JP2007254147A - 搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不特定の物品を不特定の台車に簡単に荷揃えできるようにして、生産量の増減や製品の品種の変更などに柔軟に対応できる搬送システムを提供する。
【解決手段】入荷物品のバケットには物品の品番と個数を書き込んだRFタグを設け、物品には現品票を添えておく。入荷したバケットを組立スケジュールに従って仮置し、第2台車に積み込んでバケットのRFタグを読み込む。第1台車のRFタグを第2台車で読み取って物品を配達する第1台車の前で第2台車を停止させ配達する。この時、配達物品を第2台車のRFタグリーダで読み取り、現品票を添えて組み立て順に物品を第1台車の棚にセットする。第1台車に必要物品が揃ったことをRFタグリーダからのデータで検出すると、組立先へ搬送する。
【選択図】図5

Description

この発明は入荷物品を製品毎に区分けして分配するシステムに関する。
特許文献1は第1台車を用いた部品の集積を示している。即ち製品毎の部品を第1台車に集め、第1台車を組み立て先へ搬送すると、1台分の部品が揃った状態になる。しかしながら特許文献1では、第1台車への部品の配達について、通常のピッキングと同様にバーコードを利用して行うとしか開示しておらず、例えば生産量の増減や品種の変更への対応の詳細は不明である。
特開平10−236614号公報
この発明の課題は、不特定の物品を不特定の第1台車に簡単に荷揃えできるようにして、生産量の増減や製品の品種の変更などに柔軟に対応できる搬送システムを提供することにある。
請求項2の発明での追加の課題は、配達が急がれるものから順に、簡単かつ漏れなく配達できるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、第1台車への配達を特に簡単にすることにある。
この発明は、製品毎に物品を揃えるための第1台車に、台車を識別するためのデータが書き込まれたRFタグを設けると共に、第1台車に物品を配達するための第2台車に、前記第1台車のRFタグを読み取るRFタグリーダと、該RFタグリーダで読み取ることで特定した第1台車に配達する物品を表示する表示手段とを設けた搬送システムにある。
好ましくは、RFタグ付きのキャリアに物品を収納すると共に、第2の台車に複数の棚と、各棚にキャリアのRFタグを読み取るためのRFタグリーダとを設け、キャリアを第2台車に積み込む際に、RFタグリーダでキャリアのRFタグを読み取り、読み取ったデータを記憶する。
特に好ましくは、第1台車に複数の棚を設けて、第2の台車の表示手段に、配達する物品について、収納されている棚と個数に加えて、第1台車の配達先の棚とを表示する。
なおこの明細書において、物品を物品と言い換える時は、この物品を組み付ける製品があることを前提にしている。またRFタグの種類や形状は任意である。
この発明では、第1台車の配置位置にかかわらず、第1台車のRFタグを第2台車に設けられたRFタグリーダで読み取り、該当する第1台車に必要な物品を表示しているので、第1台車については自由に配置することができる。この結果、生産量が急に増加しても、工場内の空いているスペースに第1台車を増設すれば良く、システムを柔軟に運用することができる。
請求項2の発明では、棚毎にキャリアのRFタグを読み取るRFタグリーダが設けられるため、作業者はキャリアを棚に入れるだけで、どの棚にどのキャリアが積み込まれたかのデータを作成することができる。このため、キャリアの第2台車への積み込みを極めて簡単化できる。
請求項3の発明では、前記記憶したキャリアのRFタグのデータと生産スケジュールのデータ等を基に、第2台車のどの棚の物品をいくつ、第1台車のどの棚に配達すればよいかを求めることが可能となる。そして、求めたデータを、物品が収納されている棚と必要な個数に加えて、第1台車の配達先の棚とを表示手段に表示させることで、第1台車への配達は、第2台車の表示に従い、指定された棚から指定された個数の物品を指定された棚へ荷下ろしすれば良くなる。このため、第1台車への配達が特に簡単になり、しかも第1台車の棚を、製品を構成するユニットに対応させると、ユニット毎に必要な数の物品を表示して配達できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図8に、実施例の搬送システム2を示す。各図において、4は入荷エリアで入荷物品を検品する。入荷物品はバケットやケースなどのキャリアに収められ、各キャリアにはRFタグが取り付けられ、収納されている物品の品番と個数とを記憶している。また物品の個数分の現品票がキャリア内に添えられ、現品票には製品の組立順序、言い換えると物品を使用する順番に沿った番号が記載されている。入荷物品は使用の予定時期により仕分けされ、使用時期が迫っている物品は仮置エリア6に生産スケジュールに従って、例えば物品を組み付ける曜日に従ってセットされる。使用時期が迫っていない物品は自動倉庫8に一旦保管し、使用時期が迫ると仮置エリア6へ出庫する。仮置エリア6は前記のように物品の組み付けを行う曜日毎に区分され、各曜日を午前中と午後などでさらに細かく区分けしてもよく、あるいは曜日よりも長い単位で区分けしても良い。
仮置エリア6に仮置されたバケットなどのキャリアは第2台車により配達エリア10へ搬入され、配達エリア10に多数配置された第1台車に配達される。第1台車20には例えば複数の棚を設け、各棚は1つの製品に対応し、1つの製品に必要な物品を1台の第1台車の1つの棚に荷揃えする。そして必要な物品が第1台車20に揃うと、牽引車により組立エリアの組立先へ搬送し、物品を組み付けて製品を製造する。
14は配達コントローラで、搬送システム2の全体を制御し、16は管理室などに設けた制御端末で、18は入荷端末で、入荷エリア4に設ける。なおバケット52などのキャリアに添付する現品票は納入業者などにより予めセットし、バケット52のRFタグも納入業者などにより予め収納物品の品番と個数などを書き込んでおく。入荷端末18にRFタグリーダ/ライタ19を接続して、検品時にバケット52内の物品とRFタグとを照合しても良い。また図示しないプリンタを入荷端末18に接続して、検品票を入荷端末18でプリントして、バケット52内に物品の個数分添付しても良い。
第1台車20は配達エリア10に第2台車の巡回路に沿って複数台配置され、第1台車20にはRFタグが設けられ、例えば第1台車20のID、あるいは第1台車20に配達が必要な物品のリスト、即ち物品の品番と個数並びに物品を並べる第1台車20上の棚番号が記載されている。第2台車のRFタグリーダは第1台車20のRFタグを読み取り、配達コントローラ14から入力された配達先のリストもしくは第1台車20のRFタグのデータ自体などから、どの第1台車にどの物品を配達するかを、第2台車の作業者に表示する。
第1台車20への配達の進捗状況は、第2台車から配達を行う都度、配達コントローラ14へ無線LANなどで送信され、コントローラ14は必要物品が揃った第1台車20を検出すると、生産スケジュールに沿った優先順位で、牽引車に組立エリアの組立先への搬送を指示する。なおここで組立先はセル生産などでのセルや、組立を行う職場を意味する。そして物品を組み付けて完成した製品は図示しない検査場へ移動する。
図2に配達コントローラ14の構成を示すと、生産計画ファイル22は1週間などの単位での生産計画を記憶し、その内容は生産予定の製品のリストである。生産予定の製品に対して、生産計画ファイル22は必要物品のリストを記憶している。また生産計画ファイル22には、製品の出荷日と仮置エリア6に物品が揃うべき日が記載され、必要な場合これ以外に配達エリア10への配達を開始すべき日と時刻などが記載されている。
入荷ファイル24には、入荷エリア4への入荷実績のデータと入荷予定のデータと、入荷エリア4の在庫データとが記載されている。入荷予定に対する入荷実績の遅れは、進捗チェッカ34により検出され、納入業者などに対して通知される。仮置エリアファイル26には仮置エリア6にある物品のリストが記録され、このリストは生産スケジュールに従って、例えば出荷予定の曜日に従って区分されている。第2台車ファイル28には、各第2台車36毎に、第2台車36上の在庫物品のリスト、即ち物品の品番と個数、及びこれらの物品を配達すべき第1台車のIDと、第1台車の棚毎の配達物品の品番と個数が記録されている。第1台車ファイル30は個々の第1台車の棚毎に、荷揃えすべき物品の品番と個数のリスト並びにその荷揃え済みの品番と個数が記載されている。自動倉庫ファイル32には自動倉庫の在庫リストと出庫予定の日時が記載されている。
ファイル24〜32において、物品が該当するエリアや台車あるいは自動倉庫に搬入されると、物品が在庫データとして追加され、物品が搬出されると、例えば入荷エリア4から仮置エリア6や自動倉庫8へ搬出されると、在庫が削除される。このように搬送システム2内での在庫位置のデータを移動させて、エリア4,6や第2台車36,第1台車20上の在庫を管理する。進捗チェッカ34は、生産スケジュールに従って定まる日時に対する進捗の遅れをチェックし、例えば入荷エリア4への物品の到着の遅れをチェックし、生産計画に遅れが生じる場合、到着済の物品のみを組立エリア12へ搬送して、とりあえず生産を開始するか、生産順序を変更するかを判断する。同様に仮置エリア6から第2台車への積み込みの遅れているバケットや配達が遅れている第1台車20をチェックし、制御端末16へ出力する。
牽引車38は例えば無人搬送車から成り、配達コントローラ14から組立エリア12へ牽引する第1台車のIDと組立先を指示される。そして牽引車38はRFタグリーダなどで該当する第1台車20のRFタグを検出すると、自動的に第1台車20を連結し、もしくは第1台車の連結を必要としている旨をランプ39などで表示して停止する。この場合は人手で第1台車を牽引車38に連結する。次いで牽引車38は指定された組立先まで自走して停止する。
図3〜図6に入荷エリアから牽引車までの処理を示す。入荷エリア4では入荷品を検品し、入荷ファイルへ登録して入荷予定と比較し、不足物品を検出する。なお前記のように、納入業者などから納入されるバケットにはRFタグが取り付けられ、バケット内の物品の品番と個数とがRFタグに記憶されている。さらに物品の個数分の現品票がバケット内に添付されている。生産計画ファイルから入荷物品の使用日を検索し、直近の場合生産スケジュールに従って仮置エリアに例えば曜日別に分配し、この時点で在庫位置を入荷ファイルから仮置エリアファイルへ移動させる。物品の使用までに数日以上ある場合、自動倉庫へ入庫し、この時点で在庫位置を入荷ファイルから自動倉庫ファイルへ移動させる。
仮置エリア6は物品を使用する予定日や予定日と時刻の組み合わせで区分されて、入荷物品を仮置する。生産計画での納期などに従って、仮置エリアから第1台車へ配達を開始する曜日と時刻が定まり、この時刻までに仮置エリアに到着していない物品があれば、進捗チェッカで検出して必要な処置をとる。第2台車は例えば手押しのカートであり、仮置エリアで配達開始時刻を経過しているエリアから、作業者はバケットなどのキャリア単位で物品を第2台車の棚にセットする。この時キャリアのRFタグを第2台車の棚毎に設けたRFタグリーダで読み取り、キャリア内の個々の物品にRFタグが取り付けられている場合、そのデータも読み取る。第2台車は読み取ったバケットのIDもしくは物品の品番と個数とを配達コントローラへ送信し、この時点で在庫位置は仮置エリアから第2台車へ変更され、第2台車ファイル28には第2台車毎の在庫状況とその引き当て先、即ち第2台車から物品を荷下ろしする第1台車のIDとその番号並びに各棚毎の物品の品番と個数とを記憶する。
第2台車36の構造を図7に示すと、第2台車36には複数の棚40が設けられ、図7の場合4×3の12棚が設けられている。各棚40にはディスプレイ42が設けられ、図7の右上に示すように、棚から第1台車へ荷下ろしする物品があることを示すランプ43と、物品の個数を表示する個数表示欄44並びに第1台車の棚番号を表示する棚表示欄45が設けてある。各棚40にはRFタグリーダ46があり、バケット52の図示しないRFタグを読み取ることにより、どのバケットをどの棚にセットしたかを読み取る。なおバケット52を用いず、物品をそのまま棚40にセットする場合、物品に添付されたRFタグを読み取る。
以上のようにして第2台車36の端末48は、第2台車36のどの棚にどの品番の物品が何個ずつあるかを記憶し、このデータは配達コントローラへ送信され、配達コントローラからは各棚40の物品をどの第1台車のどの棚へ何個ずつ荷下ろしするのかのデータが送られる。バケット52のRFタグを読み取るRFタグリーダ46の他に、第1台車のRFタグを読み取るためのRFタグリーダ47を第2台車36に別に設けるが、棚40のRFタグリーダ46を第1台車のRFタグの読み取りに用いても良い。
第2台車36の端末48は記憶部の他にディスプレイ49とスイッチボード50とを備え、ディスプレイ49には例えば図7の左上のように、第1台車の棚番号1〜3に対して、第2台車36の棚番号と各棚から荷下ろしする物品の個数とを表示する。この表示は、RFタグリーダ47で荷下ろしする第1台車を検出した時に開始される。スイッチボード50は仮置エリア6を出発する際や、1台分の第1台車20への配達を完了した時、棚40の物品に過不足を生じた時などに、その旨を配達コントローラ14へ報告するために用いる。
第2台車36は配達エリアに到着するまでに物品の引き当て先を配達コントローラから受信し、配達すべき第1台車をRFタグリーダ47で検出すると、ディスプレイ49に第1台車のどの棚に第2台車のどの棚から何個ずつ物品を配達するかのデータが表示される。これに伴って作業者は第2台車36を止めて配達する。第2台車の棚40毎の表示パネルには、配達元の棚のランプ43がオンし、配達する物品の個数と配達先の棚番号とが表示される。作業者はこの表示に従って、必要な個数の物品を第1台車の必要な棚にセットする。そして第2台車に積み込んだ物品を配達し終わると、仮置エリアに戻って再度バケットを積み込む。配達で行方不明品が生じている場合、コントローラ14から通知された配達先への配達を完了しても棚40に物品が残っているか、配達する物品が不足しているかのいずれかである。このような場合、スイッチボード50から配達不良を入力すると、ディスプレイ49に第2台車から今回配達した第1台車のリストと第1台車毎の物品の個数や棚番号などが表示され、作業者はこの表示に従って過不足の原因をチェックする。
図6,図8に第1台車及び牽引車での処理を示す。第1台車20には複数の棚58と第1台車のIDを記載したRFタグ56があり、第2台車36のRFタグリーダ47でRFタグ56を読み取る。棚58は例えば製造する製品毎に割り当てられ、原則として1つの棚が1つの製品に対応する。棚58への物品の荷揃えの例を図8の左側に示すと、4個の物品62が現品票64と共にセットされ、現品票の大きな番号は組立や加工の順序であり、作業者は棚58のこの順序に従った位置へ物品を荷下ろしする。このため、第1台車20が組立エリア12に到着すると、1つの棚が1つの製品に対応し、棚上に物品が加工順に沿って並べられている。
第2台車36からどの第1台車にどの物品を配達したかは、配達コントローラ14へ送信されるので、配達コントローラ14は荷揃えが完了した第1台車20を検出すると、生産スケジュールでの優先順位などに従って、牽引車38に牽引すべき第1台車20のIDと組立先とを通知する。これに従って牽引車は第1台車20の被牽引部60を例えば電磁石などで吸着して牽引し、組立先まで搬送する。この時点で第1台車上の物品は在庫位置が組立エリアへ移動する。そして空の第1台車を配達エリアへ移動させる。
実施例の特徴を整理する。
(1) 仮置エリア6から第2台車36への荷積みでは、ピッキングすべきバケットなどを指示されるのではなく、単に配達開始時刻が到着しているバケットを第2台車に積み込むだけでよい。この時、第2台車のRFタグリーダ46により、どの棚にどのバケットを積み込んだかのデータが作成される。
(2) 第1台車への配達では、第2台車のディスプレイ49やランプ43の表示に従い、棚表示欄45で表示された棚に、個数表示欄44で表示された個数の物品を荷下ろしする。ここで加工順などに沿って棚内での物品の荷下ろし位置を決め、また物品に現品票をセットする。
(3) 第1台車への荷下ろしが完了したことは、第2台車からの報告で配達コントローラ側で判明し、荷揃えが完了した第1台車は牽引車により自動的に、もしくは人手などで組立先へと搬送される。
(4) 入荷の遅れから組立先への搬送の遅れまでの遅れは、配達コントローラ14により検出できる。
(5) 搬送システム2は1品生産合にも対応できる。生産量の増減には配達エリア10に配置する第1台車20の台数を変えるだけで対応できる。用いる物品の種類が頻繁に変更され、また製品の使用が頻繁に変更されても、第1台車及び第2台車の配置場所が固定されていないため、配達に困難は来さない。従って不特定多数の物品を用いて不特定な製品を生産する場合に対応でき、柔軟性の高い搬送システムが得られる。組立先では第1台車の1つの棚にほぼ加工順に沿って並べられた物品をその順に取り出して組み付けていけばよい。そして製品毎に物品の現品票を束ねる、あるいは光学的に読み取ると、どの物品でどの製品を製造したかの記録になる。
(6) 配達すべき第1台車が有る所へ第2台車を移動させれば、第2台車で配達すべき物品を表示でき、第1台車の配置場所を自由に変更できる。また第1台車の設置場所は任意で、生産量が減少すると第1台車の設置場所のスペースを減らすと良い。
(7) 第1台車の数が多い場合に、第1台車を第2台車へ移動させる場合よりも、効率的である。

実施例の搬送システムのレイアウトを示す平面図 実施例での配達コントローラの構成とその使用環境とを示すブロック図 実施例での入荷エリアでの作業を示すフローチャート 実施例での仮置エリアでの作業を示すフローチャート 実施例での第2台車の作業を示すフローチャート 実施例での第1台車に関する処理を示すフローチャート 実施例での第2台車の側面図 実施例での第1台車の側面図
符号の説明
2 搬送システム
4 入荷エリア
6 仮置エリア
8 自動倉庫
10 配達エリア
12 組立エリア
14 配達コントローラ
16 制御端末
18 入荷端末
19 RFタグリーダ/ライタ
20 第1台車
22 生産計画ファイル
24 入荷ファイル
26 仮置エリアファイル
28 第2台車ファイル
30 第1台車ファイル
32 自動倉庫ファイル
34 進捗チェッカ
36 第2台車
38 牽引車
39 ランプ
40 棚
42 ディスプレイ
43 ランプ
44 個数表示欄
45 棚表示欄
46,47 RFタグリーダ
48 端末
49 ディスプレイ
50 スイッチボード
52 バケット
56 RFタグ
58 棚
60 被牽引部
62 物品
64 現品票

Claims (3)

  1. 製品毎に物品を揃えるための第1台車に、台車を識別するためのデータが書き込まれたRFタグを設けると共に、
    第1台車に物品を配達するための第2台車に、前記第1台車のRFタグを読み取るRFタグリーダと、該RFタグリーダで読み取ることで特定した第1台車に配達する物品を表示する表示手段とを設けた、搬送システム。
  2. RFタグ付きのキャリアに物品を収納すると共に、第2の台車に複数の棚と、各棚にキャリアのRFタグを読み取るためのRFタグリーダとを設け、キャリアを第2台車に積み込む際に、RFタグリーダでキャリアのRFタグを読み取り、読み取ったデータを記憶するようにしたことを特徴とする、請求項1の搬送システム。
  3. 第1台車に複数の棚を設けて、第2の台車の表示手段に、配達する物品について、収納されている棚と個数に加えて、第1台車の配達先の棚とを表示するようにしたことを特徴とする、請求項2の搬送システム。
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