JP2007239593A - 故障診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の排気や操縦安定性を悪化させずに診断実施頻度を増やす電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置を提供すること。
【解決手段】車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置に、電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、このモータ回転方向信号に基づいてモータの異常を検出する異常検出手段とを備え、信号出力手段が、所定のタイミングにおいて、モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を出力し、異常検出手段が、上記所定のタイミングにおいて、モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、モータに異常が発生したと判断する、ように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置に、電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、このモータ回転方向信号に基づいてモータの異常を検出する異常検出手段とを備え、信号出力手段が、所定のタイミングにおいて、モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を出力し、異常検出手段が、上記所定のタイミングにおいて、モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、モータに異常が発生したと判断する、ように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、概して、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置に係り、特に、車両の排気や操縦安定性を悪化させずに診断実施頻度を増やす電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置に関する。
従来、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整するバルブタイミング可変機構の故障を診断する装置が知られている(例えば、特許文献2及び3参照)。
特開2004−150397号公報
特開2001−329870号公報
特開2005−147115号公報
電動バルブタイミング可変機構において、カムシャフトを回転駆動させるモータの回転方向(一方向であるカム/カムシャフト回転方向に対して同方向(=正回転)か、逆方向(=逆回転)か)が正しく検出されているか否かを診断するのに一般的なダイアグ判定を用いると不都合が生じる。
ここで、一般的なダイアグ判定を用いるとすると、モータが正回転しているときにモータ回転方向を表す信号がモータ正回転を示しているか否か、及び、モータが逆回転しているときにモータ回転方向を表す信号がモータ逆回転を示しているか否かを判定し、モータが正回転しているときに正回転を示す信号が検出されなかったとき、及び、モータが逆回転しているときに逆回転を示す信号が検出されなかったときに異常発生と判定することになる。
しかしながら、実際のエンジン運転中のバルブタイミング制御では、進角させる際にはモータの回転をカムの回転より速くし、遅角させる際にはモータの回転がカムの回転より遅くする制御が行われている。すなわち、実際のエンジン運転中に、モータは、バルブタイミングに拘らず、すなわち進角/遅角に拘らず、正回転している。通常、モータが逆回転するのは、バルブタイミングが最進角から最遅角へと制御される場合のみであり、その発生頻度は非常に稀であると言わざるを得ない。
したがって、電動バルブタイミング可変機構におけるモータ回転方向の検出について上記のような一般的なダイアグ判定を用いると、モータが逆回転している状態でのダイアグ判定を実行する機会がほとんど得られないことになる。これは、モータが逆回転しているにも拘らずモータ正回転を示す信号が出力されてしまうという異常が仮に発生したとしても検出されない可能性があることを意味する。
これは、モータ正回転時のダイアグ判定にも影響を及ぼす。すなわち、モータ正回転時にモータ正回転を示す信号が検出されたとしても、モータ逆回転時にモータ正回転を示す信号が検出されないことを確認できないため、モータの回転方向に拘らず常にモータ正回転を示す信号が出力されてしまう異常が発生している可能性もあるからである。
このようなモータが逆回転している状況下でのダイアグ判定機会がほとんど得られないという不都合を解消するために、車両走行状態やエンジン運転状態に拘らず一時的にモータを強制的に逆回転させるものとすると、排気や操縦安定性に悪影響を与えかねない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両の排気や操縦安定性を悪化させずに診断実施頻度を増やす電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第一の態様は、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置であって、該電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、この信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号に基づいて上記モータの異常を検出する異常検出手段とを有し、上記信号出力手段は、所定のタイミングにおいて、上記モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を上記異常検出手段へ出力し、該異常検出手段は、上記所定のタイミングにおいて、上記モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、上記モータに異常が発生したと判断する、故障診断装置である。
上記第一の態様において、「正回転」とはモータが(一方向にしか回転しない)カム/カムシャフトと同じ方向に回転している状態を意味し、「逆回転」とはモータがカムとは逆の方向に回転している状態を意味している。
また、上記第一の態様において、上記所定のタイミングは、例えば、当該装置が起動中であって且つ上記モータが回転していない時点であり、好ましくは、当該装置が起動直後(すなわち、当該装置が搭載された車両のイグニッションスイッチ(IG)ON直後)であって且つ上記モータが回転を開始する前の時点である。
上記第一の態様によれば、エンジンが通常の運転を開始した後では電動バルブタイミング可変機構のモータが逆回転する機会はほとんど発生しないことに鑑み、モータが回転していないときにはモータ逆回転を示す信号がダミー信号として出力されるようにしたため、モータが動いていない期間、すなわちエンジンが動いていない期間、を利用して、エンジンの運転に悪影響を与えることなく、モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されるべきタイミングで正常にモータ逆回転を示す信号が受信されるか否かをダイアグ判定することができる。
上記目的を達成するための本発明の第二の態様は、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置であって、該電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、上記モータが正回転しているときに上記信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号が逆回転を示しているとき、及び、上記モータが逆回転しているときに上記信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号が正回転を示しているときに上記モータに異常が発生したと判断する異常検出手段とを有し、上記信号出力手段は、当該装置が起動したとき、上記モータが回転を開始する前に、上記モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を上記異常検出手段へ出力し、上記異常検出手段は、当該装置が起動したとき、上記モータが回転を開始する前に、上記モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、上記モータに異常が発生したと判断する、故障診断装置である。
上記第二の態様において、「正回転」とはモータが(一方向にしか回転しない)カム/カムシャフトと同じ方向に回転している状態を意味し、「逆回転」とはモータがカムとは逆の方向に回転している状態を意味している。
上記第二の態様によれば、エンジンが通常の運転を開始した後では電動バルブタイミング可変機構のモータが逆回転する機会はほとんど発生しないことに鑑み、モータが回転していないときにはモータ逆回転を示す信号がダミー信号として出力されるようにしたため、モータが動いていない期間、すなわちエンジンが動いていない期間、を利用して、エンジンの運転に悪影響を与えることなく、モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されるべきタイミングで正常にモータ逆回転を示す信号が受信されるか否かをダイアグ判定することができる。
本発明によれば、車両の排気や操縦安定性を悪化させずに診断実施頻度を増やす電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の基本概念、主要なハードウェア構成、作動原理、及び基本的な制御手法等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
以下、図1及び2を用いて、本発明の一実施例に係る故障診断装置を含んだ車両用電動バルブタイミング可変機構について説明する。
図1は、本実施例に係る故障診断装置を含んだ電動バルブタイミング可変機構100の概略構成図である。
電動バルブタイミング可変機構100は、エンジンバルブ(図示せず)を開閉させるカムが設けられたカムシャフト101を回転駆動させるモータ102を有する。本実施例において、モータ102はカムシャフト101を適切に回転駆動させることができる限り任意の種類のモータでよく、体格や出力性能等は問わない。
モータ102は、便宜上図示しない遊星歯車機構やトルクコンバータなどを介して、相対回転可能なようにカムシャフト101に連結される。そして、バルブタイミングの維持は、モータ102をカムシャフト101と同位相で回転させることにより実現され、バルブタイミングの進角制御は、モータ102をカムシャフト101に対して相対的に正回転させることにより実現され、バルブタイミングの遅角制御は、モータ102をカムシャフト101に対して相対的に逆回転させることにより実現される。
エンジン作動中は、カムシャフト101が常にある程度の速度で回転しているため、モータ102を正回転させたままその回転速度をカムシャフト101の回転速度より抑制することによって、モータ102をカムシャフト101に対して相対的に逆回転させることができる。すなわち、運転中の遅角制御は、モータ102を逆回転させなくても、正回転させたまま実現される場合がほとんどであり、エンジン作動中は、モータ102は通常正回転していると言える。
したがって、既述のように、エンジン始動後に所望の遅角制御を実現するためにモータ102が逆回転される状況とはバルブタイミングを最進角から最遅角へ制御する場合くらいであり、その発生頻度は非常に稀であると言える。
電動バルブタイミング可変機構100は、更に、モータ102の作動を制御すると共に、モータ102の作動状態や回転方向などを監視・検知するコントローラ103を有する。このようなコントローラは当業者には既知であり、本実施例においてコントローラ103は任意の構成を採ることができる。
電動バルブタイミング可変機構100は、更に、エンジン(図示せず)全体を統括的に制御するECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)104を有する。ECU104は、エンジン運転中に、コントローラ103にバルブタイミングの変更・調整に関して動的に指示して可変バルブタイミングを実現すると共に、少なくともコントローラ103及びコントローラ103との間の信号線について故障診断(ダイアグ判定)を実行する故障診断装置としても機能する。
本実施例において、ECU104には、従来通り、コントローラ103(又は機器)を通じてモータ102が作動中であるか否かが伝達される。
また、本実施例において、コントローラ103は、1)従来通り、モータ102の回転方向を検出して、検出されたモータ回転方向がカムの回転方向と同じ方向のときにはモータが正回転していることを示すモータ回転方向信号を、カムの回転方向とは逆の方向のときにはモータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号をそれぞれ作成してECU104へ出力することに加えて、2)モータ102が作動していないときには、モータ102がいずれの方向にも回転していないにも拘らず、モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号をダミー信号として作成し、ECU104へ出力するように構成される。
ここで、モータ102が回転していないときとは、典型的には、IGオン直後で且つモータ102が動き始める前までの間に発生する。
したがって、本実施例において、IGオンの直後で且つモータ102がいまだ始動していない段階では、ECU104に、モータ回転方向信号の初期値として、モータが逆回転していることを示すダミー信号が入力されることになる。
このような構成の電動バルブタイミング可変機構100について、次いで、図2のフローチャートを用いて、ECU104による故障診断(ダイアグ判定)処理の流れを説明する。
まず、ECU104は、車両のIGがオンにされたか否かを判断する(S201)。故障診断処理はIGがオンされたときに開始される。
IGオンが検出されると(S201の「YES」)、ECU104は、コントローラ103等から得た情報からモータ102が回転しているか否かを判断する(S202)。
本実施例に係る故障診断処理はモータ102が回転していない状態、すなわちエンジンが作動していない状態、で行われるため、ECU104は、IGオン後既にモータ102が作動し始めていると判断すると(S202の「YES」)、故障診断(ダイアグ判定)自体を行わず(S204)、本フローの1ルーチンを終了する。
他方、ECU104は、いまだモータ102が作動し始めていないと判断すると(S202の「NO」)、次いで、コントローラ103から受信されたモータ回転方向信号がモータが逆回転していることを示す信号であるか否かを判断する(S203)。
既述のように、本実施例において、コントローラ103は、モータ102が回転していないときにはダミー信号としてモータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号を出力するように構成されているため、コントローラ103が正常に作動し、且つ、コントローラ103とECU104との間の信号線が断線等せず正常であれば、IGオン直後で且つモータ102が回転し始める前にはECU104はモータ回転方向信号の初期値としてモータ逆回転を示す信号を受信するはずである。
よって、ECU104が受信したモータ回転方向信号がモータが逆回転していることを示していた場合(S203の「YES」)、ECU104はコントローラ103及びコントローラ103とECU104とをつなぐ信号線は正常であると判定する(S205)。
他方、ECU104が受信したモータ回転方向信号がモータが正回転していることを示していた場合(S203の「NO」)、ECU104はコントローラ103の内部又はコントローラ103とECU104とをつなぐ信号線に異常が発生していると判定する(S206)。
異常判定となった場合(S206)、ECU104は、その旨をダイアグコードに記録すると共に、通常通りのバルブタイミング調整は困難であると判断し、フェールセーフとしてコントローラ103に指示してバルブタイミングを最遅角に固定させる。
このように、本実施例によれば、モータ102が回転していないときにはモータ逆回転を示すダミーのモータ回転方向信号が故障診断を行うECU104に入力される構成とすることによって、通常のエンジン運転では発生しないモータ逆回転を示すモータ回転方向信号が受信されるべき状況をモータ102を強制的に逆回転させることなく作り出すことができるため、モータ逆回転を示す信号が受信されるべきタイミングで正常にモータ逆回転を示す信号が受信されるか否かのダイアグ判定を行う機会を少なくとも1ドライビングサイクルにおいて1度設けることができるようになり、故障検出精度が向上する。
本発明は、上記一実施例に示したように、車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構に利用できる。搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
他方で、本発明は、上記一実施例に限られず、ある装置において通常の装置運転では動作しない部品又は生じない部品動作状態についてダイアグ判定を行う場合に、ダイアグ判定機会を増やすことを目的として、あらゆる装置・部品に対して適用・応用が可能である。
例えば、同じく車両用内燃機関に関する例ではあるが、スワールコントロールバルブ(SCV)はエンジンがかなりの高負荷で運転していない限り動作しない部品であり、通常の法規内運転ではまず作動することはない。このスワールコントロールバルブに関するダイアグ判定においても、例えば、エンジンが運転していないときにスワールコントロールバルブが作動していることを示す信号がダミー信号として出力されるようにすることによって、本発明は応用可能である。
100 電動バルブタイミング可変機構
101 カムシャフト
102 モータ
103 コントローラ
104 ECU
101 カムシャフト
102 モータ
103 コントローラ
104 ECU
Claims (4)
- 車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置であって、
前記電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、
前記信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号に基づいて前記モータの異常を検出する異常検出手段とを有し、
前記信号出力手段は、所定のタイミングにおいて、前記モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を前記異常検出手段へ出力し、
前記異常検出手段は、前記所定のタイミングにおいて、前記モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、前記モータに異常が発生したと判断する、ことを特徴とする故障診断装置。 - 請求項1記載の故障診断装置であって、
前記所定のタイミングは、当該装置が起動中であって且つ前記モータが回転していない時点である、ことを特徴とする故障診断装置。 - 請求項2記載の故障診断装置であって、
前記所定のタイミングは、当該装置が起動直後であって且つ前記モータが回転を開始する前の時点である、ことを特徴とする故障診断装置。 - 車両に搭載された内燃機関のバルブタイミングを調整する電動バルブタイミング可変機構の故障診断装置であって、
前記電動バルブタイミング可変機構においてカムシャフトを回転駆動させるのに用いられるモータの回転方向を検出し、モータ回転方向を示すモータ回転方向信号を出力する信号出力手段と、
前記モータが正回転しているときに前記信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号が逆回転を示しているとき、及び、前記モータが逆回転しているときに前記信号出力手段によって出力されたモータ回転方向信号が正回転を示しているときに前記モータに異常が発生したと判断する異常検出手段とを有し、
前記信号出力手段は、当該装置が起動したとき、前記モータが回転を開始する前に、前記モータが逆回転していることを示すダミーのモータ回転方向信号を前記異常検出手段へ出力し、
前記異常検出手段は、当該装置が起動したとき、前記モータが回転を開始する前に、前記モータが逆回転していることを示すモータ回転方向信号が受信されなかった場合、前記モータに異常が発生したと判断する、ことを特徴とする故障診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006062896A JP2007239593A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006062896A JP2007239593A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 故障診断装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2007239593A true JP2007239593A (ja) | 2007-09-20 |
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ID=38585377
Family Applications (1)
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JP2006062896A Pending JP2007239593A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | 故障診断装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007239593A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7412323B2 (en) * | 2006-08-30 | 2008-08-12 | Denso Corporation | Variable valve timing controller for internal combustion engine |
-
2006
- 2006-03-08 JP JP2006062896A patent/JP2007239593A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7412323B2 (en) * | 2006-08-30 | 2008-08-12 | Denso Corporation | Variable valve timing controller for internal combustion engine |
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