JP2007254054A - エレベータ昇降路保護システム - Google Patents
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Abstract
【課題】事故や地震が原因となってエレベータ昇降路を落下する落下物が発生した場合、その落下物からエレベータ乗りかごを保護することである。
【解決手段】エレベータ昇降路保護システムにおいて、エレベータ昇降路1内を落下する落下物を受ける受け位置とこの受け位置から退避する収納位置とに移動可能な落下物受け体9と、エレベータ昇降路1内に位置するエレベータ乗りかご2の非常停止を検知する非常停止検知手段と、非常停止検知手段による検知結果に基づいて落下物受け体9を収納位置から受け位置に移動させる受け位置移動手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】エレベータ昇降路保護システムにおいて、エレベータ昇降路1内を落下する落下物を受ける受け位置とこの受け位置から退避する収納位置とに移動可能な落下物受け体9と、エレベータ昇降路1内に位置するエレベータ乗りかご2の非常停止を検知する非常停止検知手段と、非常停止検知手段による検知結果に基づいて落下物受け体9を収納位置から受け位置に移動させる受け位置移動手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、エレベータ昇降路保護システムに関し、特に、エレベータ昇降路内を落下する落下物からエレベータ乗りかごなどを保護するエレベータ昇降路保護システムに関する。
例えば、下記特許文献1、2に記載されているように、エレベータ昇降路内を落下する部材を捕集する装置が知られている。
特開2002−193574号公報
特開2004−137026号公報
しかしながら、前述の特許文献に記載された装置においては、以下の点について配慮がなされていない。
特許文献1に記載された装置は、エレベータ乗りかごの敷居とエレベータホール側の敷居との間の隙間から落下する部材を捕集する装置であり、落下物を捕集する領域は、エレベータ乗りかごとエレベータホール側の敷居との間に限られている。このため、エレベータ昇降路面に取り付けられている部材がエレベータ乗りかごより上方位置から落下した場合、その部材をエレベータ乗りかごに衝突する前に捕集することはできない。
特許文献2に記載された装置は、落下物を捕集する領域はエレベータ昇降路内の全域である。しかし、この装置は、エレベータ施工時においてエレベータ昇降路内を落下する工具や部品等の落下物を捕集する装置であり、エレベータ運行後におけるエレベータ昇降路内の落下物を捕集する装置ではない。
このため、事故や地震が発生した場合、エレベータ昇降路内に取付けられている部材にエレベータロープが絡み付くことによりその部材が取付け箇所から外れて落下したり、おもり枠から外れたつり合いおもりが落下したりすると、それらの落下物を捕集することはできない。
エレベータ昇降路内に取り付けられた部材やつり合いおもりが落下した場合、これらの落下物がエレベータ乗りかごに当ると、エレベータ乗りかごが大きな損傷を受ける。さらに、エレベータ乗りかご内に利用者が取り残されていた場合、大きな人的被害が発生する。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、事故や地震が原因となってエレベータ昇降路を落下する落下物が発生した場合、その落下物からエレベータ乗りかごを保護することができるエレベータ昇降路保護システムを提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、エレベータ昇降路保護システムにおいて、エレベータ昇降路内を落下する落下物を受ける受け位置とこの受け位置から退避する収納位置とに移動可能な落下物受け体と、前記エレベータ昇降路内に位置するエレベータ乗りかごの非常停止を検知する非常停止検知手段と、前記非常停止検知手段による検知結果に基づいて前記落下物受け体を前記収納位置から前記受け位置に移動させる受け位置移動手段と、を備えることである。
本発明によれば、エレベータ乗りかごが非常停止した場合には落下物受け体が受け位置に移動するので、エレベータ乗りかごが非常停止した後にエレベータ昇降路内を落下する落下物が発生しても、その落下物からエレベータ乗りかごを保護することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るエレベータ昇降路保護システムを備えるエレベータシステムは、図1及び図2に示すように、エレベータ昇降路1と、エレベータ昇降路1内を昇降するエレベータ乗りかご2と、エレベータ昇降路1の上端部に設けられた機械室3内に設置される巻上機4とを備えている。巻上機4の回転軸には駆動シーブ5が連結され、この駆動シーブ5とそらせシーブ6とにはメインロープ7が巻き掛けられている。メインロープ7の一端にはエレベータ乗りかご2が吊り下げ支持され、メインロープ7の他端にはつり合いおもり8が吊り下げ支持されている。なお、図1及び図2では1本のメインロープ7を示しているが、例えば図3に示すように複数本のメインロープ7が1組として用いられている。
本発明の第1の実施の形態に係るエレベータ昇降路保護システムを備えるエレベータシステムは、図1及び図2に示すように、エレベータ昇降路1と、エレベータ昇降路1内を昇降するエレベータ乗りかご2と、エレベータ昇降路1の上端部に設けられた機械室3内に設置される巻上機4とを備えている。巻上機4の回転軸には駆動シーブ5が連結され、この駆動シーブ5とそらせシーブ6とにはメインロープ7が巻き掛けられている。メインロープ7の一端にはエレベータ乗りかご2が吊り下げ支持され、メインロープ7の他端にはつり合いおもり8が吊り下げ支持されている。なお、図1及び図2では1本のメインロープ7を示しているが、例えば図3に示すように複数本のメインロープ7が1組として用いられている。
機械室3内には、巻上機4に加えて、エレベータ乗りかご2の昇降動作やドアの開閉動作や後述する落下物受け体9の移動動作を制御するエレベータ制御装置10と、地震の第1感知レベル以上の振動(例えば、P波)及び第2感知レベル以上の振動(例えば、S波)を感知する地震感知器11とが設けられている。
エレベータ昇降路保護システムは、事故や地震の発生によりエレベータ乗りかご2が非常停止し、その後にエレベータ昇降路1内を落下する落下物が発生した場合に、その落下物からエレベータ乗りかご2を保護するためのシステムである。このエレベータ昇降路保護システムは、エレベータ昇降路1内を上下方向と交差する向きに仕切ることによりこのエレベータ昇降路1内を落下する落下物を受ける受け位置と、この受け位置から退避してエレベータ乗りかご2がエレベータ昇降路1内を昇降することを許容する収納位置とに移動可能な複数の落下物受け体9と、各落下物受け体9に連結された落下物受け体駆動部12(図4参照)と、エレベータ昇降路1内に位置するエレベータ乗りかご2の非常停止を検知する非常停止検知手段と、非常停止検知手段による検知結果に基づいて落下物受け体駆動部12を駆動させることにより落下物受け体9を収納位置から受け位置に移動させる受け位置移動手段とを備えている。非常停止検知手段及び受け位置移動手段は、エレベータ制御装置10により実行される処理である。
本実施の形態では、このエレベータシステムが設置されている建物として4階建ての建物を想定し、各階床の間ごとに3つの落下物受け体9が設けられている場合を例に挙げて示している。しかし、このような落下物受け体9は各階床の間ごとに設ける必要はなく、例えば、建物の中間位置に1つだけ設けてもよく、又は、2階ごと、3階ごとのように任意の間隔をもって設けてもよい。
図1は、3つの落下物受け体9が受け位置に位置している場合を示している。図2は、最上位の1つの落下物受け体9が受け位置に位置し、下側の2つの落下物受け体9が収納位置に位置する場合を示している。エレベータ乗りかご2がエレベータ昇降路1内を昇降するためには、全ての落下物受け体9が収納位置に位置して昇降するエレベータ乗りかご2に干渉しないことが必要である。
図3は、受け位置に位置する落下物受け体9を示す平面図である。図4は、受け位置に位置する落下物受け体9を示す斜視図である。落下物受け体9は、一端がエレベータ昇降路1の内壁部に上下方向回動可能に連結された板状部材であり、連結部を支点として受け位置と収納位置との間で回動可能とされている。各落下物受け体9に連結されている落下物受け体駆動部12は、落下物受け体9を受け位置と収納位置との間で回動させるための機構であり、正逆回転可能なモータ(図示せず)と、モータの回転軸に連結された回転体(図示せず)と、一端が回転体に連結されて他端が落下物受け体9に連結された一対のロープ13とを備えている。モータが駆動されてロープ13が回転体に巻き取られる場合には、落下物受け体9が収納位置に向けて回動する。モータが逆向きに駆動されてロープ13が回転体から引き出される場合には、落下物受け体9が受け位置に向けて回動する。
落下物受け体9には、切欠部14が形成されている。この切欠部14は、落下物受け体9が受け位置と収納位置との間で回動する場合に、メインロープ7をこの切欠部14内に位置させ、回動する落下物受け体9がメインロープ7に干渉することを防止するためのものである。
図5に示すように、エレベータ昇降路1の内壁部には、落下物受け体9が収納位置に位置する場合にこの落下物受け体9に押されてオフとなり(図5(a))、落下物受け体9が収納位置から移動した場合にオンとなる(図5(b))位置検出手段である安全スイッチ15が設けられている。この安全スイッチ15を設けることにより、落下物受け体9が収納位置に位置しているか否かを検知することが可能となる。
図6は、エレベータ昇降路保護システムを含む本実施の形態のエレベータシステムを示すブロック図である。エレベータ制御装置10には、地震感知器11と、巻上機4と、安全スイッチ15と、複数の落下物受け体駆動部12と、外部信号受信部16と、各種センサ17と、各種ボタン18とが接続されている。
外部信号受信部16は、遠隔操作部等の外部から出力される受け位置移動手段を駆動させる信号を受信する。この外部信号受信部16が設けられていることにより、各地のエレベータを遠隔監視する遠隔操作部であるサービスセンターから信号を出力し、落下物受け体9を受け位置に回動させることができる。各種センサ17の一つとしては、エレベータ乗りかご2の停止位置を検知するためのセンサや、エレベータ乗りかご2の重量を検知するセンサが含まれる。各種ボタン18には、エレベータ乗り場に設けられた呼びボタンやエレベータ乗りかご2内に設けられた行き先階床指示ボタンが含まれる。
エレベータ制御装置10は、各種のプログラムや固定データが格納されたROMと、地震感知器11や各種センサ17や各種ボタン18等から送信されるデータを記憶するRAMと、RAMに記憶されたデータを用いてROMに格納されたプログラム等により各種演算を行うCPUとを備えている。
図7は、地震発生時におけるエレベータ昇降路保護システムの動作を説明するフローチャートである。まず、地震感知器11が所定の大きさ以上のP波を感知したか否かが判断される(S1)。P波を感知した場合には(S1のYES)、エレベータの管制運転が開始される(S2)。この管制運転の開始により、エレベータ乗りかご2は最寄階に非常停止される。所定の大きさ以上のP波を感知した場合には必ずエレベータ乗りかご2が非常停止されるものであり、このP波を検知することによりエレベータ昇降路1内に位置するエレベータ乗りかご2の非常停止を検知する非常停止検知手段が実行される。一方、所定の大きさ以上のP波を感知しない場合には(S1のNO)、エレベータは平常運転される。
エレベータの管制運転が開始されてエレベータ乗りかご2が最寄階に停止した場合には、エレベータ乗りかご2が停止した階床が何階であるかが検知される(S3)。この検知は、巻上機4を駆動するために出力されるパルス数のカウント値を用いて行うことができる。
エレベータ乗りかご2が停止した階床が検出された後は、収納位置から受け位置に回動させる落下物受け体9が選択される(S4)。ここに、エレベータ乗りかご2の非常停止位置に応じて受け位置に回動する落下物受け体9を選択する選択手段が実行される。受け位置に回動させる落下物受け体9を選択する方法としてはいくつかの方法を挙げることができ、例えば、図1に示すように、非常停止したエレベータ乗りかご2の上方に位置する落下物受け体9であってつり合いおもり8に干渉しない全ての落下物受け体9を選択してもよい。少なくとも、非常停止したエレベータ乗りかご2に最も近い上方に位置する直近上方の落下物受け体9が含まれることが望ましい。
受け位置に回動させる落下物受け体9が選択された後は、選択された落下物受け体9に連結されている落下物受け体駆動部12が駆動され、選択された落下物受け体9が受け位置に回動される(S5)。ここに、落下物受け体9を収納位置から受け位置に移動させる受け位置移動手段が実行される。
その後、設定時間内に地震感知器11が所定の大きさ以上のS波を感知したか否かが判断される(S6)。所定の大きさ以上のS波を感知しない場合には(S6のNO)、予め設定されたタイミングで受け位置に位置している落下物受け体9が回動され、収納位置に戻される(S7)。ここに、落下物受け体9を受け位置から収納位置に移動させる収納位置移動手段が実行される。
また、安全スイッチ15がオフになったか否かが判断される(S8)。安全スイッチ15は、落下物受け体9が収納位置以外の位置に位置する場合、例えば、落下物受け体9が受け位置に位置する場合、落下物受け体9が収納位置と受け位置との間を回動中である場合にオンとなり、落下物受け体9が収納位置に位置する場合にオフとなる。ここに、落下物受け体9が収納位置以外の位置に位置することを検知する非収納位置検知手段が実行される。安全スイッチ15がオフにならない場合には(S8のNO)、エレベータ乗りかご2の昇降移動が規制される(S9)。ここに、 落下物受け体9が収納位置に位置していない場合にはエレベータ乗りかご2の昇降移動を規制する規制手段が実行される。この規制手段の実行により、昇降するエレベータ乗りかご2が落下物受け体9に衝突するという事故の発生を防止することができる。
落下物受け体9が収納位置に回動して安全スイッチ15がオフになったことが判断された場合には(S8のYES)、その後エレベータが平常運転に復帰する(S10)。
一方、ステップS6で所定の大きさ以上のS波が検知された場合には(S6のYES)、落下物受け体9は受け位置で停止状態に維持され、サービスマンやビル管理者による手動復帰に備えて待機する(S11)。
このような構成において、地震感知器11がP波を検知することによりエレベータが管制運転され、エレベータ乗りかご2が非常停止した場合には、非常停止したエレベータ乗りかご2の上方に位置する落下物受け体9が受け位置に回動する。このため、地震の振動により揺れ動くメインロープ7がエレベータ昇降路1内に取り付けられている部材に絡み付き、その部材が落下した場合や、おもり枠から外れたつり合いおもり8が落下した場合であっても、それらの落下物を落下物受け体9によって捕集することができる。これにより、落下物がエレベータ乗りかご2に衝突するという事故の発生を防止することができる。
受け位置に回動させる落下物受け体9として、非常停止したエレベータ乗りかご2の直近上方に位置する落下物受け体9が含まれることにより、エレベータ昇降路1内を落下する落下物がエレベータ乗りかご2に衝突することを最も効果的に防止することができる。
なお、この第1の実施の形態では、エレベータ乗りかご2が非常停止する場合として地震による管制運転を例に挙げて説明したが、これ以外に、エレベータ乗りかご2が非常停止する場合としては、風によりエレベータ昇降路1が設けられている建物が揺れた場合や、エレベータ昇降路1内で何らかの事故が発生した場合等が挙げられる。これらの場合にも、エレベータ乗りかご2が非常停止した場合には、落下物受け体9が収納位置から受け位置に回動し、非常停止しているエレベータ乗りかご2を落下物から保護することができる。
また、この第1の実施の形態では、落下物受け体9として、メインロープ7との干渉を防止するための切欠部14を有する板状部材を例に挙げて説明したが、落下物受け体9の構造としては、この構造に限定されるものではない。エレベータ昇降路1内を落下する落下物を捕集することができ、しかも、収納位置と受け位置との間を移動する際にメインロープ7との干渉を防止できるものであればよい。例えば、複数に分割された個々が独立して移動する複数の部材により落下物受け体を構成してもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るエレベータ昇降路内保護システムを図8に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態に係るエレベータ昇降路内保護システムを図8に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2実施の形態では、第1の実施の形態に対し、報知手段としてランプ19と、昇降用部材であるはしご20と、はしご20を用いて昇降する人物が出入する出入用扉21とが付加されている。
ランプ19は、落下物受け体9が収納位置以外の位置に位置することを報知するものであり、落下物受け体9の下面に設けられている。ランプ19は、落下物受け体9が収納位置以外の位置に位置するために安全スイッチ15がオンになって非収納位置検知手段が実行された場合、この検知結果を報知するために点灯される。非常停止したエレベータ乗りかご2の復旧作業時に、保守員はランプ19の点灯を視認することにより落下物受け体9が動作中であることを確認することができる。なお、報知手段としては、スピーカやブザーを用いてもよい。スピーカやブザーは、落下物受け体9に設けてもよく、又は、エレベータホールに設けてもよい。
はしご20は、受け位置に位置する落下物受け体9から吊り下げられる構造であり、一端が落下物受け体9に固定された構造でもよく、又は、着脱可能な構造でもよい。このはしご20を使って非常停止しているエレベータ乗りかご2の上に保守員が下りることができ、エレベータ乗りかご2内に閉じ込められた利用者を救出することができる。
出入用扉21は、はしご20を使って昇降する人物が出入りするための扉である。出入用扉21を開放し、その出入口22からはしご20を下ろすことにより、はしご20を使って昇降する保守員等が出入口22から出入りすることが可能となる。
1 エレベータ昇降路
2 エレベータ乗りかご
9 落下物受け体
16 外部信号受信部
19 報知手段
20 昇降用部材
21 出入用扉
2 エレベータ乗りかご
9 落下物受け体
16 外部信号受信部
19 報知手段
20 昇降用部材
21 出入用扉
Claims (7)
- エレベータ昇降路内を落下する落下物を受ける受け位置とこの受け位置から退避する収納位置とに移動可能な落下物受け体と、
前記エレベータ昇降路内に位置するエレベータ乗りかごの非常停止を検知する非常停止検知手段と、
前記非常停止検知手段による検知結果に基づいて前記落下物受け体を前記収納位置から前記受け位置に移動させる受け位置移動手段と、
を備えることを特徴とするエレベータ昇降路保護システム。 - 前記落下物受け体は前記エレベータ昇降路の上下方向に沿った位置に複数設けられ、
前記エレベータ乗りかごの非常停止位置に応じて前記受け位置に移動する前記落下物受け体を選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路保護システム。 - 前記選択手段により選択される前記落下物受け体には、非常停止した前記エレベータ乗りかごの直近上方に位置する前記落下物受け体が含まれることを特徴とする請求項2記載のエレベータ昇降路保護システム。
- 前記受け位置移動手段を駆動させる外部からの信号を受信する外部信号受信部を更に備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載のエレベータ昇降路保護システム。
- 前記落下物受け体が収納位置以外の位置に位置することを検知する非収納位置検知手段と、
前記非収納位置検知手段の検知結果に基づいて前記エレベータ乗りかごの昇降移動を規制する規制手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載のエレベータ昇降路保護システム。 - 前記落下物受け体が収納位置以外の位置に位置することを検知する非収納位置検知手段と、
前記非収納位置検知手段の検知結果を報知する報知手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載のエレベータ昇降路保護システム。 - 受け位置に位置する前記落下物受け体から吊り下げられる昇降用部材と、
前記落下物受け体に形成されて前記昇降用部材を用いて昇降する人物が出入する出入用扉と、
を更に備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載のエレベータ昇降路保護システム。
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JP2006077353A JP2007254054A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | エレベータ昇降路保護システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105263846A (zh) * | 2013-06-07 | 2016-01-20 | 技术资源有限公司 | 过卷运输工具下降保护 |
CN105817554A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-08-03 | 芜湖中铁科吉富轨道有限公司 | 一种钢轨加工用手动式安全防护栏 |
-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006077353A patent/JP2007254054A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105263846A (zh) * | 2013-06-07 | 2016-01-20 | 技术资源有限公司 | 过卷运输工具下降保护 |
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