JP2007230686A - 用紙収納装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に比べて用紙積載板の取り付けが容易であるとともに、用紙積載板が外れるおそれのない用紙収納装置を簡易且つ低コストで提供する。
【解決手段】先ず、用紙積載板28の支持部44a、44bが幅狭部46に位置するように支持部44a、44bを外側に撓ませ、係止ボス35a、35bに係合させる(図6(a))。続いて支持部44a、44bに加えていた力を弱めると、用紙積載板28が撓みから復帰し、支持部44a、44bはそれぞれ幅狭部36から内側に移動する(図6(b))。最後に、引き出し部40のアーム部43a、43bを、引き出し部40の伸縮状態に係わらず常にカセットベース25の内側面と支持部44a、44bとの間に介在させておく(図6(c))。これにより、支持部44a、44bは軸方向(図の左右方向)の移動が規制されるため、再び幅狭部36の位置に移動しなくなる。
【選択図】図6
【解決手段】先ず、用紙積載板28の支持部44a、44bが幅狭部46に位置するように支持部44a、44bを外側に撓ませ、係止ボス35a、35bに係合させる(図6(a))。続いて支持部44a、44bに加えていた力を弱めると、用紙積載板28が撓みから復帰し、支持部44a、44bはそれぞれ幅狭部36から内側に移動する(図6(b))。最後に、引き出し部40のアーム部43a、43bを、引き出し部40の伸縮状態に係わらず常にカセットベース25の内側面と支持部44a、44bとの間に介在させておく(図6(c))。これにより、支持部44a、44bは軸方向(図の左右方向)の移動が規制されるため、再び幅狭部36の位置に移動しなくなる。
【選択図】図6
Description
本発明は、複写機およびプリンタ等の画像形成装置に用いられる用紙収納装置に関し、特に用紙収納装置に取り付けられる用紙積載板の組立て作業性の向上に関する。
従来の画像形成装置の構成を図12に示す。画像形成装置(例えばプリンタ)100では、画像形成動作を行う場合、帯電ユニット4により図中時計回りに回転する感光体ドラム5が一様に帯電され、原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。
この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。なお、画像データはパーソナルコンピュータ(図示せず)等から送信される。また、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置(図示せず)がクリーニング装置18の下流側に設けられている。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙カセット10又は手差しトレイ11から用紙搬送路12及びレジストローラ対13を経由して搬送され、転写ローラ14(画像転写部)により感光体ドラム5の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラ対15aを有する定着部15に搬送されてトナー像が定着される。定着部15を通過した用紙は、用紙搬送路16により装置上部に搬送され、排出ローラ対17より排出トレイ18に排出される。
次に、給紙カセットの構成について説明する。図13は、給紙カセット10の側面断面図である。給紙カセット10のカセットベース25にセットされた用紙26は、円錐形の圧縮バネ27によって上向きに付勢された用紙積載板28により、所定の圧力で装置本体側に設けられたピックアップローラ29に押しつけられる。ここで画像形成装置のコピー開始ボタンがオンされると、ピックアップローラ29及び搬送ローラ対30の駆動ローラ30aが図中矢印方向に回転駆動される。
用紙積載板28上にセットされた用紙26は、ピックアップローラ29によって通常上段の複数枚が搬送ローラ対30に送られる。搬送ローラ対30に送られた複数枚の用紙は、停止又は駆動ローラ30aと同方向に回転する分離ローラ30bにより、最上の1枚のみが分離されて用紙搬送路12に向けて搬送される。31は、用紙26の後端を揃える後端カーソルであり、用紙搬送方向(左右方向)に移動可能に設けられている。32はカセットカバーであり、その表面側が外部に露出して画像形成装置100(図12参照)本体の外装面の一部を構成する。カセットベース25及びカセットカバー32は、給紙カセット10のハウジング(筐体)を構成している。
上記のような構成の給紙カセットにおいては、用紙積載板28をカセットベース25に取り付ける方法として、例えば特許文献1に記載されているように、用紙積載板の後端両側の支持部(用紙積載板が上下方向に回動する際に支点となる箇所)に設けられた係止孔を、カセットベースの内側面に設けられた係止凸部(係止ボス)にはめ込む方法がある。特許文献1の構成では、用紙積載板をカセットベースに装着する場合、係止凸部の斜面に沿って用紙積載板を押し下げて係止凸部の設けられた係止リブを外側に撓ませることにより、係止凸部を係止孔に挿入して用紙積載板の装着を行っている。
また、特許文献1では、係止ボスおよび係止孔の形状を改良することにより、用紙積載板を外れにくくする方法も開示されている。即ち、係止ボスの形状を略十字形状に形成し、係止孔の形状を係止ボスよりも少し大きい略十字形状としている。そして、用紙積載板をカセットベースに装着する場合、用紙積載板をカセットベースに対して垂直状態に起立させる。この状態で支持部を内側に撓ませ、略十字形の係止ボスを係止孔の略十字形に合わせて挿入する。
挿入後、用紙積載板を通常使用時の上下回動範囲まで下方向に回動させることにより、略十字形状の係止孔が挿入時とは異なる角度へ位置する。この結果、係止孔周辺の部材が係止ボスに係止されることとなり、結果として用紙積載板がカセットベースから外れるのを防止する。
しかしながら、特許文献1の組立て方法は容易とはいえず、また場合によっては係止リブ、係止凸部、あるいは回動支点部が変形あるいは破損する恐れがあり、組立て作業性が高いとはいえなかった。また、係止ボスおよび係止孔の構造が複雑となり、コストアップにつながるという問題もあった。
特開2000−247453号公報
本発明は、従来に比べて用紙積載板の取り付けが容易であるとともに、用紙積載板が外れるおそれのない用紙収納装置を簡易且つ低コストで提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙を収納するハウジング本体と、該ハウジングに対し上下方向に一定の範囲で回動する用紙積載板と、を備え、前記用紙積載板の左右両端から突出する一対の支持部を前記ハウジング本体の左右内側面に設けられた一対の係止ボスに係止することにより前記用紙積載板を回動可能に支持する用紙収納装置において、前記支持部には一部に開口を有するフック状の係止孔が設けられ、前記係止ボスの外周面の一部には前記係止孔の開口幅よりも狭い幅狭部が設けられており、前記係止孔を垂直方向より前記幅狭部に係合させた後、前記幅狭部と異なる位置に摺動させて前記支持部を前記係止ボスに係止するとともに、前記支持部の軸方向の移動を規制する規制部材を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の用紙収納装置において、前記規制部材は、前記ハウジング本体に対し給紙方向に伸縮可能に連結される引き出し部の一部で構成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の用紙収納装置において、前記ハウジングの左右における前記幅狭部間の間隔は、前記支持部の間隔と異なることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、簡易な構成で支持部を係止ボスに回動可能に係止することができ、さらに規制部材により支持部の軸方向の移動が規制されるため、従来に比べて用紙積載板の取り付けが容易になり、且つ外力により支持部が係止ボスから外れるおそれもなくなる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の用紙収納装置において、ハウジング本体に対し給紙方向に伸縮可能に連結される引き出し部の一部を規制部材として用いることにより、部品点数や組立て工数を増加させることなく、用紙収納装置の組立てと同時に用紙積載板の固定作業を行うことができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の用紙収納装置において、ハウジングの左右における幅狭部間の間隔が支持部の間隔と異なることにより、支持部を撓ませて幅狭部に装着した後、支持部に加えられた力を緩めるだけで支持部が幅狭部の位置から移動するため、用紙積載板の装着がより簡単なものとなる。また、例えば規制部材を取り付ける前に振動等が加わった場合にも用紙積載板がハウジングから外れにくくなるため、組立て作業性がより向上する。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の給紙カセットを構成するカセットベースを示す平面図である。従来例の図13と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、ここでは説明の便宜のため、用紙積載板28は記載を省略している。カセットベース25の底面には、用紙幅方向(図の左右方向)に往復移動可能な幅合わせカーソル33a、33bが設けられている。
各幅合わせカーソル33a、33bは、それぞれギヤ34に連結されており、互いに逆方向に同じ量だけ往復移動される。この幅合わせカーソル33a、33bを用紙サイズ毎に定められた位置で停止させ幅合わせを行うことにより、用紙の幅方向の収納位置を規制して用紙の搬送を安定化する。
カセットベース25の左右の内側面には、用紙積載板28(図3参照)を回動可能に支持するための係止ボス35a、35bが突設されており、各係止ボス35a、35bの外周面の一部には上下方向(図の紙面方向)にスリットを入れて幅狭部36が形成されている。また、カセットベース25の用紙搬送方向後端部(図の下端)には後壁面が設けられておらず、用紙搬送方向(図の上下方向)に伸縮可能な引き出し部40(図2参照)が連結される。
図2は、カセットベース25に連結される引き出し部40の構成を示す平面図である。引き出し部40の幅方向中央部には案内レール41a、41bに沿って用紙搬送方向(図2の上下方向)に摺動する後端カーソル31が搭載されている。また、案内レール41a、41bを搬送方向に延長する突出部42が形成され、突出部42の左右のガイドリブ42a、42bがカセットベース25の溝部37(図1参照)に挿入される。
また、引き出し部40の幅方向両端にはアーム部43a、43bが突設されており、それぞれカセットベース25のアームガイド部38a、38b(図1参照)に挿入される。これにより、引き出し部40はカセットベース25に用紙搬送方向に伸縮可能に連結され、引き出し部40の後壁40aが給紙カセット10の後壁面を構成する。
図3は、カセットベース25に回動可能に支持される用紙積載板28の構成を示す斜視図である。用紙積載板28には、幅合わせカーソル33a、33b(図1参照)が往復移動するための切り欠き部28aと、後端カーソル31(図2参照)が往復移動するための切り欠き部28bが形成されている。また、用紙搬送方向後端の左右には係止ボス35a、35b(図1参照)に係止される支持部44a、44bが垂直に立設されており、各支持部44a、44bには下方に開口46を有するフック状の係止孔45が形成されている。なお、支持部44a、44b間の距離W2は、係止ボス35a、35bに設けられた幅狭部36間の距離W1(図1参照)よりも短く設計されている。
図4は、図1における係止ボス35a付近の部分拡大図である。なお、ここではカセットベース25に引き出し部40を連結した状態を示しており、説明の便宜のため用紙積載板28は記載を省略している。係止ボス35aは、係合孔45(図3参照)の直径よりも小さい小径部50と、係合孔45の直径よりも大きい大径部51とから成り、小径部50には幅狭部36が形成されている。また、引き出し部40の伸縮に伴い、アーム部43aがカセットベース25の内側面に沿って大径部51よりも外側(図の上側)を摺動する。
図5は、係止ボス35aと係合孔45との関係を示す側面断面図である。図5に示すように、幅狭部36は小径部50の両側2箇所にスリットを入れることにより断面小判形に形成されており、開口46の開口幅W3は、小径部50の直径よりも狭く、且つ幅狭部36の幅W4よりも広く設計されている。係合孔45を開口46から幅狭部36に係合させた後、小径部50の軸方向(図5の紙面方向)に摺動させて幅狭部36と異なる位置に配置することにより、支持部44aを係止ボス35aに回動可能に係止することができる。
なお、ここでは幅狭部36を断面小判形としたが、例えばスリットを片側のみに設けて断面D字状としても良いし、周方向全域にスリットを設けて小径部50よりもさらに小径の断面円形としても良い。また、図4及び図5では搬送方向に向かって右側の係止ボス35a及び支持部44aの構成について説明したが、左側の係止ボス35b及び支持部44bの構成についても全く同様である。
次に、用紙積載板28をカセットベース25に装着する方法について詳述する。先ず、図6(a)のように、用紙積載板28の支持部44a、44b間の距離W2(図3参照)が幅狭部46間の距離W1(図1参照)と等しくなるように支持部44a、44bを外側に撓ませる。この状態で、開口46(図5参照)を係止ボス35a、35bの幅狭部36に位置させ、係止孔45を垂直方向より小径部50に係合させる。
続いて、支持部44a、44bに加えていた力を弱める。これにより用紙積載板28が撓んだ状態から復元し、図6(b)に示すように、支持部44a、44b(開口46)は幅狭部36の位置から内側に移動するため、支持部44a、44bは垂直方向に外れなくなる。しかし、この状態では用紙積載板28に外力が加えられ、開口46が再び幅狭部36の位置に移動すると、支持部44a、44bが係止ボス35a、35bから外れるおそれがある。
そこで、図6(c)に示すように、引き出し部40(図2参照)をカセットベース25に連結したとき、アーム部43a、43bを、引き出し部40の伸縮状態に係わらず、常にカセットベース25の内側面と支持部44a、44bとの間に介在させておく。これにより、支持部44a、44bは係止ボス35a、35bの大径部51とアーム部43a、43bとの間に挟持され、軸方向(図の左右方向)の移動が規制されるため、支持部44a、44b(開口46)が幅狭部36の位置に移動しなくなる。以上のようにして、用紙積載板28及び引き出し部40のカセットベース25に対する装着が完了する。
図7及び図8は、図1〜図3に示したカセットベース25、用紙積載板28、及び引き出し部40を図6の手順により組み立てた、本発明の第1実施形態に係る給紙カセットの斜視図であり、図9は、図8における支持部44a周辺の部分拡大図である。図7及び図8に示すように、カセットベース25の底面には用紙積載板28が係止ボス35a、35bを回動支点として上下に回動可能に配置されている。カセットベース25の用紙搬送方向後端部には引き出し部40が連結されており、収納される用紙サイズに合わせて用紙搬送方向(図の矢印AA′方向)に伸縮可能となっている。なお、図7は引き出し部40を収縮した状態、図8は引き出し部40を伸張した状態を示している。
本実施形態の構成によれば、支持部44a、44bを撓ませて係止ボス35a、35bの幅狭部36に係合した後、復元力により幅狭部36と異なる位置に移動させるため、用紙積載板28の装着がより簡単なものとなり、例えば引き出し部40を装着する前に振動等が加わった場合にも用紙積載板28がカセットベース25から外れにくくなるため、組立て作業性がより向上する。さらに、支持部44a、44bの撓み量は僅かであるため、支持部44a、44bが変形、破損するおそれはない。
また、図9に示すように、引き出し部40を最大限伸張した状態においてもアーム部43aが支持部44aとカセットベース25との間に介在するため、引き出し部40を装着した後は支持部44aがカセットベース25から外れるおそれがなくなり、給紙カセット10の組立てと同時に用紙積載板28の固定作業を行うことができる。なお、アーム部43a、43bを用いずに、支持部44a、44bの軸方向の移動を規制する規制部材を別途設けても良いが、部品点数や組立て工数が増加するため、アーム部43a、43bを規制部材と兼用する本実施形態の構成が好ましい。
次に、本発明の他の構成について説明する。図10は、本発明の第2実施形態に係る給紙カセットにおける用紙積載板の装着手順を示す部分平面図である。第1実施形態の図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、用紙積載板28の支持部44a、44b間の距離W2(図3参照)は、幅狭部36間の距離W1(図1参照)よりも大きく設計されている。
そのため、図10(a)では、用紙積載板28支持部44a、44bを内側に撓ませて係止ボス35a、35bの幅狭部36に位置させ、係止孔45を小径部50に係合させる。次に、支持部44a、44bに加えていた力を弱めることにより、図10(b)に示すように、支持部44a、44bは復元力によりそれぞれ幅狭部36の位置から外側に移動して垂直方向に外れなくなる。
そして、最後に図10(c)に示すように、引き出し部40のアーム部43a、43bを、係止ボス35a、35bの大径部51と支持部44a、44bとの間に介在させる。これにより、支持部44a、44bはカセットベース25の内側面とアーム部43a、43bとの間に挟持され、第1実施形態と同様に軸方向(図の左右方向)の移動が規制されるため、支持部44a、44bが再び幅狭部36の位置に移動しなくなる。
図11は、本発明の第3実施形態に係る給紙カセットにおける用紙積載板の装着手順を示す部分平面図である。第1及び第2実施形態の図6、図10と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、用紙積載板28の支持部44a、44b間の距離W2(図3参照)は、幅狭部46間の距離W1(図1参照)と等しくなっている。
そのため、図11(a)では、用紙積載板28の支持部44a、44bを幅狭部36の位置に合わせて係止孔45を小径部50に係合させる。次に、支持部44a、44bを同一方向(図11では右方向)にスライドさせることにより、図11(b)に示すように、支持部44a、44bはそれぞれ幅狭部36と異なる位置に移動して垂直方向に外れなくなる。
そして、最後に図11(c)に示すように、引き出し部40のアーム部43a、43bを、それぞれ係止ボス35aの大径部51と支持部44aとの間、及びカセットベース25の内側面と支持部44bとの間に介在させる。これにより、支持部44a、44bは第1、第2実施形態と同様に軸方向(図の左右方向)の移動が規制されるため、支持部44a、44bが再び幅狭部36の位置に移動しなくなる。また、用紙積載板28の装着時に支持部44a、44bを撓ませる必要がないため、用紙積載板28の装着作業がより簡単になる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば支持部44a、44bや係止ボス35a、35b、アーム部43a、43b等の形状及び大きさについては、給紙カセットの仕様に応じて任意に設定することができる。
また、ここでは装置本体に対し水平方向に抜き差しされる給紙カセットを例に挙げて説明したが、本発明は、例えば装置本体側に固定された用紙収納トレイや手差しトレイ等の、着脱可能な用紙積載板を備えた他の用紙収納装置にも全く同様に適用可能である。
本発明は、用紙を収納するハウジング本体と、該ハウジングに対し上下方向に一定の範囲で回動する用紙積載板と、を備え、用紙積載板の左右両端から突出する一対の支持部をハウジング本体の左右内側面に設けられた一対の係止ボスに係止することにより用紙積載板を回動可能に支持する用紙収納装置において、支持部には一部に開口を有するフック状の係止孔が設けられ、係止ボスの外周面の一部には係止孔の開口幅よりも狭い幅狭部が設けられており、係止孔を垂直方向より幅狭部に係合させた後、幅狭部と異なる位置に摺動させて支持部を係止ボスに係止するとともに、支持部の軸方向の移動を規制する規制部材を設けたものである。
これにより、簡易な構成で支持部を係止ボスに回動可能に係止することができ、さらに規制部材により支持部の軸方向の移動が規制されるため、従来に比べて容易に用紙積載板の取り付けが可能で、且つ外力により支持部が係止ボスから外れるおそれのない用紙収納装置を簡易な構成で提供することができる。
また、用紙サイズに合わせてハウジング本体を伸縮させる引き出し部の一部を規制部材として用いたので、用紙収納装置の組立てと同時に用紙積載板の固定作業を行うことができ、組立て作業性が向上した用紙収納装置となる。また、部品点数や組立て工数も増加しないため、用紙収納装置の低コスト化にも寄与する。
また、ハウジングの左右における幅狭部間の間隔を支持部の間隔と異なるようにすれば、支持部を撓ませて幅狭部に装着した後、支持部に加えられた力を緩めるだけで支持部が復元力により幅狭部の位置から移動するため、用紙積載板の装着がより簡単なものとなり、規制部材を取り付ける前に振動等が加わった場合にも用紙積載板がハウジングから外れにくくなるため、用紙収納装置の組立て作業性がより一層向上する。
10 給紙カセット(用紙収納装置)
25 カセットベース(ハウジング)
28 用紙積載板
31 後端カーソル
32 カセットカバー(ハウジング)
33a、33b 幅合わせカーソル
35a、35b 係止ボス
36 幅狭部
40 引き出し部
43a、43b アーム部(規制部材)
44a、44b 支持部
45 係止孔
46 開口
50 小径部
51 大径部
100 画像形成装置
25 カセットベース(ハウジング)
28 用紙積載板
31 後端カーソル
32 カセットカバー(ハウジング)
33a、33b 幅合わせカーソル
35a、35b 係止ボス
36 幅狭部
40 引き出し部
43a、43b アーム部(規制部材)
44a、44b 支持部
45 係止孔
46 開口
50 小径部
51 大径部
100 画像形成装置
Claims (3)
- 用紙を収納するハウジング本体と、該ハウジングに対し上下方向に一定の範囲で回動する用紙積載板と、を備え、
前記用紙積載板の左右両端から突出する一対の支持部を前記ハウジング本体の左右内側面に設けられた一対の係止ボスに係止することにより前記用紙積載板を回動可能に支持する用紙収納装置において、
前記支持部には一部に開口を有するフック状の係止孔が設けられ、前記係止ボスの外周面の一部には前記係止孔の開口幅よりも狭い幅狭部が設けられており、前記係止孔を垂直方向より前記幅狭部に係合させた後、前記幅狭部と異なる位置に摺動させて前記支持部を前記係止ボスに係止するとともに、前記支持部の軸方向の移動を規制する規制部材を設けたことを特徴とする用紙収納装置。 - 前記規制部材は、前記ハウジング本体に対し給紙方向に伸縮可能に連結される引き出し部の一部で構成されることを特徴とする請求項1に記載の用紙収納装置。
- 前記ハウジングの左右における前記幅狭部の間隔は、前記支持部の間隔と異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の用紙収納装置。
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