JP2007247816A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト滑りが生じた場合に変速性能の低下及び劣化を抑制する無段変速機を提供する。
【解決手段】ベルト式無段変速機の変速比検出手段と、ベルト滑り検出手段と、ベルト滑りが発生したときに変速比検出手段により検出された変速比が予め設定された複数の領域のいずれかに該当するか振り分ける手段と、振り分ける領域毎にベルト滑りが発生した回数をカウントする。カウントされた回数が前記領域のいずれかで所定回数となった場合に当該領域の変速比においてVベルトなどを保護する保護制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は無段変速機の制御装置に関するものである。
無段変速機は、エンジン回転を入力されるプライマリプーリと、駆動輪に結合する出力側のセカンダリプーリと、の間に例えばベルトを掛け渡して動力の伝達を行う。
無段変速機を搭載した車両が走行する際に、ベルトに滑りが生じるとプライマリプーリ、セカンダリプーリ、またはベルトが劣化する恐れがある。
そこで、ベルト滑りを検知した場合には、例えばエンジンなどから無段変速機への入力トルクを小さくしたり、またはベルトを挟持する油圧を大きくすることで、ベルト滑りの発生を抑制している。
また、ベルトに滑りが生じた場合には、ベルトに滑りが生じた変速比の使用を制限することで、さらなる無段変速機の劣化を防止、または軽減するものが特許文献1に記載されている。
特開2004−278663公報
しかし、上記発明においては、ベルトに滑りが生じた場合に、ベルトに滑りが生じた変速比を直ちに制限するために、車両の変速性能、つまり車両の走行性能が低下する。
本発明ではこのような問題点を解決するために発明されたもので、ベルトに滑りが生じた場合に、直ちにベルトに滑りが生じた変速比の使用を制限せずに、変速性能の低下を抑制し、さらなるベルトの滑りによる無段変速機の劣化を抑制することを目的とする。
本発明では、油圧に応じて溝幅が変化する入力側のプライマリプーリと、油圧に応じて溝幅が変化する出力側のセカンダリプーリと、プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられ、溝幅に応じてプーリ接触半径が変化するベルトと、を備えた無段変速機の制御装置において、ベルト滑りの発生を検出するベルト滑り発生検出手段と、ベルト滑りが発生した場合に、ベルト滑りが発生した変速比に基づいてベルト滑りが発生した変速比を複数の領域のいずれかに振り分ける振り分け手段と、ベルト滑りが発生した変速比を振り分ける領域毎に、ベルト滑りが発生した回数をカウントするカウント手段と、運転状態に応じて無段変速機の変速比が最終到達する到達変速比を設定する到達変速比設定手段と、ベルト滑りが発生した変速比を振り分けた領域の回数が所定回数となった場合に、所定回数となった領域の変速比に到達変速比を設定することを禁止する変速比制限手段と、を備える。
本発明によると、無段変速機において、ベルトに滑りが生じ、その回数が所定回数となった場合に、ベルトに滑りが生じた領域への到達変速比の設定を禁止することで、変速性能の低下を抑制し、さらなるベルトの滑りによる無段変速機の劣化を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、Vベルト式無段変速機(以下、無段変速機とする)1の概略を示し、この無段変速機1はプライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3を両者のV溝が整列するよう配して備え、これらプーリ2、3のV溝にVベルト(ベルト)4を掛け渡す。プライマリプーリ2に同軸にエンジン5を配置し、このエンジン5およびプライマリプーリ2間にエンジン5の側から順次ロックアップクラッチを備えたトルクコンバータ6および前後進切り替え機構7を設ける。
前後進切り替え機構7は、ダブルピニオン遊星歯車組7aを主たる構成要素とし、そのサンギヤをトルクコンバータ6を介してエンジン5に結合し、キャリアをプライマリプーリ2に結合する。前後進切り替え機構7は更に、ダブルピニオン遊星歯車組7aのサンギヤおよびキャリア間を直結する前進クラッチ7b、およびリングギヤを固定する後進ブレーキ7cを備え、前進クラッチ7bの締結時にエンジン5からトルクコンバータ6を経由した入力回転をそのままプライマリプーリ2に伝達し、後進ブレーキ7cの締結時にエンジン5からトルクコンバータ6を経由した入力回転を逆転させプライマリプーリ2へ伝達する。
プライマリプーリ2の回転はVベルト4を介してセカンダリプーリ3に伝達され、セカンダリプーリ3の回転はその後、出力軸8、歯車組9およびディファレンシャルギヤ装置10を経て車輪に伝達される。
上記の動力伝達中にプライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3間における回転伝動比(変速比)を変更可能にするために、プライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3のV溝を形成する円錐板のうち一方を固定円錐板2a、3aとし、他方の円錐板2b、3bを軸線方向へ変位可能な可動円錐板とする。これら可動円錐板2b、3bはライン圧を元圧として作り出したプライマリプーリ圧Ppriおよびセカンダリプーリ圧Psecをプライマリプーリ室2cおよびセカンダリプーリ室3cに供給することにより固定円錐板2a、3aに向け附勢され、これによりVベルト4を円錐板に摩擦係合させてプライマリプーリ2およびセカンダリプーリ3間での動力伝達を行う。
変速に際しては、後述する目標変速比I(o)に対応させて発生させたプライマリプーリ圧Ppriおよびセカンダリプーリ圧Psec間の差圧により両プーリ2、3のV溝幅を変化させ、プーリ2、3に対するVベルト4の巻き掛け円弧径を連続的に変化させることで目標変速比I(o)を実現する。
プライマリプーリ圧Ppriおよびセカンダリプーリ圧Psecは、前進走行レンジの選択時に締結する前進クラッチ7b、および後進走行レンジの選択時に締結する後進ブレーキ7cの締結油圧の出カと共に変速制御油圧回路11により制御される。変速制御油圧回路11は変速機コントローラ12からの信号に応答して制御を行う。
変速機コントローラ12には、プライマリプーリ回転速度Npriを検出するプライマリプーリ回転センサ13からの信号と、セカンダリプーリ回転速度Nsecを検出するセカンダリプーリ回転センサ14からの信号と、セカンダリプーリ圧Psecを検出するセカンダリプーリ圧センサ15からの信号と、アクセルペダル踏み込み量APOを検出するアクセル開度センサ16からの信号と、インヒビタスイッチ17からの選択レンジ信号と、変速作動油温TMPを検出する油温センサ18からの信号と、エンジン1の制御を司るエンジンコントローラ19からの入力トルクTiに関した信号(エンジン回転速度や燃料噴時間)とイグニッションキー32のON/OFFに関する信号と、後述する累積カウンタ30からのベルト滑りの累積カウント数(累積回数)ncの信号と、後述するTripカウンタ31からのベルト滑りのTripカウント数(時間内回数)ntの信号と、が入力される。
次に変速制御油圧回路11および変速機コントローラ12について図2の概略構成図を用いて説明する。先ず変速制御油圧回路11について以下に説明する。
変速制御油圧回路11は、エンジン駆動されるオイルポンプ21を備え、オイルポンプ21によって油路22に供給する作動油の圧力をプレッシャレギュレータ弁23により所定のライン圧PLに調圧する。プレッシャレギュレータ弁23は、ソレノイド23aへの駆動デューティーに応じてライン圧PLを制御する。
油路22のライン圧PLは、一方で減圧弁24により調圧されセカンダリプーリ圧Psecとしてセカンダリプーリ室3cに供給され、他方で変速制御弁25により調圧されプライマリプーリ圧Ppriとしてプライマリプーリ室2cに供給される。減圧弁24は、ソレノイド24aへの駆動デューティーに応じてセカンダリプーリ圧Psecを制御する。
変速制御弁25は、中立位置25aと、増圧位置25bと、減圧位置25cと、を有し、これら弁位置を切り換えるために変速制御弁25を変速リンク26の中程に連結する。変速リンク26は一方の端に、変速アクチュエータとしてのステップモータ27を連結し、もう一方の端にプライマリプーリ2の可動円錐板2bを連結する。
ステップモータ27は、基準位置から目標変速比I(o)に対応したステップ数Stepだけ進んだ操作位置にされ、ステップモータ27の操作により変速リンク26が可動円錐板2bとの連結部を支点にして揺動することにより、変速制御弁25を中立位置25aから増圧位置25bまたは減圧位置25cへ移動させる。これにより、プライマリプーリ圧Ppriがライン圧PLを元圧として増圧されたり、またはドレンにより減圧され、セカンダリプーリ圧Psecとの差圧が変化することでHigh側変速比へのアップシフトまたはLow側変速比へのダウンシフトを生じ、目標変速比I(o)に追従した変速が生じる。
変速の進行は、プライマリプーリ2の可動円錐板2bを介して変速リンク26の対応端にフィードバックされ、変速リンク26がステップモータ27との連結部を支点にして、変速制御弁25を増圧位置25bまたは減圧位置25cから中立位置25aに戻す方向へ揺動する。これにより、目標変速比I(o)が達成される時に変速制御弁25が中立位置25aに戻され、目標変速比I(o)を保つことができる。
プレッシャレギュレ一夕弁23のソレノイド駆動デューティー、減圧弁24のソレノイド駆動デューティー、およびステップモータ27への変速指令(ステップ数)は、図1に示す前進クラッチ7bおよび後進ブレーキ7cへ締結油圧を供給するか否かの制御と共に変速機コントローラ12により行われ、変速機コントローラ12を圧力制御部12aおよび変速制御部12bで構成する。
圧カ制御部12aは、プレッシャレギュレ一夕弁23のソレノイド駆動デューティー、および減圧弁24のソレノイド駆動デューティーを決定し、変速制御部12bは以下のようにして到達変速比Ip、目標変速比I(o)を算出する。
変速制御部12b(到達変速比設定手段、目標変速比設定手段)は、セカンダリプーリ回転速度Nsecから求める車速VSPとアクセルペダル踏み込み量APOとを用いて、予め設定した変速マップを基に目標入力回転速度を求め、これをセカンダリプーリ回転速度Nsecで除算することにより、運転状態(車速VSPおよびアクセルペダル踏み込み量APO)に応じて無段変速機1の変速比の最終的な到達変速比Ipを求める。
次いで、プライマリプーリ回転速度Npriをセカンダリプーリ回転速度Nsecで除算することにより実変速比ipを演算し、到達変速比Ipと実変速比ipとの間における偏差を求めたのち、外乱補償した到達変速比Ipに、ハードウェアによる応答遅れを加味した一次遅れフィルタ{1/(Tm・s+1)}をかけて目標変速比I(o)を算出する。つまり、目標変速比I(o)は、所定の過渡応答によって実変速比ipを到達変速比Ipに追従して変化させるために設定する過渡的な目標値である。
ここでベルト滑り発生領域検出制御について図3のフローチャートを用いて説明する。この制御は、設定された時間(例えば100ms)毎に行う。
ステップS100では、プライマリプーリ回転センサ14によってプライマリプーリ回転速度Npriを検出し、セカンダリプーリ回転センサ15によってセカンダリプーリ回転速度Nsecを検出する。
ステップS101では、プライマリプーリ回転速度Npriをセカンダリプーリ回転速度Nsecで除算することにより実変速比ipを演算し、そして前回の制御時の実変速比ipと、今回の実変速比ipとの偏差から、単位時間あたりの実変速比ipの変化量Δipを算出する(ステップS101が変速比検出手段を構成する)。
なお、ステップS100、101では、プライマリプーリ回転センサ14、セカンダリプーリ回転センサ15とによって検出したプライマリプーリ回転速度Npri、セカンダリプーリ回転速度Nsecから実変速比ipを演算したが、ステップモータ27の位置を検出し、ステップモータ27の操作位置から実変速比ipを演算しても良い。
ステップS102では、実変速比ipの変化量Δipと、予め設定されたしきい値αとを比較する。そして、変化量Δipがしきい値αよりも大きい場合にはステップS103へ進み、変化量Δipがしきい値αよりも小さい場合には本制御を終了する。
しきい値αは、予め設定された値であり、目標変速比I(o)に追従して実変速比ipが変化する場合に、Vベルト4に滑りが生ずることなく変速比が変化する範囲の変化量である。この実施形態では、アクセルペダルの踏み込み量がゼロから最大の踏み込み量となった場合に、Vベルト4に滑りが生ずることなく、実変速比ipが目標変速比I(o)に追従して変化する最大変化量をαに設定する。そして、ステップS102では、実変速比ipの変化量Δipがしきい値αよりも大きい場合には、Vベルト4にベルト滑りが生じていると判定し、ステップS103へ進む。また、実変速比ipの変化量Δipがしきい値αよりも小さい場合には、ベルト滑りが生じていないと判定し、本制御を終了する。なお、しきい値αは、アクセルペダル踏み込み量APO、目標変速比I(o)の変化量、エンジントルクに応じて、予め設定したマップなどから算出しても良い(ステップS100からS102までがベルト滑り発生検出手段を構成する)。
ステップS103では、ステップS101において演算した実変速比ipに基づいて、Vベルト4に滑りが生じた領域を判定する。すなわち、ベルト滑りが生じた実変速比ipに基づいて、ベルト滑りが生じた実変速比ipを予め設定する領域のいずれに該当するか判定し振り分ける。なお、この領域は、変速比の大小に応じてそれぞれの任意の変速比幅に分割されており、ベルト滑りが生じた実変速比ipが予め設定する領域のいずれかに振り分けられる。この実施形態では、図5に示すように、ベルト滑りが生じた実変速比ipが変速比2.2未満の変速比を領域Aとし、変速比2.2以上2.0未満の変速比を領域Bとし、変速比2.0以上1.2未満の変速比を領域Cとし、変速比1.2以上0.6未満の変速比を領域Dとし、変速比0.6以上の変速比を領域Eとする。なお、この実施形態では、変速比の領域を領域A〜Eの5つの領域に分けたが、変速比の領域はこれらに限られることはなく、例えば4つ以下又は6つ以上の領域に分けても良い(ステップS103が振り分け手段を構成する)。
ステップS104では、ステップS103によって判定した領域のカウンタに1を加算する。この実施形態では、車両のイグニッションキー32がOFFとなってもカウンタの値をリセットせずにベルト滑り回数をカウントする累積カウンタ30の累積カウント数ncと、車両の走行中の予め設定された所定時間(例えばイグニッションキー32がONとなってから、OFFとなるまでの時間)内におけるベルト滑り回数をカウントするTripカウンタ31のTripカウント数ntと、にそれぞれ1を加算する。すなわち、領域A〜Eの中で滑りが発生した実変速比ipが属する領域の累積カウンタ30の累積カウント数ncと、Tripカウンタ31のTripカウント数ntと、にそれぞれ1を加算する。なお、累積カウント数ncは、車両のイグニッションキー32がOFFとされる場合に、不揮発性の半導体メモリ(図示せず)に記憶される。また、Tripカウント数ntは、予め設定された所定時間が経過するとリセットされる(ステップS104がカウント手段、第1カウント手段、第2カウント手段を構成する)。
以上の制御によって、ベルト滑りが生じた変速比を予め設定する領域に振り分け、その領域毎にベルト滑りの回数を検出することができる。
次にベルト保護制御について、図4のフローチャートを用いて説明する。この制御は、設定された時間(例えば100ms)毎に行う。
ステップS200では、領域Aにおいて、累積カウント数ncが所定累積数(第1所定回数)βとなったか、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなったかどうか判定する。累積カウント数ncと所定累積数βとを比較することで、比較的長い時間の間にベルト滑りが複数回発生した場合に、ベルト若しくはプーリに劣化が生じていると判定することができる。なお、この実施形態では所定累積数βを4回とするが、これに限られることはない。また、Tripカウント数ntと所定時間内数(第2所定回数)γとを比較することで、比較的短い時間の間にベルト滑りが複数回発生した場合に、ベルト若しくはプーリに劣化が生じていると判定することができる。なお、この実施形態では所定時間内数γを2回とするが、これに限られることはない。
そして、最も変速比が大きい(以下、最Low)領域である領域Aにおいて累積カウント数ncが所定累積数βとなっている場合、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなっている場合にはステップS201へ進み、累積カウント数ncが所定累積数βとなっておらず、かつTripカウント数ntが所定時間内数γとなっていない場合にはステップS202へ進む。
この実施形態では、各領域において、領域内での累積カウント数ncが所定累積数β、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった場合には、以下において説明する各フラグを立て、無段変速機1の保護制御を行う。なお、図5において、以下に示すフラグが立つ領域に「○」を付し、フラグが立たない領域に「−」を付す。
ステップS201では、領域Aについて、使用禁止フラグf1を立てる(例えばf1を0から1へ変更する)。
ステップS202では、最も変速比が小さい(以下、最High)領域である領域Eにおいて、累積カウント数ncが所定累積数βとなったか、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなったかどうか判定する。そして、領域Eにおいて累積カウント数ncが所定累積数βとなっている場合、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなっている場合にはステップS203へ進み、累積カウント数ncが所定累積数βとなっておらず、かつTripカウント数ntが所定時間内数γとなっていない場合にはステップS204へ進む。
ステップS203では、領域Eについて、使用禁止フラグf1を立てる(例えばf1を0から1へ変更する)。
ステップS204では、最Low、最High以外の領域である領域B〜領域Dの累積カウント数ncが所定累積数βとなったか、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなったかどうかそれぞれ判定する。そして、領域B〜領域Dのいずれかの領域において、累積カウント数ncが所定累積数βとなっている、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなっている領域がある場合にはステップS205へ進み、領域B〜領域Dの全ての領域において、累積カウント数ncが所定累積数βとなっておらず、かつTripカウント数ntが所定時間内数γとなっていない場合には、ステップS208へ進む。
ステップS205では、ステップS204において累積カウント数ncが所定累積数βとなった領域、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった領域と、その領域の前後の領域、つまり隣接する領域に変更速度規制フラグf2を立てる(例えばf2を0から1へ変更する)。例えば、領域Cで累積カウント数ncが所定累積数βとなったか、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった場合には、領域Cと、領域Cの前後の領域である領域Bと領域Dと、において変更速度規制フラグf2を立てる。また、領域Dで累積カウント数ncが所定累積数βとなった場合、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった場合には、領域Dと、領域Dの前後の領域である領域Cと領域Eと、において変更速度規制フラグf2を立てる。
ステップS206では、変更速度規制フラグf2が立っている領域A〜Eの中で、最もHigh側の領域を検出する。
ステップS207では、ステップS206によって検出した最もHigh側の領域からLow側の領域全てにトルクダウンフラグf3を立てる(例えばf3を0から1へ変更する)。
ステップS208では、使用禁止フラグf1、変更速度規制フラグf2、トルクダウンフラグf3が立っているかどうか判定する。そして、使用禁止フラグf1、変更速度規制フラグf2、トルクダウンフラグf3のいずれかのフラグが立っている場合には、ステップS209へ進み、使用禁止フラグf1、変更速度規制フラグf2、トルクダウンフラグf3の何れもが立っていない場合には、本制御を終了する。
ステップS209では、使用禁止フラグf1、変更速度規制フラグf2、トルクダウンフラグf3が立っている領域に応じてベルト保護制御を行う。
使用禁止フラグf1が立っている場合には、その領域への到達変速比Ipの設定を禁止する。領域Aの使用禁止フラグf1が立っており、算出した到達変速比Ipが領域Aの変速比であった場合には、到達変速比Ipを領域Bの最もLow側の変速比である変速比2.2とする。また、領域Eの使用禁止フラグf1が立っており、算出した到達変速比Ipが領域Eの変速比であった場合には、到達変速比Ipを領域Dの最もHigh側の変速比である変速比とする。
さらに変更速度規制フラグf2が立っている場合には、変更速度規制フラグf2が立っている領域及びその前後の領域において、変速比の変更速度を変更速度規制フラグf2が立っていない場合の変速比の変更速度よりも遅くする。つまり、目標変速比I(o)の変更速度を規制する。この規制量は、通常の変速制御においてなされている上限値よりも低さい値となる。これによってプライマリプーリ2とVベルト4、またはセカンダリプーリ3とVベルト4、の回転方向の摩擦力を大きくし、Vベルト4の滑りを抑制して変速を行うことができる。なお、使用禁止フラグf1が立っている場合には、使用禁止フラグf1を優先的に適応する。つまり、使用禁止フラグf1が立ている領域への変速は行わない。
トルクダウンフラグf3が立っている場合には、トルクダウンフラグf3が立っている領域とその領域よりもLow側の領域において、実発生油圧(例えば、ライン圧)に基づいて入力トルクを小さくする。例えば、変速機コントローラ12からエンジンコントローラ19にトルクダウン要求を行い、エンジンコントローラ19が燃料噴射量や点火時期を調整しエンジントルクを低下させる、もしくは、前進クラッチ7bの締結油圧を低下させて前進クラッチ7bを滑らせて無段変速機1への入力トルクを低下させる。これによって、プライマリプーリ2への入力トルクが小さくなり、この入力トルクに対するVベルト4の挟持力を十分に確保することが出来るので、Vベルト4の滑りを抑制することができる。なお、使用禁止フラグf1が立っている場合には、使用禁止フラグf1を優先的に適応する。
なお、上述の無段変速機1の保護制御(禁止、規制、トルクダウン)は、いずれか1つの制御のみであっても又はいずれか2つの組み合わせによる制御であっても、発明の狙いとする効果を得ることができる。
なお、使用禁止フラグf1、変更速度規制フラグf2、トルクダウンフラグf3が1に設定された場合には、警告灯を点灯し、運転者などに警告する。
以上の制御によって、ベルト滑りが生じている場合に、車両の変速性能の低下を抑制し、さらに無段変速機1の更なる劣化を抑制することができる。
なお、この実施形態では、全領域で所定累積数β、所定時間内数γの回数を同じ回数としたが、領域毎に所定累積数β、所定時間内数γの回数を設定しても良い。また、変速比の領域の区分数や領域毎のベルト滑りカウント回数(所定累積数β、所定時間内数γ)の判定値は、無段変速機1のトルク容量(耐力)に応じて、適宜設定することができる。
本発明の実施形態の効果について説明する。
この実施形態では、ベルト滑りが生じた実変速比ipを複数の領域A〜Eのいずれかに振り分け、その領域においてベルト滑りの生じた回数(累積カウント数ncまたはTripカウント数nt)が所定回数(所定累積数βまたは所定時間内数γ)となった場合に、到達変速比Ipをその領域の変速比に設定することを禁止する。例えば、領域Aまたは領域Eにおいて、ベルトの滑りが生じた回数が所定回数となった場合には、領域Aまたは領域Eへの到達変速比Ipの設定を禁止する。これにより、ベルト滑りが生じた場合でも、車両の変速性能の低下と、さらなるベルト滑りによる無段変速機1の劣化と、を抑制することができる。
ベルト滑りの長期的な判定を累積カウント数ncと所定累積数βとを比較して行い、ベルト滑りの短期的な判定をTripカウント数ntと所定時間内数γとを比較して行うことで、ベルト滑りの正確に判定することができる。
累積カウントncが所定累積数β、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった領域、及びその領域の前後の領域では、目標変速比I(o)の変更速度をベルト滑りが生じていない場合の変更速度よりも遅くすることで、実変速比ipの変更速度を遅くし、プライマリプーリ2とVベルト4、またはセカンダリプーリ3とVベルト、の回転方向の摩擦力を大きくし、ベルト滑りを抑制することができる。
累積カウントncが所定累積数β、またはTripカウント数ntが所定時間内数γとなった領域からLow側の領域において、無段変速機1に入力されるトルク(エンジントルク)を小さくすることで、ベルト滑りを抑制することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
車両などに搭載する無段変速機に利用することができる。
本発明の実施形態の無段変速機の概略構成図である。 本発明の実施形態の変速制御油圧回路および変速機コントローラの概略構成図である。 本発明のベルト滑り発生領域検出制御を説明するフローチャートである。 本発明のベルト保護制御を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態の無段変速機の保護制御フラグの成立領域を示す表である。
符号の説明
1 Vベルト式無段変速機(無段変速機)
2 プライマリプーリ
3 セカンダリプーリ
4 Vベルト(ベルト)
11 変速制御油圧回路
12 変速機コントローラ
12a 圧力制御部
12b 変速制御部
30 累積カウンタ
31 Tripカウンタ

Claims (8)

  1. 油圧に応じて溝幅が変化する入力側のプライマリプーリと、
    油圧に応じて溝幅が変化する出力側のセカンダリプーリと、
    前記プライマリプーリと前記セカンダリプーリとに巻き掛けられ、前記溝幅に応じてプーリ接触半径が変化するベルトと、を備え、変速比を無段階に変化させ駆動力を伝達する無段変速機の制御装置において、
    前記変速比を検出する変速比検出手段と、
    ベルト滑りの発生を検出するベルト滑り発生検出手段と、
    前記ベルト滑りが発生したときに前記変速比検出手段より検出された変速比があらかじめ設定された複数の領域のいずれかに該当するか振り分ける振り分け手段と、
    前記振り分け手段が振り分ける領域毎に、前記ベルト滑りが発生した回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた回数が、前記領域のいずれかで所定回数となった場合に前記所定回数となった前記領域の変速比において保護制御をかける保護制御手段と、を備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. 運転状態に応じて前記無段変速機の変速比が最終到達する到達変速比を設定する到達変速比設定手段を備え、
    前記保護制御手段は、前記カウント手段によりカウントされた回数が前記領域のいずれかで所定回数となった場合に、前記所定回数となった前記領域への前記到達変速比の設定を禁止することを特徴とする請求項1に記載の無段変速機の制御装置。
  3. 前記到達変速比と前記無段変速機の実変速比とに基づいて前記到達変速比に到達するまでの過渡応答での設定変速比となる目標変速比を設定する目標変速比設定手段を備え、
    前記保護制御手段は、前記カウント手段によりカウントされた回数が前記領域のいずれかで前記所定回数となった場合に、前記所定回数となった前記領域内での前記目標変速比の変更速度を規制することを特徴とする請求項1または2に記載の無段変速機の制御装置。
  4. 前記保護制御手段は、前記カウント手段によりカウントされた回数が前記領域のいずれかで前記所定回数となった前記領域に隣接する領域内での前記目標変速比の変更速度を規制することを特徴とする請求項3に記載の無段変速機の制御装置。
  5. 前記保護制御手段は、前記カウント手段によりカウントされた回数が前記領域のいずれかで前記所定回数となった前記領域からLow側の領域において、前記プライマリプーリに入力するトルクの上限値を規制することを特徴とする請求項3または4に記載の無段変速機の制御装置。
  6. 前記カウント手段は、前記振り分け手段が振り分ける領域毎に、前記ベルト滑りが発生した累積回数をカウントし、イグニッションキーオフでも前記累積回数をリセットしない第1カウント手段であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の無段変速機の制御装置。
  7. 前記カウント手段は、前記振り分け手段が振り分ける領域毎に、所定時間内で前記ベルト滑りが発生した時間内回数をカウントする第2カウント手段を備え、
    前記時間内回数は前記累積回数よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の無段変速機の制御装置。
  8. 前記カウント手段は、前記振り分け手段が振り分ける領域毎に、所定時間内で前記ベルト滑りが発生した時間内回数をカウントする第2カウント手段であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の無段変速機の制御装置。
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