JP2015055732A - 光アダプタ及び光レセプタクルコネクタ - Google Patents

光アダプタ及び光レセプタクルコネクタ Download PDF

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吉田 太
Futoshi Yoshida
太 吉田
鈴木 雄一郎
Yuichiro Suzuki
雄一郎 鈴木
伸治 牧迫
Shinji Makisako
伸治 牧迫
弘志 河岸
Hiroshi Kawagishi
弘志 河岸
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Abstract

【課題】光アダプタ等を横に並べて基板中央に配置した場合等においても、指で光プラグコネクタを光アダプタから簡単に抜き取ることができる光アダプタ、並びに光レセプタクルコネクタを提供する。【解決手段】プラグハウジング300とケーブル保持体から構成される光プラグコネクタと接続するための光アダプタ400であって、光アダプタ400の底壁は、光プラグコネクタの取り外し時に、光プラグコネクタの底壁を滑らせてスライドできるように光ファイバケーブル延出方向に延出させた。【選択図】図4

Description

本発明は、デジタル機器や自動車などの分野において、主に短距離通信用途で用いられる光ファイバケーブル用の光アダプタ及び光レセプタクルコネクタに関する。特に、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタからの光プラグコネクタの取り外し構造に関する。
一般に、光ファイバは、光信号を伝送するコアと、該コアを覆うクラッドと、該クラッドを覆う被覆とから構成される。ここでは、コアにアクリル等を用いた光ファイバをプラスチック製の光ファイバと呼び、コアに石英ガラス等を用いた光ファイバをガラス製の光ファイバと呼ぶことにする。ガラス製の光ファイバの直径(クラッド径)は、約0.125mmであるのが一般的であるのに対し、プラスチック製の光ファイバの直径(クラッド径)は、約1mmが主流である。プラスチック製の光ファイバは、ガラス製の光ファイバに比べて、大口径であり、軽くて曲げに強く折れにくいという特徴を有する。そのため、プラスチック製の光ファイバは、デジタル機器による家庭内通信、自動車内通信といった短距離通信だけでなく、装飾・照明など様々な用途に用いられている。
家庭内や自動車内で短距離通信のために用いられるプラスチック製の光ファイバは、光プラグコネクタに保持されて接続され、基板上の光アダプタ(又は、光レセプタクルコネクタなど)に接続される。従来技術では、例えば、特開11−242134号公報(特許文献1)に記載のデュプレックスアダプタ32は、その両端に光コネクタ20と光コネクタ40を差し込むことで、光コネクタ20と40それぞれのプラスチック光ファイバ11を接続することができる。
このような光アダプタ又は光レセプタクルコネクタから光プラグコネクタを取り外すためには、光プラグコネクタ上部の係止片(上記従来技術では、可動スプリングラッチ201など)を押しながら、引き抜く必要がある。このとき、光プラグコネクタの係止片(以下、「ラッチ」ともいう。)を指で押して光プラグコネクタを引き抜こうとしても、ラッチを押す力が光プラグコネクタ本体にも伝わり、光プラグコネクタが傾いて光アダプタ又は光レセプタクルコネクタの内側に引っ掛かってしまうため、一般に、ラッチを押しながら光プラグコネクタの底壁を指で押さえるか、光プラグコネクタの側壁を指で挟むかして、光プラグコネクタの取り外しが行われる。
特開平11−242134号公報
しかしながら、光ファイバケーブルを内部で使用する機器の小型化に伴い、光プラグコネクタ自体も非常に小さなもの(例えば、全長10から15mm程度)となり、複数の光アダプタ又は光レセプタクルコネクタを横に並べて配置した場合には、ラッチを押しながら光プラグコネクタの側面を指で挟むことは困難となる。また、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタの配置が基板の中央部にある場合には、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタに接続された光プラグコネクタと基板との間には、僅かな隙間しかなく、光プラグコネクタの底壁を指で押さえることができない。そのため、機器のメンテナンスや修理の際に、光プラグコネクタを簡単に抜き取ることができないという問題が生じる。
このような課題を解決するために、プラグハウジングとケーブル保持体から構成される光プラグコネクタと接続するための光アダプタであって、プラグハウジング上部の係止片(ラッチ)を収容し、該係止片のプラグ係止部を嵌め込むための被係止部(プラグ係止口)を有する係止片収容部(ラッチ収容部)を上部に備え、プラグハウジング先端のファイバ保持部を挿入して該ファイバ保持部の位置を固定するためのファイバ挿入孔を先端内部に備える光アダプタにおいて、光アダプタの底壁は、光アダプタの取り外し時に、光プラグコネクタの底壁を滑らせてスライドできるように光ファイバケーブル延出方向に延出し、プラグハウジングの係止片を押下げ、被係止部からプラグ係止部を外し、プラグハウジングを光アダプタの底壁上をスライドさせることで、係止片収容部からプラグ係止部を出して、光アダプタ内部のファイバ挿入孔からファイバ保持部を抜いた状態でも、光アダプタの底壁が光プラグコネクタの底壁を支持するように構成された光アダプタを提供する。また、同様の構成の光レセプタクルコネクタを提供する。
本発明に係る光アダプタの1つの実施形態では、光アダプタは、
ケーブル保持体を内部に収容するためのプラグハウジングであって、該プラグハウジングを係止させるためのプラグ係止部を有する係止片を備え、光ファイバケーブルのファイバ芯線を内部に保持するための円筒状のファイバ保持部を先端に備えた、プラグハウジングと
から構成される光プラグコネクタ同士を、両端から内部に収容して接続し、
前記係止片の前記プラグ係止部を嵌め込むための被係止部を有する係止片収容部と、
前記ファイバ保持部を挿入して該ファイバ保持部の位置を固定するためのファイバ挿入孔と
をそれぞれ対称に前記アダプタの両側に備え、
前記光プラグコネクタの底壁と接する、前記光アダプタの底壁は、前記光プラグコネクタを支持して取り出すように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光アダプタの好ましい実施形態として、前記光アダプタの底壁は、前記光プラグコネクタ接続時に前記光アダプタ内部に収容した前記プラグハウジングの後端と一致するように、又はそれ以上に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光アダプタの好ましい実施形態として、前記光アダプタの底壁は、前記光プラグコネクタの取り外し時に前記係止片を下げて前記被係止部から前記プラグ係止部を外して、前記プラグハウジングを前記光アダプタの底壁上をスライドさせ、前記プラグ係止部が前記プラグ収容部から出るまで、前記プラグハウジングを支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光アダプタの好ましい実施形態として、光ファイバケーブルの延出方向に延出した、前記アダプタの底壁の長さは、前記ファイバ挿入孔の長さ以上であることを特徴とする。
本発明に係る光アダプタの好ましい実施形態として、前記光プラグコネクタ接続時に前記ラッチ収容部に収容されない前記ラッチの端部を露出した部分の前記アダプタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの一部側面を露出させる高さであることを特徴とする。
本発明に係る光アダプタの好ましい実施形態として、前記光プラグコネクタ接続時に前記ラッチ収容部に収容されない前記ラッチの端部を露出した部分の前記アダプタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの側面を覆う高さであることを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの1つの実施形態では、光レセプタクルコネクタは、
ケーブル保持体を内部に収容するためのプラグハウジングであって、該プラグハウジングを係止させるためのプラグ係止部を有する係止片を備え、光ファイバケーブルのファイバ芯線を内部に保持するための円筒状のファイバ保持部を先端に備えた、プラグハウジングと
から構成される光プラグコネクタを、内部に収容して接続するための光レセプタクルコネクタにおいて、
前記係止片の前記プラグ係止部を嵌め込むための被係止部を有する係止片収容部と、
前記ファイバ保持部を挿入して該ファイバ保持部の位置を固定するためのファイバ挿入孔と
を備え、
前記光プラグコネクタの底壁と接する、前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光プラグコネクタを支持して取り出すように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの好ましい実施形態として、前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光コネクタ接続時に前記光レセプタクルコネクタ内部に収容した前記プラグハウジングの後端と一致するように、又はそれ以上に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの好ましい実施形態として、前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光プラグコネクタの取り外し時に前記係止片を下げて前記被係止部から前記プラグ係止部を外して、前記プラグハウジングを前記光レセプタクルコネクタの底壁上をスライドさせ、前記プラグ係止部が前記プラグ収容部から出るまで、前記プラグハウジングを支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したことを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの好ましい実施形態として、光ファイバケーブルの延出方向に延出した、前記光レセプタクルコネクタの底壁の長さは、前記ファイバ挿入孔の長さ以上であることを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの好ましい実施形態として、前記光プラグコネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光レセプタクルコネクタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの一部側面を露出させる高さであることを特徴とする。
本発明に係る光レセプタクルコネクタの好ましい実施形態として、前記光プラグコネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光レセプタクルコネクタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの側面を覆う高さであることを特徴とする。
本発明に係る光アダプタ又は光レセプタクルコネクタは、光プラグコネクタの底壁と接する、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタの底壁を、光プラグコネクタの取り外し時にプラグハウジングを支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出させたことによって、一本の指でプラグハウジング上部の係止片を押しながら光プラグコネクタを引き抜くことができる。すなわち、指で係止片を押して、その押す力がプラグハウジングに伝わったとしても、光ファイバケーブルの延出方向に延出した、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタの底壁が、光プラグコネクタの底壁を支持するので、光プラグコネクタを傾けることなく該コネクタをスライドさせて引き抜くことができる。
光ファイバのプラグの構成を示す図である。 アダプタに光ファイバのプラグを接続した状態を示す図である。 図2中のA−Aの線に沿って垂直方向に切断した断面図である。 アダプタの一端から光ファイバのプラグを抜く途中の状態を示す断面図である。 アダプタの別の実施形態を示す図である。 光レセプタクルコネクタに光ファイバのプラグを接続した状態を示す図である。 図6中のB−Bの線に沿って垂直方向に切断した断面図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光ファイバのプラグの構成を示す。光ファイバのプラグ(以下、単に「光プラグコネクタ」とも呼ぶ。)は、光ファイバケーブル100の光ファイバケーブル100の被覆104を挟み込んで保持するケーブル保持体200と、ケーブル保持体200を内部に収容するプラグハウジング300から構成される。光ファイバケーブル100は、その先端側にベアファイバ102と、ベアファイバ102の周囲を被覆104で覆った光ファイバケーブル100から構成される。ベアファイバ102の先端部分は、光ファイバケーブル100の被覆104が除去されている。
ケーブル保持体200は、2つの側壁と1つの底壁を有し、上部が開放された長方形状の部材であり、上部から光ファイバケーブル100を挟み込むようにして収容し、側壁の内側で光ファイバケーブル100の被覆104を押さえることができる。それぞれの側壁は、その先端側(つまり、プラグハウジング300へのケーブル保持体200の挿入方向)に延出した弾性腕202を有する。弾性腕202の縁端には、突出した形状の保持体係止部204を有する。保持体係止部204は、ケーブル保持体200がプラグハウジング300に挿入された際に、プラグハウジング300内に設けられた嵌合溝に嵌め込まれる。ケーブル保持体200の各側壁の内側には、光ファイバケーブル100の被覆104を挟み込んで押さえるための保持爪206を有する。
プラグハウジング300は、ケーブル保持体200を内部に収容する長方形状の部材である。プラグハウジング300の上部には、光プラグコネクタの接続を解除して取り外す際に使用するラッチ302を有する。ラッチ302の上面中央部には、突出した形状のプラグ係止部304を有する。押下部306は、ラッチ302の端部を階段状に加工して形成される。光アダプタ又は光レセプタクルコネクタとの接続時に、ラッチ302の押下部306を指で押しながら、ラッチ302の端部を階段状に加工した際に、ラッチ302と押下部306との間に形成された側面を指又は指の爪で引っ掛けて、プラグハウジング300を引っ張ることで、光アダプタ又は光レセプタクルコネクタから光プラグコネクタを引き抜くことができる。
プラグハウジング300の後端側には、光ファイバケーブル100を保持したケーブル保持体200を挿入するための開口部308を有する。一方、プラグハウジング300の先端側には、ベアファイバ102を収納して保持するファイバ保持部310を有する。ベアファイバ102が長すぎてファイバ保持部310の先端から露出した場合には、露出した部分を切断することができる。ベアファイバ102の先端とファイバ保持部310の先端は、同一面とし適宜、接着剤にて接着することができる。
図2は、本発明の一実施形態に係るアダプタ400に、光ファイバのプラグを接続した状態を示す図である。アダプタ400は、上壁、側壁、底壁から構成される長方形状の部材であり、その内部に光プラグコネクタのプラグハウジング300を収容できる開口405を有する。アダプタ400は、その両端に基本的に同じ構造を対称に備えており、それぞれ光プラグコネクタを接続することができる。
アダプタ400の上部に設けられたラッチ収容部402は、その上部にプラグ係止口404を備える。光プラグコネクタの接続時には、ラッチ収容部402は、プラグハウジング300の上部に設けられたラッチ302を収容し、プラグ係止口404に、ラッチ302の上面中央部のプラグ係止部304が嵌め込まれる。基板実装金具406は、アダプタ400を基板上に固定する際に用いる金具である。具体的には、基板実装金具406は、略コの字型であり、上方からアダプタ400に設けられた金具取付孔に、脚部407を挿入して装着される。アダプタ400を基板に実装する際には、それぞれの脚部407を結ぶ基板実装金具406の天上部分で、アダプタ400を押さえることができる。光コネクタプラグをアダプタ400の開口405に挿入して、光プラグコネクタ接続時に、ラッチ収容部402に収容されないラッチ302の押下部306を含む端部を露出した部分のアダプタ400の側壁の高さは、プラグハウジング300の一部側面を露出させる高さである。
図3は、光ファイバケーブル100を保持したケーブル保持体200とプラグハウジング300とからなる光プラグコネクタをアダプタ400の両端に接続した状態で、図2中のA−Aの線に沿って垂直方向に切断した断面図を示す。それぞれのプラグハウジング300のファイバ保持部310を、アダプタ400内のファイバ挿入孔408に挿入して、それらファイバ保持部310の位置を固定することによって、ベアファイバ102の先端面を互いに正確に向かい合わせることができ、光信号の伝送効率の低下を防ぐことができる。
ケーブル保持体200は、弾性腕202先端の保持体係止部204を、プラグハウジング300内部の嵌合溝に嵌め込むことで、プラグハウジング300内に固定される。ケーブル保持体200のそれぞれの側壁の保持爪206は、光ファイバケーブル100の被覆104に食い込んで光ファイバケーブル100を保持することができる。ファイバ保持部310内部の円筒状の孔の入口は、ベアファイバ102をファイバ保持部310内部の孔に挿入し易いように幅広く形成され、さらに円筒状の孔は、入口から奥に向かうにつれて徐々に幅が狭くなるように形成されている。なお、ケーブル保持体200の底壁内側に、光ファイバケーブル100の被覆104を押さえるための突起部208を、必要に応じて設けることができる。
アダプタ400両端の底壁は、光プラグコネクタの取り外し時に、プラグハウジング300の底壁を支持する支持部として機能し、光ファイバケーブル100の延出方向に延出している。1つの実施形態では、プラグハウジング300の底壁の形状は平面を構成しているが、その他の実施形態として、平面の一部分にレール状部分、段状部分又は突状部分などを設けても良く、複数の突起であっても良い。このように、プラグハウジング300の底壁の形状は、完全な平面である必要はなく、実質的に面を形成していれば良い。そして、プラグハウジング300の底壁の形状と同様に、アダプタ400の両端の内部の形状を構成しても良い。プラグハウジング300の底壁の形状とアダプタ400の両端の内部の形状とは、必ずしも同じ形状にする必要はなく、例えば、プラグハウジング300の底壁が一部分にレール状部分からなる平面状の底面を構成し、アダプタ400の内部のプラグハウジング300の底壁と接する部分が平面を構成しても良い。
また、アダプタ400の底壁の端部は、アダプタ400内部に収容したプラグハウジング300の後端部とほぼ一致するように、又はそれ以上に延出させることができる。このような構成により、プラグハウジング300の上部にあるラッチ302の押下部306を指で押したときに、プラグハウジング300の底壁をしっかりと、アダプタ400内部の底壁が支持することができるので、プラグハウジング300は傾くことがない。
そのため、ラッチ302の押下部306を指で押しながら、ラッチ302と階段状に形成された押下部306との間にある側面を指又は指の爪で引っ掛けて、プラグハウジング300を引っ張ることで、容易にアダプタ400の底壁上をスライドさせることができ、アダプタ400の内部に引っかかることなく、アダプタ400からプラグハウジング300を抜き出すことができる。
アダプタ400内部の底壁の別の実施形態として、プラグハウジング300をスライドさせているときに、プラグ係止部304がプラグ係止口404から抜き出されるまで、プラグハウジング300を支持できるように、アダプタ400の底壁を、光ファイバケーブルの延出方向に延出させることができる。例えば、プラグ係止部304がプラグ係止口404から抜き出されるときに、ラッチ302と階段状に形成された押下部306との間にある側面と近接する位置まで、少なくともアダプタ400の底壁が延出しているのが好ましい。このようにアダプタ400の底壁を延出させることで、プラグハウジングが傾いて、プラグ係止部304がアダプタ400内部のプラグ係止口404周辺に引っ掛かることを防ぐことができる。
アダプタ400内部の底壁のさらに別の実施形態として、プラグハウジング300をスライドさせているときに、プラグハウジング300の先端のファイバ保持部310が、アダプタ400内のファイバ挿入孔408から抜き出されるまで、プラグハウジング300を支持できるように、アダプタ400の底壁を、光ファイバケーブルの延出方向に延出させることができる。例えば、プラグハウジング300の先端のファイバ保持部310がアダプタ400内部のファイバ挿入孔408から抜き出されるとき、ラッチ302と階段状に形成された押下部306との間にある側面と近接する位置まで、少なくともアダプタ400の底壁が延出しているのが好ましい。このようにアダプタ400の底壁を延出させることで、プラグハウジングが傾いて、ファイバ保持部310がアダプタ400内部のファイバ挿入孔408周辺に引っ掛かることを防ぐことができる。
図4は、図3に示した両端に光プラグコネクタを接続した、本発明に係るアダプタ400の一端から光プラグコネクタを抜く途中の状態を示す断面図である。アダプタ400の底壁は、光プラグコネクタの取り外し時に押下部306を押してラッチ302を下げて、プラグ係止口404からプラグ係止部304を外し、ラッチ302と階段状に形成された押下部306との間にある側面を指又は指の爪で引っ掛けて、プラグハウジング300をアダプタ400の底壁上をスライドさせ、プラグ係止部304がラッチ収容部402から出るまで、プラグハウジング300の底壁の半分以上を支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出している。
また、プラグハウジング300先端のファイバ保持部310が、アダプタ400内部のファイバ挿入孔408から完全に抜けた状態でも、プラグハウジング300の底壁の半分以上を支持するように、アダプタ400の底壁を延出させることができる。図3を参照すると、アダプタ400の開口405の縁部又はラッチ収容部402の縁部からアダプタ400の底壁の光ファイバケーブル延出方向の長さ(L2)は、ファイバ保持部310が挿入されるファイバ挿入孔の長さ(L1)以上にすることが好ましい。図4に示すような、アダプタ400の底壁を延出させるこれらの構成は、後述するレセプタクル600の底壁の構成にも応用することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るアダプタの別の実施形態を示す図である。アダプタ500は、光プラグコネクタ接続時に、ラッチ収容部502に収容されないラッチ302の押下部306を露出した部分の側壁の高さは、プラグハウジング300の側面を覆う高さにすることができる。アダプタ500の底壁は、アダプタ400の構成と同様に、プラグハウジング300の底壁を支持するように構成されるので、アダプタ500の側壁でプラグハウジング300の側面を覆ったとしても、指一本でラッチ302の押下部306を指で押しながら、ラッチ302と階段状に形成された押下部306との間にある側面を指又は指の爪で引っ掛けて、プラグハウジング300を引っ張ることで、アダプタ500から光プラグコネクタを引き抜くことができる。このようなアダプタ500の側壁の構成は、後述するレセプタクル600にも適用することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係るレセプタクル600に、光ファイバのプラグを接続した状態を示す図である。基本的に、レセプタクル600の構造は、アダプタ400の一端の構造と同じである。具体的には、レセプタクル600は、上壁、側壁、底壁から構成される長方形状の部材であり、アダプタ400の開口405、ラッチ収容部402、プラグ係止口404及び基板実装金具406と、同様の機能を有する開口605、ラッチ収容部602、プラグ係止口604及び基板実装金具606を備える。基板実装金具606は、略コの字型であり、上方からレセプタクル600に設けられた金具取付孔に、脚部607を挿入して装着される。レセプタクル600を基板に実装する際には、それぞれの脚部607を結ぶ基板実装金具606の天上部分で、レセプタクル600を押さえることができる。
図7は、図6中のB−Bの線に沿って垂直方向に切断した断面図を示す。ケーブル保持体200の構成及びファイバ保持部310内部の円筒状の孔の構成等は、図3に示す実施形態と同じであり、重複する説明は省略する。
ファイバ保持部310は、レセプタクル600内のファイバ挿入孔608に挿入されて位置決めされる。ファイバ保持部310をファイバ挿入孔608で固定することで、ファイバ保持部310内のベアファイバ102の先端面を、正確に受光素子610の正面と向かい合わせることができる。受光素子610は、レセプタクル600と一体に形成された係止片612によってレセプタクル600内に固定される。なお、図3に示される実施形態では、係止片612は、レセプタク600と一体に形成されているが、レセプタクル600とは別体で形成されても良く、例えば、基板実装金具606と一体に形成されても良い。
図7に示されるように、光プラグコネクタの接続時にプラグハウジング300の底壁と接する、レセプタクル600の底壁は、光プラグコネクタの取り外し時にプラグハウジング300を支持するように、アダプタ400の底壁と同様に、光ファイバケーブル100の延出方向に延出させることができる。このような構成により、プラグハウジング300の上部にあるラッチ302の押下部306を指で押したときに、プラグハウジング300の底壁をしっかりと、レセプタクル600の底壁が支持することができるので、プラグハウジング300は傾くことがない。
このようにレセプタクル600の底壁を延出させることで、プラグハウジングが傾いて、ファイバ保持部310がレセプタクル600内部に引っ掛かることを防ぐことができる。レセプタクル600の底壁のその他の実施形態は、アダプタ400の実施形態と同様である。
本発明に係る光アダプタ又は光レセプタクルコネクタは、デジタル機器内部における通信、自動車内の機器間の通信など、主に短距離通信を必要とする分野において利用することができる。
100 光ファイバケーブル
102 ベアファイバ
104 被覆
200 ケーブル保持体
202 弾性腕
204 保持体係止部
206 保持爪
208 突起部
300 プラグハウジング
302 ラッチ
304 プラグ係止部
306 押下部
308 開口部
310 ファイバ保持部
400 アダプタ
402 ラッチ収容部
404 プラグ係止口
405 開口
406 基板実装金具
407 脚部
408 ファイバ挿入孔
410 受光素子
412 係止片
500 アダプタ
502 ラッチ収容部
600 レセプタクル
602 ラッチ収容部
604 プラグ係止口
605 開口
606 基板実装金具
607 脚部
608 ファイバ挿入孔
610 受光素子
612 係止片

Claims (12)

  1. ケーブル保持体を内部に収容するためのプラグハウジングであって、該プラグハウジングを係止させるためのプラグ係止部を有する係止片を備え、光ファイバケーブルのファイバ芯線を内部に保持するための円筒状のファイバ保持部を先端に備えた、プラグハウジングと
    から構成される光プラグコネクタ同士を、両端から内部に収容して接続するための光アダプタにおいて、
    前記係止片の前記プラグ係止部を嵌め込むための被係止部を有する係止片収容部と、
    前記ファイバ保持部を挿入して該ファイバ保持部の位置を固定するためのファイバ挿入孔と
    をそれぞれ対称に前記光アダプタの両側に備え、
    前記光プラグコネクタの底壁と接する、前記光アダプタの底壁は、前記光プラグコネクタを支持して取り出すように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したこと
    を特徴とする光アダプタ。
  2. 前記光アダプタの底壁は、前記光コネクタ接続時に前記光アダプタ内部に収容した前記プラグハウジングの後端と一致するように、又はそれ以上に延出したこと
    を請求項1に記載の特徴とする光アダプタ。
  3. 前記光アダプタの底壁は、前記光コネクタの取り外し時に前記係止片を下げて前記プラグ係止口から前記プラグ係止部を外して、前記プラグハウジングを前記光アダプタの底壁上をスライドさせ、前記プラグ係止部が前記プラグ収容部から出るまで、前記プラグハウジングを支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光アダプタ。
  4. 光ファイバケーブルの延出方向に延出した、前記光アダプタの底壁の長さは、前記ファイバ挿入孔の長さ以上であること
    を特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の光アダプタ。
  5. 前記光コネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光アダプタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの一部側面を露出させる高さであること
    を特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の光アダプタ。
  6. 前記光コネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光アダプタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの側面を覆う高さであること
    を特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の光アダプタ。
  7. ケーブル保持体を内部に収容するためのプラグハウジングであって、該プラグハウジングを係止させるためのプラグ係止部を有する係止片を備え、光ファイバケーブルのファイバ芯線を内部に保持するための円筒状のファイバ保持部を先端に備えた、プラグハウジングと
    から構成される光プラグコネクタを、内部に収容して接続するための光レセプタクルコネクタにおいて、
    前記係止片の前記プラグ係止部を嵌め込むための被係止部を有する係止片収容部と、
    前記ファイバ保持部を挿入して該ファイバ保持部の位置を固定するためのファイバ挿入孔と
    を備え、
    前記光プラグコネクタの底壁と接する、前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光プラグコネクタを支持して取り出すように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したこと
    を特徴とする光レセプタクルコネクタ。
  8. 前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光コネクタ接続時に前記光レセプタクルコネクタ内部に収容した前記プラグハウジングの後端と一致するように、又はそれ以上に延出したこと
    を請求項1に記載の特徴とする光レセプタクルコネクタ。
  9. 前記光レセプタクルコネクタの底壁は、前記光プラグコネクタの取り外し時に前記係止片を下げて前記被係止部から前記プラグ係止部を外して、前記プラグハウジングを前記光レセプタクルコネクタの底壁上をスライドさせ、前記プラグ係止部が前記プラグ収容部から出るまで、前記プラグハウジングを支持するように、光ファイバケーブルの延出方向に延出したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光レセプタクルコネクタ。
  10. 光ファイバケーブルの延出方向に延出した、前記光レセプタクルコネクタの底壁の長さは、前記ファイバ挿入孔の長さ以上であること
    を特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の光レセプタクルコネクタ。
  11. 前記光プラグコネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光レセプタクルコネクタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの一部側面を露出させる高さであること
    を特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の光レセプタクルコネクタ。
  12. 前記光プラグコネクタ接続時に前記係止片収容部に収容されない前記係止片の端部を露出した部分の前記光レセプタクルコネクタの側壁の高さは、前記プラグハウジングの側面を覆う高さであること
    を特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の光レセプタクルコネクタ。
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