JP2007247667A - 異物捕集ユニット及びこれを備える作動機 - Google Patents

異物捕集ユニット及びこれを備える作動機 Download PDF

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Abstract

【課題】潤滑油が流動状態にあっても、当該潤滑油に含まれる異物を適正に捕集するようにした異物捕集ユニット及びこの異物捕集ユニットを備える作動機を提供する。
【解決手段】誘導体70が、その各羽根77により、誘導体70近傍に位置する潤滑油をケーシング40の前側室40c内に誘導すると、このように誘導された潤滑油は、傾動板50を介しケーシング40の後側室40d内に流動する。当該潤滑油に異物が含まれていれば、当該異物は異物通過阻止板60の各網目を通過することなく後側室40d内に捕集されて、潤滑油のみが異物通過阻止板60を通り流出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、潤滑油に含まれる異物を捕集するに適した異物捕集ユニット及びこの異物捕集ユニットを備える作動機に関するものである。
従来、この種の異物捕集ユニットとしては、下記特許文献1に開示された異物除去装置がある。この異物除去装置は、変速機の底部に設けたケースの上方開口端部に、不規則に絡み合った連続通孔を有する3次元網目構造体を結合して、ケース内の底部に異物閉じ込め用空室を区画するように構成されている(下記特許文献1参照)。
実公昭63−019678号公報
ところで、上述の異物除去装置によれば、変速機が停止状態にあるときに、潤滑油に含まれる切粉や摩耗粉等の異物は、当該潤滑油内で沈下して3次元網目構造体を通り異物閉じ込め用空室内に捕集される。
しかしながら、変速機が作動状態にあれば、潤滑油が変速機の歯車等により攪拌されて流動しているため、潤滑油に含まれる異物は、沈下しにくく、当該潤滑油とともに流動してしまう。従って、変速機が作動状態にあるときには、上記異物除去装置によって異物を異物閉じ込め用空室内に捕集することは困難である。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、潤滑油が流動状態にあっても、当該潤滑油に含まれる異物を適正に捕集するようにした異物捕集ユニット及びこの異物捕集ユニットを備える作動機を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る異物捕集ユニットは、請求項1の記載によれば、
ケーシングと、
潤滑油をケーシング内に誘導する誘導手段と、
ケーシング内に誘導された潤滑油をケーシングに形成された流出口部から流出させるとともに潤滑油に含まれる異物を捕集するように、ケーシング内に設けられた異物捕集手段とを備える。
上述のように、誘導手段が潤滑油をケーシング内に誘導するように設けられているから、当該異物捕集ユニットが潤滑油内におかれた状態において、潤滑油が流動していても誘導手段でもって当該潤滑油をケーシング内に確実に誘導できる。
また、上述のように異物捕集手段がケーシングの流出口部から潤滑油を流出させるとともに異物を捕集するように当該ケーシングに設けられているから、上述のようにケーシング内に誘導された潤滑油に異物が含まれていれば、この異物は、異物捕集手段により確実に捕集されて、潤滑油のみがケーシングの流出口部から流出する。
従って、請求項1に記載の発明によれば、潤滑油に含まれていた異物が確実に捕集され得る。なお、ケーシングの流出口部から流出した潤滑油は、異物を含むことがなく清浄な潤滑油に復帰し得る。
なお、以上より、当該異物捕集ユニットが、例えば、自動車の変速機のハウジング内にて潤滑油に浸漬されているものとすれば、上述のような作用効果が変速機において達成され得る。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の異物捕集ユニットにおいて、誘導手段は、潤滑油を回転によりケーシング内に誘導する回転部材を有することを特徴とする。
このように、潤滑油が回転部材の回転でもってケーシング内に誘導されるので、請求項1に記載の発明の作用効果がより一層具体的に達成され得る。
また、本発明は、請求項3の記載の発明によれば、請求項2に記載の異物捕集ユニットにおいて、回転部材は、ケーシングに形成された流入口部に回転可能に支持されてなる。
このように、回転部材が、ケーシングに形成された流入口部に回転可能に支持されているから、潤滑油のケーシング内への誘導が、回転部材によって、より一層確実になされ得る。その結果、請求項2に記載の作用効果がより一層向上し得る。
また、本発明は、請求項4の記載の発明によれば、請求項2または3に記載の異物捕集ユニットにおいて、回転部材は、上記流入口部の中心部に回転可能に支持される軸と、潤滑油をケーシング内に誘導するような形状でもって上記軸から上記流入口部の内周面側へ放射状に延出する1枚または2枚以上の羽根とを有することを特徴とする。
これにより、潤滑油が流動すれば、回転部材の1枚または2枚以上の羽根が、当該潤滑油の流動に伴い軸とともに回転されて、潤滑油を回転部材の周囲からケーシング内に誘導する流れが作られることとなる。このため、潤滑油のケーシング内への誘導が回転部材の周囲から順次円滑になされ得る。その結果、上述した異物捕集手段による異物の捕集がより一層効率よくなされ得る。
また、本発明は、請求項5の記載によれば、請求項1〜4のいずれか1つに記載の異物捕集ユニットにおいて、
異物捕集手段は、ケーシングの上記流出口部に設けられて潤滑油を通過させ異物の通過を阻止するような形状にて複数の貫通孔を離散的に形成してなる板部材と、ケーシングの板部材に対する内側部位とでもって構成されていることを特徴とする。
このように、異物捕集手段が、上述のように形成した板部材と、ケーシングの板部材に対する内側部位とでもって構成されるから、潤滑油に含まれる異物は、板部材及びケーシングの板部材に対する内側部位でもって確実に捕集され得る。その結果、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明の作用効果がより一層具体的に達成され得る。
また、本発明は、請求項6の記載によれば、請求項1〜5のいずれか1つに記載の異物捕集ユニットにおいて、
異物を含む潤滑油をケーシングの上記流出口部側へ流動させるとともに上記捕集後の異物を上記捕集の状態に保持するようにケーシング内に設けられた異物保持手段を備えることを特徴とする。
これにより、異物が、潤滑油とともに異物保持手段によりケーシングの流出口部側へ流動された後、上述のように捕集されると、この捕集後の異物は、異物保持手段でもってその捕集の状態に保持される。このため、捕集された異物が誘導手段側からケーシングの外部に逆戻りすることがなく、上述した異物の捕集が確保され得る。
また、本発明は、請求項7の記載によれば、請求項6に記載の異物捕集ユニットにおいて、
異物保持手段は、ケーシングの一部に潤滑油の流動方向に傾動可能に支持されてなる傾動板でもって構成されており、
傾動板は、潤滑油の流動に伴い上記流出口部側へ傾動し、また、潤滑油の流動停止に伴い自重により元の位置に戻るようにしたことを特徴とする。
これにより、傾動板が潤滑油の流動に伴い上記流出口部側へ傾動すると、潤滑油及びこの潤滑油に含まれる異物が、共に、傾動板の傾動端部を介し流動する。
ついで、異物が上述のように捕集された後、潤滑油の流れが停止すると、傾動板は自重でもって元の位置に戻るため、捕集された異物は、傾動板により阻止されて誘導手段側へ流動することができず、そのままに保持され得る。また、異物が上述のように捕集された後、潤滑油の流れが逆になっても、傾動板が潤滑油の逆の流れに伴い元の位置に戻るため、捕集された異物は、同様に、そのままに保持され得る。その結果、異物の捕集がより一層確実になされ、請求項6に記載の発明の作用効果がより一層向上され得る。
また、本発明に係る作動機は、請求項8の記載によれば、
ハウジングと、
このハウジング内に作動可能に支持される作動機構と、
ハウジング内にて作動機構の下方に設けてなる請求項1〜7のいずれか1つに記載の異物捕集ユニットとを備える。
ここで、潤滑油は、作動機構の少なくとも下部及び異物捕集ユニットを浸漬させるようにハウジング内に蓄えられている。
また、異物捕集ユニットは、作動機構の作動に伴い撹拌された潤滑油を、誘導手段でもって、ケーシング内に誘導する。
このように構成することにより、作動機構が、その作動に伴い、潤滑油を撹拌して誘導手段に向け流動させることで、この誘導手段が誘導状態におかれる。このため、潤滑油は、誘導手段によって異物捕集ユニットのケーシング内に誘導される。その結果、作動機において、請求項1〜7のいずれか1つに記載の発明と同様の作用効果が達成され得る。なお、異物捕集ユニットによる異物捕集後の潤滑油は、ケーシングの流出口部からハウジング内に流出するが、このように流出した潤滑油は異物を除去された清浄な潤滑油であるから、ハウジング内の潤滑油が常に清浄に維持され得る。
また、本発明は、請求項9の記載によれば、請求項8に記載の作動機において、
作動機構は、回転可能なギアをその少なくとも下部にて潤滑油に浸漬させるように設けてなる変速機構であって、
異物捕集ユニットは、ギアの回転により撹拌された潤滑油を、誘導手段でもって、ケーシング内に誘導するようにしたことを特徴とする。
このように作動機構を変速機構として構成すれば、当該変速機構でもってそのギアの回転により潤滑油を誘導手段に向けて流動させることで、この誘導手段が誘導状態におかれる。このため、潤滑油は、誘導手段でもって異物捕集ユニットのケーシング内に誘導される。その結果、変速機構を備えた作動機においても、請求項8に記載の発明と同様の作用効果が達成され得る。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用してなる手動変速機の一実施形態を示している。この手動変速機は、自動車に搭載されているもので、当該手動変速機は、ハウジング10及びこのハウジング10内に組み付けた変速機構20を備えている。なお、図1にて図示左側及び右側が、当該手動変速機の前側及び後側に相当する。従って、図1の紙面の手前側及び奥側が当該手動変速機の左側及び右側に相当する。また、図1にて図示上側及び下側が、当該手動変速機の上側及び下側に相当する。また、当該手動変速機は、本発明の作動機に対応する。
ハウジング10は、環状隔壁11を有しており、この環状隔壁11は、ハウジング10内にてその軸方向中間部位に形成されている。また、ハウジング10は、フランジ12を有しており、このフランジ12は、図1にて示すごとく、そのフランジ本体12aにて、ハウジング10内にて環状隔壁11にその前側から同軸的に組み付けられている。また、当該フランジ12のボス12bは、図1にて示すごとく、フランジ本体12aの中央部から前方へ同軸的にかつ筒状に延出している。
変速機構20は、クラッチシャフト21、カウンターシャフト22及びメインシャフト23を備えており、クラッチシャフト21は、その軸方向後側中間部位にて、ベアリング12dを介し環状隔壁11の中空部内に回転自在に支持されて、ボス12bから前方へ同軸的に延出している。また、当該クラッチシャフト21の後側軸方向端部には、ドライブピニオンギア24が一体的に形成されている。なお、クラッチシャフト21の軸方向後側中間部位は、ボス12bの後側内端部内にてオイルシール12cでもってシールされている。また、変速機構20は、本発明の作動機構に対応する。
しかして、当該クラッチシャフト21は、当該自動車のエンジンから、フライホイール(図示しない)、及びハウジング10内に環状隔壁11の前側にて組み付けられるクラッチ(図示しない)を介し、動力を伝達されて、ドライブピニオンギア24とともに矢印R(図1参照)の方向に一体的に回転する。
カウンターシャフト22は、その前後両側軸方向端部でもって、ハウジング10の底部側において、前後両側ベアリング22a(図1では、前側ベアリング22aのみを示す)を介し、環状隔壁11及びハウジング10の傾斜壁10aに、クラッチシャフト21の軸方向に平行となるように回転自在に支持されている。
このカウンターシャフト22には、複数のカウンターギアが一体的に形成されている。本実施形態において、当該複数のカウンターギアを例示すれば、図1に示すごとく、カウンターシャフト22の前端側及びその後側に位置する両カウンターギア25、26が挙げられる。ここで、カウンターギア25は、ドライブピニオンギア24と噛合している。なお、カウンターギア26は、本発明のギアに対応する。
しかして、カウンターシャフト22は、クラッチシャフト21の回転に伴い、カウンターギア25と噛合するドライブピニオンギア24により駆動されて、クラッチシャフト21とは逆方向に回転する。
メインシャフト23は、その前後両側軸方向端部でもって、前後両側ベアリング23a(図1では前側ベアリング23aのみを示す)を介し、クラッチシャフト21のドライブピニオンギア24の中空部及びハウジング10の後側壁(図示しない)に、クラッチシャフト21と同軸的にかつ回転自在に支持されている。
また、当該メインシャフト23には、複数のメインギアが回転自在にかつ同軸的に支持されている。本実施形態において、当該複数のメインギアを例示すれば、図1に示すごとく、メインシャフト23の前端側に位置するメインギア27が挙げられる。ここで、当該メインギア27は、カウンターギア26と噛合している。残りの各メインギアも、対応の残りの各カウンターギアとそれぞれ噛合している。
また、当該メインシャフト23には、シンクロナイザ28が、相対回転不能に同軸的に支持されており、このシンクロナイザ28は、当該手動変速機のシフト操作機構(図示しない)のシフト操作に伴い、上記複数のメインギアのいずれかをメインシャフト23に相対回転不能に連結する。
ここで、上記複数のメインギアのいずれかがメインギア27であれば、メインシャフト23は、メインギア27によるカウンターギア26との噛合のもと、カウンターシャフト22の回転に伴い、その逆方向(クラッチシャフト21と同一の回転方向)に、上記シフト操作機構のシフト操作に伴う変速比でもって回転する。
また、当該手動変速機は、図1にて示すごとく、潤滑油30を有しており、この潤滑油30は、変速機構20の各構成部材を潤滑するように、環状隔壁11の後側にてハウジング10の底部内に蓄えられている。ここで、潤滑油30は、その油面31にて、カウンターシャフト22の軸心に一致するように蓄えられているため、カウンターシャフト22及び各カウンターギアは、その各下側半分部位にて、潤滑油30内に浸漬される。
また、当該手動変速機は、図1にて示すごとく、異物捕集ユニットUを備えており、この異物捕集ユニットUは、カウンターシャフト22の前側部位の下方にて、左右両側ステイ13(図1では一方のステイ13のみを示す)を介し環状隔壁11に支持されて潤滑油30内に浸漬されている。
ここで、左右両側ステイ13は、共に同一の長さでもって、環状隔壁11の下部から互いに平行に後方に向けて潤滑油30の下部内に延出している。なお、左右両側ステイ13は、環状隔壁11の下端から同一の高さにて左右に位置している。
次に、異物捕集ユニットUの構成について詳細に説明する。異物捕集ユニットUは、図1及び図2にて示すごとく、ケーシング40を備えており、このケーシング40は、略直方体形状のケーシング本体40a及び左右両側支持片40bでもって構成されている。なお、左右両側支持片40bは、ケーシング本体40aの左右両側壁41の各前側部位から互い逆向きにて左右方向に延出している。
しかして、ケーシング本体40aは、図1にて示すごとく、各支持片40bを各ねじ14(図1では、一方のねじ14のみを示す)でもって各ステイ13の延出端部に締着することで、上壁42にて潤滑油30の油面31を臨むように、左右両側ステイ13から後方に延出支持されている。
当該異物捕集ユニットUは、図3にて示すごとく、ケーシング本体40a内に設けた傾動板50を備えている。この傾動板50は、金属板からなるもので、当該傾動板50は、その上端部に形成した略筒状フック部51にて、ケーシング本体40aの左右両側壁41の各上端側前後方向中間部位に、ロッド52でもって前後方向に傾動可能に支持されて、ケーシング本体40aの内部を前側室40c及び後側室40dに区画形成している。なお、傾動板50は、本発明の異物保持手段に対応する。
前側室40cは、図3にて示すごとく、前壁43(ケーシング本体40aの前壁)と、左右両側壁41の各前側壁部41aと、上壁42の前側壁部42aと、この前側壁部42aに対向する半円筒状の底壁44(ケーシング本体40aの底壁の前側部)と、傾動板50とでもって構成されている。ここで、前壁43の下部は、底壁44の前部にかけて断面円弧状に湾曲する湾曲部43aとして形成されている。
また、後側室40dは、傾動板50と、上壁42の後側壁部42bと、この後側壁部42bに対向する底壁45(ケーシング本体40aの底壁の後側部)と、ケーシング本体40aの後壁である異物通過阻止板60(後述する)でもって構成されている。なお、後側室40dは、本発明にいうケーシングの板部材に対する内側部位に対応する。
ここで、底壁45は、図3にて示すごとく、前側室40cの底壁44よりも下方に位置しており、両底壁44、45の境界部には、段差壁部46が、後側室40d内にて、傾動板50の下端部53と当接し得るように形成されている。従って、段差壁部46の内面は、垂下状態にあるときの傾動板50の前側面と接する位置或いはこの位置よりも幾分後方にあることが望ましい。
異物通過阻止板60は、図3及び図4にて示すごとく、四角形状の枠板61内に多数の網目からなる板状フィルター62を嵌着して構成されており、この異物通過阻止板60は、枠板61にて、ケーシング本体40aの後端開口部である流出口部47に着脱可能に嵌着されて、後側室40dの後壁(ケーシング本体40aの後壁)を構成している。本実施形態においては、フィルター62の各網目の形状は、潤滑油30を通過させ、変速機構20の作動に伴い生ずる切り粉や摩耗粉等の異物の通過を阻止するように形成されている(図3及び図4参照)。なお、異物通過阻止板60は、本発明の板部材に対応し、また、後側室40dとともに本発明の異物捕集手段に対応する。
また、当該異物捕集ユニットUは、図2、図3及び図5にて示すごとく、誘導体70(本発明の誘導手段に対応)を備えており、この誘導体70は、ケーシング本体40aの上壁42の前側壁部42aに形成した円形状の流入口部42c内に着脱可能に装着されている。本実施形態では、誘導体70は、変速機構20のカウンターギア26の下端部の直下に位置している(図1参照)。
当該誘導体70は、支持部材70a及び動翼部材70b(本発明の回転部材に対応)を備えている。支持部材70aは、環状壁71を有しており、この環状壁71は、その環状フランジ部71aをケーシング本体40aの流入口部42cに上方から着座させるようにして、当該流入口部42cに嵌装されている。
また、支持部材70aは、複数本(例えば、4本)のリブ72及び軸73を有しており、複数本のリブ72は、環状壁71の下端開口部からその中心に向けて半径方向に沿い等角度間隔にて延出している。軸73は、図3にて示すごとく、大径部73a及び小径部73bを有しており、大径部73aは、各リブ72によりその各延出端部にて、環状壁71と同軸的に支持されている。小径部73bは大径部73aから同軸的に環状壁71の上端側に向けて突出している。
また、支持部材70aは、抜け止め板74を有しており、この抜け止め板74は、軸73の突出端部にねじ74a(図2及び図3参照)でもって締着されて、動翼部材70bの環状軸75(後述する)を軸73から抜け止めしている。
動翼部材70bは、環状軸75を有しており、この環状軸75は、スリーブメタル76とともに、支持部材70aの軸73の小径部73bに同軸的かつ回動可能に嵌装支持されている。また、動翼部材70bは、複数枚(例えば6枚)の羽根77を有しており、これら各羽根77は、環状軸75から外方へ環状壁71の内周面に向け放射状に延出している。
ここで、各羽根77は、図5から分かるように、環状壁71の上端側から下端側にかけて図示反時計方向へ傾斜している。これにより、各羽根77は、その反時計方向側面77aにて、環状壁71内に向け流動する潤滑油30により押圧されるようになっている。
以上のように構成した本実施形態において、当該手動変速機の変速機構20が、クラッチシャフト21にて、上記エンジンから動力を伝達されて、矢印Rの方向に回転すると、カウンターシャフト22が、カウンターギア25によるドライブピニオンギア24との噛合のもとに、クラッチシャフト21とは逆方向に回転する。
すると、メインシャフト23が、上記シフト操作機構のシフト操作に基づくシンクロナイザ28の動作のもとに、上述の複数のメインギアのいずれかとともに、このいずれかのメインギアと噛合するカウンターギアにより駆動されて、カウンターシャフト22とは逆方向に回転する。
このような状態においては、潤滑油30が、カウンターシャフト22及び各カウンターギアの各下側半分部分によりその回転方向に撹拌される。このように撹拌されると、異物捕集ユニットUの誘導体70の近傍に位置する潤滑油が、カウンターギア26によりその下側半分部分の各噛合部でもって押し出されて異物捕集ユニットUの誘導体70の環状壁71内に向けて流動する。なお、動翼部材70bの各羽根77が、カウンターギア26の直下に位置しているので、カウンターギア26により攪拌された潤滑油は、良好に各羽根77に向けて流動し得る。
ここで、カウンターギア26は、上述のごとく、矢印Rとは逆方向に回転しているため、上述した誘導体70の近傍に位置する潤滑油は、カウンターギア26の各噛合部でもって押し出されてカウンターギア26の回転方向に流動しながら誘導体70の環状壁71内に向かう。
従って、このように押し出されて流動する潤滑油は、動翼部材70bの各羽根77のうちいくつかの羽根の反時計方向側面77aを幾分時計方向に向きぎみとなるように下方に向け押圧する。これに伴い、動翼部材70bは、支持部材70aの軸73の軸周りに、図2及び図5にて時計方向へ円滑に回転する。
このため、上述した潤滑油は、各羽根77によりその時計方向側面により下方へ押し出されて、各リブ72の間を通り異物捕集ユニットUの前側室40c内に誘導される。これに伴い、潤滑油が、異物捕集ユニットUの周囲から順次誘導体70により前側室40c内に誘導される。
このことは、動翼部材70bが、各羽根77の回転でもって、異物捕集ユニットUの周囲に位置する潤滑油を順次ケーシング40内に誘導する流れを作ることを意味する。従って、異物捕集ユニットUの周囲に位置する潤滑油のケーシング40内への誘導が円滑になされ得る。
このように前側室40c内に順次誘導される潤滑油は、前側室40cを通り、図6にて示すごとく傾動板50を後方に傾動させながら、当該傾動板50の下端部53と段差壁部46との間の隙間を通り、後側室40d内に流動する。
このとき、前側室40cは、前壁43から半円筒状の底壁44の前側部にかけて、断面円弧状の湾曲部43aの内面に沿い案内されるので、上記潤滑油は、順次、後側室40d側へ円滑に流動し得る。従って、上述のように前側室40c内に誘導される潤滑油の後側室40d内への流動が円滑になされ得る。
ここで、変速機構20において発生する切粉や磨耗粉等の異物が上述の潤滑油に含まれていれば、当該異物は、上記潤滑油に含まれたままにて、当該潤滑油とともに傾動板50に向けて流動する。
このとき、上述のように傾動板50は図6にて示すごとく後方へ傾動しているため、傾動板50に向けて流動する異物は、上述のごとく傾動板50の下端部53と段差壁部46との間の隙間を通る潤滑油に含まれたままで、後側室40d内に流動する。
なお、このような状態においては、前側室40cの底壁44が上述のごとく半円筒状に形成されているため、上述のように傾動板50に向かう異物のうち底壁44近傍の異物は、その自重のもと、底壁44によりその内面の左右方向中央部に向け集められながら、上述の隙間を通り後側室40dの底壁45側へ円滑に流動していく。
上述のようにして、後側室40d内に流動した異物を含む潤滑油は、さらに、異物通過阻止板60側に向けて流動する。このとき、フィルター62の各網目は、上記異物の通過を阻止する形状となっているため、後側室40d内の異物はフィルター62により通過を阻止される。
これにより、異物は、フィルター62による通過阻止のもと、後側室40d内に捕集され得る。このことは、変速機構20が作動していても、潤滑油30に含まれる異物は、異物捕集ユニットUでもって、確実に捕集されることを意味する。
従って、異物通過阻止板60側に向けて流動した潤滑油のみが異物捕集ユニットUの異物通過阻止板60を通りその後方へ流出する。このため、当該異物捕集ユニットUによれば、上記潤滑油が異物を除去されて清浄となってハウジング10内の潤滑油30に合流する。その結果、ハウジング10内の潤滑油30は、常に清浄に維持されるので、変速機構20の構成部材(カウンターギアやメインギア等)の潤滑が常に良好に維持され得る。このことは、変速機構20や潤滑油30の寿命を長くすることにつながる。
このような状態において、変速機構20が停止すると、潤滑油30の流動が停止する。これに伴い、異物捕集ユニットUにおいては、動翼部材70bが停止してケーシング40内への潤滑油の誘導を停止する。このため、ケーシング40内における潤滑油がその流動を停止する。
従って、傾動板50が、その自重に伴い、傾動して元の位置に戻り、下端部53にて、段差壁部46に当接して上記隙間をなくする。よって、後側室40d内に上述のように捕集された異物は、傾動板50により阻止されて、誘導体70側へ流動することなく、後側室40d内にそのまま保持され得る。従って、後側室40d内に上述のように捕集された異物がケーシング40の流入口部42cからハウジング10の潤滑油30内に逆流することはない。
また、上述のように変速機構20が停止するのではなく、当該変速機構20に設けられる後進用ギアが、上記変速操作機構の後進操作に伴い、カウンターギアとは逆方向に回転し、ハウジング10内の潤滑油30がケーシング40内に異物通過阻止板60側から逆流するようなことがあっても、このように逆流する潤滑油が傾動板50を元の位置に戻すように傾動させる。従って、上述と同様に、後側室40d内に上述のように捕集された異物は、傾動板50により阻止されて、誘導体70側へ流動することなく、後側室40d内にそのまま保持され得る。なお、このようなことから、当該異物捕集ユニットにおいては、整波部材として複雑かつ不規則に絡み合った通孔を有する構造を有する3次元網目構造体を採用する必要もない。
また、当該異物捕集ユニットUによれば、上述のように、誘導体70による潤滑油の誘導でもって、異物をケーシング40内の後側室40d内に捕集し得るので、永久磁石をケーシング40内に設けて異物を吸引する必要もない。また、手動変速機の作動状態を検出するために磁気センサを採用する場合であっても、当該磁気センサの磁気作用を避けるに必要な配置位置等の制約を受けることがなくなり、設計の自由度を高めることができる。
また、変速機構20が停止した後は、ハウジング10内の潤滑油30は流動することなく停止状態におかれる。このような状態においては、誘導体70の上方において潤滑油30に含まれている異物は、その自重に伴い、動翼部材70bに向けて沈下しケーシング40の前側室40c内に落ち込む。従って、その後に変速機構20が再度作動すれば、上述のようにケーシング40内に誘導される潤滑油でもって傾動板50側へ押動されて、後側室40d内に上述と同様に捕集され得る。
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)誘導体70において、スリーブメタル76を廃止し、環状軸75を軸73と一体に形成し、この軸73を、各リブ72の延出端部にて、回動可能に支持するようにしてもよい。
(2)誘導体70は、ケーシング本体40aではなく、例えば、変速機のハウジング10内にて、その底部に、ケーシング本体40aの流入口部42c内に潤滑油を誘導し得るように、支持されていてもよい。
(3)動翼部材70bの羽根は、上記実施形態にて述べたものに限ることなく、潤滑油をケーシング40内に誘導し得る形状であれば、どのような形状の羽根を採用してもよい。
また、動翼部材70bの羽根の枚数は、6枚に限る必要がなく、一般的には、1枚或いは2枚以上であればよい。
(4)動翼部材70bの各羽根77は、上記実施形態とは異なり、傾斜していなくてもよい。
(5)誘導体70は、動翼部材70bのように回転により潤滑油を誘導する構成に限ることなく、潤滑油を誘導できれば、どのような構成を有するものであってもよい。
(6)異物捕集ユニットUは、上記実施形態にて述べた手動変速機に限ることなく、自動車用自動変速機、或いは工作機械等の潤滑油による潤滑を要する作動機に適用しても、上記実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
(7)傾動板50は、その傾動状態から、ケーシング本体40a内にて静止した潤滑油30中にて元の位置に戻り得る重さを有すればよく、従って、当該傾動板50は、金属板に限ることなく、樹脂板その他の板であってもよい。
(8)傾動板50は、上記実施形態にて述べた金属板に限ることなく、多数の網目からなるフィルター金属板でもって構成してもよい。ここで、このフィルター金属板の各網目の形状は、潤滑油30を通過させ、変速機構20の作動に伴い生ずる切り粉や摩耗粉等の異物の通過を阻止するように形成されている。
(9)異物通過阻止板60は、網目形状のものに限ることなく、潤滑油を通過させ異物の通過を阻止し得る複数の貫通孔部を有する形状のものであればよい。
(10)異物捕集ユニットUは、上記実施形態にて述べた位置に限ることなく、変速機構20の下方であって潤滑油30の内部であれば、どのような位置に設けてもよい。なお、異物捕集ユニットUは、ハウジング10の底部に設置できればよく、その設置構造は特に限定されない。
本発明を適用してなる自動車用手動変速機の一実施形態を示す部分破断側面図である。 図1の異物捕集装置の拡大斜視図である。 図2にて3−3線に沿う断面図である。 図1の異物捕集装置の部分破断背面図である。 図1の異物捕集装置の拡大平面図である。 図3において可動板が傾斜した状態を示す異物捕集装置の断面図である。
符号の説明
U…異物捕集ユニット、10…ハウジング、20…変速機構、
26…カウンターギア、30…潤滑油、40…ケーシング、40d…後側室、
42c…流入口部、50…傾動板、60…異物通過阻止板、70…誘導体、
70b…動翼部材、75…環状軸、77…羽根。

Claims (9)

  1. ケーシングと、
    潤滑油を前記ケーシング内に誘導する誘導手段と、
    前記ケーシング内に誘導された前記潤滑油を前記ケーシングに形成された流出口部から流出させるとともに前記潤滑油に含まれる異物を捕集するように、前記ケーシング内に設けられた異物捕集手段とを備える異物捕集ユニット。
  2. 前記誘導手段は、前記潤滑油を回転により前記ケーシング内に誘導する回転部材を有することを特徴とする請求項1に記載の異物捕集ユニット。
  3. 前記回転部材は、前記ケーシングに形成された流入口部に回転可能に支持されてなる請求項2に記載の異物捕集ユニット。
  4. 前記回転部材は、前記流入口部の中心部に回転可能に支持される軸と、前記潤滑油を前記ケーシング内に誘導するような形状でもって前記軸から前記流入口部の内周面側へ放射状に延出する1枚または2枚以上の羽根とを有することを特徴とする請求項2または3に記載の異物捕集ユニット。
  5. 前記異物捕集手段は、前記ケーシングの前記流出口部に設けられて前記潤滑油を通過させ前記異物の通過を阻止するような形状にて複数の貫通孔を離散的に形成してなる板部材と、前記ケーシングの前記板部材に対する内側部位とでもって構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の異物捕集ユニット。
  6. 前記異物を含む前記潤滑油を前記ケーシングの前記流出口部側へ流動させるとともに前記捕集後の前記異物を前記捕集の状態に保持するように前記ケーシング内に設けられた異物保持手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の異物捕集ユニット。
  7. 前記異物保持手段は、前記ケーシングの一部に前記潤滑油の流動方向に傾動可能に支持されてなる傾動板でもって構成されており、
    前記傾動板は、前記潤滑油の流動に伴い前記流出口部側へ傾動し、また、前記潤滑油の流動停止に伴い自重により元の位置に戻るようにしたことを特徴とする請求項6に記載の異物捕集ユニット。
  8. ハウジングと、
    このハウジング内に作動可能に支持される作動機構と、
    前記ハウジング内にて前記作動機構の下方に設けてなる請求項1〜7のいずれか1つに記載の異物捕集ユニットとを備えて、
    前記潤滑油は、前記作動機構の少なくとも下部及び前記異物捕集ユニットを浸漬させるように前記ハウジング内に蓄えられており、
    前記異物捕集ユニットは、前記作動機構の作動に伴い撹拌された前記潤滑油を、前記誘導手段でもって、前記ケーシング内に誘導するようにした作動機。
  9. 前記作動機構は、回転可能なギアをその少なくとも下部にて前記潤滑油に浸漬させるように設けてなる変速機構であって、
    前記異物捕集ユニットは、前記ギアの回転により撹拌された前記潤滑油を、前記誘導手段でもって、前記ケーシング内に誘導するようにしたことを特徴とする請求項8に記載の作動機。
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