシリカ粒子内に封入されているので、他の物質の影響を受けにくく、安定状態を保つことができる。本発明は、とくに、歯磨製品に対して有効である。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定されるものではない。なお、数値はとくに断らない限り、重量%あるいは重量部である。
実施例1 香料含浸シリカ粒子の調製
下記処方のオスマンサスフレーバー1gをシリカ粒子(SOLBOSIL BFG 50(INEOS SILICAS社製))20gと室温下、1分間攪拌して接触混合させ、香料含浸シリカ粒子を得た。
オスマンサス フレーバー
オスマンサス ベース 15.0
(高砂香料工業株式会社製)
オスマンサス アブソリュート 1.0
(Laboratoire Monique Remy社製)
95% エチルアルコール 84.0
合計 100.0%
下記処方のオスマンサスフレーバー1gをシリカ粒子(SOLBOSIL BFG 50(INEOS SILICAS社製))20gと室温下、1分間攪拌して接触混合させ、香料含浸シリカ粒子を得た。
オスマンサス フレーバー
オスマンサス ベース 15.0
(高砂香料工業株式会社製)
オスマンサス アブソリュート 1.0
(Laboratoire Monique Remy社製)
95% エチルアルコール 84.0
合計 100.0%
実施例2 歯磨製品用香料含有基剤の調製
下記処方(1)の歯磨用基剤を常法により調製した。歯磨用フレーバーの処方は下記処方(2)のとおりである。該歯磨用基剤に処方(2)のツースペーストフレーバーを0.9%、実施例1のシリカ粒子を香料として0.1重量%となるように配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
下記処方(1)の歯磨用基剤
1,歯磨用リン酸水素カルシウム(第二リン酸カルシウム) 50.00
2,精製グリセリン 25.00
3,精製水 21.40
4,ラウリル硫酸ナトリウム 1.40
5,カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.00
6,サッカリンナトリウム 0.15
7,安息香酸ナトリウム 0.05
合計 99.00
下記処方(1)の歯磨用基剤を常法により調製した。歯磨用フレーバーの処方は下記処方(2)のとおりである。該歯磨用基剤に処方(2)のツースペーストフレーバーを0.9%、実施例1のシリカ粒子を香料として0.1重量%となるように配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
下記処方(1)の歯磨用基剤
1,歯磨用リン酸水素カルシウム(第二リン酸カルシウム) 50.00
2,精製グリセリン 25.00
3,精製水 21.40
4,ラウリル硫酸ナトリウム 1.40
5,カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.00
6,サッカリンナトリウム 0.15
7,安息香酸ナトリウム 0.05
合計 99.00
処方(2) ツースペーストフレーバー 部
L−メントール 40.0
メントキシプロパンジオール 5.0
アネトール 6.0
アプリコット ベース 2.5
ピーチ ベース 6.5
(以上高砂香料工業株式会社製)
ハッカ白油 6.0
(上海万香日化有限公司製)
ペパーミント オイル 24.0
(A.M.TODD社製)
合計 90.0
L−メントール 40.0
メントキシプロパンジオール 5.0
アネトール 6.0
アプリコット ベース 2.5
ピーチ ベース 6.5
(以上高砂香料工業株式会社製)
ハッカ白油 6.0
(上海万香日化有限公司製)
ペパーミント オイル 24.0
(A.M.TODD社製)
合計 90.0
比較例1
実施例2で用いた歯磨用フレーバーを歯磨用基剤に0.9%となるよう配合し、実施例2で用いたオスマンサスフレーバーを歯磨基剤に0.1%となるように配合する。
比較例2
実施例2で用いた歯磨用フレーバーを歯磨用基剤に1.0%となるよう配合する。
実施例2で用いた歯磨用フレーバーを歯磨用基剤に0.9%となるよう配合し、実施例2で用いたオスマンサスフレーバーを歯磨基剤に0.1%となるように配合する。
比較例2
実施例2で用いた歯磨用フレーバーを歯磨用基剤に1.0%となるよう配合する。
(3)使用例1
上記実施例2、比較例1および2の歯磨製品用香料を含有する歯磨基剤を用いて2分間ブラッシングした後吐き出し、口をすすいだ後、口中に残る匂いの強さを、専門パネラー10名により官能評価した。強さの尺度は最小(無感覚)を0、最大を10とした。
評価結果を表1に示した。なお表1の数値は平均値である。
上記実施例2、比較例1および2の歯磨製品用香料を含有する歯磨基剤を用いて2分間ブラッシングした後吐き出し、口をすすいだ後、口中に残る匂いの強さを、専門パネラー10名により官能評価した。強さの尺度は最小(無感覚)を0、最大を10とした。
評価結果を表1に示した。なお表1の数値は平均値である。
表中、匂いの強さ(A)、匂いの強さ(B)、匂いの強さ(C)は下記のとおりである。
匂いの強さ(A): 実施例2を含む歯磨剤のときの官能評価
匂いの強さ(B): 比較例1を含む歯磨剤のときの官能評価
匂いの強さ(C): 比較例2を含む歯磨剤のときの官能評価
また、表中の割合とは、0.5分後の時の評価結果を100としたときの、各々の経過時間における評価結果の数値の割合である。
匂いの強さ(A): 実施例2を含む歯磨剤のときの官能評価
匂いの強さ(B): 比較例1を含む歯磨剤のときの官能評価
匂いの強さ(C): 比較例2を含む歯磨剤のときの官能評価
また、表中の割合とは、0.5分後の時の評価結果を100としたときの、各々の経過時間における評価結果の数値の割合である。
実施例3 香料含浸シリカ粒子の調整
下記処方のスペアミントフレーバー5gをシリカ粒子(SOLBOSIL BFG 50 (INEOS SILICAS社製))20gと室温下、1分間攪拌して接触混合させ、香料含浸シリカ粒子を得た。
スペアミント フレーバー
スペアミント オイル (A.M.TODD社製) 7.0
L−カルボン 18.0
合計 25.0
下記処方のスペアミントフレーバー5gをシリカ粒子(SOLBOSIL BFG 50 (INEOS SILICAS社製))20gと室温下、1分間攪拌して接触混合させ、香料含浸シリカ粒子を得た。
スペアミント フレーバー
スペアミント オイル (A.M.TODD社製) 7.0
L−カルボン 18.0
合計 25.0
実施例4 歯磨製品用香料含有基剤の調製
実施例2の歯磨基剤に下記ペパーミント フレーバー を0.75%配合し、次いで実施例3のシリカ粒子を香料として0.25%となるように配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
ペパーミント フレーバー
アネトール 6.0
ユーカリプトール 2.0
レモン オイル 1.0
ペパーミント オイル (A.M.TODD社製) 25.0
L−メントール 41.0
合計 75.0
実施例2の歯磨基剤に下記ペパーミント フレーバー を0.75%配合し、次いで実施例3のシリカ粒子を香料として0.25%となるように配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
ペパーミント フレーバー
アネトール 6.0
ユーカリプトール 2.0
レモン オイル 1.0
ペパーミント オイル (A.M.TODD社製) 25.0
L−メントール 41.0
合計 75.0
比較例3
実施例3で用いたペパーミントフレーバー0.75%、及びスペアミントフレーバー0.25%を、歯磨用基剤に配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
実施例3で用いたペパーミントフレーバー0.75%、及びスペアミントフレーバー0.25%を、歯磨用基剤に配合し、歯磨製品用香料含有基剤を得た。
使用例2
上記実施例3、比較例3の歯磨製品用香料を含有する歯磨基剤を用いて2分間ブラッシングした後吐き出し、ブラッシング中における匂いの出方(変化)を専門パネラー3名により官能評価した。
その評価結果は次のとおりであった。
比較例3の歯磨基剤を用いてブラッシングしたときには、磨き始めから吐き出しまで、口中に一貫していわゆるダブルミントタイプの匂いが持続するのに対し、実施例3の歯磨基剤を用いてブラッシングしたときには、磨き始めはペパーミントの匂いのみが感じられ、磨き始めてから約30秒後にかすかなスペアミントの匂いが発現し始め、時間の経過と共にその強度を増して、1分後には比較例とほぼ同じダブルミントタイプの匂いとなった。
上記実施例3、比較例3の歯磨製品用香料を含有する歯磨基剤を用いて2分間ブラッシングした後吐き出し、ブラッシング中における匂いの出方(変化)を専門パネラー3名により官能評価した。
その評価結果は次のとおりであった。
比較例3の歯磨基剤を用いてブラッシングしたときには、磨き始めから吐き出しまで、口中に一貫していわゆるダブルミントタイプの匂いが持続するのに対し、実施例3の歯磨基剤を用いてブラッシングしたときには、磨き始めはペパーミントの匂いのみが感じられ、磨き始めてから約30秒後にかすかなスペアミントの匂いが発現し始め、時間の経過と共にその強度を増して、1分後には比較例とほぼ同じダブルミントタイプの匂いとなった。
以上の結果から、該シリカ粒子は含浸する香料の口中における発現を遅延させ、ブラッシングによる粒子の崩壊により徐々に含浸する香料を口中に揮散させることが判明した。
また、シリカ粒子には含浸していない香料を共存させると、歯磨きにより揮散する香料に時間的変化をもたせることができることも判明した。この現象を利用して作成した歯磨製品は、消費者の歯磨行動に意外性と楽しさを賦与する事が可能であり、実用的な効果をもたらすことができる。
また、シリカ粒子には含浸していない香料を共存させると、歯磨きにより揮散する香料に時間的変化をもたせることができることも判明した。この現象を利用して作成した歯磨製品は、消費者の歯磨行動に意外性と楽しさを賦与する事が可能であり、実用的な効果をもたらすことができる。
本発明を以下のように記載することができる。
(1)香料を含浸処理したシリカ粒子を基材に配合して組成物を調製し、該組成物のシリカ粒子を崩壊させて香料を揮散させることを特徴とする香料揮散方法。
(2)シリカ粒子の崩壊強度が500g/mm2以下であり、シリカ粒子の少なくとも90重量%の粒子の粒径が100〜1000μmである上記(1)記載の香料揮散方法。
(3)シリカ粒子の崩壊強度が100g/mm2以下である上記(2)記載の香料揮散方法。
(4)シリカ粒子の崩壊強度が30g/mm2以下である上記(2)記載の香料揮散方法。
(5)さらに、シリカ粒子のRDA値(研磨力)が30以下であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の香料揮散方法。
(6)香料が歯磨製品用香料である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の香料揮散方法。
(7)上記(1)〜(5)のいずれかに記載のシリカ粒子。
(8)上記(7)記載のシリカ粒子を含有する歯磨製品用香料組成物。
(9)上記(7)記載のシリカ粒子を含有する香気持続性歯磨製品。
(10)上記(8)記載の香料組成物を含有する香気持続性歯磨製品。
(1)香料を含浸処理したシリカ粒子を基材に配合して組成物を調製し、該組成物のシリカ粒子を崩壊させて香料を揮散させることを特徴とする香料揮散方法。
(2)シリカ粒子の崩壊強度が500g/mm2以下であり、シリカ粒子の少なくとも90重量%の粒子の粒径が100〜1000μmである上記(1)記載の香料揮散方法。
(3)シリカ粒子の崩壊強度が100g/mm2以下である上記(2)記載の香料揮散方法。
(4)シリカ粒子の崩壊強度が30g/mm2以下である上記(2)記載の香料揮散方法。
(5)さらに、シリカ粒子のRDA値(研磨力)が30以下であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の香料揮散方法。
(6)香料が歯磨製品用香料である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の香料揮散方法。
(7)上記(1)〜(5)のいずれかに記載のシリカ粒子。
(8)上記(7)記載のシリカ粒子を含有する歯磨製品用香料組成物。
(9)上記(7)記載のシリカ粒子を含有する香気持続性歯磨製品。
(10)上記(8)記載の香料組成物を含有する香気持続性歯磨製品。
Claims (8)
- 一種または二種以上の香気成分をシリカ粒子に含浸し、該シリカ粒子を崩壊させてそれら香気成分を揮散させることを特徴とする香気成分の揮散方法。
- 一種または二種以上の香気成分を含浸したシリカ粒子と、シリカ粒子に含浸していない一種または二種以上の香気成分とから少なくとも構成される混合物を調製し、該シリカ粒子を崩壊させて香気成分を揮散させることを特徴とする香気成分の揮散方法。
- 香気成分が歯磨製品用の香気成分であることを特徴とする請求項1または2記載の香気成分の揮散方法。
- 一種または二種以上の香気成分を含有するシリカ粒子であって、かつ崩壊強度が500g/mm2以下のシリカ粒子であることを特徴とするシリカ粒子。
- 研磨力がRDA値30以下であり、かつ一種または二種以上の香気成分が歯磨製品用の香気成分である請求4項記載のシリカ粒子。
- 請求項4または5記載のシリカ粒子を含有することを特徴とする歯磨製品用香気賦香組成物。
- 請求項4または5記載のシリカ粒子と、請求項4または5記載のシリカ粒子に含浸していない一種または二種以上の香気成分を含有することを特徴とする歯磨製品用香気賦香組成物。
- 請求項6または7記載の歯磨製品用香気賦香組成物を含有する香気持続性歯磨製品。
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---|---|---|---|---|
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- 2006-03-23 JP JP2006081747A patent/JP2007254396A/ja active Pending
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