JP2007254340A - 経口投与剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 水溶性薬物を含有する薬物含有層と水膨潤性ゲル形成層とを有する経口投与剤において、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合を5〜15質量%とする。
【選択図】 図1
Description
本発明において、「最外層」とは、経口投与剤が患者等の口腔内にあるときに経口投与剤の外面を構成する層を意味する。したがって、「最外層」には、投与前において経口投与剤の外面を構成する層はもちろん、投与前においては経口投与剤の外面を構成しないが、患者の口腔内にあるときに経口投与剤の外面を構成する層も含まれる。例えば、水膨潤性ゲル形成層のさらに外層として別の層が設けられている場合であっても、この外層が、患者の口腔内では唾液等の水分によって分解又は溶解してしまう場合、患者の口腔内においては水膨潤性ゲル形成層が経口投与剤の外面を構成することとなるので、水膨潤性ゲル形成層は経口投与剤の最外層に設けられていることになる。
また、経口投与剤の最外層に設けられた水膨潤性ゲル形成層は、患者の口腔内において唾液等の水分により膨潤してゲル化し、薬物含有層に含有される薬物の味(例えば苦味、渋味)、臭い等をマスキングすることができる。
本発明の経口投与剤がフィルム状製剤である場合、製剤中の水分含有量を低く抑えることができるので、水分を多量に含むゼリー状の製剤に比べ、薬物含有層に含有される薬物(特に加水分解しやすい薬物)の安定性を向上させることができる。さらに、製剤の取り扱いが容易となるとともに、製剤の包装コストの軽減を図ることができる。また、経口投与剤がフィルム状製剤である場合、薬物含有層の薬物量が増加して薬物含有層のフィルム強度が低下しても、水膨潤性ゲル形成層及び/又は中間層にフィルム形成性を付与することによってフィルム状製剤全体としての強度を保持することができる。したがって、薬物含有層には、投与量が微量な薬物から大量な薬物まで広範な種類の薬物を含有させることができる。
図1に示すように、本発明の経口投与剤の一実施形態に係る経口投与剤1aは、水溶性薬物を含有する薬物含有層11aと、薬物含有層11aの一方の面側に直接積層された単層の水膨潤性ゲル形成層12aと、薬物含有層11aの他方の面側に直接積層された単層の水膨潤性ゲル形成層12bとを有し、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量(水膨潤性ゲル形成層12a及び12bの合計量)は、経口投与剤1aの5〜15質量%である。
工程(1):経口投与剤から水膨潤性ゲル形成層を分離し、分離した水膨潤性ゲル形成層を2つの断片(A)及び(B)に切断する。
工程(2):断片(A)の質量(a)を測定する。
工程(3):断片(A)を105℃で4時間乾燥させ、乾燥後の断片(A)の質量(b)を測定する。
工程(4):乾燥前の断片(A)の単位質量あたりの水分量(c)を、式:c=(a−b)/a基づき算出する。
工程(5):断片(B)の質量(d)を測定する。
工程(6):断片(B)に含有される水分以外の成分の質量(e)を、式:e=d−d×cに基づき算出する。
工程(7):ナイロン袋(120メッシュ、質量(f))に断片(B)を入れて密閉し、0.9%生理食塩水に24時間浸漬する。
工程(8):浸漬24時間後に生理食塩水から取り出したナイロン袋を105℃で4時間乾燥させ、乾燥後のナイロン袋の質量(g)を測定する。
工程(9):乾燥後のナイロン袋に在中する断片(B)の質量(h)を、式:h=g−fに基づき算出する。
工程(10):断片(B)のゲル分率(i)を、式:i=(h/e)×100に基づき算出する。
薬物含有層11aの坪量は、経口投与剤1aに含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量(水膨潤性ゲル形成層12a及び12bの合計量)が、経口投与剤1aの5〜15質量%となるように調節することが必須である。すなわち、薬物含有層11aの量(薬物含有層が複数ある場合はそれらの合計量)が経口投与剤1aの85〜95質量%となるように調節する。経口投与剤1aがフィルム状製剤である場合、薬物含有層11aの坪量は13〜950g/m2であることが好ましい。薬物含有層11aの坪量が13g/m2未満もしくは950g/m2を超えると、水膨潤性ゲル形成層の坪量を、前述した最適な範囲内に設定できなくなる。
〔第一の製法〕
水膨潤性ゲル形成層又は薬物含有層を形成するための塗工液を保持基材(例えばプラスチックフィルム、台紙等)又は所定の層の上側に塗布、噴霧等した後、乾燥させ、水膨潤性ゲル形成層及び薬物含有層を所定の順序で積層させる。この際、水膨潤性ゲル形成層を形成するための塗工液としては、水膨潤性ゲル形成剤、フィルム形成剤等を添加した溶液(溶媒は、例えば精製水、エタノール等)を、薬物含有層を形成するための塗工液としては、薬物、基剤等を添加した溶液(溶媒は、例えば精製水、エタノール等)を使用することができる。
水膨潤性ゲル形成層を形成するための塗工液を保持基材の上側に塗布、噴霧等し、乾燥させ、水膨潤性ゲル形成層を形成した後、水膨潤性ゲル形成層の上側に薬物含有層を形成するための塗工液を塗布、噴霧等し、乾燥させ、薬物含有層を形成する。こうして、保持基材上に水膨潤性ゲル形成層及び薬物含有層が順次積層された中間体を製造し、中間体の薬物含有層同士を熱融着させる。
例えば、図2に示すように、本発明の経口投与剤の一実施形態に係る経口投与剤1bは、薬物含有層11aと、薬物含有層11aの一方の面側に水溶性中間層13aを介して設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12aと、薬物含有層11aの他方の面側に水溶性中間層13bを介して設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12bとを有し、経口投与剤1bに含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量(水膨潤性ゲル形成層12a及び12bの合計量)は、経口投与剤1bの5〜15質量%である。
例えば、図5に示すように、本発明の経口投与剤の一実施形態に係る経口投与剤1eは、横並びに設けられた薬物含有層11a’及び11a’’から形成された薬物含有層11aと、薬物含有層11aの一方の面側に設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12aと、薬物含有層11aの他方の面側に設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12bとを有し、経口投与剤1eに含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量(水膨潤性ゲル形成層12a及び12bの合計量)は、経口投与剤1eの5〜15質量%である。
例えば、図6に示すように、本発明の経口投与剤の一実施形態に係る経口投与剤1fは、互いに直接積層された薬物含有層11a’及び11a’’から形成された薬物含有層11aと、薬物含有層11aの一方の面側に設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12aと、薬物含有層11aの他方の面側に設けられた1個の水膨潤性ゲル形成層12bとを有し、経口投与剤1fに含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量(水膨潤性ゲル形成層12a及び12bの合計量)は、経口投与剤1fの5〜15質量%である。
〔製造例1〕経口投与剤の製造
1.本発明品1〜4の製造
(1)水膨潤性ゲル形成層形成液(塗工液A)の調製
水膨潤性ゲル形成層を形成させるために塗工液Aを調製した。精製水(日本薬局方精製水(小堺製薬))280gを取り、その中に塩化カルシウム(塩化カルシウムH(富田製薬))0.3gを添加し、攪拌して完全に溶解させた。次いで、ポリアクリル酸(カーボポール974P(Noveon,Inc.))11.25gを攪拌しながらゆっくりと添加し、約1時間攪拌して完全に溶解させた。次いで、ポリビニルアルコール(ゴーセノールEG−05T(日本合成化学))33.75gを攪拌しながらゆっくりと添加し、水浴を用いて70℃に加温しながら約1時間攪拌して完全に溶解させた。次いで、グリセリン(日本薬局方濃グリセリン(旭電化工業))4g及びアセスルファムカリウム(サネット(丸善製薬))0.4gを添加し、約5分間攪拌した。
なお、ポリアクリル酸は水膨潤性ゲル形成剤であり、塩化カルシウムの電離により生じるカルシウムイオンによって架橋され得る。また、ポリビニルアルコールはフィルム形成剤である。
塗工液Aを十分に脱泡した後、乾燥後の塗布量が5g/m2又は10g/m2となるようにギャップを調整したアプリケーターを用いて、ポリエチレンテレフタレートフィルム(リンテック株式会社製,製品名:SP−PET3811)のシリコーン樹脂剥離処理面の反対面上に展延塗布し、80℃で5分間乾燥して水膨潤性ゲル形成層を形成させた。こうして、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(5g/m2、ゲル分率47.9%)が積層された中間体A1、並び、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(10g/m2、ゲル分率47.9%)が積層された中間体A2を製造した。
なお、水膨潤性ゲル形成層のゲル分率は下記工程(1)〜(10)により算出し、断片(B)のゲル分率を水膨潤性ゲル形成層のゲル分率とした。
工程(1):経口投与剤から水膨潤性ゲル形成層を分離し、分離した水膨潤性ゲル形成層を2つの断片(A)及び(B)に切断する。
工程(2):断片(A)の質量(a)を測定する。
工程(3):断片(A)を105℃で4時間乾燥させ、乾燥後の断片(A)の質量(b)を測定する。
工程(4):乾燥前の断片(A)の単位質量あたりの水分量(c)を、式:c=(a−b)/a基づき算出する。
工程(5):断片(B)の質量(d)を測定する。
工程(6):断片(B)に含有される水分以外の成分の質量(e)を、式:e=d−d×cに基づき算出する。
工程(7):ナイロン袋(120メッシュ、質量(f))に断片(B)を入れて密閉し、0.9%生理食塩水に24時間浸漬する。
工程(8):浸漬24時間後に生理食塩水から取り出したナイロン袋を105℃で4時間乾燥させ、乾燥後のナイロン袋の質量(g)を測定する。
工程(9):乾燥後のナイロン袋に在中する断片(B)の質量(h)を、式:h=g−fに基づき算出する。
工程(10):断片(B)のゲル分率(i)を、式:i=(h/e)×100に基づき算出する。
薬物含有層を形成させるために塗工液B1を調製した。精製水(日本薬局方精製水(小堺製薬))60gを取り、その中に水溶性薬物であるニコチン酸アミド1g及び酸化チタン(タイペークCR−50(石原産業))0.5gを添加し、ホモジナイザーを用いて溶解、分散させた。次いで、ポリビニルピロリドン(プラスドンK−90(ISPジャパン))17.34gを攪拌しながら添加し、完全に溶解させた。次いで、グリセリン(日本薬局方濃グリセリン(旭電化))3.06gを添加し、約5分間攪拌した。
塗工液B1及びB2を十分に脱泡した後、B1については乾燥後の塗布量が120g/m2となるように、B2については乾燥後の塗布量が180g/m2となるようにギャップを調整したアプリケーターを用いて、中間体A1又はA2の水膨潤性ゲル形成層上に展延塗布し、80℃で6分間乾燥して薬物含有層を形成させた。こうして、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)及び薬物含有層(120g/m2)が順次積層された中間体B1、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)及び薬物含有層(180g/m2)が順次積層された中間体B2、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)及び薬物含有層(120g/m2)が順次積層された中間体B3、並びに、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)及び薬物含有層(180g/m2)が順次積層された中間体B4を製造した。
100℃、1kgf/cm2、1秒間の条件にて、2つの中間体B1の薬物含有層同士、2つの中間体B2の薬物含有層同士、2つの中間体B3の薬物含有層同士、又は2つの中間体B4の薬物含有層同士を熱融着させた。こうして、水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)、薬物含有層(120g/m2)及び水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)が順次積層された経口投与剤(本発明品1、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合:7.7質量%)、水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)、薬物含有層(180g/m2)及び水膨潤性ゲル形成層(5g/m2)が順次積層された経口投与剤(本発明品2、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合:5.3質量%)、水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)、薬物含有層(120g/m2)及び水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)が順次積層された経口投与剤(本発明品3、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合:14.3質量%)、並びに、水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)、薬物含有層(180g/m2)及び水膨潤性ゲル形成層(10g/m2)が順次積層された経口投与剤(本発明品4、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合:10.0質量%)を製造した。
塗工液Aを十分に脱泡した後、乾燥後の塗布量が17g/m2となるようにギャップを調整したアプリケーターを用いて、ポリエチレンテレフタレートフィルムのシリコーン樹脂剥離処理面の反対面上に展延塗布した点を除き、本発明品1と同様にして、水膨潤性ゲル形成層(17g/m2)、薬物含有層(120g/m2)及び水膨潤性ゲル形成層(17g/m2)が順次積層された経口投与剤(比較例品1、経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量の割合:22.1質量%)を製造した。
本発明品1〜4及び比較例品1を縦13.5mm×横13.5mmに打ち抜きした物を試験片とし、個別にアルミ袋に入れ、温度40℃、湿度75%の条件で一定期間保存した。一定期間経過後、第十四改正日本薬局方記載の溶出試験法(パドル法)を用いて、試験開始15分後における本発明品1〜4及び比較例品1からの水溶性薬物の溶出率を測定した。この際、試験液としては、37℃の精製水900mLを使用し、パドル回転数は50rpmとした。結果を表1に示す。
11a・・・薬物含有層
12a,12b・・・水膨潤性ゲル形成層
13a,13b・・・水溶性中間層
14a,14b・・・水溶性中間層
Claims (4)
- 水溶性薬物を含有する薬物含有層と水膨潤性ゲル形成層とを有する経口投与剤において、
前記経口投与剤に含まれる水膨潤性ゲル形成層の総量が、前記経口投与剤の5〜15質量%であることを特徴とする経口投与剤。 - 前記薬物含有層に直接又は水溶性中間層を介して、単層の水膨潤性ゲル形成層又は互いに直接若しくは水溶性中間層を介して積層された複数層の水膨潤性ゲル形成層が設けられている請求項1記載の経口投与剤。
- 最外層に水膨潤性ゲル形成層を有する請求項1又は2のいずれかに記載の経口投与剤。
- フィルム状製剤である請求項1〜3のいずれかに記載の経口投与剤。
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