JP6036590B2 - ベルト片寄抑制構造、転写装置、及び画像形成装置 - Google Patents

ベルト片寄抑制構造、転写装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ベルト片寄抑制構造、転写装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1のベルト駆動装置は、テンションローラの両端に、直径が外側に向かうにつれて小さくなるテーパを有する補正ローラと、補正ローラを回転自在に支持する補正ローラ支持軸とを備えている。また、特許文献1のベルト駆動装置は、補正ローラ支持軸の軸心とテンションローラの軸心とが、互いに交わるように構成されている。これにより、特許文献1のベルト駆動装置では、無端ベルトが片方に偏り始めると、補正ローラの軸方向の周速差により、無端ベルトが偏る方向とは逆方向にスラスト力を発生させている。
特開平11−79457号公報
本発明は、ベルトの片寄を抑制して周回移動させることができるベルト片寄抑制構造、転写装置、及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係るベルト片寄抑制構造は、周回移動可能に設けられたベルトの移動方向と交差する交差方向を長手方向として前記ベルトに接触する接触部材と、前記接触部材における前記交差方向の両側に設けられ、前記ベルトが前記交差方向へ移動するのに伴って、該ベルトから押付力を受ける受部と、一端部が基台に前記移動方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、他端部が前記接触部材に前記移動方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、前記交差方向で並んで配置された複数のリンク部材と、前記接触部材の少なくとも一方の端部に設けられ、前記接触部材及び前記リンク部材に接触し、前記接触部材と前記リンク部材又は前記基台との接触に抵抗する抵抗力を付与する付与手段と、を有する。
本発明の請求項2に係るベルト片寄抑制構造は、前記接触部材は、前記ベルトの内面に接触している。
本発明の請求項3に係るベルト片寄抑制構造は、前記ベルトは、該ベルトの駆動を行う駆動ロールと、該ベルトに従動する従動ロールとに巻き掛けられ、前記接触部材は、前記移動方向で前記駆動ロールよりも上流側で且つ前記従動ロールよりも下流側に配置されている。
本発明の請求項に係る転写装置は、周回移動可能に設けられたベルトと、前記ベルト上の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、前記ベルトの前記交差方向への片寄を抑制する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のベルト片寄抑制構造と、を有する。
本発明の請求項に係る画像形成装置は、前記ベルトと対向配置され現像剤像を保持する像保持部材と、請求項に記載の転写装置と、前記ベルト上に前記像保持部材の現像剤像を転写させる補助転写手段と、を有する。
請求項1の発明は、ベルトの端部のみで片寄を抑制する構成に比べて、ベルトの片寄を抑制して周回移動させることができる。
請求項2の発明は、ベルト片寄抑制構造がベルトの表側に設けられる構成に比べて、さらに小型化することができる。
請求項3の発明は、接触部材を駆動ロールよりも下流側に設けた構成に比べて、高い感度でベルトの片寄を抑制することができる。
請求項の発明は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のベルト片寄抑制構造を有していない構成に比べて、記録媒体への転写ずれを抑制することができる。
請求項の発明は、請求項の転写装置を有していない構成に比べて、現像剤像の転写ずれに起因する画像不良を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 本実施形態に係るベルト片寄抑制構造を中間転写ベルトの移動方向に見た正面図である。 本実施形態に係るベルト片寄抑制構造の端部の拡大図である。 本実施形態に係るベルト片寄抑制構造の端部の拡大斜視図である。 本実施形態に係るベルト片寄抑制構造の端部の縦断面図である。 (A)本実施形態に係るベルト片寄抑制構造の回転部材と中間転写ベルトとの接触状態を模式的に示す断面図である。(B)本実施形態に係るベルト片寄抑制構造における中間転写ベルトが移動した側の一端部を示す模式図である。(C)本実施形態に係るベルト片寄抑制構造における他端部を示す模式図である。 (A)本実施形態に係る回転部材が初期位置にあるときのベルト片寄抑制構造の模式図である。(B)本実施形態に係る中間転写ベルトが回転部材の一端側に移動した状態を示す模式図である。(C)本実施形態に係る中間転写ベルトが回転部材の他端側に移動した状態を示す模式図である。 (A)、(B)第1変形例に係るベルト片寄抑制構造の端部の模式図である。 (A)第2変形例に係るベルト片寄抑制構造を定着装置に用いた状態を示す模式図である。(B)第3変形例に係るベルト片寄抑制構造を用紙搬送装置に用いた状態を示す模式図である。
以下、本実施形態のベルト片寄抑制構造、転写装置、及び画像形成装置の一例を図面に基づき説明する。先ず、画像形成装置及び転写装置の構成及び動作を説明し、次いで、本実施形態の要部であるベルト片寄抑制構造の構成及び動作について説明する。
なお、以下の説明では、図1に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Zで示す方向を装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(Xで示す)を装置奥行き方向とする。そして、画像形成装置10をユーザ(図示省略)が立つ側から見て(正面視して)、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、Z方向、X方向と記載する。
さらに、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をZ側、左側を−Z側、前側をX側、奥側を−X側と記載する。
[全体構成]
図1に示すように、画像形成装置10は、カバー部材(図示省略)が外部に取り付けられるとともに内部に各構成部品が設けられる装置本体10Aを有している。また、画像形成装置10は、記録媒体の一例としての用紙Pが収容される用紙収容部22と、用紙Pに画像を形成する画像形成部24と、用紙収容部22から画像形成部24へ用紙Pを搬送する搬送部26とを有している。さらに、画像形成装置10は、画像形成部24で形成された画像を用紙Pに定着する定着装置60と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20とを有している。
〔画像形成部〕
画像形成部24は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色における現像剤像の一例としてのトナー像TAを形成する画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kを有している。また、画像形成部24は、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kで形成されたトナー像TAを用紙Pに転写する転写装置30と、補助転写手段の一例としての一次転写ロール36とを有している。
画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kは、Z方向に対して傾斜した状態で、装置本体10A内に並んで配置されている。また、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kは、トナー像TAを保持する像保持部材の一例としての感光体31を有している。
なお、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kは、同様の構成となっている。このため、図1では、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kを構成する各部材の符号について、Y、M、C、Kの記載を省略している。また、以後の説明では、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、符号のY、M、C、Kを省略して記載することがある。
(感光体)
感光体31は、導電性で接地された円筒状の支持体の外周面に感光層を設けた構成とされており、静電潜像(潜像の一例)及びトナー像TAを保持すると共に、予め設定された回転速度でR方向(図示の時計回り方向)に回転するようになっている。また、各感光体31の周囲には、感光体31の回転方向の上流側から順に、帯電ロール33、露光装置42、現像装置44、及びクリーニングユニット45が設けられている。さらに、感光体31は、後述する中間転写ベルト34の外周面と対向配置されている。
(帯電ロール)
帯電ロール33は、一例として、導電性の軸部(図示省略)の周囲に導電性の弾性体層が形成された構成となっている。そして、帯電ロール33は、電圧印加部(図示省略)から軸部に放電可能となる電圧が印加され、接地された感光体31との間の電位差により放電が行われることで、感光体31の外周面を一例として負極性(トナーと同極性)に帯電させるようになっている。
(露光装置)
露光装置42は、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kの斜め下方に設けられており、帯電ロール33によって帯電された感光体31の外周面を露光して静電潜像を形成する。詳細には、露光装置42には、4つの画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kに対応する4つの半導体レーザ(図示省略)が設けられている。そして、露光装置42では、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kが、階調データに応じて出射されるようになっている。
半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、シリンドリカルレンズ(図示省略)を介して回転多面鏡であるポリゴンミラー42Aに照射され、ポリゴンミラー42Aによって偏向走査される。そして、ポリゴンミラー42Aによって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、ガラス製のウインドウ43Y、43M、43C、43Kを通って、感光体31上の露光ポイントに走査露光されるようになっている。
なお、図1では、レーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kが透過又は反射される結像レンズ及び複数枚のミラーの図示を省略している。また、感光体31上の静電潜像は、制御部20から送られた画像信号に基づいて形成される。制御部20から送られる画像信号は、一例として、制御部20が外部装置から取得した画像信号である。
(現像装置)
現像装置44は、回転可能に設けられ感光体31へ現像剤(一例として、トナー)を供給する現像ロール44Aと、現像ロール44Aへ付与される現像剤を攪拌しながら循環搬送する複数の搬送部材44Bとを有している。そして、現像装置44は、露光装置42の露光により感光体31に形成された静電潜像を現像してトナー像TAを形成する。
(クリーニングユニット)
クリーニングユニット45は、クリーニングブレード45Aを有しており、クリーニングブレード45Aの先端が感光体31の外周面と接触している。これにより、クリーニングユニット45は、感光体31の外周面に付着している一次転写後の残留トナーや紙粉などを掻き取るようになっている。
なお、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ筐体(図示省略)内に感光体31、帯電ロール33、現像装置44、及びクリーニングユニット45が設けられている。そして、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kは、装置本体10Aに対して一体となって装着され、又は装置本体10Aから一体となって取り外し(離脱)されるようになっている。
〔転写装置〕
次に、転写装置30について説明する。
転写装置30は、ベルトの一例としての中間転写ベルト34と、中間転写ベルト34上のトナー像TAを用紙Pに転写(二次転写)する転写手段の一例としての二次転写ロール38と、後述するベルト片寄抑制構造100とを有している。
(中間転写ベルト)
中間転写ベルト34は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させた無端状(環状)ベルトで構成されている。また、中間転写ベルト34は、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32KのY側(上側)に周回移動可能に設けられている。
具体的には、中間転写ベルト34は、中間転写ベルト34の駆動を行う駆動ロール53と、従動する従動ロール52と、巻掛ロール54と、張力付与ロール55とに巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト34は、駆動ロール53が回転駆動されることにより、感光体31と接触しながら一方向(一例として、図1における反時計回りの移動方向(矢印A方向))へ周回移動するようになっている。
駆動ロール53は、装置本体10A内のZ方向中央で且つY方向上部において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、駆動ロール53は、制御部20によって動作制御されたモータ(図示省略)の駆動により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
従動ロール52は、装置本体10A内のZ方向中央よりもZ側で且つY方向中央部において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。すなわち、従動ロール52は、駆動ロール53よりもZ側で且つ−Y側の位置(斜め下方位置)に配置されている。また、従動ロール52は、中間転写ベルト34の周回移動により、図示の反時計回り方向に回転(従動)するようになっている。なお、従動ロール52は、中間転写ベルト34を挟んで二次転写ロール38と対向する対向ロールとされている。
巻掛ロール54は、装置本体10A内で、駆動ロール53よりもZ側(従動ロール52よりも−Z側)で且つ−Y側の位置(斜め下方位置)において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、巻掛ロール54は、中間転写ベルト34の周回移動により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
張力付与ロール55は、装置本体10A内で、従動ロール52よりも僅かに−Z側で且つ−Y側の位置(斜め下方位置)において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、張力付与ロール55は、軸部が中間転写ベルト34の外側へ向けてバネ(図示省略)で付勢されており、中間転写ベルト34に張力を付与している。さらに、張力付与ロール55は、中間転写ベルト34の周回移動により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
(一次転写ロール)
一次転写ロール36は、中間転写ベルト34を挟んで感光体31に対向している。そして、一次転写ロール36と感光体31との間が、感光体31に形成されたトナー像TAが中間転写ベルト34に転写される一次転写位置とされている。また、一次転写ロール36には、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されるようになっている。そして、一次転写ロール36は、接地された感光体31との電位差により、感光体31上のトナー像TAを中間転写ベルト34上に転写(一次転写)させるようになっている。
なお、駆動ロール53、従動ロール52、巻掛ロール54、張力付与ロール55、及び4本の一次転写ロール36は、転写装置30の本体の一部を構成する側壁41A、41B(図2参照)に軸受部材(図示省略)を介して回転可能に支持されている。側壁41A、41Bは、X方向で対向配置された板状の部材である。
(二次転写ロール)
二次転写ロール38は、中間転写ベルト34を挟んで従動ロール52に対向している。そして、二次転写ロール38と従動ロール52との間が、トナー像TAが用紙Pに転写される二次転写位置とされている。また、二次転写ロール38には、電圧印加部(図示省略)から電圧が印加されるようになっている。そして、二次転写ロール38は、接地された従動ロール52との電位差により、中間転写ベルト34上のトナー像TAを用紙P上に転写(二次転写)させるようになっている。
中間転写ベルト34を間にして駆動ロール53と対向する位置には、二次転写後の中間転写ベルト34の外周面に付着した残留トナーや紙粉などを清掃するクリーニングユニット57が設けられている。クリーニングユニット57は、クリーニングブレード57Aを有しており、クリーニングブレード57Aの先端が中間転写ベルト34の外周面と接触している。これにより、クリーニングユニット57では、中間転写ベルト34の外周面に付着している残留トナーや紙粉などを掻き取るようになっている。
〔搬送部〕
搬送部26は、用紙収容部22に収容された用紙Pを送り出す送出ロール56と、送出ロール56により送り出された用紙Pが搬送される搬送経路58と、搬送経路58に沿って配置された搬送ロール59と、位置合せロール63とを有している。
搬送経路58は、用紙収容部22から二次転写位置を経て、装置本体10Aの上部に設けられた排出部17まで延びている。そして、位置合せロール63は、中間転写ベルト34上に形成されたトナー画像が二次転写位置へ到達するタイミングに合わせて、用紙Pを二次転写位置へ搬送するようになっている。また、搬送経路58における二次転写位置よりも下流側の位置には、画像形成部24によって用紙Pに形成されたトナー像TAを用紙Pに定着させる定着装置60が設けられている。
(定着装置)
定着装置60は、内部に熱源(一例としてハロゲンランプ)を有する加熱ロール60Aと、加熱ロール60Aと共に用紙Pを挟んで加圧する加圧ロール60Bとを有している。加熱ロール60Aは、搬送経路58に対して中間転写ベルト34側に設けられている。そして、搬送経路58における定着装置60よりも下流側の位置には、トナー像TAが定着された用紙Pを排出部17へ排出する排出ロール62が設けられている。
一方、装置本体10A内には、表面にトナー像TAが定着された用紙Pを反転させて、再び二次転写位置へ搬送するための反転搬送路64が、搬送経路58に対する中間転写ベルト34側とは反対側に設けられている。反転搬送路64には、搬送ロール65が設けられている。そして、用紙Pの両面に画像を形成する場合には、表面にトナー像TAが定着された用紙Pが、排出ロール62の逆回転によりスイッチバックされて反転搬送路64内に導かれ、位置合せロール63を経由して二次転写位置へ搬送されるようになっている。これにより、用紙Pには、裏面(両面)の画像形成が行われる。
また、装置本体10A内の−Z方向側には、各現像装置44へトナーを補給するためのトナーカートリッジ装着部70が設けられている。トナーカートリッジ装着部70は、内部がY方向に沿って4段に区切られており、各色のトナーカートリッジ(図示省略)が、−X方向に装着され又はX方向に離脱されるようになっている。
(画像形成動作)
次に、画像形成装置10の画像形成動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10では、用紙収容部22から送出ロール56によって送り出された用紙Pが、搬送ロール59で搬送され、位置合せロール63によって二次転写位置へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kでは、帯電ロール33によって帯電された感光体31が、露光装置42によって露光され、感光体31に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置44によって現像され、感光体31にトナー像TAが形成される。そして、画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Kで形成された各色のトナー像TAは、一次転写位置で中間転写ベルト34上に重ねられる(カラー画像となる)。重ねられたトナー像TAは、二次転写位置にて用紙Pへ転写される。
続いて、トナー像TAが転写された用紙Pは、定着装置60へ搬送され、トナー像TAが定着装置60により定着される。なお、用紙Pの表面(片面)のみにトナー像TAを形成する場合は、トナー像TAが定着された後、用紙Pが排出ロール62により排出部17へ排出される。一方、用紙Pの両面へ画像を形成する場合は、片面にトナー像TAが形成された後、用紙Pが反転搬送路64へ送り込まれる。さらに、用紙Pは、反転搬送路64から再び二次転写位置へ送り込まれ、画像が記録されていない反対面(裏面)に上記と同様の工程でトナー像TAが形成され、排出ロール62により排出部17へ排出される。このようにして、一連の画像形成動作が行われる。
[要部構成]
次に、ベルト片寄抑制構造100について説明する。
図1に示すように、ベルト片寄抑制構造100は、一例として、中間転写ベルト34の移動方向(矢印A方向)における駆動ロール53よりも上流側で且つ従動ロール52よりも下流側の領域の中で、駆動ロール53に近い位置に設けられている。
図2に示すように、ベルト片寄抑制構造100は、中間転写ベルト34の内面に接触する接触部材102と、中間転写ベルト34からの押付力を受ける受部112、114と、接触部材102に連結されたリンク部材122、124とを有している。さらに、ベルト片寄抑制構造100は、接触部材102とリンク部材122、124との接触に抵抗する抵抗力を付与する付与手段の一例としての圧縮コイルバネ132を有している。
受部112及びリンク部材122は、接触部材102の−X側に設けられており、受部114及びリンク部材124は、接触部材102のX側に設けられている。ここで、受部114は、受部112と同様の構成となっており、リンク部材124は、リンク部材122と同様の構成となっている。そして、受部112と受部114、リンク部材122とリンク部材124は、接触部材102のX方向中央位置を中心として対称配置されている。このため、以後の説明では、受部112及びリンク部材122について説明し、受部114及びリンク部材124の説明を省略する場合がある。
<接触部材>
接触部材102は、中間転写ベルト34の移動方向(A方向)と交差する(一例として、直交する)交差方向であるX方向を長手方向として、中間転写ベルト34の内面に接触している。具体的には、接触部材102は、中間転写ベルト34の内面に接触する回転部材103と、回転部材103を回転可能に支持する支持部材104とを含んで構成されている。そして、接触部材102は、既述のように、中間転写ベルト34の移動方向で駆動ロール53よりも上流側で且つ従動ロール52よりも下流側に配置されている。
(回転部材)
回転部材103は、一例として、SUS(ステンレス鋼)製で円柱状の部材であり、X方向を軸方向として、外周面の一部が中間転写ベルト34の内面と接触するように配置されている。また、回転部材103のX方向の長さは、中間転写ベルト34のX方向の幅よりも長くなっており、回転部材103のX方向両端が、中間転写ベルト34の両端から突出している。さらに、回転部材103のX方向両端部には、周方向に連続すると共に径方向内側に窪んだ凹部103A(図5参照)が形成されている。凹部103Aには、後述する受部112、114が嵌め込まれる。
(支持部材)
支持部材104は、X方向を長手方向としA方向を短手方向とする板部104Aと、板部104Aの−X側でY側に直立する規制部104Bと、板部104AのX側でY側に直立する規制部104Cとを有している。規制部104B、104Cには、回転部材103を回転可能に支持する軸受部材111、113が取り付けられている。軸受部材111と軸受部材113は、同様の構成であるため、軸受部材111について説明し、軸受部材113の説明は省略する。
板部104Aは、中間転写ベルト34と対向配置されている。また、板部104Aには、X方向両端部で且つY方向における底面から−Y側にそれぞれ突出した円柱状のボス105(図5参照)が形成されている。さらに、板部104Aには、X方向でボス105よりも中央側であり、X方向に間隔をあけると共にY方向における底面から−Y側に突出した、2つの連結部106が形成されている。
連結部106は、板部104AのX方向中央に対して、−X側とX側に対称に1箇所ずつ配置されている。また、連結部106には、リンク部材122、124の一端部が連結されている。
図4に示すように、連結部106は、リンク部材122のA方向の厚みよりも僅かに大きい間隔をあけてA方向で対向する2つの板状部106A、106Bを有している。板状部106A、106Bには、それぞれ、後述する連結ピン135(図5参照)を挿入可能な大きさの貫通孔(図示省略)が、A方向に貫通形成されている。
図5に示すように、軸受部材111には、穴部111Aが形成されており、穴部111A内には、回転部材103の−X側が挿入されている。なお、穴部111Aの直径は、回転部材103の外径よりも僅かに大きくなっており、回転部材103が回転可能となっている。また、軸受部材111は、一例として、規制部104B及び規制部104C(図2参照)に形成された凹部(図示省略)に嵌め込まれて固定されており、回転部材103がX方向にずれないようになっている。
<受部>
図4に示すように、受部112は、一例として、円板の中央部に回転部材103の外径よりも僅かに大きい内径の貫通孔112Aが形成された、円環状(ワッシャ状)の部材で構成されている。また、図5に示すように、受部112には、貫通孔112Aの孔壁から径方向内側に向けて突出した突出部112Bが形成されている。突出部112Bは、回転部材103の凹部103A内に収容可能な大きさとなっている。
ここで、受部112は、貫通孔112Aに回転部材103が挿入され、凹部103A内に突出部112Bが収容されることで、X方向の移動が規制されると共に、回転部材103と一体で回転可能となっている。また、受部112の回転部材103に対する高さ(回転部材103の外周面からの径方向の高さ)hは、中間転写ベルト34の厚みdよりも大きくなっている。
<リンク部材>
図5に示すように、リンク部材122は、一例として、一方向に延びる腕部122Aと、腕部122Aの一端部にある第1連結部122Bと、腕部122Aの他端部にある第2連結部122Cとが、一体成型されている。
(腕部)
腕部122Aは、板状部であり、腕部122AのA方向の両面には、外側へ向けて突出した突出部122D(図4参照)が形成されている。
(第1連結部)
第1連結部122Bは、外径が腕部122Aの短手方向の幅よりも大きい円環状に形成されている。すなわち、第1連結部122Bの中央には、A方向に貫通した貫通孔122Eが形成されている。そして、貫通孔122Eには、A方向を軸方向とする円柱状の連結ピン134が挿入されている。
連結ピン134は、後述する基台の一例としての取付部材136の板状部136A、136B(図4参照)に形成された貫通孔(図示省略)と、第1連結部122Bの貫通孔122Eとに挿入されている。そして、連結ピン134の軸方向(A方向)両端部は、拡径されて抜け止めされている。このようにして、リンク部材122の第1連結部122Bが、取付部材136に対して、A方向に沿った軸周りに回転可能に連結されている。
(取付部材)
図4に示すように、取付部材136は、既述の側壁41Aに−X側が固定された円柱状の固定部136Cと、固定部136CのX側の側面からX側に突出した既述の板状部136A、136Bとが一体成形されている。板状部136A、136Bは、A方向に間隔をあけて対向配置されており、板状部136Aと板状部136Bとの間隔は、リンク部材122の第1連結部122BのA方向の厚みよりも少し大きくなっている。
固定部136Cの側壁41Aへの固定方法は、例えば、側壁41Aの穴部への固定部136Cのボスの圧入や、接着剤による接着、ネジによる締結などが挙げられる。なお、側壁41B(図2参照)側の取付部材136については、同様の構成のため、説明を省略する。
(第2連結部)
図5に示すように、第2連結部122Cは、外径が腕部122Aの短手方向の幅よりも大きい円環状に形成されている。すなわち、第2連結部122Cの中央には、A方向に貫通した貫通孔122Fが形成されている。そして、貫通孔122Fには、A方向を軸方向とする円柱状の連結ピン135が挿入されている。
連結ピン135は、連結部106の板状部106A、106B(図4参照)に形成された貫通孔(図示省略)と、第2連結部122Cの貫通孔122Fとに挿入されている。そして、連結ピン135の軸方向(A方向)両端部は、拡径されて抜け止めされている。このようにして、リンク部材122の第2連結部122Cが、接触部材102に対して、A方向に沿った軸周りに回転可能に連結されている。
ここで、X−Y面において、第1連結部122Bの回転中心を点OA、第2連結部122Cの回転中心を点OBとし、点OAと点OBを結ぶ線分をLとする。また、点OAを通りX方向と平行な線分をBとする。このとき、線分Lは、線分Bに対して角度θで傾斜している。すなわち、第2連結部122Cは、X方向で第1連結部122Bよりも接触部材102の中央側に配置されている。なお、本実施形態では、一例として、角度θが、10[°]以上40[°]以下となるように各部材が配置されている。
図2に示すように、ベルト片寄抑制構造100では、接触部材102に対してX方向に並んで配置された2つのリンク部材122、124が、Y側の上底よりも−Y側の下底の方が長い等脚台形の斜辺として配置されている。
<圧縮コイルバネ>
図3及び図5に示すように、ベルト片寄抑制構造100では、支持部材104に形成されたボス105が圧縮コイルバネ132に挿入されている。すなわち、圧縮コイルバネ132は、Y側の端部がボス105に取り付けられ、−Y側の端部が自由端として、Y方向に伸縮可能となっている。
また、一例として、圧縮コイルバネ132の−Y側の端部は、リンク部材122のY側(上方)に配置されており、接触部材102及びリンク部材122が移動したとき、リンク部材122のY側の面(上面)に接触するようになっている。そして、圧縮コイルバネ132は、接触部材102とリンク部材122とを接触させる方向に作用する力に対して抵抗力を付与するようになっている。さらに、圧縮コイルバネ132は、リンク部材122がY側に立ち上がるときに接触部材102をY側に移動させる付勢力を付与するようになっている。なお、側壁41B側(図2参照)の圧縮コイルバネ132も同様の構成である。
[作用]
次に、本実施形態の作用について説明する。
図6(A)に示すように、ベルト片寄抑制構造100において、中間転写ベルト34がA方向に周回移動すると、中間転写ベルト34の内面に接触している回転部材103は従動回転する。このため、ベルト片寄抑制構造100では、回転部材103が固定されている場合に比べて、中間転写ベルト34に作用する摩擦力(負荷)は低減される。
続いて、図7(A)に示すように、中間転写ベルト34のX方向の移動が生じていない状態では、接触部材102及びリンク部材122、124のX方向の移動は無い。そして、中間転写ベルト34は、受部112及び受部114には接触せずにA方向に周回移動する。
続いて、例えば、転写装置30(図1参照)のメンテナンス後など、何らかの要因によって中間転写ベルト34の張架状態が変わった場合、中間転写ベルト34がX方向(+X側又は−X側)に移動することがある。なお、ここでは一例として、中間転写ベルト34がX側に移動したものとする。
続いて、図6(B)に示すように、中間転写ベルト34がX側への移動を続ける(位置ずれする)と、中間転写ベルト34のX側の端部が受部114の−X側の面と接触する。これに伴って、受部114が、中間転写ベルト32から、X側に向かう押付力Fを受ける。この押付力Fにより、接触部材102がX側へ移動すると共に、接触部材102に連結されたリンク部材124がY側へ立ち上がる(角度θ(図5参照)が大きくなる)。
一方、リンク部材124がY側へ立ち上がるのに伴って、図6(C)に示すように、接触部材102の−X側では、接触部材102に連結されたリンク部材122が−Y側へ倒れる(角度θ(図5参照)が小さくなる)。このとき、接触部材102とリンク部材122が接近するが、圧縮コイルバネ132がリンク部材122のY側の面と接触することで、接触部材102とリンク部材122との接触に抵抗する抵抗力が付与される。すなわち、接触部材102の移動量が大きい場合でも、接触部材102の急激な変位が圧縮コイルバネ132により抑制(減速)される。
なお、圧縮コイルバネ132が自然長よりも縮んだ場合、圧縮コイルバネ132の復元力は、接触部材102をY側へ押し上げる押上力として作用する。このため、リンク部材122が倒れた状態から初期位置(既述の等脚台形を形成する位置)に向けて立ち上がる場合、圧縮コイルバネ132が無い構成に比べて、立ち上がりのための動作負荷が小さくて済む。
続いて、図7(B)に示すように、接触部材102のX側の端部がY側へ立ち上がると、中間転写ベルト34は、X側の端部の張力が−X側の端部の張力よりも大きくなり、張力の小さい−X側へ移動しようとする。言い換えると、中間転写ベルト34は、傾斜した回転部材103の軸方向と直交する方向に移動しようとする。
つまり、中間転写ベルト34に対して、X方向中央に向けて戻そうとする反力が作用する。そして、この反力と、中間転写ベルト34をX側に向けて移動させようとする力とが釣り合うことにより、中間転写ベルト34のX方向の移動が抑制される(片寄が抑制される)。また、このとき、接触部材102のX方向における移動も止まる。このため、接触部材102は、X側の端部が−X側の端部よりも高い位置にある傾斜状態で保持される。
さらに、図2に示すように、ベルト片寄抑制構造100では、回転部材103が、X方向における中間転写ベルト34の内面全体に接触して、中間転写ベルト34を支持している。このため、ベルト片寄抑制構造100では、中間転写ベルト34の端部のみに部材を接触させて片寄を抑制する構成に比べて、中間転写ベルト34の姿勢が安定するので、中間転写ベルト34が安定して周回移動する。また、ベルト片寄抑制構造100は、転写装置30の内部に実装できるため、中間転写ベルト34の端部に部材を接触させる構成にくらべて、軸方向の大きさを犠牲にすることが無いため、装置の小型化が可能である。
なお、図7(C)に示すように、中間転写ベルト34が−X側に移動した場合は、リンク部材122が立ち上がり、リンク部材124が倒れる。そして、中間転写ベルト34を−X側に移動させようとする力と、X側に移動させようとする力とが釣り合う傾斜状態で接触部材102が保持され、中間転写ベルト34の移動(片寄)が抑制される。
また、図1に示すように、ベルト片寄抑制構造100では、接触部材102がA方向(移動方向)で、駆動ロール53よりも上流側で且つ従動ロール52よりも下流側に配置されている。このため、接触部材102は、駆動ロール53により引っ張られている状態の中間転写ベルト34に接触することになり、中間転写ベルト34のX方向の移動に対して、高い感度で接触部材102が移動し、片寄が抑制される。一方、接触部材102が駆動ロール53よりも下流側で且つ従動ロール52よりも上流側に配置された場合は、駆動ロール53を通過した中間転写ベルト34が撓む場合があり、中間転写ベルト34のX方向の移動に追従する接触部材102の移動の感度が下がる。
さらに、ベルト片寄抑制構造100では、受部112、114の接触部材102に対する高さhが、中間転写ベルト34の厚みd以上となっている。これにより、受部112、114の高さhが中間転写ベルト34の厚みdよりも低い構成に比べて、受部112、114への中間転写ベルト34の乗り上げが抑制される。なお、受部112、114が、回転部材103と一体で回転可能となっているので、中間転写ベルト34の端部が受部112、114と接触したとき、これらが連れ回りする。これにより、受部112、114が回転しない構成に比べて、中間転写ベルト34の端部に作用する負荷が抑制される。
加えて、転写装置30では、ベルト片寄抑制構造100によって中間転写ベルト34の片寄が抑制されるので、用紙Pへのトナー像TAの転写ずれが抑制される。
また、画像形成装置10では、一次転写ロール36により感光体31から中間転写ベルト34へトナー像TAの一次転写を行うときに中間転写ベルト34の片寄が抑制される。さらに、画像形成装置10では、二次転写ロール38により中間転写ベルト34から用紙Pへトナー像TAの二次転写を行うときに中間転写ベルト34の片寄が抑制される。これらの作用により、画像形成装置10では、感光体31から用紙Pへのトナー像TAの転写ずれが抑制されると共に、転写ずれに起因する画像不良が抑制される。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
<第1変形例>
図8(A)、(B)には、第1変形例として、ベルト片寄抑制構造140が示されている。ベルト片寄抑制構造140は、ベルト片寄抑制構造100(図2参照)において、接触部材102(図2参照)に換えて、接触部材142が設けられている。なお、接触部材142及び圧縮コイルバネ132の取り付け部分を除く他の構成については、ベルト片寄抑制構造100と同様のため、同一の符号を付与して説明を省略する。また、X方向両端部は対称配置となるように構成されているので、−X側のみ説明し、X側の説明を省略する。
接触部材142は、平面視で矩形状の板材(一例として、アクリル板)であり、−Y側の面(底面)には、リンク部材122の一端部が連結される連結部146が形成されている。また、接触部材142のX方向両端部には、Y側へ直立する板状の受部144が一体で形成されている。このように、ベルト片寄抑制構造は、接触部材142に回転部材103(図2参照)が含まれない構成であってもよい。
さらに、ベルト片寄抑制構造140では、接触部材142のX方向両端部の底面にボス(図示省略)が形成されており、このボスに圧縮コイルバネ132が取り付けられている。そして、このボスは、取付部材136の固定部136Cの上面と対向している。これにより、接触部材142が傾斜配置となったとき、圧縮コイルバネ132は、固定部136Cと接触する。このように、圧縮コイルバネ132を基台の一例としての取付部材136に接触させることで抵抗力を付与してもよい。
<第2変形例>
図9(A)には、第2変形例として、定着装置150が示されている。定着装置150は、駆動ロール152、加圧パッド153、及び従動ロール154に定着ベルト151が巻き掛けられており、定着ベルト151が周回移動可能となっている。また、定着装置150は、加圧パッド153に向けて定着ベルト151を加圧する加圧ロール156と、駆動ロール152内に設けられたハロゲンヒータ157とを有している。
さらに、定着装置150には、定着ベルト151の移動方向(矢印で図示)における駆動ロール152よりも上流側で且つ従動ロール154よりも下流側に、ベルト片寄抑制構造100が設けられている。そして、回転部材103は、定着ベルト151の内面に接触している。このように、定着装置150にベルト片寄抑制構造100を用いることで、定着ベルト151の移動方向と交差する方向の片寄が抑制される。なお、定着装置150では、回転部材103を定着ベルト151の外面に接触させて片寄を抑制してもよい。
<第3変形例>
図9(B)には、第3変形例として、用紙搬送装置160が示されている。用紙搬送装置160は、駆動ロール162及び従動ロール164に搬送ベルト161が巻き掛けられており、搬送ベルト161が周回移動可能となっている。また、用紙搬送装置160には、搬送ベルト161の移動方向(矢印で図示)における駆動ロール162よりも上流側で且つ従動ロール164よりも下流側に、ベルト片寄抑制構造100が設けられている。そして、回転部材103は、搬送ベルト161の内面に接触している。
第3変形例のように、用紙搬送装置160にベルト片寄抑制構造100を用いることで、用紙Pを搬送する搬送ベルト161の移動方向と交差する交差方向の片寄が抑制される。特に、用紙搬送装置160の搬送ベルト101上に感光体(図示省略)を配置して、トナー像を感光体から用紙Pに直接転写する画像形成装置を構成すれば、トナー像の転写ずれに起因する画像不良が抑制される。
一方、ベルト片寄抑制構造100は、トナー像TAと接触しないように中間転写ベルト34の外側に接触部材102を設けてもよい。この構成の場合、Y方向では、ベルト片寄抑制構造100の配置場所を確保する必要があるが、X方向では、中間転写ベルト34の幅の大きさに近い範囲内での配置となるので、省スペース化は可能である。
ベルトは、中間転写ベルト34、定着ベルト151、搬送ベルト161に限らず、例えば、感光体ベルトであってもよい。また、ベルトは、貫通孔や凹凸が形成されているものであってもよい。
受部112、114は、中間転写ベルト34がX方向外側へ外れなければ、高さhが中間転写ベルト34の厚みdよりも低いものであってもよい。また、受部112、114の高さhは、中間転写ベルト34の厚みdと等しくなっていてもよい。さらに、受部112、114は、回転部材103と一体で回転するだけでなく、回転部材103に対して相対的に回転可能となっていてもよい。
リンク部材122、124は、中間転写ベルト34の移動方向(A方向)で複数設けられていてもよい。
付与手段は、圧縮コイルバネ132に限らず、板バネなど、他の弾性部材を用いてもよい。また、付与手段は、接触部材102の急激な移動速度を減速(減衰)させるダンパーを含んでいてもよい。
基台は、取付部材136のようにX方向で間隔をあけて複数設けられるものに限らず、−X側からX側まで延びる1つの部材で構成されていてもよい。
10 画像形成装置
30 転写装置
31 感光体(像保持部材の一例)
34 中間転写ベルト(ベルトの一例)
36 一次転写ロール(補助転写手段の一例)
38 二次転写ロール(転写手段の一例)
52 従動ロール
53 駆動ロール
100 ベルト片寄抑制構造
102 接触部材
112 受部
114 受部
122 リンク部材
124 リンク部材
132 圧縮コイルバネ(付与手段の一例)
136 取付部材(基台の一例)
A 移動方向
TA トナー像(現像剤像の一例)
X 交差方向

Claims (5)

  1. 周回移動可能に設けられたベルトの移動方向と交差する交差方向を長手方向として前記ベルトに接触する接触部材と、
    前記接触部材における前記交差方向の両側に設けられ、前記ベルトが前記交差方向へ移動するのに伴って、該ベルトから押付力を受ける受部と、
    一端部が基台に前記移動方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、他端部が前記接触部材に前記移動方向に沿った軸回りに回転可能に連結され、前記交差方向で並んで配置された複数のリンク部材と、
    前記接触部材の少なくとも一方の端部に設けられ、前記接触部材及び前記リンク部材に接触し、前記接触部材と前記リンク部材又は前記基台との接触に抵抗する抵抗力を付与する付与手段と、
    を有するベルト片寄抑制構造。
  2. 前記接触部材は、前記ベルトの内面に接触している請求項1に記載のベルト片寄抑制構造。
  3. 前記ベルトは、該ベルトの駆動を行う駆動ロールと、該ベルトに従動する従動ロールとに巻き掛けられ、
    前記接触部材は、前記移動方向で前記駆動ロールよりも上流側で且つ前記従動ロールよりも下流側に配置されている請求項1又は請求項2に記載のベルト片寄抑制構造。
  4. 周回移動可能に設けられたベルトと、
    前記ベルト上の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記ベルトの前記交差方向への片寄を抑制する請求項1から請求項のいずれか1項に記載のベルト片寄抑制構造と、
    を有する転写装置。
  5. 前記ベルトと対向配置され現像剤像を保持する像保持部材と、
    請求項に記載の転写装置と、
    前記ベルト上に前記像保持部材の現像剤像を転写させる補助転写手段と、
    を有する画像形成装置。
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