JP2007250377A - 電子顕微鏡、及びそれに取り付けられる電子顕微鏡用試料室 - Google Patents

電子顕微鏡、及びそれに取り付けられる電子顕微鏡用試料室 Download PDF

Info

Publication number
JP2007250377A
JP2007250377A JP2006072670A JP2006072670A JP2007250377A JP 2007250377 A JP2007250377 A JP 2007250377A JP 2006072670 A JP2006072670 A JP 2006072670A JP 2006072670 A JP2006072670 A JP 2006072670A JP 2007250377 A JP2007250377 A JP 2007250377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
electron microscope
sample chamber
adapter
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006072670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4679398B2 (ja
Inventor
Naoki Yamaguchi
直樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Science Systems Corp
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Science Systems Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Science Systems Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2006072670A priority Critical patent/JP4679398B2/ja
Publication of JP2007250377A publication Critical patent/JP2007250377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4679398B2 publication Critical patent/JP4679398B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】取付位置の制約の大きいWDXを備える電子顕微鏡としても、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡としても利用できる電子顕微鏡を提供する。
【解決手段】本発明による電子顕微鏡では、試料室8の一部にアダプタ取り付け用の開口部14を設け、WDX11を備える電子顕微鏡として利用する場合には、当該開口部14に、試料3に対するX線取出し角を常に一定に保ち、ローランド円Xを満足する位置に試料3とWDX11を配置することができる、WDXを取付可能なフランジを備えるアダプタ12を取り付ける。試料3のサイズや試料3の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡として利用する場合は、試料室8の一部を構成し、試料室8の空間を大きくし、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を大きくすることができるアダプタ13を取り付ける。これにより試料室8そのものを交換しなくても容易に試料室8の形状を変更できるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、波長分散型X線分析装置(以下、「WDX」という)等の外部装置が取り付け可能な試料室を有する電子顕微鏡に関する。
まず本発明の理解を容易にするため、背景技術としてWDXの原理の概略について説明する。図1は、WDXの原理の概略を示した図である。
電子顕微鏡の用途の1つとして、走査型電子顕微鏡(以下、SEMと記述)と、このSEMに取り付けられたWDXとを組み合わせたシステムがある。ここで用いられるWDXは、数μmという微小領域の元素分析を行う装置であり、SEMによる像観察と同時に、電子線2が照射された試料3から発生した特性X線スペクトルの中から、任意の設定波長のX線を分光結晶4で選別しX線検出器6によって計測することで、高感度な定量分析(10〜100ppm)を行うことができるようにするものである。また、WDXにおいては、X線を効率よく集光するために、試料3に対するX線取出し角を常に一定に保ち、試料3と分光結晶4とX線検出器6の間は常にブラッグの条件を満足する円弧状(以下、ローランド円Xという。このローランド円Xの円弧の大きさは、市販されているWDX内に設けられた分光結晶4及びX線検出器6の位置により決定される。)に配列しなければならない。すなわち、従来のSEMは、WDXを取り付ける場合、WDX取付専用の試料室を備えた装置に限定するか、もしくは試料室を交換するため、困難な作業を伴っていた。
図2は、WDXを備える電子顕微鏡の電子光学系と試料とWDXの配置例の概略を示した図である。
WDX11は、分光結晶4と受光スリット5が備わったX線検出器6と、それらを駆動する装置で構成される。WDX11を備える電子顕微鏡は、電子光学系7より試料ステージ9に搭載された分析対象である試料3に、細く集束した電子線2を照射することで、試料3より発生した2次電子などを2次電子検出器10で計測し画像を観察したり、特性X線スペクトルの中から、任意の設定波長のX線を分光結晶4で選別し、X線検出器6によって計測することで、試料3の微小領域の元素分析を行う。
特開2002−228799号公報
しかしながら、WDX11を備える電子顕微鏡においては、WDX11は、試料3に対するX線取出し角を常に一定に保ち、ローランド円Xを満足する位置に試料3と分光結晶4とX線検出器6を配置しなければならない。このため、試料3とWDX11の取付位置までの軸間距離は、一定の距離に固定され、電子線2を試料3に照射する電子光学系7の取付位置とWDX11の取付位置の関係は、試料室8の大きさによらず一定の位置に固定される。
よって、WDX11を備える電子顕微鏡および、WDX11を備えることができる電子顕微鏡は、電子光学系7の取付位置や試料室8の形状に制約を生じるため、搭載できる試料3のサイズや試料3の移動範囲および観察範囲にも制約を生じる。
このため、従来は、大きいサイズの試料を搭載できる試料室と大きいサイズの試料は搭載できないがWDXを取り付けられる試料室等の複数の試料室を予め用意し、ユーザの要望に従って何れかの試料室を取り付けるようにしていた。ところが、これでは電子顕微鏡のコストを増大させるとともに、ユーザにとって使い勝手のよい電子顕微鏡を提供できない。
そこで、本発明は、取付位置の制約の大きいWDXを取り付けることができるとともに、試料室に搭載できる、試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明による電子顕微鏡は、内部の真空保持が必要な試料室と、試料室内部に設けられた試料を搭載する試料台と、試料に電子線を照射するための電子光学系と、試料から放出された2次電子を検出する検出部とを備えている。そして、試料室には、試料室の形状を変更可能とする複数種類のアダプタを取り付けるための開口部が設けられている。つまり、このアダプタは、試料室の一部に設けられた開口部に取り付けられることにより試料室の一部分を構成し、かつ真空を保持できるようになっている。そして、目的に応じて取り付けるアダプタを変更することで、容易に試料室の形状が変更できるようになっている。
本発明によれば、取付位置の制約の大きいWDXを取り付けることができるとともに、試料室に搭載できる、試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡を提供することができるようになる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と記述)を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
本発明に係る第1の実施形態について、図3乃至図6を用いて詳細に説明する。図3は、第1の実施形態の電子顕微鏡1に取付位置の制約の大きいWDX11を取り付けた様子を示す、電子顕微鏡1の概略図である。なお、この電子顕微鏡1はWDX11を取り付けられるとともに、後述のように、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を大きく(搭載試料のサイズに自由度がある)することができるものである。つまり、試料室8をWDX11が取り付けられる大きさにも、WDX11でX線分析するための試料よりも大きい試料を搭載できる大きさにもすることができる。
通常、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を大きくするために試料室8を大型化した電子顕微鏡では、試料室8の中心付近に電子光学系7を配置した場合、試料3とWDX11の取付位置までの軸間距離は定められた距離より長くなり、WDX11を取り付けることができない。電子顕微鏡1がWDX11を備えることができるようにするには、試料3とWDX11の取付位置までの軸間距離が定められた距離になるように電子光学系7の取付位置を試料室8の中心付近からWDX側へ移動させなければならない。このため、大きなサイズの試料では、試料室8の中心付近に電子光学系7を配置した場合と比較し観察範囲が狭くなり、試料室を大型化したことによる利点が失われてしまう。
第1の実施形態の電子顕微鏡1は、図3に示されるように、WDX11取付面側にアダプタ取り付け用開口部14を設けた試料室8と、当該開口部14に対し、試料室8の一部分を構成しかつ真空を保持できる形状のアダプタ12(図3及び図4参照)、13(図5及び図6参照)と、真空配管15を介して試料室8に接続された真空ポンプ16等とにより構成される。ここで真空ポンプ16は、アダプタ12又は13がアダプタ取り付け用開口部14に取り付けられた後に試料室8内を真空にするためのものである。
WDX11を備える電子顕微鏡として利用する場合には、当該アダプタ取り付け用開口部14に、試料3に対するX線取出し角を常に一定に保ち、ローランド円Xを満足する位置に試料3とWDX11を配置するように、WDXを取付可能なフランジを備えるアダプタ12を取り付けた後、WDX11を取り付ける。また、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡として利用する場合は、試料室8の一部分を構成し、試料室8の空間を大きくし、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を大きくすることができるアダプタ13を取り付ける。
図4は、WDX11を試料室8に取り付けるためのアダプタ12の構成を示す図である。WDX用アダプタ12は、第1の部位121と、第2の部位122と、第2の部位に設けられた、WDX11が取り付けられるフランジ部123とを備えている。このWDX用アダプタ12を試料室8の開口部14に取り付ける場合、アダプタ12の上端部124が開口部14の上端部141に、アダプタ12の下端部125が開口部14の下端部142に合わせられ、例えば、ねじやピン等で固定される。WDX用アダプタ12を試料室8に取り付けることにより、試料室8は図3に示されるように直方体の一部を切り欠いたような形状となるが、この形状を採ることにより、試料3と分光結晶4とX線検出器6とは図1に示される(取り付けられるWDX固有の)ローランド円Xの条件を満足する位置に配置されるようになるのである。
図5は、試料観察用アダプタ13(試料室8のサイズを大きくして観察可能な試料サイズの自由度を上げたり、試料の観察範囲や移動範囲を広げるためのアダプタ)を開口部14に取り付けたときの構成を示す図である。図6は、試料観察用アダプタ13の構成を示す図である。
試料観察用アダプタ13は、第1の部位131と、第2の部位132と、第3の部位(張出し部)133とを備えている。この試料観察用アダプタ13を試料室8の開口部14に取り付ける場合、アダプタ13の上端部134が開口部14の上端部141に、アダプタ12の下端部135が開口部14の下端部142に合わせられ、例えば、ねじやピン等で固定される。試料観察用アダプタ13を試料室8に取り付けることにより、試料室8は図5に示されるように直方体形状となるが、この形状を採ることにより、WDX11取付け時よりも試料室8のサイズを大きくできるので、試料室8のサイズを大きくして観察可能な試料サイズの自由度を上げたり、試料の観察範囲や移動範囲を広げることができるのである。
以上のように、第1の実施形態の電子顕微鏡1では、試料室8のWDX11取付面側にアダプタ取付用開口部14を設け、当該開口部14には、取付位置の制約の大きいWDX11を取付可能なフランジ(真空保持のためのOリング取付け溝、ピンやねじ穴等を含む)を備えるWDX用アダプタ12と、試料室8の一部を構成し、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲を大きくすることができる試料観察用アダプタ13を取付可能としている。このようにすることにより、試料室8の開口部14に取り付けるアダプタ12とアダプタ13を変更することが可能となり、試料室8を交換しなくても試料室8の形状を容易に変更することができるようになる。そして、試料室8の中心付近に電子光学系7を配置した大型試料室を特徴とした電子顕微鏡において、取付位置の制約の大きいWDXを備える電子顕微鏡としても、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡としても利用できる電子顕微鏡の提供が可能となる。
<第2の実施形態>
電子顕微鏡1の試料室8に設けられたアダプタ取付用開口部14に取り付けられるアダプタは、第1の実施形態に限定されるものではない。
そこで、第2の実施形態では、以下のようなアダプタを提供する。例えば、1つないし複数の検出器を取付可能なフランジを備えたアダプタを取り付けることで、電子顕微鏡に同時装着できる検出器の組合せを増やすことができる。また、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を大きくすることができる試料観察用アダプタ13にも同様に各種検出器を取付可能なフランジを備えることで、軸間距離や取付位置に制約のない検出器を取り付けることができる。さらに、フランジには検出器以外にも、エネルギー分散型X線分析装置18(以下、EDXと記述)などの分析装置、試料3と電子光学系7(試料室内の対物レンズ部分)との位置関係を確認するためなどに用いられるCCDカメラ19などの各種観察装置、試料マニュピレータ、試料交換装置などを取付可能としてもよい。
図7は、第2の実施形態の一具体例として、試料室8の開口部14に搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲を大きくすることができ、かつEDX18とCCDカメラ19を取付可能なフランジを備えた複合アダプタ17を取り付けた電子顕微鏡1の概略を示した図である。また、図8は、複合アダプタ17の構成を示す図である。
複合アダプタ17は、図8に示されるように、第1の部位171と、第2の部位172と、第1のフランジ174(EDX取付用フランジ)を有する第1の張出し部173と、第2のフランジ176(CCD取付用フランジ)を有する第2の張出し部175とを備えている。この複合アダプタ17を試料室8の開口部14に取り付ける場合、アダプタ17の上端部177が開口部14の上端部141に、アダプタ12の下端部178が開口部14の下端部142に合わせられ、例えば、ねじやピン等で固定される。複合アダプタ17を試料室8に取り付けることにより、試料室8は図7に示されるように、第1の張出し部173によってEDX18等の分析装置の取り付けにも最適な形状となり、かつ、第2の張出し部175によって試料室8のサイズを大きくして観察可能な試料サイズの自由度を上げたり、試料の観察範囲や移動範囲を広げることができるのである。つまり、第2の実施形態によれば、外部装置取付けの要求と試料室サイズ拡大の要求の双方を充足させることができるのである。
なお、第1及び第2の実施形態では、試料室8に設けられたアダプタ取付用開口部14はWDX11の取付面側に1ヶ所だけ設けた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、従来の試料室8はあらかじめ設定された検出器等を取付可能なフランジを準備しているが、試料室8の大きさや形状、検出器等の取付ポートの形状や外観形状などにより、取り付けた検出器等が干渉し、検出器等の組合せに制約が生じる場合がある。しかし、試料室8の検出器等を取り付ける部分をあらかじめアダプタ取付用開口部14とし、試料室8の形状によっては開口部14を複数準備し、当該開口部14には各検出器等の組合せに合わせたフランジを備えるアダプタを準備することで、試料室8そのものを交換しなくても容易に試料室8の形状を容易に変更することができ、様々な用途に利用できる汎用的な電子顕微鏡の提供が可能となる。
以上のように、本発明によれば、WDXを備えることができる電子顕微鏡において、試料室の開口部に取り付けるアダプタを変更することで、試料室そのものを交換しなくても容易に試料室の形状を変更することができる。そして、取付位置の制約の大きいWDXを備える電子顕微鏡としても、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きい電子顕微鏡としても利用できる電子顕微鏡の提供が可能となる。
なお、本発明は、WDXを備えることができる電子顕微鏡だけでなく、WDXのような取付位置に制約が生じる他の検出器等を備えることができる電子顕微鏡、またその類似装置にも同様に適用できることは言うまでもない。
波長分散型X線分析装置の原理を説明するための概略図である。 WDXを備える電子顕微鏡の電子光学系と試料とWDXの配置例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る電子顕微鏡であって、取付位置の制約の大きいWDXを取り付けた場合の様子を示す概略図である。 WDX11を電子顕微鏡1に取り付けるときに用いるWDX用アダプタ12の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る電子顕微鏡であって、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲の大きくするときに用いるための試料観察用アダプタ13を取り付けた場合の様子を示す概略図である。 試料観察用アダプタ13の構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る電子顕微鏡であって、試料室の開口部に、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲を大きくすることができ、かつEDX検出器とCCDカメラを取付可能とする複合アダプタ17を取り付けた様子を示す概略図である。 複合アダプタ17の構成例を示す図である。
符号の説明
1 電子顕微鏡
2 電子線
3 試料
4 分光結晶
5 受光スリット
6 X線検出器
7 電子光学系
8 試料室
9 試料ステージ
10 2次電子検出器
11 WDX
12 WDX用アダプタ
13 試料観察用アダプタ
14 アダプタ取付用開口部
15 真空配管
16 真空ポンプ
17 複合アダプタ
18 EDX
19 CCDカメラ

Claims (7)

  1. 内部の真空保持が必要な試料室と、前記試料室内部に設けられた試料を搭載する試料台と、前記試料に電子線を照射するための電子光学系と、前記試料から放出された2次電子を検出する検出部とを備え、
    前記試料室には、前記試料室の形状を変更可能とする複数種類のアダプタを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とする電子顕微鏡。
  2. 前記複数種類のアダプタは、外部装置を取り付けることができるフランジ部を有するアダプタを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子顕微鏡。
  3. 前記外部装置は分光結晶とX線検出器を有する波長分散型X線分析装置であって、
    前記フランジは、前記波長分散型X線分析装置によって決定される、前記試料と前記分光結晶と前記X線検出器との配置条件を充足する位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子顕微鏡。
  4. 前記複数種類のアダプタは、検出器、観察装置や分析装置を含む複数の外部装置を取り付け可能なフランジを備えるアダプタを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子顕微鏡。
  5. 前記複数種類のアダプタは、前記試料台に搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を、外部装置を前記試料室に取り付ける場合よりも大きくすることができるアダプタを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子顕微鏡。
  6. 前記複数種類のアダプタは、取付位置に制約があるため試料サイズや試料の移動範囲が制限される波長分散型X線分析装置の取付が可能な、波長分散型X線分析装置の取付け条件に合わせたフランジを備えるアダプタと、搭載できる試料のサイズや試料の移動範囲および観察範囲を前記波長分散型X線分析装置を取り付ける場合よりも大きくすることができるアダプタとを含み、
    前記試料室の開口部に取り付けるアダプタを変更することで、前記試料室の形状を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載の電子顕微鏡。
  7. 電子顕微鏡に取り付けられる、内部の真空保持が必要な電子顕微鏡用試料室であって、
    前記試料室には、前記試料室の形状を変更可能とする複数種類のアダプタを取り付けるための開口部が設けられていることを特徴とする電子顕微鏡用試料室。
JP2006072670A 2006-03-16 2006-03-16 電子顕微鏡及びその試料室に取り付られる部材 Expired - Fee Related JP4679398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072670A JP4679398B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 電子顕微鏡及びその試料室に取り付られる部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072670A JP4679398B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 電子顕微鏡及びその試料室に取り付られる部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007250377A true JP2007250377A (ja) 2007-09-27
JP4679398B2 JP4679398B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38594432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006072670A Expired - Fee Related JP4679398B2 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 電子顕微鏡及びその試料室に取り付られる部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4679398B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121471A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 二次粒子像から分析画像を擬似的に作成する荷電粒子線装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1012176A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Toshiba Corp 形状観察装置
JP2004234960A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Jeol Ltd 電子プローブマイクロアナライザ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1012176A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Toshiba Corp 形状観察装置
JP2004234960A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Jeol Ltd 電子プローブマイクロアナライザ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121471A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 二次粒子像から分析画像を擬似的に作成する荷電粒子線装置
JPWO2016121471A1 (ja) * 2015-01-30 2017-11-30 株式会社日立ハイテクノロジーズ 二次粒子像から分析画像を擬似的に作成する荷電粒子線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4679398B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1953792B1 (en) Apparatus for observing a sample with a particle beam and an optical microscope
US9236217B2 (en) Inspection or observation apparatus and sample inspection or observation method
JP6711655B2 (ja) 集束イオンビーム装置
JP7486322B2 (ja) 荷電粒子顕微鏡用の試料ホルダー
EP3038131A1 (en) Improved specimen holder for a charged particle microscope
TWI406316B (zh) 用於形成一工件之一區域的高解析度影像之系統
JP2011154917A (ja) 試料搬送装置
JP2015503198A (ja) カソードルミネッセンス信号を収集するための装置
JP4654216B2 (ja) 荷電粒子線装置用試料ホールダ
JP2021022563A (ja) 菊池回折検出器
Fournier et al. A test cassette for x-ray-exposure experiments at the National Ignition Facility
JP4679398B2 (ja) 電子顕微鏡及びその試料室に取り付られる部材
JP2020140961A (ja) マルチビーム走査透過荷電粒子顕微鏡
US9633817B2 (en) Diaphragm mounting member and charged particle beam device
CN113302484A (zh) 单晶x射线构造解析装置用试样保持架单元
CN201523001U (zh) 加入光学检查功能的聚焦离子束机台
JP4862444B2 (ja) 試料ホルダ、元素分析装置、及び、元素分析方法
JP2005222817A (ja) X線顕微鏡の機能を備えた走査電子顕微鏡
JP2011129343A (ja) 荷電粒子線装置の試料ホルダ
WO2022244055A1 (ja) 試料ホルダおよび解析システム
JP6316453B2 (ja) 荷電粒子線装置及び荷電粒子線装置による観察方法
JP7531719B2 (ja) 荷電粒子線装置および試料の解析方法
EP4113573A1 (en) Method and system for studying samples using a scanning transmission charged particle microscope with reduced beam-induced sample damage
JP2008066057A (ja) 走査透過電子顕微鏡
JP2011138649A (ja) 電子顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4679398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees