JP2007230139A - 高通気性耐水性シート及びこれを有する吸収体物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による高通気性耐水性シートは、不織布からなり100mmH2O以上の耐水圧を有する疎水性不織布層と、該疎水性不織布層上に積層されたセルロース繊維からなるセルロース繊維層とを有する高通気性耐水性シートであって、当該高通気性耐水性シートの主面が、撥水処理されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
不織布からなり100mmH2O以上の耐水圧を有する疎水性不織布層と、該疎水性不織布層上に積層されたセルロース繊維からなるセルロース繊維層とを有する高通気性耐水性シートであって、当該高通気性耐水性シートの主面が、撥水処理されていることを特徴とする。これにより、通気性と耐水性とを両立され、実用的に有用な高通気性耐水性シートが得られる。
本発明による高通気性耐水性シートにおいて、疎水性不織布層は、不織布からなり、100mmH2O以上の耐水圧を有すれば、その材料等に特に制約はない。特に、多孔性を有するとともに、水に対して濡れ性が少なく、ある程度の浸透抵抗を持つ、できるだけ薄くて均一な不織布が望ましい。例えば、疎水性不織布層は、PE、PP、PET、ナイロン、PVA、アセテート、ポリウレタン等の合成樹脂からなるいわゆる化合繊繊維から構成される不織布が挙げられる。この例として、例えば、PE繊維、PP繊維、PET繊維、ナイロン繊維、PVA繊維、アセテート繊維、PE/PP複合繊維、PE/PET複合繊維、PET誘導体/PET複合繊維などがある。また、これらの繊維形成能のある化合繊樹脂を、スパンメルト法により直接不織布化したスパンボンド不織布、メルトブローン法で不織布化したメルトブローン不織布なども含まれる。また、スプレイ紡糸によるフィブリル状繊維を成形した不織布、連続高発泡体を圧縮した不織布状シートなどであってもよい。なかでも、ポリオレフィン系列のスパンメルト不織布であることが好ましい。
本発明において、セルロース繊維層は、セルロース又はセルロース誘導体からなるセルロース繊維を、機械的及び/又は化学的に適切に処理した微細なセルロース繊維(以下、微細セルロース繊維とも称する。)を有する層である。セルロース繊維層の目付は、10g/m2以下であることが好ましい。10g/m2よりも大きい場合、セルロース繊維層と疎水性不織布層とが一体化せず相分離しやすくなり不都合である。また、この微細セルロース繊維の平均径は、特に制限はないが、繊維状を保つためL(長さ)/D(径)=5以上になることが望ましい。5未満となると、紛状となり、不織布へのからみつきが悪くなって不都合である。また、微細セルロース繊維の平均長は、0.3mm以下であることが好ましい。0.3mmよりも大きい場合、繊維同士が絡まりやすくシート成形性が劣ると同時に、不織布層への浸透が難しくなる。さらに、セルロース繊維の抱水度は、15mL/g以上であることが好ましい。15mL/g未満であると、安定な分散状態を有するスラリーが得られにくくなってしまう。
次に、本発明による高通気性耐水性シートの製造法について説明する。
(1)基材を界面活性剤により親水化した後、その基材にMFC水分散スラリーを直接コーティングする手段;
(2)MFCの水分散スラリー中に界面活性剤を添加しておき、MFCの分散媒体に基材に対する浸透性を持たせることによってMFCの水分散スラリーを基材に直接コーティングする手段;
(3)MFCの分散媒体としてMFCの安定分散法と共に基材に浸透性を有する有機溶媒と水との混合溶媒を用いることによって、MFCの分散スラリーを基材に直接コーティングする手段;
などである。
本発明による高通気性耐水性シートは、上述の成分の他、所望する特性を付与し得る種々の添加物を適宜添加してもよい。
本発明による高通気性耐水性シートは、上述の通り製造した後、さらに、撥水処理を施して、得られる。撥水処理は、シリコーン系、テフロン(登録商標)系、パラフィンワックス系などの種々の防水・撥水剤を用いて、疎水性不織布層/セルロース繊維層積層体の主面及び/又は裏面に適用することで行う。撥水処理としては、撥水剤を噴霧して行うスプレーコーティングや、ロールコーター、ブラシコーターなど、本技術分野公知の方法を用いればよい。
次に、このようにして得た本発明による高通気性耐水性シートの構成を、図を参照して説明する。
図3は、本発明の一態様による吸収体物品の概略断面図であり、図4は、本発明の他の態様による吸収体物品の概略断面図である。いずれの吸収体物品300、400も、上述の高通気性耐水性シートのA面又はB面のいずれかに吸収体305又は吸収体405を有する。
本発明による吸収体物品に用いられる吸収体305、405は、体液などの流動物を吸収し得るものであれば特に限定されない。例えば、吸収体として、粉体状のSAP(高吸水性樹脂)と木材パルプとの混合体を用いてもよい。形態安定性、脱落の可能性等を考慮すると、SAPをシート状に成形したシート状吸収体が好ましい。以下、SAPを主成分として有するシート状の吸収体について説明する。
この態様では、大量の体液が吸収体物品に荷重下で負荷された場合にも、効率よく体液を処理し得る態様を示す。このような場合として、例えば、乳児が一晩中寝た状態で使用する場合や、寝たきり状態や車いすに座ったままの状態で大人用オムツを使用する場合、状況によっては体液を十分に吸収し、飽和状態の吸収体に局部的にしかも長時間に渡って荷重が加わる場合に、上述の本発明による高通気性耐水性シートを使用すると、この高通気性耐水性シートに徐々に体液が浸透し体液が表面に侵出して漏れるケースが発生する。このような状況に対処するには、荷重のかかる場所に無通気のPEフィルムや通気性のフィルムを部分的に配して、荷重の影響を防止する手段が有効である。しかしそのようなフィルムを組み合わせる方法では、例えそれが通気性フィルムを組み合わせる場合であっても、吸収体物品の通気性機能を少なからず損なうことになるため、高通気性耐水性シート全体の面積の1/3以下にとどめる必要がある。通気性に殆ど影響を与えずに上述したような侵出を解決する効果的な方法としては吸収体と上述の本発明による高通気性耐水性シートとの間に、バッファー効果を有する多孔性のバッファーシートを設けるのが好ましい。これにより、上述のように荷重が負荷された場合であっても、体重負荷が分散され漏れの発生を防ぐことができる。図5は、このようなバッファーシートを設けた態様を示す一例であって、開口フィルムをさらに有する本発明による吸収体物品の概略断面図である。この図では、吸収体物品500は、上述の吸収体物品を構成する高通気性耐水性シートと吸収体との間に、開口フィルム506をさらに有する。この図では、高通気性耐水性シートの耐水性疎水性不織布層502と吸収体505との間に開口フィルム506を有するように記載されているが、微細セルロース繊維層501と耐水性疎水性不織布層502とを反転させて、微細セルロース繊維層501上に開口フィルム506を設け、さらに開口フィルム506上に吸収体505を有してもよい。
本発明による吸収体物品にバッファーシートとして用いる開口フィルムは、高通気性耐水性シートの通気性に影響を与えない程度に十分な通気性を有する多孔性部材であれば、特に制約はない。また、吸収体で吸収されずに通過する液体を一時的にトラップする機能を有するものが好ましい。さらに、このようにして吸収体で吸収されずに通過した液体の流れを分画・細分化する機能を有するものがより好ましい。このような機能を有する開口フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、合成ゴム、ウレタン、EVA等の単体重合体、これらの単体重合体からなる共重合体若しくはそれらのブレンド体、又は、疎水性を強化することを目的として、これらの材料の成形体をシリコーン、テフロン(登録商標)等の撥水剤で表面処理を施したものが挙げられる。
<供試MFCの調製>
広葉樹期限の材パルプ(St.Croix、Bonster社製)267kgと、軟水化された水5m3とを8.6トンパルパーに投入して、5%のパルプ希釈液を調製した。これを、特許文献4に示す以下のプロセスを用いて、DDR(ダブル・ディスク・リファイナー、相川鉄工株式会社製)2台を連結して1m3/分、60サイクルで循環させて、以下の特性を有する3.5%の供試MFCを調製した。
抱水度: 30mL/g
平均繊維長さ: 0.15mm
0.5%水分散液粘度: 320mPa.s
・使用ディスクプレート
歯幅:2.0mm
溝幅:3.0mm
・使用ディスク間クリアランス
0.15〜0.25mm
供試MFCに、エタノール/水=50/50(重量比)、MFC濃度0.7%となるように、90%エタノールを添加して、MFCスラリーを調製し、使用まで専用のタンク(図示せず)に、貯蔵した。
以下の特性を有するポリプロピレン製のSMS(Avgol社製)を使用した。
SMSの構成: スパンボンド(1)(6.5/m2、見かけデニール:2.2)
メルトブローン (5.0/m2、見かけデニール:0.5以下)
スパンボンド(2)(6.5/m2、見かけデニール:2.2)
耐水性: 150mmH2O
充填飽和剤として、エタノール/水の混合液(混合比(容量比50/50))を用いた。
図8Aに示す製造装置を用いて行った。まず、ネットコンベア810上で40m/分にて走行する上述の基材(シート)上に、充填飽和剤供給器814から上述の充填飽和剤を1t/時間の割合で供給して、基材の予備処理を行った。このように供給された充填飽和剤は、基材の走行に従ってコーターヘッダーの狭窄部で充填飽和剤層806を形成する。なお、コーティングローラー820とネットコンベア810との隙間(クリアランス)は、高さ調整装置(図示せず)により、750μmに設定した。
(疎水性不織布層分:18.0g/m2、MFC塗工分:8.0g/m2)
耐水圧: 400mmH2O
高通気性耐水性シートの目付(平均): 28.3g/m2
撥水剤付着量: 2.3g
耐水圧: 565mmH2O
ガーレ法通気度: 6秒
図8Aの代わりに図10に示すプリコート槽を有する装置を用い、充填飽和剤として水を用い、ヘッドボックス1012の多孔板からシート1000の疎水性不織布層上に落下させて水液がたまるような状態で基材(シート)を移動させた以外は実施例1と同様にして、基材(シート)上にセルロース繊維層(コーティング層)を形成させた。
成分: パラフィンワックス系撥水剤にメラミン樹脂を共存させたもの
外観: 淡黄色O/W系黄色エマルジョン
イオン性: アニオン
pH: 9.0
固形分濃度: 30%
MFC塗工分の目付: 8.0g/m2
PA−1付着量: 5.0g/m2
耐水圧: 488mmH2O
水液の接触角: 99°
水中吸水率: 1.4%(2時間)
(なお、水中吸水率とは、秤量した高通気性耐水性シートをステンレスネットに挟んでイオン交換水中に2時間浸漬して、浸漬前後の重量増加を百分率で示したものである。
ガーレ法通気度: 8秒
実施例2の高通気性耐水性シート2を、図13A乃至13Dに示したこども用おむつの第1防漏体1302及び第2防漏体1307に使用したものを作製した。また、本体1301において、吸収体1303には、以下の特性を有する図14A乃至図14Bに示すコーティングパターン及び構造の吸収体(上海DSGメガシン社製)(シート状吸収体)を用いた。
基材目付: 40g/m2
吸収体目付: 240g/m2
吸収体中のSAP含有量: 86%
吸収体自体の通気性: 4秒(ガーレー法)
本体1301を広げた状態でガーレー法による通気性を調べた。
着用者として、正常な排尿機構をもつ6名の乳幼児(男児3名および女児3名)に1人当たり4枚ずつ本体1301を着用させた。着用者には、使用状態を示す日記の記録を依頼すると共に、使用後のおむつは全て回収し、解析を行った。着用者の主な姿勢、平均着用時間及びムレ・かぶれ、並びに使用済の本体1301に関して、平均尿便吸収量及び漏れ枚数等の結果を、表2に示す。なお、通常のおむつの平均着用時間は3.0時間前後である。
本発明による高通気性耐水性シートとして実施例2で得た高通気性耐水性シート2を用い、市販の子ども用オムツ(商品名:「ムーニー のび〜るフィット」(ユニチャーム社製))のバックシートに、以下の要領で配置することによって、子ども用オムツへの適用効果を検討した。
上記の子ども用オムツのバックシート側から、バックシート(通気性フィルムと不織布のラミネート)を図15のように幅130mm、長さ355mmの大きさで切り取り、窓を形成した。この窓に、実施例2で得た本発明による高通気性耐水性シート2(幅170mm、長さ390mm)を、2種類の両面テープ(芯ありテープと芯なしテープ)で漏れないように接合して取り付け、検討用オムツ1を作製した。
上記検討用オムツ(1人当たり5枚ずつ使用)を正常な排尿機構をもつ8人の乳幼児(男児4名および女児4名)に装着し、上述の<着用試験の結果>に従って、製品から、及びバックシートからの漏れ安定性を調べた。なお、装着時間は、平均で3時間とした。結果を表3に示す。
実施例4で示した同じ種類のおむつと、同じ配置方法によって検討用おむつを作製した。すなわち、本発明による高通気性耐水性シートとして、実施例2で得た高通気性耐水性シート2と、この高通気性耐水性シート2の耐水性疎水性不織布層側でバッファーシートとして開口フィルムを吸収体側に配置し、検討用オムツ2を作製した。
次に耐水性の評価方法について説明する。
2)ろ紙603の中心部に、SAPコート面が上になるように、サンプル604を置く。
3)サンプル604の上にサンプル604より小さめのティッシュ605(4cm×4cm以上)を敷く。
4)次にアクリルパイプ606を以下の通り設置する。
5)アクリルパイプ606と一体化したアクリル台座607の下面の穴(φ20mm)に合わせたクッション用パッキン608を貼り付ける。
6)アクリルパイプ606をスタンド609のクランプ610で保持して、サンプル604の中心部にアクリルパイプ606の下端の穴が合うように配置する。この際、サンプル604に対して垂直になるように、アクリルパイプ606を保持する。
7)アクリルパイプ606の位置決めに続いてクランプ610を締めてアクリルパイプ606の位置を固定する。
8)ジャッキ601を上昇させて、ガラス板602と、アクリルパイプ606の下端のアクリル台座607との間にクッション用パッキン608を介して液漏れのないように締め付ける。
抱水度は、分散安定性を比較することを目的とするものであり、その測定法としては簡単で安定した方法がよい。従って、本発明において、抱水度とは、遠心処理の沈積MFCの容量を直接読み通り、これを抱水度として評価することにした。以下、その測定方法を示す。
1.ガーレー法による通気度測定
JIS−P8117の方法に基づき測定を行った。即ち、安田精機製作所製のNo.323Gurley Type Densometerを用いて、本発明による高通気性耐水性シートを645cm2の大きさに切り取り、100mLの空気を通過する時間(秒)をストップウォッチによって測定した。
JIS Z0208(ASTM E−96)に基づいて下記の通り行った。
・供試サンプル
本発明による高通気性耐水性シートを直径75mmφの円形で切り出す。
・条件
40℃、相対湿度90±2%
・供試サンプルをカップに取り付けて外周部を封蝋剤にて封止し、一定時間の高温高湿条件下で吸湿させ、重量増加量が定常化した時の平均重量増加量または時間に対してプロットした重量増加曲線の直線部分から24時間に対応する透湿重量を求めた。
・下記の式により計算する。
WVT=(G/t)/A(g/m2、24時間)
G:重量変化
t:時間(時)
A:テスト面積(カップ口の面積)(m2)
101 微細セルロース繊維層
102 耐水性疎水性不織布層
103 A面
104 B面
200 高通気性耐水性シート
201 微細セルロース繊維層
202 耐水性疎水性不織布層
203 A面
204 B面
300 吸収体物品
301 微細セルロース繊維層
302 耐水性疎水性不織布層
305 吸収体
400 吸収体物品
401 微細セルロース繊維層
402 耐水性疎水性不織布層
405 吸収体
500 吸収体物品
501 微細セルロース繊維層
502 耐水性疎水性不織布層
505 吸収体
506 開口フィルム
601 ジャッキ
602 ガラス板
603 ろ紙
604 サンプル
605 ティッシュ
606 アクリルパイプ
607 アクリル台座
608 パッキン
609 スタンド
610 クランプ
612 ロート
613 鏡
800 シート
802 コーティングスラリー
804 充填飽和剤
806 充填飽和剤層
810 ネットコンベア
812 ヘッドボックス
814 充填飽和剤供給器
820 コーティングローラー
822 ローラー
824 巻出し装置
850 脱液装置
900 シート
902 コーティングスラリー
904 充填飽和剤
905 コーティング領域
906 充填飽和剤層
908 水膜
910 ネットコンベア
912 ヘッドボックス
914 充填飽和剤供給器
920 コーティングローラー
926 支持ローラー
930 プレート
940 トレイ
1000 シート
1002 コーティングスラリー
1004 充填飽和剤
1010 ネットコンベア
1012 ヘッドボックス
1014 充填飽和剤供給器
1020 コーティングローラー
1301 本体
1302 第1防漏体
1303 吸収体
1304 トップシート
1305 架橋部材
1306 尿便ストップ部材
1307 第2防漏体
1308 レッグギャザー
1309 ウェストギャザー
1310 結合部
1311 スリット
LH レッグホール
P 尿受容部
Q 便受容部
W ウェストホール
X 方向
Y 方向
Claims (12)
- 不織布からなり100mmH2O以上の耐水圧を有する疎水性不織布層と、該疎水性不織布層上に積層されたセルロース繊維からなるセルロース繊維層とを有する高通気性耐水性シートであって、当該高通気性耐水性シートの主面が、撥水処理されていることを特徴とする高通気性耐水性シート。
- 当該高通気性耐水性シートの裏面がさらに撥水処理されていることを特徴とする請求項1に記載の高通気性耐水性シート。
- 前記セルロース繊維は、0.3mm以下の平均繊維長を有し、且つ15mL/g以上の抱水度を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の高通気性耐水性シート。
- 前記セルロース繊維層の目付は、10g/m2以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の高通気性耐水性シート。
- 前記不織布は、ポリオレフィン系のスパンメルト不織布であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の高通気性耐水性シート。
- 前記不織布は、スパンボンドとメルトブローンとの複合不織布であることを特徴とする請求項5に記載の高通気性耐水性シート。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の高通気性耐水性シートと、該高通気性耐水性シート上に積層された吸収体とを有することを特徴とする吸収体物品。
- 前記吸収体は、SAPの存在する部位と、SAPの存在しない部位とから構成されていることを特徴とする請求項7に記載の吸収体物品。
- 前記吸収体は、該吸収体の重量に対して、前記SAPを50%以上含有することを特徴とする請求項8に記載の吸収体物品。
- 前記高通気性耐水性シートと前記吸収体との間に、バッファーシートをさらに有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の吸収体物品。
- 前記バッファーシートは、開口フィルムであることを特徴とする請求項10に記載の吸収体物品。
- 前記バッファーシートの表面積をPとし、前記高通気性耐水性シートの表面積をQとしたとき、P/Q×100は、10%以上50%以下であることを特徴とする請求項10又は11に記載の吸収体物品。
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