JP2007240856A - コネクタ接続用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】架空光配線網から引き落とされた光ドロップケーブルに、宅内配線用の光インドアケーブルをコネクタ接続したコネクタ接続部を収納する収納ケースについて、家屋に穴開け等の工事を行うことなく設置でき、しかも、家屋外観に与える影響を抑えることができる技術を提供する。
【解決手段】光ドロップケーブル11と光インドアケーブル12とのコネクタ接続部を収納する外装ケース2の上部に、光ドロップケーブル11の支持線11fを家屋13に引き留めるケーブル引留具16に固定するための引留具嵌合部26を具備してなるコネクタ接続用ケース1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、架空光配線網から引き落とされた光ドロップケーブルに、宅内配線用の光インドアケーブルをコネクタ接続したコネクタ接続部(責任分界点。以下、POIとも言う。POI:Point of Interface)を収納するコネクタ接続用ケースに関する。
例えばFTTH(FTTH:Fiber To The Home)などに代表される光アクセス網においては、架空光配線網の光ファイバケーブル(架空光ファイバケーブル)に設置したクロージャから加入者宅へ引き落とした光ドロップケーブルを、加入者宅(家屋)外側に取り付けた屋外光成端キャビネットにて、宅内配線用の光インドアケーブルとコネクタ接続する、回線引き落とし方式が広く採用されている(例えば特許文献1)。
特開平9−288217号公報
しかしながら、上述の屋外光成端キャビネットは、家屋外壁に固定した取付具に取り付けて設置する構造が一般的であり、家屋外壁に穴開け等の工事が必要であり、家屋外壁の一部を傷付けることになるため、これがユーザー側の不満になることがあった。
また、上述の屋外光成端キャビネットは、箱形であり、光ファイバケーブル端末から引き出した光ファイバの余長を収納する必要から、小型化が困難であり、家屋外壁に取り付けた場合、家屋外観の意匠性に影響を与える、といった不満がユーザーに生じる場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、家屋外壁に穴開け等の加工を必要とせず、また、家屋外観に与える影響を小さくできるコネクタ接続用ケースを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の手段のコネクタ接続用ケースを提供する。
第1の発明は、家屋の外側に設置され、架空光配線網から引き落とされた光ドロップケーブルに、宅内配線用の光インドアケーブルの家屋外側に引き出した先端をコネクタ接続したコネクタ接続部を収納するコネクタ接続用ケースであって、光ドロップケーブルの先端に取り付けられた光コネクタと光インドアケーブルの先端に取り付けられた光コネクタとを接続してなる前記コネクタ接続部を収納して、前記光ドロップケーブルの端末にて前記光ドロップケーブルから分岐された支持線、あるいは、この支持線に固定して前記家屋に係止されるケーブル引留具に取り付けられる外装ケースを具備することを特徴とするコネクタ接続用ケースを提供する。
第2の発明は、前記外装ケースを、前記光ドロップケーブルの端末にて前記光ドロップケーブルから分岐された支持線、あるいは、この支持線に固定して前記家屋に係止されるケーブル引留具に取り付けるための取付手段を具備することを特徴とする第1の発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第3の発明は、前記取付手段が、前記ケーブル引留具に嵌合して固定される引留具嵌合部であり、前記外装ケースの上部に設けられていることを特徴とする第2の発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第4の発明は、前記外装ケースが、L字形に屈曲された細長形状の容器であり、L字の屈曲部から一方の側のケース前側部の先端に前記光ドロップケーブルを通すためのドロップケーブル挿通孔が開口され、L字の屈曲部から他方の側のケース後側部の先端に前記光インドアケーブルを通すためのインドアケーブル挿通孔が開口され、前記ケース後側部が前記ケース前側部から下方へ突出する向きで設置されることを特徴とする第1〜3のいずれかの発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第5の発明は、前記光インドアケーブルの先端に取り付けられた光コネクタが、フェルールを内蔵したコネクタ本体と、該コネクタ本体に垂設され、前記光インドアケーブルに固定された引留部材が取り付けられる引留ハウジング部とを具備する、L字形の光コネクタであることを特徴とする第1〜4のいずれかの発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第6の発明は、前記外装ケースは、前記光ドロップケーブル先端の光コネクタを収納する細長のスリーブ状に形成された前側ケースと、前記L字形光コネクタを収納するL字形筒状体である後側ケースとを具備してなり、前記後側ケースは、前記L字形光コネクタの前記コネクタ本体を収納する嵌合筒部と、該嵌合筒部に垂設され、前記L字形光コネクタの前記引留ハウジング部を収納する垂下筒部とを具備し、前記前側ケースを前記後側ケースの前記嵌合筒部に嵌合して一体化することで、前記前側ケースが前記嵌合筒部を延長するように配置されて、L字形の前記外装ケースが組み立てられることを特徴とする第5の発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第7の発明は、前記外装ケースは、前記光ドロップケーブル先端の光コネクタ及び前記光インドアケーブル先端の光コネクタが互いに接続されて一直線上に配置された構造の前記コネクタ接続部を収納する細長形状に形成され、前記外装ケースの長手方向一端側には前記光ドロップケーブルを通すためのドロップケーブル挿通孔、前記外装ケースの長手方向他端側には前記光インドアケーブルを通すためのインドアケーブル挿通孔、が開口されていることを特徴とする第1〜3のいずれかの発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
第8の発明は、前記外装ケースが、前記ドロップケーブル挿通孔が開口されている第1ケース半体と、前記インドアケーブル挿通孔が開口されている第2ケース半体とを嵌合して一体化することで組み立てられることを特徴とする第7の発明のコネクタ接続用ケースを提供する。
本発明に係るコネクタ接続用ケースによれば、光ドロップケーブルと光インドアケーブルとのコネクタ接続部を収納した外装ケースを、前記光ドロップケーブルの端末にて前記光ドロップケーブルから分岐された支持線、あるいは、この支持線に固定して前記家屋に係止されるケーブル引留具に取り付ける構成であるため、従来のように、加入者宅の家屋外壁に取付具を固定する必要が無い。このため、家屋外壁への穴開け等の工事が不要であり、家屋外壁を傷付けてしまう、といった不都合も生じない。また、該コネクタ接続用ケースの設置作業を短時間で簡単に行える、といった利点もある。
さらに、このコネクタ接続用ケースによれば、光ドロップケーブル、光インドアケーブルの余長を収納する必要が無いため、従来の屋外光成端キャビネットに比べて、容易に小型化できる。しかも、このコネクタ接続用ケースを、コネクタ接続部を収納して、光ドロップケーブルと光インドアケーブルとを接続してなる光ケーブル線路に設置したときには、前記光ケーブル線路が外装ケースを貫通するようにして引き通され、外観上、一本の光ファイバケーブルの途中に外装ケースが装着されたようになるため、家屋外壁に取り付けた場合に比べて目立ちにくく、家屋外観に与える影響が小さい、といった利点もある。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明に係るコネクタ接続用ケースの第1実施形態を説明する。
図1は前記コネクタ接続用ケース1の設置状態(施工例)を示す図、図2は図1におけるコネクタ接続用ケース1付近を示す拡大斜視図 図3はコネクタ接続用ケース1の全体斜視図、図4は前記コネクタ接続用ケース1の半断面斜視図、図5は前記コネクタ接続用ケース1の正断面(縦断面)図である。
図1〜図5において、符号11は光ドロップケーブル、12は光インドアケーブル、13は家屋、14は家屋13の外壁、15は係止部品、16はケーブル引留具、17は架空光ファイバケーブル、18は光クロージャである。
図1、図2において、前記コネクタ接続用ケース1は、POIとして機能するものであり、加入者宅(家屋13)の外壁14近傍にて屋外設置され、架空光配線網17Aから引き落とされた光ドロップケーブル11と、宅内配線用の光インドアケーブル12の家屋13外側に引き出された先端とをコネクタ接続したコネクタ接続部20(図4、図5参照)を外装ケース2内に収納している。
光ドロップケーブル11は、架空光ファイバケーブル17の光回線を加入者宅(家屋3)へ引き落とすためのものである。この光ドロップケーブル11は、一端が、架空光ファイバケーブル17に組み立てられた光クロージャ18にて、前記架空光ファイバケーブル17の光ファイバと接続され、前記光クロージャ18から家屋外壁14近傍まで架空布設され、他端が、コネクタ接続用ケース1にて、光インドアケーブル12とコネクタ接続されている。
図6は、光ドロップケーブル11の断面構造の一例を示す。
図6において、光ドロップケーブル11は、光ファイバ11a及び該光ファイバ11aの両脇に配置した抗張力体11bを被覆樹脂11c中に埋設して一括被覆した断面矩形状の光ファイバエレメント部11dと、この光ファイバエレメント部11dの側部に添設された金属線11eを前記光ファイバエレメント部11dから延長した前記被覆樹脂11cによって被覆した支持線部11fとを具備している。
光ファイバエレメント部11dと支持線部11fとの間は、前記被覆樹脂11cの薄肉部11gを介して繋がっており、薄肉部11gを切り裂くように切断することで、支持線部11fを光ファイバエレメント部11dから分離できる。支持線部11fは、本発明に係る支持線として機能する。
光ファイバ11aは、光ファイバエレメント部11dの断面中央部に埋設されており、光ファイバエレメント部11dを、前記光ファイバ11aを介して両側に形成されたノッチ11hから、それぞれ抗張力体11bを埋設した2つのエレメント半体に分割することで、光ファイバ11aを露出させることができる。
前記光ファイバ11aとしては、ここでは、光ファイバ素線であるが、例えば、単心の光ファイバ心線、多心の光ファイバテープ心線などであっても良い。また、被覆樹脂11c中に埋設する光ファイバ11aの本数は1本(図示例では1本の光ファイバ素線)に限定されず、複数本であっても良い。
抗張力体11bは、光ファイバ11aに沿って縦添えされた線条体であり、その材質は、例えばFRP等である。
支持線部11fの金属線11eとしては、例えば鋼線等が用いられる。但し、支持線部11fとしては、被覆樹脂11cで被覆する芯材として金属線11eを採用したものに限定されず、前記芯材としては、例えば、FRP製線材等、様々なものを採用できる。
なお、光ドロップケーブル11としては、光ファイバエレメント部から支持線部を分離できるものであれば良く、上述の構成のものに限定されず、周知の各種構成のものを採用できる。
図7は、光インドアケーブル12の断面構造の一例を示す。
図7に例示した光インドアケーブル12は、光ファイバ12a及び該光ファイバ12aの両脇に配置した抗張力体12bを被覆樹脂12c中に埋設して一括被覆して断面矩形状に形成したものであり、丁度、図6に例示した光ドロップケーブル11の光ファイバエレメント部11dと同様の構成(光ドロップケーブル11から支持線部11f、薄肉部11gを省略した構成)になっている。符号12dはノッチである。
また、光インドアケーブル12の光ファイバ12aとしては、光ドロップケーブル11の光ファイバ11aと同様に、様々な種類のものを採用できる。光ファイバ12aの本数も、1本に限定されず(図示例では1本の光ファイバ素線)、複数本であっても良い。
前記光ドロップケーブル11は、該光ドロップケーブル11の家屋13側の端末部において、支持線部11fと光ファイバエレメント部11dとを分離してある。そして、支持線部11fに取り付けたケーブル引留具16を、家屋外壁14に固定されたフック状の係止部品15に係止することで、光クロージャ18と家屋13との間に張設されている。
図2、図19に示すように、図示例のケーブル引留具16は、支持線部11fの巻き付け固定用の突起16a(巻き付け突起)が複数突設された細長板状の本体プレート16bと、この本体プレート16bの長手方向片端から延出されたループ状(あるいはリング状)の係止金具16cとを具備し、巻き付け突起16aに支持線部11fを巻き付け固定した状態で、係止金具16cを係止部品15に係止することで、光ドロップケーブル11を家屋13に引き留めることができる。
コネクタ接続用ケース1は、ケーブル引留具16に取り付けて、支持線部11fに支持されている。
光ドロップケーブル11の家屋13側の端末にて支持線部11fから分離された光ファイバエレメント部11dは、先端部が、ケーブル引留具16に取り付けられた外装ケース2に引き込まれ、家屋13側から外装ケース2に引き込まれた光インドアケーブル12とコネクタ接続されている。
光ファイバエレメント部11d自体も、本発明に係る光ドロップケーブルとして機能する。以下、光ファイバエレメント部11dを、光ドロップケーブル本体11dと称する場合がある。
なお、光インドアケーブル12は、コネクタ接続用ケース1の外装ケース2と家屋13との間に、湾曲処理した余長12yを確保しておく。
図4、図5に示すように、コネクタ接続部20は、光ドロップケーブル11の先端に取り付けられた光コネクタ3と、光インドアケーブル12の先端に取り付けられた光コネクタ7とを接続したものである。コネクタ接続部20は、互いに接続した一対の光コネクタ3、7によって構成されている。
光コネクタ3、7は互いに接続可能なものであれば良く、ここでは一例として、光ドロップケーブル11側の光コネクタ3(光コネクタプラグ)として、SC形光コネクタ(JIS C 5973に制定されるF04形光コネクタ。SC:Single fiberCoupling optical fiber connector)、光インドアケーブル12側の光コネクタ7として、いわゆるFA形光コネクタの、光コネクタソケットを採用している。
但し、光コネクタ3、7は、後述するクランプ部、ケーブル引留部を具備した、現場付けタイプのものである。
なお、光コネクタ3、7としては、上述のSC形光コネクタ、FA形光コネクタに限定されず、単心用あるいは多心用の各種構成のものを採用できる。
図8、図9に示すように、光ドロップケーブル11(詳細には、光ドロップケーブル本体11d)先端の光コネクタ3は、コネクタハウジング34内にフェルール31を収納した構成のコネクタ本体36と、このコネクタ本体36の後端(コネクタハウジング34の後端。フェルール31が組み込まれた先端側とは反対の側)に設けられたケーブル引留部37とを具備した概略構成になっている。この光コネクタ3は、全体が、スリーブ状のコネクタハウジング34の中心軸線(直線)及びその延長上に沿って延在する細長形状(直線状)になっている。
一方、光インドアケーブル12先端の光コネクタ7は、図14(a)、(b)、図15(a)、(b)に示すように、L字形ハウジング75を具備し、該L字形ハウジング75のL字の屈曲部22aから一方の側(前端側)の直筒状のハウジング本体751の先端に、前記光コネクタ3が挿入して嵌合される受けハウジング部73を具備する、全体としてL字形に形成された光コネクタ(ソケット)である。
図4、図5に示すように、光コネクタ7(ソケット)に光コネクタ3(光コネクタプラグ)を接続してなるコネクタ接続部20は、全体として、L字形になっている。
なお、SC形光コネクタ(光コネクタプラグ)である光コネクタ3のコネクタハウジング34は、プラグフレーム、つまみ(カップリング)等の複数部品によって構成されたものを指す。但し、本発明に係る光コネクタ3としては、例えば、フェルールを収納するコネクタハウジング34がスリーブ状の1部品からなる構成も含む。
図示例の光コネクタ3、7の詳細は、後で説明する。
図3〜図5に示すように、コネクタ接続用ケース1は、L字形に屈曲された細長の容器である外装ケース2の側部に、該外装ケース2をケーブル引留具16に取り付けるための引留具嵌合部26を具備する構成になっている。
外装ケース2は、L字形に屈曲された細長の容器状に形成されており、L字形のコネクタ接続部20を収納するL字形の内部空間2sを内部に有する。
図示例のコネクタ接続用ケース1の外装ケース2は、細長スリーブ状の前側ケース21と、L字形の筒状体である後側ケース22とで構成されている。
前側ケース21は、後側ケース22のL字の屈曲部22aから一端側(前端側)の嵌合筒部221に嵌合して後側ケース22と一体化されて、前記嵌合筒部221を延長するように設けられる。
外装ケース2は、後側ケース22の嵌合筒部221と、該嵌合筒部221に嵌合された前側ケース21とが、該外装ケース2のL字の屈曲部(換言すれば、後側ケース22の屈曲部22a)から一方の側(ケース前側部2A)を構成し、後側ケース22のL字の屈曲部22aから他端側(後側)である垂下筒部222が、該外装ケース2のL字の屈曲部22aから他方の側(ケース後側部2B)を構成している。
コネクタ接続部20を収納するL字形の内部空間2sは、外装ケース2の前端(前側ケース21の前端)の端部壁23(以下、前端壁とも言う)と、後端(後側ケース22の後端)の端部壁24(以下、後端壁とも言う)との間に延在している。
前側ケース21には、コネクタ接続部20の光コネクタ3が収納され、後側ケース22には、L字形の光コネクタ7(ソケット)が収納される。
外装ケース2の前端壁23には、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dを通すためのドロップケーブル挿通孔23aが開口され、外装ケース2の後端壁24には、光インドアケーブル12を通すためのインドアケーブル挿通孔24aが開口されている。
外装ケース2内に収納された光コネクタ3の前端側(フェルール31が設けられている側。図8(a)左側)とは逆の後端側から延びる光ドロップケーブル本体11dは、ドロップケーブル挿通孔23aを介して、外装ケース2の外側へ延出され、外装ケース2内に収納された光コネクタ7の後端(L字形ハウジング75の前端の受けハウジング部73とは反対の側の端部)側から延びる光インドアケーブル12は、インドアケーブル挿通孔24aを介して、外装ケース2の外側へ延出されている。
図4、図5に示すように、外装ケース2の両端内部、すなわち、外装ケース2の内部空間2sの両端には、パッキン25a、25bを嵌め込んで、防水性を確保している。
光ドロップケーブル本体11d、光インドアケーブル12は、パッキン25a、25bを貫通している。
パッキン25a、25bは、弾性変形可能であり、例えば、ゴムや、合成樹脂の独立発泡体といった材料によって形成される。
コネクタ接続部20は、内部空間2sにおいて、両端のパッキン25a、25bの間に収納される。
コネクタ接続用ケース1に、コネクタ接続部20、パッキン25a、25bを収納したものが、コネクタ収納体100である。
このコネクタ接続用ケース1では、両端のパッキン25a、25bが、それぞれ、コネクタ接続部20に押圧されて、圧縮変形されることが好ましい。
すなわち、外装ケース2内にコネクタ接続部20を収納して、コネクタ接続用ケース1を組み立てたときに、外装ケース2の前端側のパッキン25aが、光コネクタ3の後端部と前端壁23との間に挟み込まれて圧縮変形され、外装ケース2の後端側のパッキン25bが、光コネクタ7の後端部と後端壁24との間に挟み込まれて圧縮変形されるようにする。
この場合、パッキン25a、25bの復元力によって、コネクタ接続部20の外装ケース2内でのガタ付きを防止できる。また、外装ケース2内面や光ドロップケーブル本体11d、光インドアケーブル12に対するパッキン25a、25bの密着性が高まってシール性を向上できることも言うまでも無い。
図5中、符号22bは、後側ケース22の内部に突設されている支圧壁である。この支圧壁22bには、光コネクタ7のL字形ハウジング75の屈曲部75aの内角側75bとは反対の外角側75cが当接されるL字形の受け面22cが形成されており、圧縮変形されたパッキン25a、25bからの押圧力を支圧する。
また、この支圧壁22bは、L字形の受け面22cに、光コネクタ7のL字形ハウジング75の屈曲部75aが当接されることで、外装ケース2内でのコネクタ接続部20の位置決め、及び、ガタ付き防止の機能を果たす。
前側ケース21は、後側ケース22の嵌合筒部221に嵌合する後端から前記前端側に行くにしたがって、断面形状が小さくなる、先細り状に形成されている。
前側ケース21の後端部(嵌合筒部211)は、円筒状に形成されている。
一方、後側ケース22の嵌合筒部221は、内筒223と、該内筒223の周囲に同心円状に突設された外筒224との間に、前側ケース21の嵌合筒部211が嵌め込まれる環状の嵌合溝225を具備する、二重円筒状に形成されている。
前記外筒224は、嵌合筒部221の内筒223の屈曲部22a側の端部から、内筒223の外周に立ち上げられ、内筒223の外周に沿って、内筒223の屈曲部22aからの突出先端に向かって延出する環状の突壁である。
前側ケース21は、嵌合筒部211を、後側ケース22の嵌合筒部221の内筒223の外側に押し込んで、外嵌めすることで、外側ケース22に嵌合される。また、嵌合溝225に押し込まれた嵌合筒部211が、内筒223と外筒224との間にしっかりと嵌り込んで、前側ケース21の嵌合筒部211が内筒223の同軸上に確実に支持され、嵌合筒部221に対する前側ケース21の傾斜が防止される。
図2、図3に示すように、前側ケース21は、嵌合筒部211を、後側ケース22の嵌合筒部221の内筒223の外側に押し込んだときに、嵌合筒部211の外側に突設された山形の係止突片212が、嵌合筒部221の外筒224を僅かに押し広げて外筒224の内側を通って、外筒224に形成されている窓226に入り込むことで、後側ケース22に係止され、一体化状態が維持される。これにより、外筒224を弾性変形させるなどして、係止突片212を外筒224の窓226から強制的に離脱させ、外筒224に対する係止を解除しない限り、後側ケース22から離脱しないようになる。
また、嵌合溝225の奥部(後側ケース22の前端から見て奥側)には、シール性を確保するためのOリング227(図4、図5参照)が収納されている。係止突片212が嵌合筒部221の外筒224に係止すると、嵌合溝225に押し込まれた嵌合筒部211の先端が、Oリング227に押圧された状態が維持されるため、高いシール性が確実に得られる。
図2、図3において、符号26は引留具嵌合部であり、光ドロップケーブル11の支持線部11fを家屋13(詳細には外壁14)に引き留めるためのケーブル引留具16に、コネクタ接続用ケース1の外装ケース2を固定して取り付ける取付手段として機能するものである。
図示例のコネクタ接続用ケース1の引留具嵌合部26は、外装ケース2の後側ケース22の嵌合筒部221(詳細には、外筒224)から外側に突設された突起である複数の嵌合片26aによって、ケーブル引留具16の本体プレート16bを外装ケース2(詳細には後側ケース22)に固定するものである。
図17に示すように、前記嵌合片26aは、具体的には、鉤形の突片であり、ケーブル引留具16の細長プレート状の本体プレート16bを、外装ケース2(詳細には後側ケース22)に押さえ込むようにして固定できる。
前記引留具嵌合部26は、後側ケース22の外周面に、嵌合片26aを複数1列に突設した列を2列形成したものである。各嵌合片26aは、後側ケース22の外周面から立ち上げられた立設部26bと、この立設部26bの上端から、2列の嵌合片26aの列間の引留具収容空間26sの中央部に向けて延びる押さえ片26cとを具備している。
後側ケース22を、ケーブル引留具16の本体プレート16bに沿ってスライド移動させることで、2列の嵌合片26aの列間(詳細には、引留具収容空間26sを介して両側の嵌合片26aの立設部26b間)の引留具収容空間26sに本体プレート16bを収納できる。
引留具収容空間26sに押し込まれた本体プレート部16bは、引留具収容空間26sの両側の嵌合片26aの押さえ片26cによって、後側ケース22の外周面に押さえ込むようにして固定される。これにより、引留具嵌合部26によって、ケーブル引留具16に外装ケース2が取り付けられる。
ケーブル引留具16に取り付けた外装ケース2(後側ケース22)がケーブル引留具16から不用意に離脱しないようにすることに鑑みて、引留具嵌合部26は、後側ケース22を、ケーブル引留具16の本体プレート部16bに向かって強く叩き込むようにして、本体プレート部16bを2列の嵌合片26aの間の引留具収容空間26sに収容することで、本体プレート部16bに強固に嵌合する、ようになっている。
なお、ケーブル引留具16に取り付けた外装ケース2が、ケーブル引留具16から不用意に離脱しないように、外装ケース2をケーブル引留具16に強固に固定するための構成(取付手段)としては、例えば、外装ケース2(具体的には、後側ケース22)に、ケーブル引留具16の本体プレート16bに係合する弾性爪を突設した構成なども採用可能である。
また、取付手段としては、例えば、図18に示すように、タイラップ等の結束具261を用いた機械的固定手段、接着剤による接着固定等も採用可能である。但し、ケーブル引留具16からの外装ケース2の離脱作業を可能にする点で、結束具を用いた結束固定等の、機械的固定手段を採用することが好ましい。
さらに、取付手段としては、例えば、複数の嵌合片26aが一枚のプレート上に突設された構成の、外装ケースとは別体の引留具嵌合用部品を、外装ケースに固定して引留具嵌合部として使用する、といったことも可能である。引留具嵌合用部品としては、ケーブル引留具16の本体プレート16bを嵌合又は係合によって固定できる構成のものであれば良く、様々な構成のものを採用できる。
図2、図3に示すように、コネクタ接続用ケース1は、引留具嵌合部26を利用して、ケーブル引留具16に取り付けたときに、後側ケース22の嵌合筒部221において、該嵌合筒部221に垂設されている垂下筒部222が、嵌合筒部221から下方に突出する向きとなるように設置される。
引留具嵌合部26は、後側ケース22の嵌合筒部221において、垂下筒部222とは反対の側(すなわち、図2、図3において上側)に設けられているため、引留具嵌合部26によってケーブル引留具16に固定したコネクタ接続用ケース1は、垂下筒部222の自重で、垂下筒部222が嵌合筒部221から下方に突出する向き(姿勢)で、ケーブル引留具16の下側に設けられる。
図19に例示したコネクタ接続用ケース1Aは、外装ケース2の後側ケース22において、垂下筒部222とは反対側に位置する上端部に、引留具嵌合部26が設けられた構成になっている。
図2に例示したコネクタ接続用ケース1は、後側ケース22における引留具嵌合部26の設置位置が、垂下筒部222とは反対の「上部」であることは、図3のコネクタ接続用ケース1Aと同じであるが、引留具嵌合部26の設置位置は、上端部から、後側ケース22の側部の側にずれた位置になっている。
(コネクタ接続部)
コネクタ接続部20は、後側ケース22に前側ケース21を嵌合して外装ケース2を組み立てる前に、後側ケース22に挿入しておいたL字形の光コネクタ7(ソケット)の受けハウジング部73に光コネクタ3を接続して、組み立てておく。コネクタ接続部20を組み立てた後に、後側ケース22に前側ケース21を嵌合して一体化することで、コネクタ接続部20が外装ケース2内に収納される。
コネクタ接続部20を構成する光コネクタ3、7は、光ドロップケーブル11(光ドロップケーブル本体11d)の先端、光インドアケーブル12の先端に取り付けてから、外装ケース2内に収納する。
ここで、光コネクタ3、7の一例を説明する。
ここで採用される光コネクタ3,7は、いわゆる現場付け光コネクタであり、コネクタ接続用ケース1の施工現場にて、光ドロップケーブル11(光ドロップケーブル本体11d)の先端、光インドアケーブル12の先端に取り付けることが可能である。
まず、光ドロップケーブル11(光ドロップケーブル本体11d)先端に取り付けられる光コネクタ3について説明する。
図8は光コネクタ3を示す図であって、(a)は正面図、(b)はカバー372を示す斜視図、図9は光コネクタ3の内部構造を示す断面図である。
光コネクタ3は、現場付けタイプのSC形光コネクタ(光コネクタプラグ)である。
この光コネクタ3は、スリーブ状のコネクタハウジング34の先端(前端)内にフェルール31を収納した構成のコネクタ本体36と、このコネクタ本体36の後端(コネクタハウジング34の後端)に設けられたケーブル引留部37とを具備した概略構成になっている。
図9において、この光コネクタ3は、フェルール31として、該フェルール31の接合端面(符号31a。先端面)とは反対の側の後端側に組み立てられたクランプ部32(後述)を具備するもの(以下、クランプ部付きフェルール31Aとも言う)を採用して、現場付けを可能にしている。
図10は、クランプ部付きフェルール31Aを示す斜視図、図11はクランプ部32の断面構造を示す図であって、(a)、(b)は図10におけるA−A線断面矢視図であって、(a)は介挿部材によって開放した状態を示す図、(b)は介挿部材を引き抜いて光ファイバをクランプ固定した状態を示す図、(c)は図10におけるB−B線断面矢視図である。
クランプ部32は、細長形状の一対の素子31c、321からなる半割り構造の素子部を、断面C形のスリーブ状のバネ322(C形バネ)の内側に収容した構造であり、バネ322の弾性によって、一対の素子31a、321の間で、光ファイバをクランプする構造になっている。
一対の素子31c、321の内の片方は、フェルール31に固定の部材である。したがって、クランプ部32は、フェルール31に複数の部材を組み付けた構成になっている。
なお、バネ322の形状は、断面コ字形のものなど、各種採用可能である。
フェルール31には光ファイバ38(以下、フェルール側光ファイバとも言う)が内挿固定されており、クランプ部32の一対の素子31c、321の間には、フェルール側光ファイバ38のフェルール31後端から突出した突出部38a(図8(a)、図9参照)が挿入されている。
なお、フェルール側光ファイバ38としては、例えば石英系光ファイバが採用される。
クランプ部32には、この光コネクタ3のコネクタハウジング34の後端に開口されている開口部342(図9参照)から、光ドロップケーブル11dの先端に露出させた光ファイバ11a(ここでは光ファイバ素線)を挿入することができる。そして、クランプ部32内で、光ファイバ11a先端に口出しした裸光ファイバ11i(図10参照)を前記光ファイバ38(詳細には突出部38a)に対して突き合わせ接続し、光ファイバ11a、38をクランプ部32の一対の素子31c、321の間に挟み込んで固定することで、光ファイバ11a、38同士の接続状態が維持される。
光ドロップケーブル11先端の光ファイバ11aをクランプ部32に挿入するには、クランプ部32の一対の素子31c、321の間に割り込ませた薄板状の介挿部材4によって、一対の素子31c、321の間が、バネ322の弾性に抗して若干押し開かれた状態にしておく(図11(a)参照)。
そして、予め、先端に裸光ファイバ11i(図10)を露出させておいた光ファイバ11aを、一対の素子31c、321の間に挿入する。
クランプ部32の一対の素子31c、321間に介挿した介挿部材4は、コネクタハウジング34の側壁部に貫設された介挿部材穴(図示略)を貫通して、一対の素子31c、321間に割り込ませた先端とは反対の後端側がコネクタハウジング34の外側に突出されている(図8(a)参照)。したがって、この介挿部材4後端を操作ハンドルとして利用することで、介挿部材4の引き抜き操作を、コネクタハウジング34の外側から行える。
また、クランプ部32の一対の素子31c、321間には、介挿部材穴を介して、コネクタハウジング34の外側から介挿部材4を挿脱することが可能である。この介挿部材4の挿脱によって、一対の素子31c、321間を開閉できる。
なお、SC形光コネクタである光コネクタ3については、コネクタハウジング34から、その一部である、つまみを取り外した状態(つまり、いわゆるSC2形光コネクタの状態)のコネクタハウジング(内部ハウジング)に前記介挿部材穴を形成しておき、クランプ部からの介挿部材の引き抜き後に、内部ハウジングの外側につまみを装着する、といったことが可能である。
クランプ部32内に挿入した、光ドロップケーブル11の光ファイバ11aは、先端の裸光ファイバ11i(図10参照)が、クランプ部32の一対の素子31c、321の一方又は両方の合わせ面(ここでは、素子31cの合わせ面324aのみ)に形成されている調心溝323(図11(a)、(b)参照)に挿入されて、該調心溝323に予め挿入されている前記フェルール側光ファイバ38(ここでは裸光ファイバ。詳細には突出部38a)に対して位置決めされて、突き合わせ接続される。
前記調心溝は、ここではV溝であるが、例えば、U溝、丸溝(断面半円形の溝)等、各種構成が採用可能である。
なお、図11(c)に示すように、光ファイバ11aの裸光ファイバ11iを露出していない、被覆が付いたままの部分は、クランプ部32の一対の素子31c、321の一方又は両方の合わせ面(ここでは、両素子の合わせ面)に形成された被覆部収納溝325に収納され、クランプ部32から介挿部材4を引き抜いて、一対の素子31c、321の間を閉じたときに、一対の素子31c、321の間にしっかりと挟み込まれて固定される。
この被覆部収納溝325は、調心溝323の後端部(調心溝323の、フェルール31とは反対の側の端部)から連続するようにして形成され、一対の素子31c、321からなる素子部の後端(フェルール31とは反対の側の端部)に開口しており、光ファイバ11a先端の裸光ファイバ11iを調心溝323に誘導するための誘導溝としての機能も果たす。調心溝323、被覆部収納溝325は、調心溝323が被覆部収納溝325よりもフェルール31側、の位置関係で形成されている。
図8(a)、(b)、図9に示すように、光コネクタ3のケーブル引留部37は、コネクタハウジング34の後端から突出する舌片状の引留部材支持片371と、コネクタハウジング34の後端に枢着された回転自在のカバー372とを具備して構成されている。
カバー372は、断面門形に形成された細長形状の部材であり、回転によって、引留部材支持片371上に被せるように配置される位置(閉じた状態)と、引留部材支持片371上に起立する位置とを切り換えることができ、引留部材支持片371に対して開閉自在である。また、カバー372は、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11d(支持線部11fを分離した部分)の先端に固定しておいたブロック状の引留部材5(図9等参照。後述)を内側に収納することで、光ドロップケーブル11(光ドロップケーブル本体11d)を引き抜けないように引き留める。
なお、図中、符号343は枢軸であり、コネクタハウジング34の後端両側面に突設されている。
図13に示すように、引留部材5は、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dを嵌め込んで収納する固定溝51が形成されたベースブロック52と、このベースブロック52の上面53に固定されて、前記上面53に開口する固定溝51を塞ぐ蓋板54とを具備する。固定溝51に嵌め込まれた光ドロップケーブル本体11dは、固定溝51内面に形成された爪(図示略)等の固定手段によって強固に固定される。
また、ベースブロック52には、ケーブル引留部37の引留部材支持片371が差し込まれる貫通穴である、支持片収納穴55が形成されている。
図12(a)〜(d)は、光コネクタ3を、光ドロップケーブル本体11d先端に取り付ける手順を、工程順に示す。
光コネクタ3を光ドロップケーブル本体11d先端に取り付けるには、まず、光ドロップケーブル本体11dの先端に、引留部材5を固定する。
ここで、光ドロップケーブル本体11dの先端に露出させた光ファイバ11aを、引留部材5から突出させておく。また、光ファイバ11aの先端は、被覆を除去して、裸光ファイバ11iを口出ししておく。
次いで、カバー372を開放した状態(カバー372を引留部材支持片371から上方に位置させ、引留部材支持片371を露出させた状態。図12(a)〜(b)参照)で、光ドロップケーブル本体11d先端に固定されている引留部材5の支持片収納穴55に引留部材支持片371を収納しつつ、引留部材5を引留部材支持片371に差し込んでいく(図12(a)、(b)参照)。これにより、引留部材5から突出させておいた光ファイバ11aを、コネクタハウジング34後端の開口部342からクランプ部付きフェルール31Aのクランプ部32に挿入し、クランプ部32内で、光ファイバ11aの先端(予め露出させておいた裸光ファイバ11i)を、フェルール側光ファイバ38に突き合わせる。
なお、クランプ部付きフェルール31Aのクランプ部32は、一対の素子31c、321の間に割り込ませた介挿部材4によって、予め、一対の素子31c、321の間を開放しておく(図11(a)参照)。
光ファイバ11aをフェルール側光ファイバ38に突き合わせたら、クランプ部32から介挿部材4を引き抜く(図12(c)参照)。これにより、クランプ部32のバネ322の弾性によって、光ファイバ11a(詳細には裸光ファイバ11i)、38が突き合わせ状態のまま、一対の素子31c、321の間に挟み込まれ、突き合わせ接続状態が維持される(図11(b)参照)。
クランプ部32では、フェルール側光ファイバ38と光ファイバ11aの先端の裸光ファイバ11iとは、調心溝323の調心精度によって精密に位置決め調心した状態で、一対の素子31c、321間にクランプ固定されるため、突き合わせ接続状態が維持されるため、フェルール側光ファイバ38と光ファイバ11aとの光接続状態が安定に維持される。
次いで、ケーブル引留部37のカバー372を閉じて、引留部材5をカバー372内に収納する(図12(d)参照)。
これにより、図9に示すように、カバー372後端(図9右端)にて断面門形のカバー372の内側に張り出すように突出された係止突起372bが、引留部材5のカバー372からコネクタ後端側(図9右側)への抜け出しを規制する抜け止めストッパとして機能し、その結果、引留部材5に固定されている光ドロップケーブル本体11dの、光コネクタ3から後端側への引き抜きが規制され、光ドロップケーブル本体11dが光コネクタ3に対して引き留められる。
また、引留部材5をカバー372内に収納する際に、カバー372の両側壁372aに開口された係止窓372c(図8(a)参照)に、引留部材5のベースブロック52の両側部に突設されている係止爪56を嵌め込んで、カバー372に引留部材5を嵌合する(図13参照)。これによって、カバー372内での引留部材5の収納位置が安定する。
以上により、光ドロップケーブル本体11dの先端への光コネクタ3の取り付けが完了する。
次に、光インドアケーブル12の先端に取り付ける光コネクタ7を説明する。
図14(a)、(b)、図15(a)、(b)に示すように、光インドアケーブル12先端に取り付けるL字形の光コネクタ7(ソケット)は、L字形ハウジング75のL字の屈曲部75aから一方の側(前端側)のハウジング本体751及び受けハウジング部73からなる本体フレーム72内に、クランプ部付きフェルール74A及び割りスリーブ77aを収納してなるコネクタ本体71(ソケット本体)と、L字形ハウジング75のL字の屈曲部75aから他方の側(後端側)の部分である引留ハウジング部752と、コネクタ本体71後端から後側(図14右側。受けハウジング部73とは反対の側)に延出された舌片状の引留部材支持片38、とを具備して構成されている。
クランプ部付きフェルール74Aは、既述の光コネクタ3のクランプ部付きフェルール31Aと同様の構成のものであり、ここでは説明を省略する。
また、符号741はクランプ部付きフェルール74Aのクランプ部であり、クランプ部付きフェルール31Aのクランプ部32と同様の構成のものである。
受けハウジング部73は、四角枠状の側壁部73aを有し、この側壁部73aの内側に、前記光コネクタ3が外側から挿入されるコネクタ嵌合凹所731を有する、凹形に形成されている。
符号77は割りスリーブ収納筒、77aは割りスリーブである。
割りスリーブ収納筒77は、受けハウジング部73の奥側(ハウジング本体751側)から、受けハウジング部73の内側のコネクタ嵌合凹所731に突出されている。この割りスリーブ収納筒77の内側には、割りスリーブ77aが収納されている。
クランプ部付きフェルール74Aは、先端のフェルール74が、割りスリーブ77aのハウジング本体751側から、割りスリーブ77aに挿入され、先端の接合端面74aが、割りスリーブ77aの軸方向中央部に配置されている。クランプ部付きフェルール74Aのクランプ部32は、ハウジング本体751内に収納されている。
受けハウジング部73の前記コネクタ嵌合凹所731内に組み込まれた爪ユニット79は、コネクタ嵌合凹所731に挿入された光コネクタ3の両側部の係合凹所331に係脱可能に係合する一対の弾性爪79aを有する。光コネクタ3は、爪ユニット79の一対の弾性爪79aの間に挿入されて、弾性爪79aと係合することで、受けハウジング部73に嵌合する。
この弾性爪79aは、SC形光コネクタの光コネクタアダプタ(あるいは光コネクタレセプタクル)の内部に設けられるものと同様に形成されている。
なお、この光コネクタ7に接続される光コネクタ(光コネクタプラグ)としては、SC形光コネクタに限定されない。
また、この光コネクタ7は、受けハウジング部73の側壁部73aに形成された係合窓73bを有しており、この係合窓73bに係脱可能に係合する係合爪(弾性爪)を具備する構造の光コネクタプラグの接続にも対応できる。
図15(a)、(b)に示すように、引留ハウジング部752は、ハウジング本体751に対して垂設された、断面コ字形の枠状ハウジングであり、L字形ハウジング75の屈曲部75aからハウジング本体751に対して垂直に延出されている。
この引留ハウジング部752のハウジング本体751からの突出先端は、光インドアケーブル12の先端に固定したブロック状の引留部材8が取り付けられることで、光インドアケーブル12を引き留める、ケーブル引留部754として機能する。
図15(a)、(b)、図16に示すように、引留部材8は、光インドアケーブル12を嵌め込んで収納する固定溝81が形成されたベースブロック82と、このベースブロック82の上面83に固定されて、前記上面83に開口する固定溝81を塞ぐ蓋板84とを具備して構成されている。この引留部材8は、固定溝81に嵌め込まれた光インドアケーブル12を、固定溝81内面に形成された爪(図示略)等の固定手段によって強固に固定できるようになっている。
また、ベースブロック52には、引留部材支持片78が差し込まれる貫通穴である、支持片収納穴85が形成されている。
この光コネクタ7を、光インドアケーブル12の先端に取り付けるには、光インドアケーブル12端末にブロック状の引留部材8(図14(a)参照)を固定する。ここで、図14(a)に示すように、引留部材8は光インドアケーブル12の被覆部分(被覆樹脂12cで覆われている部分)に固定し、光インドアケーブル12の先端に露出させた光ファイバ12aが、引留部材8から突出するようにする。また、光ファイバ12aの先端には、予め、光ファイバ12aの被覆を除去して裸光ファイバ12eを露出(口出し)しておく。
次いで、引留部材8を、支持片収納穴85に引留部材支持片78が通されるようにして、引留部材支持片78のコネクタ本体71からの突出先端から外挿し、引留部材8を引留部材支持片78に沿ったスライド移動によって、コネクタ本体71に接近させる。
光インドアケーブル12先端を引留部材支持片78を案内としてコネクタ本体71に接近させることで、光インドアケーブル12先端に露出させておいた光ファイバ12aを、コネクタ本体71後端(ハウジング本体751後端)の光ファイバ導入孔753からコネクタ本体71内のクランプ部付きフェルール74Aのクランプ部741に挿入し、光ファイバ12a先端(裸光ファイバ12e)を、フェルール側光ファイバ38に突き合わせ接続する。
図14(a)、(b)において、符号755は介挿部材口である。この介挿部材口755は、介挿部材4を通すために、L字形ハウジング75のハウジング本体751に形成された貫通穴である。クランプ部付きフェルール74Aのクランプ部741の一対の素子31c、321間に先端を割り込ませた介挿部材4は、前記介挿部材口755を介して、ハウジング本体751の外側に突出される。介挿部材口755を介してハウジング本体751の外側に突出された介挿部材4の後端は、該介挿部材4をクランプ部741から引き抜くための操作端として利用される。
クランプ部付きフェルール74Aのクランプ部741に光ファイバ12aを挿入する際には、予め、クランプ部741の一対の素子31c、321間に割り込ませた介挿部材4によって、光ファイバ12aの挿入が可能なように、一対の素子31c、321間を開放しておく。
なお、クランプ部741の一対の素子(図11のクランプ部32の素子31c、321を参照)は、楔状の介挿部材4の挿脱によって開閉可能である。
クランプ部741に挿入した光ファイバ12a先端(裸光ファイバ12e)のフェルール側光ファイバ38に対する突き合わせが完了したら、一対の素子31c、321間に割り込ませてあった介挿部材4をクランプ部741から引き抜く。これにより、クランプ部741のバネ322の弾性によって、光インドアケーブル12の光ファイバ12aとフェルール側光ファイバ38とが突き合わせ状態のまま一対の素子31c、321間に挟み込まれてクランプ固定される。また、これにより、インドアケーブル12の光ファイバ12aの先端の裸光ファイバ12eとフェルール側光ファイバ38とが、調心溝323の調心精度によって、精密に位置決め調心されて光接続(突き合わせ接続)された状態が維持される。
なお、後述のように、引留部材8を引留ハウジング部752のケーブル引留部754に固定(図14(b)、図15(a)、(b)参照)したときに、クランプ部741後端とケーブル引留部754に固定した引留部材8との間にて湾曲(図14(b)参照)される、光インドアケーブル12の光ファイバ12aに引っ張り力が作用しないように、光インドアケーブル12の光ファイバ12aの引留部材8からの突出長を調整しておくことは言うまでも無い。
ところで、引留部材支持片78の断面長手方向は、ハウジング本体751の後端から延出する引留ハウジング部752の長手方向に垂直であり、しかも、引留部材支持片78は可撓性を有し、コネクタ本体71から後側へ延出された状態から、湾曲させて、引留ハウジング部752に沿わせて配置することができる。
クランプ部付きフェルール74Aのクランプ部741からの介挿部材4の引き抜き(換言すれば、クランプ部741での光ファイバ38、12aのクランプ固定)が完了したら、引留部材8を、引留部材支持片78に挿通した状態のまま、引留部材支持片78を撓ませつつ、引留ハウジング部752のケーブル引留部754へ移動し、ケーブル引留部754に嵌め込んで取り付ける。
このとき、引留部材8は、ケーブル引留部754の内側に嵌め込んで、両側部の係止爪86を、引留ハウジング部752の側壁部752aの係止窓752bに係合させる。前記固定溝81を介して左右(図16左右)両側に突設されている係止爪86が、引留ハウジング部752の内側空間752sを介して左右両側の側壁部752aに形成されている係止窓752bに係合させることで、引留部材8が、ケーブル引留部754の内側に嵌合されて、L字形ハウジング75に固定され、ケーブル引留部754に確実に取り付けられる。これにより、光コネクタ7に対する光インドアケーブル12の引き留めが完了する。
(コネクタ接続用ケースの組み立て・施工)
コネクタ接続用ケース1を組み立てるには、後側ケース22(図4、図5参照)に、インドアケーブル挿通孔24aから引き入れた光インドアケーブル12の先端を、後側ケース22の嵌合筒部221の前端開口部から引き出し、この光インドアケーブル12の先端に、L字形の光コネクタ7を取り付ける。
一方、前側ケース22にドロップケーブル挿通孔23aから引き入れて、前側ケース22の後端開口部から引き出した光ドロップケーブル本体11dの先端に、光コネクタ3を取り付ける。
そして、L字形の光コネクタ7の後側ケース22への収納と、光コネクタ7の受けハウジング部73への光コネクタ3の接続(挿入及び嵌合)とを行い、後側ケース22に収納された光コネクタ7の受けハウジング部73に光コネクタ3が接続された状態にする。
L字形の光コネクタ7の後側ケース22への収納は、光コネクタ7を、引留ハウジング部752(後端側)の側から、外側ケース22に、嵌合筒部221から挿入していく。
このとき、光コネクタ7の受けハウジング部73を、後側ケース22の嵌合筒部221の内側に突設されている一対のコネクタ係止爪22dの間から、後側ケース22の屈曲部22a側に押し込むように押圧して、受けハウジング部73の周囲にフランジ状に突設されている側部突起733を、一対のコネクタ係止爪22dの間を通過させ、コネクタ係止爪22dから屈曲部22a側に入り込ませ、図4、図5に示す状態にする。これにより、側部突起733に係合したコネクタ係止爪22dと、後側ケース22の支圧壁22bとの間に、光コネクタ7(詳細には、光コネクタ7のL字形ハウジング75の、屈曲部75aから側部突起733までの部分)が保持される。
次いで、後側ケース22の嵌合筒部221に前側ケース21の嵌合筒部211を嵌合して、前側ケース21と後側ケース22とを一体化して、外装ケース2を組み立てる。これにより、コネクタ接続用ケース1、コネクタ収納体100が組み立てられる。
コネクタ接続用ケース1がケーブル引留具16に取り付けられた状態となったら、コネクタ接続用ケース1の施工が完了する。
光ドロップケーブル11の支持線部11fを家屋13に引き留めるケーブル引留具16に対する後側ケース22の取り付けと、外装ケース2全体の組み立てとは、どちらが先であっても良い。
このコネクタ接続用ケース1は、引留具嵌合部26によってケーブル引留具16に取り付けて設置されるため、家屋13に取付具を固定する工事が不要であり、家屋13を傷付けるといった心配が無く、しかも、組み立て、設置を、短時間で簡単に行える。
さらに、光ドロップケーブル11先端、光インドアケーブル12先端に直接取り付けた光コネクタ3、7同士を接続したコネクタ接続部20を外装ケース2内に収納した構成であるため、外装ケース2内に、光ドロップケーブル11、光インドアケーブル12から引き出した光ファイバ11a、12a(ここでは光ファイバ素線)の余長を収納する必要が無く、外装ケース2は小型化できる。また、外装ケース2内には、光ドロップケーブル11、光インドアケーブル12の余長も収納する必要が無い点でも、外装ケース2の小型化を実現できる。外装ケース2の小型化により、家屋13の美観に与える影響を非常に小さくできる。
また、このコネクタ接続用ケース1の外装ケース2は、光インドアケーブル11と光インドアケーブル12とを接続してなる光ケーブル線路の途中に設けられ、外観上、光ケーブル線路の途中を一部太くしたような形状であるため、従来の箱形の屋外光成端キャビネットに比べて、目立ちにくい。このため、家屋の外観、美観に与える影響を軽減できる。
また、図2に例示したように、後側ケース22における引留具嵌合部26の設置位置が、後側ケース22の上端部から、後側ケース22の側部の側にずれた位置になっている構成であれば、地上の歩行者から見て、引留具嵌合部26に固定されたケーブル引留具16が外装ケース2に隠されるか、あるいは、外装ケース2に重なって見えることとなる。このため、例えば、図19に例示したコネクタ接続用ケース1Aのように、引留具嵌合部26が、後側ケース22の上端部に設けられている場合は、引留具嵌合部26、及び、該引留具嵌合部26を固定したケーブル引留具16が、外装ケース2上に突出状態となるのに比べて、美観の確保の点で有利である。
図2、図3に示すように、コネクタ接続用ケース1は、施工が完了したとき、垂下筒部222の自重で、垂下筒部222が嵌合筒部221から下方に突出する向き(姿勢)で、ケーブル引留具16の下側に設けられる。このコネクタ接続用ケース1の外装ケース2は、該外装ケース2の表面を伝って流れる、雨水等の水が、垂下筒部222から円滑に落下し、溜まりにくい外形になっている。したがって、雨水の溜まりや、着雪等による重量増などいった不都合を防止できる。
コネクタ接続用ケース1は、垂下筒部222の自重で、垂下筒部222が嵌合筒部221から下方に突出する向き(姿勢)が維持されることで、垂下筒部222の下端に位置するインドアケーブル挿通孔24aから外装ケース2内への浸水を、確実に防止できることは言うまでも無い。
コネクタ収納体100において、外装ケース2のインドアケーブル挿通孔24a付近は、風によるコネクタ接続用ケース1の揺動等によって、家屋13側の光ファイバケーブルである光インドアケーブル12に引っ張りや曲げが繰り返し与えられるなどして、繰り返し応力が作用しやすい部位であり、防水性の確保の点で不利な点がある。
しかしながら、コネクタ接続用ケース1は、垂下筒部222が嵌合筒部221から下方に突出する向き(姿勢)の維持を実現できる構成であるため、簡易な防水構造であっても、インドアケーブル挿通孔24aの防水性を確保できる、といった利点がある。
(第2実施形態)
図20、図21は、本発明の第2実施形態のコネクタ接続用ケース200の構造を示す図であって、図20は全体斜視図、図21は断面図である。
なお、図中、図1〜図19と共通の構成部分には共通の符号を付して説明を省略する。
図20、図21において、コネクタ接続用ケース200は、コネクタ接続されて一直線上に配置された、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dと、光インドアケーブル12とのコネクタ接続部20Aを収納する、細長形状の外装ケース201を具備するものである。
このコネクタ接続ケース200も、既述のコネクタ接続ケース1と同様に、外装ケース201の側部(外側)に、引留具嵌合部203(26)を具備しており、ケーブル引留具16に取り付けられる。
なお、引留具嵌合部としては、既述のコネクタ接続ケース1と同様の、様々な構成のものを採用できる。また、引留具嵌合部に限定されず、タイラップ等の結束具といった、取付手段の採用も可能であることは言うまでも無い。
光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dと、光インドアケーブル12とは、コネクタ接続されて一直線上に配置されている。
光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dと光インドアケーブル12とをコネクタ接続したコネクタ接続部20Aは、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dの先端に取り付けられた既述の光コネクタ3と、光インドアケーブル12の先端に取り付けられた後述の光コネクタ7Aとを接続したものである。
光コネクタ720は、既述の光コネクタ7(ソケット)の引留ハウジング部752に代えて、コネクタ本体71の後端側に、光コネクタ3のケーブル引留部37と同様の構成の、ケーブル引留部721を設けた構造のものである。
ケーブル引留部721は、既述の光コネクタ7のコネクタ本体71に垂直の引留ハウジング部752とは異なり、コネクタ本体71の中心軸線(換言すれば、ハウジング本体751の中心軸線)の延長上に、光インドアケーブル12を引き留める構造である。
図21において、符号722は、ケーブル引留部721のカバーであり、光コネクタ3のケーブル引留部37のカバー372と同様に、ブロック状の引留部材(ここでは、光インドアケーブル12端末に固定した引留部材5)を収納することで、引留部材を引き抜き不可能に係止し(図9の係止突起372bを具備する)、光インドアケーブル12を、引き抜けないように引き留める。
上述の光コネクタ720は、光インドアケーブル12先端に取り付けたときに、ケーブル引留部721が、コネクタ本体71の後側に該コネクタ本体71を延長するように延在する、細長の構造になっている。
光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dの先端に取り付けた光コネクタ3を、光コネクタ720の受けハウジング部73に嵌合して接続してなるコネクタ接続部20Aは、全体として、直線状の細長形状である。
コネクタ接続用ケース200の外装ケース201は、前記コネクタ接続部20Aを収納する細長形状の容器であり、さらに言えば、長手方向中央部が膨出して太くなっている、紡錘状に形成されている。
外装ケース201の長手方向中央部は、両端に比べて内部空間が広く形成されており、コネクタ接続部20Aの内、サイズが大きい(太い)、光コネクタ720の受けハウジング部73を収納する。
外装ケース201の、長手方向一端側には前記光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dを通すためのドロップケーブル挿通孔204、長手方向他端側には前記光インドアケーブル12を通すためのインドアケーブル挿通孔205、が開口されている。
コネクタ接続部20Aを外装ケース201内に収納してコネクタ収納体を組み立てると、外装ケース201の長手方向一端側のドロップケーブル挿通孔204から外装ケース201内に引き込まれた光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dと、外装ケース201の長手方向他端側のインドアケーブル挿通孔205から引き込まれた光インドアケーブル12とが、外装ケース201内でコネクタ接続された状態となる。
なお、符号208a、208bはパッキンであり、ドロップケーブル挿通孔204、インドアケーブル挿通孔205の防水性を確保するために、外装ケース201の長手方向両端に収納される。
また、前記外装ケース201は、前記ドロップケーブル挿通孔204が開口されている第1ケース半体206と、前記インドアケーブル挿通孔205が開口されている第2ケース半体207とを嵌合して一体化することで組み立てられる、構造になっている。
第1ケース半体206は、第2ケース半体207と嵌合される円筒状の嵌合筒部206aから、ドロップケーブル挿通孔204側へ行くに従って、断面形状が小さくなる先細りの細長筒状に形成されている。この第1ケース半体206は、第1実施形態のコネクタ接続用ケース1の外装ケース2の前側ケース21と、同様の構成である。
第2ケース半体207は、第1ケース半体206と嵌合される円筒状の嵌合筒部207aから、インドアケーブル挿通孔205側へ行くに従って、断面形状が小さくなる先細りの細長筒状に形成されている。
第2ケース半体207の嵌合筒部207aは、具体的には、内筒206bと、該内筒206bの外側に同心円状に配置された外筒206cとからなる二重筒状である。第1ケース半体206と第2ケース半体207とは、第2ケース半体207の内筒206bと外筒206cとの間に確保された隙間である嵌合溝206dに、第1ケース半体206の嵌合筒部206aが圧入されることで嵌合する。
紡錘形の外装ケース201の長手方向中央部の膨出部は、ケース半体206、207の嵌合筒部206a、207a同士が嵌合した嵌合部によって構成される。
第2ケース半体207の嵌合筒部207aの構成は、第1実施形態のコネクタ接続用ケース1の外装ケース2の後側ケース22の嵌合筒部221と、同様の構成である。この嵌合筒部207aの内側に、一対のコネクタ係止爪22dが突設されていることも、外装ケース2の後側ケース22の嵌合筒部221と同様である。
また、図20に示すように、第1ケース半体206の嵌合筒部206aの外側に突設された係止突片206bが、第2ケース半体207の嵌合筒部207aの外筒207cに形成された窓207eに入り込んで嵌合筒部207aと係合することで、ケース半体206、207同士の嵌合状態が維持される構造(係止構造)も、第1実施形態のコネクタ接続用ケース1の外装ケース2と同様である。
また、図21中、前記嵌合溝206dには、止水用のOリング207fが収納されている。
このコネクタ接続用ケース200の外装ケース201は紡錘形であり、コネクタ接続部20Aを収納して組み立てると、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dと、光インドアケーブル12とを接続してなる直線状の光ケーブル線路の途中を一部太くしたような外観であり、従来の箱形の屋外光成端キャビネットに比べて、目立ちにくい。このため、家屋の外観、美観に与える影響を軽減できる。
また、紡錘形の外装ケース201は、雨水等の水が、該外装ケース201の表面を伝って円滑に落下し、溜まりにくい。このため、雨水の溜まりや、着雪による重量増等の不都合を抑えることができる。
また、図20に例示したように、引留具嵌合部203の設置位置が、外装ケース201の上端部から、外装ケース201の側部の側にずれた位置になっている構成であれば、地上の歩行者から見て、引留具嵌合部203に固定されたケーブル引留具16が外装ケース201に隠されるか、あるいは、外装ケース201に重なって見えることとなるため、美観の確保の点で有利である。
(他の態様)
図22は、コネクタ接続用ケース200の外装ケース201に収納するコネクタ接続部として、光ドロップケーブル11の光ドロップケーブル本体11dの先端に取り付けた光コネクタ3と、光インドアケーブル12の先端に取り付けた光コネクタ3と、光コネクタ3同士を接続するための光コネクタアダプタ9とで構成されたコネクタ接続部20Bを採用したものである。光コネクタアダプタ9に、両側から光コネクタ3を挿入し、光コネクタアダプタ9内で接続したものが、コネクタ接続部20Bである。
但し、図22では、第2ケース半体207の軸方向寸法を、図20、図21に例示したコネクタ接続用ケース200の外装ケース201の第2ケース半体207の軸方向寸法に比べて、若干、長く形成している。
光コネクタアダプタ9は、ここでは、SC形光コネクタの光コネクタアダプタを採用している。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、各種変更が可能であることは言うまでも無い。
コネクタ接続用ケースの外装ケースは、前側ケース21と後側ケース22、第1ケース半体206と第2ケース半体207、といった、前後の2ケースを一体化してなる、2分割構造に限定されず、例えば、細長容器状の外装ケースを長手方向の3部分に分割した3つの筒状部材を一体化してなる構造、細長容器状の外装ケースの長手方向中央部に、開閉自在の開閉蓋を有し、この開閉蓋を開放することで、光ファイバケーブル(光ドロップケーブル、光インドアケーブル)先端の光コネクタの収納、取り出しを行えるようにした構造、等も採用可能である。
外装ケースを、光ドロップケーブルの支持線に取り付ける取付手段としては、外装ケースを、ケーブル引留具16に取り付けるものに限定されず、支持線に直接取り付ける取付治具であっても良い。取付治具としては、例えば、支持線を挟み込んで固定するクランプ部を具備するもの等、各種構成のものを採用できる。また、外装ケースを支持線に直接取り付ける取付手段として、タイラップ等の結束具を用いることも可能である。
また、本発明に係るコネクタ接続用ケースは、L字形の外装ケース内に、直線状のコネクタ接続部20A、20Bを収納することも可能である。
外装ケース内におけるコネクタ接続部の収納位置は、必ずしも、光コネクタ同士の接続位置が、細長形状の外装ケースの長手方向中央部に配置されるようにする必要は無い。
例えば、コネクタ接続部を、外装ケースの長手方向の片端の側に偏った位置に収納することも可能である。
本発明に係る第1実施形態のコネクタ接続用ケースの設置状態(施工例)を示す斜視図である。 図1におけるコネクタ接続用ケース付近を示す拡大斜視図である。 図1のコネクタ接続用ケースを示す全体斜視図である。 図3のコネクタ接続用ケースの半断面斜視図である。 図3のコネクタ接続用ケースの正断面図である。 光ドロップケーブルの断面構造の一例を示す図である。 光インドアケーブルの断面構造の一例を示す図である。 光ドロップケーブルの先端に取り付ける光コネクタを説明する図であって、(a)は光コネクタの正面図、(b)は光コネクタのカバー後端の構造を示す斜視図である。 図8の光コネクタの内部構造を示す断面図である。 図8の光コネクタのクランプ部付きフェルールを示す斜視図である。 図8の光コネクタのクランプ部付きフェルールのクランプ部の構造を示す図であり、(a)は図10のA−A線断面矢視図であって、介挿部材によって一対の素子間を開放した状態を示す図、(b)は(a)の一対の素子間から介挿部材を引き抜いて光ファイバをクランプ固定した状態を示す図、(c)は図10におけるB−B線断面矢視図(但し、光ファイバを挟み込んだ状態)である。 (a)〜(d)は、図8の光コネクタを光ドロップケーブルの先端に取り付ける作業を工程順に示す図である。 図8の光コネクタのカバー内に、引留部材を収納して固定した状態を示す断面図である。 光インドアケーブルの先端に取り付ける光コネクタを示す図であって、(a)は光コネクタに光インドアケーブルを引き留める前、(b)は、光コネクタの引留ハウジング部に光インドアケーブル端末に固定した引留部材を固定して、光コネクタに光インドアケーブルを引き留めた状態を示す。 (a)、(b)は、図14の光コネクタの引留ハウジング部に、光インドアケーブル端末を引き留める作業を示す図である。 図14の光コネクタの引留ハウジング部に、引留部材を収納して固定した状態を示す断面図である。 図3のコネクタ接続用ケースの外装ケースの、引留具嵌合部を示す図である。 コネクタ接続用ケースを、ケーブル引留具に固定するための取付手段として、タイラップを採用した例を示す斜視図である。 引留具嵌合部を、外装ケースの上端部に形成した例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のコネクタ接続用ケースを示す全体斜視図である。 図20のコネクタ接続ケースの内部構造を示す断面図である。 図20のコネクタ接続ケース内に、プラグ−アダプタ−プラグ方式のコネクタ接続部を収納した例を示す断面図である。
符号の説明
1、1A、200…コネクタ接続用ケース、11…光ドロップケーブル、11d…光ドロップケーブル本体(光ファイバエレメント部)、11f…支持線(支持線部)12…光インドアケーブル、13…家屋、16…ケーブル引留具、17A…架空光配線網、2…外装ケース、2A…ケース前側部、2B…ケース後側部、20、20A、20B…コネクタ接続部、21…前側ケース、22…後側ケース、22a…屈曲部、221…嵌合筒部、222…垂下筒部、23a…ドロップケーブル挿通孔、24a…インドアケーブル挿通孔、26…取付手段、引留具嵌合部、3…光コネクタ、7…光コネクタ、71…コネクタ本体、752…引留ハウジング部、8…引留部材、201…外装ケース、204…ドロップケーブル挿通孔、205…インドアケーブル挿通孔、206…第1ケース半体、207…第2ケース半体、720…光コネクタ。

Claims (8)

  1. 家屋(13)の外側に設置され、架空光配線網(17A)から引き落とされた光ドロップケーブル(11)に、宅内配線用の光インドアケーブル(12)の家屋外側に引き出した先端をコネクタ接続したコネクタ接続部(20、20A、20B)を収納するコネクタ接続用ケースであって、
    光ドロップケーブルの先端に取り付けられた光コネクタ(3)と光インドアケーブルの先端に取り付けられた光コネクタ(7、720)とを接続してなる前記コネクタ接続部を収納して、前記光ドロップケーブルの端末にて前記光ドロップケーブルから分岐された支持線(11f)、あるいは、この支持線に固定して前記家屋に係止されるケーブル引留具(16)に取り付けられる外装ケース(2、201)を具備することを特徴とするコネクタ接続用ケース(1,1A、200)。
  2. 前記外装ケースを、前記光ドロップケーブルの端末にて前記光ドロップケーブルから分岐された支持線(11f)、あるいは、この支持線に固定して前記家屋に係止されるケーブル引留具(16)に取り付けるための取付手段(26)を具備することを特徴とする請求項1記載のコネクタ接続用ケース。
  3. 前記取付手段が、前記ケーブル引留具に嵌合して固定される引留具嵌合部(26)であり、前記外装ケースの上部に設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ接続用ケース。
  4. 前記外装ケース(2)が、L字形に屈曲された細長形状の容器であり、
    L字の屈曲部(22a)から一方の側のケース前側部(2A)の先端に前記光ドロップケーブルを通すためのドロップケーブル挿通孔(23a)が開口され、L字の屈曲部から他方の側のケース後側部(2B)の先端に前記光インドアケーブルを通すためのインドアケーブル挿通孔(24a)が開口され、
    前記ケース後側部が前記ケース前側部から下方へ突出する向きで設置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタ接続用ケース。
  5. 前記光インドアケーブルの先端に取り付けられた光コネクタが、フェルールを内蔵したコネクタ本体(71)と、該コネクタ本体に垂設され、前記光インドアケーブルに固定された引留部材(8)が取り付けられる引留ハウジング部(752)とを具備する、L字形の光コネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコネクタ接続用ケース。
  6. 前記外装ケースは、前記光ドロップケーブル先端の光コネクタを収納する細長のスリーブ状に形成された前側ケース(21)と、前記L字形光コネクタを収納するL字形筒状体である後側ケース(22)とを具備してなり、
    前記後側ケースは、前記L字形光コネクタの前記コネクタ本体を収納する嵌合筒部(221)と、該嵌合筒部に垂設され、前記L字形光コネクタの前記引留ハウジング部を収納する垂下筒部(222)とを具備し、
    前記前側ケースを前記後側ケースの前記嵌合筒部に嵌合して一体化することで、前記前側ケースが前記嵌合筒部を延長するように配置されて、L字形の前記外装ケースが組み立てられることを特徴とする請求項5記載のコネクタ接続用ケース。
  7. 前記外装ケース(201)は、前記光ドロップケーブル先端の光コネクタ及び前記光インドアケーブル先端の光コネクタが互いに接続されて一直線上に配置された構造の前記コネクタ接続部(20A、20B)を収納する細長形状に形成され、
    前記外装ケースの長手方向一端側には前記光ドロップケーブルを通すためのドロップケーブル挿通孔(204)、前記外装ケースの長手方向他端側には前記光インドアケーブルを通すためのインドアケーブル挿通孔(205)、が開口されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタ接続用ケース。
  8. 前記外装ケースが、前記ドロップケーブル挿通孔が開口されている第1ケース半体(206)と、前記インドアケーブル挿通孔が開口されている第2ケース半体(207)とを嵌合して一体化することで組み立てられることを特徴とする請求項7記載のコネクタ接続用ケース。
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