JP2007242177A - 光ディスク画像形成装置 - Google Patents

光ディスク画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007242177A
JP2007242177A JP2006065295A JP2006065295A JP2007242177A JP 2007242177 A JP2007242177 A JP 2007242177A JP 2006065295 A JP2006065295 A JP 2006065295A JP 2006065295 A JP2006065295 A JP 2006065295A JP 2007242177 A JP2007242177 A JP 2007242177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
pickup
optical disk
temperature
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006065295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakada
慎一 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi LG Data Storage Inc
Original Assignee
Hitachi LG Data Storage Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi LG Data Storage Inc filed Critical Hitachi LG Data Storage Inc
Priority to JP2006065295A priority Critical patent/JP2007242177A/ja
Priority to US11/543,702 priority patent/US20070217768A1/en
Priority to CN200610144459.4A priority patent/CN101034561A/zh
Publication of JP2007242177A publication Critical patent/JP2007242177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4071Printing on disk-shaped media, e.g. CDs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/38Visual features other than those contained in record tracks or represented by sprocket holes the visual signals being auxiliary signals
    • G11B23/40Identifying or analogous means applied to or incorporated in the record carrier and not intended for visual display simultaneously with the playing-back of the record carrier, e.g. label, leader, photograph
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head

Abstract

【課題】光ディスク画像形成装置における温度上昇を低減し、光ピックアップの構成部品の特性劣化や部品の損傷などを防止すること。
【解決手段】光ディスク1に画像形成する際、ピックアップ7をこれを支持するスライダ11とともに半径方向に間隔Sで移動し、ピックアップ7内の対物レンズ9をアクチュエータ10により所定量Lだけシフトしてレーザビームを照射する。ピックアップ7付近の温度を温度センサ20にて検出し、画像形成開始前の温度よりも閾値ΔTth以上上昇している場合、移動量設定部17は、スライダの移動間隔Sと対物レンズのシフト量Lを小さく設定して、アクチュエータ10への駆動電流の最大値を下げる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに従って光ディスクにレーザビームを照射し、画像データに対応する可視画像を形成する光ディスク画像形成装置に関する。
光ディスク画像形成装置とは、与えられた画像データ(図形や文字など)に従って感熱層を有する光ディスクにレーザビームを照射することにより、光ディスクの情報記録面とは反対の面(いわゆるレーベル面)上に対応する可視画像を形成する装置である。その際画像データは、ディスク上のトラック毎のデータとして与えられ、光ピックアップは所定の半径方向位置および回転角位置において、画像データに応じた強度のレーザビームを照射する。光ディスクのレーベル面にはトラッキング制御用の案内溝は存在しないので、光ピックアップは予め決められた間隔(トラックピッチ)で半径方向に移動させる。形成する図形や文字を可視画像とするために、通常、同一のデータを複数本のトラックに渡り繰返し書き込む。
光ディスク画像形成装置における光ピックアップの移動機構は、2段構成になっている。まず光ピックアップ全体を支持するスライダを半径方向に粗に移動させ、次にアクチュエータにより対物レンズを半径方向にシフトさせて、レーザビームの照射位置を制御する。その際、案内用溝が存在しないので、フィードバック方式によるトラッキング制御を採用することができない。その結果、半径方向の位置決め精度は移動機構の性能と精度に左右され、それが形成する画像の画質に影響する。
この問題に関して、特許文献1には、光ピックアップを移動するトラバース送り量以上の精度で半径方向の精密な制御を行うことを目的とし、光ピックアップのアクセス位置の記録層の状態が記録済み領域か未記録領域かを検出し、次に記録すべき未記録領域の内周端を検索することで次の記録位置を決定する技術が記載される。
なお関連技術として、特許文献2では、画像形成ではなく情報記録再生のためのピックアップ送り装置において、ハンチング動作(ピックアップの送り過ぎによる誤動作)を防止することを目的としている。ここでは、検出したレンズシフト量が所定のしきい値(不感帯量)を越えた時点からピックアップ移動用のトラバースモータに駆動電圧を印加するものであるが、駆動電圧を印加するしきい値を状況に応じて任意に設定することで、個体ばらつきや温度変化による機構部の摩擦負荷が変動しても、送り過ぎによるハンチング発生を防止することが記載される。
特開2005−353219号公報 特開平11−232658号公報
光ディスク画像形成装置では、情報記録再生のための光ディスク装置と比較して、画像記録中の温度上昇が大きく、光ピックアップの構成部品の特性劣化や部品の損傷などが発生する恐れがある。例えば、対物レンズでのクラック発生や光源であるレーザダイオードの発光特性の劣化があげられる。これにより記録性能の劣化を引き起こすことになり、温度上昇を許容内に抑える必要がある。温度上昇の原因の1つとして、レンズシフト動作を行うアクチュエータにおいて、その変位量を大きく与えるために過剰の駆動電流が印加されることがあげられる。
前記特許文献1では、光ピックアップの温度上昇の問題に関しては何ら触れられていない。また前記特許文献2では、周囲温度が変化してもハンチングの発生を防止し送り動作を安定化させるものであって、温度上昇を低減することは考慮されていない。
ここで、光ディスク画像形成装置と情報記録再生用光ディスク装置(特許文献2の装置はこれに属する)とは、制御方式が異なる。すなわち、スライダの移動と対物レンズのレンズシフト動作に関し、情報記録再生用装置では案内用溝を利用したフィードバック制御が可能であるが、光ディスク画像形成装置では、光ディスク上に案内用溝が存在しないので、フィードバック制御は採用できずオープン制御となっている。これが温度上昇にも関連している。
フィードバック制御においては、トラッキングエラー信号を基にレンズのずれ量(レンズシフト量)を検出し、検出値が所定の閾値を越えた場合にスライダに駆動電圧を印加することができる。また、常時スライダを所望トラック位置へ追従させ、必要に応じてレンズシフト量を0付近にて維持させることができる。よって、フィードバック制御によれば、アクチュエータを変位量の比較的小さい範囲で動作させることができる。
しかしながらオープン制御による光ディスク画像形成装置では、トラッキングエラー信号を用いて動作中のレンズシフト量を検出することができず、ディスク上の所望位置へ追従させ、またレンズシフト量を0付近に維持させることができない。よって、オープン制御では、アクチュエータを変位量の比較的大きな範囲で動作させることになり、温度上昇を招き易い。
本発明の目的は、光ディスク画像形成装置における温度上昇を低減し、光ピックアップの構成部品の特性劣化や部品の損傷などを防止することである。
本発明は、光ディスクにレーザビームを照射して画像データに対応する可視画像を形成する光ディスク画像形成装置であって、光ディスクを回転させるスピンドルモータと、画像データに対応するレーザビームを発生するレーザ光源、光ディスクにレーザビームを照射する対物レンズ、および対物レンズを上記光ディスクの半径方向にシフトさせるアクチュエータを有するピックアップと、ピックアップを支持するスライダを光ディスクの半径方向に移動させるステッピングモータと、ピックアップ付近の温度を検出する温度センサと、ステッピングモータとアクチュエータの動作を制御する移動制御部とを備える。移動制御部は、温度センサにて検出した温度に応じて、スライダの移動間隔と対物レンズのシフト量を変更する。ここに、温度センサが検出した温度が画像形成開始前の温度よりも閾値以上上昇している場合、移動制御部は、スライダの移動間隔と対物レンズのシフト量を小さく設定する。そして、対物レンズのシフト量を小さく設定する際、アクチュエータへの駆動電流の最大値を下げる。
本発明によれば、光ディスク画像形成装置における温度上昇を抑えて、光ピックアップの構成部品の劣化を防止し、安定して良好な画像形成を実現できる。
図1は、本発明による光ディスク画像形成装置の一実施例を示すブロック図である。本実施例の装置は、装着した光ディスク1をスピンドルモータ2にて回転させ、ピックアップ7からレーザビームを光ディスク1の画像形成面(レーベル面)に照射し、可視画像(図形や文字など)を記録する。ピックアップ7は、支持台であるスライダ11とともに、ステッピングモータ12の回転により光ディスクの半径方向に移動する。
スピンドルモータ2はドライバ3により駆動され、スピンドル制御部4は、フォトエンコーダ5、EFG検出部6の検出した回転速度信号と回転位置(回転角)信号により、スピンドルモータ2の回転を制御する。この制御は、フィードバック制御である。
ステッピングモータ12はドライバ13により駆動され、スライダ制御部14は、スライダ11をディスク半径方向に所定間隔で移動させるよう、ステッピングモータ12を制御する。
ピックアップ7は、レーザ光源であるレーザダイオード(LD)8と、光ディスクにレーザビームを照射する対物レンズ9、および対物レンズ9を半径方向にシフトさせるアクチュエータ10を有する。ピックアップ7には、これ以外にフォーカス制御機構、光検出器などを有するがここでは省略する。アクチュエータ10はドライバ15により駆動され、ムービングコイルに駆動電流を流すことで対物レンズ9をシフトさせる。トラッキング制御部16は、対物レンズ9を所定間隔(トラックピッチ)でシフトさせ、所望のトラック位置になるよう制御する。ただしディスク上の半径方向の位置情報を用いないので、この制御はオープン制御となっている。
マイコン18は、ホストPC23からインタフェース22を介して画像データを入力し、画像データに対応した記録パルス信号を生成し、ドライバ19を介してレーザダイオード(LD)8に供給する。その際記録信号を、光ディスクの回転位置(回転角)とピックアップの半径位置(トラック位置)に同期して供給することで、光ディスクのレーベル面に所望の2次元の可視画像を形成する。
本実施例では、ピックアップ7の付近に温度センサ20を設け、温度変化検出部21にて温度上昇を検出する。温度センサ20は、ピックアップ7の内部に設けてもよい。そして温度変化が所定値以上生じたら、移動量設定部17はスライダ制御部14とトラッキング制御部16の移動量の設定値を変更する。これにより、スライダの移動間隔とレンズのシフト量を周囲温度に合わせて最適に制御する。
一般に光ディスク画像形成装置では、装置内の温度上昇が大きい。温度上昇の原因として、レーザ発光部、アクチュエータ、スピンドルモータ、ステッピングモータ、制御回路での発熱があげられる。特にピックアップ周辺の温度上昇は記録性能に直結するので問題となる。本実施例では、アクチュエータに印加する電流を減らすことで、ピックアップ周辺の温度上昇を抑えるようにする。そこで、温度上昇が所定値以上になった場合、スライダの移動間隔を小さくしかつレンズシフト量を小さくすることで、アクチュエータへの印加電流を少なくし発熱を防ぐようにする。スライダ移動間隔を小さくするとトータルの画像形成時間は長くなるので、温度上昇が所定値以下になったら、スライダの移動間隔とレンズシフト量を通常の値に切替えて、画像形成時間を短縮する。
温度センサ20は、ピックアップ近傍における記録開始時の温度と記録中の温度を検出する。温度上昇が閾値以上になればスライダの移動間隔を小さくし、閾値以下になれば通常の移動間隔に戻す。レンズシフト量は、スライダの移動間隔に連動して変化させ、移動間隔が小さければレンズシフト量も小さくする。
図2は、光ディスク画像形成装置におけるスライダと対物レンズの基本動作の一例を説明する図である。光ディスク1の半径方向に、スライダ11と対物レンズ9が移動する位置をステップ順に示す。まずスライダ11は、ステッピングモータ12を駆動し半径方向に間隔Sで移動する。この間隔Sを「スライダ移動間隔」と呼ぶ。これにより、例えばスライダ11の中心11cは、半径位置r、r、・・・の順に移動する(ステップ(1)(5))。
一方対物レンズ9は、アクチュエータ10を駆動することでスライダ11の対し左右に幅Lだけ移動(シフト)させる(ステップ(1)(2)(3))。その時、アクチュエータの中点(駆動電流=0)における対物レンズ9の位置をスライダ11の中心位置11cに合わせるようにする。このシフト量Lを「レンズシフト量」と呼ぶ。そしてこのレンズシフト範囲内で、複数本のトラックに対しレーザ光を照射し画像を形成する。その場合のトラックピッチは、要求される画質性能(解像度など)から別途定められる。対物レンズ9がディスク上を隙間なく連続に走査するためには、S=2Lとすればよい。
対物レンズがスライダ上を±L(図ではrからrまで)だけシフトが完了すると、スライダはr位置から次の位置rへ移動する(ステップ(5))。以後、スライダ11と対物レンズ9の動きは交互に行われ、画像データが全て終了するまで繰返す。なお、スライダ移動時には対物レンズの戻り動作が伴い、図2では、一旦スライダの中心に戻す場合を示す(ステップ(4))。スライダと対物レンズの基本動作は、これに限らず各種の組合わせが可能である。
図3は、本実施例において、温度上昇に伴いスライダ移動間隔とレンズシフト量をどのように切替えるかの一例を示す図である。初期温度をT0、記録中の温度をT1とし、温度上昇ΔT=T1−T0を求め、温度上昇ΔTが閾値ΔTth(例えば10℃)以上かどうかで切替える。
図3(a)は温度上昇が小さい場合(ΔT<ΔTth)である。この場合はスライダ移動間隔Sを通常の値(大きな値)に設定し、例えばS0=250μmとする。これに応じて、レンズシフト量をL0=±125μmとし、この範囲でトラックを例えばN0=8本(これを規定トラック数とする)記録する。この場合はレンズシフト量L0が大きいので、アクチュエータ10に印加する駆動電流もこれにほぼ比例して大きくなる。
図3(b)は温度上昇が大きい場合(ΔT≧ΔTth)である。この場合はスライダ移動間隔Sを小さく設定し、例えば上記(a)の場合の半分であるS1=125μmに切替える。これに応じて、レンズシフト量をL1=±62.5μmとし、この範囲で規定トラック数を例えばN1=4本記録する。この場合はレンズシフト量L1が上記(a)の1/2と小さいので、アクチュエータ10に印加する駆動電流もほぼ1/2に低減する。その結果、アクチュエータ10での発熱を低減し、ピックアップおよびその周辺の温度上昇を抑えることができる。
図3では、スライダ移動間隔Sとレンズシフト量Lを2段階で切替える場合を述べたが、温度上昇の閾値ΔTthを複数個設けて、複数段で切替えることも可能である。例えば、さらに移動量の小さいS2=62.5μm、L2=±31.3μmの場合を追加する。あるいは、移動量S、Lを小さく設定したものの温度上昇が閾値ΔTthを越えている場合は、移動量S、Lをさらに小さく設定するようにしてもよい。
図4は、レンズシフトのためにアクチュエータを駆動させた場合の、ピックアップ周囲の温度上昇を測定した結果を示す図である。横軸はレンズシフト量であり、縦軸は駆動前と比較した温度上昇分を示す。レンズシフト量を小さくすることでアクチュエータへの駆動電流を低減し、その結果温度上昇を抑える効果が認められる。なお、ここで示した値は一例であり、温度上昇の大きさはピックアップ周囲の装置構造により左右されることは言うまでもない。
本実施例によれば、ピックアップ内の温度上昇を抑えて、ピックアップの構成部品の劣化を防止し、安定して良好な画像形成のために寄与する。
図5は、本実施例の光ディスク画像形成装置における画像形成のフローチャートを示す図である。これに沿って画像形成処理の流れを説明する。
光ディスクが装着され(S501)、画像形成動作の前に、温度センサ20によりピックアップ周囲の温度を測定し、初期温度T0として温度変化検出部21にて記憶する(S502)。画像形成開始の指示を受けると、ホストPC23から画像データを受け取り記録開始の準備をする(S503)。まず温度センサ20にて現在温度T1を測定し、温度変化検出部21は初期温度T0からの温度上昇ΔT(=T1−T0)を求め、温度上昇ΔTが閾値ΔTth(例えば10℃)以上であるかどうかを判定する(S505)。
温度上昇がΔT<ΔTthであれば(S505でNo)、移動量設定部17は、スライダ移動間隔SをS0(例えば250μm)に設定する。またこれに伴い、別途決められているトラックピッチTpにより、1箇所のスライダ位置において記録する規定トラック数NをN0(例えば8本)に設定する(S506)。
温度上昇がΔT≧ΔTthであれば(S505でYes)、移動量設定部17は、スライダ移動間隔SをS1(例えば125μm)に設定する。またこれに伴い、1箇所のスライダ位置において記録する規定トラック数NをN1(例えば4本)に設定する(S507)。
スライダ制御部14は、スライダ11を初期位置に移動させる(S508)。ここで初期位置は、スライダ移動間隔Sの値と規定トラック数Nの値に応じて調整する。そして、トラッキング制御部16は、対物レンズ9を初期位置へシフトさせる(S509)。この初期位置は規定トラック数Nの値で決まるもので、例えばアクチュエータ10の中点位置からTp×N/2の距離だけシフトした位置を起点とすればよい。
次に、1トラック分ずつ画像データの信号を記録し画像を形成する(S510)。記録した画像データが最終トラックのものであるかどうかを判定し(S511)、最終トラックであれば画像形成を終了する(S520)。最終トラックでなければ、次のトラックへトラックピッチTpだけレンズシフトを行う(S512)。そして現在のスライダ位置にて規定回数Nだけ記録したかを判定する(S513)。規定回数Nに満たない場合はS510に戻り1トラック分の記録を行い、以下繰返す。
S513で規定回数Nに達していればスライダを次の位置へ移動させる訳であるが、その移動条件を再度調整する。まず現在温度T1を測定し(S514)、初期温度T0からの温度上昇ΔT(=T1−T0)を求め、温度上昇ΔTが閾値ΔTth以上であるかどうかを判定する(S515)。
温度上昇がΔT<ΔTthであれば、スライダ移動間隔SをS0に設定する。また1箇所のスライダ位置において記録する規定トラック数NをN0に設定する(S516)。温度上昇がΔT≧ΔTthであれば、スライダ移動間隔SをS1に設定する。また規定トラック数NをN1に設定する(S517)。これらの設定は、上記S506、S507と同様である。
スライダ制御部14は、スライダ11を間隔Sだけ移動させる(S518)。またトラッキング制御部16は、対物レンズ9を初期位置へシフトさせる(S519)。そして、S510に戻り1トラック分ずつ記録を行う。以下、全ての画像データを記録終了するまでこれを繰返す。
上記のフローチャートによれば、画像形成中の温度上昇に的確に対応して移動量設定を行うことができる。まず、画像形成開始時点で既に閾値以上の温度上昇が認められれば、初期設定としてスライダ移動間隔Sを小さくする。そして、ディスク全面に画像を形成する際記録途中で温度は徐々に上昇していくが、上記によればスライダが移動する毎に温度上昇をチェックしているので、こまめに移動条件の調整が可能になる。また、移動条件を調整した結果温度上昇が閾値未満に低減した場合には、移動条件を元に戻し(移動間隔大)、画像形成時間の短縮化を図ることができる。
上記の実施例では、温度上昇時に、スライダ移動間隔Sとこれに伴う規定トラック数Nを変更することで、レンズシフト量を減少させているが、これ以外の方法でも可能である。例えば、レンズシフト量に対応するアクチュエータの駆動電流を予め求めておく。そして、アクチュエータへの駆動電流を直接検出し、駆動電流が閾値を越えたらスライダを次の位置へ移動させるようにしておく。そして、温度上昇時に駆動電流の閾値を変更する(電流最大値を下げる)ことで、温度上昇を抑えることができる。
上記の実施例では、温度上昇の判定として、ディスク装着後の記録開始前の温度(初期温度T0)を基準温度として、それに対する温度上昇分を求めている。基準温度はこれに限らず、装置動作の手順に合わせ適宜設定することができる。また、温度変化分ではなく、現在温度T1がある許容温度Tth(例えば50℃)を超えているかどうかを判定し、移動条件を切替えるようにしてもよい。
本発明による光ディスク画像形成装置の一実施例を示すブロック図。 スライダと対物レンズの基本動作を説明する図。 温度上昇時のスライダ移動間隔とレンズシフト量の切替えを示す図。 レンズシフドによるピックアップ周囲の温度上昇を示す図。 画像形成のフローチャートを示す図。
符号の説明
1…光ディスク、2…スピンドルモータ、4…スピンドル制御部、7…ピックアップ、8…レーザダイオード(LD)、9…対物レンズ、10…アクチュエータ、11…スライダ、12…ステッピングモータ、14…スライダ制御部、16…トラッキング制御部、17…移動量設定部、18…マイコン、20…温度センサ、21…温度変化検出部、23…ホストPC、S…スライダ移動間隔、L…レンズシフト量。

Claims (5)

  1. 光ディスクにレーザビームを照射して画像データに対応する可視画像を形成する光ディスク画像形成装置において、
    上記光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
    上記画像データに対応するレーザビームを発生するレーザ光源、上記光ディスクにレーザビームを照射する対物レンズ、および該対物レンズを上記光ディスクの半径方向にシフトさせるアクチュエータを有するピックアップと、
    該ピックアップを支持するスライダを上記光ディスクの半径方向に移動させるステッピングモータと、
    上記ピックアップ付近の温度を検出する温度センサと、
    上記ステッピングモータと上記アクチュエータの動作を制御する移動制御部とを備え、
    該移動制御部は、上記温度センサにて検出した温度に応じて、上記スライダの移動間隔と上記対物レンズのシフト量を変更することを特徴とする光ディスク画像形成装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク画像形成装置であって、
    前記移動制御部は、前記ステッピングモータにより前記スライダを移動させる毎に、前記検出した温度に応じて、前記スライダの移動間隔と前記対物レンズのシフト量を変更することを特徴とする光ディスク画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の光ディスク画像形成装置であって、
    前記温度センサが検出した温度が画像形成開始前の温度よりも閾値以上上昇している場合、前記移動制御部は、前記スライダの移動間隔と前記対物レンズのシフト量を小さく設定することを特徴とする光ディスク画像形成装置。
  4. 請求項3記載の光ディスク画像形成装置であって、
    前記対物レンズのシフト量を小さく設定する際、前記アクチュエータへの駆動電流の最大値を下げることを特徴とする光ディスク画像形成装置。
  5. 光ディスクにレーザビームを照射して画像データに対応する可視画像を形成する光ディスク画像形成装置において、
    上記光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
    上記画像データに対応するレーザビームを発生するレーザ光源、上記光ディスクにレーザビームを照射する対物レンズ、および該対物レンズを上記光ディスクの半径方向にシフトさせるアクチュエータを有するピックアップと、
    該ピックアップを支持するスライダを上記光ディスクの半径方向に移動させるステッピングモータと、
    上記ピックアップ付近の温度を検出する温度センサと、
    上記ステッピングモータと上記アクチュエータの動作を制御する移動制御部とを備え、
    該移動制御部は、上記温度センサにて検出した温度が所定値以上になった場合、上記アクチュエータへの駆動電流の最大値を下げることを特徴とする光ディスク画像形成装置。

JP2006065295A 2006-03-10 2006-03-10 光ディスク画像形成装置 Pending JP2007242177A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006065295A JP2007242177A (ja) 2006-03-10 2006-03-10 光ディスク画像形成装置
US11/543,702 US20070217768A1 (en) 2006-03-10 2006-10-04 Optical disc image forming apparatus
CN200610144459.4A CN101034561A (zh) 2006-03-10 2006-11-08 光盘图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006065295A JP2007242177A (ja) 2006-03-10 2006-03-10 光ディスク画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007242177A true JP2007242177A (ja) 2007-09-20

Family

ID=38543023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006065295A Pending JP2007242177A (ja) 2006-03-10 2006-03-10 光ディスク画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070217768A1 (ja)
JP (1) JP2007242177A (ja)
CN (1) CN101034561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238345A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sanyo Electric Co Ltd 光ピックアップ装置
JP2015049921A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 三菱電機株式会社 光ディスク装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5985178B2 (ja) * 2011-11-24 2016-09-06 Ntn株式会社 モータの制御装置
US9177593B2 (en) 2013-05-17 2015-11-03 Doug Carson & Associates, Inc. Image archive disc

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100302447B1 (ko) * 1996-03-26 2001-09-22 모리시타 요이찌 광학식기록재생장치
US6249495B1 (en) * 1997-02-27 2001-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor control method and disk drive apparatus
JP3775357B2 (ja) * 2002-06-27 2006-05-17 ヤマハ株式会社 光ディスク記録装置
JP4287712B2 (ja) * 2003-08-08 2009-07-01 株式会社日立エルジーデータストレージ 光ディスク装置、及び、そのためのデータ書き込み方法
TW200627425A (en) * 2005-01-28 2006-08-01 Lite On It Corp Method for compensating frequency response of an actuator in an optical disc drive
CN101189664A (zh) * 2005-05-30 2008-05-28 皇家飞利浦电子股份有限公司 预测双层盘中的dvd可记录的记录参数

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238345A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sanyo Electric Co Ltd 光ピックアップ装置
JP2015049921A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 三菱電機株式会社 光ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070217768A1 (en) 2007-09-20
CN101034561A (zh) 2007-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2010038311A1 (ja) 光ディスクドライブ装置及び追加記録方法
JP2007242177A (ja) 光ディスク画像形成装置
JP4331753B2 (ja) 光ディスク装置および光ディスク装置の集積回路
JP2008276843A (ja) レーザー駆動方法及び光ディスク記録再生装置
JP2008542959A (ja) デュアルレイヤディスクでのdvd記録可能記録パラメータの予測
JP2008123647A (ja) 光ディスク装置とその記録パワー補正方法
JP2007102935A (ja) 光ディスク装置及び対物レンズの退避移動制御方法
US7983119B2 (en) Optical disc apparatus
US20110069600A1 (en) Optical recording-reproducing apparatus
JP2006202377A (ja) 光ディスク装置
JP2005063566A (ja) 光ディスク再生装置
JP2008192221A (ja) 光ディスク装置におけるフォーカスサーボ方法
JP2008204516A (ja) 光ディスク装置
JPWO2008096435A1 (ja) 描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
EP1865498A2 (en) Temperature gain compensation system and method for disc label laser etching process
JP2006134422A (ja) 光ディスク装置
JP4470863B2 (ja) 光ディスク装置
JP2010176716A (ja) 光ディスク装置
JP2002352447A (ja) 光ディスク装置
JP2010257553A (ja) レーザ駆動装置及び情報記録装置
JP2009295238A (ja) 光ディスク装置および光ヘッド調整方法
JP2006323959A (ja) 光ディスク装置のフォーカス制御方法及び光ディスク装置
JP2008059729A (ja) 光ディスク装置およびそのフォーカス制御方法
JP2008262656A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2005071541A (ja) 光ディスク装置および記録再生方法