JP2007232459A - 光ファイバ侵入監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光ファイバリングの一部に印加された物理的外力とその位置を同定し、且つ振動した分割区間を確実に判別する。
【解決手段】 光ファイバ侵入監視装置1は、波長が異なる2つの光源と、この2つの光源に対応して光ファイバの干渉光を検出する2種類の受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置43と、この光ファイバ振動センサ検出装置43の各光源と各受光部に接続される第1分岐結合器45と、この第1分岐結合器45に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブル63と、この振動センサ用光ケーブル63の他端側に接続した第2分岐結合器47と、からなる。振動センサ用光ケーブル63の途中に区間分割ユニット67を設け、この区間分割ユニット67が光ケーブル用クロージャ73と区間分割光ケーブル75とからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 光ファイバ侵入監視装置1は、波長が異なる2つの光源と、この2つの光源に対応して光ファイバの干渉光を検出する2種類の受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置43と、この光ファイバ振動センサ検出装置43の各光源と各受光部に接続される第1分岐結合器45と、この第1分岐結合器45に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブル63と、この振動センサ用光ケーブル63の他端側に接続した第2分岐結合器47と、からなる。振動センサ用光ケーブル63の途中に区間分割ユニット67を設け、この区間分割ユニット67が光ケーブル用クロージャ73と区間分割光ケーブル75とからなる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、光ファイバ侵入監視装置に関し、特に光ファイバリングの一部に物理的外力が印加された場合にその外力の検出と外力が印加された位置を同定する光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブルと、この振動センサ用光ケーブルの途中に設けた区間分割ユニットと、から構成される光ファイバ侵入監視装置に関する。
近年、侵入者からの防犯、道路や鉄道での落石検出手段として可能な光ファイバとレーザ光を応用した干渉型センサが提案されている。たとえば振動等の物理的外力(力学的刺激)により光ファイバケーブルの一部が応力を受けたために、伝搬する光の光路長が変化して位相等の物理的性質が変化することを利用した外力刺激の検出装置が知られている。
図10を参照するに、例えば、非特許文献1に示されているように、光ファイバリング干渉型の振動センサ101が知られている。この光ファイバリング干渉型の振動センサ101の利点としては、次のことからがあげられる。(1)光ファイバに伝わった振動・衝撃をリアルタイムに観測できる。(2)センサ部は一般の光ファイバケーブルを使用でき、特殊なセンサ部を必要としない。(3)光源や受光回路以外は、すべて受動光学素子で構成されるため、センサ区間近傍で電源や避雷・防爆の対策が不要である。このとき、上記の光ファイバリング干渉型の振動センサ101により、振動が加わっている位置を知る必要がある。
そこで、従来の光ファイバリング干渉型の振動センサ101は、図10に示されているように、第1干渉型振動センサ103と第2干渉型振動センサ105とを用いて、各第1,第2干渉型振動センサ103,105に入力された互いに異なる波長の光が振動によって生じた各干渉光強度を検出して比較することで振動位置、振動レベル等の振動特性を同定するものである。
すなわち、第1干渉型振動センサ103は、1.3μmの波長帯の光を発生する第1光源107に接続される第1ポート109と、フォトダイオード(PD)からなる第1受光部111に接続される第2ポート113との少なくとも2つのポート(図10では3つのポート)から、少なくとも2つの第3、第4ポート115,117に分岐する第1分岐光カプラ119と、この第1分岐光カプラ119に光学的に接続する第1光ファイバリング121と、から構成されている。なお、前記第1光ファイバリング121の一端が前記第3ポート115に接続されていると共にその他端が前記第4ポート117に接続されている。
また、第2干渉型振動センサ105は、前記第1光源107と異なる1.55μmの波長帯の光を発生する第2光源123に接続される第5ポート125と、フォトダイオード(PD)からなる第2受光部127に接続される第6ポート129との少なくとも2つのポート(図4では3つのポート)から、少なくとも2つの第7,第8ポート131,133に分岐する第2分岐光カプラ135と、この第2分岐光カプラ135に光学的に接続する第2光ファイバリング137と、から構成されている。なお、前記第2光ファイバリング137の一端が前記第7ポート131に接続されていると共にその他端が前記第8ポート133に接続されている。
さらに、前記第1,第2干渉型振動センサ103,105は、前記第1光ファイバリング121の全長の中点X1と前記第2光ファイバリング137の全長の中点X2が互いに反対側に位置すべく前記第1,第2光ファイバリング121,137を対称的に配置し、且つ前記第1,第2光ファイバリング121,137の前記各中点X1,X2を除く部分の光ファイバを4つのWDMカプラの第3分岐光カプラ139により分岐して1.3μm帯と1.55μm帯の両波長帯にて共有する2本の光ファイバリング部141に構成されている。
したがって、前記第1干渉型振動センサ103では、前記第1光源107から入力された1.3μmの波長帯の伝搬光が第1分岐光カプラ119の第1ポート109から第3、第4ポート115,117に分岐されて時計回り(Clock Wise:CW)光と反時計回り(Counter Clock Wise:CCW)光に分岐され、図10の実線で示されているようにそれぞれ第1光ファイバリング121を一周する。各CW光とCCW光が再び第1分岐光カプラ119で合波され、第1受光部111ではその干渉光が検出される。
このとき、第1光ファイバリング121内、すなわち光ファイバリング部141に振動・衝撃が加えられると、光ファイバに屈折率変化が生じる。このとき、第1受光部111ではこの現象が振動によって位相変調されたCW光とCCW光の干渉光の強度変化として検出される。
一方、前記第2干渉型振動センサ105では、上述した第1干渉型振動センサ103とほぼ同様であり、前記第2光源123から入力された1.55μmの波長帯の伝搬光が第2分岐光カプラ135によりCW光とCCW光に分岐されて図10の点線で示されているようにそれぞれ第2光ファイバリング137を一周する。各CW光とCCW光が再び第2分岐光カプラ135で合波され、第2受光部127でその干渉光が検出される。第2光ファイバリング137内、すなわち光ファイバリング部141に加えられた振動によって位相変調されたCW光とCCW光の干渉光の強度変化が検出される。
さらに、上記の第1,第2干渉型振動センサ103,105の干渉光の強度変化を比較することで加振点の振動位置、振動レベル等の振動特性が同定される。
上記の光ファイバリング干渉型の振動センサ101は、光ファイバリング部141を収容した振動センサ用光ケーブル143で構成され、この振動センサ用光ケーブル143の長さLを長くして、例えば監視区間に張り巡らした図示しないフェンスなどの監視用構造部材に前記振動センサ用光ケーブル143の適宜箇所を固定具などで固定し、数km〜数十kmの全長に亘って延長させて布設されることにより、光ファイバ侵入監視装置が構成されている。侵入者が前記フェンスから侵入するときに生じる加振点の振動位置や振動レベルを検出することができる。
フジクラ技報第103号(2002年10月)
フジクラ技報第103号(2002年10月)
ところで、従来の光ファイバリング干渉型の振動センサ101においては、前述した監視区間を幾つもの分割区間に分割すると共に、上記の監視区間の全長を監視するために複数台のテレビカメラが設置されている。なお、各テレビカメラは複数の分割区間を監視するように構成されており、複数の分割区間のうちの一つの分割区間で、侵入者が前記フェンスから侵入したことを光ファイバリング干渉型の振動センサ101で検出したとき、振動を検出した分割区間の範囲を撮像すべく動作して監視するように構成されている。
ところが、振動センサ用光ケーブル143の加振点の位置を検出する位置検出精度は、数%程度の誤差があるので、この誤動作が生じると、実際に生じた加振点の分割区間を判別できないために、誤って他の分割区間にテレビカメラを向けてしまうという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明の光ファイバ侵入監視装置は、光源と、光ファイバの干渉光を検出する受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置と、この光ファイバ振動センサ検出装置の前記光源と受光部に接続される第1分岐結合器と、この第1分岐結合器に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブルと、から構成される光ファイバ侵入監視装置であって、
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とするものである。
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ侵入監視装置は、波長が異なる2つの光源と、この2つの光源に対応した干渉光を検出する2種類の受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置と、この光ファイバ振動センサ検出装置の前記各光源と各受光部に接続される第1分岐結合器と、この第1分岐結合器に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブルと、この振動センサ用光ケーブルの他端側に接続した第2分岐結合器と、から構成される光ファイバ侵入監視装置であって、
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とするものである。
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバ侵入監視装置は、前記光ファイバ侵入監視装置において、前記区間分割光ケーブルに振動吸収材を設けてなることが望ましい。
また、この発明の光ファイバ侵入監視装置は、前記光ファイバ侵入監視装置において、前記振動吸収材が防震ゴムであるであることが好ましい。
また、この発明の光ファイバ侵入監視装置は、前記光ファイバ侵入監視装置において、前記振動吸収材がヤーンであるであることが好ましい。
また、この発明の光ファイバ侵入監視装置は、前記光ファイバ侵入監視装置において、前記振動吸収材が発泡樹脂であるであることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明の光ファイバ侵入監視装置によれば、振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割光ケーブルで接続した区間分割ユニットで複数の分割区間に分割したので、振動センサ用光ケーブルの加振点の位置検出精度の誤差は前記区間分割光ケーブルで吸収されることになる。しかも、区間分割光ケーブルが振動吸収材により振動に対して確実に不感地帯となるので、振動センサ用光ケーブルの加振点の位置検出では、実際に振動が生じた分割区間を確実に判別することができる。
また、この発明の光ファイバ侵入監視装置によれば、互いに波長の異なる光が加振点の振動によって位相変調された2つの干渉光の強度変化を検出して比較することで前記加振点の振動位置や振動レベル等の振動特性を同定できる振動センサ用光ケーブルにも適用でき、上述した光ファイバ侵入監視装置と同様の効果が得られる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1(A)〜(D)及び図2を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバ侵入監視装置1としては、基本的には、図2に示されているように、第1干渉型振動センサ3と第2干渉型振動センサ5とを用いて、各第1,第2干渉型振動センサ3,5に入力された互いに異なる波長の光が振動によって生じた各干渉光強度を検出して比較することで加振点の振動位置、振動レベル等の振動特性を同定するものである。
上記の第1干渉型振動センサ3は、1.3μmの波長帯の光を発生する第1光源7に接続される第1ポート9と、フォトダイオード(PD)からなる第1受光部11に接続される第2ポート13との少なくとも2つのポート(図2では3つのポート)から、少なくとも2つの第3,第4ポート15,17に分岐する第1分岐光カプラ19と、この第1分岐光カプラ19に光学的に接続する第1光ファイバリング21と、から構成されている。なお、前記第1光ファイバリング21の一端が前記第3ポート15に接続されていると共にその他端が前記第4ポート17に接続されている。
また、第2干渉型振動センサ5は、前記第1光源7と異なる1.55μmの波長帯の光を発生する第2光源23に接続される第5ポート25と、フォトダイオード(PD)からなる第2受光部27に接続される第6ポート29との少なくとも2つのポート(図2では3つのポート)から、少なくとも2つの第7,第8ポート31,33に分岐する第2分岐光カプラ35と、この第2分岐光カプラ35に光学的に接続する第2光ファイバリング37と、から構成されている。なお、前記第2光ファイバリング37の一端が前記第7ポート31に接続されていると共にその他端が前記第8ポート33に接続されている。
なお、この実施の形態では、上記の第1,第2分岐光カプラ19,35にはそれぞれ3×3カプラが用いられている。
さらに、前記第1,第2干渉型振動センサ3,5は、前記第1光ファイバリング21の全長の中点X1と前記第2光ファイバリング37の全長の中点X2が互いに反対側に位置すべく前記第1,第2光ファイバリング21,37を対称的に配置し、且つ前記第1,第2光ファイバリング21,37の前記各中点X1,X2を除く部分の光ファイバを4つのWDMカプラの第3分岐光カプラ39により分岐して1.3μm帯と1.55μm帯の両波長帯にて共有する2本の光ファイバリング部41に構成されている。
したがって、前記第1干渉型振動センサ3では、前記第1光源7から入力された1.3μmの波長帯の伝搬光が第1分岐光カプラ19の第1ポート9から第3,第4ポート15,17に分岐されて時計回り(Clock Wise:CW)光と反時計回り(Counter Clock Wise:CCW)光に分岐され、図2の実線で示されているようにそれぞれ第1光ファイバリング21を一周する。各CW光とCCW光が再び第1分岐光カプラ19で合波され、第1受光部11ではその干渉光が検出される。このとき、振動・衝撃が加えられていない静的な状態であれば、CW光とCCW光の第1光ファイバリング21内の光路長は同じであるから、両者の位相差は一定となり、前記第1受光部11によって検出される信号は一定となる。
ところが、第1光ファイバリング21内、すなわち光ファイバリング部41に振動等の物理的外力(力学的刺激)が加えられると、光ファイバに屈折率変化が生じる。このとき、第1受光部11ではこの現象が振動によって位相変調されたCW光とCCW光の干渉光の強度変化として検出される。
例えば、時間tにおいて加振点にて位相変調が生じた場合、CW光が加振点から第1受光部11に到達するまでの時間TCWと、CCW光が加振点から第1受光部11に到達するまでの時間TCCWとすると、第1受光部11で検出される干渉光の強度は、加わった位相変調と、前記時間TCWと時間TCCWとの間の2つの変数の関数で与えられることになる。なお、この詳細は非特許文献1で示されているので、その説明は省略する。
一方、前記第2干渉型振動センサ5では、上述した第1干渉型振動センサ3とほぼ同様であり、前記第2光源23から入力された1.55μmの波長帯の伝搬光が第2分岐光カプラ35によりCW光とCCW光に分岐されて図2の点線で示されているようにそれぞれ第2光ファイバリング37を一周する。各CW光とCCW光が再び第2分岐光カプラ35で合波され、第2受光部27でその干渉光が検出される。第2光ファイバリング37内、すなわち光ファイバリング部41に加えられた振動によって位相変調されたCW光とCCW光の干渉光の強度変化が検出される。
このとき、加振点から第1,第2受光部11,27に到達するまでの光の時間に対して振動による位相変化が十分遅く変化する場合、1.3μm帯、1.55μm帯でそれぞれ生じる位相差Δφ1.3及びΔφ1.55を算出することができ、加振点までの距離は、1.3μm帯、1.55μm帯でそれぞれ生じる位相差Δφ1.3とΔφ1.55の比により算出することができる。
以上のように、第1干渉型振動センサ3によって前記第1光源7から入力された1.3μm帯の光が振動によって位相変調された干渉光の強度変化と、第2干渉型振動センサ5によって前記第2光源23から入力された1.55μm帯の光が振動によって位相変調された干渉光の強度変化とを検出して比較することで、光ファイバリング部41の一部に振動などの物理的外力が印加された加振点の振動位置や振動レベル等の振動特性を同定することができる。
図1(A)〜(D)及び図2を併せて参照するに、第1光源7、第1受光部11、第2光源23、第2受光部27は光ファイバ振動センサ検出装置としての例えば振動検出器本体43内に収容されている。第1分岐光カプラ19は第1分岐結合器45内に収容されている。第2分岐光カプラ35は第2分岐結合器47内に収容されている。
また、第1光源7及び第1受光部11から第1分岐光カプラ19までの間はそれぞれ第1光ファイバ49(図2では3心)で接続されており、第2光源23及び第2受光部27から第2分岐光カプラ35までの間はそれぞれ第2光ファイバ51(図2では3心)で接続されている。
したがって、振動検出器本体43と第1分岐結合器45との間は、第1,第2光ファイバ49,51で合計6心が、図1(B)に示されているように、例えば1本のテンションメンバ53に縦添えされると共にその全外周を外被55でシースして構成されたアプローチ用光ケーブル57で接続されている。
また、第1分岐結合器45と第2分岐結合器47との間は、第2光ファイバ51(3心)と第1,第2光ファイバリング21,37の共有部分の光ファイバリング部41(2心)で合計5心が、図1(C)に示されているように、例えば1本のテンションメンバ59に縦添えされると共にその全外周を外被61でシースして構成された振動センサ用光ケーブル63で接続されている。
また、この実施の形態に係る光ファイバ侵入監視装置1では、上記の振動センサ用光ケーブル63はその長さLを任意に長くして、図1(A)、図3及び図4に示されているように、例えば監視区間に張り巡らしたフェンス65などの監視用構造部材に前記振動センサ用光ケーブル63の適宜箇所が固定具などで固定され、数km〜数十kmの全長に亘って延長させて布設される。したがって、侵入者が前記フェンス65から侵入するときに生じる加振点の振動位置や振動レベルを検出することができる。
このとき、上記の監視区間は、図3に示されているように、その適宜間隔毎に振動センサ用光ケーブル63の途中に設けられた区間分割ユニット67によって幾つもの分割区間69に分割されている。さらに、上記の複数の分割区間69を監視するためのテレビカメラ71が、上記の監視区間の全長を監視する台数分、例えば前記フェンス65の上方に位置して設置されている。この実施の形態では、図4に示されているように、1台のテレビカメラ71が例えば3つの第1〜第3分割区間69A,69B,69Cを監視できるように割り当てられており、前記3つの第1〜第3分割区間69A,69B,69Cのうちの一つの分割区間69で、侵入者がフェンス65から侵入したことを光ファイバリング部41で検出したとき、テレビカメラ71が動作して該当する分割区間69の範囲全体を撮像して監視するように構成されている。
図5及び図6を併せて参照するに、上記の各区間分割ユニット67は、光ケーブル用クロージャ73と、この光ケーブル用クロージャ73内の振動センサ用光ケーブル63の途中で接続した区間分割光ケーブル75を収納する区間分割ケーブル収納箱77と、から構成されている。図5では区間分割ケーブル収納箱77の上に光ケーブル用クロージャ73が取り付けられている。この実施の形態では、100m位の長さの区間分割光ケーブル75が例えば図6に示されているようにロール状に卷回されて区間分割ケーブル収納箱77の中に収納されている。
より詳しく説明すると、区間分割光ケーブル75は、図1(D)に示されているように、振動センサ用光ケーブル63の第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)の合計5心に対応する第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)が、例えば1本のテンションメンバ79に縦添えされると共にその全外周を外被81でシースして構成されている。区間分割光ケーブル75は、振動センサ用光ケーブル63の途中でそれぞれ対応する各心線同士が融着接続されている。
また、区間分割光ケーブル75は、内部の光ファイバリング部41(2心)が振動を拾わないようにするために、区間分割光ケーブル75には振動吸収材を設けてなることが好適である。一つの例としては外被81自体が振動吸収材としての例えば防震ゴム材で構成されている。この防震ゴム材としては、例えば、ニトリルゴム系、天然ゴム系、シリコーンゴム系、ウレタンゴム系及びこれらを発泡させたものが好適に使用される。
また、前記光ケーブル用クロージャ73の内部には複数の心線用トレー83が収納されており、この実施の形態では、第1、第2心線用トレー83A,83Bが収納されている。各心線用トレー83A,83Bは図5の2点鎖線で示されているように図示しないヒンジで開閉可能に設けられているので、所望の心線用トレー83を選んで開放し、各心線を収納したり取り出したりすることができる。また、各心線用トレー83A,83Bは、振動センサ用光ケーブル63の各心線の余長部と、この余長部の各心線の先端と前記区間分割光ケーブル75の各心線の先端とを接続した接続部85が収納されるものである。すなわち、振動センサ用光ケーブル63の第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)の合計5心が、区間分割光ケーブル75の対応する第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)に融着接続されている。
また、上記の各心線の接続部85は必然的に裸光ファイバとなるために、この裸光ファイバでは特に振動を拾いやすい状態となるので、これを防止するために、この実施の形態では各第1、第2心線用トレー83A,83Bが振動吸収材の材質で構成されている。すなわち振動吸収用トレーで構成されている。
上記構成により、侵入者が前記フェンス65から侵入するときに生じる振動センサ用光ケーブル63の加振点の振動位置(加振点までの距離)や振動レベルが第1,第2光ファイバリング21,37の光ファイバリング部41で検出できる。しかも、振動センサ用光ケーブル63の途中に区間分割光ケーブル75で接続した区間分割ユニット67で複数の分割区間69に分割したので、振動センサ用光ケーブル63の加振点の位置検出精度の誤差は前記区間分割光ケーブル75で吸収されることになる。
すなわち、振動センサ用光ケーブル63の加振点の位置を検出する位置検出精度は、数%程度の誤差があるが、区間分割光ケーブル75が100m位の長さであるので、例えば上記の位置検出精度の誤差が20mであっても、検出される加振点の位置が区間分割光ケーブル75の長さの中点の50mの範囲内に収まるので、加振点の該当する分割区間69を正確に判別することができる。しかも、区間分割光ケーブル75が振動吸収材である防震ゴム材の外被81により振動に対して確実に不感地帯となっているので、実際に振動が生じた分割区間69を確実に判別することができる。ちなみに、もし、区間分割光ケーブル75が振動を拾ってしまうと、加振点がどちらの分割区間69であるかを判別できなくなる事態が生じ得る。
以上のことから、確実に、実際に振動が生じた分割区間69にテレビカメラ71を向けてその状況を監視することができる。
なお、前述した実施の形態では、区間分割光ケーブル75の内部の各心線が振動を拾わないようにするための方法としては、区間分割光ケーブル75の外被81自体が振動吸収材としての防震ゴム材で構成されているが、図7に示されているように、外被81が防震ゴム材層87と、この防震ゴム材層87の外周に被覆した一般的な樹脂製のシース層89とで構成されても良い。
あるいは、図8に示されているように、区間分割光ケーブル75が、テンションメンバ79と第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)の外周にヤーンからなる振動吸収材層91を設け、この振動吸収材層91の外周を一般的な樹脂製のシース93で被覆しても良い。上記のヤーンとしては、例えばPPヤーン、コットンヤーン、アラミドヤーン等が用いられる。
あるいは、図9に示されているように、区間分割光ケーブル75が、テンションメンバ79と第2光ファイバ51(3心)と光ファイバリング部41(2心)の外周に振動吸収材層としての例えば発泡樹脂層95を設け、この発泡樹脂層95の外周を一般的な樹脂製のシース97で被覆しても良い。上記の発泡樹脂としては、例えば発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン等が用いられる。
なお、前述した実施の形態の光ファイバ侵入監視装置1では、第1,第2干渉型振動センサ3,5を備えている場合について説明したが、単に第1干渉型振動センサ3のみを有する場合にも適用可能である。
すなわち、この場合の光ファイバ侵入監視装置では、第1干渉型振動センサ3が第1光源7と第1受光部11と第1分岐光カプラ19と第1光ファイバリング21とから構成され、この第1光ファイバリング21を収容した振動センサ用光ケーブル63を構成するものである。
したがって、この場合でも、侵入者が前記フェンス65から侵入するときに生じる振動等の物理的外力が第1光ファイバリング21で検出できると共に、上記の振動センサ用光ケーブル63の途中に区間分割光ケーブル75で接続した区間分割ユニット67で複数の分割区間69に分割したので、前記振動センサ用光ケーブル63の加振点の位置検出精度の誤差は前記区間分割光ケーブル75で吸収されることになると共に、区間分割光ケーブル75が振動吸収材により振動に対して確実に不感地帯となるので、実際に振動が生じた分割区間69を確実に判別することができる。つまり、第1光ファイバリング21のみによる場合は、前述した第1,第2干渉型振動センサ3,5による場合に検出される振動特性と異なるが、区間分割ユニット67に係わる効果は前述した実施の形態の説明と同様である。
1 光ファイバ侵入監視装置
3 第1干渉型振動センサ
5 第2干渉型振動センサ
7 第1光源
11 第1受光部
19 第1分岐光カプラ
21 第1光ファイバリング
23 第2光源
27 第2受光部
35 第2分岐光カプラ
37 第2光ファイバリング
39 第3分岐光カプラ
41 光ファイバリング部
43 振動検出器本体(光ファイバ振動センサ検出装置)
45 第1分岐結合器
47 第2分岐結合器
57 アプローチ用光ケーブル
63 振動センサ用光ケーブル
63 振動センサ用光ケーブル
65 フェンス(監視用構造部材)
67 区間分割ユニット
69 分割区間
71 テレビカメラ
73 光ケーブル用クロージャ
75 区間分割光ケーブル
77 区間分割ケーブル収納箱
79 テンションメンバ
81 外被
83 心線用トレー
87 防震ゴム材層
89 シース層
91 振動吸収材層
93 シース
95 発泡樹脂層
97 シース
X1 第1光ファイバリングの中点
X2 第2光ファイバリングの中点
3 第1干渉型振動センサ
5 第2干渉型振動センサ
7 第1光源
11 第1受光部
19 第1分岐光カプラ
21 第1光ファイバリング
23 第2光源
27 第2受光部
35 第2分岐光カプラ
37 第2光ファイバリング
39 第3分岐光カプラ
41 光ファイバリング部
43 振動検出器本体(光ファイバ振動センサ検出装置)
45 第1分岐結合器
47 第2分岐結合器
57 アプローチ用光ケーブル
63 振動センサ用光ケーブル
63 振動センサ用光ケーブル
65 フェンス(監視用構造部材)
67 区間分割ユニット
69 分割区間
71 テレビカメラ
73 光ケーブル用クロージャ
75 区間分割光ケーブル
77 区間分割ケーブル収納箱
79 テンションメンバ
81 外被
83 心線用トレー
87 防震ゴム材層
89 シース層
91 振動吸収材層
93 シース
95 発泡樹脂層
97 シース
X1 第1光ファイバリングの中点
X2 第2光ファイバリングの中点
Claims (6)
- 光源と、光ファイバの干渉光を検出する受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置と、この光ファイバ振動センサ検出装置の前記光源と受光部に接続される第1分岐結合器と、この第1分岐結合器に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブルと、から構成される光ファイバ侵入監視装置であって、
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とする光ファイバ侵入監視装置。 - 波長が異なる2つの光源と、この2つの光源に対応した干渉光を検出する2種類の受光部とを備えた光ファイバ振動センサ検出装置と、この光ファイバ振動センサ検出装置の前記各光源と各受光部に接続される第1分岐結合器と、この第1分岐結合器に一端側を接続した光ファイバリング干渉型の振動センサを構成する振動センサ用光ケーブルと、この振動センサ用光ケーブルの他端側に接続した第2分岐結合器と、から構成される光ファイバ侵入監視装置であって、
前記振動センサ用光ケーブルの途中に区間分割ユニットを設け、この区間分割ユニットが、光ケーブル用クロージャとこの光ケーブル用クロージャ内の振動センサ用光ケーブルの途中で接続した区間分割光ケーブルとから構成されることを特徴とする光ファイバ侵入監視装置。 - 前記区間分割光ケーブルに振動吸収材を設けてなることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバ侵入監視装置。
- 前記振動吸収材が防震ゴムであることを特徴とする請求項3記載の光ファイバ侵入監視装置。
- 前記振動吸収材がヤーンであることを特徴とする請求項3記載の光ファイバ侵入監視装置。
- 前記振動吸収材が発泡樹脂であることを特徴とする請求項3記載の光ファイバ侵入監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006052221A JP2007232459A (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 光ファイバ侵入監視装置 |
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---|---|---|---|
JP2006052221A JP2007232459A (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 光ファイバ侵入監視装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007232459A true JP2007232459A (ja) | 2007-09-13 |
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- 2006-02-28 JP JP2006052221A patent/JP2007232459A/ja active Pending
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