JP2007240092A - 水冷媒熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価かつ安全でコンパクトな水冷媒熱交換器を提供することを目的とする。
【解決手段】螺旋状に巻回した内側冷媒管2と、該内側冷媒管2の外周に密着して螺旋状に設けられた水流路3と、該水流路3の外周に密着して螺旋状に設けられた外側冷媒管4とを備え、前記水流路3と前記内側冷媒管2と前記外側冷媒管4は同一方向に巻回されていると共に、前記内側冷媒管2と前記外側冷媒管4は同一方向かつ前記水流路3の水の流れ方向とは反対方向に冷媒を流すようにした。
【選択図】図1
【解決手段】螺旋状に巻回した内側冷媒管2と、該内側冷媒管2の外周に密着して螺旋状に設けられた水流路3と、該水流路3の外周に密着して螺旋状に設けられた外側冷媒管4とを備え、前記水流路3と前記内側冷媒管2と前記外側冷媒管4は同一方向に巻回されていると共に、前記内側冷媒管2と前記外側冷媒管4は同一方向かつ前記水流路3の水の流れ方向とは反対方向に冷媒を流すようにした。
【選択図】図1
Description
本発明はヒートポンプ式給湯機等に用いられる水冷媒熱交換器に関するものである。
従来よりこの種のヒートポンプ式給湯機用の水冷媒熱交換器は、水流路の中に冷媒管を通した二重管熱交換器(特許文献1)や、直管状の水流路の外周に冷媒管を巻回した水冷媒熱交換器(特許文献2)ものがあった。
特開2005−147566号公報(図2参照)
特開2003−97898号公報(図1参照)
この従来の特許文献1に開示された二重管熱交換器では、給湯用の水が流れる流路内に冷媒管を配置するため、水と冷媒の確実な混入防止策が必要で、コストアップ要因となっているもので、また特許文献2に開示された水冷媒熱交換器では、直管状の水流路の外周に冷媒管を巻回した後に全体をコンパクトに巻回す必要があり、その際に水流路と冷媒管との密着性が悪化してしまう可能性があると共に、製造設備が大がかりになってコストアップ要因となっているものであった。
そこで、本発明は安価かつ安全でコンパクトな水冷媒熱交換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、螺旋状に巻回した第1冷媒流路と、該第1冷媒流路の外周に密着して螺旋状に設けられた水流路と、該水流路の外周に密着して螺旋状に設けられた第2冷媒流路とを備え、前記水流路と前記第1冷媒流路と前記第2冷媒流路は同一方向に巻回されていると共に、前記第1冷媒流路と前記第2冷媒流路は同一方向かつ前記水流路の水の流れ方向とは反対方向に冷媒を流すようにした。
また、請求項2では、前記水流路は螺旋軸方向に扁平した扁平管を用いた。
また、請求項3では、前記内側冷媒管を巻回した外側に第1のシート状ロウ材を介在させて前記水流路を巻回し、さらにその外側に第2のシート状ロウ材を介在させて前記外側冷媒管を巻回した後に、炉中溶接するようにした。
本発明によれば、製造の工程が単純で少なく安価で、かつ水と冷媒の隔離が確実にでき安全で、水流路を両側から加熱するので熱効率にも優れたコンパクトな水冷媒熱交換器を提供することができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。この一実施形態では、ヒートポンプ式給湯機の二酸化炭素冷媒やフロン冷媒等の冷媒と貯湯タンクの水あるいは給水そのものとの間で熱交換する水冷媒熱交換器を例にとって説明するものである。
この水冷媒熱交換器1は図1に示すように、最内に内側冷媒管2がつる巻き螺旋状に巻回され、その外側に内側冷媒管2の外周に密着するように水流路3がつる巻き螺旋状に巻回され、さらにその外側に水流路3の外周に密着するように外側冷媒管4がつる巻き螺旋状に巻回されて構成されている。これら水流路3、内側冷媒管2、外側冷媒管4は共に右ネジ方向へ巻回されている。また、冷媒と水との間には各管が二重の隔壁となり、何れか一方に万が一漏れが生じたとしても、他方に混じることがなく安全である。
内側冷媒管2と外側冷媒管4は図示しないヒートポンプ回路の冷媒圧縮機の出口と連通されており、圧縮機から吐出された冷媒が内側冷媒管2と外側冷媒管4とに分流され、水流路3の内側と外側と熱交換しながら図1の下方向へ螺旋状の内側冷媒管2と外側冷媒管4を流通する。また、給湯用の被加熱水は冷媒流れとは対向するように図1の下から上方向へ螺旋状の水流路3を流通する。そして、冷媒と水とが対向流で熱交換し、さらに同じ向きへ巻回されているため、冷媒と水との熱交換が連続的となるため熱交換効率が向上する。
ここで、前記水流路3は螺旋軸方向に扁平しており、水流路3同士の接触面積を少なくしつつ内側冷媒管2および外側冷媒管4と接触する螺旋の内外面の伝熱面積を大きくしているものである。
また、前記水流路3の螺旋軸と直交する平面と螺旋の接線とのリード角よりも内側冷媒管2および外側冷媒管4のリード角を小さくし、水流路3の螺旋の内外面のほぼ全面にわたって内側冷媒管2および外側冷媒管4を接触させて、コンパクトな水冷媒熱交換器とすることができる。
ここで、この水冷媒熱交換器1の製造の仕方について説明する。まず、内側冷媒管2を円筒状の治具につる巻き螺旋状に巻回し、そして内側冷媒管2の外周のほぼ全面に第1のシート状ロウ材5を介在させて水流路3を扁平させながら巻回し、さらに水流路3の外周のほぼ全面に第2のシート状ロウ材6を介在させて外側冷媒管4を巻回し、これらを仮止めした後に治具から引き抜いて、加熱炉に投入して炉中溶接するようにしている。
炉中溶接された後は、内側冷媒管2と水流路3、および外側冷媒管4と水流路3とが確実にロウ付けされ、冷媒と水との間の熱交換効率が向上するものである。
このように、製造工程としては一軸に各管を巻き付けていくだけの単純な行程が中心となり、安価に安定した品質で製造可能な水熱交換器1を提供することができる。
本発明は上記の一実施形態だけに限定されるものではなく、水冷媒熱交換器1全体を扁平させるようにしてもよい。この場合、各管を巻き付ける治具を扁平させておくか、円筒状に巻き付けた後でロウ付け前に全体を扁平させるようにすることもできる。いずれにしても扁平後にロウ付けされるため、水流路3と内側冷媒管2および外側冷媒管4とが確実に熱交換可能に密着するように製造可能である。
また、この水冷媒熱交換器1はヒートポンプ式給湯機用としているが、例えばヒートポンプ式温水暖房機の水冷媒熱交換器としても利用可能である。
1 水冷媒熱交換器
2 内側冷媒管
3 水流路
4 外側冷媒管
5 第1のシート状ロウ材
6 第2のシート状ロウ材
2 内側冷媒管
3 水流路
4 外側冷媒管
5 第1のシート状ロウ材
6 第2のシート状ロウ材
Claims (3)
- 螺旋状に巻回した内側冷媒管と、該内側冷媒管の外周に密着して螺旋状に設けられた水流路と、該水流路の外周に密着して螺旋状に設けられた外側冷媒管とを備え、前記水流路と前記内側冷媒管と前記外側冷媒管は同一方向に巻回されていると共に、前記内側冷媒管と前記外側冷媒管は同一方向かつ前記水流路の水の流れ方向とは反対方向に冷媒を流すようにしたことを特徴とする水冷媒熱交換器。
- 前記水流路は螺旋軸方向に扁平した扁平管を用いたことを特徴とする請求項1記載の水冷媒熱交換器。
- 前記内側冷媒管を巻回した外側に第1のシート状ロウ材を介在させて前記水流路を巻回し、さらにその外側に第2のシート状ロウ材を介在させて前記外側冷媒管を巻回した後に、炉中溶接するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の水冷媒熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065071A JP2007240092A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 水冷媒熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006065071A JP2007240092A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 水冷媒熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007240092A true JP2007240092A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38585794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006065071A Pending JP2007240092A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 水冷媒熱交換器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007240092A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075898A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Sanyo Electric Co Ltd | ヒートポンプ式給湯機の熱交換器 |
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JP2010216773A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Daikin Ind Ltd | 水熱交換器および水熱交換器の製造方法 |
JP2011021757A (ja) * | 2007-11-15 | 2011-02-03 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器およびヒートポンプシステム |
JP2012254553A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
CN113532155A (zh) * | 2020-04-03 | 2021-10-22 | 浙江大学 | 一种燃料电池温控系统高效换热器及其加工装置 |
-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006065071A patent/JP2007240092A/ja active Pending
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