JP2008542959A - デュアルレイヤディスクでのdvd記録可能記録パラメータの予測 - Google Patents

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Abstract

デュアルレイヤDVDの記録中に第1レイヤから第2レイヤにシフトする際に、動作状態を調整する方法及び装置。記録前の第1レイヤのキャリブレーション中、2つのレイヤ間の差分的なレーザパワー及びベータターゲットのパラメータが、ディスクの情報フィールドから取得される。レイヤ間の距離が測定される。第1レイヤから第2レイヤにシフトする際、第2レイヤのレーザパワー及びベータターゲットが、キャリブレーション中に取得した差分の加算によるシフト直前の現在値を利用することによって取得される。フォーカス信号が、温度乖離について補償された差分を加算することによって調整される。ティルト信号は補正されない。このように、第1レイヤと第2レイヤとの間のシフトが、独立したキャリブレーションなしに迅速に実行可能である。

Description

本発明は、マルチレイヤ光キャリアにおける記録方法に関し、より詳細には、記録中に第1レイヤから第2レイヤにシフトする際の動作状態の調整に関する。
CDディスク、光磁気ディスク又はDVDディスクなどの光ディスクなどの光キャリアの記録中、複数のファクタが考慮されるべきである。光キャリアは、キャリを所定の速度で回転するディスクドライブ装置に置かれる。
ディスクドライブはさらに、光キャリへの記憶又は書き込みのため、レーザなどの光源を有する光ユニットを有する記録装置を有する。
レーザビームは、光ディスクの光レイヤにフォーカスされるべきである。光ユニットのフォーカスアクチュエータは、フォーカスが常に維持されるように焦点距離を制御可能である。
光キャリアは、記録が行われるべきトラックを有する。このようなトラックは、連続するスパイラルパターンに構成され、又は複数の同心円状のトラックであるかもしれない。光ユニットは、このようなトラックに追従するため、光キャリの半径に一致するパスにより光ユニットを移動するサーボ機構によって制御可能である。
しばしば、同心性からのトラックのわずかな乖離があり、これにより、トラックが1回の回転中に光ユニットを通過するとき、半径方向に前後シフトするという事実がもたらされる。この結果、光ユニットには、光ディスクの1回の回転中に半径方向に光ユニットを前後にシフトさせることによって、このような非同心性に追従するサーボ機構が設けられる。
さらに、ディスクは、裏面である光ユニットに対向する表面において完全には平面的でないかもしれない。光ディスクは、若干傘状の形状を有しているかもしれず、又は半径方向に不規則的であるかもしれない。上述されるように、光ユニットは1回の回転中に半径方向に前後にシフトされる。このような移動がディスク表面のローカルな半径タンジェントとパラレルに実行されない場合、焦点距離は大きく変動するかもしれない。しかしながら、半径移動が半径タンジェントに従って行われる場合、焦点調整は最小化されるかもしれない。このため、光ユニットには、半径方向の移動が光ディスク表面のローカルタンジェントとパラレルに実行されるように、光ユニットのティルトを調整するティルトアクチュエータが設けられるかもしれない。この調整は、動作開始時に1回だけ行われるかもしれず、又は10トラック毎若しくは動的などにより、動作中に断続的に複数回実行されるかもしれない。
光源のパワーは、書き込み対象となる光キャリアの特性に関して適切な値を有するべきである。従って、実際の記録動作前にレーザキャリブレーション処理を実行することが知られている。
WO2004/109693は、レーザパワーを初期的なテスト設定に設定し、キャリブレーションのために特に確保されたストレージスペースの一部にテストパターンを書き込むことによって、光源の光パワーが測定されるキャリブレーション処理を開示する。このテストパターンを書き込んだ後、書き込まれたデータが読み込まれ、書き込み処理が適切であるかテストされる。光読み取り信号から、最適なパワー設定が計算される。キャリブレーション処理は、パワー設定を精緻化するため計算された設定にレーザパワーが調整されることにより繰り返されるかもしれない。最適なレーザパワーは、β(ベータ)及びm(変調)として通常構成されるリード信号から取得される2つのパラメータから計算されるかもしれない。これらのパラメータから最適なパワーを計算するための式が複数ある。
フォーカス、ティルト、パワー及びベータの上述した制御信号は、各種ファクタによって影響を受ける。デュアル又はマルチレイヤDVDディスクでは、記録が第1レイヤから第2レイヤにシフトする際、制御信号の新たなキャリブレーションが通常は必要となる。このようなキャリブレーションは、数秒、20秒まで又はそれ以上かかるかもしれない。このようなキャリブレーション中、記録データはメモリにバッファリングされる必要がある。毎秒9.8メガビットのデータレートにより実行される場合、24.5メガバイトのバッファメモリ容量が、シフト時間をまかなうためだけに必要とされる。
従って、メモリを節約し、記録中の2つのレイヤ間のシフトプロセスを可能な限りスムーズにするため、シフトをかなり迅速に実行することを可能にするプロセスに対する要求がある。
2つのレイヤ間のシフト中にキャリブレーションが行われる場合、キャリブレーションが失敗し、記録が継続できないリスクがある。
上記試みは、情報記録面における情報の光記録及び情報記録面に記録された情報の光再生の少なくとも1つをサーボ制御するための調整値を設定するサーボ調整装置が提供されるEP1111602などに記載された上記問題点を解決するため行われた。設定装置は、情報記録面の1つに対応する調整値を設定する。他の設定装置は、情報記録面の一方以外の他の表面に対応する他の調整値を設定する。その後、計算装置は、調整値と他の調整値との間の関係を示す関係値を計算する。ストレージ装置は、計算された関係値を格納する。リセット装置は、先に設定された他の調整値と、調整値がリセットされるときの関係値とを用いて調整値をリセットし、先に設定された調整値と、他の調整値がリセットされるときに関係値とを用いて他の調整をリセットする。
文献US2005/0088927は、先の値と追加的な“上昇電圧”とに基づきレイヤジャンプ時のフォーカスサーボを制御することについて記載する。
文献WO2004/019326は、対応する第1(上位)レイヤのアリアの記録状態に基づき、第2(下位)レイヤに記録する際、レーザパワーを制御することについて記載する。レーザパワーは、(ビームが通過しなければならない)上位レイヤの記録状態が透過率の変動をもたらすとき増大される。当該文献は、レイヤシフト時における問題とは無関係である。
本発明の課題は、複数のレイヤを有する光キャリアのレイヤ間の迅速かつ確実なシフトを可能にする方法及び装置を提供することである。
本発明の第1の特徴では、請求項1に記載される動作状態を調整する方法が提供される。本方法は、前記記録に関する少なくとも1つのプロパティを取得するステップと、前記第1レイヤの記録を処理するための動作関数の少なくとも1つの現在値を取得するステップと、前記少なくとも1つのプロパティと前記現在値とに基づき、第2レイヤの記録を処理するための前記動作関数の少なくとも1つの所望の値を計算するステップとを有する。前記プロパティは、温度、予め記録されたパラメータ及び前記第1レイヤのキャリブレーション中に測定されたパラメータとからなる群から選択される。前記動作関数は、ティルト信号、フォーカス信号、レーザパワー及びベータターゲットからなる群から選択される。
第1実施例では、前記動作関数は、ディスク中心から所与の各半径距離(x)におけるディスク面に実質的にパラレルな対物レンズの移動方向を維持するため、ティルトアクチュエータに印加されるティルトオフセット信号であり、これにより、
Figure 2008542959
(ただし、Layer_1_Tilt_Offset(x)は、レイヤ1のティルトオフセット信号の所望の値であり、Layer_0_Tilt_Offset(x)は、前記半径距離(x)において記録される際に使用されるレイヤ0のティルトオフセット信号の現在値であり、ΔTは、前記現在値と取得される時点と前記所望の値が計算される時点との温度差に等しく、αは、ティルトアクチュエータのティルト影響度と温度との間の関係を反映するファクタである)
に従って計算が実行される。
第2実施例では、前記動作関数は、対物レンズから記録されるレイヤまでの距離を実質的に一定に維持するため、フォーカスアクチュエータに印加されるフォーカス制御信号であり、
Figure 2008542959
(ただし、Current_L1_FOは、レイヤ1における第1データブロックの記録中に使用される所望のフォーカスオフセットであり、Current_L0_FOは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用される現在のフォーカスオフセットであり、Learnt_L0_FO及びLearnt_F1_FOは、フルに記録されたディスクのスタートアップ中に決定されたレイヤ0とレイヤ1のフォーカスオフセット値であり、ΔTは、Learnt_L0_FO及びLearnt_L1_FOが決定される際のインスタンスと、システムがレイヤ0からレイヤ1にスイッチする際の温度又は現在の温度との間の温度差である、αは、フォーカスアクチュエータの(ティルト)フォーカス影響度と温度との間の関係を反映するファクタである)
に従って計算が実行される。
第3実施例では、前記動作関数は、レイヤ上に記録するため、光源に印加されるレーザパワー信号であり、
Figure 2008542959
(ただし、Current_L1_LPは、レイヤ1における最初のデータブロックの記録中に使用される所望のレーザパワーであり、Current_L0_LPは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用される現在のレーザパワーであり、Disc_L0_LP及びDisc_L1_LPは、ディスクの物理フォーマット情報フィールドに示される指示レーザパワーである)
に従って計算が実行される。
第4実施例では、前記動作関数は、レイヤ上に記録するため、光源のドライバに印加されるベータターゲット信号であり、
Figure 2008542959
(ただし、Current_L0_BTは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用されるベータターゲットであり、Disc_L0_BT及びDisc_L1_BTは、ディスクの情報フィールドに示される指示ベータターゲットである)
に従って計算が実行される。
他の特徴では、請求項8に記載されるマルチレイヤ光キャリアの記録中に第1レイヤから第2レイヤにシフトする際、動作状態を調整するため、上述の方法を実行するための装置が提供される。前記プロパティは、温度、予め記録されたパラメータ及び前記第1レイヤのキャリブレーション中に測定されたパラメータとからなる群から選択される。前記動作関数は、ティルト信号、フォーカス信号、レーザパワー及びベータターゲットからなる群から選択される。
図1は、本発明が利用可能なディスクドライブ及び光ユニットの概略図である。
ディスクドライブ1は、電気モータ5により駆動されるシャフト4による回転に対して、ディスク3を保持するディスクホルダ2を有する。ディスクは、ディスクのウォブルを防ぐため、シャフト4の回転軸に注意深く垂直に向けられた平面上に保持される。光ディスクは、2つのレイヤ6と7が図1に示される複数のレイヤを有するかもしれない。レイヤ6が第1レイヤであり、レイヤ7が第2レイヤである。
光ピックアップユニット20が、ディスク下方に配置される。ユニット又はスレッジ20は、ホイール22、23により示されるように、レールシステム21のディスクの半径方向に移動可能である。ユニット20は、トラックアクチュエータ24によって半径方向に移動される。トラックアクチュエータ24は、記録対象となるトラックに対向するように、光ユニット20を実質的に移動する。
光ユニット20は、強力なレーザビームを発する光源31を有する。ビームはプリズム32に向けられ、プリズム32は、レンズ33を介し記録対象の光ディスク及びその中の光レイヤ6又は7にレーザビームを反射する。レーザビームの一部は、レンズ33及びプリズム32を介し光センサ34に反射される。光センサ34は複数の目的を有し、そのうちの1つは、フォーカスされたレーザビームが記録対象となるトラックに追従することを保証することである。
レンズ33は、レイヤ6又は7の1つにレーザビームをフォーカスするため、ディスクに対して、すなわち、図1に示されるように垂直に移動可能である。この移動は、レンズ33に付属された2つのフォーカスアクチュエータ35及び36により実行される。フォーカスアクチュエータ35及び36は、ホルダ37に付属される。もちろん、1つのフォーカスアクチュエータしか使用されなくてもよい。
レンズ33及びホルダ37はまた、半径レンズアクチュエータ38により半径方向に移動可能である。光ディスクがシャフト4にやや同心円状に付属される場合、ディスクのトラックは1回の回転中に半径方向に前後に移動する。半径レンズアクチュエータ37は、レンズがトラックの高速半径移動に追従するように、ホルダ37及びレンズ33を移動する。このような半径方向の移動の振幅は、+/−0.5mmなど小さいものであるかもしれない。
ディスク平面がモータ5のシャフト軸に正確には垂直でない場合、ディスクはウォブルするかもしれず、この結果、光ユニット20とディスクとの間の距離が1回の回転において変動する。このようなウォブルは、レーザビームが記録対象となるディスクレイヤ上でフォーカスを維持するように、レンズアクチュエータ35及び36が1回の回転中にレンズを移動しなければならないことを意味する。
ディスク又はディスクの記録レイヤが、例えば、その表面が小さな傘状の形状又は他の不規則性を有するという事実などによって、半径方向にティルトを有する場合、レンズ又はホルダはティルトアクチュエータ39によってティルト可能である。ティルトアクチュエータは、図1により示されるような垂直方向にホルダの1つのエンドを移動するかもしれない。ホルダは、半径レンズアクチュエータ38と光ユニット20との間のピボット可能な接続40のまわりに回転する。あるいは、ティルトアクチュエータは、ティルトがフォーカス動作に影響を与えないように、ホルダ37の各半径エンドにおいて動作する2つのアクチュエータであってもよい。
レールシステム21の全体は、ドライブの大きな又はシステマティックなティルト変動に調整するため、ティルト可能であるかもしれない。従って、レールティルトアクチュエータ42は、それはローカルディスク面とパラレルになるように、レールシステムを調整するよう構成されるかもしれない。さらに、ティルトアクチュエータ42は、フォーカスアクチュエータ35及び36が適切な範囲で動作可能となるように、光ピックアップユニット20とディスクとの間の距離を調整するため使用される。
アクチュエータ24と42は、ステップモータ又はDCモータであるかもしれない。
アクチュエータ35、36、38及び39は、ラウドスピーカードライバに類似する電磁又は圧電タイプなどの何れか適切なアクチュエータタイプのものであるかもしれない。
このようなアクチュエータは、周囲の環境の温度に依存する制御ユニットにより与えられる電気信号に対する応答を有する。従って、温度センサ41が光ユニット20に含まれる。
光センサ34及び温度センサ41は、制御ユニット50に信号を発信する。制御ユニット50は、必要に応じて、レールシステムと光ユニットを調整するため、半径トラックアクチュエータ24とレールティルトアクチュエータ42に制御信号を発信する。さらに、制御ユニットは、モータ5並びに他のパラメータ及び信号を制御するかもしれない。
制御ユニット50はまた、記録対象となるレイヤ上にレーザビームのフォーカスを維持するため、フォーカスアクチュエータ35及び36を制御するための信号を発信する。さらに、制御ユニットは、トラックに追従するため、半径レンズアクチュエータ38を制御するための信号を発信する。これら2つの制御動作は、ディスクがウォブル又は偏心しているかに関係なく、光ユニットがトラックを追従し、常時ビームのフォーカスを維持する必要があるため、高速なものとなる。
フォーカスアクチュエータ35及び36により要求される調整を低減するため、制御システムは、ディスク表面又はディスクレイヤの実際の又はローカルなティルト角度に追従するため、ティルトアクチュエータ39を制御する。この制御は、ティルトアクチュエータ39がディスクの各回転に対しては調整されず、2以上の回転の間で調整されるように、より低速なものとなるかもしれない。各トラック又は特定の半径若しくはxポジションに対して適用されるティルトは、第1レイヤの記録中にメモリ51に格納されるかもしれない。
デュアルレイヤDVDなどのマルチレイヤ光キャリアに記録する際、光ピックアップユニット20がまず、光レイヤへの実際の書き込み前にキャリブレートされる。このようなキャリブレーションは、20秒まで又はそれ以上の時間を要するかもしれない。デュアルレイヤディスクでは、各レイヤが異なる特性を有しているため、第1レイヤから第2レイヤにシフトするとき、キャリブレーションが繰り返される必要がある。
キャリブレーション前、物理フォーマット情報(Physical Format Information)フィールドと呼ばれる特定のフィールドが読み込まれる。このフィールドは、記録中に使用される指示パワーと、デュアルレイヤDVDディスクの各レイヤの指示パワーとに関する情報を有する。従って、2つのレイヤの間の差分的パワーレベルが、この情報フィールドから決定され、制御ユニット50のメモリ51に格納されてもよい。
フィールドはまた、2つのレイヤの記録中に使用されるべきベータターゲットに関する情報を有する。従って、2つのレイヤ間の差分的なベータターゲット値が取得され、制御ユニット50のメモリに格納されてもよい。
ディスク記録レイヤにドライブにより印加されるレーザパルスが正しくスケーリングされるように、パワーレベルがレーザ制御ループのセットポイントをプログラムするのに使用されるかもしれない。良好な記録パフォーマンス又はライトジッタを取得するため、正しいパワーレベルが重要となる。ベータは、ディスクからの記録されたHF信号の性質又は非対称性である。ベータターゲットは、しばしば書き込みパワーレベルを(連続的に)計測するため、ダイメディア(dye media)ディスクを記録しながら、記録システムによってフィードバック信号として使用される。ダイメディアディスクに対して、ベータは有効書き込みパワーに直接的に比例する。すなわち、記録パワーが高くなるほど、記録されるHF信号におけるベータ値は高くなる。
本発明によると、キャリブレーション中、2つのレイヤ間の距離はほぼ一定であると仮定される。クローズドループフォーカル制御信号が、小さな乖離を補償する。フォーカスオフセットは、最良の読み込み又はジッタ性能を与える値にキャリブレートされる。
本発明によると、キャリブレーション中、キャリブレーションにため特に確保されたエリアにおけるディスクのレイヤ上に記録し、最適なレーザパワーレベルとベータ値とを決定することによって、レーザのパワーがまた調整されるかもしれない。同一の手順が、両方のレイヤに対して実行され、レーザパワーとベータターゲットの初期的な差分が決定される。
この記録は、通常は光ユニットに最も近いレイヤ6である第1レイヤからスタートされる。第1レイヤがデータにより充填されると、当該記録は第2レイヤに移行する。本発明によると、初期的なキャリブレーション中に取得した情報が、2つのレイヤ間のシフト時間を可能な限り短くするため使用される。
通常は、2つのレイヤ間のシフトは同一の半径ポジションにおいて行われ、すなわち、ディスクは第1レイヤにおいて中心から周辺部に記録される。第1レイヤにおいて最も外側のトラックが記録されると、継続した記録が第2レイヤにおいて同じ半径ポジションから中心に向かって行われる。従って、2つのレイヤの間のシフトは、半径方向にピックアップユニットを移動させることなく実行される。
第2レイヤ上で使用されるレーザパワーは、キャリブレーション中に決定された差分パワーレベルをシフト直前に使用された現在のベータターゲットに加えることによって計算されてもよい。
第2レイヤに使用されるベータターゲットは、キャリブレーション中に取得したベータターゲットをシフト直前に使用された現在のベータターゲットに加えることによって計算されるかもしれない。
2つのレイヤは実質的にパラレルであることが仮定され、それは、シフトの前後で同一のティルトとなることを意味し、ティルトアクチュエータはシフト前と同様に置かれるかもしれない。
フォーカス制御オフセットは、2つのレイヤ間には物理的距離が存在するため、変更される必要がある。このオフセットは初期的なキャリブレーション中に測定されたものである。しかしながら、フォーカスアクチュエータ制御回路に加えられる前に、距離信号が温度の影響のため調整される必要がある。キャリブレーション中のレイヤ距離の測定時と2つのレイヤ間のシフト時との間には大きな温度差があるかもしれない。フォーカス制御オフセットはしばしば、相対的に大きな温度依存性を有する。この温度定数は、ディスクドライブの組み立て中や各キャリブレーション中などに断続的になど、経験的に決定されてもよい。
DVDレコーダシステムでは、フォーカスオフセット、ティルトオフセット、レーザパワー及びベータターゲットは、記録性能に大きな影響を有する4つの主要なパラメータである。これらのパラメータは、例えば、温度、ディスク、ディスクレイヤ及びディスク半径ポジションなどによって影響を受ける。
以下において、第1レイヤはレイヤ0と呼ばれ、第2レイヤはレイヤ1と呼ばれる。
ティルトオフセットは、対物レンズ及び記録対象のディスク又はレイヤがパラレルな平面にあることを保証するため、レンズティルトアクチュエータ39に印加される信号である。このパラメータは、ディスク及び光ピックアップユニットのティルトによって大きな影響を受ける。また、光ピックアップユニット(OPU)のティルトの影響度は温度により影響を受けるため、温度により影響を受ける。
DVDビデオレコーダでは、レイヤ0において最近記録されたブロックの半径ポジションは、レイヤ1の第1の記録ブロックの半径ポジションに等しい。また、レイヤ0及びレイヤ1の平面は互いに平行となることが仮定できる。この仮定を利用して、システムがレイヤ1を記録を開始するときに適用される必要があるティルトオフセットは、以下の式によって計算することができる。
Figure 2008542959
ただし、ΔTは、レイヤ0の半径ポジションxにおける直近の記録の際のインスタンスと、レイヤ1における最初の記録が記録されているときのインスタンスとの間の温度差である。
αは、ティルトアクチュエータのティルト影響度と温度との間の関係を反映するファクタである。それは経験的に決定することができる。
Layer_0_Tilt_Offset(x)は、レイヤ0における半径ポジションxにおける記録中に適用されるティルトオフセットである。
Layer_1_Tilt_Offset(x)は、レイヤ1における半径ポジションxにおける記録中に適用されるティルトオフセットである。
一般に、システムは何れかの半径又はxポジションにおいて次のレイヤにスイッチすることが可能である。記録システムでは、異なる半径又はxポジションにおける最適なティルト値がメモリのアレイに維持される。最適なティルトはしばしば、対応する最良のジッタ値を取得するため、ティルトオフセットをキャリブレートすることによって、第1レイヤ(レイヤ0)において検出される。この式では、温度ファクタは温度に関するティルト影響度の変動を補償する。駆動アクチュエータシステムでは、ティルト影響度は、磁場強度による影響を受け、この性質は温度に従って変動する。メモリに格納されているティルトオフセットは温度T0においてキャリブレートされ、レイヤシフトが半径xと温度T1において行われる場合、適用される新たなティルトは温度効果に対して補償される必要がある。
フォーカスオフセットは、システムが最適な記録性能を実現することを補償するため、アクチュエータフォーカス制御に印加される信号である。このパラメータは、ディスク及び光ピックアップユニットの特性に大変影響を受ける。また、光ピックアップユニット(OPU)のビームランディング及び特性は温度による影響を受けるため、当該パラメータもまた影響を受ける。システムがレイヤ1を記録することを開始する際に適用される必要があるフォーカスオフセットは、以下の式によって計算することが可能である。
Figure 2008542959
ただし、システムがレイヤ0に最後のブロックを記録し、レイヤ1に最初のブロックを記録する際の時間と温度はほとんど同一であると仮定される。
ΔTは、Learnt_L0_FO及びLearnt_L1_FOが決定されるときのインスタンスと、システムがレイヤ0からレイヤ1にスイッチする際の温度若しくは現在の温度との間の温度差である。
αは、OPUのティルト影響度と温度との間の関係を反映するファクタである。それは、経験的に決定することが可能である。
Current_L0_FOは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用されるフォーカスオフセットである。
Learnt_L0_FO及びLeanrt_F1_FOは、フルに記録されたディスクのスタートアップ中に決定されたレイヤ0及び1のフォーカスオフセット値である。その生成では、これは1回だけキャリブレートされる。Learnt_L0_FO及びLeanrt_L1_FOの各値は、ほとんど同じインスタンス又は温度において決定されることが重要である。
使用されるレーザパワーは、良好な記録性能を実現するのに最適なものである必要がある。このパラメータは、ディスクの特性によって大きな影響を受ける。システムがレイヤ1を記録することを開始する際に印加される必要があるレーザパワーは、以下の式により計算可能である。
Figure 2008542959
Current_L0_LPは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用されるレーザパワーである。
Disc_L0_LP及びDisc_L1_LPは、ディスクの物理フォーマット情報フィールドにより示される指示パワー(indicative power)である。ドライブは、ディスクのスタートアップ中に当該情報を抽出可能である。
使用されるベータターゲットは、良好な記録性能を実現するのに最適である必要がある。このパラメータは、ディスクの特性によって大きな影響を受ける。それは、レイヤ1上のレーザパワーのダイナミックなキャリブレーション中に必要とされる。レーザパワーは、ターゲットベータを実現するよう調整される。システムがレイヤ1を記録することを開始する際に適用される必要があるベータターゲットは、以下の式により計算することができる。
Figure 2008542959
Current_L0_BTは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用されるベータターゲットである。
Disc_L0_BT及びDisc_L1_BTは、ディスクの物理フォーマット情報フィールドに示される指示パワーである。ドライブは、ディスクのスタートアップ中にこの情報を抽出することができる。
上述した本発明による方法を使用することによって、キャリブレーション時間を低減することが可能であり、メモリバッファのコストを低下させる。さらに、キャリブレーション処理の信頼性と共にロウバストネスが向上する。
レーザパワー及びサーボオフセットのためのキャリブレーションウィンドウは、しばしば小さい。システムがキャリブレーション中にウィンドウの外部の値を使用する場合、システムは、トラックにさらに留まる困難さを有する。この結果、キャリブレーションは失敗し、又はその結果は所望の値に収束しない。
本発明による方法は、システムに利用可能な既存情報を利用する。この情報は、現在のレイヤに使用されるパラメータ、光ディスクから取得される情報及び向上におけるキャリブレーション中に取得したパラメータである。新たなアルゴリズム又は実現形態は不要である。
本発明による方法は、既存の直接的なキャリブレーション方法を補完するかもしれない。それは、本方法が既存の実現形態において副次的効果をもたらさず、代替的に又は補完的に利用可能である。
既知のすべての方法は、システムがターゲットレイヤにアクセスし、レイヤのシフト中に又は直前にキャリブレーションを実行することを要求する。このような従来技術によるシステムは、2つのレイヤ間のシフト中のキャリブレーションが失敗した場合、状況を解決しない。本発明による方法を利用して、シフト中にキャリブレーションはなく、このため、シフト中のキャリブレーションの失敗のリスクはない。
本方法は、シフト中のキャリブレーションを完全にスキップすることを可能にする。
あるいは、本発明による方法は、通常のキャリブレーションが失敗した場合に利用可能である。
他の代替では、本発明による取得された値は、何れか既知の方法によるシフト中の高速のキャリブレーションに対するスタート値として利用可能である。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれら何れかの組み合わせを含む何れか適切な形式により実現可能である。本発明の実施例の要素及びコンポーネントは、何れか適切な方法により物理的、機能的及び論理的に実現されるかもしれない。実際、これらの機能は、単一のユニット、複数のユニット又は他の機能ユニットの一部として実現可能である。また、本発明は、単一のユニットにより実現可能であり、又は異なるユニット及びプロセッサの間に物理的及び機能的に分散されていてもよい。
請求項において、“有する”という用語は他の要素又はステップの存在を排除しない。さらに、個別にリストされるが、複数の手段、要素又は方法ステップは単一のユニット又はプロセッサなどにより実現されてもよい。さらに、各特徴は異なる請求項に含まれているが、これらはおそらく効果的には組み合わせ可能であり、異なる請求項に含まれることは、各特徴の組み合わせが実現可能及び/又は効果的でないことを意味するものでない。さらに、単数形の表現は複数を排除するものでない。“ある”、“第1の”、“第2の”などの各用語は、複数を排除するものでない。請求項における参照符号は、単なる具体例として与えられたものであり、何れかの方法により請求項の範囲を限定するものとして解釈されるものでない。
本発明が、図面に示された実施例に関して説明された。しかしながら、このような実施例は本発明を限定するものでなく、本発明を説明するためのものである。本発明は、明細書を読んだ人に想起するような異なる方法により変更及び完成されるかもしれないが、このような変更は本発明の範囲内にあると意図される。本発明は、添付した特許請求項によってのみ限定される。
図1は、本発明が利用可能なディスクドライブの概略図である。

Claims (11)

  1. マルチレイヤ光キャリアの記録中に第1レイヤから第2レイヤにシフトする際、動作状態を調整する方法であって、
    前記記録に関する少なくとも1つのプロパティを取得するステップと、
    前記第1レイヤの記録を処理するための動作関数の少なくとも1つの現在値を取得するステップと、
    前記少なくとも1つのプロパティと前記現在値とに基づき、第2レイヤの記録を処理するための前記動作関数の少なくとも1つの所望の値を計算するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記プロパティは、温度、予め記録されたパラメータ及び前記第1レイヤのキャリブレーション中に測定されたパラメータとからなる群から選択される、請求項1記載の方法。
  3. 前記動作関数は、ティルト信号、フォーカス信号、レーザパワー及びベータターゲットからなる群から選択される、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記動作関数は、ディスク中心から所与の各半径距離(x)におけるディスク面に実質的にパラレルな対物レンズの移動方向を維持するため、ティルトアクチュエータに印加されるティルトオフセット信号であり、これにより、
    Figure 2008542959
    (ただし、Layer_1_Tilt_Offset(x)は、レイヤ1のティルトオフセット信号の所望の値であり、Layer_0_Tilt_Offset(x)は、前記半径距離(x)において記録される際に使用されるレイヤ0のティルトオフセット信号の現在値であり、ΔTは、前記現在値と取得される時点と前記所望の値が計算される時点との温度差に等しく、αは、ティルトアクチュエータのティルト影響度と温度との間の関係を反映するファクタである)
    に従って計算が実行される、請求項1乃至3何れか一項記載の方法。
  5. 前記動作関数は、対物レンズから記録されるレイヤまでの距離を実質的に一定に維持するため、フォーカスアクチュエータに印加されるフォーカス制御信号であり、
    Figure 2008542959
    (ただし、Current_L1_FOは、レイヤ1における第1データブロックの記録中に使用される所望のフォーカスオフセットであり、Current_L0_FOは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用される現在のフォーカスオフセットであり、Learnt_L0_FO及びLearnt_F1_FOは、フルに記録されたディスクのスタートアップ中に決定されたレイヤ0とレイヤ1のフォーカスオフセット値であり、ΔTは、Learnt_L0_FO及びLearnt_L1_FOが決定される際のインスタンスと、システムがレイヤ0からレイヤ1にスイッチする際の温度又は現在の温度との間の温度差である、αは、フォーカスアクチュエータの(ティルト)フォーカス影響度と温度との間の関係を反映するファクタである)
    に従って計算が実行される、請求項1乃至4何れか一項記載の方法。
  6. 前記動作関数は、レイヤ上に記録するため、光源に印加されるレーザパワー信号であり、
    Figure 2008542959
    (ただし、Current_L1_LPは、レイヤ1における最初のデータブロックの記録中に使用される所望のレーザパワーであり、Current_L0_LPは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用される現在のレーザパワーであり、Disc_L0_LP及びDisc_L1_LPは、ディスクの物理フォーマット情報フィールドに示される指示レーザパワーである)
    に従って計算が実行される、請求項1乃至5何れか一項記載の方法。
  7. 前記動作関数は、レイヤ上に記録するため、光源のドライバに印加されるベータターゲット信号であり、
    Figure 2008542959
    (ただし、Current_L0_BTは、レイヤ0における最後のデータブロックの記録中に使用されるベータターゲットであり、Disc_L0_BT及びDisc_L1_BTは、ディスクの情報フィールドに示される指示ベータターゲットである)
    に従って計算が実行される、請求項1乃至6何れか一項記載の方法。
  8. マルチレイヤ光キャリアの記録中に第1レイヤから第2レイヤにシフトする際、動作状態を調整するため、請求項1乃至7何れか一項記載の方法を実行するための装置であって、
    前記第1レイヤの記録を処理するための少なくとも1つの動作関数に従って、制御ユニットにより操作される少なくとも1つのアクチュエータと、
    前記記録に関する少なくとも1つのプロパティを有するための少なくとも1つのメモリと、
    を有し、
    前記制御ユニットは、前記第1レイヤの記録を処理するための動作関数の少なくとも1つの現在値と前記少なくとも1つのプロパティとに基づき、前記第2レイヤの記録を処理するための前記少なくとも1つの動作関数の所望の値を計算する装置。
  9. 前記プロパティは、温度、予め記録されたパラメータ及び前記第1レイヤのキャリブレーション中に測定されたパラメータとからなる群から選択される、請求項8記載の装置。
  10. 前記動作関数は、ティルト信号、フォーカス信号、レーザパワー及びベータターゲットからなる群から選択される、請求項8又は9記載の装置。
  11. 請求項8乃至10何れか一項記載の装置を有する、マルチレイヤ光キャリアに情報を書き込む装置。
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