JPH01299213A

JPH01299213A - 歯茎洗浄用組成物

Info

Publication number: JPH01299213A
Application number: JP1076367A
Authority: JP
Inventors: Athanasios S Ladas; アザナシオス・エス・ラダス; Debbie L Burnett-Davis; デビー・エル・バーネットーデイビス; Ronald J Sharpe; ロナルド・ジェイ・シャープ; Suzanne H Ispentchian; スザンヌ・エッチ・イスペントチアン
Original assignee: Pfizer Inc
Current assignee: Pfizer Inc
Priority date: 1988-03-28
Filing date: 1989-03-28
Publication date: 1989-12-04
Anticipated expiration: 2009-05-11
Also published as: US4895720A; NO891270L; NO891270D0; EP0335590A1; CA1330950C; NO174875B; AU3175989A; JPH0635375B2; NO174875C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は歯茎洗浄用組成物および歯茎の洗浄方法に関す
る。義歯着用者は周期的に（例えば１日に２回）義歯を
取り外し、柔らかい植毛ブラシを用いて歯茎を洗浄剤で
ブラッシングしなければならない。これに用いるゲル組
成物については米国特許第４，４２８，９２９号（以後
　１９２９特許と記す）に記載されている。本発明の組
成物は、′９２９特許のゲルよりも外観および「感触」
が優れた配合物を提供するものである。

本発明は、ＲＤＡ　［放射性歯質磨耗（Ｒａｄｉｏａｃ
ｔｉｖｅ　Ｄｅｎｔａｌ　Ａｂｒａｓｉｏｎ）、また相
対歯質磨耗（ＲｅｌａＬｉｖｅ　Ｄｅｎｔａｌ　Ａｂｒ
ａｓｉｏｎ）とも言う］が２０未満。

より好ましくは１５未満、最も好ましくは１０未満であ
る、シリカ、水および洗浄剤よりなる歯茎洗浄用組成物
に関する。本発明の好ましい共体例では、前記組成物は
さらにソルビトール、ポリエチレングリコール、グリセ
リンおよびセルロースガムを含む。前記配合物はさらに
１種以上のフレーバー、甘味料、着色剤および１８！以
上の防腐剤を含んでいてもよい。本発明の組成物に使用
される好ましい洗浄剤はラウリル硫酸ナトリウムであり
、好ましいシリカは沈降水和シリカであり、好ましい「
味料はサッカリンナトリウムであり、そして好ましい防
腐剤は安息香酸ナトリウムである本発明の組成物はゲル
であるのが好ましい。これらは視覚的に透明な、すなわ
ち実質的に半透明なまたは透明な、ゲルであるのがより
好ましい。

本発明はまた。歯茎に前記組成物を施すことよりなる歯
茎の洗浄方法に関する。そのような組成物は柔らかい植
毛ブラシを使い歯茎をブラッシングすることによって施
すのが好ましい。

本発明の組成物に用い得るシリカは、歯茎をブラッシン
グした場合、組成物による許容できない程の磨耗を生じ
ることなく、増粘剤として作用しうるシリカである。す
なおち、配合物のＲＤＡが２０未満となるように、磨耗
を十分に小さくしなければならない。−数的な練り歯磨
きに磨き剤として用いられるシリカは、本発明の組成物
に用いる場合、磨耗を生じ過ぎるようである。本発明の
配合物に用い得るシリカの種類の例は、シリカエーロゲ
ルのような非沈降シリカである。好ましいシリカは沈降
水和シリカである。沈降水和シリカは、ディーグサ社か
らサイペルナツト２２Ｓ（商標；　５ｉｐｅｒｎａｔ）
およびサイペルナツト２２ＬＳ　　（商標）として販売
されている。

本発明の配合物のＲＤＡはジエイ・ジエイ・ヘフェリン
がジャーナル　オブ　デンタル　リサーチ、５６３−５
７３、（１９７６）に記載した方法によって測定しうる
。

本発明のさらに好ましい配合物は以下のものよりなる：（ａ）　　非結晶化ソルビトール溶液−約４５〜約５゛
５重量部、（ｂ）　　水□約１５〜約２０重量部、（Ｃ）　　沈降
水和シリカ□約１２〜約１６重量部、（ｄ）　　グリセリン−約９〜約１１東量部（ｅ）　　
ポリエチレングリコール−約２〜約４重量部（ｆ）　　洗浄剤（例えば、ラウリル硫酸ナトリウム）
□約２〜約３重量部、（ｇ）　　フレーバー□０〜約１．５重量部、（ｈ）　
　セルロースガム□約０．４〜約０．６重量部、および（ｉ）　　甘味料（虫歯を増進しないおよび／またはサ
ッカリンナトリウムのような強力な甘味力を有する甘味
料が好ましい）□サッカリンナトリウムの場合は約０．
２〜０．３重量部または適量（すなわち、相当する甘味
効果を有する量）の別の甘味料。

前記の配合物にはまた防腐剤を含有させてもよい。防腐
剤は好ましい保存期限の間および消些者による妥当な使
用期間の間、配合物中における細菌および菌類の成長を
妨げるのに有効なものでなければならない。好ましい防
腐剤は安息香酸ナトリウムである。安息香酸ナトリウム
を防腐剤として用いる場合、約０．０８〜約０．１２重
量部の量で使用する。前記配合物には着色剤を含有させ
てもよい。そのような着色剤は一般に、０．５重量％水
溶液の約０．８〜約１．３重量部の量で用いる。

本発明の特に好ましい配合物は以下のものからなる：成　　　　　　　分　　　　　　　　　　　　　　　重
量部（ａ）　　非結晶化ソルビトール溶液　　　　　　　　　　　　　ｓｏ、ｏ。

（ｂ）　　　　水　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　１７．６４（ｃ）　　沈降水和シリカ　　　
　　　　１４．００（ｄ）　　グリセリン　　　　　　
　　１０．００（ｅ）　　ポリエチレングリコール　　
　３．００（ｆ）　　ラウリル硫酸ナトリウム　　　２
．４０（ｇ）　　フレーバー　　　　　　　　　１．０
Ｏ（ｈ）　　セルロース　　　　　　　　　０．５０（
ｉ）　　サッカリンナトリウム　　　　０．２５（ｊ）
　　安息香酸ナトリウム　　　　　０．１０（ｋ）　　
着色剤（０，５０重量％水溶液＞　　　　　１．１１前記配合
物において、好ましい沈降水和シリカはサイペルナツト
２２Ｓ（商標）、サイペルナツト２２ＬＳ　（商標）ま
たはこれらシリカの混合物である。沈降水和シリカが、
１１重量部のサイペルナツト２２５と３重量部のサイペ
ルナツト　２２ＬＳとの混合物であるとさらに好ましい
。

１１ｆｌ記配合物において、好ましいポリエチレングリ
コールは、ユニオン　カーバイト社販売のＰＥＧ−６−
３２［カーボワックス１４５０　（商標；　Ｃａｒｂｏ
ｗａｘ　）としても知られている］である。

前記の配合物において、好ましい着色剤は、０゜６８重
量部のＤＡＣイエロー＃　１０　（０，５０重量％水溶
液）および０．４３重量部のＦＤ　＆　Ｃグリーン＃３
　（０，５０重量％水溶液）の混合物である。

ここで使用する語「非結晶化ソルビトール溶液」とは、
少なくとも約４５重量％のソルビトール、少なくとも約
２０重量％のマルチトールおよび少なくとも約２９重量
％の水を含有する水溶液を指す。この溶液は０℃で結晶
化しないが、ＵＳＰソルビトールは約２５℃で結晶化す
る。好ましいものはニューシャーシー州パターソンのリ
ポ　ケミカル社販売のりポニック　７Ｏ−ＮＣ（商標；
　　ＬＩＰＯＮＩＣ）である。これは２９〜３０重量％
の水、４６〜５５蓋量％のソルビトール、１〜１．５の
糖の合計（主にマルトース）を含有し、残部は過半量の
マルチトール（ソルビトールの二量体）と少量のより高
分子量の糖アルコールである。

約６０〜約７０重量％のソルビトール、好ましくは約６
４〜約７０重量％のソルビトール、および残部の水を含
有するソルビトール溶液（この溶液は本質的にソルビト
ールおよび水よりなるのが好ましい）を、本発明の配合
物における前記非結晶化ソルビトール溶液の代わりに使
用しうる。

コーンシロップまたはグルコースのような粘稠溶液を形
成する他の甘味料も、本発明の配合物における前記非結
晶化ソルビトール溶液の代おりに使用しうる。

本発明の組成物は、ライニングを施したアルミニウムチ
ューブまたはプラスチックラミネートチューブに詰める
のが都合よい。そのようなチューブは練り歯磨きのよう
な経口ケアー製品に一般に用いられている。本発明の組
成物を歯茎の洗浄に使用する場合、長さ約１〜２ａｎの
ゲルを一般的なチューブから柔らかな植毛ブラシ表面上
に絞り出し、そしてこのブラシを歯茎に当てる。！Ｉ茎
を刺激しない程度に十分に柔らかな植毛を使うよう注意
しなければならない。ブラシの植毛はポリエチレンのよ
うな軟質プラスチックでできているのが好ましい。硬さ
と柔らかさの好ましい組み合りせをもたらす高密度およ
び低密度ポリエチレンを混ぜたものを使用してもよい。

歯茎を洗浄するのに用いるブラシはブラシヘッドの一方
の而またはブラシヘツッドの２つの背中合わせの面から
突き出ている植毛を有する。あるいは、米国特許第４，
３２８　、６０４号に示されているように、植毛はブラ
シの全ての面から突き出ていてもよい。

本発明の方法はまた、歯茎に加えて、歯を除いた他の口
の組織の洗浄に適用しうろこと、そしてそのような洗浄
も本発明の範囲に含まれることは熱論のことである。

以下の実施例は本発明の配合物を例示するものである。

実施例１１」［迭ｊＬ附以下の成分を下記のように混ぜた：成　　　　　分　　　　　　　　　　　　　　　　−ｍ
　：ｉｉｔ　’笈−リポニック７Ｏ−ＮＣ（商標）（ソルビトール溶液）　　　　　　　　５０．００水　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　１７．６４シリカ　　　　　　　　　　　　　　　
１４．００グリセリン　　　　　　　　　　　　１０．
００ＰＥＧ−８−３２（ポリエチレングリコール）　　
　　　　　　　　　　　　　　３．００ラウリル硫酸ナ
トリウム　　　　　　　　２．４０フレーバー　　　　
　　　　　　　　　１．００セルロースガム　　　　　
　　　　　　　０．５０サツカリンナトリウム　　　　
　　　　　０．２５安息香酸ナトリウム　　　　　　　
　　　０．１０Ｏ＋Ｃイエロー＃１０　（０，５０％水
性）　　　　　０．６８ＦＤ＋Ｃグリーン＃３　（０，
５０％　　水性）　　　　０．／１３−」虹妓工程１　：　ＰＥＧ−６−３２（ポリエチレングリコー
ル）を溶融し、これを反応がま（反応がまＡ）内の予備
加熱したりポニツク　７Ｏ−ＮＣ（商標）ソルビトール
溶液に加える。温度を７０℃に保ちながら、均質になる
まで混合する。

工程２：第２の反応かまで、セルロースガムをグリセリ
ンに分散する。均質な分散体が得られるまで混合する。

工程３：工程２で製造したセルロースガムとグリセリン
との混合物を反応がまＡに７０℃で加え、５分間ゆっく
り攪拌する。

工程４：サッカリンナトリウムおよび安息香酸ナトリウ
ムを水中で混ぜ、７０℃にて混合する。

得られる溶液にイエローおよびグリーンの染料を混合す
る。

工程５：工程４で製造した溶液を反応がまＡに加え、均
質な混合物が得られるまで、７０℃でゆっくりと攪拌し
ながら混合する。得られる混合物にシリカを分散し、滑
らかなコンシスチンシーが得られるまで、７０℃で混合
する。温度を４０〜５０℃に下げ、そしてフレーバーを
加え、均質になるまで混合する。ラウリル硫酸ナトリウ
ムを水に溶解し、この溶液を上記のゲルに加え、均質に
なるまで混合する。そして脱気する。

実施例２実施例１の歯茎洗浄剤、従来の歯磨き剤［アドバンスト
　フォーミュラ　フレスト（商標）］および水の放射性
歯質磨耗（ＲＤＡ）レベルを下記のように測定した。

測定方法歯磨き剤磨耗測定のためのＡＤＡ推奨法（ジェイ・ジェ
イ・ヘフェリン、ジャーナル　オブ　デンタル　リサー
チ、５６３−５７３　（１９７Ｂ））を用いた。

歯質試料（８個）にＡＤＡ推奨法に従って中性子線束を
照′射した。次に試料を、Ｖ−８クロス・ブラシング装
置に適合させるために、メチルメタクリレートに取り付
けた。試料をｅ　、　ｏｏｏストローク回ブラシングし
、ｌｏｇのＡＤＡ基準材料（ピロ燐酸カルシウム）およ
び５０ｍ１の０．５％カルボキシメチル／セルロース／
１０％グリセリン溶液よりなるスラリーを使って試験に
備えて準備した。

使用したブラシはＡＤＡ推奨法で特定されたものであり
、ブラシ引っ張り応力は１５０ｇであった。

上記の試験準備を行なった後、以下のような指定された
サンドイッチ状の計画で試験を行なった皇１　ムＵ二１　　　ＡＤＡ基準材料　　　　　（］Ｏｇ１５０ｍｌ
）２　　歯茎洗浄剤　　　　　　　（２５ｇ／４０ｍ１
）３　　　ＡＤＡ基準材料　　　　　（１０ｇ１５０ｍ
ｌ　）４　　アドバンスト　フオーミュラフレスト（商標）　　　　　　（２５ｇ／４０ｍ１　）
５　　　ＡＤＡｕ準材料　　　　　（ｌｏｇ１５０ｍｌ
）６　　水道水　　　　　　　　　（５０ｍｌ）７　　
　ＡＤＡ基準材料　　　　　（１０ｇ１５０ｍｌ）各試
料から３　ｍｌのアリコートを取り出し、乾燥し、そし
てガイガーカウンターを使って放射線を計数した。各試
験スラリーに対するＡＤＡ基準材料の前後の正味ＣＰＭ
　（１分出たりの計数；ｃ。

ｕｎｔ　ｐｅｒ　ｍ１ｎｕｔｅ）を計算し、平均を出し
て各試験材料に対するＲＡＤの計算に使った。ＡＤＡ材
料を１００の値にし、各試験材料に対するその比を計算
した。

補正率は、１　　ｍｌの放射性溶液および１　　ｍｌの
中和溶液を試Ｍ材料のおよびＡＤＡ基準材料のスラリー
に加えることによって得た。これらのスラリーのアリコ
ートを取り、試験スラリーアリコートと共に乾燥した。

これらを試験アリコートと同時に、同様に計数した。次
に、ＡＤＡ基準材料補正率アリコートの正味ＣＰＭを、
各試験材料補正率アリコートの正味ＣＰＭで割った。得
られた数がその特定スラリーの補正率であった。この補
正率を各グループの平均ＲＡ　Ｄ　４ｆｉに適ｍした。

結果結果を第１表にまとめる。この表から分かるように１ｍ
磨き剤スラリーは水または歯茎洗浄剤よりも歯質を著し
く磨耗した。

症＾歯茎洗浄剤によるｍ質の磨耗は水に比べてそう大きくな
い。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ＲＤＡが２０未満である、シリカ、水および洗浄
剤よりなる歯茎洗浄用組成物。
（２）前記ＲＤＡが１５未満である、請求項第（１）に
記載の組成物。
（３）前記ＲＤＡが１０未満である、請求項第（１）に
記載の組成物。
（４）前記組成物がさらにソルビトール、ポリエチレン
グリコール、グリセリンおよびセルロースガムを含んで
いる、請求項第（１）に記載の組成物。
（５）前記シリカが沈降水和シリカである、請求項第（
１）に記載の組成物。
（６）前記シリカが沈降水和シリカである、請求項第（
４）に記載の組成物。
（７）前記組成物が、（ａ）約４５〜約５５重量部の、（１）約６０〜約７０
重量％のソルビトールよりなるソルビトール水溶液また
は（２）少なくとも約４５重量％のソルビトール、少な
くとも約２０重量％のマルチトールおよび少なくとも約
２９重量％の水よりなる非結晶化ソルビトール溶液、（ｂ）約１５〜約２０重量部の水、（ｃ）約１２〜約１６重量部の沈降水和シリカ、（ｄ）約９〜約１１重量部のグリセリン、（ｅ）約２〜約４重量部のポリエチレングリコール、（ｆ）約２〜約３重量部の洗浄剤、（ｇ）０〜約１．５重量部のフレーバー、（ｈ）約０．４〜約０．６重量部のセルロースガム、お
よび（ｉ）約０．２〜約０．３重量部のサッカリンナトリウ
ムまたは相当する量の別の甘味料、よりなる、請求項第
（１）に記載の組成物。
（８）前記組成物が約０．０８〜約０．１２重量部の防
腐剤を有する、請求項第（７）に記載の組成物。
（９）前記着色剤が、０．５重量％水溶液の約０．８〜
約１．３重量部存在する、請求項第（７）に記載の組成
物。
（１０）ＲＤＡが２０未満である、シリカ、水および洗
浄剤よりなる組成物を、歯茎に施すことよりなる歯茎の
洗浄方法。
（１１）前記ＲＤＡが１５未満である、請求項第（１０
）に記載の方法。