JP2008233466A - 光ローゼット - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化および小型化が可能となり、しかも組立性能およびコネクタ挿入性能も向上した光ローゼットを提供する。
【解決手段】光接続用アダプタを用いた光ケーブル用コネクタ同士の中継接続と同時に該接続点を保護するための光ローゼットにおいて、ローゼット本体1を形成するベース板2の上面略中央に、二つの光コネクタ相互P1、P2を接続するためのトンネル状のコネクタハウジング5を一体形成する。ベース板2には、下面から割りスリーブ9、スリーブホルダー10、板バネ付きシャッター板11を挿入してコネクタハウジング5内にセットするための開口部24を有し、各部材セット後には開口部24が閉蓋可能となるよう下蓋25を備える。また、ローゼット本体1のベース板2に対し、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバー3と、工具使用で取り外し可能な嵌合方式の局側カバー4とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、加入者側のコネクタと局側のSCコネクタとの二つの光ファイバ同士を光学的に接続するための光ローゼットに関する。
従来の光ローゼットは、ローゼット本体と、加入者側のコネクタ、局側のSCコネクタそれぞれを光学的に接続するための光接続用アダプタとが別個に構成されており、当該光接続用アダプタはローゼット本体に固定部材を介して嵌合固定されるようになっている。
特になし
したがって、従来においては、光ローゼットの組立に手間と時間を要し、しかもコネクタ挿入性能も劣り、且つ固定部材の使用によってローゼット本体が大型なものとなってしまうという問題点を有していた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、ローゼット本体の省スペース化および小型化が可能となり、しかも組立性能およびコネクタ挿入性能も向上した光ローゼットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、光接続用アダプタを用いた光ケーブル用コネクタ同士の中継接続と同時に該接続点を保護するための光ローゼットにおいて、ローゼット本体を形成するベース板の上面略中央に、二つの光コネクタ相互を接続するためのトンネル状のコネクタハウジングが一体形成されてなることを特徴とする。
ベース板には、割りスリーブ、スリーブホルダー、板バネ付きシャッター板の各部材を挿入してコネクタハウジング内にセットするための開口部を有し、各部材セット後には開口部が閉蓋されるよう当該開口部に下蓋を備えている。
ローゼット本体のベース板におけるコネクタハウジングの形成側に対し、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバーと、容易には外せない嵌合方式の局側カバーとを備えている。
加入者側カバーと局側カバーとに係合手段を有し、光コネクタが光接続用アダプタのコネクタハウジングに不完全接続している位置では前記係合手段の係合が阻止されるよう加入者側カバーの内側に光コネクタ後部に係止される突起を備えている。
前記板バネ付きシャッター板は、コネクタハウジングの光コネクタの嵌合部に、斜め配置で前記嵌合部を閉鎖するシャッター板と、このシャッター板を閉鎖方向へ付勢する板バネとを備え、前記コネクタハウジングの嵌合部に光コネクタを嵌合させることによって前記シャッター板を板バネの押圧力に抗して開放させるようにして構成されている。
局側カバーは、配線用保護部材を使用可能として構成されている。
本発明によれば、ローゼット本体を形成するベース板の上面略中央に、二つの光コネクタ相互を接続するためのトンネル状のコネクタハウジングが一体形成されてなるので、ローゼット本体の省スペース化および小型化が可能となり、しかも組立性能およびコネクタ挿入性能も向上する。
ベース板には、割りスリーブ、スリーブホルダー、板バネ付きシャッター板の各部材を挿入してコネクタハウジング内にセットするための開口部を有し、各部材セット後には開口部が閉蓋されるよう当該開口部に下蓋を備えているので、各部材のコネクタハウジング内へのセッティングが容易となり、しかもこの下蓋を開放自在に形成することで各部材の保守点検や修理交換等の際においても、これら各部材の分解が容易なものとなる。
ローゼット本体のベース板におけるコネクタハウジングの形成側に対し、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバーと、容易には外せない嵌合方式の局側カバーとを備えているので、挿抜頻度の高いコネクタを保護する加入者側カバーを容易に取り外すことができると共に、挿抜頻度の低い局側のSCコネクタを保護する局側カバーは簡単に取り外せないようにしっかりと固定しておくことができる。
加入者側カバーと局側カバーとに係合手段を有し、光コネクタが光接続用アダプタのコネクタハウジングに不完全接続している位置では前記係合手段の係合が阻止されるよう加入者側カバーの内側に光コネクタ後部に係止される突起を備えているので、コネクタハウジングに対する光コネクタの不完全接続状態のままで加入者側カバーで覆設されてしまうのを未然に防止することができる。
前記板バネ付きシャッター板は、コネクタハウジングの光コネクタの嵌合部に、斜め配置で前記嵌合部を閉鎖するシャッター板と、このシャッター板を閉鎖方向へ付勢する板バネとを備え、前記コネクタハウジングの嵌合部に光コネクタを嵌合させることによって前記シャッター板を板バネの押圧力に抗して開放させるようにして構成されているので、光接続用アダプタの省スペース化が可能となり、しかも組立性能も向上する。特に、既存製品におけるコイルバネと回転軸とで同様の機能を得る方式と比較して、部品点数の減少と組立性能の向上が図れると同時に、嵌合端内側への異物の侵入およびこれによる接続不良等を無くすことができる。また、シャッター板は斜め配置となって前記嵌合部を閉鎖するため、挿入する光コネクタのフェルールコア部分のシャッター板面への当たりを回避でき、これにより、光コネクタ端面が汚れて性能を低下させることを未然に防止することができる。
局側カバーは、配線用保護部材を使用可能として構成されているので、配線状態の外観上の見栄えを良くすることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
本発明に係る光ローゼットは、光ケーブル用の光コネクタ同士、例えば加入者側のコネクタP1と局側のSCコネクタP2との二つの光ファイバ同士の中継接続と同時に該接続点を保護するために使用されるものであって、図3および図4に示すように、ローゼット本体1のベース板2に対し、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバー3と、容易には外せない、例えばドライバー等の工具G使用で取り外し可能な嵌合方式の局側カバー4とを備えてなる。
このとき、ベース板2には、両端にネジ孔2aを設けるか、あるいはベース板2裏面全体に両面粘着テープの片面が貼着され、局側のSCコネクタP2が導入配置されている室内の壁面に、ネジ孔2aを介して不図示のネジで固定するか、もしくは事前に貼られた両面粘着テープの他の粘着面を圧着させて固定される。
嵌合方式の局側カバー4としては、図5に示すように、当該局側カバー4を断面略コ字形のトンネル状に形成し、矩形帯板状のベース板2における局側のSCコネクタP2が挿入配置される部位全体を覆うように上方側から嵌合される。すなわち、図6に示すように、局側カバー4の下側開口端部には互いに内側に向けて嵌合突起4aが形成され、これに対応して、後述するベース板2と一体となったコネクタハウジング5の両側面に形成されている縦溝の下縁に嵌合凹部5aが形成され、この嵌合凹部5aに嵌合突起4aが嵌合することでベース板2に局側カバー4がしっかりと固定される。そして、ベース板2から局側カバー4を取り外す場合には、局側カバー4の一端に設けられたマイナス状の溝部6に、マイナスドライバー等の工具Gを挿入してこじ開ける。
また、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバー3としては、図3乃至図8に示すように、加入者側カバー3を一端が開放された断面略コ字形の箱枠状に形成し、係合手段として、例えば突起状の係止爪7を加入者側カバー3の開放端上面中央に備える。そして、矩形帯板状のベース板2における加入者側のコネクタP1が挿入配置される部位全体を覆うように下方に落とし込んでから前方の局側カバー4の開放端に向けてスライドし、当該局側カバー4の開放端上側中央に凹設した係合手段としての爪掛凹部8に前記突起状の係止爪7が嵌合される。このとき、ベース板2から加入者側カバー3を取り外す場合には、加入者側カバー3の開口端上側を若干下方に押して爪掛凹部8から係止爪7を離反させておいてから加入者側カバー3を後方に向けてスライドすれば工具G無しでもって簡単に開けられる。
また、図1乃至図4に示すように、ローゼット本体1のベース板2の上面略中央には、二つの光コネクタP1、P2相互を接続するためのトンネル状のコネクタハウジング5が一体形成されている。すなわち、このコネクタハウジング5は、二つの光コネクタP1、P2相互を接続できるように、合成樹脂の成型品でなる断面略コ字形のトンネル状のコネクタハウジング5がベース板2の上面略中央に一体となって突設され、このコネクタハウジング5の両端には、光学軸が一致するように加入者側のコネクタP1の嵌合部Aと、局側のSCコネクタP2の嵌合部Bとをそれぞれ備えている。
さらに、トンネル状のコネクタハウジング5は、図1、図2および図7に示すように、上側壁、左右の側壁とがベース板2と一体に形成されて両端開口の角筒状となっており、この中央には略コ字枠状となった左右一対の接合端壁部材27が配置され、一方の嵌合部Aにおける嵌合端は斜め上方向に向けて開口している。また、他方の嵌合部Bにおける接続端は水平方向に開口している。
また、図2に示すように、ベース板2の略中央には、下面から後述する割りスリーブ9、スリーブホルダー10、板バネ付きシャッター板11の各部材を挿入してコネクタハウジング5内に収容するための開口部24が形成されており、各部材9、10、11が収容された後には開口部24が閉蓋されるよう当該開口部24に、例えばネジ止めもしくはパッチン止めあるいは接着等によって固定される下蓋25を備えている。
また、図7に示すように、一方の嵌合部Aにおける上側壁の内側中央には光軸方向に沿って直線溝条となった係止溝部12を形成し、後述するシャッター板11が斜め配置となって嵌合部Aの嵌合端を閉鎖した際には、シャッター板11上端の中央に突設した係止突部13を当該係止溝部12に係止させるようにしてある。他方の嵌合部Bにおける上側壁には接続端から内側に向けてガイド溝14が形成されている。
また、コネクタハウジング5の中央部に配される左右一対の接合端壁部材27の一方には、一方の円筒10aが嵌合端に向かって突設してあると共に、他方の接合端壁部材27には、他方の円筒10bが接続端に向かって形成してあり、両円筒10a、10bが光学軸上で中心軸を一致させて接合端壁部材27同士を嵌合爪を介して係合固定することによってスリーブホルダー10が形成される。
このスリーブホルダー10のコネクタハウジング5内への組み付けに際し、図1に示すように、スリーブホルダー10内側に円筒状の割りスリーブ9が装着された状態でそれぞれの接合端壁部材27相互が接合され、前記した下蓋25の上面中央に形成された嵌合溝26にそれぞれの接合端壁部材27が嵌合保持されてから当該下蓋25がベース板2の開口部24に装着固定される。また、両接合端壁部材27の左右対称位置には、両光コネクタP1、P2に対するラッチ片が、夫々の円筒10a、10bと側壁の間に沿って形成してある。
さらに、図1および図7に示すように、一方の嵌合部Aにおける斜め開口となっている嵌合端には、当該嵌合端と同じ斜め配置で当該嵌合端を閉鎖するためのシャッター板11が内側で開閉可能となるように設けられている。すなわち、シャッター板11は、その下端左右対称位置に支軸15を一体突設し、該支軸15の両端突出側を、嵌合端下部の左右対向位置において、左右の側壁から底壁に跨って形成された軸孔16に回動可能に支承させてある。そして、シャッター板11下端と支軸15とが連設されている略中央には矩形状の開口部17が形成されている。
このシャッター板11のコネクタハウジング5内への組み付けに際し、図1に示すように、シャッター板11の開口部17を介して、略L字形状に折曲して形成された板バネ18を支軸15中央に外嵌合させ、板バネ18の一端を、ベース板2の開口部24に装着された下蓋25に圧接させ、他端をシャッター板11の内側面に圧接させることで当該シャッター板11は閉鎖方向に付勢された状態とする。
このとき、シャッター板11上端の中央に突設した係止突部13を係止溝部12に係止させるようにしている。また、開口部17は、板バネ18の弾性力によって常に閉止された状態となっている。さらに板バネ18は、シャッター板11をコネクタハウジング5の一方の嵌合部Aにおける嵌合端内側に圧接させた際には、当該板バネ18の一端は光軸上まで延設配置されるに足る長さを備えている。
こうして、コネクタハウジング5の一方の嵌合部Aに加入者側のコネクタP1を嵌合させることによって、シャッター板11を板バネ18の押圧力に抗して開放させるのである。
尚、他方の嵌合部Bに対向してベース板2には左右一対のガイド片22が立設され、他方の嵌合部B内へ局側のSCコネクタP2の挿入をガイドする。
また、シャッター板11の外側面上方における左右対称位置には、突起部19に傾斜ガイド20を備えてなるガイド部材21が付設され、コネクタハウジング5の一方の嵌合部Aに嵌合する加入者側のコネクタP1をガイドすると共に、シャッター板11を水平位置に保持するものとしている。
また、図8乃至図10に示すように、加入者側カバー3の内側に加入者側のコネクタP1の後部P1−aに係止される略コ字型状もしくはアーチ状の係止突起23を備えており、加入者側のコネクタP1がコネクタハウジング5の一方の嵌合部Aに半挿しされることで不完全接続状態となった場合には、係止突起23が加入者側のコネクタP1の後部P1−aに係止されてコネクタP1自体のスライドを阻止させ、これによって前記係合手段の係合が事前に防止されるようにしてある。
また、局側カバー4は、その後部に角筒状の連結カバーを介して例えばワイヤプロテクタ・モール、光ステップル等の配線用保護部材を使用可能としている。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用、動作の一例について説明する。
ローゼット本体1の組立に際し、図3に示すように、加入者側カバー3の開口端上側を若干下方に押して爪掛凹部8から係止爪7を離反させておいてから加入者側カバー3を後方にスライドして開ける。一方、図4に示すように、局側カバー4の一端に設けられたマイナス状の溝部6に、マイナスドライバー等の工具Gを挿入してこじ開ける。
図1および図2に示すように、スリーブホルダー10内側に円筒状の割りスリーブ9が装着された状態でそれぞれの接合端壁部材27相互を接合し、下蓋25の嵌合溝26にそれぞれの接合端壁部材27を嵌合保持させておく。また、シャッター板11の開口部17を介して板バネ18を支軸15中央に外嵌合させてからベース板2の開口部24を介してコネクタハウジング5内に挿入する。そして、下蓋25をベース板2の開口部24に装着してスリーブホルダー10をコネクタハウジング5内に収容する。このとき、板バネ18の一端は、ベース板2の開口部24に装着された下蓋25に圧接させれ、他端はシャッター板11の内側面に圧接させられる。
図11(a)に示すように、加入者側のコネクタP1および局側のSCコネクタP2それぞれを相対峙させるようにしてベース板2上に載せ、図11(b)に示すように、両コネクタP1、P2を、コネクタハウジング5の一方の嵌合部A、他方の嵌合部Bそれぞれに嵌め込む。
このとき、加入者側のコネクタP1は、図11(b)に示すように、一方の嵌合部AにコネクタP1を嵌合させる前では、シャッター板11は、板バネ18により、一方の嵌合部Aにおける嵌合端を閉鎖している状態となっているが、図11(c)に示すように、コネクタP1によってシャッター板11が押され、板バネ18の弾発力に抗して嵌合端内側に当該シャッター板11が傾倒する。
そして、コネクタP1を更に押し込むと、図11(d)に示すように、シャッター板11は水平状態となり、その外側面上方に形成されているガイド部材21の突起部19における傾斜ガイド20にコネクタP1はガイドされながら移動する。
コネクタP1が完全に押し込まれた際には、板バネ18の弾発力によって、ガイド部材21の突起部19と、コネクタハウジング5の上側壁との間でコネクタP1がしっかりと挟持された状態となる。
而して、図11(e)および図11(f)に示すように、両コネクタP1、P2同士の接続が完了する。
そして、図11(g)および図11(h)に示すように、ベース板2に局側カバー4を上側から嵌め込み、局側のSCコネクタP2が挿入配置される部位全体を覆う。このとき、図6に示すように、局側カバー4の嵌合突起4aが、ベース板2と一体となったコネクタハウジング5の縦溝の下縁にある嵌合凹部に嵌合することでベース板2に局側カバー4がしっかりと固定される。
次に、図11(i)および図11(j)に示すように、加入者側カバー3をベース板2上に落とし込んでから前方の局側カバー4の開放端に向けてスライドし、当該局側カバー4の開放端上側中央に凹設した爪掛凹部8に突起状の係止爪7を嵌合させることで、ベース板2における加入者側のコネクタP1が挿入配置される部位全体を覆う。
このとき、図10に示すように、加入者側のコネクタP1がコネクタハウジング5の一方の嵌合部Aに半挿しされることで不完全接続状態となった場合には、係止突起23が加入者側のコネクタP1の後部P1−aに係止されてコネクタP1自体のスライドを阻止させられるため、前記係合手段の係合が事前に防止される。
そして、必要に応じて局側カバー4には、その後部に角筒状の連結カバーを介して例えばワイヤプロテクタ・モール、光ステップル等の配線用保護部材が使用される。
本発明を実施するための最良の形態におけるローゼット本体のベース板から各部材と共に下蓋を取り外した状態を示す分解斜視図である。 同じくローゼット本体のベース板の開口部から各部材と共に下蓋を取り付ける状態を示す斜視図である。 同じくローゼット本体から加入者側カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 同じく工具を使って局側カバーを取り外す状態を示すローゼット本体の斜視図である。 同じくローゼット本体のベース板に一体となっているコネクタハウジングに局側のSCコネクタを接続して局側カバーを取り付ける状態を示す斜視図である。 同じく嵌合方式による局側カバーの取付動作を示す物で、(a)はカバー挿入前の正面断面図、(b)はカバー挿入中の正面断面図、(c)はカバー挿入後の正面断面図である。 同じく拡大されたローゼット本体を示し、(a)は一対の光コネクター同士が挿入されていない中央縦断面図、(b)は一対の光コネクター同士が挿入されて互いに接続された状態の中央縦断面図である。 同じくベース板への加入者側カバーの挿入過程を説明するもので、(a)は挿入前の状態の中央縦断面図、(b)は挿入後に係合手段が正常に係合した状態の中央縦断面図、(c)は挿入後に係合手段が正常に係合されていない状態の中央縦断面図である。 同じく加入者側カバーの挿入後に係合手段が正常に係合した状態を説明する拡大された一部切欠中央縦断面図である。 同じく加入者側カバーの挿入後に係合手段が正常に係合していない状態を説明する拡大された一部切欠中央縦断面図である。 (a)乃至(c)はローゼット本体の組立過程を順次示した説明図である。 (d)乃至(f)はローゼット本体の組立過程を順次示した説明図である。 (g)乃至(j)はローゼット本体の組立過程を順次示した説明図である。
符号の説明
P1 加入者側のコネクタ(光コネクタ)
P1−a 後部
P2 局側のSCコネクタ(光コネクタ)
A、B 嵌合部
G 工具
1 ローゼット本体
2 ベース板
2a ネジ孔
3 加入者側カバー
4 局側カバー
4a 嵌合突起
5 コネクタハウジング
5a 嵌合凹部
6 溝部
7 係止爪(係合手段)
8 爪掛凹部(係合手段)
9 割りスリーブ
10 スリーブホルダー
10a 円筒
10b 円筒
11 シャッター板
12 係止溝部
13 係止突部
14 ガイド溝
15 支軸
16 軸孔
17 開口部
18 板バネ
19 突起部
20 傾斜ガイド
21 ガイド部材
22 ガイド片
23 係止突起
24 開口部
25 下蓋
26 嵌合溝
27 接合端壁部材

Claims (6)

  1. 光接続用アダプタを用いた光ケーブル用コネクタ同士の中継接続と同時に該接続点を保護するための光ローゼットにおいて、ローゼット本体を形成するベース板の上面略中央に、二つの光コネクタ相互を接続するためのトンネル状のコネクタハウジングが一体形成されてなることを特徴とする光ローゼット。
  2. ベース板には、割りスリーブ、スリーブホルダー、板バネ付きシャッター板の各部材を挿入してコネクタハウジング内にセットするための開口部を有し、各部材セット後には開口部が閉蓋されるよう当該開口部に下蓋を備えた請求項1記載の光ローゼット。
  3. ローゼット本体のベース板におけるコネクタハウジングの形成側に対し、ワンタッチ着脱方式の加入者側カバーと、容易には外せない嵌合方式の局側カバーとを備えた請求項1または2記載の光ローゼット。
  4. 加入者側カバーと局側カバーとに係合手段を有し、光コネクタが光接続用アダプタのコネクタハウジングに不完全接続している位置では前記係合手段の係合が阻止されるよう加入者側カバーの内側に光コネクタ後部に係止される突起を備えた請求項1乃至3のいずれか記載の光ローゼット。
  5. 前記板バネ付きシャッター板は、コネクタハウジングの光コネクタの嵌合部に、斜め配置で前記嵌合部を閉鎖するシャッター板と、このシャッター板を閉鎖方向へ付勢する板バネとを備え、前記コネクタハウジングの嵌合部に光コネクタを嵌合させることによって前記シャッター板を板バネの押圧力に抗して開放させるようにしてなる請求項1乃至4のいずれか記載の光ローゼット。
  6. 局側カバーは、配線用保護部材を使用可能としてなる請求項1乃至5のいずれか記載の光ローゼット。
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