JP2005071541A - 光ディスク装置および記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ライトパワーやイレースパワーに影響を与えることなく、高速記録における記録品質を向上させる。
【解決手段】 書き換え型の光ディスクと、この光ディスクに対して照射するレーザ光を発する発光素子と、の相対的な移動に際して、リードパワーPrのレーザ光を照射することで光ディスクに記録された情報の再生を行ない、光ディスクと発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーPwのレーザ光とライトパワーPwよりも小さいボトムパワーPbのレーザ光とを発光素子から交互に出射するマルチパルス方式での情報の記録を行なう光ディスク装置で、ボトムパワーPbをゼロとすることにより、ボトムパワーPbで発光されるレーザ光を消灯状態とするようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ディスク装置および記録再生方法に関する。
CD−RWに対する記録に際しては、反射率の異なる結晶相とアモルファス相を可逆的に変化させることで記録が行なわれる。記録膜が結晶相になるかアモルファス相になるかは加熱後の冷却速度に依存し、徐冷すると結晶相になり、急冷するとアモルファス相になる。
実際には、或る一定のイレースパワーPeを有するレーザ光線を走査すると結晶相(スペース)となり、大きなライトパワーPwと小さなボトムパワーPbとを短時間に繰り返すレーザ光線を走査するとアモルファス相(マーク)となる。
そして、このようにして記録したCD−RWに対して、リードパワーPrのレーザ光を照射することで、アモルファス相部分をマークとして読み取る。
従来では、ボトムパワーPbとリードパワーPrとが同じであっても、十分な記録品質を得ることができる。
しかしながら、近年のCD−RWメディア(以降、CD−RWとする)における記録膜の改良により、CD−RWに対する記録可能速度が向上している。そして、この記録速度の向上に伴い、パワーマージンが減少する傾向が見られ、低速に比べ安定した記録品質を得ることが困難になってきている。
従来の光ディスク装置における技術の一部について以下に説明する。
<技術1>
マークデータ長が2T増加する度に加熱パルスと冷却パルスとの個数を各々1個増加させることで、高速記録時であっても十分な加熱・急冷を可能とするようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
<技術2>
レーザダイオード(以降、LD)においては、ある一定値以上の発光パワーを得るための消費電流と発光パワーとの間の関係に直線関係が成立する。このため、イレースパワーPe,ライトパワーPwの設定を容易に行なうことができる。
現在では、多くのノート型パーソナルコンピュータ(ノート型PC)にCD−Rドライブが搭載されている。ノート型PCは、一般的にバッテリで駆動されるため、周辺装置であるCD−Rドライブも省力設計が要求される。
CD−Rメディア(以降、CD−R)に対する記録に際しては、記録膜を焼き切るようなイメージでピットを形成する。実際には、スペースを形成する領域を走査する期間ではリードパワーPrのレーザ光を照射し、マークを形成する領域を走査する期間ではライトパワーPwのレーザ光を照射することによって行なわれる。
<技術3>
多くの既製品レーザドライバは、各チャネルの最大許容電流が異なる。これはチャネルによりリード用、ライト用の用途が決められており、その用途に見合った電流設計がなされているからである。例えば、3つのチャネルを有する記録装置において、チャネル1は50mA、チャネル2は150mA、チャネル3は100mAと言った具合に電流設計がなされている。また、例えば、CD−Rの場合にはチャネル1をリードパワー用にチャネル2をライトパワー用にチャネル3をピークパワー用に使用し、CD−RWの場合はチャネル1をベースパワー用にチャネル2をイレースパワー用にチャネル3をライトパワー用に使用する。
なお、従来の光ディスク装置では、CD−Rに対する記録速度に比べてCD−RWの記録速度は低速であるため、その記録パワーに不足を感じることは無い。
特開2002−334433公報
しかしながら、上述したような従来の光ディスク装置における技術では、以下に示すような課題を有している。
<課題1>
上述したようなCD−RWに対する記録を行なう従来の光ディスク装置におけるLDは、発光パワーの小さい領域において、消費電流と発光パワーとの間の関係に直線性がなくなるという性質を有している。このため、イレースパワーPeをあまりにも小さくすると、イレースパワーPe,ライトパワーPwの設定に障害が発生してしまう。
そこで、本発明の目的は、ライトパワーやイレースパワーに影響を与えることなく、高速記録における記録品質を向上させることである。
<課題2>
また、一般的に、LDにおいてリードパワーPrでの発光パワーは小さく設定されている。しかしながら、LDにおける消費電流と発光パワーとの関係は、リードパワーPrのような小さなパワーでであっても大きな消費電流を必要とする。このため、必要とする発光パワーが小さいにも拘わらず、不必要に多くの電流が必要となっている。
本発明の別の目的は、スペース形成領域における消費電流をなくし、記録に際しての消費電流を低減することである。
<課題3>
近年では、CD−Rの記録速度が限界となりつつある。一方で、CD−RWの記録速度は増加している。このため、現在では、CD−RWに対する記録に際して、十分な記録パワーが出せなくなる問題が発生している。例えば、イレースパワーに必要な電流が80mAであって、ライトパワーに必要な電流が120mAであるために、チャネル3の許容電流がオーバーしてしまうという不具合が発生する。
また、発光パワーの設定、つまりLDを駆動するための電流源の設定指示には、DAコンバータ(以降、DACという)が使用される。発光パワーの最大値と設定分解能を考慮すると、現状では10bitのDACが必要とされるが、DACのチップ面積は意外に大きく、ビット数の削減によるコストダウンが期待されている。
本発明のまた別の目的は、予め決められた用途に応じて各電流源の電流設計がなされている場合にも、必要とされる電流値に応じてパワー設定範囲を広げることである。
請求項1記載の発明の光ディスク装置は、可逆的な相変化による情報の記録消去が可能な光ディスクに対して照射するレーザ光を発する発光素子と、前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光とライトパワーよりも小さいボトムパワーのレーザ光とを前記発光素子から交互に出射するマルチパルス方式での情報の記録を行なう記録手段と、を具備し、前記記録手段は、ボトムパワーをゼロとする。
したがって、ボトムパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となる。
請求項2記載の発明の光ディスク装置は、不可逆的な相変化による情報の記録が可能な光ディスクに対して照射するレーザ光を電流源からの電流値に応じて発光する発光素子と、前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し、記録マーク間のスペース形成領域に対してライトパワーよりも小さいリードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで情報の記録を行なう記録手段と、を具備し、前記記録手段は、リードパワーをゼロとする。
したがって、リードパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となる。
請求項3記載の発明の光ディスク装置は、情報の記録が可能な光ディスクに対して照射するレーザ光を複数の電流源からの合計電流値に応じて発光する発光素子と、前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し、記録マーク消去領域に対してイレースパワーのレーザ光を前記発光素子から出射するように各電流源からの電流値を制御することで情報の記録を行なう記録手段と、ライトパワーの大きさとイレースパワーの大きさとに応じて、ライトパワーのレーザ光を出射させる電流源とイレースパワーのレーザ光を出射させる電流源とを切替可能に設定する電流源設定手段と、を具備する。
したがって、必要とされる電流値に応じてチャネルを入れ替えることが可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の光ディスク装置において、リードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に調整可能なリードパワー設定手段を具備し、前記記録手段は、前記リードパワー設定手段によりリードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に変化させることにより発光素子を発光させる合計電流値を調整する。
したがって、一般的に、最大パワーは小さいが設定分解能の高い電流値を有する電流源に設定されるリードパワーを調整することで、記録に際しての合計電流値の設定精度を向上させることができる。
請求項5記載の発明の記録再生方法は、レーザ光を発する発光素子と、可逆的な相変化による情報の記録消去が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光とライトパワーよりも小さいボトムパワーのレーザ光とを前記発光素子から交互に出射するマルチパルス方式での情報の記録を行なう記録再生方法において、記録に際してのボトムパワーをゼロとする。
したがって、ボトムパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となる。
請求項6記載の発明の記録再生方法は、電流源からの電流値に応じたレーザ光を発する発光素子と、不可逆的な相変化による情報の記録が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し記録マーク間のスペース形成領域に対してライトパワーよりも小さいリードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで情報の記録を行なう記録再生方法において、記録に際してのリードパワーをゼロとする。
したがって、リードパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となる。
請求項7記載の発明の記録再生方法は、複数の電流源からの合計電流値に応じたレーザ光を発する発光素子と、情報の記録が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し記録マーク消去領域に対してイレースパワーのレーザ光を前記発光素子から出射するように各電流源からの電流値を制御することで情報の記録を行なう記録再生方法において、ライトパワーの大きさとイレースパワーの大きさとに応じて、ライトパワーのレーザ光を出射させる電流源とイレースパワーのレーザ光を出射させる電流源とを切替可能に設定する。
したがって、必要とされる電流値に応じてチャネルを入れ替えることが可能となる。
請求項8記載の発明は、請求項5、6または7記載の記録再生方法において、記録に際してのリードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に変化させることにより発光素子を発光させる合計電流値を調整する。
したがって、一般的に、最大パワーは小さいが設定分解能の高い電流値を有する電流源に設定されるリードパワーを調整することで、記録に際しての合計電流値の設定精度を向上させることができる。
請求項1記載の発明の光ディスク装置によれば、ボトムパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となるので、記録マーク形成に際しての冷却期間、すなわち、ボトムパワーで発光素子を発光させる期間において発生させる急冷用パルスのパワーのみを低くすることができ、ライトパワーやイレースパワーに影響を与えることなく、高速記録における記録品質を向上させることができる。
請求項2記載の発明の光ディスク装置によれば、リードパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となるので、スペース形成領域における消費電流をなくし、記録に際しての消費電流を低減することができる。
請求項3記載の発明の光ディスク装置によれば、必要とされる電流値に応じてチャネルを入れ替えることが可能となるので、予め決められた用途に応じて各電流源の電流設計がなされている場合にも、必要とされる電流値に応じてパワー設定範囲を広げることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の光ディスク装置において、一般的に、最大パワーは小さいが設定分解能の高い電流値を有する電流源に設定されるリードパワーを調整することで、記録に際しての合計電流値の設定精度を向上させることができるので、コストを低減しつつ、必要な発光パワーと設定分解能とを得ることができる。
請求項5記載の発明の記録再生方法によれば、ボトムパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となるので、記録マーク形成に際しての冷却期間、すなわち、ボトムパワーで発光素子を発光させる期間において発生させる急冷用パルスのパワーのみを低くすることができ、ライトパワーやイレースパワーに影響を与えることなく、高速記録における記録品質を向上させることができる。
請求項6記載の発明の記録再生方法は、リードパワーで発光されるレーザ光は消灯状態となるので、スペース形成領域における消費電流をなくし、記録に際しての消費電流を低減することができる。
請求項7記載の発明の記録再生方法によれば、必要とされる電流値に応じてチャネルを入れ替えることが可能となるので、予め決められた用途に応じて各電流源の電流設計がなされている場合にも、必要とされる電流値に応じてパワー設定範囲を広げることができる。
請求項8記載の発明は、請求項5、6または7記載の記録再生方法において、一般的に、最大パワーは小さいが設定分解能の高い電流値を有する電流源に設定されるリードパワーを調整することで、記録に際しての合計電流値の設定精度を向上させることができるので、コストを低減しつつ、必要な発光パワーと設定分解能とを得ることができる。
本発明を実施するための最良の一実施の形態について図1ないし図4を参照して説明する。本実施の形態は、光ディスク装置への適用例を示す。
図1は、本発明を実施するための最良の一実施の形態の光ディスク装置を示す全体ブロック図である。光ディスク装置1は、光ディスク2を回転駆動する移動手段としてのスピンドルモータ3を備えている。スピンドルモータ3は、後述するモータドライバ4およびサーボ処理手段(図1中、サーボ処理)5とによって、線速度または角速度が一定になるように制御される。本実施の形態の光ディスク装置1では、線速度または角速度を段階的に変更することが可能である。
光ディスク装置1は、光ディスク2に対してレーザ光を照射するための光ピックアップ6を備えている。公知の技術であるため図示および説明を省略するが、光ピックアップ6は、半導体レーザ(以降、単にLDとする(図2参照))、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子およびポジションセンサ等を備えている。また、光ピックアップ6は、光ピックアップ6を移動可能とする図示しないシークモータを備えている。光ディスク装置1における光ピックアップ6が備えるフォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータおよびシークモータは、受光素子やポジションセンサから得られた信号に基づいて、モータドライバとサーボ処理とにより駆動制御される。これにより、レーザスポットが目的の場所に位置するように制御される。
公知の技術であるため説明を省略するが、光ディスク2に記録された情報を読み取る(リード)の場合、光ピックアップ6で得られた再生信号は、リードアンプ7で増幅されて2値化された後、CDデコーダ8に入力されてデインターリーブとエラー訂正の処理を受ける。続いて、このデータは、CD−ROMデコーダ/エンコーダ9に入力されてデータの信頼性を高めるためにエラー訂正の処理を受ける。その後、エラー訂正されたデータは、バッファマネージャ10により一旦バッファメモリ11に蓄えられ、セクタデータとして揃ったところでATAPIまたはSCSIインターフェース等のホストI/F12を介して図示しないホストへ一気に送られる。ここに、再生手段が実現される。
公知の技術であるため説明を省略するが、光ディスク2に対して情報を記録する(ライト)の場合、ATAPIまたはSCSIインターフェース等のホストI/F12を介してホストから送られてきたデータは、バッファマネージャ10により一旦バッファメモリ11に蓄えられる。バッファメモリ11にある程度データが貯まったところでライトを開始する。
ところで、ライトを開始する前には、レーザスポットを書き込み開始地点に位置させなければならない。この開始地点は、トラックの蛇行により予め光ディスクに刻まれているウォブル信号によって求めることができる。公知の技術であるため説明を省略するが、ウォブル信号には、ATIPと呼ばれる絶対時間情報が含まれており、この絶対時間情報はATIPデコーダ13によって取り出すことができる。ATIPデコーダが生成する同期信号は、CDエンコーダ14に入力され、正確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。
バッファメモリ11のデータは、CD−ROMデコーダ/エンコーダ9やCDエンコーダ14においてエラー訂正コードの付加やインターリーブが行われて、LDドライバ15、光ピックアップ6を介して光ディスク2に記録される。ここに、記録手段が実現される。
これらのリードおよびライトにおける一連の制御は、光ディスク装置1が備えるシステムコントローラ(CPU)16が行なっている。このシステムコントローラ16には、バスを介して、ワークメモリ17、プログラムメモリ18が接続されている。
ワークメモリ17は、プログラム実行時にスタック情報や変数が記憶される。
プログラムメモリ18は、主に、システムコントローラ用プログラムの記憶用であり、ファームウェアをアップデートするための書き換えプログラムや光ディスク2に対するリードやライトを行なうプログラム等を記憶している。
システムコントローラ16は、バッファマネージャ10を介してバッファメモリ11に対するアクセスが可能である。このバッファメモリ11には、光ディスク2に対するリードデータやライトデータが記憶される。システムコントローラ16は、バッファメモリ11に対してアクセスすることで、ヘッダ情報やサブコード情報を取得したり付加したりすることができる。なお、ヘッダ情報やサブコード情報については公知の技術であるため説明を省略する。
次に、LDドライバ15周辺について、光ピックアップ6におけるLD制御を中心にして説明する。図2は、図1のLDドライバ15周辺をLD制御を中心にして図1よりも詳細に示すブロック図である。光ピックアップ6における発光素子としてのLD19の点灯/消灯を駆動制御するLDドライバ15は、3チャネルの電流増幅器20,21,22を内蔵しており、各電流増幅器20,21,22に入力された電流を決められた割合で増幅し、加算合成した電流によって光ピックアップ6におけるLD19を駆動する。
各電流増幅器20,21,22は、出力電流を高速にON/OFFすることが可能である。また、各電流増幅器20,21,22は、書き込みパルス生成部23からのEFM1,EFM2,EFM3信号によって制御される。
I1の範囲内で加えられる電流(以降、電流I1)をON/OFFするための信号は、EFM1の他に、常時ONしておくための信号と常時OFFしておくための信号とのいずれか一方を選択可能とされている。電流I1は、LDを消灯したり光ディスク2を再生に際して点灯したりする時に、ON/OFFの切り換えが行なわれる。
フォトディテクタ(以降、PD)24は、LD19を目的のパワーで発光させるための検出器である。PD24における電流値は、LD19における発光量に応じて変化する。PD24における電流は、図示しないI/V変換器でI/V変換された後、増幅器25で増幅されて、P1電流制御部26,P2電流制御部27,P3電流制御部28に入力される。各電流制御部26,27,28には、それぞれP1DAC29,P2DAC30,P3DAC31が接続されていている。
P1電流制御部16,P2電流制御部27,P3電流制御部28は、必要に応じてPD信号をサンプルホールドすることでLD19の発光パワーを求め、予め設定されている目標パワーと比較し、目標パワーとなるような電流をLDドライバ15へ送るように制御する。
ここで、図3は、LD19における消費電流と発光パワーとの関係を示すグラフである。図3から判るように、LD19においては、電流を流し始めてからある一定の電流を流すまで、電流を増加させても発光量が目立って増加しない領域がある。具体的には、発光パワーP1のように、低い発光パワーであっても電流I1の範囲のように多くの電流を必要とする。
ところで、記録に際して必要な発光パワーは、電流I1をベースにI2の範囲内で加えられる電流(以降、電流I2),I3の範囲内で加えられる電流(以降、電流I3)を加算して生成される。この方法は、チャネルの最大電流を低く抑えることができることと、LD電流と発光パワーとが比例する領域を使用してライトパワー制御を行なえるため制御が容易であるという利点がある。
ここで、図4は、CD−RWを光ディスク2とした場合の、光ディスク2への記録に際しての書き込みパルスとLD19における発光パワーとの関係を示すタイミングチャートである。図4中、EFMは、記録したいデータのEFMデータであり、Highがマーク、Lowがスペースを記録するためのパルスである。また、図4中、WGは、記録中を示すライトゲート信号である。さらに、図4中、EFM1,EFM2,EFM3は、LDドライバのチャネル電流をON/OFFする信号である。EFM1は、電流I1をON/OFFする。EFM2は、電流I2をON/OFFする。EFM3は、電流I3をON/OFFする。
図3中では、途中分割して示しているが、図4中A期間が記録に際しての書き込みパルスとLD19における発光パワーとの関係を示しており、図4中B期間が記録中の書き込みパルスとLD19における発光パワーとの関係を示しており、図4中C期間が記録終了に際しての書き込みパルスとLD19における発光パワーとの関係を示している。
ライトゲート信号WGは、記録開始前と記録終了後はLowとなる。また、ライトゲート信号WGがLowとなる期間、EFM1はHighである。このとき、LD19における発光パワーは、電流I1によって制御された電流によって、ボトムパワーPbと等しいパワーP1とされる(Pb=P1)。
マーク記録中は、EFM1,EFM2,EFM3がともにHighとなる状態(EFM1,EFM2,EFM3=High)と、EFM1,EFM2,EFM3がともにLowとなる状態(EFM1,EFM2,EFM3=Low)とが繰り返される。このとき、LDにおける発光パワーは、電流I1+電流I2+電流I3の電流によって、ライトパワーPwがライトパワーPw=P1+P2+P3のパワーとなる状態と、電流が0となるP0となる状態(消灯状態)とを繰り返すように制御される。
スペース記録中は、EFM1,EFM2=High,EFM3=Lowとなる。LDにおける発光パワーは、電流I1+電流I2の電流によって、イレースパワーPeがPe=P1+P2となるように制御される。
LD19においては、CD−RWを光ディスク2とした場合の光ディスク2に対する記録可能速度の向上に伴い、パワーマージンが減少する傾向が見られるが、記録速度が向上して記録品質が十分でない状況においては、急冷用パルスのパワーは低いほど記録品質が向上することが確認されている。
LD19において、発光パワーが小さく、消費電流と発光パワーとの間の関係に直線性がなくなる領域で、イレースパワーPeをあまりにも小さくすると、イレースパワーPe,ライトパワーPwの設定に障害が発生してしまう。
これに対し、本実施の形態では、冷却期間だけ電流I2,電流I3に加えて電流I1もOFFする。
これにより、冷却期間だけボトムパワーPbを0にすることができるので、高い記録速度領域における記録品質の向上を図ることができる。
次に、本発明の別の実施の形態について図5を参照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。以下、同様とする。
図5は、本発明の別の実施の形態の光ディスク装置1において、CD−Rを光ディスク2とした場合の光ディスク2への記録に際しての書き込みパルスとLD19の発光パワーとの関係を示すタイミングチャートである。図5中、EFM,WG,EFM1,EFM2,EFM3は、図4と同様である。また、各期間A,期間B,期間Cも同様である。
本実施の形態では、記録開始前および記録終了後において、ライトゲート信号WGをLowとする。また、このライトゲート信号WGがLowとなる期間中で、EFM1のみがHighである場合、LDの発光パワーを、I1の範囲で加えられる電流によってリードパワーPr=P1となるように制御する。
マーク記録中は、記録開始直後にEFM1,EFM2,EFM3をともにHighとし、LD19の発光パワーを電流I1+電流I2+電流I3の電流によってPp=P1+P2+P3となるように制御する。本実施の形態では、LDの発光パワーがPp=P1+P2+P3となるパルスをピークパルスとする。
なお、一般的に、このようなピークパルスは、ピット形成をより良好なものとするとされているが、メディアの種類によっては不要な場合もある。
その後、EFM1とEFM2とがHighとなりEFM3がLowとなる状態では、LDの発光パワーが、電流I1+電流I2の電流によってPp=P1+P2のパワーとなるように制御する。
ここで、CD−Rを光ディスク2とした場合、スペース部分は記録膜に対して何も行なわないにも拘わらず、従来ではスペース部分においてもPrのパワーで発光していた。
これに対し、本実施の形態では、EFM1,EFM2,EFM3をともにLowとすることにより、スペース部分における電流を0とした状態(=P0)で消灯させることができる。
ところで、近年では、多くのノート型PCにCD−Rドライブが搭載されている。一般的にノート型PCはバッテリで駆動されるため、周辺装置であるCD−Rドライブ(光ディスク装置1)に対しても省電力設計が要求される。
公知の技術であるが、CD−Rを光ディスク2とした場合の光ディスク2に対する記録に際しては、記録膜を焼き切るようにしてピットを形成し、データを記録する。このとき、CD−Rドライブでは、スペース形成領域においてリードパワーPrで発光させたレーザ光を照射し、マーク形成領域においてライトパワーPwで発光させたレーザ光を照射することによって記録を行なう。
ここで、スペース形成領域においては記録膜に対して何も行なわないため、情報の記録に際しては、リードパワーPrは0であっても支障がないと考えられる。
しかしながら、従来では、レーザ光源をリードパワーPrで発光させているため、図3に示すように、小さなリードパワーPrであっても大きな電流を消費している。
これに対し、本実施の形態では、リードパワーPrを0とすることにより、スペース形成領域を走査する期間中レーザ光を消灯状態とすることができるので、スペース形成領域における消費電流をなくし、記録に際しての消費電流を低減することができる。
次に、本発明のまた別の実施の形態について図6を参照して説明する。図6は、本発明のまた別の実施の形態のドライブ装置が備えるLDドライバ15周辺をLD19の制御を中心にして図2よりも詳細に示すブロック図である。図6に示すように、本実施の形態では、EFM2とEFM3とが、それぞれ電流I2をON/OFFするのか電流I3をON/OFFするのかを、相互に選択的に切り換え可能とする電流源設定手段としてのスイッチ部40を備えている。
なお、本実施の形態においては、電流I1の最大許容電流は50mA、電流I2の最大許容電流は150mA、電流I3の最大許容電流は100mAの条件が付けられている。
ところで、多くの既製品LDドライバは、各チャネルの最大許容電流が異なるように瀬定されている。これは、チャネルによりリード用、ライト用の用途が決められており、例えば、チャネル1は50mA、チャネル2は150mA、チャネル3は100mAといった具合に、各用途に見合った電流設計がされているからである。そして、CD−Rを光ディスク2とした場合は、チャネル1をリードパワー用にチャネル2をライトパワー用にチャネル3をピークパワー用に使用し、CD−RWを光ディスク2とした場合はチャネル1をベースパワー用にチャネル2をイレースパワー用にチャネル3をライトパワー用に使用するというように、予め用途が決められている。
従来では、CD−Rを光ディスク2とした場合の記録速度に比べてCD−RWを光ディスク2とした場合の記録速度の方が低速であったため、その記録パワーに不足を感じることは無かった。
しかしながら、近年では、CD−Rを光ディスク2とした場合の記録速度が限界となりつつあるが、CD−RWを光ディスク2とした場合の記録速度は依然増加しているため、CD−RWを光ディスク2とした場合の記録パワーが不十分となる問題が発生している。
例えば、イレースパワーに必要な電流が80mAでありライトパワーに必要な電流が120mAである場合には、チャネル3の許容電流がオーバーしてしまうことが懸念される。
そして、例えば、CD−RWの記録品質を上げるために、ライトパワーPwのレベルをそのままに、イレースパワーPeのレベルを下げたい場合、P3のパワー割合が増加し100mAを超えてしまうことが懸念される。
本実施の形態では、このような場合に、EFM3で電流I2をON/OFFし、EFM2で電流I3をON/OFFするように制御する。すなわち、P2,P3に必要な電流によりLDドライバ15における各チャネルにおける電流値が許容電流を超えないように切り換えを行なう。
これによって、パワー設定範囲を広げることができる。
次に、本発明のさらに別の実施の形態について図7を参照して説明する。図7は、本発明のさらに別の実施の形態の光ディスク装置1におけるLD19の発光パワーと、この発光パワーの増加との関係を示すグラフである。図7中、横軸はLD19の発光パワーを上げる設定であり、縦軸は実際の発光パワーを示している。
本実施の形態では、リードパワーとなる発光パワーP1が0.1mW単位で設定可能であり、発光パワーP2は1mW単位で設定可能である。最初、発光パワーP1は、1mWおよび発光パワーP2は50mWに設定されているものとする。ライトパワーとなるP1+P2の発光パワーは51mWである。
この状態から、発光パワーP1を0.1mW毎増加させると、発光パワーP1+P2も0.1mWずつ増加する。発光パワーP1を1.9mWの次に1mWに設定し、発光パワーP2を51mWに設定すると、発光パワーP1+P2は52mWになる。
このように発光パワーP1によって設定されるリードパワーPqを、発光パワーP2設定を補完するように変化させることで、発光パワーP1+P2によって設定されるライトパワーを0.1mWの精度で設定することができる。ここに、リードパワー設定手段が実現される。
なお、リードパワーを多少変化させても、サーボ動作や記録品質には影響しない。
これにより、最大パワーは小さいが設定分解能の高い発光パワーP1と、最大パワーは大きいが設定分解能の低い発光パワーP2とによって、P1+P2の発光パワーを精度良く設定することができ、リードパワーの設定精度でライトパワーを設定することができるので、光ディスク装置1のコストダウンを図ることができる。
本発明を実施するための最良の一実施の形態の光ディスク装置を示す全体ブロック図である。 図1のLDドライバ周辺をLD制御を中心にして図1よりも詳細に示すブロック図である。 LDにおける消費電流と発光パワーとの関係を示すグラフである。 CD−RWを光ディスクとした場合の、光ディスクへの記録に際しての書き込みパルスとLDにおける発光パワーとの関係を示すタイミングチャートである。 本発明の別の実施の形態の光ディスク装置において、CD−Rを光ディスクとした場合の光ディスクへの記録に際しての書き込みパルスとLDの発光パワーとの関係を示すタイミングチャートである。 本発明のまた別の実施の形態の光ディスク装置が備えるLDドライバ周辺をLDの制御を中心にして図2よりも詳細に示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施の形態の光ディスク装置におけるLDの発光パワーと、この発光パワーの増加との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
3 移動手段
19 発光素子


Claims (8)

  1. 書き換え型の光ディスクに対して照射するレーザ光を発する発光素子と、
    前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光とライトパワーよりも小さいボトムパワーのレーザ光とを前記発光素子から交互に出射するマルチパルス方式での情報の記録を行なう記録手段と、
    を具備し、
    前記記録手段は、ボトムパワーをゼロとする光ディスク装置。
  2. 追記型の光ディスクに対して照射するレーザ光を電流源からの電流値に応じて発光する発光素子と、
    前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し、記録マーク間のスペース形成領域に対してライトパワーよりも小さいリードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで情報の記録を行なう記録手段と、
    を具備し、
    前記記録手段は、リードパワーをゼロとする光ディスク装置。
  3. 情報の記録が可能な光ディスクに対して照射するレーザ光を複数の電流源からの合計電流値に応じて発光する発光素子と、
    前記光ディスクと前記発光素子とを相対的に移動させる移動手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行なう再生手段と、
    前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し、記録マーク消去領域に対してイレースパワーのレーザ光を前記発光素子から出射するように各電流源からの電流値を制御することで情報の記録を行なう記録手段と、
    ライトパワーの大きさとイレースパワーの大きさとに応じて、ライトパワーのレーザ光を出射させる電流源とイレースパワーのレーザ光を出射させる電流源とを切替可能に設定する電流源設定手段と、
    を具備する光ディスク装置。
  4. リードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に調整可能なリードパワー設定手段を具備し、
    前記記録手段は、前記リードパワー設定手段によりリードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に変化させることにより前記発光素子を発光させる合計電流値を調整する請求項1、2または3記載の光ディスク装置。
  5. レーザ光を発する発光素子と、可逆的な相変化による情報の記録消去が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光とライトパワーよりも小さいボトムパワーのレーザ光とを前記発光素子から交互に出射するマルチパルス方式での情報の記録を行なう記録再生方法において、
    記録に際してのボトムパワーをゼロとすることを特徴とする記録再生方法。
  6. 電流源からの電流値に応じたレーザ光を発する発光素子と、不可逆的な相変化による情報の記録が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し記録マーク間のスペース形成領域に対してライトパワーよりも小さいリードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで情報の記録を行なう記録再生方法において、
    記録に際してのリードパワーをゼロとすることを特徴とする記録再生方法。
  7. 複数の電流源からの合計電流値に応じたレーザ光を発する発光素子と、情報の記録が可能な光ディスクとの相対的な移動に際して、リードパワーのレーザ光を前記発光素子から出射することで前記光ディスクに記録された情報の再生を行ない、前記光ディスクと前記発光素子との相対的な移動に際して、記録データに基づき、記録マーク形成領域に対してライトパワーのレーザ光を前記発光素子から出射し記録マーク消去領域に対してイレースパワーのレーザ光を前記発光素子から出射するように各電流源からの電流値を制御することで情報の記録を行なう記録再生方法において、
    ライトパワーの大きさとイレースパワーの大きさとに応じて、ライトパワーのレーザ光を出射させる電流源とイレースパワーのレーザ光を出射させる電流源とを切替可能に設定するようにしたことを特徴とする記録再生方法。
  8. 記録に際してのリードパワーのレーザ光を発光させる電流値を段階的に変化させることにより発光素子を発光させる合計電流値を調整するようにしたことを特徴とする請求項5、6または7記載の記録再生方法。


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