JP2007251863A - 小型スピーカユニット - Google Patents

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Tatsuji Ono
達司 大野
Shinji Adachi
真治 足立
Takashi Sakuma
崇 佐久間
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Abstract

【課題】スピーカユニットを小型化してもバスレフポートで重厚な低音を発することが可能であり、意匠性に優れた小型スピーカユニットを提供する。
【解決手段】スピーカ5と該スピーカ5を収納するエンクロージャ4と該エンクロージャ4内に設けられ、ポートを備えた音響管とからなるスピーカユニットであって、上記エンクロージャ4は平面視円形ないし楕円形の箱体とされ、上記音響管3はエンクロージャ4の内周面に沿って設けられるとともに、上記音響管3の一端はエンクロージャ4外の空間に開口し低音を発する第1ポート1に連通され、他の端部はエンクロージャ4内に開口する第2ポート2に連通された小型スピーカユニットA。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピーカユニットに関する。さらに詳しくは、低音域の再生に優れた小型スピーカユニットに関する。
スピーカ、とくに小型のスピーカユニットにおいて、低音域の再生を優れたものとするために、下記特許文献1に記載のように、スピーカを収納するケース(以下エンクロージャという)にケース外の空間に開口する穴(以下ポートという)を設けるバスレフ方式が一般的に知られている。このとき、上記ポートの断面積、長さはヘルムホルツの共鳴式により決定され、ポートの形状が決められる場合が多い。
上記ヘルムホルツの共鳴式によれば、優れた低音特性を得るためにはポートの断面積を極力を大きくして音圧の低下を防ぐことが必要であり、また、ポートの長さはできるだけ長くする方が望ましい。しかしながら、スピーカユニットの大きさや、厚さが限られているため、所望の共振周波数を得て低音域の再生を優れたものとするためには、エンクロジャ内にポートを納めることができないという問題がある。
特開2002−159083号公報(第1〜4頁、第1図)
本発明はこのような問題を解決して、スピーカユニットを小型化してもバスレフポートで重厚な低音を発することが可能であり、意匠性に優れた小型スピーカユニットを提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、スピーカと該スピーカを収納するエンクロージャと該エンクロージャ内に設けられ、ポートを備えた音響管とからなるスピーカユニットであって、上記エンクロージャは平面視円形ないし楕円形の箱体とされ、上記音響管はエンクロージャの内周面に沿って設けられるとともに、上記音響管の一端はエンクロージャ外の空間に開口し低音を発する第1ポートに連通され、他の端部はエンクロージャ内に開口する第2ポートに連通された小型スピーカユニットが提供される。
請求項2に記載の小型スピーカユニットは、請求項1に記載の発明に加えて、上記第2ポートを一対として設けるとともに、それぞれの第2ポートに連通し、エンクロージャの内周面に沿う一対の音響管を合流して外部空間に開口する第1ポートに連通することが好ましい。
請求項3に記載の小型スピーカユニットは、請求項1に記載の発明に加えて、上記一対の第2ポートがその切り口をエンクロージャの円周方向に鋭角に斜めに切断されて開口し、相対向して設けられる。
請求項1に記載の発明にかかる小型スピーカユニットは上記のとおりであり、スピーカを収納するエンクロージャが平面視円形ないし楕円形の箱体とされ、上記音響管はエンクロージャの内周面に沿って設けられ、上記音響管はエンクロージャ外の空間に開口し、低音を発する第1ポートとエンクロージャ内に開口する第2ポートとを備え、音響管がエンクロージャの内周面に沿って湾曲しているため、直角に折れ曲がった先行技術の場合に比べて空気抵抗が軽減し、第1ポートから音質の優れた低音をバスレフ方式で発することができる。また、小型で意匠性に優れた小型スピーカユニットとすることができる。
請求項2に記載の小型スピーカユニットは上記のとおりであり、請求項1の小型スピーカユニットの有する効果に加え、上記第2ポートを一対として設けるとともに、それぞれの第2ポートに連通し、エンクロージャの内周面に沿う一対の音響管を合流して第1ポートに流すため、空気の流動容積が増し、良質の低音を第1ポートから発することができる。
請求項3に記載の小型スピーカユニットは上記のとおりであり、請求項1の小型スピーカユニットの有する効果に加え、上記一対の第2ポートがその切り口をエンクロージャの円周方向に鋭角に斜めに切断して開口し、相対向して設けられているため、切り口の開口面積が大となって、空気の流動容積をさらに大きくすることが可能となり、音のビビリ等のない良質のバスレフ低音を発することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態にかかる小型スピーカユニットAを示す一部破断斜視図である。図1に示すように、上記小型スピーカユニットAにおいて、スピーカ5は平面視円形ないし楕円形の箱体とされたエンクロージャ4に収納され、エンクロージャ4の内周面に沿うスペースには、端部が第1ポート1に連通し、他の端部が第2ポート2に連通する音響管3が内設されている。上記音響管3に連通した第1ポートはエンクロージャ4外の空間に開口してバスレフ方式で低音を発し、第2ポート2は、エンクロージャ4内で開口し音を拾う。図1に示すように、本実施形態においては音響管3がエンクロージャ4の内周面に沿って湾曲しているため、空気抵抗が軽減し、音圧が低下することなく低音を発することができる。
図2は本発明の第2実施形態にかかる小型スピーカユニットBを示す平面図であり、図3は、その一部破断斜視図である。図2、図3に示されているように、本実施形態においては、第2ポート2a、2bを一対として形成するとともに、上記各第2ポートに対応して音響管3a、3bも一対として形成し、エンクロージャ4の内周面に沿って設けられ、第1ポート1の入り口の整流用小空間11で合流されている。このとき、第2ポート2a、2bはそれぞれ、エンクロージャ4の内周面に沿って鋭角を形成するように斜めに切断して開口し、相対向して設けられる。このようにすることによって、第2ポート2aと第2ポート2bの開口面積が大きくなり、多量の空気を取り入れて第1ポート1に流動することが可能となり、さらに優れた低音をバスレフ方式で発することができる。
また、図2、図3に示すように、音響管3a、3bの合流部分に整流用小空間11を設けて空気の流動を整えた後、第1ポート1から音を発することが好ましい。このようにすることにより、第2実施形態にかかる小型スピーカユニットBは、音のびびりや割れを防ぎ、低音域特性に優れた低音を発することが可能となる。
本発明の第1実施形態にかかる小型スピーカユニットを示す部分破断斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる小型スピーカユニットを示す平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる小型スピーカユニットを示す部分破断斜視図である。
符号の説明
A 本発明の第1実施形態にかかる小型スピーカユニット
B 本発明の第2実施形態にかかる小型スピーカユニット
1 第1ポート
2 第1実施形態における第2ポート
3 第1実施形態における音響管
11 第2実施形態における整流用小空間
2a 第2実施形態における第2ポート
2b 第2実施形態における第2ポート
3a 第2実施形態における音響管
3b 第2実施形態における音響管
4 エンクロージャ
5 スピーカ

Claims (3)

  1. スピーカと該スピーカを収納するエンクロージャと該エンクロージャ内に設けられ、ポートを備えた音響管とからなるスピーカユニットであって、上記エンクロージャは平面視円形ないし楕円形の箱体とされ、上記音響管はエンクロージャの内周面に沿って設けられるとともに、上記音響管の一端はエンクロージャ外の空間に開口し低音を発する第1ポートに連通され、他の端部はエンクロージャ内に開口する第2ポートに連通された小型スピーカユニット。
  2. 上記第2ポートを一対として設けるとともに、それぞれの第2ポートに連通し、エンクロージャの内周面に沿う一対の音響管を合流して外部空間に開口する第1ポートに連通する請求項1に記載の小型スピーカユニット。
  3. 上記一対の第2ポートがその切り口をエンクロージャの円周方向に鋭角に斜めに切断されて開口し、相対向して設けられた請求項1に記載の小型スピーカユニット。
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